JP6666593B2 - 観察光学系 - Google Patents

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Description

本発明は、変倍機能を有する観察光学系に関するものであり、例えば医療用ルーペ、作業用ルーペ、双眼鏡、望遠鏡等に使用可能な変倍型の観察光学系に関するものである。
従来よりケプラー式と呼ばれる観察光学系、すなわち対物光学系と反転光学系とを介して物体像を正立像として1次結像させ、その像を接眼系にて観察可能にするものが、一般的に実用化されている。例えば、特開平10−10440号公報(特許文献1)のファインダー光学系は、観察像の1次結像面と、その瞳側に配置されるレンズとの距離を適切に設定することを主な特徴としている。また、特開2001−174716号公報(特許文献2)のファインダー光学系は、観察像の結像位置からこれに対向する物体側の光学部品までの距離と瞳側の光学部品までの距離とを所定の距離以上確保することを主な特徴としている。何れの光学系においても、その意図するところは、結像位置近傍のレンズ又は光学部品にゴミが付着した場合やキズ等ある場合であっても、光学面上のゴミ等に焦点が合わないようにすることで観察者にこれらが認識されにくくすることである。
しかしながら、光学面に付着したゴミ等を認識されないようにするには、特許文献1、2のように所定の視度範囲外に光学面を配置することで焦点が合わないようにするだけでは不十分な場合がある。例えば、光学面の表面に付着したゴミの大きさが光線径に占める割合が大きくなると、光束がケラレることにより観察像に影がでたりコントラストが低下したりするおそれがある。このような状態も観察者に認識される場合があり製品品質として適切とはいえない。
特開平10−10440号公報 特開2001−174716号公報
本発明は、上記背景技術に鑑みてなされたものであり、ズーム移動群の移動スペースを確保しつつ、コントラストの低下を含むレンズ表面のゴミ、キズ等の問題を解決した良好な光学性能を有する観察光学系を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る観察光学系は、倒立像を正立像に反転させる反転光学系を含む対物系と、当該対物系により形成された正立像を観察するために配置される接眼系とを備える実像式の観察光学系であって、対物系は、物体側から順に、正のパワーの第1群と、正のパワーの第2群と、負のパワーの第3群とから実質的になり、接眼系は、物体側から順に、正のパワーの第4群と、正のパワーの第5群とから実質的になり、反転光学系は、第1群と第2群との間に位置し、第3群と第4群とが光軸に沿って互いに離間する方向に移動することで低倍率から高倍率への変倍を行うとともに、以下の条件式を満足する。
0.28<H×L/f0.55 … (1)
ここで、値Hは低倍率時の瞳径であり、値Lは低倍率時において実像面と対向するそれぞれの光学面との光軸上の距離であり、値fは低倍率時の接眼系の焦点距離である。これらの値H,L,fの単位はmmである。以上において、実像面とは、反転光学系により正立像として結像する中間結像点に対応する。
上記観察光学系によれば、上記条件式(1)を満足するので、ゴミ等によるコントラスト低下を防止しつつ全長の短縮を図る観点で、低倍率時における第3群と実像面との間隔並びに実像面と第4群との間隔を適切に設定することが可能となる。なお、中間結像点に相当する実像面からその物体側の光学面までの光軸上の距離をLaとし、実像面からその瞳側の光学面までの光軸上の距離をLbとすると、両距離La,Lbともに条件式(1)を満足する必要がある。条件式(1)の下限を上回ることにより、実像面と第3群又は第4群との間隔が過度に短くなることを防止でき、レンズ表面についたゴミやキズが光線径に対して占める割合が大きくなることによって観察像の一部に影が現れたりコントラストが低下したりする現象を抑制できる。一方で、条件式(1)の上限を下回ることにより、実像面と各群との距離が過度に長くなることを防止でき、光学系の全長短縮を図るうえで有利となる。
本発明の具体的な側面では、上記観察光学系において、以下の条件式を満足する。
L/f×1000>4 … (2)
上記条件式(2)は、レンズ表面に付いたゴミ、キズ等を目立ちにくくするための追加の設計要件であり、第3群の最瞳側又は最像側レンズと実像面との距離、並びに実像面と第4群の最物体側又は最像側レンズとの距離を接眼系の焦点距離も考慮して規定する。条件式(2)の下限を上回ることにより、実像面に向かい合うレンズ表面についたゴミ等に観察者のピントが合う可能性が低減され、製造時や使用開始後の品質確保の観点で好ましい光学系とできる。
本発明の別の側面では、第5群の最物体側に配置された負メニスカスレンズが以下の条件式を満足する。
4.4<(R1b+R1a)/(R1b−R1a)<6.0 … (3)
ここで、値R1aは第5群最物体側レンズの物体側曲率半径であり、値R1bは第5群最物体側レンズの瞳側曲率半径である。
上記条件式(3)は、第5群の最物体側レンズの形状を規定するものである。条件式(3)の下限を上回ることにより、第5群の最物体側レンズのパワーが過度に強くなることを防止でき、高倍率時のメリジオナル像面が悪化し非点収差や色コマの補正が困難となる現象を抑制できる。一方で、条件式(3)の上限を下回ることにより、第5群の最物体側レンズのパワーが弱くなって第5群全体のレンズ径が大きくなることを抑制でき、小型化・軽量化の達成が容易となる。また、条件式(3)の上限を下回ることにより、当該レンズのZ値が小さくなり偏心精度を良好に保って加工することが困難になることを回避でき、視野周辺における像質悪化を防止できる。
本発明のさらに別の側面では、低変倍時と高変倍時との視度差を補正するために、第1群を単独で、或いは反転光学系及び第2群を一体で光軸上に沿って移動させる。
変倍が可能な観察光学系においては、各種の製造誤差により低倍率時と高倍率時とで視度差が発生する場合がある。すなわち、変倍式の光学系においては低倍率にて観察していた観察者が高倍率側に又はその逆に切り替えを行った際のピントずれが許容範囲を超えることが考えられる。このような場合に視度差を補正するための手段として第1群を単独で、或いは第2群と反転光学系とを一体で光軸上で移動させることで、較差補正を行うことができる。なお、第1群を単独で物体側へ移動させつつ、反転光学系と第2群とを一体で瞳側に移動させることで、第1群の繰り出し量を抑えて全長変化を少なくすることも可能である。同様に、第1群を瞳側に繰り込む場合も、反転光学系等を物体側へ移動させることで第1群の繰り込み量を抑えることができる。
本発明のさらに別の側面では、第3群及び第4群は、それぞれ1枚のレンズで構成される。
第3群及び第4群をそれぞれ1枚のレンズで構成することで、保持形態や移動機構の構造等を簡素化でき、重量軽減に有効である。また、光軸方向のスペースを必要以上に使用することがないため、光学全長の短縮を図ることが可能になる。
本発明に係る一実施形態の観察光学系を説明する断面図である。 (A)は、低倍時における実施例1の観察光学系を示す断面図であり、(B)は、高倍時における実施例1の観察光学系を示す断面図である。 (A)〜(C)は、図2(A)に示す低倍時の観察光学系の収差図であり、(D)〜(F)は、図2(B)に示す高倍時の観察光学系の収差図である。 (A)は、低倍時における実施例2の観察光学系を示す断面図であり、(B)は、高倍時における実施例2の観察光学系を示す断面図である。 (A)〜(C)は、図4(A)の観察光学系の収差図であり、(D)〜(F)は、図4(B)の観察光学系の収差図である。 (A)は、低倍時における実施例3の観察光学系を示す断面図であり、(B)は、高倍時における実施例3の観察光学系を示す断面図である。 (A)〜(C)は、図6(A)の観察光学系の収差図であり、(D)〜(F)は、図6(B)の観察光学系の収差図である。 (A)は、低倍時における実施例4の観察光学系を示す断面図であり、(B)は、高倍時における実施例4の観察光学系を示す断面図である。 (A)〜(C)は、図8(A)の観察光学系の収差図であり、(D)〜(F)は、図8(B)の観察光学系の収差図である。
以下、図1を参照して、本発明の一実施形態である観察光学系10について説明する。なお、図1で例示した観察光学系10は、後述する実施例1の観察光学系10Aと同一の構成となっている。
図1に示すように、観察光学系10は、実像式で変倍型の光学系であって、物体側から順に、対物系LOと、接眼系LEとを備える。観察光学系10は、不図示の鏡筒等に固定されており、医療用ルーペ、作業用ルーペ、双眼鏡、望遠鏡等に用いられる。観察光学系10がルーペに応用される場合、両手での作業が可能なように眼鏡型や頭部装着型のものとすることができる。
観察光学系10のうち、対物系LOは、光束を集光して実像をつくるものである。対物系LOは、物体側から順に、正のパワーを有する第1群Gr1と、正のパワーを有する第2群Gr2と、負のパワーを有する第3群Gr3とで構成されている。対物系LOは、第1群Gr1と第2群Gr2との間に反転光学系PRを備える。反転光学系PRは、対物系LOで形成される倒立像を正立させるものである。対物系LOは、全体として正のパワーを有している。
第1群Gr1は、正のパワーを有する第1レンズL11と、負のパワーを有する第2レンズL12とで構成される。第1及び第2レンズL11,L12は、互いに接合されている。第1及び第2レンズL1,L2は、球面レンズでありガラスで形成されている。
反転光学系PRとしては、例えばプリズムが用いられる。図1の例では、反転光学系PRが2つのガラスプリズムP1,P2で構成されている。
第2群Gr2は、1枚の正レンズで構成され、反転光学系PRの射出面に近接して配置されている。第2群Gr2のレンズは、球面レンズでありガラスで形成されている。
第3群Gr3は、1枚の負レンズで構成されている。第3群Gr3は、変倍時に光軸AXに沿って移動するズーム移動群であり、特に観察光学系10を低倍率から高倍率に変化させる際に、物体側に移動する。第3群Gr3のレンズは、球面レンズでありガラスで形成されている。なお、第3群Gr3を1枚のレンズで構成することで、保持形態や移動機構の構造等を簡素化でき、重量軽減に有効である。また、光軸AX方向のスペースを必要以上に使用することがないため、光学全長の短縮を図ることが可能になる。
接眼系LEは、反転光学系PRを経て実像面IMに形成される正立像が瞳EPによって人の眼に観察されるようにするものである。接眼系LEは、物体側から順に、正のパワーを有する第4群Gr4と、正のパワーを有する第5群Gr5とで構成されている。接眼系LEは、全体として正のパワーを有している。
第4群Gr4は、1枚の正レンズで構成されている。第4群Gr4は、変倍時に光軸AXに沿って移動するズーム移動群であり、特に観察光学系10を低倍率から高倍率に変化させる際に、瞳EPのある側(瞳側)に移動する。第4群Gr4のレンズは、球面レンズでありガラスで形成されている。なお、第4群Gr4を1枚のレンズで構成することで、保持形態や移動機構の構造等を簡素化でき、重量軽減に有効である。また、光軸AX方向のスペースを必要以上に使用することがないため、光学全長の短縮を図ることが可能になる。
第5群Gr5は、複数枚の正レンズ、負レンズ等で構成されているが、全体として正のパワーを有している。第5群Gr5は、図示の例では、負のパワーを有する第1レンズL51と、負のパワーを有する第2レンズL52と、正のパワーを有する第3レンズL53とで構成される。特に、第1レンズL51は、物体側面が物体側に凹となっている負メニスカスレンズである。第1〜第3レンズL51〜L53は、球面レンズでありガラスで形成されている。
観察光学系10は、変倍に際して第3群Gr3と第4群Gr4とを連動させるため、カム機構その他のリンク機構11を有する。これにより、低倍率から高倍率への変化に際して、第3群Gr3が物体側すなわち第2群Gr2側に移動するとともに、これに合わせて4群Gr4が瞳側すなわち第5群Gr5側に移動し、両群Gr3,Gr4は互いに離れる。また、高倍率から低倍率への変化に際して、第3群Gr3が瞳側すなわち第4群Gr4側に移動するとともに、これに合わせて第4群Gr4が物体側すなわち第3群Gr3側に移動し、両群Gr3,Gr4は互いに近づく。
観察光学系10において、接眼系LEと瞳EPとの間には、平行平板Fが設けられている。平行平板Fは、観察光学系10が眼鏡型である場合、視度調整用のレンズとしてもよい。なお、観察光学系10が波長選択を必要とする用途に用いられる場合、平行平板Fに波長選択用のコートが施されていてもよい。
観察光学系10は、以下の条件式を満足する。
0.28<H×L/f0.55 … (1)
ここで、値Hは低倍率時の瞳径(目に入射する光線径)であり、値Lは低倍率時において中間結像点に対応する実像面IMと対向するそれぞれの光学面S1,S2との光軸AX上の距離であり、値fは低倍率時の接眼系LEの焦点距離である。これらの値H,L,fの単位はmmである。


上記条件式(1)を満足することにより、低倍率時における第3群Gr3と実像面IMとの間隔並びに実像面IMと第4群Gr4との間隔を、瞳径等も考慮して適切に設定することが可能となる。なお、中間結像点に相当する実像面IMからその物体側の光学面S1までの光軸AX上の距離をLaとし、実像面IMからその瞳側の光学面S2までの光軸AX上の距離をLbとすると、両距離La,Lbともに条件式(1)を満足する必要がある。条件式(1)の値H×L/fが下限を上回ることにより、実像面IMと第3群Gr3又は第4群Gr4との間隔が過度に短くなることを防止でき、レンズ表面である光学面S1,S2についたゴミやキズが光線径に対して占める割合が大きくなることによって観察像の一部に影が現れたりコントラストが低下したりする現象を抑制できる。一方で、条件式(1)の上限を下回ることにより、実像面IMと各群との距離が過度に長くなることを防止でき、光学系の全長短縮を図るうえで有利となる。なお、条件式(1)の値H×L/fは、光学面S1,S2上での光束径に対応する値であり、正立像の形成又は観察に寄与する光束が光学面S1,S2上のゴミ等によって遮られても或る程度高いコントラストを維持する観点で、かかる光束が確保すべきサイズが重要となってくる。つまり、値H×L/fが過度に小さいとゴミ等によるコントラストの低下が顕著となり、値H×L/fが大きくなるほどコントラストの低下を抑え得ると言える。ここで、ゴミ径が0.05mm程度であることを前提としている。
観察光学系10は、以下の条件式を満足する。
L/f×1000>4 … (2)
上記条件式(2)は、レンズ表面である光学面S1,S2に付いたゴミやキズを目立ちにくくするための追加の設計要件であり、第3群Gr3の最瞳側レンズ(本実施形態では第3群Gr3が一枚のレンズで構成され、このレンズが最瞳側レンズとなる)と実像面IMとの距離、並びに実像面IMと第4群の最物体側レンズ(本実施形態では第4群Gr4が一枚のレンズで構成され、このレンズが最物体側レンズとなる)との距離を接眼系LEの焦点距離も考慮して規定する。条件式(2)の値L/f×1000が下限を上回ることにより、実像面IMに向かい合うレンズ表面である光学面S1,S2についたゴミ等に観察者のピントが合う可能性が低減され、製造時や使用開始後の品質確保の観点で好ましい光学系とできる。
本発明の別の側面では、第5群Gr5の最物体側に配置された負メニスカスレンズ(つまり第1レンズL51)が以下の条件式を満足する。
4.4<(R1b+R1a)/(R1b−R1a)<6.0 … (3)
ここで、値R1aは第5群Gr5の最物体側レンズつまり第1レンズL51の物体側曲率半径であり、値R1bは第5群Gr5の最物体側の第1レンズL51の瞳側曲率半径である。
上記条件式(3)は、第5群Gr5の最物体側の第1レンズL51の形状を規定するものである。条件式(3)の値(R1b+R1a)/(R1b−R1a)が下限を上回ることにより、第5群Gr5の最物体側の第1レンズL51のパワーが過度に強くなることを防止でき、高倍率時のメリジオナル像面が悪化し非点収差や色コマの補正が困難となる現象を抑制できる。一方で、条件式(3)の上限を下回ることにより、第5群Gr5の最物体側の第1レンズL51のパワーが弱くなって第5群Gr5全体のレンズ径が大きくなることを抑制でき、小型化・軽量化の達成が容易となる。また、条件式(3)の上限を下回ることにより、第5レンズL51のZ値が小さくなり偏心精度を良好に保って加工することが困難になることを回避でき、視野周辺における像質悪化を防止できる。
変倍が可能な観察光学系10においては、各種の製造誤差により低倍率時と高倍率時とで視度差が発生する場合がある。すなわち、低倍率にて観察していた観察者が高倍率側に切り替えを行い、或いはその逆に切り替えを行った際のピントずれが許容範囲を超えることが考えられる。このような場合に視度差を補正するための手段として、第1群Gr1を単独で光軸AX上に沿って移動させる調整を行うことで、低変倍時と高変倍時とでピントズレが生じることを抑制できる。或いは、反転光学系PR及び第2群Gr2を一体で光軸AX上に沿って移動させる調整を行うことによっても、低変倍時と高変倍時とでピントズレが生じることを抑制できる。なお、第1群Gr1を単独で物体側へ、また反転光学系と第2群とを一体で瞳側に移動させることで、第1群Gr1等の繰り出し量を抑え全長変化を少なくすることも可能である。
〔実施例〕
以下、本発明に係る観察光学系の実施例を示す。各実施例に使用する記号は下記の通りである。
R:近軸曲率半径
D:軸上面間隔
Nd:レンズ材料のd線に対する屈折率
vd:レンズ材料のアッベ数
その他、記号「Surf.N」は、面番号を意味し、記号「INF」は、無限大又は∞を意味し、記号「IM」は、中間の実像面を意味し、記号「EPは」、瞳を意味する。
〔実施例1〕
実施例1の観察光学系の光学諸元値を以下の表1に示す。ここで、視野範囲とは、観察光学系を瞳側から覗いたときの物体面上における観察可能な範囲である。
[表1]
低倍率 高倍率
倍率 2.5 3.4
視度(dpt) -1.0 -1.0
物体距離(mm) 387.9 387.9
視野範囲(mm) φ90 φ80
瞳径H(mm) 5.4 4.1
実施例1の観察光学系のレンズ面等のデータを以下の表2に示す。
[表2]
Surf.N R(mm) D(mm) Nd vd
1 25.372 3.80 1.58913 61.25
2 -20.630 0.70 1.80610 33.27
3 -63.832 2.53
4 INF 32.471 1.72825 28.32
5 INF 0.50
6 INF 16.83 1.72825 28.32
7 INF 0.14
8 11.904 1.70 1.80610 40.73
9 46.038 d9 (variable)
10 -14.495 0.42 1.51680 64.2
11 12.205 d11(variable)
12 (IM) INF d12(variable)
13 -104.098 3.50 1.84666 23.78
14 -8.528 d14(variable)
15 -6.122 0.45 1.80518 25.46
16 -8.673 3.74
17 22.675 0.65 1.69895 30.05
18 12.911 1.98
19 26.126 4.00 1.77250 49.62
20 -14.190 1.00
21 INF 2.00 1.51680 64.2
22 INF 12.00
23 (EP)
以下の表3は、表2の可変の面間隔d9,d11,d12,d14の具体例を示しており、観察光学系の低倍率時及び高倍率時における第3群及び第4群の位置を示している。
[表3]
低倍率 高倍率
d9 4.617 2.511
d11 0.800 3.840
d12 1.300 1.820
d14 3.820 2.364
図2(A)は、実施例1の観察光学系10Aの低倍率時の断面図であり、図2(B)は、観察光学系10Aの高倍率時の断面図である。実施例1の観察光学系10Aは、対物系LOと、接眼系LEとを備える。対物系LOは、物体側から順に、正のパワーを有する第1群Gr1と、反転光学系PRと、正のパワーを有する第2群Gr2と、負のパワーを有する第3群Gr3とで構成されている。接眼系LEは、物体側から順に、正のパワーを有する第4群Gr4と、3枚のレンズからなり正のパワーを有する第5群Gr5とで構成されている。第1〜第5群Gr1〜Gr5を構成するレンズは、ガラスで形成されている。第3群Gr3と第4群Gr4とが光軸AXに沿って互いに離間する方向に移動することで、低倍率から高倍率への変倍が達成される。なお、符号Fは、平行平板を示しているが、観察光学系10Aが眼鏡型である場合、視度調整用のレンズとしてもよい。また、符号EPで示す線は、設計上の瞳位置を示すものとなっている(以下の実施例も同様)。
図3(A)〜3(C)は、図2(A)に示す低倍率時の観察光学系10Aによって観察される虚像に関する球面収差、非点収差、及び歪曲収差をそれぞれ示す。なお、球面収差図及び非点収差図において横軸は視度を表しており、−1(diopter)を基準視度としている。また、球面収差図において縦軸は入射瞳径を表し、非点収差図及び歪曲収差図において縦軸は視野を表す(以下の高倍率時又は実施例2以降も同様)。
図3(D)〜3(F)は、図2(B)に示す高倍率時の観察光学系10Aによって観察される虚像に関する球面収差、非点収差、及び歪曲収差をそれぞれ示す。
〔実施例2〕
実施例2の観察光学系の光学諸元値を以下の表4に示す。
[表4]
低倍率 高倍率
倍率 2.5 3.4
視度(dpt) -1.0 -1.0
物体距離(mm) 387.9 387.9
視野範囲(mm) φ90 φ80
瞳径H(mm) 5.3 4.0
実施例2の観察光学系のレンズ面等のデータを以下の表5に示す。
[表5]
Surf.N R(mm) D(mm) Nd vd
1 30.404 3.46 1.58913 61.25
2 -18.746 0.67 1.80610 33.27
3 -46.010 3.90
4 INF 32.591 1.72825 28.32
5 INF 0.50
6 INF 16.83 1.72825 28.32
7 INF 0.10
8 13.175 1.70 1.90366 31.32
9 80.252 d9 (variable)
10 -25.299 0.42 1.77250 49.62
11 15.776 d11(variable)
12 (IM) INF d12(variable)
13 -34.742 3.50 1.84666 23.78
14 -7.819 d14(variable)
15 -6.192 0.85 1.80610 33.27
16 -9.093 3.74
17 30.271 0.65 1.83400 37.34
18 13.969 1.61
19 25.162 3.40 1.80420 46.50
20 -14.255 0.86
21 INF 2.00 1.5168 64.2
22 INF 12.00
23 (EP)
以下の表6は、表5の可変の面間隔d9,d11,d12,d14の具体例を示しており、観察光学系の低倍率時及び高倍率時における第3群及び第4群の位置を示している。
[表6]
低倍率 高倍率
d9 4.307 2.171
d11 0.740 3.800
d12 1.260 1.769
d14 3.967 2.533
図4(A)は、実施例2の観察光学系10Bの低倍率時の断面図であり、図4(B)は、観察光学系10Bの高倍率時の断面図である。実施例2の観察光学系10Bは、対物系LOと、接眼系LEとを備える。対物系LOは、物体側から順に、正のパワーを有する第1群Gr1と、反転光学系PRと、正のパワーを有する第2群Gr2と、負のパワーを有する第3群Gr3とで構成されている。接眼系LEは、物体側から順に、正のパワーを有する第4群Gr4と、3枚のレンズからなり正のパワーを有する第5群Gr5とで構成されている。第1〜第5群Gr1〜Gr5を構成するレンズは、ガラスで形成されている。第3群Gr3と第4群Gr4とが光軸AXに沿って互いに離間する方向に移動することで、低倍率から高倍率への変倍が達成される。
図5(A)〜5(C)は、図4(A)に示す低倍率時の観察光学系10Bによって観察される虚像に関する球面収差、非点収差、及び歪曲収差をそれぞれ示す。図5(D)〜5(F)は、図4(B)に示す高倍率時の観察光学系10Bによって観察される虚像に関する球面収差、非点収差、及び歪曲収差をそれぞれ示す。
〔実施例3〕
実施例3の観察光学系の光学諸元値を以下の表7に示す。
[表7]
低倍率 高倍率
倍率 2.5 3.4
視度(dpt) -1.0 -1.0
物体距離(mm) 387.9 387.9
視野範囲(mm) φ90 φ80
瞳径H(mm) 5.3 4.0
実施例3の観察光学系のレンズ面等のデータを以下の表8に示す。
[表8]
Surf.N R(mm) D(mm) Nd vd
1 31.454 3.22 1.58913 61.25
2 -17.413 0.64 1.80610 33.27
3 -40.687 3.93
4 INF 32.471 1.72825 28.32
5 INF 0.50
6 INF 16.83 1.72825 28.32
7 INF 0.10
8 14.103 1.70 1.90366 31.32
9 3585.921 d9 (variable)
10 -16.777 0.42 1.77250 49.62
11 14.301 d11(variable)
12 (IM) INF d12(variable)
13 -30.000 3.50 1.84666 23.78
14 -7.259 d14(variable)
15 -6.173 0.85 1.71736 29.50
16 -9.711 3.72
17 23.201 0.65 1.59270 35.44
18 13.108 2.22
19 30.271 3.80 1.77250 49.62
20 -14.448 1.34
21 INF 2.00 1.5168 64.2
22 INF 12.00
23 (EP)
以下の表9は、表8の可変の面間隔d9,d11,d12,d14の具体例を示しており、観察光学系の低倍率時及び高倍率時における第3群及び第4群の位置を示している。
[表9]
低倍率 高倍率
d9 3.676 2.041
d11 0.745 3.334
d12 1.255 1.653
d14 3.416 2.155
図6(A)は、実施例3の観察光学系10Cの低倍率時の断面図であり、図6(B)は、観察光学系10Cの高倍率時の断面図である。実施例3の観察光学系10Cは、対物系LOと、接眼系LEとを備える。対物系LOは、物体側から順に、正のパワーを有する第1群Gr1と、反転光学系PRと、正のパワーを有する第2群Gr2と、負のパワーを有する第3群Gr3とで構成されている。接眼系LEは、物体側から順に、正のパワーを有する第4群Gr4と、3枚のレンズからなり正のパワーを有する第5群Gr5とで構成されている。第1〜第5群Gr1〜Gr5を構成するレンズは、ガラスで形成されている。第3群Gr3と第4群Gr4とが光軸AXに沿って互いに離間する方向に移動することで、低倍率から高倍率への変倍が達成される。
図7(A)〜7(C)は、図6(A)に示す低倍率時の観察光学系10Cによって観察される虚像に関する球面収差、非点収差、及び歪曲収差をそれぞれ示す。図7(D)〜7(F)は、図6(B)に示す高倍率時の観察光学系10Cによって観察される虚像に関する球面収差、非点収差、及び歪曲収差をそれぞれ示す。
〔実施例4〕
実施例4の観察光学系の光学諸元値を以下の表10に示す。
[表10]
低倍率 高倍率
倍率 2.5 3.4
視度(dpt) -1.0 -1.0
物体距離(mm) 387.9 387.9
視野範囲(mm) φ90 φ80
瞳径H(mm) 5.4 4.0
実施例4の観察光学系のレンズ面等のデータを以下の表11に示す。
[表11]
Surf.N R(mm) D(mm) Nd vd
1 27.636 3.38 1.58913 61.25
2 -19.989 0.67 1.80610 33.27
3 -58.081 3.50
4 INF 32.471 1.72825 28.32
5 INF 0.50
6 INF 16.83 1.72825 28.32
7 INF 0.10
8 12.873 1.34 1.80610 40.73
9 221.848 d9 (variable)
10 -11.513 0.42 1.51680 64.2
11 8.936 d11(variable)
12 (IM) INF d12(variable)
13 -438.331 3.50 1.84666 23.78
14 -8.102 d14(variable)
15 -6.400 0.85 1.80518 25.46
16 -9.368 3.74
17 22.263 0.60 1.69895 30.05
18 13.046 2.10
19 25.413 3.72 1.77250 49.62
20 -15.119 0.50
21 INF 2.00 1.5168 64.2
22 INF 12.00
23 (EP)
以下の表12は、表11の可変の面間隔d9,d11,d12,d14の具体例を示しており、観察光学系の低倍率時及び高倍率時における第3群及び第4群の位置を示している。
[表12]
低倍率 高倍率
d9 5.253 3.604
d11 0.720 1.330
d12 1.330 3.581
d14 3.534 2.322
図8(A)は、実施例4の観察光学系10Dの低倍率時の断面図であり、図8(B)は、観察光学系10Dの高倍率時の断面図である。実施例4の観察光学系10Dは、対物系LOと、接眼系LEとを備える。対物系LOは、物体側から順に、正のパワーを有する第1群Gr1と、反転光学系PRと、正のパワーを有する第2群Gr2と、負のパワーを有する第3群Gr3とで構成されている。接眼系LEは、物体側から順に、正のパワーを有する第4群Gr4と、3枚のレンズからなり正のパワーを有する第5群Gr5とで構成されている。第1〜第5群Gr1〜Gr5を構成するレンズは、ガラスで形成されている。第3群Gr3と第4群Gr4とが光軸AXに沿って互いに離間する方向に移動することで、低倍率から高倍率への変倍が達成される。
図9(A)〜9(C)は、図8(A)に示す低倍率時の観察光学系10Dによって観察される虚像に関する球面収差、非点収差、及び歪曲収差をそれぞれ示す。図9(D)〜9(F)は、図8(B)に示す高倍率時の観察光学系10Dよって観察される虚像に関する球面収差、非点収差、及び歪曲収差をそれぞれ示す。
以下の表13は、参考のため、各条件式(1)〜(3)に対応する各実施例1〜4の値をまとめたものである。
[表13]
Figure 0006666593
以上、実施形態に係る観察光学系について説明したが、本発明に係る観察光学系は、上記例示のものには限られない。例えば、上記実施形態において、観察光学系10の最も物体側のレンズ及び最も瞳側のレンズの外側には、耐傷、耐薬品等を考慮して光透過性を有するカバー部材を設けてもよい。
対物系LOにおいて、第1群Gr1、第2群Gr2、及び第3群Gr3に追加して、実質的にパワーを有しないレンズ等を配置することができる。また、接眼系LEにおいて、第4群Gr4及び第5群Gr5に追加して、実質的にパワーを有しないレンズ等を配置することができる。
第1〜第5群Gr1〜Gr5を構成する各レンズは非球面レンズとすることができ、例えば最も物体側及び瞳側のレンズを除いたレンズは樹脂製としてもよい。
10…観察光学系、 10A〜10D…観察光学系、 LE…接眼系、 LO…対物系、 Gr1-Gr5…第1〜第5群、 IM…実像面、 L11,L12…レンズ、 L51-L53…レンズ、 PR…反転光学系、 S1,S2…光学面、 EP…瞳、 F…平行平板、AX…光軸

Claims (5)

  1. 倒立像を正立像に反転させる反転光学系を含む対物系と、当該対物系により形成された前記正立像を観察するために配置される接眼系とを備える実像式の観察光学系であって、
    前記対物系は、物体側から順に、正のパワーの第1群と、正のパワーの第2群と、負のパワーの第3群とから実質的になり、
    前記接眼系は、物体側から順に、正のパワーの第4群と、正のパワーの第5群とから実質的になり、
    前記反転光学系は、前記第1群と前記第2群との間に位置し、
    前記第3群と前記第4群とが光軸に沿って互いに離間する方向に移動することで低倍率から高倍率への変倍を行うとともに、
    以下の条件式を満足することを特徴とする観察光学系。
    0.28<H×L/f0.55 … (1)
    ここで、
    H:低倍率時の瞳径
    L:低倍率時において実像面と対向するそれぞれの光学面との光軸上の距離
    f:低倍率時の前記接眼系の焦点距離
  2. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の観察光学系。
    L/f2×1000>4 … (2)
  3. 前記第5群の最物体側に配置された負メニスカスレンズが以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1及び2のいずれか一項に記載の観察光学系。
    4.4<(R1b+R1a)/(R1b−R1a)<6.0 … (3)
    ここで、
    R1a:第5群最物体側レンズの物体側曲率半径
    R1b:第5群最物体側レンズの瞳側曲率半径
  4. 低変倍時と高変倍時との視度差を補正するために、前記第1群を単独で、或いは前記反転光学系及び前記第2群を一体で光軸上に沿って移動させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の観察光学系。
  5. 前記第3群及び前記第4群は、それぞれ1枚のレンズで構成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の観察光学系。
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