JP6668535B1 - 玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】模倣対象に相応の形態変化を可能として当該形態変化による興趣を遊戯者に供与できる玩具を提供する。【解決手段】第1形態(生物が伸張した形態)と第2形態(生物が丸まった形態)とに変化可能な玩具であって、主体部10と、主体部10に連結された副体部20、30および40とを備える。副体部20、30および40は、第1形態において主体部10の支持部を成し、第2形態において外郭の一部を成すように構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、形態変化を可能とした玩具に関する。
後記特許文献1には、縮退状態と展開状態とを取り得るように構成された殼体と、付勢力によって殼体を縮退状態とする縮退手段と、付勢力に抗して殼体を展開状態とする展開手段と、発条動力によって回転可能な車輪を有する走行手段と、を備えた動作玩具が開示されている。この動作玩具は、走行手段による展開状態での走行と、走行過程における縮退状態への変化とを可能としている。
しかしながら、前掲の動作玩具は、走行手段による展開状態での走行と、走行過程における縮退状態への変化とを主眼としたものであるため、殼体を例えば生物を模したものとしても、展開状態と縮退状態が当該生物と掛け離れた形態に成りやすく、それ故に形態変化に基づく興趣を供与することが難しい。
特開2009−247657号公報
本発明が解決しようとする課題は、模倣対象に相応の形態変化を可能として当該形態変化による興趣を遊戯者に供与できる玩具を提供することにある。
本発明に係る玩具は、第1形態と第2形態とに変化可能な玩具であって、
第1主体要素と、当該第1主体要素に連結された第2主体要素とを少なくとも含む主体部と、前記主体部に連結された副体部とを備え、前記副体部は、前記第1形態において前記主体部の支持部を成し、前記第2形態において前記第1主体要素と前記第2主体要素との間にて、内部に空間が形成される外郭の一部を成すと共に、当該第1主体要素及び第2主体要素の外側の面と連なる曲面を形成するように構成されている。
本発明に係る玩具によれば、模倣対象に相応の形態変化を可能として当該形態変化による興趣を遊戯者に供与することができる。
図1(A)は本発明の適用例を示す玩具の第1形態の上面図、図1(B)は図1(A)の側面図である。 図2(A)は前記玩具の第2形態の前面図、図2(B)は図2(A)の側面図である。 図3(A)は図1および図2に示した第1主体要素と第2主体要素との第1形態における連結状態を示す部分拡大断面図、図3(B)は第1主体要素と第2主体要素との第2形態における連結状態を示す部分拡大断面図、図3(C)は第1主体要素と第2主体要素とを分離した状態を示す部分拡大断面図である。 図4(A)は図1および図2に示した第1主体要素と第3主体要素との第1形態における連結状態を示す部分拡大断面図、図4(B)は第1主体要素と第3主体要素との第2形態における連結状態を示す部分拡大断面図、図4(C)は第1主体要素と第3主体要素とを分離した状態を示す部分拡大断面図である。 図5(A)は図1および図2に示した第1主体要素の内側の面を示す図、図5(B)は図5(A)に示した第1の副体部の側面図、図5(C)は図5(B)に示した第1の副体部の分解図である。 図6(A)は図1および図2に示した第2主体要素の内側の面を示す図、図6(B)は図6(A)に示した第2の副体部の側面図(第3の副体部と兼用)、図6(C)は図6(B)に示した第2の副体部の分解図(第3の副体部と兼用)である。 図7(A)は図1および図2に示した第1の副体部が第4副体要素を有する場合の第1主体要素の内側の面を示す図、図7(B)は第2の副体部および第3の副体部が第4副体要素を有する場合の第2主体要素の内側の面を示す図である。
以下、図1〜図6を用いて、本発明を適用した玩具の一例について説明する。図示例の玩具(符号省略)は生物、具体的には昆虫に属するコガネムシを模したものであり、歩行等のために伸張した第1形態(図1を参照)と、防御等のために球状に丸まった第2形態(図2を参照)とに変化可能である。この玩具は、主として、主体部10と、主体部10に連結された副体部(第1の副体部20、第2の副体部30および第3の副体部40)とを備え、副体部は第1形態において主体部10の支持部を成し第2形態において外郭(丸まった形態の外表面を意味する)の一部を成すように構成されている。
《主体部の説明》
図1〜図4に示したように、主体部10は、第1主体要素11と、第1主体要素11に連結された第2主体要素12と、第1主体要素11に連結された第3主体要素13とを含む。図示例の玩具は昆虫(コガネムシ)を模したものであるため、第1主体要素11は胸部に相当し、第2主体要素12は腹部に相当し、第3主体要素13は頭部に相当する。
主体部10の第1主体要素11の外側の面11os(図1および図2を参照)は滑らかな曲面から成り、内側の面11is(図5を参照)は概ね平らな面から成る。また、主体部10の第2主体要素12の外側の面12os(図1および図2を参照)は凸凹がある曲面から成り、内側の面12is(図6を参照)は概ね平らな面から成る。さらに、主体部10の第3主体要素13の外側の面13os(図1および図2を参照)は眼を表す凸部分を除き滑らかな曲面から成る。
すなわち、第1形態は、主体部10の第1主体要素11に対して第2主体要素12が広がり、かつ、第1主体要素11に対して第3主体要素13が広がった形態である(図1を参照)。一方、第2形態は、主体部10の第1主体要素11に対して第2主体要素12が狭まり、かつ、第1主体要素11に対して第3主体要素13が狭まった形態である(図2を参照)。ちなみに、第2形態において、第2主体要素12の外側の面12osは外郭の約1/2を占め、第1主体要素11および第3主体要素13の外側の面11osおよび13osは外郭の約1/4を占め、外郭の残りの約1/4は副体部(第1の副体部20、第2の副体部30および第3の副体部40)が占めている。つまり、第1主体要素11、第3主体要素13および副体部は、第2形態において一方部を形成し、第2主体要素12は他方部を形成する。また、第2形態において一方部はその内部に子部品を収納可能な空間が形成される。
主体部10の第1主体要素11と第2主体要素12との連結は、第1主体要素11に対して第2主体要素12が変位可能な連結であり、当該連結は、好ましくは回転可能な連結であり、より好ましくは着脱可能な連結である。また、主体部10の第1主体要素11と第3主体要素13との連結は、第1主体要素11に対して第3主体要素13が変位可能な連結であり、当該連結は、好ましくは回転可能な連結であり、より好ましくは着脱可能な連結である。
主体部10の第1主体要素11と第2主体要素12との連結構造例を図3を用いて説明すると、両者の連結には第1主体要素11と第2主体要素12と別の第1の連結要素51が用いられている。第1の連結要素は51は図中右端部に円筒状の基部51aを有し図中左端部に断面C状の連結部51bを有しており、基部51aを、第2主体要素12に設けられた窪み部12a内の円柱状の軸部12bに回転可能に支持されている。また、第1主体要素11における第2主体要素12の窪み部12aと向き合う箇所には窪み部11aが設けられ、窪み部11a内に、第1の連結要素51の連結部51bが着脱可能に、かつ、回転可能に嵌め込むことができる円柱状の軸部11bが設けられている。
図3(A)は第1形態における主体部10の第1主体要素11と第2主体要素12との連結状態を示すもので、同状態では、第2主体要素12の図中左端が連結要素51に接してその回転が制限され、かつ、第1主体要素11の図中右端が第2主体要素12の外側の面12osに接してその回転が制限され、第1主体要素11が第2主体要素12の外側の面12osの一部を覆っている。
図3(B)は第2形態における主体部10の第1主体要素11と第2主体要素12との連結状態を示すもので、同状態では、第1主体要素11の内側の面11isと第2主体要素12の内側の面12isとが接し、第1主体要素11の外側の面11osと第2主体要素12の外側の面12osとが連なっている。ちなみに、図2(B)に示したように第1主体要素11の内側の面11isの外縁は凸曲面部分を有するため、同部分が第2形態において第2主体要素12の内側の面12isの外縁に干渉することを回避するための凹曲面状の干渉回避部12iaが第2主体要素12の内側の面12isの外縁に設けられている。
図3(C)は主体部10の第1主体要素11と第2主体要素12とが分離した状態を示すもので、同状態では、第1主体要素11の軸部11bが第1の連結要素51の連結部51bから抜き出されている。ちなみに、第1主体要素11と第2主体要素12とを図3(A)および図3(B)に示した連結状態に戻すときには、第1主体要素11の軸部11bを第1の連結要素51の連結部51bに嵌め込めばよい。
主体部10の第1主体要素11と第3主体要素13との連結構造例を図4を用いて説明すると、両者の連結には第1主体要素11と第3主体要素13とは別の第2の連結要素52が用いられている。第2の連結要素52は図中右端部に円筒状の基部52aを有し図中左端部に直方体状の連結部52bを有しており、基部52aを、第1主体要素11に設けられた窪み部11c内の円柱状の軸部11dに回転可能に支持されている。また、第3主体要素13における第1主体要素11の窪み部11cと向き合う箇所には、第2の連結要素52の連結部52bが着脱可能に嵌め込むことができる直方体状の嵌合部13aが設けられている。
図4(A)は第1形態における主体部10の第1主体要素11と第3主体要素13との連結状態を示すもので、同状態では、第3主体要素13の外側の面13osが第1主体要素11の図中左端と接してその回転が制限され、第1主体要素11が第3主体要素13の外側の面13osの一部を覆っている。
図4(B)は第2形態における主体部10の第1主体要素11と第3主体要素13との連結状態を示すもので、同状態では、第1主体要素11の内側の面11isよりも第3主体要素13の図中左端が下側に突出し、第1主体要素11の外側の面11osと第3主体要素13の外側の面13osとが連なっている。
図4(C)は主体部10の第1主体要素11と第3主体要素13とが分離した状態を示すもので、同状態では、第3主体要素13の嵌合部13aが第2の連結要素52の連結部52bから抜き出されている。ちなみに、第1主体要素11と第3主体要素13とを図4(A)および図4(B)に示した連結状態に戻すときには、第3主体要素13の嵌合部13aを第2の連結要素52の連結部52bに嵌め込めばよい。
なお、図3と図4に示した連結構造例は、同様または近似の動きが可能な他の連結構造で代用することが可能である。また、主体部10の第1主体要素11と第2主体要素12とが分離可能で、第1主体要素11と第3主体要素12とが分離可能なものを示したが、分解および組み立てを重視しない場合には、主体部10の第1主体要素11と第2主体要素12とを分離不可としてもよく、第1主体要素11と第3主体要素13とを分離不可としてもよい。
《副体部の説明》
図1、図2、図5および図6に示したように、副体部はその数が6であり、1対の第1の副体部20と1対の第2の副体部30と1対の第3の副体部40とから構成されている。図示例の玩具は昆虫(コガネムシ)を模したものであるため、第1の副体部20は前肢に相当し、第2の副体部30は中肢に相当し、第3の副体部40は後肢に相当する。
各副体部20、30および40は、主体部10(第1主体要素11または第2主体要素12)に連結された第1副体要素21、31および41と、第1副体要素21、31、および41に連結された第2副体要素22、32および42と、第2副体要素22、32および42に連結された第3副体要素23、33および43とを少なくとも含む。図示例の玩具は昆虫(コガネムシ)を模したものであるため、第1副体要素21、31および41は基節および転節に相当し、第2副体要素22、32および42は腿節に相当し、第3副体要素23、33および43は脛節に相当する。ちなみに、附節に相当する第4副体要素24、34および44を追加する場合については図7を用いて後に説明する。
第1の副体部20は、第1主体要素11の内側の面11is(図5(A)を参照)に設けられ、好ましくは第1主体要素11の中心(図5(A)の1点鎖線を参照)に対して対称に設けられている。また、第2の副体部30と第3の副体部40は、第2主体要素12の内側の面12is(図6(A)を参照)に設けられ、好ましくは第2主体要素12の中心(図6(A)の1点鎖線を参照)に対して対称に設けられている。
すなわち、第1形態は、各副体部20、30および40の第2副体要素22、32および42に対して第3副体要素23、33および43が広がった形態であり(図1、図5および図6を参照)、同形態では、第3副体要素23、33および43が玩具の支持部(玩具を第1形態で支える部分)を成し得る。一方、第2形態は、各副体部20、30および40の第2副体要素22、32および42に対して第3副体要素23、33および43が狭まった形態であり(図2を参照)、同形態では、第3副体要素23、33および43が外郭の一部を成し得る。詳しくは、第2形態では、第3副体要素23、33および43が主体部10(第2主体要素12)に近づき、かつ、互いが近接した状態と成って、外郭の一部を成し得る。
各副体部20、30および40の主体部10(第1主体要素11または第2主体要素12)と第1副体要素21、31および41との連結は、主体部10に対して第1副体要素21、31および41が変位可能な連結であり、当該連結は、好ましくは回転可能な連結であり、より好ましくは着脱可能な連結である。また、各副体部20、30および40の第1副体要素21、31および41と第2副体要素22、32および42との連結は、第1副体要素21、31および41に対して第2副体要素22、32および42が変位可能な連結であり、当該連結は、好ましくは回転可能な連結であり、より好ましくは着脱可能な連結である。さらに、各副体部20、30および40の第2副体要素22、32および42と第3副体要素23、33および43との連結は、第2副体要素22、32および42に対して第3副体要素23、33および43が変位可能な連結であり、当該連結は、好ましくは回転可能な連結であり、より好ましくは着脱可能な連結である。
第1の副体部20の第1副体要素21と第2副体要素22と第3副体要素23との連結構造例を図5(B)および図5(C)を用いて説明すると、第1副体要素21は図中下端部に球状の基部21aを有し図中上端右部に円柱状の凸部21bを有しており、基部21aを、主体部10の第1主体要素11の内側の面11isに設けられた半球よりも大きな球欠状の凹部11eに回転可能に、好ましくは着脱可能に嵌め込まれている。第2副体要素22は図中左端部に円柱状の凹部22aを有し図中右端上部に円柱状の孔22b(凹部でもよい)を有しており、凹部22aを、第1副体要素21の凸部21bに回転可能に、好ましくは着脱可能に嵌め込まれている。第3副体要素23は図中左端上部に円柱状の凸部23aを有しており、凸部23aを、第2副体要素22の孔22bに回転可能に、好ましくは着脱可能に嵌め込まれている。
第1の副体部20の第2副体要素22は形状は概ね柱状であり、第3副体要素23の形状は両端よりも中央の広い形(図5(A)を参照)であり、両者の形状は異なる。また、第3副体要素23の長さは第2副体要素22の長さよりも大きく、第3副体要素23の外側の面23osは曲面、好ましくは凸凹がある曲面から成る。さらに、第2副体要素22は、第3副体要素23よりも可撓性に富む材料、例えば、合成ゴムや軟質合成樹脂等から形成されている。
第2の副体部30の第1副体要素31と第2副体要素32と第3副体要素33との連結構造例と、第3の副体部40の第1副体要素41と第2副体要素42と第3副体要素43の連結構造例を図6(B)および図6(C)を用いて説明すると、第1副体要素31および41は図中下端部に球状の基部31aおよび41aを有し図中上端右部に円柱状の凸部31bおよび41bを有しており、基部31aおよび41aを、主体部10の第2主体要素12の内側の面12isに設けられた半球よりも大きな球欠状の凹部12cに回転可能に、好ましくは着脱可能に嵌め込まれている。第2副体要素32および42は図中左端部に円柱状の凹部32aおよび42aを有し図中右端上部に円柱状の孔32bおよび42b(凹部でもよい)を有しており、凹部32aおよび42aを、第1副体要素31および41の凸部31bおよび41bに回転可能に、好ましくは着脱可能に嵌め込まれている。第3副体要素33および43は図中左端上部に円柱状の凸部33aおよび43aを有しており、凸部33aおよび43aを、第2副体要素32および42の孔32bおよび42bに回転可能に、好ましくは着脱可能に嵌め込まれている。
第2の副体部30および第3の副体部40の第2副体要素32および42は形状は概ね柱状であり、第3副体要素33および43の形状は一端よりも他端の幅が広く両側縁が湾曲した形(図6(A)を参照)であり、両者の形状は異なる。また、第3副体要素33および43の長さは第2副体要素32および42の長さよりも大きく、第3副体要素33および43の外側の面33osおよび43aは曲面、好ましくは凸凹がある曲面から成る。さらに、第2副体要素32および42は、第3副体要素33および43よりも可撓性に富む材料、例えば、合成ゴムや軟質合成樹脂等から形成されている。加えて、各副体部20、30および40の第2副体要素22、32および42の長さは22<42<32の関係にあり、第3副体要素23、33および43の長さは23<43<33の関係にある。
すなわち、各副体部20、30および40は、第3副体要素23、33および43の位置および向きを任意に3次元変位できるように構成されているため、第1形態において第3副体要素23、33および43を玩具の支持部(玩具を第1形態で支える部分)とすること、ならびに、第2形態において第3副体要素23、33および43を外郭の一部とすることは容易である。また、第3副体要素23、33および43の外側の面23os、33osおよび43osが曲面であるため、第2形態において、各々の外側の面23os、33osおよび43osを主体部10の各主体要素11、12および13の外側の面11os、12osおよび13osと連なるようにすることも容易である。
なお、図5(B)および図5(C)と図6(B)および図6(C)に示した連結構造例は、同様または近似の動きが可能な他の連結構造で代用することが可能である。また、各副体部20、30および40の第1副体要素21、31および41と第2副体要素22、32および42とが分離可能で、第2副体要素22、32および41と第3副体要素23、33および43とが分離可能なものを示したが、分解および組み立てを重視しない場合には、各副体部20、30および40の第1副体要素21、31および41と第2副体要素22、32および42とを分離不可としてもよく、第2副体要素22、32および41と第3副体要素23、33および43とを分離不可としてもよい。
《形態変化の説明》
前述の玩具を第1形態(図1を参照)から第2形態(図2を参照)に変化させるときには、主体部10の第2主体要素12を図3(A)の状態から図3(B)の状態に変化させ、かつ、第3主体要素13を図4(A)の状態から図4(B)の状態に変化させて、各主体要素11、12および13の外側の面11os、12osおよび13osによって外郭の約3/4を形成するとともに、各副体部20、30および40の第2副体要素22、32および42と第3副体要素23、33および43を適宜回転させて第3副体要素23、33および43の位置および向きを変化させ、各第3副体要素23、33および43の外側の面23os、33osおよび43osによって外郭の残りの約1/4を形成すればよい。
各副体部20、30および40の第3副体要素23、33および43の位置および向きを任意に3次元変位でき、しかも、第3副体要素23、33および43が外郭の一部(外郭の残りの約1/4)を形成するのに適した形状および長さを有しているため、外郭の一部を形成した後に第3副体要素23、33および43の周囲に見栄えを低下させるような隙間を生じることはなく、各々の外側の面23os、33osおよび43osが主体部10の各主体要素11、12および13の外側の面11os、12osおよび13osと連なった態様が得ることができる。
なお、図2に示した第2形態のように、各副体部20および30の第3副体要素23および33の一部が主体部10の第1主体要素11の内側の面11isの外縁によって覆われる場合には、先に、各副体部20、30および40の第2副体要素22、32および42と第3副体要素23、33および43を適宜回転させて第3副体要素23、33および43の位置および向きを変化させ、各第3副体要素23、33および43の外側の面23os、33osおよび43osによって外郭の残りの約1/4を形成してから、主体部10の第2主体要素12を図3(A)の状態から図3(B)の状態に変化させ、かつ、第3主体要素13を図4(A)の状態から図4(B)の状態に変化させて、各主体要素11、12および13の外側の面11os、12osおよび13osによって外郭の約3/4を形成するようにするとよい。
一方、前述の玩具を第2形態(図2を参照)から第1形態(図1を参照)に変化させるときには、主体部10の第2主体要素12を図3(B)の状態から図3(A)の状態に変化させ、かつ、第3主体要素13を図4(B)の状態から図4(A)の状態に変化させて、主体部10を伸張させるとともに、各副体部20、30および40の第2副体要素22、32および42と第3副体要素23、33および43を適宜回転させて第3副体要素23、33および43の位置および向きを変化させ、各第3副体要素23、33および43によって玩具の支持部を形成すればよい。
各副体部20、30および40の第3副体要素23、33および43の位置および向きを任意に3次元変位できるため、玩具の支持部を成す各第3副体要素23、33および43の位置および向きを好みに応じて変化させることができる。また、各副体部20、30および40の第2副体要素22、32および42が他の副体要素よりも可撓性に富むため、当該第2副体要素22、32および42の可撓性を利用して、各第3副体要素23、33および43による玩具の支持を安定、かつ、良好に行うことができる。
ここで、図7を用いて、前述の玩具の各副体部20、30および40に第4副体要素24、34および44を追加する場合について説明する。第1の副体部20に第4副体要素24を追加する場合には、図7(A)に示したように、第3副体要素23に対して第4副体要素24を変位可能に連結すればよい。この場合の連結構造例としては、第3副体要素23の先端部の内側の面(符号省略)に円柱の凹部(符号省略)を設け、当該凹部に、第4副体要素24の基端部に設けた円柱状の凸部(符号省略)に回転可能に、好ましくは着脱可能に嵌め込めるようにしたものが採用できる。また、第2の副体部30および第3の副体部40に第4副体要素34および44を追加する場合には、図7(B)に示したように、第3副体要素33および43に対して第4副体要素34および44を変位可能に連結すればよい。この場合の連結構造例としては、第3副体要素33および43の先端部の内側の面(符号省略)に円柱の凹部(符号省略)を設け、当該凹部に、第4副体要素34および44の基端部に設けた円柱状の凸部(符号省略)に回転可能に、好ましくは着脱可能に嵌め込めるようにしたものが採用できる。
すなわち、前掲のようにすれば、第1形態において第3副体要素23、33および43に対して第4副体要素24、34および44を広がった形態とすることができ、第2形態において第3副体要素23、33および43に対して第4副体要素24、34および44を狭まった形態とすることができる。この場合、第4副体要素24、34および44の形状および長さを第3副体要素23、33および43の形状および長さよりも大きくすると、とりわけ、第1形態(図1を参照)から第2形態(図2を参照)に変化させるときに第4副体要素24、34および44が邪魔になる懸念があるため、好ましくは第4副体要素24、34および44を第3副体要素23、33および43の内側の面(符号省略)で覆えるような形状および長さとするとよい。
《補足事項》
図1〜図7を用いて説明した玩具は第2形態(図2を参照)が丸まった形態であるため、第2形態のまま、あるいは、第2形態の全体または一部をフィルム等で包装したものを、物品搬出装置の搬出対象とすること、例えば、硬貨等を投入して販売できる装置の商品とすることができる。
また、図1〜図7を用いて説明した玩具として、主体部10が第1主体要素11と第2主体要素12と第3主体要素13とを含むものを示したが、3者のうち最も小部品である第3主体要素13を第1主体要素11と一体化してもよい。この場合、第1主体要素11に対する第3主体要素13の向きを第1形態(図1を参照)と第2形態(図2を参照)の中間的な向きとすれば、第2形態を充分に丸まった形態とすることができる。
さらに、図1〜図7を用いて説明した玩具として、昆虫に属するコガネムシを模倣対象としたものを示したが、主体部および副体部の形状および大きさを変化させることにより、コガネムシ以外で丸まった形態となるような昆虫を模倣対象とすることも可能である。無論、昆虫以外の生物、例えば、ダンゴムシやムカデやヤスデ等の他、アルマジロやハリネズミやハムスター等の生物を模倣対象とすることも可能である。昆虫以外の生物を模倣対象とする場合には、模倣対象の肢数(脚数)に見合うように副体部の数を適宜増減すればよい。
10…主体部、11…第1主体要素、11os…外側の面、11is…内側の面、12…第2主体要素、12os…外側の面、12is…内側の面、12ia…干渉回避部、13…第3主体要素、13os…外側の面、20…第1の副体部、21…第1副体要素、22…第2副体要素、23…第3副体要素、23os…外側の面、24…第4副体要素、
30…第2の副体部、31…第1副体要素、32…第2副体要素、33…第3副体要素、33os…外側の面、34…第4副体要素、40…第3の副体部、41…第1副体要素、42…第2副体要素、43…第3副体要素、43os…外側の面、44…第4副体要素、
51…第1の連結要素、52…第2の連結要素。

Claims (26)

  1. 第1形態と第2形態とに変化可能な玩具であって、
    第1主体要素と、当該第1主体要素に連結された第2主体要素とを少なくとも含む主体部と、
    前記主体部に連結された副体部とを備え、
    前記副体部は、前記第1形態において前記主体部の支持部を成し、前記第2形態において前記第1主体要素と前記第2主体要素との間にて、内部に空間が形成される外郭の一部を成すと共に、当該第1主体要素及び第2主体要素の外側の面と連なる曲面を形成するように構成されている、
    玩具。
  2. 前記連結は、前記第1主体要素に対して前記第2主体要素が変位可能な連結である、
    請求項に記載の玩具。
  3. 前記第1形態は、前記第1主体要素に対して前記第2主体要素が広がった形態であり、
    前記第2形態は、前記第1主体要素に対して前記第2主体要素が狭まった形態である、
    請求項1または2に記載の玩具。
  4. 前記第1主体要素の外側の面は滑らかな曲面から成り、
    前記第2主体要素の外側の面は凸凹がある曲面から成る、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の玩具。
  5. 前記第1主体要素と前記第2主体要素の一方は、前記第1形態において前記第1主体要素と前記第2主体要素の他方の外側の面の一部を覆うように構成されている、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の玩具。
  6. 前記第1主体要素と前記第2主体要素は、前記第2形態において各々の外側の面が連なるように構成されている、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の玩具。
  7. 前記第1主体要素と前記第2主体要素の少なくとも一方には、前記第2形態における相互干渉を回避するための干渉回避部が形成されている、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の玩具。
  8. 前記主体部は、前記第1主体要素に連結された第3主体要素をさらに含む、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の玩具。
  9. 前記第1形態は、前記第1主体要素に対して前記第3主体要素が広がった形態であり、
    前記第2形態は、前記第1主体要素に対して前記第3主体要素が狭まった形態である、
    請求項に記載の玩具。
  10. 前記第3主体要素の外側の面は一部を除き滑らかな曲面から成る、
    請求項8または9に記載の玩具。
  11. 前記第3主体要素の外側の面の一部は、前記第1形態において前記第1主体要素によって覆われるように構成されている、
    請求項10に記載の玩具。
  12. 前記副体部は、前記主体部の内側の面に設けられている、
    請求項1〜11のいずれか1項に記載の玩具。
  13. 前記副体部は、前記主体部の内側の面において前記主体部の中心に対して対称に対を成して設けられている、
    請求項1〜12のいずれか1項に記載の玩具。
  14. 前記副体部は、複数設けられ、対ごとに異なる形状で構成されている、
    請求項13に記載の玩具。
  15. 前記副体部は、前記主体部に連結された第1副体要素と、当該第1副体要素に連結された第2副体要素と、当該第2副体要素に連結された第3副体要素とを少なくとも含む、
    請求項1〜14のいずれか1項に記載の玩具。
  16. 前記各連結は、前記主体部に対して前記第1副体要素が変位可能な連結であり、前記第1副体要素に対して前記第2副体要素が変位可能な連結であり、前記第2副体要素に対して前記第3副体要素が変位可能な連結である、
    請求項15に記載の玩具。
  17. 前記第1形態は、前記第2副体要素に対して前記第3副体要素が広がった形態であり、
    前記第2形態は、前記第2副体要素に対して前記第3副体要素が狭まった形態である、
    請求項15または16に記載の玩具。
  18. 前記第3副体要素は、前記第1形態において前記支持部を成し得るように構成されている、
    請求項15〜17のいずれか1項に記載の玩具。
  19. 前記第3副体要素は、前記第2形態において前記外郭の一部を成し得るように構成されている、
    請求項15〜18のいずれか1項に記載の玩具。
  20. 前記第3副体要素は、前記第2形態において前記主体部に近づき、かつ、互いが近接した状態を成し得るように構成されている、
    請求項15〜19のいずれか1項に記載の玩具。
  21. 前記第3副体要素の外側の面は曲面から成る、
    請求項15〜20のいずれか1項に記載の玩具。
  22. 前記第3副体要素の外側の面は、前記第2形態において前記第1主体要素の外側の面および前記第2主体要素の外側の面と連なるように構成されている、
    請求項15〜21のいずれか1項に記載の玩具。
  23. 前記第3副体要素の形状は、前記第2副体要素の形状と異なり、
    前記第3副体要素の長さは、前記第2副体要素の長さよりも大きい、
    請求項15〜22のいずれか1項に記載の玩具。
  24. 前記第2副体要素は、前記第3副体要素よりも可撓性に富む、
    請求項15〜23のいずれか1項に記載の玩具。
  25. 前記玩具は、生物を模したものであり、
    前記第1形態は、前記生物が伸張した形態であり、
    前記第2形態は、前記生物が丸まった形態である、
    請求項1〜24のいずれか1項に記載の玩具。
  26. 前記玩具は、第2形態において物品搬出装置からの搬出を可能としている、
    請求項1〜25のいずれか1項に記載の玩具。
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