JP6664095B2 - 集合住宅用インターホンシステム - Google Patents

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本発明は、一般に集合住宅用インターホンシステムに関し、より詳細にはマンション等の集合住宅に用いられる集合住宅用インターホンシステムに関する。
従来、マンション等の集合住宅に用いられる集合住宅用インターホンシステムが提供されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載の集合住宅用インターホンシステムは、インターホン親機と、警報監視盤と、ロビーインターホンとを備えている。インターホン親機は、集合住宅の各住戸に設置されており、インターホン親機にはドアホン子器及び防犯センサが接続されている。警報監視盤は、管理人室等に設置されており、インターホン親機の異常検知信号を受信する。ロビーインターホンは、住棟の玄関口に設置されている。これらのインターホン親機、警報監視盤、及びロビーインターホンは、伝送線及び分岐器を介して接続されている。
特開2009−77235号公報
上述の特許文献1に記載のような集合住宅用インターホンシステムでは、住戸の玄関ドアに取り付けられた電気錠に、この電気錠を施錠又は解錠する際に使用される鍵の情報が登録されるが、この情報をインターホン親機(住戸端末)で活用することができなかった。
本発明は上記課題に鑑みてなされており、電気錠を施錠又は解錠する際に使用される鍵の情報を住戸端末で活用することができる集合住宅用インターホンシステムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る集合住宅用インターホンシステムは、複数の住戸端末と、複数の電気錠と、共用端末と、通信制御装置と、を備えている。前記複数の住戸端末は、複数の住戸にそれぞれ設けられている。前記複数の電気錠は、前記複数の住戸にそれぞれ設けられた複数の扉をそれぞれ施錠又は解錠する。前記共用端末は、集合住宅の共用スペースに設置されて前記複数の住戸端末の各々と通信する。前記通信制御装置は、前記複数の住戸端末の各々と前記共用端末との間の通信を中継する。前記複数の住戸端末と前記複数の電気錠とは、一対一に対応している。前記複数の電気錠の各々は、第1通信部を有している。前記複数の住戸端末の各々は、前記複数の電気錠のうち自己に対応する電気錠の前記第1通信部と通信する第2通信部を有している。前記複数の住戸端末及び前記複数の電気錠のうち互いに対応する住戸端末及び電気錠間において、前記第1通信部及び前記第2通信部が、前記電気錠を施錠又は解錠する際に使用される鍵の情報を伝送するように構成されている。前記通信制御装置は、前記複数の住戸端末及び前記共用端末のうち少なくとも一方から送信される情報を中継するように構成されている。
本発明の一態様に係る集合住宅用インターホンシステムは、複数の住戸端末と、共用端末と、通信制御装置と、を備えている。前記複数の住戸端末は、複数の住戸にそれぞれ設けられている。前記共用端末は、集合住宅の共用スペースに設置されて前記複数の住戸端末の各々と通信する。前記通信制御装置は、前記複数の住戸端末の各々と前記共用端末との間の通信を中継する。前記複数の住戸端末と前記複数の住戸にそれぞれ設けられた複数の扉をそれぞれ施錠又は解錠する複数の電気錠とは、一対一に対応している。前記複数の電気錠の各々は、第1通信部を有している。前記複数の住戸端末の各々は、前記複数の電気錠のうち自己に対応する電気錠の前記第1通信部と通信する第2通信部を有している。前記複数の住戸端末及び前記複数の電気錠のうち互いに対応する住戸端末及び電気錠間において、前記第1通信部及び前記第2通信部が、前記電気錠を施錠又は解錠する際に使用される鍵の情報を伝送するように構成されている。前記通信制御装置は、前記複数の住戸端末及び前記共用端末のうち少なくとも一方から送信される情報を中継するように構成されている。
本発明は、電気錠を施錠又は解錠する際に使用される鍵の情報を住戸端末で活用することができる、という利点がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る集合住宅用インターホンシステムのブロック図である。 図2は、同上の集合住宅用インターホンシステムにおいて住戸端末で登録された鍵の情報の伝送手順を説明するシーケンス図である。 図3は、同上の集合住宅用インターホンシステムにおいて共用端末で登録された鍵の情報の伝送手順を説明するシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態に係る集合住宅用インターホンシステム10について、図面を参照して具体的に説明する。ただし、以下に説明する構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明は下記の実施形態に限定されない。したがって、この実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
本実施形態の集合住宅用インターホンシステム10は、図1に示すように、複数の住戸端末2と、複数の第1電気錠1(電気錠)とを備えている。複数の住戸端末2は、複数の住戸A1にそれぞれ設けられている。複数の第1電気錠1は、複数の住戸A1にそれぞれ設けられた複数の扉をそれぞれ施錠又は解錠する。複数の住戸端末2と複数の第1電気錠1とは、一対一に対応している。複数の第1電気錠1の各々は、第1通信部12を有している。複数の住戸端末2の各々は、複数の第1電気錠1のうち自己に対応する第1電気錠1の第1通信部12と通信する第2通信部22を有している。複数の住戸端末2及び複数の第1電気錠1のうち互いに対応する住戸端末2及び第1電気錠1間において、第1通信部12及び第2通信部22が、第1電気錠1を施錠又は解錠する際に使用される鍵8の情報を伝送するように構成されている。ここに、「施錠又は解錠する」とは、「施錠」のみを行う場合と、「解錠」のみを行う場合と、「施錠」及び「解錠」の両方を行う場合とを含む。
以下、本実施形態の集合住宅用インターホンシステム10について詳細に説明する。本実施形態の集合住宅用インターホンシステム10は、例えばマンション等の集合住宅に用いられる。本実施形態の集合住宅用インターホンシステム10は、図1に示すように、複数(図示では2つ)の第1電気錠1と、複数(図示では2つ)の住戸端末2と、第2電気錠3と、共用端末4と、通信制御装置5とを備えている。なお、複数の第1電気錠1の構成及び機能は同等であるので、以下では、1つの第1電気錠1について構成及び機能を説明する。また、複数の住戸端末2の構成及び機能も同等であるので、以下では、1つの住戸端末2について構成及び機能を説明する。
複数の住戸端末2は、それぞれ複数(図示では2つ)の住戸A1内に設置されている。複数の第1電気錠1は、複数の住戸A1にそれぞれ設けられた複数の扉にそれぞれ取り付けられており、複数の扉をそれぞれ施錠又は解錠する。共用端末4は、例えばロビーインターホンであって、集合住宅の共用玄関(ロビー)に設置されている。第2電気錠3は、共用玄関に設けられた扉に取り付けられており、扉を施錠又は解錠する。通信制御装置5は、例えば集合住宅の管理室に設置されている。
共用端末4は、第1伝送路61を介して通信制御装置5に接続されている。複数の住戸端末2は、第2伝送路62を介して通信制御装置5に接続されている。第2伝送路62は、幹線621と、複数(図示では2本)の分岐線622とで構成されている。幹線621は、通信制御装置5に接続されている。複数の分岐線622は、それぞれ複数の住戸端末2に接続されている。また、複数の分岐線622は、それぞれ幹線621から分岐している。複数の分岐線622の分岐点には、それぞれ複数(図示では2つ)の分岐器7が設けられている。複数の住戸端末2は、第3伝送路63を介して複数の第1電気錠1にそれぞれ接続されている。また、共用端末4は、第4伝送路64を介して第2電気錠3に接続されている。第1伝送路61、第2伝送路62、第3伝送路63及び第4伝送路64は、いずれもツイストペア線である。つまり、実際には、第1伝送路61、第2伝送路62、第3伝送路63及び第4伝送路64は二線式であるが、図面上では1本の線として表す。
第1電気錠1は、図1に示すように、第1制御部11と、第1通信部12と、認証部13と、第1記憶部14とを備えている。
第1制御部11は、CPU(Central Processing Unit)及びメモリ等のハードウェアと、CPUで実行されるソフトウェア(プログラム)とで構成されている。第1制御部11は、第1通信部12及び認証部13を制御するように構成されている。具体的には、第1制御部11は、第1通信部12を制御することにより、第3伝送路63を介して接続された住戸端末2(対応する住戸端末2)との通信を制御する。また、第1制御部11は、居住者が使用した鍵8の認証を認証部13に行わせる。
第1通信部12は、対応する住戸端末2の第2通信部22(後述する)との間で、第1電気錠1を施錠又は解錠する際に使用される鍵8の情報を伝送するように構成されている。本実施形態では、住戸端末2又は共用端末4において鍵8の情報が登録される構成であるため、第1通信部12は、鍵8の情報を第2通信部22から受信することになる。鍵8は、例えばカードキーである。鍵8に内蔵されたICチップには、鍵8を識別するためのID情報(識別情報)81が記録されている。すなわち、鍵8の情報とは、鍵8を識別するためのID情報81のことをいう。
認証部13は、第1記憶部14に記憶されているID情報81を取得し、取得したID情報81に基づいて鍵8の認証を行う。具体的には、認証部13は、第1記憶部14から取得した鍵8のID情報81と、居住者が使用した鍵8に記録されているID情報81とを比較し、両者が一致していれば、鍵8が正規の鍵であると判定する。また、認証部13は、両者が一致していなければ、鍵8が正規の鍵でないか、未登録の鍵であると判定する。
第1記憶部14は、例えばフラッシュメモリ等の読み書き可能なメモリで構成されている。第1記憶部14は、第3伝送路63を介して住戸端末2から送られてくる鍵8のID情報81を記憶する。なお、第1記憶部14は、第1制御部11の内蔵メモリであってもよい。
住戸端末2は、図1に示すように、第2制御部21と、第2通信部22と、第2記憶部23と、住戸登録部24と、通話部(図示せず)とを備えている。
第2制御部21は、CPU及びメモリ等のハードウェアと、CPUで実行されるソフトウェア(プログラム)とで構成されている。第2制御部21は、第2通信部22及び住戸登録部24を制御するように構成されている。具体的には、第2制御部21は、第2通信部22を制御することにより、第3伝送路63を介して接続された第1電気錠1との通信を制御する。また、第2制御部21は、第2通信部22を制御することにより、共用端末4を介した来訪者との通話を制御する。さらに、第2制御部21は、鍵8の情報、すなわちID情報81の登録を住戸登録部24に行わせる。また、第2制御部21は、居住者の操作に応じて、種々の制御(例えば、呼出に対する応答など)を実行する。
第2通信部22は、第3伝送路63を介して接続された第1電気錠1(対応する第1電気錠1)の第1通信部12との間で、第1電気錠1を解錠又は施錠する際に使用される鍵8のID情報81を伝送するように構成されている。本実施形態では、住戸端末2又は共用端末4においてID情報81が登録される構成であるため、第2通信部22は、ID情報81を第1通信部12に向けて送信することになる。なお、第1電気錠1の第1記憶部14に記憶されているID情報81を、第1通信部12から第2通信部22に送信するように構成されていてもよい。
また、第2通信部22は、音声信号を含む通信信号を生成するように構成されている。第2通信部22は、第2伝送路62を介して、生成した通信信号を通信制御装置5へ送信する。また、第2通信部22は、通信制御装置5から送信された通信信号を受信する。第2通信部22は、受信した通信信号を復調することで、ディジタルの音声信号を復元する。そして、第2通信部22は、復元したディジタルの音声信号を通話部に出力する。さらに、第2通信部22は、共用端末4の共用登録部44において鍵8のID情報81が登録された場合には、共用端末4から送信されるID情報81を、第1伝送路61、第2伝送路62及び通信制御装置5を介して受信する。
第2記憶部23は、例えばフラッシュメモリ等の読み書き可能なメモリで構成されている。第2記憶部23は、住戸登録部24において登録された鍵8のID情報81、又は共用端末4から送られてくるID情報81を記憶する。なお、第2記憶部23は、第2制御部21の内蔵メモリであってもよい。
住戸登録部24は、例えば住戸端末2に設けられたタッチパネルを含み、施工業者などがタッチパネルを操作することにより鍵8のID情報81を登録することができる。なお、住戸登録部24においてID情報81を登録する場合、第3伝送路63を介して住戸端末2に接続された第1電気錠1に使用される鍵8のID情報81を少なくとも登録できるようになっていればよい。つまり、住戸登録部24においてID情報81を登録する場合には、住戸端末2ごとにID情報81を登録することになる。
通話部は、マイクロホン、スピーカ、通話処理部などで構成されている。通話処理部は、第2通信部22に接続されている。通話処理部は、第2通信部22からのディジタルの音声信号をアナログの音声信号に変換し、変換したアナログの音声信号をスピーカに出力する。スピーカは、通話処理部からアナログの音声信号が入力されることにより、音声を出力する。また、通話処理部は、マイクロホンからのアナログの音声信号をディジタルの音声信号に変換し、変換したディジタルの音声信号を第2通信部22に出力する。第2通信部22は、ディジタルの音声信号を含む通信信号を生成し、生成した通信信号を共用端末4に向けて送信する。
第2電気錠3は、図1に示すように、第3制御部31と、第3通信部32と、認証部33と、第3記憶部34とを備えている。
第3制御部31は、CPU及びメモリ等のハードウェアと、CPUで実行されるソフトウェア(プログラム)とで構成されている。第3制御部31は、第3通信部32及び認証部33を制御するように構成されている。具体的には、第3制御部31は、第3通信部32を制御することにより、第4伝送路64を介して接続された共用端末4との通信を制御する。また、第3制御部31は、居住者が使用した鍵8の認証を認証部33に行わせる。
第3通信部32は、共用端末4の第4通信部42(後述する)との間で、鍵8のID情報81を伝送するように構成されている。本実施形態では、住戸端末2又は共用端末4においてID情報81が登録される構成であるため、第3通信部32は、ID情報81を第4通信部42から受信することになる。
認証部33は、第3記憶部34に記憶されている鍵8のID情報81を取得し、取得したID情報81に基づいて鍵8の認証を行う。具体的には、認証部33は、第3記憶部34から取得したID情報81と、居住者が使用した鍵8に記録されているID情報81とを比較し、両者が一致していれば、鍵8が正規の鍵であると判定する。また、認証部33は、両者が一致していなければ、鍵8が正規の鍵でないか、未登録の鍵であると判定する。
第3記憶部34は、例えばフラッシュメモリ等の読み書き可能なメモリで構成されている。第3記憶部34は、第4伝送路64を介して共用端末4から送られてくる鍵8のID情報81を記憶する。なお、第3記憶部34は、第3制御部31の内蔵メモリであってもよい。
共用端末4は、図1に示すように、第4制御部41と、第4通信部42と、第4記憶部43と、共用登録部44と、通話部(図示せず)とを備えている。
第4制御部41は、CPU及びメモリ等のハードウェアと、CPUで実行されるソフトウェア(プログラム)とで構成されている。第4制御部41は、第4通信部42及び共用登録部44を制御するように構成されている。具体的には、第4制御部41は、第4通信部42を制御することにより、第4伝送路64を介して接続された第2電気錠3との通信を制御する。また、第4制御部41は、住戸端末2を介した住戸A1の居住者との通話を制御する。さらに、第4制御部41は、鍵8の情報、すなわち鍵8のID情報81の登録を共用登録部44に行わせる。また、第4制御部41は、来訪者の操作に応じて、種々の制御(例えば、呼出など)を実行する。
第4通信部42は、第4伝送路64を介して接続された第2電気錠3(対応する第2電気錠3)の第3通信部32との間で、第2電気錠3を解錠又は施錠する際に使用される鍵8のID情報81を伝送するように構成されている。本実施形態では、住戸端末2又は共用端末4においてID情報81が登録される構成であるため、第4通信部42は、ID情報81を第3通信部32に向けて送信することになる。なお、第2電気錠3の第3記憶部34に記憶されているID情報81を、第3通信部32から第4通信部42に送信するように構成されていてもよい。
また、第4通信部42は、音声信号、映像信号、呼出信号の少なくともいずれかの信号を含む通信信号を生成するように構成されている。第4通信部42は、第1伝送路61を介して、生成した通信信号を通信制御装置5へ送信する。この通信信号には、来訪者が指定した住戸A1の住戸端末2に割り当てられたアドレスが含まれている。また、第4通信部42は、通信制御装置5から送信された通信信号を受信する。第4通信部42は、受信した通信信号を復調することで、ディジタルの音声信号を復元する。そして、第4通信部42は、復元したディジタルの音声信号を通話部に出力する。さらに、第4通信部42は、住戸端末2の住戸登録部24において鍵8のID情報81が登録された場合には、住戸端末2から送信されるID情報81を、第1伝送路61、第2伝送路62及び通信制御装置5を介して受信する。
第4記憶部43は、例えばフラッシュメモリ等の読み書き可能なメモリで構成されている。第4記憶部43は、共用登録部44において登録された鍵8のID情報81、又は住戸端末2から送られてくるID情報81と、対応する住戸端末2のアドレスと紐付けて記憶する。なお、第4記憶部43は、第4制御部41の内蔵メモリであってもよい。
共用登録部44は、例えば共用端末4に設けられたタッチパネルを含み、施工業者などがタッチパネルを操作することにより鍵8のID情報81を登録することができる。なお、共用登録部44においてID情報81を登録する場合、複数の住戸A1においてそれぞれ使用される複数の鍵8のID情報81を登録することができるようになっているのが好ましい。これにより、複数のID情報81をまとめて登録することができる。
通話部は、マイクロホン、スピーカ、通話処理部などで構成されている。通話処理部は、第4通信部42に接続されている。通話処理部は、第4通信部42からのディジタルの音声信号をアナログの音声信号に変換し、変換したアナログの音声信号をスピーカに出力する。スピーカは、通話処理部からアナログの音声信号が入力されることにより、音声を出力する。また、通話処理部は、マイクロホンからのアナログの音声信号をディジタルの音声信号に変換し、変換したディジタルの音声信号を第4通信部42に出力する。第4通信部42は、ディジタルの音声信号を含む通信信号を生成し、生成した通信信号を住戸端末2に向けて送信する。
通信制御装置5は、図1に示すように、制御部51と、伝送処理部52と、記憶部53とを備えている。
制御部51は、CPU及びメモリ等のハードウェアと、CPUで実行されるソフトウェア(プログラム)とで構成されている。制御部51は、伝送処理部52を制御するように構成されている。具体的には、制御部51は、伝送処理部52を制御することにより、来訪者に呼び出された住戸端末2と共用端末4との間の通信(通話)を中継する。
伝送処理部52は、第1伝送路61を介して、共用端末4の第4通信部42に接続されている。また、伝送処理部52は、第2伝送路62を介して、複数の住戸端末2の第2通信部22に接続されている。伝送処理部52は、第4通信部42から送信される通信信号を受信する。そして、伝送処理部52は、受信した通信信号に含まれるアドレスに対応する住戸A1の住戸端末2に向けて、当該通信信号を送信する。また、伝送処理部52は、第2通信部22から送信される通信信号を受信し、受信した通信信号を共用端末4に向けて送信する。つまり、通信制御装置5は、来訪者に呼び出された住戸A1の住戸端末2と共用端末4とを接続し、両者間での通信(通話)を中継する。
記憶部53は、例えばフラッシュメモリ等の読み書き可能なメモリで構成されている。記憶部53には、鍵8のID情報81と、データテーブルとが記憶されている。データテーブルは、住戸A1の部屋番号と、住戸A1の住戸端末2に割り当てられたアドレスとを紐付けたテーブルである。なお、記憶部53は、制御部51の内蔵メモリであってもよい。
次に、本実施形態の集合住宅用インターホンシステム10の動作について、図2及び図3を参照して説明する。まず、住戸端末2の住戸登録部24により登録された鍵8のID情報81を共用端末4に向けて送信する場合について図2を参照して説明する。
住戸端末2の住戸登録部24により、鍵8のID情報81が登録される(ステップS100)。このとき、施工業者などがタッチパネルを操作することにより、ID情報81が登録される。第2制御部21は、住戸登録部24により登録されたID情報81を第2記憶部23に記憶させる(ステップS101)。また、第2制御部21は、ID情報81の送信を指示する操作入力(ステップS102)に従って、ID情報81を含む通信信号を生成し、生成した通信信号を第2通信部22から対応する第1電気錠1に向けて送信させる(ステップS103)。なお、上述の操作入力もタッチパネルにより行われる。
第1電気錠1において、住戸端末2からの通信信号を第1通信部12が受信すると、第1制御部11は、通信信号に含まれる鍵8のID情報81を第1記憶部14に記憶させる(ステップS104)。また、住戸端末2の第2制御部21は、上記操作入力に従って、鍵8のID情報81と自己の属する住戸端末2のアドレスとを含む通信信号を生成し、生成した通信信号を第2通信部22から通信制御装置5に向けて送信させる(ステップS105)。
通信制御装置5において、住戸端末2からの通信信号を伝送処理部52が受信すると、制御部51は、通信信号に含まれる鍵8のID情報81と送信元の住戸端末2のアドレスとを紐付けて記憶部53に記憶させる(ステップS106)。また、制御部51は、伝送処理部52を制御することにより、住戸端末2からの通信信号を共用端末4に向けて送信させる(ステップS107)。
共用端末4において、通信制御装置5からの通信信号を第4通信部42が受信すると、第4制御部41は、通信信号に含まれる鍵8のID情報81と送信元の住戸端末2のアドレスとを紐付けて第4記憶部43に記憶させる(ステップS108)。また、第4制御部41は、取得したID情報81を含む通信信号を生成し、生成した通信信号を第4通信部42から第2電気錠3に向けて送信させる(ステップS109)。
第2電気錠3において、共用端末4からの通信信号を第3通信部32が受信すると、第3制御部31は、通信信号に含まれる鍵8のID情報81を第3記憶部34に記憶させる(ステップS110)。
以上の手順により、住戸端末2の住戸登録部24で登録された鍵8のID情報81を、第1電気錠1の第1記憶部14及び第2電気錠3の第3記憶部34に記憶させることができる。その結果、認証部13,33は、それぞれ第1記憶部14及び第3記憶部34に記憶させた鍵8のID情報81と、鍵8に記録されているID情報81とを比較することで、鍵8が正規の鍵か否かを判定することができる。
続けて、共用端末4の共用登録部44により登録された鍵8のID情報81を特定の住戸端末2に向けて送信する場合について図3を参照して説明する。ここで、特定の住戸端末2とは、複数の住戸端末2のうち、鍵8のID情報81を要求する要求信号を送ってきた住戸端末2のことをいう。すなわち、ここでは、特定の住戸端末2からの要求に応じて、共用端末4がID情報81を送信する場合について説明する。つまり、本実施形態では、共用端末4の第4通信部42が情報送信部となる。
共用端末4の共用登録部44により、鍵8のID情報81が登録される(ステップS200)。このとき、施工業者などがタッチパネルを操作することにより、ID情報81が登録される。第4制御部41は、共用登録部44により登録されたID情報81と、このID情報81を有する鍵8が使用される住戸A1の住戸端末2のアドレスとを紐付けて第4記憶部43に記憶させる(ステップS201)。また、第4制御部41は、ID情報81を含む通信信号を生成し、生成した通信信号を第4通信部42から第2電気錠3に向けて送信させる(ステップS202)。なお、住戸端末2のアドレスは、施工業者などがタッチパネルを操作することにより、ID情報81に紐付ける形で入力される。
第2電気錠3において、共用端末4からの通信信号を第3通信部32が受信すると、第3制御部31は、通信信号に含まれるID情報81を第3記憶部34に記憶させる(ステップS203)。なお、共用登録部44により鍵8のID情報81を登録する作業は、住戸端末2の台数と同じ数だけ繰り返し行われる。すなわち、ステップS200〜S203の動作が繰り返し行われることになる。
ここで、特定の住戸端末2において、第2制御部21が、鍵8のID情報81を要求する要求信号を第2通信部22から送信させると(ステップS204)、共用端末4との間に接続された通信制御装置5がこの要求信号を受信する。通信制御装置5の制御部51は、要求信号を受信すると、受信した要求信号を伝送処理部52から共用端末4に向けて送信させる(ステップS205)。なお、住戸端末2から送られてくる要求信号には、要求信号を送ってきた住戸端末2のアドレスが含まれている。また、上述の要求信号は、施工業者などがタッチパネルを操作することにより第2制御部21が生成する。
共用端末4の第4制御部41は、通信制御装置5から送られてくる要求信号を第4通信部42にて受信すると、要求元の住戸端末2に向けた通信信号を生成する。この通信信号には、共用登録部44で登録した複数のID情報81のうち、要求元の住戸端末2に対応するID情報81と、要求元の住戸端末2のアドレスとが含まれている。そして、第4制御部41は、生成した通信信号を第4通信部42から通信制御装置5に向けて送信させる(ステップS206)。
通信制御装置5において、共用端末4からの通信信号を伝送処理部52が受信すると、制御部51は、通信信号に含まれる鍵8のID情報81と要求元の住戸端末2のアドレスとを紐付けて記憶部53に記憶させる(ステップS207)。また、制御部51は、伝送処理部52を制御することにより、共用端末4からの通信信号を住戸端末2に向けて送信させる(ステップS208)。
住戸端末2において、通信制御装置5からの通信信号を第2通信部22が受信すると、第2制御部21は、通信信号に含まれるアドレスが自己のアドレスと一致するか否かを判定する。そして、第2制御部21は、両者が一致する場合には、通信信号に含まれる鍵8のID情報81を取得し、取得したID情報81を第2記憶部23に記憶させる(ステップS209)。一方、第2制御部21は、通信信号に含まれるアドレスが自己のアドレスと一致しない場合には、受信した通信信号を破棄する。また、第2制御部21は、取得したID情報81を含む通信信号を生成し、生成した通信信号を第2通信部22から第1電気錠1に向けて送信させる(ステップS210)。
第1電気錠1において、住戸端末2からの通信信号を第1通信部12が受信すると、第1制御部11は、通信信号に含まれる鍵8のID情報81を第1記憶部14に記憶させる(ステップS211)。
以上の手順により、共用端末4の共用登録部44で登録された鍵8のID情報81を、第1電気錠1の第1記憶部14及び第2電気錠3の第3記憶部34に記憶させることができる。その結果、認証部13,33は、それぞれ第1記憶部14又は第3記憶部34に記憶させたID情報81と、鍵8に記録されているID情報81とを比較することで、鍵8が正規の鍵か否かを判定することができる。
本実施形態では、互いに対応する第1電気錠1と住戸端末2とが第3伝送路63を介して接続され、かつ第2電気錠3と共用端末4とが第4伝送路64を介して接続されている。また、住戸端末2と共用端末4とは、第1伝送路61、第2伝送路62及び通信制御装置5を介して接続されている。これにより、住戸端末2の住戸登録部24及び共用端末4の共用登録部44のいずれかで鍵8のID情報81を登録するだけで、鍵8の認証を行う第1電気錠1及び第2電気錠3に対して鍵8のID情報81を送信することが可能になる。
また、本実施形態では、複数の住戸端末2及び複数の第1電気錠1のうち、互いに対応する住戸端末2と第1電気錠1とが第3伝送路63を介して接続されており、第1通信部12と第2通信部22とが通信を行うことができる。そのため、例えば住戸端末2の第2記憶部23に鍵8のID情報81が記憶されていない場合でも、ID情報81を第1電気錠1から取得することができ、ID情報81を住戸端末2で活用することができる。例えば、住戸端末2に認証部が設けられている場合には、第1電気錠1から取得したID情報81を用いて鍵8の認証を住戸端末2で行うことができる。
以上説明したように、上述の実施形態の集合住宅用インターホンシステム10では、互いに対応する住戸端末2及び第1電気錠1(電気錠)において、第1通信部12及び第2通信部22が鍵8の情報(ID情報81)を伝送するように構成されている。これにより、鍵8の情報を住戸端末2において活用することができる。
また、上述の実施形態の集合住宅用インターホンシステム10のように、共用端末4と、通信制御装置5とをさらに備えていることが好ましい。共用端末4は、集合住宅の共用スペース(例えば、共用玄関)に設置されて、複数の住戸端末2の各々と通信する。通信制御装置5は、複数の住戸端末2の各々と共用端末4との間の通信を中継する。そして、通信制御装置5は、複数の住戸端末2及び共用端末4のうち少なくとも一方から送信される鍵8の情報を中継するように構成されている。この構成によれば、通信制御装置5を介して鍵8の情報を住戸端末2又は共用端末4に送信することができ、これにより鍵8の情報を住戸端末2と共用端末4とで共有することができる。ただし、この構成は集合住宅用インターホンシステム10の必須の構成ではなく、共用端末4及び通信制御装置5は省略されていてもよい。
また、本実施形態の集合住宅用インターホンシステム10のように、複数の住戸端末2の各々は、住戸登録部24をさらに有していることが好ましい。住戸登録部24は、複数の第1電気錠1のうち自己に対応する第1電気錠1に使用される鍵8の情報を登録する。この構成によれば、住戸端末2ごとに鍵8の情報を登録することができるので、例えば鍵8又は第1電気錠1を交換する際に有効である、という利点がある。ただし、この構成は集合住宅用インターホンシステム10の必須の構成ではなく、例えば共用端末4の共用登録部44において複数の鍵8の情報を登録するように構成されていてもよい。
また、本実施形態の集合住宅用インターホンシステム10のように、共用端末4は、共用登録部44を有していることが好ましい。共用登録部44は、複数の第1電気錠1にそれぞれ使用される複数の鍵8の情報を登録する。この構成によれば、複数の鍵8の情報を共用端末4においてまとめて登録することができる。ただし、この構成は集合住宅用インターホンシステム10の必須の構成ではなく、例えば複数の住戸端末2の住戸登録部24の各々において鍵8の情報を登録するように構成されていてもよい。
また、本実施形態の集合住宅用インターホンシステム10のように、通信制御装置5は、記憶部53を有していることが好ましい。記憶部53は、共用登録部44で登録された複数の鍵8の情報を記憶する。この構成によれば、複数の鍵8の情報を通信制御装置5の記憶部53に記憶させているので、複数の住戸端末2及び共用端末4に複数の鍵8の情報を記憶させなくてもよい、という利点がある。ただし、この構成は集合住宅用インターホンシステム10の必須の構成ではなく、記憶部53は省略されていてもよい。
また、本実施形態の集合住宅用インターホンシステム10のように、共用端末4及び通信制御装置5のうち複数の情報を有する少なくとも一方は、情報送信部(第4通信部42)をさらに有していることが好ましい。情報送信部は、複数の住戸端末2のうちいずれかの住戸端末2から要求があると、複数の情報のうち要求元の住戸端末2に対応する第1電気錠1に使用される鍵8の情報を要求元の住戸端末2に送信する。この構成によれば、要求元の住戸端末2に対して鍵8の情報を送信することができる。ただし、この構成は集合住宅用インターホンシステム10の必須の構成ではなく、例えばスイッチ操作などのイベントが発生すると、情報送信部が鍵8の情報を送信するように構成されていてもよい。
ところで、上述した複数の第1電気錠1の各々は、第1センサと第2センサとをさらに備えていることが好ましい。第1センサは、第1情報及び第2情報の少なくとも一方を検知する。第1情報は、第1電気錠1の一部を構成するデッドボルトが施錠位置か解錠位置かを示す情報である。第2情報は、扉の開閉状態を示す情報である。言い換えれば、第1センサは、扉が開状態か閉状態かを検知する。第2センサは、第1電気錠1が電気的に施錠されたか解錠されたかを検知する。第1センサ及び第2センサの検知結果は、第3伝送路63を介して対応する住戸端末2に送信される。住戸端末2の第2制御部21は、第1センサ及び第2センサの検知結果に基づいて、第1電気錠1が正常に施錠又は解錠された否かを判定する。
第2制御部21は、第2センサの検知結果から第1電気錠1が電気的に施錠されており、かつ第1センサの検知結果から扉が開状態にある場合、第1電気錠1の状態を異常と判定する。一方、第2制御部21は、第2センサの検知結果から第1電気錠1が電気的に施錠されており、かつ第1センサの検知結果から扉が閉状態にある場合、第1電気錠1の状態を正常と判定する。
また、第2制御部21は、第2センサの検知結果から第1電気錠1が電気的に解錠されており、かつ第1センサの検知結果から扉が閉状態にある場合、第1電気錠1の状態を異常と判定する。一方、第2制御部21は、第2センサの検知結果から第1電気錠1が電気的に解錠されており、かつ第1センサの検知結果から扉が開状態にある場合、第1電気錠1の状態を正常と判定する。
そして、第2制御部21が、動作モードとして、防犯モードと防犯解除モードとを有している場合には、第1センサ及び第2センサの検知結果に基づいて防犯モードと防犯解除モードとの切り替えを自動的に行うことができる。言い換えれば、第2制御部21は、第1電気錠1の状態を異常と判定した場合には、動作モードが防犯解除モードに設定されていたとしても自動的に防犯モードに切り替えることができる。なお、居住者の場合には、正規の鍵8を用いて第1電気錠1を解錠するため、不審者と誤判断されにくくなる。
以下、本実施形態の変形例について説明する。
上述の実施形態では、共用玄関に設けられた扉を施錠又は解錠する第2電気錠3を例に説明したが、例えば共同玄関に設けられた自動ドアを自動的に施錠するオートロックに対して、鍵8を用いて解錠する構成であってもよい。また、上述の実施形態では、共用端末4がロビーインターホンである場合について説明したが、共用端末4は、集合住宅の共用スペースに設置されていればよく、例えば駐車場から建物への入り口に設置されていてもよい。すなわち、共用スペースは共用玄関(ロビー)に限定されない。
さらに、上述の実施形態では、第1電気錠1、住戸端末2、第2電気錠3、共用端末4、通信制御装置5のすべてに鍵8のID情報81を記憶させているが、少なくとも住戸端末2、共用端末4及び通信制御装置5のいずれかにID情報81を記憶させてあればよい。この場合、第1電気錠1又は第2電気錠3において鍵8の認証を行う際に、ID情報81を記憶させてある住戸端末2、共用端末4及び通信制御装置5のいずれかから第1電気錠1又は第2電気錠3にID情報81を送信するように構成されていればよい。
また、上述の実施形態では、共用端末4の第4通信部42が情報送信部である場合について説明したが、通信制御装置5の伝送処理部52が情報送信部であってもよい。つまり、伝送処理部52が、住戸端末2からの要求に応じて、鍵8のID情報81を要求元の住戸端末2に送信するように構成されていてもよい。
さらに、上述の実施形態では、住戸端末2からの要求に応じて鍵8のID情報81を送信するプル型配信の場合について説明したが、いわゆるプッシュ型配信であってもよい。例えば、共用端末4に設けられた操作部を操作するなどのイベントが発生すると、共用端末4の第4通信部42又は通信制御装置5の伝送処理部52が、鍵8のID情報81を住戸端末2に送信するように構成されていてもよい。また、第4通信部42又は伝送処理部52が、鍵8のID情報81を住戸端末2に定期的に送信するように構成されていてもよい。
言い換えれば、共用端末4及び通信制御装置5のうち複数の情報を有する少なくとも一方は、情報送信部(第4通信部42又は伝送処理部52)を有していることが好ましい。この場合、情報送信部は、イベントが発生すると、複数の住戸端末2の各々に対して、複数の情報のうち複数の住戸端末2の各々に対応する第1電気錠1に使用される鍵8の情報を送信する。この構成によれば、イベントを発生させることにより、鍵8の情報を住戸端末2に送信することができる。ただし、この構成は集合住宅用インターホンシステム10の必須の構成ではなく、例えば住戸端末2からの要求に応じて、情報送信部が鍵8の情報を送信するように構成されていてもよい。
また、上述の実施形態では、鍵8のID情報81と住戸端末2のアドレスとを紐付けて共用端末4の第4記憶部43に記憶させているが、ID情報81のみを第4記憶部43に記憶させてもよい。
1 第1電気錠(電気錠)
2 住戸端末
4 共用端末
5 通信制御装置
8 鍵
10 集合住宅用インターホンシステム
12 第1通信部
22 第2通信部
24 住戸登録部
42 第4通信部(情報送信部)
44 共用登録部
52 伝送処理部(情報送信部)
A1 住戸

Claims (8)

  1. 複数の住戸にそれぞれ設けられた複数の住戸端末と、
    前記複数の住戸にそれぞれ設けられた複数の扉をそれぞれ施錠又は解錠する複数の電気錠と、
    集合住宅の共用スペースに設置されて前記複数の住戸端末の各々と通信する共用端末と、
    前記複数の住戸端末の各々と前記共用端末との間の通信を中継する通信制御装置と、を備え、
    前記複数の住戸端末と前記複数の電気錠とは、一対一に対応しており、
    前記複数の電気錠の各々は、第1通信部を有し、
    前記複数の住戸端末の各々は、前記複数の電気錠のうち自己に対応する電気錠の前記第1通信部と通信する第2通信部を有しており、
    前記複数の住戸端末及び前記複数の電気錠のうち互いに対応する住戸端末及び電気錠間において、前記第1通信部及び前記第2通信部が、前記電気錠を施錠又は解錠する際に使用される鍵の情報を伝送するように構成されており、
    前記通信制御装置は、前記複数の住戸端末及び前記共用端末のうち少なくとも一方から送信される情報を中継するように構成されている
    ことを特徴とする集合住宅用インターホンシステム。
  2. 前記複数の住戸端末の各々は、前記複数の電気錠のうち自己に対応する電気錠に使用される前記鍵の前記情報を登録する住戸登録部をさらに有している
    ことを特徴とする請求項記載の集合住宅用インターホンシステム。
  3. 前記共用端末は、前記複数の電気錠にそれぞれ使用される複数の前記鍵の前記情報を登録する共用登録部を有している
    ことを特徴とする請求項記載の集合住宅用インターホンシステム。
  4. 前記通信制御装置は、前記共用登録部で登録された前記複数の情報を記憶する記憶部を有している
    ことを特徴とする請求項記載の集合住宅用インターホンシステム。
  5. 前記共用端末及び前記通信制御装置のうち前記複数の情報を有する少なくとも一方は、前記複数の住戸端末のうちいずれかの住戸端末から要求があると、前記複数の情報のうち要求元の前記住戸端末に対応する前記電気錠に使用される前記鍵の前記情報を前記要求元の前記住戸端末に送信する情報送信部をさらに有している
    ことを特徴とする請求項3又は4記載の集合住宅用インターホンシステム。
  6. 前記共用端末及び前記通信制御装置のうち前記複数の情報を有する少なくとも一方は、イベントが発生すると、前記複数の住戸端末の各々に対して、前記複数の情報のうち前記複数の住戸端末の各々に対応する前記電気錠に使用される前記鍵の前記情報を送信する情報送信部をさらに有している
    ことを特徴とする請求項又は記載の集合住宅用インターホンシステム。
  7. 前記第1通信部及び前記第2通信部は、前記鍵の情報を有線通信により伝送するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の集合住宅用インターホンシステム。
  8. 複数の住戸にそれぞれ設けられた複数の住戸端末と、
    集合住宅の共用スペースに設置されて前記複数の住戸端末の各々と通信する共用端末と、
    前記複数の住戸端末の各々と前記共用端末との間の通信を中継する通信制御装置と、を備え、
    前記複数の住戸端末と前記複数の住戸にそれぞれ設けられた複数の扉をそれぞれ施錠又は解錠する複数の電気錠とは、一対一に対応しており、
    前記複数の電気錠の各々は、第1通信部を有し、
    前記複数の住戸端末の各々は、前記複数の電気錠のうち自己に対応する電気錠の前記第1通信部と通信する第2通信部を有しており、
    前記複数の住戸端末及び前記複数の電気錠のうち互いに対応する住戸端末及び電気錠間において、前記第1通信部及び前記第2通信部が、前記電気錠を施錠又は解錠する際に使用される鍵の情報を伝送するように構成されており、
    前記通信制御装置は、前記複数の住戸端末及び前記共用端末のうち少なくとも一方から送信される情報を中継するように構成されている
    ことを特徴とする集合住宅用インターホンシステム。
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