JP6669386B2 - 液体収容容器、液体収容容器の製造方法、および記録装置 - Google Patents

液体収容容器、液体収容容器の製造方法、および記録装置 Download PDF

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本発明は、液体収容容器、液体収容容器の製造方法、および液体収容容器を用いる記録装置に関するものである。
インクなどの液体の収容室内に揺動体を備えた液体収容容器として、特許文献1には、液体のインクを収容するインクカートリッジが記載されている。このインクカートリッジの内部には、インクの残量に応じて揺動する揺動体が備えられている。揺動体におけるインジケータ部の位置を外部から光学的に検知することにより、インクの残量が検知される。揺動体には、カートリッジの本体側の揺動軸と回転可能に嵌り合う軸孔が形成されており、揺動軸に揺動体の軸孔を嵌め合わせた後、その揺動軸にキャップを嵌め合わされる。そのキャップは、揺動体の脱落を抑制すると共に、揺動体の揺動範囲を規制するために嵌め合わされる。
特許第5447214号
しかしながら、特許文献1のように、揺動体の脱落を抑制するために特別なキャップを必要とする液体収容容器は、部品点数の増加、液体収容容器の生産性の低下、および液体収容容器の高価格化等を招くことになる。
本発明の目的は、単純な構成によって、揺動体の脱落を抑制することができる液体収容容器、液体収容容器の製造方法、および液体収容容器を用いる記録装置を提供することにある。
本発明の液体収容容器は、液体の収容室内に、前記収容室内の液体の減少量に応じて第1方向に揺動する揺動体を備えた液体収容容器であって、前記収容室の一部を構成する本体フレームと、前記揺動体の揺動中心部と前記本体フレームとが対向する対向部の一方に設けられた支軸と、前記対向部の他方に設けられて前記支軸と回転可能に嵌り合う軸孔と、前記支軸と前記軸孔とが対向する対向部に設けられて、前記支軸を前記軸孔に抜け止めするように互いに係合する支軸側係合部および軸孔側係合部と、前記本体フレームに設けられて前記収容室内に位置する凸部と、を備え、前記凸部によって前記第1方向とは逆の第2方向における前記揺動体の揺動位置が規制され、前記凸部よりも前記第1方向の側の範囲において前記揺動体の揺動を許容するように、前記収容室内に設定された第1揺動範囲と、前記凸部と、前記凸部から前記第2方向に離れた位置と、の間において前記揺動体の揺動を許容するように、前記収容室内に設定された第2揺動範囲と、を有し、前記凸部は、前記第2揺動範囲から前記第1揺動範囲に向かって徐々に高くなる傾斜面を含み、前記揺動体が前記第2揺動範囲から前記第1揺動範囲に向かって前記第1方向に揺動するときに、前記傾斜面によって前記揺動体を弾性変形させつつ前記傾斜面上における前記揺動体の通過を許容した後に、前記揺動体を復元させることを特徴とする。
本発明によれば、単純な構成によって揺動体の脱落を抑制することができる。
本発明の第1の実施形態における液体収容容器の斜視図である。 揺動体の取付け部の斜視図である。 揺動体の取付け手順の説明図である。 液体収容容器の使用時の姿勢の説明図である。 揺動体の動作の説明図である。 記録装置の構成例の説明図である。 揺動体の取付け部の変形例の説明図である。 ストッパの傾斜面の説明図である。 図5のストッパを用いた揺動体の組み付け方法の説明図である。 本発明の第2の実施形態における揺動体の取付け手順の説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態を[液体収容容器の構成],[液体収容容器の製造方法],および[揺動体の動き]に分けて説明する。
[液体収容容器の構成]
図1(a)は、本実施形態における液体収容容器100の分解斜視図である。液体収容容器100は、本体フレーム10と、収容室R1に収容された液体の量を検知するための部材である揺動体20と、第1の蓋1と、第2の蓋2とを備えている。
本体フレーム10は、第1の方向(矢印A方向)に開放された第1の開口部を有する枠形状であり、その枠形状の内部に液体を収容する収容室R1が形成される。本体フレーム10には、第1の方向に突出する円筒形状の支持部11と、柱状の凸部13と、が一体的に形成されている。支持部11には、収容室R1内に揺動体20を取り付けるために、第1の方向に開口する軸孔12が形成されている。本体フレーム10には、第1の方向と直交する第2の方向(矢印B方向)に突出する突出部14が形成されており、その内部には収容室R1に連通する指示室R2が形成されている。本体フレーム10には、突出部14と同様に第2の方向に開口する供給口16および大気連通口15が形成されている。収容室内の液体は、供給口16から外部に供給される。
図2は、液体収容容器100における揺動体20の取付け部の説明図であり、揺動体20の支軸21と、支持部11の軸孔12と、の分解斜視図である。揺動体20の揺動中心部には、中央に切込みが入った円柱状の支軸21が設けられており、支軸21の先端には、その支軸21よりも幅の大きい先端部22が形成されている。先端部22は、支軸21から径方向外方に突出する支軸側係合部を構成し、軸孔12の図3中下側の開口部12Aは、先端部22と係合する軸孔側係合部を構成する。これらの支軸側係合部と軸孔側係合部は、支軸21と軸孔12とが対向する対向部に設けられている。
図7は、支持部11の変形例の説明図である。図7(a)は、揺動体20の支軸21と、支持部11の軸孔12と、の分解斜視図であり、図7(b)は、支持部11の軸孔12、揺動体20の支軸21、および先端部22の平面図である。軸孔12の内壁には、その軸孔12の軸線方向に延在する溝11aが形成されている。溝11aによって、軸孔12と支軸21との間において液体が通りやすくなり、液体のメニスカスが形成にくくなるため、揺動体20が揺動しやすくなる。
図1に示す凸部(ストッパ)13は、揺動体20の一部と接触可能な範囲内に配置されており、揺動体20の矢印C1方向(図5)の揺動範囲を規制する。凸部13の形状は柱状に限るものでなく、図8(a),(b)のように傾斜面13Aを有するものであってもよい。傾斜面13Aは、凸部13を図5中のVIIIb−VIIIb線に沿って断面した図8(b)のように、矢印C3方向に沿って突出部14に向かうにしたがって徐々に高くなるように傾斜されている。これにより、本体フレーム10に揺動体20を組み付けて揺動させる際、まず、揺動体20の一方向(矢印C2方向)の回転が許容され、それが一方向に所定量揺動して傾斜面13A上を通過した後は、揺動体20の他方向(矢印C1方向)の揺動が阻止される。より具体的には、揺動体20を図9中の位置Paにて本体フレーム10に取付けて抜け止めした後、揺動体20を矢印C2方向に所定量揺動させて、揺動体20の弾性変形を伴って、それを矢印D1のように凸部13の傾斜面13A上を通過させる。揺動体20は、傾斜面13Aを通過した後に矢印D2方向に弾性復帰し、以降、矢印C1方向の揺動が凸部13によって阻止される。このようにして、揺動体20を図9中の位置Pbと位置Pcとの間に位置させる。この結果、揺動体20の揺動範囲が位置Pbと位置Pcとの間に規制され、凸部13は、揺動体20の矢印C1方向の揺動を阻止するストッパとして機能する。
図1(b)は、揺動体20を液体収容容器100に取り付けた状態の斜視図である。揺動体20は、支軸21から一方側に延在するフロート部23と、支軸21から他方側に延在するアーム24と、アーム24の先端に設けられたインジケータ部25と、を一体的に備えている。インジケータ部25は、後述するように液体収容容器100の外部から光学的に検知可能である。揺動体20の支軸21は、本体フレーム10の軸孔12に遊びをもって嵌め付けられる。これにより、揺動体20は支軸21を中心にして矢印C1,C2方向に揺動可能に支持される。
第1の蓋1および第2の蓋2は、一対のフィルムにより形成されている。そのフィルムは透明な樹脂製であって、樹脂製の本体フレーム10と熱溶着法等により密着される。これにより、本体フレーム10のフィルムとの間に収容室R1が形成される。本例においては、本体フレーム10がモールド成形され、その本体フレーム10における図1(a)中の上下の面に、第1の蓋1および第2の蓋2を構成するフィルムを貼り付けることにより、収容室R1が形成される。本発明は、このような構成のみに限定されず、例えば、本体フレーム10の片面をモールドして第1の蓋1および第2の蓋2の一方を形成したり、あるいは、それらの両面をフィルム以外の樹脂材料によってモールドで形成したりしてもよい。
[液体収容容器の製造方法]
図3は、液体収容容器100に対する揺動体20と組立て手順を説明するための要部の断面図である。
まず、図3(a)のように、揺動体20の支軸21を軸孔12と対向させるように、軸孔12の中心の延長線上に揺動体20の支軸21を位置させる。前述したように、揺動体20には、中央に切込みが入った円柱状の支軸21と、その支軸21の外径より幅広の先端部22と、が形成されている。
次に、図3(b)のように、揺動体20の支軸21を軸孔12内に差し込む。支軸21は、その先端部22が先端に向かって徐々に幅が狭まる形状(先細り形状)であるため、軸孔12内に容易に誘導される。また、支軸21は、中央に切込を有し、かつ先端部22の幅が支軸21よりも大きいため、支軸21の外側面と軸孔12の内側面とが強く擦られることなく、縮径方向の弾性変形を伴って軸孔12内に挿入される。この段階において、揺動体20のインジケータ部25が液体収容容器100の指示室R2内に収まるように、揺動体20を回転させる。
その後、図3(c)のように、支軸21の先端部22が軸孔12から抜け出ることにより、支軸21が拡径方向に弾性的に復元する。先端部22の幅は軸孔12の直径よりも大きいため、揺動体20は脱落しにくいように抜け止めされる。また、支軸21と軸孔12との間には遊びがあるため、揺動体20は軸孔12を中心として、図4で示す矢印C1及び矢印C2方向に揺動することができる。
その後、図3(d)のように、第1の蓋1および第2の蓋2を構成するフィルムによって、本体フレーム10の図1中上下の開口部(第1の開口部および第2の開口部)を覆う。フィルムは、例えば熱圧着等の方法によって貼り付けられる。その際、熱圧着時の熱によって揺動体20が変形しないように、揺動体20の材料は、本体フレーム10やフィルムより融点の高い樹脂材料を選択することが好ましい。このようにして、インクなどの液体を収容可能な収容室R1が形成される。
[揺動体の動き]
図4から図6は、液体収容容器100の使用時の姿勢における揺動体20の動作の説明図であり、図4および図5においては第1の蓋の図示が省略されている。
液体収容容器100がインクジェット記録装置に着脱可能に装着されるインクタンクを構成する場合、その液体収容容器100は液体のインクを収容し、図6のように記録装置の定位置に装着される。記録装置には光学式の検知機器200が備えられており、その検知機器200は、液体収容容器100の突出部14を挟むように対向する発光部200Aおよび受光部200Bを含む。突出部14は、透孔性のある透明または半透明の樹脂材料によって形成されており、検知機器200は、発光部200Aと受光部200Bとの間の光路中にインジケータ部25が位置するか否か、つまり光路が遮断されているか否かを検知する。
検知機器200は、記録装置の制御部201のインク残量検知部202に接続され、インクジェット記録ヘッド203には液体収容容器100の供給口16からインクが供給される。記録ヘッド203は、制御部201の制御下において、インクをノズル203Aから吐出する。図6においては、イエロー(Y),シアン(C),マゼンタ(M),ブラック(Bk)のインクを収容する4つの液体収容容器100が装着されている。それらのインクは、対応する記録ヘッドから吐出される。記録ヘッドは、電気熱変換素子(ヒータ)やピエゾ素子などの種々の吐出エネルギー発生素子を用いて、インクを吐出するように構成されている。記録装置の記録方式は任意であり、いわゆるシリアルスキャン方式あるいはフルライン方式であってもよい。
揺動体20において、アーム24およびインジケータ部25の重量は、フロート部23の重量より小さい。したがって、収容室R1内にインク(液体)30が入っていない状態、もしくはインク残量が所定量未満の状態において、フロート部23は重力方向に移動し、揺動体20は、図5中の点線のように矢印C1方向に揺動する。このように揺動体20が揺動したときには、インジケータ部25は、発光部200Aと受光部200Bとの間の光路を遮断する位置から、それを遮断しない位置に移動する。インク残量検知部202は、このように光路が遮断されなくなったときに、収容室R1内にインクが入っていないこと、あるいはインクが所定量未満しか残っていないことを検知する。
一方、収容室R1内にインクに所定量以上のインクが入っているときは、フロート部23の浮力によって、揺動体20が図5中の実線のように矢印C2方向に揺動し、インジケータ部25によって、発光部200Aと受光部200Bとの間の光路が遮断される。インク残量検知部202は、このように光路が遮断されることにより、収容室R1内に所定量以上のインクが入っていることを検知する。
このように、収容室R1および指示室R2内のインクの液面変化に追従して揺動体20が揺動し、指示室R2内におけるインジケータ部25の位置を突出部14の外側から光学的に監視することにより、インクの液量が所定量以上あるか否かを検知することができる。
(第2の実施形態)
図10は、本発明の第2の実施形態の液体収容容器100に形成される支持部26の平面図であり、その支持部26の軸孔12内に揺動体20が落とし込まれる。軸孔12の内周部の互い対向する位置には、図10(a)のように、軸孔12の軸線に沿って延在する計2つの凹部27が設けられている。
図10(b)は、揺動体20の先端部22と支持部26との位置関係を説明するための要部の概略平面図である。図10(b)のように、先端部22と凹部27の中心が同じ位置PAに重なるように揺動体20を位置決めして、その揺動体20を軸孔12に落とし込む。その後、図10(c)のように、先端部22を凹部27の位置からずらすように揺動体20を回転させて先端部22を軸孔12の開口部に係合させることにより、揺動体20を組み付ける。図10(c)は、揺動体20の組み付け後における先端部22と凹部27との位置関係を説明するための要部の概略平面図である。先端部22は支軸側係合部を構成し、軸孔12の開口部は軸孔側係合部を構成し、両者は、揺動体20が図10(b)のような揺動位置にあるときに係合が解かれ、その揺動位置と異なる揺動範囲(後述する揺動範囲Rを含む)にあるときに係合する。
揺動体20の支軸21は軸孔12内に遊嵌するため、軸孔12を中心として矢印C1およびC2方向に回転可能である。液体収容容器100の使用時に許容される揺動体20の揺動範囲Rは、揺動体20と凸部13との接触によって規制することができる。揺動範囲Rの規制方法は任意であり、図10(b)のように先端部22と凹部27とが重ならない範囲を揺動範囲Rとして規制することができればよい。このように、軸孔12における凹部27の位置と、揺動体20の揺動範囲Rとが重ならないようずらすことにより、揺動体20の脱落を抑制することができる。
(他の実施形態)
上述した実施形態とは逆に、軸孔12を揺動体20に設け、支軸21を本体フレーム10に設けてもよい。また、液体収容容器100は、例えば、液体のインクを収容するインクタンクとして用いることができる。このようなインクタンクを記録装置に備えることにより、そのインクタンクから供給されるインクを用いて画像を記録することができる。
10 本体フレーム
12 軸孔
13 凸部(ストッパ)
20 揺動体
21 支軸
22 先端部
25 インジケータ部
100 液体収容容器

Claims (15)

  1. 液体の収容室内に、前記収容室内の液体の減少量に応じて第1方向に揺動する揺動体を備えた液体収容容器であって、
    前記収容室の一部を構成する本体フレームと、
    前記揺動体の揺動中心部と前記本体フレームとが対向する対向部の一方に設けられた支軸と、
    前記対向部の他方に設けられて前記支軸と回転可能に嵌り合う軸孔と、
    前記支軸と前記軸孔とが対向する対向部に設けられて、前記支軸を前記軸孔に抜け止めするように互いに係合する支軸側係合部および軸孔側係合部と、
    前記本体フレームに設けられて前記収容室内に位置する凸部と、
    を備え
    前記凸部によって前記第1方向とは逆の第2方向における前記揺動体の揺動位置が規制され、前記凸部よりも前記第1方向の側の範囲において前記揺動体の揺動を許容するように、前記収容室内に設定された第1揺動範囲と、
    前記凸部と、前記凸部から前記第2方向に離れた位置と、の間において前記揺動体の揺動を許容するように、前記収容室内に設定された第2揺動範囲と、
    を有し、
    前記凸部は、前記第2揺動範囲から前記第1揺動範囲に向かって徐々に高くなる傾斜面を含み、前記揺動体が前記第2揺動範囲から前記第1揺動範囲に向かって前記第1方向に揺動するときに、前記傾斜面によって前記揺動体を弾性変形させつつ前記傾斜面上における前記揺動体の通過を許容した後に、前記揺動体を復元させることを特徴とする液体収容容器。
  2. 前記凸部は、前記支軸側係合部と前記軸孔側係合部とが互いに係合した状態において、前記揺動体が前記第2揺動範囲から前記第1揺動範囲に向かって前記第1方向に揺動するときに、前記傾斜面によって前記揺動体を弾性変形させつつ前記傾斜面上における前記揺動体の通過を許容した後に、前記揺動体を復元させる請求項1に記載の液体収容容器。
  3. 前記揺動体は、前記揺動体の揺動中心部から一方側に延在するフロート部と、前記揺動中心部から他方側に延在するアームと、前記アームの先端に設けられたインジケータ部と、を含み、
    前記凸部は、前記揺動体が前記第2揺動範囲から前記第1揺動範囲に向かって前記第1方向に揺動するときに、前記傾斜面によって前記アームを弾性変形させつつ、前記傾斜面上における前記アームの通過を許容した後に、前記アームを復元させる請求項1または2に記載の液体収容容器。
  4. 前記インジケータ部は、前記収容室の外部から光学的に検知可能である請求項3に記載の液体収容容器。
  5. 前記支軸側係合部および前記軸孔側係合部は、少なくとも一方の弾性変形を伴って係合する請求項1から4のいずれか1項に記載の液体収容容器。
  6. 前記支軸側係合部は、前記軸孔によって縮径方向に弾性変形されるように前記支軸から径方向外方に突出し、
    前記軸孔側係合部は、拡径方向の復元する前記支軸側係合部と係合する請求項に記載の液体収容容器。
  7. 前記支軸側係合部は切込みを有する請求項記載の液体収容容器。
  8. 前記支軸側係合部および前記軸孔側係合部は、前記揺動体が所定の揺動位置にあるときに係合し、前記揺動体が前記揺動位置と異なる揺動範囲にあるときに係合を解く請求項1に記載の液体収容容器。
  9. 前記支軸側係合部は、前記支軸から径方向外方に突出し、
    前記軸孔側係合部は、前記揺動体が第1の揺動範囲にあるときに前記支軸側係合部と係合する請求項に記載の液体収容容器。
  10. 前記支軸は、先細り形状である請求項1からのいずれか1項に記載の液体収容容器。
  11. 前記軸孔の内周部は、前記軸孔の軸線方向に沿って延在する溝を含む請求項1から10のいずれか1項に記載の液体収容容器。
  12. 前記本体フレームに形成されて第1の方向に開口する第1の開口部と、
    前記第1の開口部を覆う第1の蓋と、
    を備え、
    前記軸孔は、前記第1の方向に延在するように前記本体フレームに設けられ、
    前記支軸は、前記第1の方向に沿って前記軸孔と嵌り合うように前記揺動体に設けられる請求項1から11のいずれか1項に記載の液体収容容器。
  13. 前記第1の蓋はフィルムであることを特徴とする請求項12に記載の液体収容容器。
  14. 液体の収容室内に、前記収容室内の液体の減少量に応じて第1方向に揺動する揺動体を備えた液体収容容器の製造方法であって、
    前記揺動体の揺動中心部と、前記収容室の一部を構成する本体フレームと、が対向する対向部の一方側の支軸を他方側の軸孔に差し込む工程と、
    前記収容室内における前記揺動体の所定の第1揺動範囲から前記第1方向とは逆の第2方向への前記揺動体の揺動を規制するように前記本体フレームに設けられた凸部と、前記凸部から前記第2方向に離れた位置と、の間において前記揺動体の揺動が許容される第2揺動範囲に、前記揺動体を位置させる工程と、
    前記揺動体を前記第2揺動範囲に位置させた後に、前記支軸に設けられた支軸側係合部と、前記軸孔に設けられた軸孔側係合部と、を互いに係合させて、前記支軸を前記軸孔に抜け止めする抜け止め工程と、
    前記抜け止め工程の後に、前記揺動体を前記第2揺動範囲から前記第1揺動範囲に向かって前記第1方向に揺動させることにより、前記第2揺動範囲から前記第1揺動範囲に向かって徐々に高くなるように前記凸部に形成された傾斜面によって、前記揺動体を弾性変形させつつ前記傾斜面上における前記揺動体の通過を許容した後に、前記揺動体を復元させる工程と、
    を含むことを特徴とする液体収容容器の製造方法。
  15. インクタンクから供給される液体のインクを用いて画像を記録する記録装置であって、
    前記インクタンクとして、請求項1から13のいずれか1項に記載の液体収容容器を備えることを特徴とする記録装置。
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