JP6664991B2 - 再加熱装置 - Google Patents

再加熱装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6664991B2
JP6664991B2 JP2016034527A JP2016034527A JP6664991B2 JP 6664991 B2 JP6664991 B2 JP 6664991B2 JP 2016034527 A JP2016034527 A JP 2016034527A JP 2016034527 A JP2016034527 A JP 2016034527A JP 6664991 B2 JP6664991 B2 JP 6664991B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reheating
control
input
heating
food
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016034527A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017150760A (ja
Inventor
村上 祥子
祥子 村上
翼 荒井
翼 荒井
和幸 柘植
和幸 柘植
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aiho Corp
Original Assignee
Aiho Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiho Corp filed Critical Aiho Corp
Priority to JP2016034527A priority Critical patent/JP6664991B2/ja
Publication of JP2017150760A publication Critical patent/JP2017150760A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6664991B2 publication Critical patent/JP6664991B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)

Description

本発明は、加熱調理された食材を収容した複数の食器を食材と共に冷却し、所望のタイミングで冷却された前記食材を再加熱する再加熱装置に関する。
従来から、病院給食などの業務では、予め加熱調理した食材を複数の食器に収容し、朝食時等の所定の時刻に、食材が食事として配膳される。このような作業を想定して、予め加熱調理した食材を食器と共に冷却(冷蔵)し、朝食等の食事の配膳前に、予め食器に収容された食材を再加熱する再加熱装置が利用されている。
このような技術として、例えば特許文献1には、複数の食器を内部に収容する装置本体と、装置本体の内部において食材を冷却するクーラと、装置本体の内部において食材を加熱するヒータと、クーラおよびヒータの制御を行う制御装置とを備えた再加熱装置が提案されている。再加熱装置は、外部からの操作により制御装置に再加熱開始時刻と再加熱温度を入力可能に構成された入力装置をさらに備えている。
この再加熱装置によれば、作業者が入力装置で操作した運転開始要求信号により、制御装置は、クーラを制御し、装置本体に収容された食材の冷却を開始する。その後、制御装置は、入力された再加熱開始時刻で、再加熱温度で食材の再加熱を開始するようにヒータを制御し、装置本体に収容された食材を再加熱する。
実用新案登録第3075775号公報
ところで、特許文献1に示す再加熱装置により再加熱が完了したとき、作業者は目視や食材の芯温測定の結果により、再加熱された食材が十分に加熱されていないと判断した場合、さらに加熱をすることがある。このとき、作業者は、再加熱装置の運転状態を一旦停止し、上述した運転開始要求信号により、再加熱装置を再運転することになる。
しかしながら、作業者が入力装置を介して制御装置に運転開始要求信号を入力すると、まず、再加熱装置は、制御装置がクーラを制御する冷却制御(冷却運転)から開始されてしまう。このため、作業者は、冷却制御を飛ばしてすぐに再加熱制御(再加熱運転)が開始されるように入力装置を操作する必要があった。
このような操作は、容易でなく煩雑なため、急ぐことで操作ミスを引き起こし易く、場合によっては冷却運転が開始されてしまうなど、喫食者に提供する食品として品質を低下させるおそれもあった。
本発明は、前記課題を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、再加熱後の食材を簡単な操作で追加加熱することができる再加熱装置を提供することにある。
前記課題を鑑みて、本発明に係る再加熱装置は、加熱調理され、食器に収容された食材を冷却し、所望のタイミングで冷却された前記食材を再加熱する再加熱装置であって、前記再加熱装置は、複数の食器に収容された前記食材を内部に収容する装置本体と、前記装置本体の内部において、前記食材を冷却するクーラと、前記装置本体の内部において、前記食材を加熱するヒータと、前記クーラおよび前記ヒータを制御する制御装置と、外部からの操作により、前記再加熱装置による運転を開始する運転開始要求信号を前記制御装置に入力可能に構成され、かつ、少なくとも前記ヒータによる再加熱開始時刻を含む再加熱条件を前記制御装置に入力可能に構成された入力装置と、を備えており、前記制御装置は、前記入力装置からの前記運転開始要求信号により前記装置本体の内部の冷却を開始し、前記再加熱開始時刻まで前記装置本体の内部の前記食材を冷却するように、前記クーラを制御する冷却制御部と、前記再加熱開始時刻に合わせて前記食材の再加熱を開始し、前記再加熱条件で前記食材を再加熱するように、前記ヒータを制御する再加熱制御部と、を備えており、前記入力装置は、前記食材の前記再加熱の制御を実行した後、外部からの操作により、前記ヒータにより前記食材を追加加熱する追加加熱要求信号を、前記制御装置に入力可能なように構成されており、前記制御装置は、前記入力装置からの前記追加加熱要求信号の入力により、予め設定された時間、前記食材を追加加熱するように、前記ヒータを制御する追加加熱制御部をさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば、加熱調理された食材を食器に収容した状態で、装置本体に収容する。次に、入力装置を操作することにより、入力装置を介して、運転開始要求信号を制御装置に入力する。これにより、再加熱装置の運転が開始され、制御装置の冷却制御部が、クーラを制御することにより、食材の冷却を開始し、入力装置に予め入力された再加熱開始時刻まで、装置本体に収容された食材を冷却(冷蔵)する。
その後、再加熱開始時刻に合わせて、制御装置の再加熱制御部が、ヒータを制御することにより、食材の再加熱を開始し、予め入力された再加熱条件で食材を再加熱する。ここでいう「再加熱条件」とは、再加熱温度、再加熱時間、湿度条件など、食材を再加熱するための条件である。
ここで、再加熱の制御を実行した後に、食材を追加加熱する必要があると作業者が判断した際には、作業者は、入力装置を操作することにより、入力装置を介して、追加加熱要求信号を、制御装置に入力する。これにより、追加加熱制御部が、ヒータを制御することにより、再加熱された食材を、予め設定された時間、追加加熱することができる。このような結果、再加熱装置の運転を一旦停止し、運転開始要求信号を制御装置に入力して食材の冷却制御を経ることなく、再加熱後の食材を簡単な操作で加熱することができる。
より好ましい態様としては、前記入力装置は、前記追加加熱制御部による追加加熱の制御を実行した後、外部からの操作により、前記追加加熱要求信号を前記制御装置に再度入力可能なように、構成されている。
この態様によれば、追加加熱により食材が十分に加熱されていない場合には、追加加熱の制御を実行後、入力装置を操作し、入力装置を介して再度追加加熱要求信号を制御装置に入力することができる。これにより、追加加熱制御部が、ヒータを制御することにより、追加加熱された食材に対して、再度追加加熱を行うことが可能である。また、このような入力装置の操作を繰り返すことにより、追加加熱された食材に対して繰り返して追加加熱を行うことも可能である。
より好ましい態様としては、前記制御装置は、前記再加熱制御部による再加熱の制御を実行した後、前記追加加熱制御部による追加加熱の制御を実行している期間を除く期間は、前記食材を保温するように、前記ヒータを制御する保温制御部をさらに備えている。
この態様によれば、再加熱制御部による再加熱の制御を実行した後、追加加熱制御部による追加加熱の制御を実行しない場合には、保温制御部が、ヒータを制御することにより、再加熱された食材を保温することができる。さらに、追加加熱制御部による追加加熱の制御を実行した場合であっても、追加加熱の制御の実行後に、保温制御部が、ヒータを制御することにより、追加加熱された食材を保温することができる。このようにして、再加熱された食材を保温することができるばかりでなく、追加加熱された食材をも保温することができる。また、さらなる好ましい態様として、入力装置が、追加加熱制御部による追加加熱の制御を強制的に停止させる追加加熱停止信号を制御装置に入力可能なように構成してもよい。これにより、追加加熱停止信号により追加加熱の制御を強制的に停止させた後に、保温制御部による保温制御に切り替えることができる。
より好ましい態様としては、前記入力装置は、前記冷却制御部による前記クーラの制御から、前記再加熱制御部による前記ヒータの制御に強制的に移行させる制御移行要求信号を、前記制御装置に入力可能なように構成されており、前記入力装置に前記制御移行要求信号が入力されたタイミングで、前記再加熱制御部は、前記再加熱条件で前記食材の再加熱を開始するように、前記ヒータを制御する。
この態様によれば、入力装置を操作することにより、入力装置を介して、前記制御移行要求信号を、制御装置に入力することにより、冷却制御部による実行中のクーラの制御を停止し、再加熱制御部が、ヒータの制御を開始することにより、再加熱開始時刻に拘わらず、再加熱条件で食材の再加熱を開始することができる。このような結果、急な予定変更などの理由により、予定より早く再加熱を完了したい場合などにも対応することができる。
前記入力装置は、前記外部からの操作により前記運転開始要求信号と前記追加加熱要求信号を前記制御装置に入力するための共通の操作ボタンを備えている。この態様によれば、運転開始要求信号と追加加熱要求信号とを制御装置に入力するタイミングは、異なるタイミングである。したがって、これらの信号を入力するボタンを共通の操作ボタンとすることにより、入力装置のレイアウトを簡略化することができるとともに、作業者が迷うことなくこれらの操作を簡単に行うことができる。
より好ましい態様としては、前記追加加熱制御部は、前記再加熱制御部による再加熱の制御時に設定された再加熱条件に基づいて、前記食材を追加加熱するように、前記ヒータを制御する。この態様によれば、再加熱の制御時の再加熱条件と同じ条件で、食材を追加加熱するので、食材を適切な条件で追加加熱することができる。
別の好ましい態様としては、前記制御装置は、前記入力装置からの入力により、前記再加熱条件として、予め設定された日数において、各日の複数の時間帯ごとに、前記再加熱開始時刻を設定する時刻設定部と、前記入力装置からの入力により、前記再加熱条件として、前記予め設定された日数において、前記各日の複数の時間帯ごとに、前記加熱調理された食材に応じて登録された複数の前記食材の加熱パターンから、1つの加熱パターンを選択する加熱パターン選択部と、を備えており、前記再加熱制御部は、前記各日の複数の時間帯ごとに、設定された前記再加熱開始時刻に合わせて、前記選択された加熱パターンで、前記ヒータを制御するものであり、前記追加加熱制御部は、前記加熱パターン選択部で直前に選択された前記加熱パターンの再加熱温度に基づいて、前記食材を追加加熱するように、前記ヒータを制御する。
この態様によれば、例えば食事を管理する管理者は、入力装置からの入力により、予め設定された日数(例えば1週間(7日間))において、各日の複数の時間帯(例えば朝食、昼食、および夕食の時間帯)ごとに、時刻設定部でヒータの再加熱開始時刻を予約設定することができる。これに合わせて、管理者は、入力装置からの入力により、各日の複数の時間帯ごとに、加熱調理された食材に応じて制御装置に登録された複数の食材の加熱パターンから、1つの加熱パターンを選択することができる。
これにより、再加熱制御部は、各日の複数の時間帯ごとに、設定された再加熱開始時刻に合わせて、選択された加熱パターンで、ヒータを制御することにより、食材を再加熱することができる。このようにして、食事の都度に、その食事に供される食材に合わせて、食材の再加熱開始時刻および加熱パターンを管理者が設定しなくてもよく、管理者は、予め設定された日数の期間、各日の複数の時間帯ごとの食材の再加熱開始時刻および加熱パターンをまとめて予約設定し、これを管理することができる。
ここで、追加加熱制御部は、再加熱の完了により、次に予約されている時間帯の加熱パターンへ移行するところ、保温制御が実施されている間は、次の時間帯において選択される加熱パターンの再加熱温度に基づいた追加加熱を行わない。すなわち、追加加熱制御部は、直前の時間帯において選択された加熱パターンの再加熱温度に基づいて、食材を追加加熱するように、ヒータを制御するので、食材を適切な条件で加熱することができる。
本発明によれば、再加熱後の食材を簡単な操作で追加加熱することができる。
本発明の実施形態に係る再加熱装置の模式的斜視図である。 図1に示す再加熱装置の断面図である。 図1に示す再加熱装置の制御装置のブロック図である。 図1に示す再加熱装置の入力装置の第1表示画面を示した図である。 (a)および(b)は、図1に示す再加熱装置の入力装置の第2表示画面を示した図である。 図1に示す再加熱装置の入力装置の第1設定画面を示した図である。 (a)および(b)は、図1に示す再加熱装置の入力装置の第2設定画面を示した図である。 図1に示す再加熱装置の入力装置の第3設定画面を示した図である。 再加熱装置の操作メインフロー図である。 再加熱装置の操作サブフロー図である。 図3に示す制御装置の制御実行部のブロック図である。 図1に示す再加熱装置の冷却制御実行中の入力装置の第1運転画面を示した図である。 図1に示す再加熱装置の再加熱制御実行中の入力装置の第2運転画面を示した図である。 図1に示す再加熱装置の保温制御実行中の入力装置の第3運転画面を示した図である。 図1に示す再加熱装置の追加加熱制御実行中の入力装置の第4運転画面を示した図である。 図1に示す再加熱装置の追加加熱制御実行後の保温制御実行中の入力装置の第3運転画面を示した図である。 図1に示す再加熱装置の変形例に係る再加熱装置の模式的斜視図である。
以下に、本発明の実施形態に係る再加熱装置1を、図1〜図17を参照しながら説明する。
1.再加熱装置1について
本実施形態に係る再加熱装置1は、加熱調理され、食器に収容された食材を冷却(冷蔵)し、所望のタイミングで冷却された食材を再加熱する装置である。図1に示すように、再加熱装置1は、複数の食器に収容された食材を内部に収容する装置本体11を備えており、装置本体11には、その内部を開閉する開閉扉12が取り付けられている。
開閉扉12には、透明のガラス板または透明の樹脂板が取付けられた窓部13が取り付けられており、窓部13から装置本体11の内部を視認することができる。さらに、開閉扉12には、取っ手14が取り付けられており、取っ手14を回動させることにより、開閉扉12のロックおよびロック解除を行うことができる。
装置本体11の上部には、後述するヒータ67の再加熱条件を制御装置20に入力するタッチパネル方式の入力装置21が取り付けられている。入力装置21は、装置本体11内の後述する加熱温度、加湿条件、および再加熱開始時刻等、を表示する表示装置をも兼ね備えている。
図2に示すように、装置本体11には、複数の食器Cに収容された食材を、シートパン等のトレーTと共に収容する収容室(調理室)18が形成されており、収容室18には、トレーTを載置する棚16が上下方向に複数設けられている。本実施形態でいう収容室18は、本発明でいう「装置本体の内部」に相当する。
収容室18の上方には、収容室18の内部を冷却するクーラ(冷却器)51が設けられており、クーラ51からの冷媒が、熱交換器52を循環するように、クーラ51と熱交換器52とが接続されている。クーラ51は、後述する制御装置20からの制御信号により、起動および停止する。
収容室18の背面側には、食材を加熱するヒータ67が配置されており、収容室18とヒータ67との間には、仕切り板15が設けられている。仕切り板15には、複数の貫通孔が設けられており、この貫通孔は、後述する送風器53から送られた空気が、各棚16に挿入されたトレーTの食器に向かうように形成されている。さらに、仕切り板15の下方にも、後述する送風器53から送られた空気の吹き出し口が設けられており、収容室18の底面、開閉扉12の内面にも、空気が流れるようになっている。
収容室18内には、温度センサー57が配置されており、温度センサー57で計測された収容室18内の計測温度は、入力装置21に表示される。なお、本実施形態では、後述する芯温センサー(図示せず)をさらに備えている。芯温センサーは、食器Cに収容された食材に接触させて(食材に直接差し込んで)、食材の温度を直接測定するセンサーである。
本実施形態では、芯温センサーを用いる際には、芯温センサーにより測定された測定温度に基づいて、ヒータ67による加熱制御が行われる。芯温センサーを用いない場合には、芯温センサーは、収容室18の側面に収容され、温度センサー57により測定された測定温度に基づいて、ヒータ67による加熱制御が行われる。
さらに、熱交換器52とヒータ67に隣接した位置には、送風器53が設けられている。送風器53は、モータ53aと、モータ53aに連結されたファン53bを備えている。後述する制御装置20からの制御信号により、モータ53aが駆動し、ファン53bを回転させることができる。これにより、熱交換器52で冷却された空気、またはヒータ67で加熱した空気を、仕切り板15の貫通孔を介して収容室18に供給し、これを循環させることができる。
さらに収容室18の下方には、上水を供給する上水供給口61が設けられており、上水供給口61は、減圧弁62および電磁弁63を介して、上水供給管64に接続されている。上水供給管64の先端には、上水を噴霧する噴射ノズル66が取り付けられている。噴射ノズル66の噴出側には、ヒータ67の下部に抱き付くようにアルミニウム板65が配置されている。
このように構成することにより、噴射ノズル66から噴霧された上水を、ヒータ67で加熱されたアルミニウム板65により加熱し、これを蒸発させることができる。上水が蒸発した蒸気は、送風器53による空気の流れにより、仕切り板15の貫通孔を介して、収容室18内に送られる。これにより、収容室18を加湿することができる。本実施形態では、上水供給口61から、ヒータ67の一部を含むアルミニウム板65までの構成が、食材を加湿する加湿装置に相当する。
収容室18の湿度の調整は、制御装置20からの制御信号により電磁弁63の開閉時間を制御し、噴射ノズル66に供給される上水の供給量を調整することにより、行われる。具体的には、本実施形態では、アルミニウム板65で蒸気を生成することができる、噴射ノズル66からアルミニウム板65への上水の最大の供給量を加湿(加湿量)100としている。すなわち、「加湿装置」で蒸気を生成できる単位時間あたりの最大量を加湿(加湿量)100としている。このような加湿量を制御することにより、収容室18内の加湿条件を変更することができる。収容室18の内部に湿度センサーを設け、湿度センサーの計測値を、入力装置21に表示するとともに、制御装置20に入力し、加湿条件として湿度そのものを、加湿センサーからの計測値に基づいてフィードバック制御してもよい。
2.制御装置2について
制御装置20は、温度センサー57または芯温センサー(図示せず)が測定した測定温度に基づいて、食材が所定の冷却状態または加熱状態となるように、ヒータ67の加熱、上水の供給、およびクーラ51の冷却等を制御する装置であり、入力装置21と電気的に接続されている。
制御装置20は、時刻設定部22、メニュー選択部23、加熱パターン設定部24、加湿条件設定部25、追加加熱設定部26、および制御実行部27を少なくとも備えており、これらは、制御装置20のソフトウエアに相当する部分である。なお、時刻設定部22、メニュー選択部23、加熱パターン設定部24、加湿条件設定部25、および追加加熱設定部26は、制御装置20の記憶装置に記憶され、入力装置21の入力により書き換え可能なプログラムである。制御実行部27は、制御装置20の演算装置で実行されるプログラムである。
3.制御装置20における再加熱条件の設定機能について
まず、ここでは、図2〜図10を参照して、制御装置20のうち、主に、入力装置21を用いた再加熱条件の設定機能を以下に詳述する。なお、制御実行部27およびその具体的な制御については、図11とともに後述し、その際の入力装置21の状態を、図12〜図16とともに後述する。
時刻設定部22は、入力装置21からの入力により、再加熱条件として、予め設定された日数において、各日の複数の時間帯ごとに、ヒータ67の再加熱開始時刻を設定する部分である。より具体的には、時刻設定部22では、予め設定された日数として7日間(1週間)が設定されており、各曜日(各日)の朝食、昼食、および夕食の3つの時間帯ごとに、食材の再加熱開始時刻の予約設定を行う。各時間帯における食材の再加熱開始時刻は、後述する入力装置21の第1設定画面40Aから入力される(例えば図6参照)。
メニュー選択部23は、入力装置21からの入力により、食材のメニューに応じた情報に基づいて、再加熱条件として、加熱パターン設定部24に予め設定された(登録された)複数の加熱パターンからその1つの加熱パターンを選択する部分である(加熱パターン選択部)。これと同時に、メニュー選択部23は、選択した加熱パターンに関連付けた加湿条件となるように、加湿条件設定部25から予め設定された加湿条件を読み出す。
具体的には、入力装置21は、加熱パターンごとに、加熱パターンに対応した食材のメニューが表示されている。入力装置21は、表示された食材のメニューを選択することにより、メニュー選択部23に、食材のメニューに応じた情報を、メニュー選択部23に入力する(例えば図7(a),(b),図8参照)。なお、本実施形態では、「食材のメニュー」には、「2.焼物・揚物」、「3.うどん・そば」、「4.カレー・大皿」の他に、「1.標準モード」、「5.バイキング」、「再加熱なし」も含む。
このようにして、メニュー選択部23は、予め設定された1週間(日数:7日間)において、各曜日(各日)の朝食、昼食、および夕食の3つの時間帯ごとに、加熱調理された食材に応じて設定(登録)された食材の加熱パターンから、1つの加熱パターンを選択することができる。
加熱パターン設定部24は、再加熱条件として、ヒータ67による再加熱温度および再加熱時間等の、食材を加熱する加熱パターンを設定し、制御装置20に登録する部分であり、入力装置21からの入力により、これらが設定される(例えば図8参照)。具体的には、上述した食材のメニューに合わせて、食材の再加熱時間、必要に応じて再加熱温度が設定される。これにより、メニュー選択部23は、予約した再加熱開始時刻に、加熱パターン設定部24から、メニュー選択部23で選択された食材のメニューに合わせた加熱パターンを読み出すことができる。
加湿条件設定部25は、入力装置21からの入力により、再加熱条件の1つとして、加熱パターンに関連付けた収容室18の加湿条件(具体的には、上述した加湿(加湿量))を予め設定する部分である(例えば図8参照)。これにより、メニュー選択部23で選択された食材のメニューに合わせた加熱パターンを選択する際に、メニュー選択部23は、加湿条件設定部25から、選択された加熱パターンに関連付けた加湿条件を読み出し、この加湿条件で食材を加湿することができる。
追加加熱設定部26は、入力装置21からの入力により、追加時間を予め設定するものである。また、本実施形態では、追加加熱設定部26には、加熱パターン設定部24からの加熱パターンおよび加湿条件設定部25の加湿条件も入力される。具体的には、追加加熱設定部26は、直前に再加熱を行った加熱パターンおよび加湿条件等の再加熱条件が反映されるように、これらの再加熱条件と同じ条件が設定される。
制御実行部27については、上述した如く、図11とともに後述するので、ここでは制御実行部27を簡単に説明する。制御実行部27は、外部からの入力装置21の操作により、再加熱装置1の運転を開始させ、再加熱開始時刻を基準時刻として、それまではクーラ51による冷却制御を行い、その後は、ヒータ67による再加熱制御を行うものである。さらに制御実行部27は、再加熱制御後には、再加熱により加熱された食材をヒータ67による保温制御を行い、必要に応じて、追加加熱制御を行う。
ここで、例えば再加熱制御を行う際には、制御実行部27は、各曜日(各日)の朝食、昼食、および夕食の時間帯ごとに、時刻設定部22で設定された再加熱開始時刻に合わせて、メニュー選択部23で選択された加熱パターンおよび加湿条件で、ヒータ67による加熱制御を実行する制御信号をヒータ67に入力する。なお、上述した如く、再加熱装置1の具体的な制御については、図12〜図16とともに後述する。
以下に、本実施形態に係る再加熱装置1の再加熱条件等の設定方法を図4〜図8の入力装置21の画面を参照しながら、図9および図10に示すフロー図に沿って説明する。
図4は、図1に示す再加熱装置1の入力装置21の第1表示画面30Aを示した図である。入力装置21からの再加熱開始時刻および加熱パターン等の入力完了後には、再加熱装置1は、待機中の状態であり、通常はこの画面が表示されている。この画面には、再加熱開始時刻(例えば10時30分)と再加熱完了時刻(例えば11時40分)が表示される。この他にも、温度センサー57による収容室18(庫内)の温度、芯温センサーの温度の芯温も表示される。
この画面では、「運転」アイコン31、「停止」アイコン32、「機能」アイコン33、および「異常」アイコン34も表示されている。入力装置21の「運転」アイコン31は、外部からの作業者の操作により、再加熱装置1による運転を開始する運転開始要求信号を制御装置20に入力することができる。具体的には、「運転」アイコン(スイッチ)31を長押しした場合、制御装置20に運転開始要求信号が入力され、制御装置20の制御実行部27により、クーラ51および送風器53を作動させることができる。これにより、再加熱まで、収容室18に収容した食材を冷却し、冷蔵保存することができる。
ここで、「機能」アイコン33をタッチすると、図5(a)の第2表示画面30Bまたは図5(b)の第2表示画面30Cに切り替えることができる。なお、再加熱装置1に異常が発生した場合には、「異常」アイコン34をタッチし、異常の内容、その原因、およびその対応の仕方を画面に表示して、これを進めることができる。
ここで、基本的には、主の再加熱装置1の現状を確認し、食材を配膳する作業者が操作する画面は、図4に示す画面であり、栄養士等の管理者が再加熱の諸条件を確認したいときのみ、「機能」アイコン33をタッチして、画面を切り替える。したがって、作業者は、基本として、図4の第1表示画面30Aの「機能」アイコン33をタッチして、図5(a)の第2表示画面30Bまたは図5(b)の第2表示画面30Cに切り替えないこととし、作業者が食材を配膳するために必要なもののみ画面へ表示させるようにしている。これにより、予約設定をする必要がない作業者が、後述する再加熱条件の諸設定を変更するなどの、入力ミスを防止することができる。
図5(a)の第2表示画面30B、および、図5(b)の第2表示画面30Cでは、基本的には、同じアイコンが配列されており、そのレイアウトが異なる。これに加え、図5(a)の第2表示画面30Bでは、その中央に、温度センサー57により測定された収容室18(庫内)の温度を、波形で経時的に表示している。
ここで、例えば、予約設定を行う栄養士等の管理者は、図9のステップS71として、例えば「機能」アイコン33をタッチして、第2表示画面30Bまたは第2表示画面30Cに切り替えたときに、これらの画面の「再加熱開始」アイコン35をタッチする。これにより、図6に示す第1設定画面40Aに切り替える。次に、ステップS72に進み、曜日・開始時刻等の設定を行う。なお、ステップS72の詳細は、図10に示す操作サブフロー図で後述する。
ここで、第1設定画面40Aには、各曜日に対する朝食、昼食、夕食の時間帯ごとに、再加熱開始時刻を入力する曜日・時刻の入力部41Aが、配置されている。各曜日・時刻の入力部41Aをタッチするとテンキーが表示され、そのテンキーで時刻を入力することにより、それぞれの食事の時間帯における再加熱開始時刻を制御装置20に入力・変更することができる。たとえば、図4の第1表示画面30Aでは、再加熱開始時刻が10時30分であるので、たとえば、火曜日の昼の再加熱開始時刻を10時30分に設定する。このようにして、制御装置20の時刻設定部22において、入力・変更された時刻が、再加熱開始時刻として設定される。また、その他にも、「機能」アイコン33から設定画面(図示せず)を経由して、後述する追加加熱時間が設定される。
さらに、第1設定画面40Aには、「一括設定」アイコン42が配置されており、このアイコン42をタッチした後に、朝食、昼食、夕食を指定するとともに、再加熱開始時刻を設定・変更する操作を行うことによって、図6に示すように、一週間の朝食、昼食、夕食のいずれか指定した時間帯における再加熱開始時刻が、設定した時刻に一括で変更される。
なお、第1設定画面40Aで、「TOP」アイコン46をタッチすると、図4の第1表示画面30A、図5(a),(b)の第2表示画面30B,30Cに切り替わる。一方、「レシピ」アイコン43をタッチすると、図7(a)に示す、第2設定画面40Bに切り替わる。また、「温度・湿度設定」アイコン44をタッチすると、図8の第3設定画面40Dに切り替わる。
ここで、図10に示すように、栄養士等の管理者は、ステップS71で切り替えた、第1設定画面40Aにおいて、ステップS81で「一括設定」アイコン42をタッチするかを判断する。「一括設定」アイコン42をタッチした場合には、ステップS82に進み、一週間の朝食、昼食、夕食の各時間帯における再加熱開始時刻が、設定した時刻に一括で変更される。
一方、「一括設定」アイコン42をタッチしない場合には、ステップS83に進み、各曜日に対する朝食、昼食、夕食の時間帯のうち、変更が必要な時間帯の曜日・時刻の入力部41Aをタッチし、ステップS84に進む。ステップS84では、タッチした時間帯の再加熱開始時刻を表示されたテンキーで入力する。
このようにして、栄養士などの管理者は、入力装置21からの入力により、予め決定されている1週間において、各日の朝食、昼食、および夕食の時間帯ごとに、時刻設定部22でヒータ67の再加熱開始時刻を設定および変更をすることができる。
この段階で、再加熱開始時刻の変更が不要であると判断した場合には、ステップS81、ステップS83で、いずれも「NO」を選択することになる。次に、管理者は、ステップ85に進み、食事のメニューの変更があったかを判断し、メニューの変更があった場合には、第1設定画面40Aで、「レシピ」アイコン43をタッチする。これにより、図7(a)に示す、第2設定画面40Bに切り替わる。
ここで、第2設定画面40Bには、1週間の各曜日に対する朝食、昼食、夕食の時間帯ごとに、予め登録されたメニュー名を入力する曜日・時刻の入力用のアイコン41Bが、配置されている。各曜日・時刻の入力用のアイコン41Bをタッチすると、図7(b)に示す第2設定画面40Cに切り替わり、複数の「メニュー」アイコン48が表示され、これらの複数の「メニュー」アイコン48のうち、1つを選択する。これにより、それぞれの時間帯におけるメニューを制御装置20に入力・変更することができる。このようにして、上述した制御装置20のメニュー選択部23に、食材のメニューに応じた情報が入力される。メニュー選択部23の動作は、既に詳述しているのでここでは省略する。
そして、メニューの入力・変更後、第2設定画面40Bに戻る。さらに、第2設定画面40Bにも、「一括設定」アイコン42が配置されている。この「一括設定」アイコン42をタッチした後、朝食、昼食、夕食を指定するとともに、複数のメニューからその1つを選択する操作を行う。これにより、一週間の朝食、昼食、夕食のいずれか指定した時間帯におけるメニューが、設定したものに一括で変更される。同様に、朝食、昼食、夕食のうち、他のメニューを指定すれば、このメニューに一括で変更することができる。
なお、第2設定画面40Bで、「TOP」アイコン46をタッチすると、この第2設定画面40Bを表示させる前に表示していた図4の第1表示画面30A、または、図5の第2表示画面30B,30Cに切り替わる。また、「時刻」アイコン47をタッチすると、図6に示す、第1設定画面40Aに切り替わる。さらに、「温度・湿度設定」アイコン44をタッチすると、図8の第3設定画面40Dに切り替わる。
ここで、図10に示すように、栄養士等の管理者が、第2設定画面40BからステップS85で切り替えた、第2設定画面40Bにおいて、ステップS86で「一括設定」アイコン42をタッチするかを判断する。「一括設定」アイコン42をタッチした場合には、ステップS87に進み、一週間の朝食、昼食、夕食の各時間帯におけるメニューが、設定したメニューに一括で変更される。
一方、「一括設定」アイコン42をタッチしない場合には、ステップS88に進み、各曜日に対する朝食、昼食、夕食の時間帯のうち、変更が必要な時間帯の曜日・時刻の入力用のアイコン41Bをタッチし、第2設定画面40Cに画面を切り替えて、ステップS89に進む。ステップS89では、第2設定画面40Cにおいて、タッチした時間帯のメニューを入力する。
このようにして、栄養士などの管理者は、入力装置21からのメニューの入力により、各日の複数の時間帯ごとに、加熱パターン設定部24において加熱調理された食材に応じて設定された複数の食材の加熱パターンから、メニュー選択部23においてその1つの加熱パターンを選択することができる。
ここで、メニューの変更が不要であると判断した場合には、ステップS85で「NO」を選択することになる。ステップS85で「レシピ」アイコン43をタッチし、メニューを確認した上で、メニューの変更が不要であると判断した場合には、ステップS86およびステップS88で、いずれも「NO」を選択することになる。
次に、管理者は、ステップS91に進み、各メニューに対して温度および加湿条件の設定の変更が必要かを判断し、これらの変更が必要である場合には、第2設定画面40Bの「温度・湿度設定」アイコン44をタッチする。これにより、図8に示す、第3設定画面40Dに切り替わる。
ここで、第3設定画面40Dには、各メニューに応じた、再加熱時の加熱パターンおよび加湿条件と、保温時の保温条件および加湿条件が表示されており、これらは、変更可能である。
例えば、「標準モード」のメニューでは、芯温センサーで測定された芯温に基づくヒータの加熱が選択され、食材が75℃で2分間加熱されるように加熱パターンが設定され(登録され)、その時の庫内温度は115℃、加湿条件は湿度(加湿量)100に設定されている(登録されている)。ここで、これらの加熱パターンおよび加湿条件を変更する際には、メニューに対応するモード設定の部分49をタッチし、温度測定を行うセンサーの選択、加熱温度、加熱時間、庫内温度、加湿温度、を変更する。保温の条件も同様に行う。
図10に戻り、栄養士等の管理者が、第2設定画面40Bの「温度・湿度設定」アイコン44をタッチした場合には、第3設定画面40Dに切り替わる。ステップS92で上述したように、各メニューに対応するモード設定の部分49をタッチし、温度測定を行うセンサーの選択、再加熱温度、再加熱時間、庫内温度、および加湿(条件)を、表示されたテンキーによって変更する。また、別画面で、追加加熱時間も、表示されたテンキーで変更する。なお、追加加熱時間は、各メニューに拘わらず一括した時間として設定・変更されてもよいが、各日の朝食、昼食、および夕食の時間帯ごとに、または、メニューに関連付けて設定・変更するようにしてもよい。
その後、ステップS93に進み、メニューの変更が必要である場合には、「曜日・開始時刻設定」アイコン45をタッチし、ステップS85に戻る。メニューの変更が不要である場合には、ステップS94に進み、第3設定画面40Dで、「TOP」アイコン46をタッチし、この第3設定画面40Dを表示させる前に表示していた図4の第1表示画面30Aか、図5(a),(b)の第2表示画面30B,30Cに切り替える。
このようにして、再加熱装置に毎回食材を出し入れし、再加熱された食事を提供する作業者ではなく、食事を何時に何度まで加熱するかを決める栄養士などの管理者が、その食事に供される食材に合わせて、食材の再加熱開始時刻および加熱パターンを、食事の都度に設定しなくてもよい。すなわち、例えば、1か月ごとに朝食、昼食、夕食の献立が決められていれば、管理者は、予め設定された日数の期間、各日の複数の時間帯ごとの食材の再加熱開始時刻および加熱パターンを、例えば1週間分を、週始めにまとめて予約設定することにより、後は確認作業を行うだけで、これを管理することができる。
また、栄養士などの管理者は、食材のメニューに合わせて、予め設定された複数の加熱パターンから、そのメニューに適した1つの加熱パターンを選択することができる。これにより、栄養士などの管理者は、例えば、1ヶ月ごとに朝食、昼食、夕食の献立が決められ、予め設定された日数の期間、各日の複数の時間帯ごとの食材のメニューが分かれば、そのメニューに合わせた加熱パターンを、簡単に設定し、これを管理することができる。また設定の管理などに、外部記憶媒体などを用いてもよい。
4.制御装置20における制御について
以下に、本実施形態に係る再加熱装置1の制御実行部27を入力装置21の第1〜第4運転画面とともに、図11〜図16を参照して以下に説明する。図11に示すように、制御実行部27は、冷却制御部271、再加熱制御部272、保温制御部273、および、追加加熱制御部274を備えている。
冷却制御部271は、入力装置21からの運転開始要求信号により装置本体11の収容室18内の冷却を開始し、再加熱開始時刻まで収容室18内の食材を冷却するように、クーラ51を制御する部分である。具体的には、図4において上述したように、入力装置21は、待機中の状態において、入力装置21の第1表示画面30Aに表示された「運転」アイコン31を長押すことにより、再加熱装置1による運転を開始する運転開始要求信号を制御装置20に入力可能なように構成されている。
具体的には、冷却制御部271は、入力装置21からの運転開始要求信号により収容室18内(食材)の冷却を開始するように、クーラ51による冷却制御を実行する制御信号をクーラ51に入力する。その後、冷却制御部271は、時刻設定部22で設定された再加熱開始時刻に合わせて、クーラ51による冷却制御を停止する制御信号を、クーラ51に入力する。
具体的には、「運転」アイコン(スイッチ)31を長押しした場合、制御装置20に運転開始要求信号が入力され、図4に示す第1表示画面30Aから、図12に示す第1運転画面50Aに切り替わる。そして、制御実行部27の冷却制御部271により、クーラ51等を作動させ、収容室18を冷却し、冷却された状態の収容室18に食材を収容し、これを冷蔵保存することができる。なお、収容室18に食材を収容した後、「運転」アイコン(スイッチ)31を長押ししてもよい。また、冷却制御部271は、時刻設定部22からの再加熱開始時刻の情報を読み出し、再加熱開始時刻になったときに、クーラ51および送風器53の作動を停止させる。これにより、再加熱開始時刻の直前まで、食材を冷却し、冷蔵保存することができる。
ここで、入力装置21では、図4に示す第1表示画面30Aから、図12に示す第1運転画面50Aに切り替わった際に、第1表示画面30Aの「運転」アイコン31は、第1運転画面50Aの「スキップ」アイコン31Aに、変更される。
第1運転画面50Aの「スキップ」アイコン31Aは、アイコン31Aを押すことにより、冷却制御部271によるクーラ51の制御から、後述する再加熱制御部272によるヒータ67の制御に強制的に移行させる制御移行要求信号を、制御装置20の制御実行部27に入力可能なように構成されている。
例えばあらかじめ設定した時刻よりはやく再加熱運転を開始したいときには、「スキップ」アイコン31Aを押す。これにより、冷却制御部271による実行中のクーラ51の制御を停止し、再加熱開始時刻に拘わらず、制御移行要求信号が入力されたタイミングで、再加熱制御部272により、食材の再加熱を開始することができる。
再加熱制御部272は、時刻設定部22から読み出された再加熱開始時刻に合わせて食材の再加熱を開始し、再加熱条件で食材を再加熱するように、ヒータ67および加湿装置を制御する部分である。再加熱制御部272は、時刻設定部22からの各日の複数の時間帯ごとに設定された再加熱開始時刻に合わせて、メニュー選択部23で選択された加熱パターンおよび加湿条件に応じた制御信号をヒータ67および電磁弁63(加湿装置の一部)に入力し、これらを制御する。
具体的には、再加熱制御部272による再加熱制御は、メニュー選択部23で選択された加熱パターンに応じて、タイマー制御モードと、芯温制御モードのいずれかに分類される。タイマー制御モードは、例えば、図8に示す「2.焼物・揚物」の加熱パターンが選択された場合の制御モードである。この場合には、所定時間の間(例えば90分)、庫内温度を設定された温度(例えば125℃)、所定の湿度(例えば湿度70)に保つように制御することで食材を加熱する。なお、再加熱制御により、所定時間経過したら再加熱運転は終了し、次の保温制御に移行する。
一方、芯温制御モードは、例えば、図8に示す「1.標準モード」の加熱パターンが選択された場合の制御モードである。この場合には、庫内の温度を設定された温度(例えば115℃)、所定の湿度(例えば湿度100)に保つように制御しながら、食材の内部に刺された芯温計の芯温が所定温度以上(例えば75℃以上)で所定時間(例えば2分)に達するまで加熱する。再加熱制御により、芯温がこの設定条件を満たしたとき、再加熱運転は終了し、次の保温制御に移行する。
ここで、入力装置21では、冷却制御から再加熱制御に移行した際には、図12に示す第1運転画面50Aから、図13に示す第2運転画面50Bに切り替わる。第1運転画面50Aの「スキップ」アイコン31Aの表示内容は維持される。
第2運転画面50Bの「スキップ」アイコン31Bは、アイコン31Bを押すことにより、再加熱制御部272によるヒータ67等の制御から、後述する保温制御部273によるヒータ67の制御に強制的に移行させる制御移行要求信号を、制御装置20の制御実行部27に入力可能なように構成されている。
例えば、食材の量が少ないなど所定時間内に十分加熱された場合や、予定の変更などにより急遽食品を提供する場合などには、「スキップ」アイコン31Bを押す。これにより、再加熱制御部272による実行中のヒータ67等の再加熱制御を停止し、保温制御部273が、食材の保温を開始する。
保温制御部273は、再加熱制御部272による再加熱の制御を実行した後、追加加熱制御部274による追加加熱の制御を実行している期間を除く期間は、食材を保温するように、ヒータ67の出力を制御するものである。具体的には、図8に示すように、直前の再加熱制御で選択されていたメニュー選択部23に対応する加熱温度(庫内温度)および湿度となるように、ヒータ67および湿度装置を制御する。
保温制御部273は、再加熱制御部272による再加熱の制御を実行した後、後述する追加加熱制御部274による追加加熱の制御を実行しない場合、保温制御部273がヒータ67および湿度装置を制御することにより、再加熱された食材を保温することができる。
一方、後述する追加加熱制御部274による追加加熱の制御を実行した場合であっても、追加加熱の制御の実行後に、保温制御部273が、ヒータ67および湿度装置の出力を制御することにより、追加加熱された食材を保温することができる。このようにして、再加熱された食材を保温することができるばかりでなく、追加加熱された食材をも保温することができる。
ここで、入力装置21では、再加熱制御から保温制御に移行した際には、図13に示す第2運転画面50Bから、図14に示す第3運転画面50Cに切り替わる。第2運転画面50Bの「スキップ」アイコン31Bは、第3運転画面50Cの「あと5分」アイコン31C(追加加熱のアイコン)となり、その表示は変更される。
第3運転画面50Cの「あと5分」アイコン31Cは、食材の再加熱の制御を実行した後、アイコン31Cを押すことにより、ヒータ67により食材を追加加熱する追加加熱要求信号を、制御装置20に入力可能なように構成されている。
追加加熱制御部274は、入力装置21からの追加加熱要求信号の入力により、追加加熱設定部26で設定された追加加熱時間(この場合は5分間)で、食材を追加加熱するように、ヒータ67および加湿装置を制御する部分である。なお、アイコン31Cに表示された「あと5分」は、追加加熱設定部26で設定された追加加熱時間を反映し、アイコンの表示が書き換えられる。
例えば、再加熱終了後、開閉扉12を開き食材の芯温を確認する際、または、芯温が十分に上がっていないなど、食材を追加加熱する必要があると作業者が判断した際には、作業者が「あと5分」アイコン31Cを押すことにより、追加加熱要求信号を制御装置20に入力する。
これにより、追加加熱制御部274が、ヒータ67および電磁弁63(加湿装置の一部)を制御することにより、再加熱された食材を、予め設定された追加加熱時間(5分間)、追加加熱することができる。このような結果、再加熱装置1を一旦停止し、図4に示す第1表示画面30Aに戻り、運転開始要求信号を制御装置20に入力して食材の冷却制御を飛ばす操作をすることなく、再加熱後の食材を簡単な操作で加熱することができる。なお、本実施形態では、予め設定された追加加熱時間を表示させることで、作業者があとどの程度加熱するかを、わかり易くしている。
具体的には、追加加熱制御部274は、再加熱制御部272による再加熱の制御時に設定された再加熱条件に基づいて、食材を追加加熱するように、ヒータ67を制御するものである。より具体的には、直前の再加熱時に選択された加熱パターンの再加熱温度および加湿条件に基づいて、食材を追加加熱するように、ヒータ67および電磁弁63(加湿装置の一部)を制御する。
例えば、図8に示す「1.標準モード」の加熱パターンが選択された場合には、庫内の温度を設定された再加熱温度(例えば115℃)および加湿条件(例えば100)で追加加熱制御を行う。また、図8に示す「2.焼物・揚物」の加熱パターンが選択された場合には、庫内温度を設定された温度(例えば125℃)および加湿条件(例えば70)で追加加熱制御を行う。これにより、食材を適切な条件で加熱および加湿することができる。追加加熱制御が終了した後には、上述した保温制御部273による保温制御に移行する(切り替わる)。
ここで、入力装置21では、保温制御から追加加熱制御に移行した際には、図14に示す第3運転画面50Cから、図15に示す第4運転画面50Dに切り替わる。さらに、追加加熱制御が終了したとき、図15に示す第4運転画面50Dから図16に示す第3運転画面50Cに切り替わる。なお、図14および図16に示す第3運転画面50Cは同じ運転画面であり、図16に示す第3運転画面50Cは、追加加熱を行ったことにより、芯温が上昇した値を示している点が相違する。
したがって、追加加熱制御が終了したときには図16に示す第3運転画面50Cに切り替わるので、5分間追加加熱をした後においても、芯温が所定温度に到達していないなど、追加加熱による食材の加熱が十分でない場合には、「あと5分」アイコン31C(追加加熱のアイコン)を押す。これにより追加加熱要求信号を制御装置20に入力することができ、再度追加加熱を繰り返し行うことができる。
ここで、追加加熱制御に移行時には、第3運転画面50Cの「あと5分」アイコン31C(追加加熱のアイコン)が、第4運転画面50Dの「スキップ」アイコン31Dとなり、その表示は変更される。
第4運転画面50Dの「スキップ」アイコン31Dは、食材の追加加熱の制御を実行している途中に、芯温計などにより、十分に加熱できたと判断されたとき、「スキップ」アイコン31Dを押すことにより、ヒータ67による食材の追加加熱を強制的に停止させる追加加熱停止信号を、制御装置20に入力可能なように構成されている。
「スキップ」アイコン31Dを押すことにより、図15の第4運転画面50Dから図16の第3運転画面50Cに切り替わり、追加加熱制御部274による追加加熱の制御を終了させ、上述した保温制御部273による保温制御に移行することができる。なお、図12〜図16に示す「停止」アイコン32は、再加熱装置1の運転を強制的に終了し、図4の第1表示画面30Aに戻るボタンである。
なお、予約している各時間帯の加熱パターンの切り替えは、運転状態から図4の第1表示画面30Aに戻ることで切り替えられる。図4の第1表示画面30Aに戻った後、運転を開始すると、次の時間帯の加熱パターンにより運転が開始するようになっている。したがって、「停止」アイコン32で運転を終了しない限り、その時間帯における加熱パターンは切り替えられないため、再加熱制御を終了しても、追加加熱制御では直前の再加熱で加熱された加熱パターンで加熱することができる。
本実施形態では、図4に示す、運転開始要求信号を制御装置20に入力する「運転」アイコン31、図12等に示す制御移行要求信号を制御装置20に入力する「スキップ」アイコン31A、図14に示す追加加熱要求信号を制御装置20に入力する「あと5分」アイコン31C(追加加熱のアイコン)等が同じ位置に配置されたアイコン(操作ボタン)となっている。これにより、これらの信号を入力するアイコンを共通のアイコンとすることにより、入力装置のレイアウトを簡略化することができるとともに、作業者が迷うことなくこれらの操作を簡単に行うことができる。
ここで、上述した実施形態では、「運転」アイコン31、「スキップ」アイコン31A、「あと5分」アイコン31Bをソフトボタンとして入力装置21のタッチパネルに表示した。しかしながら、例えば、これらのアイコンの代わりにハードボタンを設け、ハードボタンから各要求信号を制御装置20に入力してもよく、図17に示すように、入力装置21のタッチパネル以外に、共通する運転ボタン31’を設けてもよく、「停止」アイコンの代わりに、停止ボタン32’を設けてもよい。
このように、よく操作するアイコンをハードボタンとすることで、視認性が向上し操作ミスをさらに防止できる。ハードボタンの場合、ボタンを押下する動作があるため、確実に入力できるなど、操作性や応答性を向上することができる。さらに各種設定操作はタッチパネルとし、運転の開始、制御の移行、運転の終了などはハードボタンとすることで、設定操作と運転操作を区別できるため、不意による設定変更や、不意による運転開始など操作ミスを防止することもできる。
なお、運転ボタン31’および停止ボタン32’を入力装置21のタッチパネル以外の再加熱装置1に直接設けた場合、例えば図14の第3運転画面50Cの「あと5分」アイコン31Cに表示されている追加加熱時間は、入力装置21のタッチパネル内に表示してもよい。
なお、例えば図4の第1表示画面30Aに表示されている「運転」アイコン31に「運転」と表示されているが、「運転」という表示には限らず「開始」など作業者に分かりやすい表示に替えてもよい。例えば青色など、色で識別できるようにしてもよい。
例えば、図12,図13,図15の第1運転画面50A、第2運転画面50B、第4運転画面50Dに表示されている「スキップ」アイコン31A、31B、31Dに「スキップ」と表示されているが、「スキップ」という表示には限らず「次」など作業者に分かりやすい表示に替えてもよい。例えば緑色など、色で識別できるようにしてもよい。
例えば、図14の第3運転画面50Cに表示されている「あと5分」アイコン31Cに「あと5分」と追加加熱時間を含め表示されているが、「あと5分」という表示には限らず「追加」など作業者に分かりやすい表示に替えてもよい。例えば緑色など、色で識別できるようにしてもよい。
例えば、図4,図12〜図16の第1表示画面30A、第1運転画面50A〜第4運転画面50Dに表示されている「停止」アイコン32に「停止」と表示されているが、「停止」という表示には限らず作業者に分かりやすい表示に替えてもよい。例えば赤色など、色で識別できるようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更があっても、それらは本発明に含まれるものである。
1:再加熱装置、11:装置本体、12:開閉扉、13:窓部、14:取っ手、15:仕切り板、16:棚、18:収容室、20:制御装置、21:入力装置、22:時刻設定部、23:メニュー選択部、24:加熱パターン設定部、25:加湿条件設定部、26:追加加熱設定部、27:制御実行部、30A:第1表示画面、30B,30C:第2表示画面、30D:追加入力画面、40A:第1設定画面、40B,40C:第2設定画面、40D:第3設定画面、50A〜50D:第1〜第4運転画面、51:クーラ、52:熱交換器、53:送風器、53a:モータ、53b:ファン、57:温度センサー、61:上水供給口、62:減圧弁、63:電磁弁、64:上水供給管、65:アルミニウム板、66:噴射ノズル、67:ヒータ、271:冷却制御部、272:再加熱制御部、273:保温制御部、274:追加加熱制御部、C:食器、T:トレー

Claims (6)

  1. 加熱調理され、食器に収容された食材を冷却し、所望のタイミングで冷却された前記食材を再加熱する再加熱装置であって、
    前記再加熱装置は、
    複数の食器に収容された前記食材を内部に収容する装置本体と、
    前記装置本体の内部において、前記食材を冷却するクーラと、
    前記装置本体の内部において、前記食材を加熱するヒータと、
    前記クーラおよび前記ヒータを制御する制御装置と、
    外部からの操作により、前記再加熱装置による運転を開始する運転開始要求信号を前記制御装置に入力可能に構成され、かつ、少なくとも前記ヒータによる再加熱開始時刻を含む再加熱条件を前記制御装置に入力可能に構成された入力装置と、を備えており、
    前記制御装置は、
    前記入力装置からの前記運転開始要求信号により前記装置本体の内部の冷却を開始し、前記再加熱開始時刻まで前記装置本体の内部の前記食材を冷却するとともに、前記再加熱開始時刻に合わせて冷却を停止するように、前記クーラを制御する冷却制御部と、
    前記再加熱開始時刻に合わせて前記食材の再加熱を開始し、前記再加熱条件で前記食材を再加熱するように、前記ヒータを制御する再加熱制御部と、を備えており、
    前記入力装置は、前記食材の前記再加熱の制御を実行した後、外部からの操作により、前記ヒータにより前記食材を追加加熱する追加加熱要求信号を、前記制御装置に入力可能なように構成されており、
    前記制御装置は、
    前記入力装置からの入力により、前記食材のメニューに応じて、前記再加熱条件として、予め設定された複数の加熱パターンから1つの加熱パターンを選択するメニュー選択部と、
    前記入力装置からの前記追加加熱要求信号の入力により、予め設定された追加加熱する時間、前記複数の加熱パターンのうち直前に行った再加熱時に選択された前記加熱パターンに基づいて前記食材を追加加熱するように、前記ヒータを制御する追加加熱制御部と、をさらに備えることを特徴とする再加熱装置。
  2. 前記メニュー選択部は、前記入力装置からの入力により、前記再加熱条件として、前記予め設定された日数において、前記各日の複数の時間帯ごとに、前記食材のメニューに応じて登録された複数の前記食材の加熱パターンから、1つの加熱パターンを選択し、
    前記再加熱制御部は、前記各日の複数の時間帯ごとに、前記選択された加熱パターンで、前記ヒータを制御し、
    前記追加加熱制御部は、前記メニュー選択部で直前に選択された前記加熱パターンの再加熱温度に基づいて、前記食材を追加加熱するように、前記ヒータを制御することを特徴とする請求項1に記載の再加熱装置。
  3. 前記制御装置は、前記再加熱制御部による再加熱の制御を実行した後、前記追加加熱制御部による追加加熱の制御を実行している期間を除く期間は、前記食材を保温するように、前記ヒータを制御する保温制御部をさらに備え
    前記入力装置は、前記外部からの操作により前記運転開始要求信号と前記追加加熱要求信号を前記制御装置に入力するための共通の操作ボタンを備え、
    前記再加熱制御部による前記再加熱の制御が終了すると前記保温制御部による保温制御に移行し、前記保温制御部による前記保温制御を実行している期間に、前記追加加熱要求信号が前記共通の操作ボタンから前記制御装置に入力されると、前記保温制御により保温されている前記食材を追加加熱することを特徴とする請求項1または2に記載の再加熱装置。
  4. 前記入力装置は、前記追加加熱制御部による追加加熱の制御を実行した後、前記保温制御に移行した際、外部からの操作により、前記追加加熱要求信号を前記制御装置に再度入力可能なように、構成されていることを特徴とする請求項に記載の再加熱装置。
  5. 前記入力装置は、前記冷却制御部による前記クーラの制御から、前記再加熱制御部による前記ヒータの制御に強制的に移行させる制御移行要求信号を、前記制御装置に入力可能なように構成されており、
    前記入力装置に前記制御移行要求信号が入力されたタイミングで、前記再加熱制御部は、前記再加熱条件で前記食材の再加熱を開始するように、前記ヒータを制御することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の再加熱装置。
  6. 前記入力装置は、前記食材の前記再加熱の制御を実行した後、予め設定された追加加熱時間を表示することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の再加熱装置。
JP2016034527A 2016-02-25 2016-02-25 再加熱装置 Active JP6664991B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016034527A JP6664991B2 (ja) 2016-02-25 2016-02-25 再加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016034527A JP6664991B2 (ja) 2016-02-25 2016-02-25 再加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017150760A JP2017150760A (ja) 2017-08-31
JP6664991B2 true JP6664991B2 (ja) 2020-03-13

Family

ID=59740536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016034527A Active JP6664991B2 (ja) 2016-02-25 2016-02-25 再加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6664991B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001108360A (ja) * 1999-10-05 2001-04-20 Standex Internatl Corp 冷蔵・再加熱システム
JP2008267642A (ja) * 2007-04-17 2008-11-06 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP5571337B2 (ja) * 2009-08-26 2014-08-13 パナソニックヘルスケア株式会社 配膳車
JP6268613B2 (ja) * 2013-06-11 2018-01-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 誘導加熱装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017150760A (ja) 2017-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8674270B2 (en) Cooking appliance with programmable recipe system
CN103958972B (zh) 标志烹饪
AU2007302408B2 (en) Cooking appliance
EP3549397B1 (en) Rf oven control and interface
US20110062143A1 (en) Sliding control system for a cooking appliance
JP2001099427A (ja) 調理器
US10996820B2 (en) Method for displaying an operating menu and activating a cooking appliance
CA2314413C (en) Program control and display system for multiple appliance units
JP6466267B2 (ja) 調理器の表示装置
JP6532538B2 (ja) 再加熱装置
US20160331179A1 (en) Touchscreen controller for fryer
JP6664991B2 (ja) 再加熱装置
US20210030201A1 (en) A device for automating cooking of a recipe
JP4309903B2 (ja) 加熱調理器
US20060289465A1 (en) Control for a domestic appliance and display of information
JP6110733B2 (ja) 加熱調理装置
JP6909956B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP7292623B2 (ja) スチームコンベクションオーブン
US20240099507A1 (en) Food preparation system
TWI613402B (zh) 加熱調理器
JP6913504B2 (ja) 加熱調理装置
KR101468044B1 (ko) 보온 예약 기능을 구비한 전기 보온 밥솥 및 전기 보온 밥솥의 보온 기능 예약 방법
JP2007010252A (ja) 加熱調理器
JP2022059736A5 (ja)
JP2021055912A (ja) スチームコンベクションオーブン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191029

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20191220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6664991

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250