JP6664967B2 - 地盤削孔における地下水圧計測方法及び削孔ロッド - Google Patents
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上記のような水圧測定方法では、地下水圧の測定のために、ボーリング削孔、削孔ツールス撤去、水圧測定装置の挿入、水圧測定、水圧測定装置の回収などの多くの作業工程を必要とするため、削孔長が長くなるほど作業手間、作業時間が増え、また、挿入・回収時に水圧測定装置などが破損する可能性があった。
また、地下水が大量である場合、水圧測定装置をボーリング削孔内に挿入できずに水圧測定が不能になる場合がある。
一方、全長削孔後に水圧測定装置をボーリング削孔内に挿入し、圧力計測を行う所期深度まで水圧測定装置を移動させて水圧測定を行えば、水圧測定装置の挿入・回収などの一連の作業工程を繰り返す手間を省けるが、削孔後に時間が経過してから水圧を測定することになるため、初期状態(削孔深度が地下水帯に到達した時点)での地下水圧を測定できない。
前記収納室と前記削孔ロッドの外周とを連通孔によって連通させ、前記収納室に水圧計を配置し、地盤の削孔過程で前記削孔ロッドの外周が地下水領域と連通するときに、前記水圧計により計測を行い、地下水圧の計測データを取得するようにした。
前記地盤削孔における地下水圧計測方法の好ましい態様において、前記削孔過程において削孔を停止して前記水圧計により計測を行い、地下水圧の計測データを取得するようにした。
また、本発明に係る削孔ロッドは、その一態様として、削孔ビットを先端に備えた中空筒状の削孔ロッドであって、前記削孔ロッドは、内部に区画された収納室を有し、前記収納室は、前記削孔ロッドの外周と連通孔によって連通され、前記収納室に水圧計を備えるようにした。
前記削孔ロッドの好ましい態様において、前記自記式水圧計又は前記水圧計は、前記収納室に複数のステーにより固定されている。
さらに別の好ましい態様では、前記自記式水圧計又は前記水圧計は、弾性支持部材によって両端が支持されて前記収納室に収納されている。
さらに別の好ましい態様では、前記削孔ロッドの内部に前記削孔ビット側から口元側への水の流れを阻止する逆止弁を備えるようにした。
更に、削孔ロッドの内部に区画された収納室を設け、前記収納室と前記削孔ロッドの外周とを連通孔によって連通させ、前記収納室に水圧計を配置するから、削孔ロッドの内部が何らかの異常によって高圧になっても、係る高圧によって水圧計が壊れることを抑制できる。
例えば、削孔ビットが、削孔ロッド内を通って供給される高圧水によって削孔動作する構成において、高圧水の排出経路のつまりなどによって削孔ロッド内の水圧が異常に高くなっても、水圧計の受圧部が係る高圧に晒されることが抑止され、水圧計を保護することができる。
図1は、本発明に係る削孔ロッド(ドリルロッド、ボーリングロッド、ケーシングロッド)の一態様を示す断面図であり、図2は、図1のII−II断面図である。
なお、高圧水を駆動源とする削孔システムは、水圧式ロータリパーカッション削孔システム(ダウンザホールハンマによる削孔システム)であってもよく、削孔ロッド100は、高圧水を駆動源として削孔ビットを回転及び/又は打撃動作させる削孔システムに適用されるツールである。
削孔システムが、水圧式ロータリパーカッション削孔システム(ダウンザホールハンマによる削孔システム)の場合、上記のダウンホールモータ130は、ダウンザホールハンマに置き換えられ、ダウンザホールハンマは、削孔ビット120を回転及び打撃動作させる駆動力を付与する。
逆止弁150は、前後差圧に応じて動作し、口元側からダウンホールモータ130(削孔ビット120)に向かう水の流れを許容しダウンホールモータ130(削孔ビット120)から口元に向かう水の流れ(逆流)を阻止する。
自記式水圧計140は、メモリ143に記録されている計測データを読み出すためのケーブル端子(図示省略)を備え、パーソナルコンピュータなどとケーブルで接続することで、計測データの読み出しが行える。
収納室145は、箱状の壁部材144を、本体部110の内周壁に開口縁が密着するように固定することで、箱状の壁部材144と本体部110の内周壁とで囲まれる空間として形成される。削孔ビット120の駆動源としての高圧水は、収納室145の外側を通ってダウンホールモータ130に向けて送水される。
一方、収納室145を囲む壁部材144は、収納室145内と本体部110内とを隔て、収納室145内と本体部110内との間では水が移動せず、本体部110内の圧力変化が収納室145内に直接的に伝わることがないように構成されている。
係る構成により、自記式水圧計140は、削孔ロッド100の外周の水圧を受圧し、削孔ロッド100の外周、換言すれば、削孔ロッド100の外周と削孔された孔290との間隙における水圧を計測する。
図2に示した支持構造の一態様では、一端が壁部材144又は収納室145を囲む本体部110の内周壁に固定され他端が自記式水圧計140に固定されるステー141を、自記式水圧計140の軸方向の前後二カ所において自記式水圧計140から放射状に3方に延設して、自記式水圧計140を収納室145内の中央付近に固定している。
本体部110の内部を通じて口元側から削孔ビット120に向けて供給される高圧水は、ダウンホールモータ130のローターを回転させて削孔ビット120に回転力を付与し、その後、本体部110先端から外部に流出し、削孔ロッド100の外周と削孔された孔290との間隙に流れ出て口元側に戻る。
削孔ロッド100の基端側(削孔ビット120の反対側)には、図示省略したカップリングを介して中空筒状の延長用削孔ロッド220が継ぎ足され、削孔深度が深くなるにしたがって継ぎ足す延長用削孔ロッド220の数が増やされる。
スイベル230は、送水パイプ270を介してポンプ240の吐出口に接続されていて、ポンプ240は水槽260に貯留された水を吸い込んでスイベル230に向けて高圧水を供給する。
スイベル230に供給された高圧水は、延長用削孔ロッド220の内部を通って削孔ロッド100に供給され、高圧水がダウンホールモータ130に流れ込むことで、ダウンホールモータ130のローターが高圧水の流れによって回転駆動され、ローターの回転が削孔ビット120に伝達されて削孔ビット120が回転し、削孔ビット120の回転により地盤を削孔する。
また、口元保護管310の内周面と延長用削孔ロッド220の外周面との間の環状隙間を開閉するバルブである口元プリベンターバルブ(Preventer Valve)320を設けてある。
図4は、トンネル掘削中の地下水探査のための削孔の概念図である。
トンネル掘削中の地下水探査のための削孔としては、例えば、地盤(地山)における高圧水帯の存在・位置を把握するための超長尺削孔、トンネル掘削,水抜孔増設に伴う水圧観測モニタリングのための長尺削孔、切羽近傍の水圧観測のための短尺削孔などがある。
上記の削孔ロッド100を含む水圧式ロータリ削孔システムは、地盤(地山)における高圧水帯の存在・位置を把握するための超長尺削孔に好適に用いることができる。
削孔を開始する前に、自記式水圧計140をオン状態にセットし、また、水圧の計測データをメモリ143に記憶させる時間間隔である時間ピッチの設定を行う(第1工程)。
図1に示すように、口元側から削孔ロッド100に向けて送水される高圧水(ポンプ送水)は、延長用削孔ロッド220の内部を通過して削孔ロッド100の内部に至り、逆止弁150を通過して削孔ロッド100のダウンホールモータ130に流れて削孔ビット120を削孔動作させ、その後、削孔ビット120側から外部に流出し、削孔ロッド100,220の外周面と孔290の壁面とで形成される横断面が環状の空間を通って口元側に戻される。
削孔過程で高圧水の供給を停止したときに、削孔ビット120(切羽)が地下水帯300に位置している場合、図6に示すように、削孔ロッド100内に地下水が浸入して逆止弁150が閉じる一方、削孔ロッド100の外周と孔290との間の隙間に地下水が流れ込んで口元に向けて流れる。
一方、削孔ビット120の駆動源である高圧水(削孔用作動流体)がポンプで送水される削孔中は、この高圧水が削孔ビット120側から削孔ロッド100の外部に流出し、その後、削孔ロッド100の外周と孔290との間の隙間を流れる。
そして、削孔を停止したときに削孔ビット120(切羽)が地下水帯300に位置していると、図6に示すように、地下水は削孔ロッド100の外周と孔290との間の隙間に流れ込み、削孔ロッド100の外周と孔290との間の圧力は地下水で形成されることになり、削孔ロッド100の外周と連通孔146で連通する収納室145に収納される自記式水圧計140の計測値は地下水圧を示すことになる。
このように、削孔用高圧水の供給を停止して延長用削孔ロッド220を継ぎ足す第4工程、第5工程では、並行して自記式水圧計140による地下水圧の計測が行われることになるが、自記式水圧計140は削孔用高圧水が供給されているか否かとは無関係に一定の時間ピッチでそのときの計測データをメモリ143に自動的に記憶するから、作業者は、地下水圧を測定するための作業を削孔過程で行う必要はない。
そこで、後述する削孔完了後の計測データ解析のために、削孔過程において、削孔ビット120による削孔(削孔用高圧水の供給)を停止した時刻(削孔停止期間)及び削孔の再開時刻(削孔中期間)を記録しておく。削孔停止時刻、削孔再開時刻の記録は自動的に行われるよう構成でき、また、作業者が記録作業を行う構成とすることができる。
そして、削孔が目標深度に達すると、削孔用高圧水の供給停止し(第7工程)、削孔ロッド100及び延長用削孔ロッド220を含む削孔ツールスを、穿孔された孔290から回収する(第8工程)。
水圧データのメモリ143から読み出しは、例えば、自記式水圧計140とパーソナルコンピュータ410とをケーブル420で接続し、パーソナルコンピュータ410に計測データを転送させることで行われる。
例えば、収納室145を構成する削孔ロッド100の周壁に開閉可能な開口部を設け、削孔時には開口部を閉塞し、自記式水圧計140のメモリ143から計測データを読み出すときに開口部を開け、収納室145内の自記式水圧計140にケーブル420を接続することができるよう構成することができる。
上記のようにして、削孔ロッド100(自記式水圧計140)を孔290から回収した後に、メモリ143から削孔過程での時系列の計測データを読み出すと、次いで、読み出した計測データを解析して地下水圧の計測データを抽出する(第10工程)。
一方、延長用削孔ロッド220の継ぎ足しのために削孔用高圧水の供給と供給停止とを繰り返して削孔が行われるから、自記式水圧計140から読み出される計測データは、削孔用高圧水が供給されている状態(削孔中)での計測データ(送水圧データ)と、削孔用高圧水の供給が停止されている状態(削孔停止中)での計測データとが含まれる。
したがって、自記式水圧計140から読み出した複数の圧力計測データの中から、削孔過程において削孔用高圧水の供給を一時的に停止していた削孔一時停止期間における圧力計測データ群を抽出することができ、更に、抽出した削孔一時停止期間での圧力計測データ群を解析することで地下水圧を求めることができる。
そこで、例えば、図7に示すように、削孔用高圧水の供給を一時的に停止した後の圧力計測データが安定したときの計測データを地下水圧の計測データとして抽出し、その後の圧力計測データの変化を外乱による変化と見做して地下水圧の計測データから除外することができる。
また、削孔用高圧水の供給を一時的に停止したタイミングから一定時間内の圧力計測データを地下水圧の計測データとして抽出することができる。
また、パーソナルコンピュータに送水履歴のデータ(削孔用高圧水の供給を停止したタイミング及び供給を再開したタイミングのデータ)を格納させておくことで、自記式水圧計140から読み出した計測データを解析して地下水圧のデータを求める処理をパーソナルコンピュータがプログラム処理し、最終的な解析結果である地下水圧データを画面に表示して作業者に提供する構成とすることができる。
更に、削孔深度が地下水帯に到達した時点で地下水圧を計測するから、初期状態での地下水圧(湧水圧)を計測することができる。
また、削孔用高圧水の供給を一時的に停止したタイミングで(延長用削孔ロッド220が継ぎ足される毎に)地下水圧が測定されるので、削孔過程で複数の深度毎に初期状態での地下水圧を検出できる。
また、削孔用高圧水の供給を一時的に停止し、自記式水圧計140が地下水圧を計測する状態にするときに、口元プリベンターバルブ(遮水パッカー)320を閉じ口元保護管310の内周面と延長用削孔ロッド220の外周面との間の環状隙間を介して地下水が口元から漏れ出すことを抑制することができる。
係る構成とすれば、連通孔146が削孔クズなどによって詰まることを抑止でき、以って、地下水圧を安定して高精度に計測できる。
図8及び図9において、金属製の筒状の収納ケース161が本体部110の中空部に設置され、この収納ケース161内の区画された収納室145に自記式水圧計140が収納される。
収納ケース161は、有底筒状の本体161aと、本体161aの一方端の開放部を閉塞する脱着可能な蓋部材161bとから構成される。自記式水圧計140は、本体161aの底部に設けた弾性支持部材165と、蓋部材161bの裏側に設けた弾性支持部材165とで挟み込まれるようにして、収納ケース161内に弾性的に支持される。そして、蓋部材161bを本体161aから取り外すことで、本体161aの開放部から自記式水圧計140を外部に取り出せるよう構成されている。
ステー162は、収納ケース161の本体161aの外周壁から放射状に3方に向けて延設されて削孔ロッド100の内周壁と本体161aの外周壁との間に架設され、収納ケース161の軸心が本体部110の中空部の中心軸に略一致するように、収納ケース161を本体161aの中空部内に支持する。
そして、連通孔161c、162a、110aによって、収納ケース161内の収納室145と削孔ロッド100の外周とが連通されて、削孔ロッド100の外周の水圧を自記式水圧計140が受圧するよう構成されている。
一方、削孔用の高圧水が送水される削孔停止中であって、削孔ビット120(切羽)が地下水帯300に位置している場合、地下水は削孔ロッド100の内周壁と削孔された孔290との間隙に流れ込んで削孔ロッド100の外周は地下水圧になり、係る地下水圧が連通孔161c、162a、110aを介して収納ケース161内の自記式水圧計140に受圧され、自記式水圧計140は地下水圧を計測することになる。
また、本体部110を、逆止弁150を備える第1ユニットと、収納ケース161が設けられる第2ユニットと、ダウンホールモータ130を備える第3ユニットとの少なくとも3ユニットが着脱可能に連結される構造とすれば、削孔完了後にこれらのユニットを分離した後に、収納ケース161の着脱可能な蓋部材161bを取り外すことで、自記式水圧計140を容易に取り出すことができ、自記式水圧計140からの計測データの読み出しを簡便に行える。
図1に示した削孔ロッド100は、高圧水の供給によって削孔ビット120を回転駆動する水圧式ロータリードリルであるが、高圧水によって削孔ビットを打撃動作させる水圧式パーカッションドリルにおいても、自記式水圧計140及び逆止弁150を図1と同様に配置することで、地下水圧の計測を行わせることができる。
つまり、図1のダウンホールモータ130を打撃発生機構に置き換えることで、水圧式パーカッションドリルとしての削孔ロッドを構成でき、係る水圧式パーカッションドリルにおいても、水圧式ロータリードリルである削孔ロッド100と同様に地下水圧の計測を行え、同様の効果を得ることができる。
また、図1に示した高圧水の送水によって削孔ビットを削孔動作させる削孔ロッド100において、逆止弁150を省くことができる。更に、油圧によるトップハンマ式の削孔ロッドであって、削孔ロッド外周の水圧を受圧する自記式水圧計を内部に配置した削孔ロッドにおいて、削孔ビット側から口元側への水の流れを阻止する逆止弁を削孔ロッド内に備えた構成とすることができ、また、前記逆止弁を省いた構成とすることができる。
また、削孔ロッド外周の水圧を受圧する自記式水圧計及び逆止弁を内部に備える削孔ロッドにおいて、自記式水圧計は、削孔ビットと逆止弁との間に配置される構成に限定されず、例えば、自記式水圧計と逆止弁とを並列に配置したり、削孔ビットと自記式水圧計との間に逆止弁を配置したりすることができる。
また、計測開始、計測停止を制御するタイマー機能を自記式水圧計が備えるようにし、削孔作業を中断させる夜間などにおいて水圧計測を自動的に停止させることができる。
つまり、水圧計140は自記式に限定されず、無線伝送式の水圧計を用いることができる。
係る構成によると、削孔中は、ポンプ送水流量と流量計810の計測流量の差から地下水の流量を計測し、また、削孔停止中(ポンプ送水停止により逆止弁150が閉じ、かつ、口元プリベンターバルブ320を閉じている場合)は、流量計810の計測結果を地下水流量として検出することができる。
なお、図10の構成において、分岐路820にはバルブ850を設けてあり、このバルブ850を開くと水が流量計810に流れ込むように構成されている。
但し、水圧計830は口元での水圧を計測するため、削孔深度が100mを超えるような場合は、切羽付近での地下水圧に対して口元で計測される水圧は圧力損失が大きくなり、計測精度が低下する。
これに対し、前述の実施形態のように、削孔ロッド100に自記式水圧計140を設ける場合には、圧力損失が十分に小さくなり地下水圧を高精度に計測できる。
Claims (8)
- 削孔ビットを先端に備えた中空筒状の削孔ロッドの内部に、区画された収納室を設け、
前記収納室と前記削孔ロッドの外周とを連通孔によって連通させ、
前記収納室に水圧計を配置し、
地盤の削孔過程で前記削孔ロッドの外周が地下水領域と連通するときに、前記水圧計により計測を行い、
地下水圧の計測データを取得する、
地盤削孔における地下水圧計測方法。 - 前記削孔過程において削孔を停止して前記水圧計により計測を行い、
地下水圧の計測データを取得する、
請求項1に記載の地盤削孔における地下水圧計測方法。 - 前記削孔ビットは、前記削孔ロッドの内部を通じて流れて外部に流れ出る高圧水を駆動源として削孔動作するものであって、
前記削孔ロッドの内部に前記削孔ビット側から口元側への水の流れを阻止する逆止弁が配置されている、
請求項1又は請求項2に記載の地盤削孔における地下水圧計測方法。 - 削孔ビットを先端に備えた中空筒状の削孔ロッドであって、
前記削孔ビットは、前記削孔ロッドの内部を通って供給される高圧水を駆動源として削孔動作し、
前記削孔ロッドは、内部に区画された収納室を有し、
前記収納室は、前記削孔ロッドの外周と連通孔によって連通され、
前記収納室に自記式水圧計を備えた、
削孔ロッド。 - 削孔ビットを先端に備えた中空筒状の削孔ロッドであって、
前記削孔ロッドは、内部に区画された収納室を有し、
前記収納室は、前記削孔ロッドの外周と連通孔によって連通され、
前記収納室に水圧計を備えた、
削孔ロッド。 - 前記自記式水圧計又は前記水圧計は、前記収納室に複数のステーにより固定されている、
請求項4又は請求項5に記載の削孔ロッド。 - 前記自記式水圧計又は前記水圧計は、弾性支持部材によって両端が支持されて前記収納室に収納されている、
請求項4又は請求項5に記載の削孔ロッド - 前記削孔ロッドの内部に前記削孔ビット側から口元側への水の流れを阻止する逆止弁を備えた、
請求項4から請求項7のいずれか1つに記載の削孔ロッド。
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