JP6669446B2 - 移動式店舗 - Google Patents

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本発明は、高速道路や有料道路等のパーキングエリア、バスや鉄道の停車場や停車駅構内の空きスペースに容易に設置することができる移動式の店舗に関するものである。
従来の移動式店舗としては、下記特許文献に記載のものを挙げることができる。
下記特許文献1に記載の「商品陳列ワゴン」は、その内部にゴミ、ホコリが付かないようにしたり、商品の清潔さを保ち、また食品の新鮮さを保ち、自由に移動出来る商品陳列ワゴンを提供することを課題とするものである。
その構成は、組立方式で、箱形ユニット店舗で四側面は透明引戸、陳列台を設け、脱着も出来、箱形ユニット店舗下部収納庫の内部に発電機、冷蔵機を設け、脱着も出来、下部車輪を設けた収納庫と、箱形ユニット店舗は脱着出来ることを特徴とする。
更に、この商品陳列ワゴンには屋根部に拡声器とノボリ旗を取り付け、商品陳列ワゴンの押し、引き用取手を設けたことを特徴とする。
下記特許文献2に記載の「組立式簡易店舗」は、店舗全体を分解及び組立自在にすることを課題とする。
この組立式簡易店舗は、前面板と、その両側のそれぞれに位置する側面板と、これら前面板と両側の側面板の上に載置される載置台と、載置台の周辺部から上方に立設する4本の支柱と、支柱の上端部に配置される屋根支持部と、この屋根支持部に固定される屋根部とから成る。
側面板が前面板の両側のそれぞれに回動自在に取り付けられ、前面板の背面に接した状態から、平面視略コ字形状の状態にまで回動することができる。
載置台が前面板及び両側面板の上面に適合された状態において、それぞれの支柱が位置する載置台及び両側面板の部位に嵌合孔部を穿設し、支柱をこの嵌合孔部に嵌め込むことにより、前面板及び両側面板と載置台とが共に固定される。
支柱の上端部には、屋根支持部が着脱自在に固定され、屋根支持部には、柔軟な合成樹脂製のシートからなる屋根部が着脱自在に固定される。屋根部の上面には看板が設置されているものである。
特開2004−243088号公報 特開2001−29139号公報
上記従来の簡易店舗においては、何れも屋台形式の移動可能なものであり、特許文献2に記載のものでは、その全体が折り畳まれる形態のものである。
本願発明においては、特に小さく折り畳めるというものではないが、閉店時には内部が閉鎖され、開店時にその内部が開放されて、店舗営業形態を呈することができるものを提供することを第一の課題としている。
また、その全体の形態も閉店時及び開店時の何れであっても、極めてスマートな形態を呈するものを提供することもその課題となる。
更に、閉店時においては、店舗の前面部を広告媒体にできることもその課題となる。
上記課題を解決するために、本発明の第1のものは、閉店時には内部が閉鎖された状態となり、開店時には内部が開放される移動式の店舗であって、両側の側面部と、前面部と、背面部と、前記両側の側面部の下端部を連結する底部と、内部に収納され、前記底部の上で前後方向に移動できる物品展示部とからなり、前面部の上縁部と背面部の上縁部とが、両側面部の上縁部を結ぶ軸線を中心として回動自在に連結されて、前面部及び背面部のそれぞれの下端縁部が上方に回動して、屋根部を形成することができ、これら前面部及び背面部は前後対称形且つ側面視左右対称形を有し、前記物品展示部は、開店時には前方に移動でき、閉店時には両側面部の間に収納でき、閉店時の閉鎖状態から、前面部及び背面部の下端縁部を上方に回動し、前記物品展示部を前方に移動して開店状態とすることができ、前記両側の側面部の側面視形状が底部で切り欠かれた上下に長い略楕円形形状を有し、前記前面部は前記側面部の前方側縁部に沿うように配設され、前記背面部は前記側面部の背面側縁部に沿うように配設され、前記前面部及び背面部の上方両側と前記両側面部との間にガスダンパー等の屋根保持手段を設け、前記底部の下面の少なくとも四箇所にキャスターが設けられ移動可能に形成されていることを特徴とする移動式店舗である。
本発明の第のものは、上記第1の発明において、前面部の表面部に広告を表示できる広告表示部を設け、閉店時に当該広告表示部を見ることができることを特徴とする移動式店舗である。
本発明の第のものは、上記第の発明において、前記広告表示部の広告の表示が動画により行われることを特徴とする移動式店舗である。
本発明の第1のものにおいては、まず開店時にのみ内部が開放され、閉店時には内部が閉鎖され、店舗が如何なる場所に置かれたとしても、その場所で内部が閉鎖され、施錠等も簡単に行うことができる。
前面部と背面部とは、その両者の上縁部で、両側面部の上縁部同士を結ぶ軸線を中心として回動可能に形成され、両者の下端縁部が上方に回動して屋根部を形成することができ、容易にこれら前面部及び背面部の下端縁部を上方に回動させて、簡単に屋根部を形成させることができる。
物品展示部は、その具体的な構成は自由に設計できるが、この展示部上面やその下段の中間部にも各種の物品を載置する構成とすることができ、この物品展示部は、開店時には店の前方に移動でき、店舗自体の内部空間を広く拡張することができることとなる。
更に、閉店時には、この物品展示部は、逆に後方に移動させ、両側面部の間に配置させ、収納することができ、その後前面部及び背面部の下端縁部を下方に回動して店舗を閉鎖でき、この移動式店舗を縮小して閉鎖することができることとなる。
本発明においては、前記両側の側面部の下端部を連結する底部を設け、前記物品展示部が前記底部の上で前後方向に移動できるようにしたものであり、この底部を設けることにより、店舗全体の強度が向上することとなり、この底部の上で物品展示部が前後に移動可能となるものである。
本発明においては、前記前面部及び背面部の上方両側と前記両側面部との間にガスダンパー等の屋根保持手段を設けたことを特徴とするものであり、前面部及び背面部の上方への回動範囲をこれにより規制することが可能となる。
換言すれば、屋根部が所定高さ位置に維持されることとなるのである。
上記屋根保持手段としては、ガスダンパー以外に、油圧ダンパー、空気ダンパー、一定のストロークを有するガススプリング、液圧スプリングを挙げることができ、前記前面部及び背面部を所定高さ位置に保持することができるものであればよい。
本発明の第のものにおいては、閉店時、前面部の表面部に広告を表示できる広告表示部を設けたことを特徴とするものであり、これにより、店舗の閉店時にはその前面部を広告媒体とすることができ、例えば、当該店舗に関する広告やその他の各種広告を掲示することができることとなる。
本発明の第のものにおいては、前記広告表示部の広告の表示が動画により行われることを特徴とするものであり、前記広告表示部をより具体化したものであり、需要者の注意をより喚起できるものとなる。
本発明の移動式店舗に係る一実施形態の全体概略図であって、その閉店状態を示している。 上記実施形態の全体概略図であって、その開店状態を示している。 上記実施形態における前面部と背面部を取り除いた状態を示す説明図であって、物品展示部を収納した状態を示している。 上記実施形態における前面部と背面部を取り除いた状態を示す説明図であって、物品展示部を前方に引き出した状態を図示している。 上記実施形態に係る移動式店舗の側面説明図である。
以下、添付の図面と共に本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の移動式店舗に係る一実施形態の全体概略図であって、その閉店状態を示している。
図2は、同じく上記実施形態の全体概略図であって、その開店状態を示している。
本発明に係る移動式店舗は、その両側に位置する側面部11、11と、これら両側面部11、11の下端部を連結する底部12と、上記両側面部11、11との間に配置された物品展示部15と、前面側に配置された前面部16と、背面側に配置された背面部18とから成る。
上記両側面部11、11の下端部を連結する底部12は、これを設けずに実施することも可能である。しかし、この底部12を設けることにより、店舗全体の強度を向上させることができるため、これを設ける方が好ましい。
上記両側面部11、11の内側で、その前面側には前面部16が設けられ、その背面側には背面部18が設けられている。
前面部16の下端縁には垂れ幕20が設けられ、この垂れ幕20は柔軟なシート状体のものから形成され、この垂れ幕20には店舗名等を表示することができる。
上記前面部16の上縁部と上記背面部18の上縁部は、両側面部11、11の上縁部を結ぶ軸線17を中心として回動できるように取り付けられている。
即ち、これら前面部16及び背面部18は、上記軸線17を中心として回動でき、前面部16及び背面部18の下端縁部16s、18sが上方に持ち上がるように移動する。
これにより、これら前面部16及び背面部18は、店舗の屋根部を形成することができる。
このように前面部16及び背面部18が開放された時が店舗の開店時となる(図2参照)。
逆に、これら前面部16及び背面部18の下端縁部16s、18sが下方に位置しているときには、店舗は閉鎖された状態となり、閉店状態(図1参照)となる。
上記物品展示部15は、一つの箱体から構成されており、この物品展示部15は、両側面部11、11の間に位置し、上記前面部16及び背面部18を閉鎖した状態で、これら両側面部11、11、前面部16、及び背面部18の内側に収納された状態となる。
この物品展示部は、複数の箱体を組み合わせたものから構成することも当然に可能である。
この物品展示部15が内側に収納された状態が閉店状態である。
他方、この移動式店舗を開店状態とするには、上記前面部16の下端縁部16sを上方に回動させ、同様に上記背面部18の下端縁部18sを上方に回動させ、その後、物品展示部15を前方にスライドさせて図2の状態とすることにより可能となる。
図には現れていないが、物品展示部15の下面両側に対応する底部12の位置にはレールが設けられ、物品展示部15の下面両側には、前記レールを滑る滑り部材を設けて、物品展示部15が容易に前方方向にスライドできる構成としている。
勿論、この物品展示部15を前方にスライドさせる手段はその他の手段を採用することができる。
また、物品展示部15は、上記した通り、複数の箱体を組合せ固定したものから構成することも出来るが、その一部には商品等を展示する跳ね上げ板22が設けられている。この跳ね上げ板は適宜位置に複数設けることもできる。
物品展示部15を成すこの箱体は、背面側に開口部を配置することにより、この箱体内に各種の物品を収納する収納部を形成することができ、各種の在庫物品等を収納することができる。
後に説明するが、前面部16と背面部18は、それぞれ軸線17の部位で回動自在に設けられているが、この実施形態では、この軸線17の部位に枠部材を配設して、この枠部材に前面部16及び背面部18のそれぞれの上縁部が回動自在に連結されているのである。
また、この枠部材の下面には、LED照明器具等を配設することができ、また移動式の複数のスポットライトを設けることが出来る構成である。
更に、この前面部16及び背面部18の上方側の両側には、両側の側面部11と連結するガスダンパー30が4箇所にそれぞれ設けられている。
これらのガスダンパー30により、前面部16及び背面部18は、所定位置まで回動し、停止して屋根部を形成することができるのである。
このガスダンパー30が屋根部(前面部16及び背面部18)を所定高さ位置に保持する屋根保持手段となる。
この屋根保持手段としては、上記ガスダンパー30の他に、油圧ダンパー、空気ダンパー、そして一定のストロークを有するガススプリングや液圧スプリングを挙げることができる。
また、これら前面部16及び背面部18が所定高さ位置で停止した後に、これら前面部16及び背面部18が下方に降下してしまうことを防止するための支持棒31を、一方の側面部11の前面側と、他方の側面部11の背面側の2箇所にそれぞれのガスダンパー30に隣接して2本配設しているのである。
勿論、この支持棒31を、それぞれのガスダンパー30に隣接して4本設けるのも自由である。
尚、この屋根保持手段としては、上記ガスダンパーを使用せずに、単なる支柱を4本利用して、前面部16及び背面部18の四隅にこれら支柱を配設して、屋根部を保持することも当然可能である。
また、前面部16の略中央部には、広告表示部24を設けている。
この広告表示部24は、三方に枠部を設け、これら枠部に広告表示シートを横方向から挿入するようにして設けることもできるし、この広告表示部24に広告表示シートを直接接着剤又は磁石により張り付けることもできる。
勿論、この部分に液晶パネルを設け、動画を表示するように構成することも可能である。
同様に、物品展示部15の前面にも、広告表示を設けることも可能であり、図2においてその前面の2つの矩形形状の枠部が広告表示部を示している。
図3は、上記実施形態における前面部と背面部を取り除いた状態を示す説明図であって、物品展示部を収納した状態を示している。
図4は、上記実施形態における前面部と背面部を取り除いた状態を示す説明図であって、物品展示部を前方に押し出した状態を図示している。
これらの図から物品展示部と両側面部及び底部との構成を見て取ることができる。
図3から解る通り、物品展示部15は、両側の側面部11、11の間に収納されるように位置している。
この物品展示部15を前方に移動させるために、その下面両側に対応する位置にレールが設けられた底部12が両側面部11の下端部同士を連結するように設けられている。
そして、両側面部11、11の上端縁部同士を連結する枠部材27が配設されて、この枠部材27に前面部の上縁部と背面部の上縁部とが回動自在に取り付けられるのである。
この枠部材27が配設される部位が図1における軸線17となる。
尚、本発明においては、上記底部12を設けずに実施することもでき、その際には、物品展示部15の下面にキャスター等を設け、両側面部11、11の間で前後に移動可能に形成すればよいこととなる。
図5は、上記実施形態に係る移動式店舗の側面説明図である。
この図から、前面部16及び背面部18の動きを良く見て取ることができる。
両側の側面部11は、上下に長い略惰円形形状を有しており、この側面部11の前方側縁部に沿うように前面部16が配設され、その背面側縁部に沿うように背面部18が配設されている。
これらの前面部16の上縁部及び背面部18の上縁部は枠部材27に回動自在に取り付けられ、前面部16の下端縁部16s及び背面部18の下端縁部18sが上方に移動できる。
これらの移動を規制するためのガスダンパー30は、前面部16及び背面部18の両側の上方部に全部で4個配設されている。
また、この図5には図示していないが、図5の仮想線で表した開放状態(開店状態)において、前面部16及び背面部18が下方に下降してしまわないような支持棒31(図1参照)を、ガスダンパー30に隣接して設けている。
物品展示部15は、既に述べた通り、底部12の上で前方方向にスライドさせることができ、前面部16及び背面部18を上方に回動させた後に、底部12から前方方向にスライドさせて前方に押し出すことができるのである。
底部12の両側の下面にはキャスター29、29を設け、下面の全体ではその四隅の四箇所に4個配設している。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明においては以下の通り種々設計変更することができる。
まず、本発明に係る移動式店舗の側面視形状は自由に設計変更することができる。
即ち、上記実施形態では、その側面視形状を上下に長い略惰円形状としたが、この側面視形状は、縦長の略長方形形状であってもよい。
このように側面部の上縁部が適宜前後方向に長さを有している場合には、その中間部に軸線を設け、その軸線を回動中心として前面部及び背面部の上端縁部を回動自在に設ければよいこととなる。
上記実施形態では、この軸線部位には枠部材を設け、枠部材の長手方向の下面にLED照明器具等を設けたが、その他、店舗の内部の適宜位置にスポットライト等の照明器具を複数配設し、装飾を兼ねた照明とすることも自由である。
前面部及び背面部の下端縁部の位置も、底部に至るまでなくともよく、内部に収納される物品展示部の前面側及び背面側に至る長さがあればよい。
というのも、物品展示部の前面側及び背面側に到達することにより、その全体が閉鎖された状態となるからである。
前面部及び背面部の外形形状も両側面部の外形形状に適合するように設計すればよく、前面部及び背面部が閉鎖された状態で、両側面部の縁部と適切に適合するような形態とすればよい。
前面部の下端縁部に設けた垂れ幕も設けなくとも実施可能である。
物品展示部は、一つの箱体から成るが、これを複数の箱体を組合せ固定したものから形成することもできる。複数の箱体を組合せ結合したものにあっては、その箱体の組合せ方法、箱体の開口部の向き等、自由に設計変更することができる。
それぞれの箱体は固定手段によって固定することもできるし、それぞれの箱体に凹凸を設けて相互に嵌合させ、組合せ、固定することもできる。
箱体には、適宜跳ね上げ式の跳ね上げ板を1又は複数設けて置くこともでき、その形態を自由に変更することができる。
前面部及び背面部には屋根保持手段としてのガスダンパーを設けているが、これを設けずに、単なる支持棒又は支柱によって、これらを支え、屋根部として形成することも可能である。
底部の下面に設けたキャスターも四隅に4個のみでなく、6個以上設けることも自由であり、車輪以外の球状体を利用して移動部材とすることもできる。
物品展示部を前方に押し出し又は引き出す際に、上記実施形態では、底部の両側にレールを設けたが、これを設けずに、単に底部の上で物品展示部である箱体を滑らすように構成することもできる。
また、既に述べたように、両側面部の下端部を連結する底部は、これを設けなくとも実施することができるが、これを設けた方が強度的に好ましい。
更に、この底部は、上記実施形態にあるように、両側面部の下端部を連結するような平板的(後方縁部は上方に突出)なものを利用しているが、そうではなく、後方側が開口した平面視略コ字形状の枠体から形成し、この略コ字形状の両側前後方向枠体上を物品展示部が前後にスライドできる形態のものであってもよい。
或いは、2本の両側の前後方向枠体の下面部を平板状の金属板材によって連結した形態のものであっても実施可能であり、この場合、物品展示部は前記金属板材の上を前後にスライドするように構成することもできるし、この物品展示部の底面に複数のキャスターを設けて前後に転がすように構成することもできる。
このように、底部の形態は、各種に設計変更することができる。
それぞれの構成部材の材質も適宜必要に応じて選択することができ、金属製のものや合成樹脂製のもの、木材製、更にはシート状のもの等々、その部分の特性に応じて適宜選択して利用することができる。
例えば、側面部であれば、木材製、プラスチック製、或いは金属製のものであってもよく、前面部及び背面部では、金属製又はプラスチック製の枠体に合成樹脂製のシート材を張設したものであってもよい。
物品展示部を構成する箱体も、木材製、プラスチック製等々各種のものを使用することができる。
また、前面部の表面側には、広告を表示することができ、プリントされた広告シートを交換可能に貼着したり、この前面部に液晶パネル等を設けて、動画を配信し、広告媒体とすることが可能である。
これにより、本発明に係る移動式店舗を閉店した際に、その前面部を広告媒体として利用することが可能となるのである。
更に、物品展示部の前面部にも広告表示部を設けることも自由である。
以上、本発明は、比較的簡易な構成からなる移動式の店舗であり、その前面部と背面部の上端縁部を回動可能に連結し、開店時には、これらを回動して内部を開放させ、物品展示部を前方に移動して開店状態とすることができ、逆に、これら前面部及び背面部を閉鎖して、物品展示部を内部に収納した状態で内部を閉鎖し閉店状態とすることができ、極めて便利な移動式店舗を提供することができた。
11 側面部
12 底部
15 物品展示部
16 前面部
16s、18s 下端縁部
17 軸線
18 背面部
20 垂れ幕
22 跳ね上げ台
27 枠部材
29 キャスター
30 ガスダンパー
31 支持棒

Claims (3)

  1. 閉店時には内部が閉鎖された状態となり、開店時には内部が開放される移動式の店舗であって、
    両側の側面部と、前面部と、背面部と、前記両側の側面部の下端部を連結する底部と、内部に収納され、前記底部の上で前後方向に移動できる物品展示部とからなり、
    前面部の上縁部と背面部の上縁部とが、両側面部の上縁部を結ぶ軸線を中心として回動自在に連結されて、前面部及び背面部のそれぞれの下端縁部が上方に回動して、屋根部を形成することができ、
    これら前面部及び背面部は前後対称形且つ側面視左右対称形を有し、
    前記物品展示部は、開店時には前方に移動でき、閉店時には両側面部の間に収納でき、
    閉店時の閉鎖状態から、前面部及び背面部の下端縁部を上方に回動し、前記物品展示部を前方に移動して開店状態とすることができ、
    前記両側の側面部の側面視形状が底部で切り欠かれた上下に長い略楕円形形状を有し、前記前面部は前記側面部の前方側縁部に沿うように配設され、前記背面部は前記側面部の背面側縁部に沿うように配設され、
    前記前面部及び背面部の上方両側と前記両側面部との間にガスダンパー等の屋根保持手段を設け、
    前記底部の下面の少なくとも四箇所にキャスターが設けられ移動可能に形成されていることを特徴とする移動式店舗。
  2. 前面部の表面部に広告を表示できる広告表示部を設け、閉店時に当該広告表示部を見ることができることを特徴とする請求項1に記載の移動式店舗。
  3. 前記広告表示部の広告の表示が動画により行われることを特徴とする請求項2に記載の移動式店舗。
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