JP6664922B2 - シート分離装置 - Google Patents

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Description

本発明は、積層されたシートを一枚ずつ分離するためのシート分離装置の改良に関する。
具体的には、Mailba(サム技研II社製)、フリクションフィーダー(内田テクノ社製)、フィーダーなどと称させるものに係り、用途、メーカーや販売会社などによって、商品名が異なる。
一般的には、ゴムローラやベルトを配して、シートを一枚ずつ分離し、分離した複数のシートを重ね合わせ、封筒に封入、封緘し発送する印刷物発送分野で広く使用されている。
そしてこれらのシート分離装置は、重送時に機械停止をすることを標準仕様としている。
本発明は、係るシート分離装置が有する従来品の欠点を払拭するべく開発されたもので、まったく新しい機能を有するシート分離装置を提供する。したがって、本発明が属するカテゴリは印刷物発送分野で使用される装置である。但し、当該分野以外の分野に持ち出されて使われることもある。
積層されたシートを、積層された状態から最下部の一枚だけを分離させる場合、重さと摩擦力の関係から、複数枚重なって分離することはよく知られている。それを解決する技術として、積層されたシートに対して搬送方向にゴムローラやベルトを所定の隙間を持って配置し、駆動機構を用いて、搬送方向に下部シート一枚を分離させるよう動作する。係るシート分離性能を向上させるための技術として、例示した技術文献が存在する。
これらは主に、シート分離装置に関する。
特開2015−124058号公報 特開2009−161282号公報
送り出すシートの厚みにばらつきがある、もしくは、積層されたシートの位置関係のずれがある場合、複数枚重なって分離することがある。重なって分離したシートは、ゴムローラやベルトを配置したシート分離部より搬送方向下手に設置された光学式センサなどを用いて、センサ通過時の厚さ、または長さを検知し、所定の数値を超えた場合に、装置を停止する。
装置停止した場合、作業者が複数枚重なったシートを装置より抜き取り、必要とあれば、積層されたシートの最下部にシートを戻さなくてはならない。また、シートを分離部の隙間を再度調整するなど、装置の調整が必要となり、その手間は大きな負担となっている。
そこで、本発明は、シートを分離させる際に複数枚重なって分離した場合でも、給紙ベルトが搬送方向と逆に回転し、重送を解消、装置停止を行わない新規なシート分離装置を提案する。
なお、本発明におけるシートとは、紙やはがき、封筒に加え、紙ジャケットに梱包されたCDや冊子、厚みが10mm程度の本を含む。
本発明は、積層されたシートを一枚ずつ供給するためのシート分離供給装置であって、積載されたシート底面側に設置された給紙ベルトと、前記給紙ベルトに備わった駆動機構と、シート前端側で給紙ベルトに対して所定の隙間をもって上部側に設置された規制ベルトと、前記規制ベルトを搬送方向とは逆に回転させる駆動機構と、搬送方向下流側に設置された透過式センサを備えたことを特徴とするシート分離装置を提供する。
本発明に係るシート分離装置は積層されたシートを一枚のみ分離する際に、複数枚のシートを分離した場合、透過式センサによって複数枚のシートを検知し、シート下部に配された給紙ベルトを搬送方向に対して反転させる。そして、複数枚重なったシートを搬送方向上手に戻し、透過式センサが複数枚のシートを検知できなくなったところで、再度一枚のシートを分離させるために前記給紙ベルトを搬送方向下手に回転させる。
重送を装置自身で解消し、再度一枚のみの分離を試みることができるので、装置を停止する必要がない。よって、重送による装置停止によって、作業を復旧する手間が軽減される。
は本願シート分離装置を説明するための説明図 は本願シート分離装置の使用状況を説明するための説明図 は本願シート分離装置の重送時の状況を説明するための説明図
図1に基づいて本発明の実施例について説明する。
給紙ベルト駆動機構6の動力を駆動機構連動ベルト12に伝え、搬送方向下手である矢印9が示す方向に給紙ベルト2を回転させる。
規制ベルト駆動機構7の動力を駆動機構連動ベルト11に伝え、搬送方向上手である矢印10が示す方向に規制ベルト3を回転させる。
注目すべきは、前記給紙ベルト2と前記規制ベルト3からなるシート分離箇所から所定の間隔をもって配置された、透過式センサである。透過式センサ受光部4と透過式センサ投光部5は、所定の間隔を持って配置されている。
透過式センサ4,5は、投光部5より照射された光を受光部4が受け取り、どれだけの光量が受け取れたかを数値化して表示している。
図2に示すように矢印9方向に回転している給紙ベルト2によって、積層されたシートより最下部のシート8一枚が送り出される。シート8が透過式センサの受光部4と投光部5の間を通過するときに、センサ間で透過している光量によってシート一枚の厚みを検知し、記憶する。その厚みの数値を元に、重送を検知する設定値を決める。設定値は、シートが2枚通過したときに検知できる値である。
以上の動作によって、重送を検知することが可能である。尚、重送の設定値を決める動作は、動作開始時に通過する一枚に対して行われる。それ以外では、任意で値を記憶させることができる。
図2に例示している正常にシート8が一枚分離している使用状況に於いて、給紙ベルト2の送り速度は好ましくは60乃至180m/min程度であり、規制ベルト3の送り速度は好ましくは1乃至10m/min程度である。
また、給紙ベルト2と規制ベルト3の送り速度は最適な比率があり、シート8一枚の厚さによって異なる。
例えば、給紙ベルト2の速度を100とした場合、
シート8の厚みが1mm未満の場合は、規制ベルト3の速度は好ましくは3程度となる。
シート8の厚みが1~3mmの場合は、規制ベルト3の速度は好ましくは5程度となる。
シート8の厚みが3mm以上の場合は、規制ベルト3の速度は好ましくは6程度となる。
シート8の種類によって、給紙ベルト2に対して規制ベルト3の適切な速度は変わる傾向がある。給紙ベルト2に対して、規制ベルト3は好ましくは1乃至20%程度の速度が適切である。
複数枚シートを分離させた時の状況を示したのが図3となる。
透過式センサ受光部4と透過式センサ投光部5の間を複数枚のシート8が通過する時、透過式センサ4,5の設定値を元に、シートが一枚ではないことを検知すると、給紙ベルト2が矢印11方向に回転し、シート8を搬送方向上手に送る。なお、矢印11方向に回転する際の給紙ベルト2送り速度は10乃至30m/min程度である。
搬送方向とは逆に送られた複数枚のシートが透過式センサ4,5の検知領域を抜け、測定値が設定値内に収まると、好ましくは5乃至20msec程度後に矢印11方向に回転していた給紙ベルト2が止まり、矢印9方向に再度回転を再開する。
以上の通り、本発明シート分離装置は重送しても、装置停止を行わず、自身で重送を解消しシートを1枚分離する機構を備えた画期的なものであり、従来品の欠点を払拭する。従って、印刷物発送分野に於いて、作業効率の向上に貢献することは確実である。
1・・・本願シート分離装置、2・・・給紙ベルト、3・・・規制ベルト、4・・・透過式センサ受光部、5・・・透過式センサ投光部、6・・・給紙ベルト駆動機構、7・・・規制ベルト駆動機構、8・・・シート、9・・・矢印、10・・・矢印、11・・・矢印、12・・・駆動機構連動ベルト、13・・・駆動機構連動ベルトである。

Claims (4)

  1. 積層されたシートを一枚ずつ供給するためのシート分離供給装置であって、積載されたシート底面側に設置された給紙ベルトと、前記給紙ベルトに備わった駆動機構と、シート前端側で給紙ベルトに対して所定の隙間をもって上部側に設置された規制ベルトと、前記規制ベルトを搬送方向とは逆に回転させる駆動機構と、搬送方向下流側に設置された透過式センサを備えたシート分離供給装置に於いて、透過式センサによって重送を検知時に、前記給紙ベルトを搬送方向に回転させていた駆動機構を搬送方向とは反対に回転させ、重送解消時に搬送方向に回転を再開する給紙ベルト駆動機構によって構成したことを特徴とするシート分離供給装置。
  2. 重送検知時に、給紙ベルト駆動機構が搬送方向とは反対に回転し、透過式センサが検知しなくなってから好ましくは5乃至20msec程度後に、給紙ベルト駆動機構が搬送方向に回転することを特徴とする、請求項1に記載のシート分離供給装置。
  3. 搬送方向にシートを搬送する時の給紙ベルト2の送り速度は好ましくは60乃至180m/min程度、規制ベルトの送り速度は好ましくは1乃至6m/min程度であることを特徴とする、請求項1に記載のシート分離装置。
  4. 重送検知時に、給紙ベルト駆動機構が搬送方向とは反対に回転したときの、給紙ベルト2の送り速度が好ましくは10乃至30m/min程度であることを特徴とする、請求項1に記載のシート分離装置。
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