JP6670080B2 - 洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は,被洗浄物を洗浄する洗浄装置に関し,主として機械加工部品や機械加工製品に付着した金属屑片,樹脂屑片,ガラス粉,有機性油脂分などの残留付着物を洗い流して洗浄する洗浄装置に関する。
従来,機械加工部品や機械加工製品などは,加工後に1つ1つ洗浄装置に設置して洗浄流体を噴射して残留付着物を洗い流していた。機械加工部品には,孔が回路状に形成されているような,複雑な内部構造のものがある。このような被洗浄物を洗浄する場合,内部の残留付着物を確実に除去するために,孔の入口に向けて洗浄ノズルの位置や角度を調整して洗浄を行っていた(例えば,特許文献1参照)。
また,被洗浄物を傾斜させて複数の面から洗浄する洗浄装置もある。この洗浄装置は,ワークWを支持するテ−ブル30が駆動用モータ30eを支点として水平軸を中心に垂直方向に90度傾斜し,これによりワ−クWの洗浄面を多関節形ロボットの正面に向け,多関節形ロボットに設けられた洗浄ノズルがワ−クの各面を洗浄する(例えば,特許文献2参照)。
また,被洗浄物をロボットアームがクランプして洗浄する洗浄装置もある。この洗浄装置は,ロボットアームと,洗浄液の循環清浄化機能を備えた複数の洗浄槽とを備え,ロボットアームが複数の洗浄槽に対し,選択的に被洗浄物を洗浄する洗浄装置である(例えば,特許文献3)。
特開2009−275265号公報 特開平11−104578号公報 特許第4589216号公報
上記した従来の洗浄装置や特許文献1の洗浄装置では,加工後の被洗浄物を洗浄室内の固定具にセットする必要があるため,セット作業に時間がかかると共に,セット作業が猥雑であるという問題があった。また,洗浄室内の固定具を設置するためのスペースが必須であった。また,特許文献2の洗浄装置では,洗浄室内に多関節形ロボットを収容するスペースも確保しなければならないため,洗浄装置全体が大型化するという問題もあった。
また,特許文献3の洗浄装置では,複数の洗浄層を有するなど,洗浄装置が非常に大型となるため,広大な設置スペースが必要となる。また,この洗浄装置では1つの洗浄層で洗浄するため,被洗浄物の十分な洗浄度が得られないおそれがある。また,洗浄後の被洗浄物を乾燥する装置が別途必要となる。
本発明は,上記した課題に鑑みなされたもので,被洗浄物のセット作業を不要とし,効率よく十分な洗浄が可能で,省スペース化を図る洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明に係る一の態様の洗浄装置は,被洗浄物を洗浄する洗浄装置であって,先端に被洗浄物を保持する保持ユニットを有するロボットアームと,被洗浄物を洗浄及び乾燥する洗浄部と,を備え,前記洗浄部は,被洗浄物を洗浄及び乾燥を行う洗浄機構と,前記洗浄機構を囲い,洗浄室を構成するケーシングと,を有し,前記洗浄機構は,被洗浄物を洗浄する洗浄ステージと,被洗浄物を乾燥する乾燥ステージと,を含み,前記洗浄ステージと前記乾燥ステージが隔壁によって区画されていることを特徴とする。
この構成によれば,洗浄機構が洗浄ステージと乾燥ステージを有するので,省スペース化を図ることができる。また,ロボットアームが被洗浄物を保持しながら洗浄ができるので,洗浄部に載置台や固定具を設ける必要がなく,被洗浄物のセット作業が不要となり,効率化が図れる。なお,洗浄ステージにおいては,例えば洗浄ノズルにより洗浄流体を噴射して被洗浄物を洗浄する。また,乾燥ステージにおいては,例えばエアブローにより被洗浄物を水切り乾燥する。
好ましくは,この洗浄装置は,前記洗浄機構が,複数の洗浄ステージを有し,前記複数の洗浄ステージが隔壁によって区画されている。この構成によれば,被洗浄物を複数の洗浄ステージで洗浄することができ,被洗浄物の洗浄度が向上する。
好ましくは,この洗浄装置は,洗浄部に被洗浄物を液中で洗浄する浸漬洗浄機構を更に備え,前記浸漬洗浄機構は,前記洗浄機構の下方に配されている。この構成によれば,浸漬洗浄機構による洗浄を行うことで,被洗浄物が内部管路などを有する複雑な構造の場合でも,内部管路内の残留付着物を効果的に除去でき,洗浄度が向上する。
また,この洗浄装置は,前記洗浄機構が回転軸を有し,前記隔壁が前記回転軸を中心に放射状に伸びていて,前記洗浄機構が前記回転軸を中心に水平方向に回転する。この構成によれば,洗浄機構が回転することで,洗浄ステージや乾燥ステージを回転移動でき,被洗浄物の位置を大きく変更することなく洗浄が可能となる。これにより,ロボットアームの可動域を小さくすることができる。
この態様において好ましくは,前記洗浄機構が,底板及び天板を更に有し,前記底板,前記天板,前記隔壁に囲まれた領域が,各ステージを構成する。この構成によれば,被洗浄物が小さく囲われた空間で洗浄できる。なお,底板,天板,隔壁により囲われた領域であり,周面が開放されているので,ここから被洗浄物をこの領域に容易に出し入れができる。
この態様において好ましくは,前記底板及び前記天板が一部切り欠かれた円板である。この切り欠きにより,被洗浄物を浸漬洗浄機構に容易に出し入れできる。
また,この洗浄装置は,前記洗浄機構において,前記複数の洗浄ステージと前記乾燥ステージとが並び配されており,前記洗浄装置又は前記洗浄部が,各ステージの並び方向に移動可能とする構成でもよい。この構成によれば,洗浄部が並び方向に移動することで,洗浄ステージや乾燥ステージが移動し,被洗浄物の位置を大きく変更することなく洗浄が可能となる。これにより,ロボットアームの可動域を小さくすることができる。ここで,並び方向とは,例えば直線方向や円周方向である。円周方向は,一例としてロボットアームが移動する軌道と略平行とする。
この態様において好ましくは,前記洗浄部は,底板及び天板を更に有し,前記底板,前記天板,前記隔壁で囲まれた領域が,各ステージを構成する。この構成によれば,被洗浄物が小さく囲われた空間で洗浄できる。なお,底板,天板,隔壁により囲われた領域であり,側面が開放されているので,ここから被洗浄物をこの領域に容易に出し入れができる。
また,この洗浄装置は,前記隔壁が,前記ロボットアームのアーム部が通過可能に構成されてもよい。この構成によれば,ロボットアームが被洗浄物の位置を変えることなく,被洗浄物を別の洗浄ステージに移動できる。すなわち,ロボットアームが被洗浄物の出し入れが不要となり,ロボットアームの可動域を小さくできる。
好ましくは,この洗浄装置は,前記ケーシングに配された開閉可能なゲートを更に備え,前記ゲートが閉じた状態において,前記ロボットアームのアームが通過できる開口部を有する。この構成によれば,ゲートを閉じた状態で被洗浄物を洗浄できるので,効果的な洗浄が可能となり,かつ,洗浄流体の外部への飛び散りを抑制できる。また,洗浄及び乾燥を終えた被洗浄物を洗浄室から出す際に,ゲートを開いて取り出すことで,被洗浄物がゲートに飛び散った洗浄流体などに触れず,被洗浄物の不用意な濡れを抑制する。
また,この洗浄装置は,前記ゲートが,中央の開口部と,前記開口部の上下左右4方に配された蛇腹状の扉と,を有する構成としてもよい。
好ましくは,この洗浄装置は,被洗浄物の洗浄度を判定するカメラを更に備える。この構成によれば,被洗浄物が十分に洗浄されたか否かを判定できる。洗浄が不十分であれば,再度洗浄を行うこととすればよい。
また,被洗浄物を搬送する搬送装置を更に備えてもよい。この構成によれば,被洗浄物が搬送装置により搬送され,ロボットアームが被洗浄物をつかみ,被洗浄物を洗浄できる。これにより,洗浄をオートメーション化することも可能となる。
また,この洗浄装置は,前記ロボットアームを複数備え,複数のロボットアームが前記洗浄部を介して対向配置された構成としてもよい。この構成によれば,1つの洗浄部で,2つの被洗浄物を洗浄することも可能となる。これにより,洗浄部を2つ用意することなく,洗浄の効率化が図れる。
本発明に係る洗浄装置によれば,被洗浄物を効率よく洗浄できると共に,省スペース化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る洗浄装置の概念図である。 同洗浄装置の概略構成を示す平面図である。 同洗浄装置の概略構成を示す正面図である。 同洗浄装置の概略構成を示す側面図である。 同洗浄装置のロボットアームの載置台を示す斜視図である。 同洗浄装置の洗浄部を示す斜視図である。 同洗浄装置のゲートを示す斜視図である。 同洗浄装置の洗浄流体の流れを示す回路図である。 別の実施形態に係る洗浄装置の概念図である。 同洗浄装置の洗浄部を示す斜視図である。 別の実施形態に係る洗浄装置の隔壁の変形例を示す斜視図である。 別の実施形態に係る洗浄装置の概念図である。
以下,本発明に係る実施形態を図面に基づき説明するが,本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
<1.洗浄装置の全体構成>
図1は,本発明に係る一実施形態の洗浄装置Aの概念図である。図2は洗浄装置Aの概略構成を示す平面図であり,図3は同正面図であり,図4は同側面図である。図1〜図4に示すように,洗浄装置Aは,洗浄部4と,ロボットアーム5と,コンベア6と,を主要な構成として備える。洗浄部4は,洗浄機構1と浸漬洗浄機構2と,これらを覆うケーシング3と,を主要な構成として備える。
洗浄機構1は,水平回転可能に構成されている。浸漬洗浄機構2は,洗浄機構1の下方に配されている(図3参照)。洗浄機構1と浸漬洗浄機構2は,ケーシング3に囲われている。ロボットアーム5は,一対のコンベア6の間に配されていて,一方のコンベア6により搬送された被洗浄物Wをつかみ,洗浄機構1に運び入れ,洗浄・乾燥後に他方のコンベア6に運ぶ。
なお,コンベア6の端部には,被洗浄物を検知するセンサ61が配されている。センサ61が被洗浄物Wを検知すると,ロボットアーム5が被洗浄物Wをつかむ。なお,コンベア6は,一対のコンベアにかえて,1つのコンベアを用いてもよい。この場合,ロボットアームは,コンベアの前,すなわちコンベアと洗浄部の間に配する。
ロボットアーム5は,任意の方向に動作するアーム機構52と,アーム機構52の先端に設けられ被洗浄物Wを保持する保持部51と,アーム機構52の載置台53とを備える。アーム機構52は,載置台53に水平回転可能に載置されている。また,載置台53にはガイドレール54と,スライド機構55が設けられている。これにより,載置台53がスライド可能に構成されており,ロボットアーム5の位置を調整可能になっている(図5参照)。なお,ロボットアーム5の構成は一例であり,アーム機構を備える公知のロボットアームを用いてもよい。
<2.洗浄部の構成>
図6は,洗浄部4を構成する洗浄機構1と浸漬洗浄機構2を示す斜視図である。図6に示すように,洗浄機構1は,回転軸11と,回転軸11に固定された天板12と,底板13と,天板12と底板13とを繋ぐ角筒状の構造体14と,4つの隔壁15とを備える。天板12と底板13は円形の一部が切り欠かれた金属板である。切り欠きは,略90度の扇形状である。
また,洗浄機構1は,洗浄流体を低圧で噴射して被洗浄物Wを洗浄する第1洗浄ステージ1Aと,洗浄流体を高圧で噴射して被洗浄物Wを洗浄する第2洗浄ステージ1Bと,エアブローで被洗浄物Wを水切り乾燥する乾燥ステージ1Cとを備える。各ステージは,天板12と底板13と両側の隔壁15とに囲われていて,周面側が開放された領域である。
第1洗浄ステージ1Aは,洗浄流体が噴射される複数の噴射ノズルを具備する噴射ノズル群16が,天板12と底板13とに固定されている。噴射ノズル群16の複数の噴射ノズルから洗浄流体が噴射され,被洗浄物Wの表面全体を洗浄する。
第2洗浄ステージ1Bは,洗浄流体が噴射される複数の噴射ノズル17が,天板12と底板13とに固定されている。なお,噴射ノズル17の数は,第1洗浄ステージ1Aの噴射ノズル16群のノズル数よりも少なく,噴射ノズル17からは高圧の洗浄流体が噴射され,噴射ノズル群16のノズルからは低圧の洗浄流体が噴射される。噴射ノズル17は,洗浄流体を噴射して,被洗浄物Wの孔など局所的な洗浄を行う。
乾燥ステージ1Cは,エアブローにより被洗浄物Wを水切り乾燥するステージである。エアブローは,例えばエアブローノズルを配して,エアを被洗浄物Wに向けて噴射することにより行う。
そして,回転軸11は回転機構18に接続されていて,洗浄機構1が水平方向に回転する。洗浄機構1が回転して,第1洗浄ステージ1A,第2洗浄ステージ1B,乾燥ステージ1C,の位置を変更する。被洗浄物Wに行う工程に対し,これに対応するステージが手前側にくるように移動させる。これにより,ロボットアーム5の位置を大きく変更することなく,様々な工程を行うことができる。
一方,洗浄機構1の下方には,浸漬洗浄機構2が配されている。浸漬洗浄機構2の位置は,洗浄機構1のゲート側のステージの下方である。図6の位置においては,第1洗浄ステージ1Aの下方となる。浸漬洗浄機構2により,被洗浄物Wを洗浄する場合,洗浄機構1の切り欠き部分がゲート側の位置(図6の第1洗浄ステージ1Aの位置)にある状態とする。これにより,ロボットアーム5の位置を大きく変更することなく,ロボットアーム5の先端を下方に移動させて,被洗浄物Wの浸漬洗浄ができる。浸漬洗浄機構2は,洗浄流体が満たされる槽21と,槽21の側面に固定された複数の噴射ノズル22とを備える。噴射ノズル22は,洗浄流体やエアを噴射する。
洗浄機構1及び浸漬洗浄機構2は,ケーシング3によって囲われていて,ケーシング3により囲われた空間が洗浄室を構成する。また,ケーシング3には,被洗浄物Wの出入り口となるゲート31が取り付けられている。図7に示すように,ゲート31は,上下一対のゲート部32,33と,左右一対のゲート部34,35からなる。上下のゲート部32,33は,上下方向に伸縮可能な蛇腹状に形成されている。左右一対のゲート部34,35は,左右方向に伸縮可能な蛇腹状に形成されている。
ゲート31は,洗浄室の出入り口を構成し,被洗浄物Wを洗浄室に出入りする際にゲート31を開く。被洗浄物Wが洗浄室内に入った状態で,ゲート31を閉じる。なお,ゲート31を閉じた状態においても,中央にはロボットアーム5のアームが通過可能な開口が存する状態となっている。また,ゲート31が蛇腹状に形成されているので,アームが動いた際にも蛇腹が伸縮するため,ゲート31がアームに干渉せず,アームの動作が妨げられない。
また,ケーシング3には,被洗浄物Wの洗浄度を監視するカメラ36が取り付けられている(図3,図4参照)。これにより,被洗浄物Wの洗浄度を測定し,洗浄度が十分でない場合は,再度洗浄,乾燥の工程を行う。また,ケーシング3には,排風機39が設けられている(図3,図8参照)。これにより,洗浄室内の汚れた空気を吸い出すと共に,洗浄室内の湿度を下げる。
図8は,洗浄装置Aの洗浄流体の流れを示す回路図である。なお,図中の符号Pはポンプを表す。図8に示すように,洗浄部4は,洗浄流体が貯留されるタンク37を備えていて,洗浄流体を循環させて利用している。タンク37は,洗浄に利用する洗浄流体を貯留する第1タンク37Aと,洗浄後の廃液を一旦貯留する第2タンク37Bを有する。更に,洗浄後の廃液から残留付着物を濾過する第1濾過器37Cと,タンク37Bからタンク37Aを更に濾過して,洗浄に利用する洗浄液とする第2濾過器37Dとを有する。
第1タンク37Aと,第1洗浄ステージ1Aの噴射ノズル群16とがパイプによって接続され,噴射ノズル群16に洗浄流体が供給される。また,第1タンク37Aと,第2洗浄ステージ1Bの噴射ノズル17とがパイプによって接続され,噴射ノズル17に洗浄流体が供給される。また,第1タンク37Aと浸漬洗浄機構2の槽21,第1タンク37Aと噴射ノズル22,がそれぞれパイプによって接続され,これらに洗浄流体が供給される。
一方,ケーシング3には,洗浄後の洗浄流体を排出する排出口38が設けられていて,この排出口38と第2タンク37Bとが第1濾過器37Cを介してパイプによって接続されている。これにより,洗浄後の洗浄流体が,第1濾過器37Cで残留付着物が濾過されて,第2タンク37Bに供給される。
また,第2タンク37Bと第1タンク37Aとは,第2濾過器37Dを介して接続されていて,洗浄後の洗浄流体を更に濾過して,第1タンク37Aに洗浄流体が戻る。以上により,洗浄流体が循環して利用される。また,第1タンク37Aには図示しないヒータが設置されていて,洗浄流体を加温する。
<3.洗浄装置の動作>
次に,洗浄装置の動作について説明する。まず,コンベア6によって搬送される被洗浄物Wをセンサ61が検知すると,ロボットアーム5が被洗浄物Wをつかむ。そして,ゲート31が開かれ,ロボットアーム5が被洗浄物Wを洗浄室内に運び入れる。
ロボットアーム5は,被洗浄物Wを保持したまま,被洗浄物Wを浸漬洗浄機構2の槽21に差し入れる。そして,噴射ノズル22から洗浄流体やエアが噴射され,被洗浄物Wを洗浄する。この時,槽21が洗浄流体で満たされて,被洗浄物Wが液中に浸漬された状態で洗浄される。これにより,被洗浄物Wの内部管などに残留した残留付着物を効果的に洗い流すことができる。この時,ロボットアーム5は,必要に応じて被洗浄物Wの姿勢を適宜変更しながら洗浄を行う。
なお,浸漬洗浄工程は,洗浄機構1の切り欠きの空間が手前側に位置する状態で行う。これにより,洗浄機構2の上に空間ができ,洗浄機構1が干渉しないため,ロボットアーム5の動きが妨げられない。
浸漬洗浄機構2での洗浄後,ロボットアーム5は被洗浄物Wを浸漬洗浄機構2の槽21から引き抜く。そして,被洗浄物Wが引き抜かれた状態のまま,洗浄機構1が略90度回転して,第2洗浄ステージ1Bが手前側にくる。
次に,ロボットアーム5は,被洗浄物Wを保持したまま,被洗浄物Wを第2洗浄ステージ1Bに,開放された周面側から差し入れる。そして,噴射ノズル17から洗浄流体が噴射され,被洗浄物Wを洗浄する。この時,噴射ノズル17からは洗浄流体が高圧で噴射され,被洗浄物Wの孔などを狙い洗浄を行う。同時に,ロボットアーム5は,必要に応じて被洗浄物Wの姿勢を適宜変更しながら,被洗浄物Wの洗浄を行う。
第2洗浄ステージ1Bでの洗浄後,ロボットアーム5は被洗浄物Wを第2洗浄ステージ1Bから引き抜く。そして,被洗浄物Wが引き抜かれた状態のまま,洗浄機構1が略90度回転して,第1洗浄ステージ1Aが手前側にくる。
次に,ロボットアーム5は被洗浄物Wを保持したまま,被洗浄物Wを洗浄機構1の第1洗浄ステージ1Aに,開放された周面側から差し入れる。そして,噴射ノズル群16から洗浄流体が噴射され,被洗浄物Wの外面全体を洗浄する。この時,ロボットアーム5は,必要に応じて被洗浄物Wの姿勢を適宜変更しながら洗浄を行う。
第1洗浄ステージ1Aでの洗浄後,ロボットアーム5は被洗浄物Wを第1洗浄ステージ1Aから引き抜く。なお,引き抜きは第1洗浄ステージ1Aの領域から抜ける程度の短い距離でよく,洗浄室内からは出さなくてもよい。そして,被洗浄物Wが引き抜かれた状態のまま,洗浄機構1が略90度回転して,乾燥ステージ1Cが手前側にくる。
次に,ロボットアーム5は,被洗浄物Wを保持したまま,被洗浄物Wを乾燥ステージ1Cに,開放された周面側からステージ内に差し入れる。そして,エアブローにより被洗浄物Wを乾燥する。この時,ロボットアーム5は,必要に応じて被洗浄物Wの姿勢を適宜変更しながら,被洗浄物Wの乾燥を行う。
以上,浸漬洗浄→第2洗浄→第1洗浄→乾燥の工程により,被洗浄物Wの洗浄,乾燥が完了する。そして,カメラ36が被洗浄物Wの洗浄度を測定する。この測定は,一例として,画像解析により被洗浄物Wに残留した残留付着物の有無を測定するなどして行う。洗浄度が不十分であると再度洗浄,乾燥工程を行う。洗浄度が十分な場合は,ゲート31が開かれ,ロボットアーム5が被洗浄物Wを洗浄室から出して,コンベア6に運ぶ。
一方,洗浄,乾燥工程を終えると,洗浄機構1は略90度回転して,切り欠きの空間を手前側に戻し,次の被洗浄物Wの洗浄,乾燥に備える。また,噴射ノズル群16,噴射ノズル17,噴射ノズル22で使用された洗浄流体,及び槽21からオーバーフローした洗浄流体は排出口38から排出されて,第1濾過器37Cを通過して第2タンク37Bに貯留される。なお,本実施形態における洗浄から乾燥までの工程は,数秒から10秒程度で行われるため非常に効率が良い。
<4.本実施形態の効果>
上記した構成を備える本実施形態によれば,次の効果を奏する。洗浄機構1が複数の洗浄ステージと乾燥ステージを備えていて,これらが回転して各ステージを変更できるので,被洗浄物Wの洗浄を効率よく行えると共に,省スペース化を図ることができる。更に,各ステージの周面が開放されているので,ここからロボットアーム5が被洗浄物Wを容易に出し入れすることができ効率がよい。これにより,ロボットアーム5の可動域も小さくできる。
洗浄機構1の一部が切り欠かれているので,ロボットアーム5が当該領域からアームを下にふるだけで,被洗浄物Wを浸漬洗浄機構2に容易に運ぶことができる。また,ロボットアームが被洗浄物を保持しながら洗浄ができるので,洗浄部に載置台や固定具を設ける必要がなく,被洗浄物のセット作業が不要となり効率化が図れる。
また,ゲート31が開閉可能に構成されているので,洗浄,乾燥がゲート31を閉じた状態で行え,外部への洗浄流体等の飛散を抑えることができる。また,ゲート31が伸縮自在の蛇腹状に形成されているので,洗浄,乾燥時にロボットアーム5の動作への干渉を抑えることができる。また,被洗浄物Wを取り出す際には,ゲート31を開いた状態で取り出すことができるので,ゲート31に付着した洗浄流体に触れることなく,被洗浄物Wを取り出すことができる。
また,従前から使用されている機械加工部品等の加工ラインに,ロボットアームと洗浄部を設置すれば,当該ラインに機械加工部品等の洗浄,乾燥工程を容易に追加することができる。
<5.洗浄装置の変形例>
(5−1.洗浄部の変形例)
次に,上記の洗浄装置Aの変形例について説明する。洗浄装置Bは,主として洗浄装置Aの洗浄部4を変更したものである。図9は,別の実施形態に係る洗浄装置Bの概念図である。図10は,洗浄装置Bの洗浄部を示す斜視図である。図9,図10に示すように,洗浄装置Bの洗浄部140は,洗浄機構110と浸漬洗浄機構120と,これらを囲うケーシング130とを備える。洗浄機構110は,天板112と,底板113と,天板112と底板113と,5つの隔壁115とを備える。天板112と底板113は横長矩形の金属板であり,5つの隔壁115により,横並びの4つのステージに区画されている。
また,洗浄機構110は,洗浄流体を低圧で噴射して被洗浄物Wを洗浄する第1洗浄ステージ110Aと,洗浄流体を高圧で噴射して被洗浄物Wを洗浄する第2洗浄ステージ110Bと,エアブローで被洗浄物Wを水切り乾燥する乾燥ステージ110Cと,底板113が無い又は切り欠かれたステージ110Dとを備える。なお,ステージ110Dでは洗浄や乾燥は行われず,別途設けられた浸漬洗浄機構120での浸漬洗浄工程を行う。
第1洗浄ステージ110Aは,洗浄流体が噴射される複数の噴射ノズルを具備する噴射ノズル群116が,天板112と底板113とに固定されている。噴射ノズル群116の複数の噴射ノズルから洗浄流体が噴射され,被洗浄物Wの表面全体を洗浄する。
第2洗浄ステージ110Bは,洗浄流体が噴射される複数の噴射ノズル117が,天板112と底板113とに固定されている。なお,噴射ノズル17の数は,第1洗浄ステージ110Aの噴射ノズル116の数よりも少なく,噴射ノズル117からは高圧の洗浄流体が噴射され,噴射ノズル116からは低圧の洗浄流体が噴射される。噴射ノズル117は,洗浄流体を噴射して被洗浄物Wの孔など局所的な洗浄を行う。
乾燥ステージ110Cは,エアブローにより被洗浄物Wを水切り乾燥するステージである。エアブローは,例えばエアブローノズルを配して,エアを被洗浄物Wに向けて噴射することにより行う。
そして,洗浄機構110は,下方にはガイドレール111が設けられている。ガイドレール111は,上記した各ステージの並び方向と同様,横方向にのびるレールである。これにより,洗浄機構110は横方向に移動可能な構成となっている。なお,ガイドレール111は,次段の「洗浄位置」に対応する部分が省かれている。
洗浄機構110が移動することにより,第1洗浄ステージ110A,第2洗浄ステージ110B,乾燥ステージ110C,ステージDの位置を変更する。被洗浄物Wに行う工程に対し,対応するステージが洗浄等を行う所定位置(以下「洗浄位置」と称する)にくるよう移動することにより,ロボットアーム5の位置を大きく変更することなく,様々な工程を行うことができる。
一方,洗浄機構110の下方には,浸漬洗浄機構120が配されている。浸漬洗浄機構120の位置は,上記した洗浄機構110の洗浄位置の下方に配される。図10の位置においては,第2洗浄ステージ110Bの下方となる。
浸漬洗浄機構120により,被洗浄物Wを洗浄する場合,洗浄機構110のステージ110Dが洗浄位置にある状態で行われる。これにより,ロボットアーム5の位置を大きく変更することなく,ロボットアーム5の先端を下方に移動させるだけで,被洗浄物Wの浸漬洗浄ができる。浸漬洗浄機構120は,上面が開放した槽121と,槽121の側面に固定された複数の噴射ノズル122とを備える。その他の構成については,洗浄装置Aと略同一の構成であるため,説明を省略する。
(5−2.隔壁の変形例)
また別の洗浄装置の変形例について説明する。この洗浄装置は,主として洗浄装置Aの洗浄部4を変更したものであり,詳しくは,洗浄機構10の隔壁15を変更したもので,開閉自在の隔壁215である。開閉機構は,例えば,図11(a)に示すように蛇腹状の隔壁が上下に伸縮する構成としてもよく,図11(b)に示すように端部を支点に扉のように開閉する構成としてもよく,または,図11(c)に示すように上下2枚のゴム板の一部を重ね合わせた構成としてもよい。
隔壁215を上記した構成とすることにより,各ステージへの移動の際,隔壁215を開けば,ロボットアーム5が被洗浄物Wを出し入れすることなく,そのままの状態で被洗浄物Wを次のステージへ移動できる。なお,次のステージへの移動後は,隔壁215を閉じればよい。また,隔壁215が上下2枚のゴム板の一部を重ね合わせた構成とした場合,隔壁215の開閉が不要で,そのまま被洗浄物W及びロボットアーム5のアームを次のステージへ移動できる。
(5−3.その他の変形例)
また別の洗浄装置の変形例について説明する。この洗浄装置は,主として洗浄装置Aの浸漬洗浄機構2,ケーシング3,ロボットアーム5,コンベア6,の構成や数を変更したものである。詳しくは,図12に示すように,ケーシング3のゲート31が両側に2つ設けられていて,2つのロボットアーム5及びコンベア6が,洗浄部1を介して対向して配置されたものである。
すなわち,1つの洗浄部1に対してロボットアーム5及びコンベア6が2組配され,また,洗浄部1には2つの浸漬洗浄機構2が洗浄機構1の下方に対向して配置されている。この構成により,1つの洗浄部1を用いて,同時に2つの被洗浄物Wの洗浄を行い得る。
つまり,一方の被洗浄物W1が第1洗浄→第2洗浄→浸漬洗浄→乾燥工程が行われるに際し,他方の被洗浄物W2が,W1の浸漬洗浄工程と同時に,第1洗浄工程が行われ,第2洗浄→浸漬洗浄→乾燥工程の順に,W1と工程をずらして行われることとなる。これらの工程を連続して行うことで,1つの洗浄部,1つのロボットアーム5及びコンベア6の場合と比べて,1つの洗浄部,2つのロボットアーム5及びコンベア6の場合,略2倍の処理能力を得ることができる。
(5−4.変形例の実施形態の効果)
上記した構成を備える本実施形態によれば,次の効果を奏する。洗浄機構110が複数の洗浄ステージと乾燥ステージを備えていて,これらが移動して各ステージを変更できるので,被洗浄物Wの洗浄を効率よく行えると共に,省スペース化を図ることができる。更に,各ステージの側面が開放されているので,ここからロボットアーム5が被洗浄物Wを容易に出し入れすることができ効率がよい。これにより,ロボットアーム5の可動域を小さくできる。
また,隔壁215が開閉自在に構成されているので,ロボットアーム5が被洗浄物Wを出し入れすることなく,そのままの状態で被洗浄物Wを次のステージへ移動できる。これにより,ロボットアーム5の可動域を小さくすることができる。
また,1つの洗浄部1に対して2つのロボットアーム5及びコンベア6とすることで,1つの洗浄部1を用いて,同時に2つの被洗浄物の洗浄を行うことができ,洗浄効率を向上することができる。
<6.その他の実施形態>
以上のとおり,図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明したが,本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で,種々の追加,変更または削除が可能である。例えば,上記の実施形態では,洗浄機構が2つの洗浄ステージと1つの乾燥ステージとで構成されているが,洗浄する被洗浄物に応じて,洗浄ステージや乾燥ステージの数を増減させてもよい。また,回転機構を備えた洗浄機構を円筒形で構成しているが,矩形筒状などとしてもよい。また,第1洗浄,第2洗浄,浸漬洗浄等の洗浄工程の順序は,上記の実施形態に限られず,異なる順序としてもよい。したがって,これらのものも本発明の範囲内に含まれる。
1 洗浄機構
1A 第1洗浄ステージ
1B 第2洗浄ステージ
1C 乾燥ステージ
11 回転軸
12 天板
13 底板
14 構造体
15 隔壁
16 噴射ノズル
17 噴射ノズル
18 回転機構
2 浸漬洗浄機構
21 槽
22 噴射ノズル
3 ケーシング
31 ゲート
32,33,34,35 ゲート部
36 カメラ
37 タンク
37A 第1タンク
37B 第2タンク
37C 第1濾過器
37D 第2濾過器
38 排出口
39 排風機
4 洗浄部
5 ロボットアーム
51 保持部
52 アーム機構
53 載置台
54 ガイドレール
55 スライド機構
6 コンベア
110 洗浄機構(変形例)
110A 第1洗浄ステージ
110B 第2洗浄ステージ
110C 乾燥ステージ
111 ガイドレール
112 天板
113 底板
115 隔壁
116 噴射ノズル
117 噴射ノズル
120 浸漬洗浄機構(変形例)
121 槽
122 噴射ノズル
130 ケーシング(変形例)
140 洗浄部(変形例)
215 隔壁
A,B 洗浄装置

Claims (12)

  1. 被洗浄物を洗浄する洗浄装置であって,先端に被洗浄物を保持する保持ユニットを有するロボットアームと,被洗浄物を洗浄及び乾燥する洗浄部とを備え,
    前記洗浄部は,被洗浄物を洗浄及び乾燥を行う洗浄機構と,前記洗浄機構を囲い,洗浄室を構成するケーシングとを有し,
    前記洗浄機構は,被洗浄物を洗浄する洗浄ステージと,被洗浄物を乾燥する乾燥ステージとを含み,前記洗浄ステージと前記乾燥ステージが隔壁によって区画されていて,
    更に,前記洗浄機構は回転軸を有し,前記隔壁は該回転軸を中心に放射状に伸びていて,前記洗浄機構が該回転軸を中心に水平方向に回転することを特徴とする,洗浄装置。
  2. 前記洗浄機構は,
    底板及び天板を更に有し,
    前記底板,前記天板,前記隔壁に囲まれた領域が,各ステージを構成する,
    請求項に記載の洗浄装置。
  3. 前記底板及び前記天板が一部切り欠かれた円板であり,
    更に,前記洗浄部は,被洗浄物を液中で洗浄する浸漬洗浄機構を備え,該浸漬洗浄機構が前記洗浄機構の下方に配されている,
    請求項に記載の洗浄装置。
  4. 前記洗浄機構は,
    複数の洗浄ステージを有し,
    前記複数の洗浄ステージが隔壁によって区画されている,
    請求項1乃至のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  5. 被洗浄物を洗浄する洗浄装置であって,先端に被洗浄物を保持する保持ユニットを有するロボットアームと,被洗浄物を洗浄及び乾燥する洗浄部とを備え,
    前記洗浄部は,被洗浄物を洗浄及び乾燥を行う洗浄機構と,前記洗浄機構を囲い,洗浄室を構成するケーシングとを有し,
    前記洗浄機構は,被洗浄物を洗浄する複数の洗浄ステージと,被洗浄物を乾燥する乾燥ステージとを含み,該複数の洗浄ステージと該乾燥ステージとが並び配されており,これら各洗浄ステージ,該乾燥ステージがそれぞれ隔壁によって区画されていて,
    前記洗浄機構が,各ステージの並び方向に移動可能である,洗浄装置。
  6. 前記洗浄機構は,
    底板及び天板を更に有し,
    前記底板,前記天板,前記隔壁で囲まれた領域が,各ステージを構成する,
    請求項に記載の洗浄装置。
  7. 前記隔壁は,
    前記ロボットアームのアーム部が通過可能に構成されている,
    請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  8. 前記ケーシングに配された開閉可能なゲートを更に備え,
    前記ゲートが閉じた状態において,前記ロボットアームのアームが通過可能な開口部を有する,
    請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  9. 前記ゲートは,
    中央の開口部と,
    前記開口部の上下左右に配された蛇腹状の扉と,
    を有する,
    請求項に記載の洗浄装置。
  10. 被洗浄物の洗浄度を判定するカメラを更に備える,
    請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  11. 被洗浄物を搬送する搬送装置を更に備える,
    請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  12. 前記ロボットアームを複数備え,
    複数のロボットアームが前記洗浄部を介して対向配置されている,
    請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の洗浄装置。
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