JP6662423B1 - リグニンを分離する方法 - Google Patents
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Description
(1) 木材をクラフト蒸解する工程から排出される黒液からリグニンを分離する方法であって、下記の各工程を含んでなる方法。
a)黒液に酸及び/又は二酸化炭素を添加してpH10未満にしてリグニンを沈殿させた後に脱水する工程。
b)工程a)で得られたリグニン沈殿物を水に懸濁し、炭酸ナトリウムを添加する工程。
c)工程b)で得られた懸濁液に酸を添加してpH3未満に調整してリグニンを沈殿させる工程。
d)工程c)で得られたリグニン沈殿物を脱水及び洗浄する工程。
(2) 前記工程a)及び工程b)における脱水をフィルタープレス装置で行う(1)に記載の方法。
(3) フィルタープレス装置で用いるフィルタークロスの透気度が0.5cm3/cm2/secを超え60cm3/cm2/sec未満である(2)に記載の方法。
(4) 前記工程b)において添加される炭酸ナトリウムがリグニン(固形分)に対して5質量%以上60質量%以下である(1)〜(3)のいずれかに記載の方法。
(5) 工程d)で洗浄に用いる洗浄水のpHが6以上である(1)〜(4)のいずれかに記載の方法。
(6) 前記工程d)における洗浄がフィルタープレス装置で行われる(1)〜(5)のいずれかに記載の方法。
(7) 前記工程d)で得られる洗浄ろ液の電気伝導度が0.5S/m以下になるまで洗浄が行われる(1)〜(6)のいずれかに記載に記載の方法。
(8) 黒液の固形分が30質量%以下である(1)〜(7)のいずれかにに記載の方法。
原料の木材としては、広葉樹、針葉樹のいずれも使用できる。広葉樹としては、ブナ、シナ、シラカバ、ポプラ、ユーカリ、アカシア、ナラ、イタヤカエデ、センノキ、ニレ、キリ、ホオノキ、ヤナギ、セン、ウバメガシ、コナラ、クヌギ、トチノキ、ケヤキ、ミズメ、ミズキ、アオダモ等が例示される。針葉樹としては、スギ、エゾマツ、カラマツ、クロマツ、トドマツ、ヒメコマツ、イチイ、ネズコ、ハリモミ、イラモミ、イヌマキ、モミ、サワラ、トガサワラ、アスナロ、ヒバ、ツガ、コメツガ、ヒノキ、イチイ、イヌガヤ、トウヒ、イエローシーダー(ベイヒバ)、ロウソンヒノキ(ベイヒ)、ダグラスファー(ベイマツ)、シトカスプルース(ベイトウヒ)、ラジアータマツ、イースタンスプルース、イースタンホワイトパイン、ウェスタンラーチ、ウェスタンファー、ウェスタンヘムロック、タマラック等が例示される。
本発明においては、蒸解後得られた未漂白(未晒)パルプは、必要に応じて、種々の処
理に供することができる。例えば、クラフト蒸解後に得られた未漂白パルプに対して、漂
白処理を行うことができる。
クラフト蒸解後に得られる黒液に酸及び/又は二酸化炭素を添加して、黒液のpHを10未満として懸濁液とすることにより、黒液中に溶解しているリグニンを不溶物として沈殿させることが可能となる。この工程は2回以上繰り返して行ってもよい。黒液のpHは1〜9としてもよく、2〜8に調整してもよい。黒液のpHが10以上では、リグニンの不溶物が十分に生成しない。使用する酸は無機酸でも有機酸でもよい。無機酸としては、硫酸、亜硫酸、塩酸、硝酸、亜硝酸、リン酸、炭酸等が挙げられ、硫酸が好ましい。また、二酸化塩素発生装置から排出される残留酸を使用してもよい。有機酸としては、酢酸、乳酸、蓚酸、クエン酸、ギ酸等が挙げられる。なお、黒液はpHを調整する前に、エバポレーターなどを用いて濃縮することができ、固形分は10質量%以上であることが好ましく、20質量%以上50質量%であることがより好ましい。
工程b)では、工程a)で得られたケーキ状のリグニン沈殿物は水を加えて懸濁させる。この際に使用される水は工程a)で洗浄に使用する水と同様の水でよい。次に懸濁液の粘度を低下させるために炭酸ナトリウムを添加する。炭酸ナトリウムの添加量はリグニン(固形分)に対して5質量%以上60質量%以下であることが好ましい。
工程c)では、工程b)で得られたリグニン懸濁液に酸を添加してpH3未満に調整してリグニンを沈殿させる。使用する酸は工程a)で使用する無機酸、有機酸いずれでもよい。無機酸としては、硫酸、亜硫酸、塩酸、硝酸、亜硝酸、リン酸、炭酸等が挙げられ、硫酸が好ましい。また、二酸化塩素発生装置から排出される残留酸を使用してもよい。有機酸としては、酢酸、乳酸、蓚酸、クエン酸、ギ酸等が挙げられる。
工程d)では、工程c)で得られたケーキ状のリグニン沈殿物を脱水及び洗浄する工程である。洗浄は洗浄ろ液の電気伝導度が0.5S/m以下になるまで行うことが望ましい。リグニン沈殿物を脱水・洗浄するための装置としては、工程a)と同様にフィルタープレス、ドラムプレス、遠心脱水装置、吸引濾過装置等を使用することができる。リグニン沈殿物の洗浄に使用される水は工程a)あるいは工程b)で洗浄に使用する水と同様の水でよい。なお、洗浄水のpHは6以上が好ましく、pH6〜8としてもよい。
<工程a)>
製紙工場のクラフトパルプ製造においてクラフト蒸解から得られた黒液160L(固形分濃度16.0%)を、容量300Lの反応槽に仕込んで60℃に加温した。次に炭酸ガスを1分間当たり0.03kgの速度でpHが9.8になるまで反応槽へ導入した。沈殿したリグニンは、フィルタープレス(Lab Pressure Filter VPA 04, Metso社製)に供して脱水した。フィルタークロスはポリプロピレン製平織のP28(薮田産業製、透気度1.0cm3/cm2/秒)を使用した。得られたリグニンは13.4kg(ドライ換算で4.6kg)であった。
上記の24時間後に同じ製紙工場から採取した黒液120L(固形分16.1%)を、同じ処理を実施してリグニン9.5kg(ドライ換算3.2kg)を調製した。
<工程b)>
工程a)で得られたケーキ状のリグニン沈殿物(合計22.9kg(ドライ換算7.8kg))に水30.5kgを添加し、反応槽内で攪拌して50℃に調整しながら懸濁した。次に炭酸ナトリウム(試薬特級、和光純薬(株))を2.2kg添加し溶解させた。
<工程c)>
工程b)で得られた懸濁液(固形分濃度15%)に送液ポンプを用いて0.1kg/分の添加速度で硫酸(試薬特級、和光純薬(株))を添加した。この時、懸濁液のpHをモニターしつつpHが2.5になったところで硫酸の添加を停止した。硫酸の添加量は4.0kgであった。その後、攪拌を1時間継続し、リグニンを沈殿させた。
<工程d)>
工程c)で沈殿させたケーキ状のリグニンを工程a)と同様にしてフィルタープレスに供して脱水した。フィルタークロスはポリプロピレン製平織のP28(薮田産業製、透気度1.0cm3/cm2/秒)を使用した。次にフィルタープレス内に脱水されたケーキ状のリグニンを保持させたままで工業用水(pH7.2)を通水することで洗浄を実施した。洗浄の終点は洗浄ろ液の電気伝導度が0.5S/m以下になる点とした。洗浄比に対して洗浄ろ液の電気伝導度およびpHをプロットした結果を図1に示した。電気伝導度およびpHは、ポータブル型pH・ORP・電気伝導率メータD-74(HORIBA製)で測定した。
次にフィルタープレスのろ室を7.5barに加圧して圧搾、引き続いてろ室に空気を導入してリグニンから水分を可能な限り除去して、リグニンを9.6kg(ドライ換算4.6kg)を得た。得られたリグニンを蛍光X線分析装置EDX-8000(島津製作所製)に供してNa濃度を定量した。その結果、Na含量は検出限界以下であった。このことから洗浄ろ液の電気伝導度を測定することにより、リグニン洗浄の程度を評価できることがわかる。
実施例1の工程a)および工程d)のフィルタープレスでの脱水工程において、透気度が1.0cm3/cm2/secであるフィルタークロスを使用し、結果を表1に示した。
透気度が5.0cm3/cm2/secであるフィルタークロスを使用した以外、は実施例2と同様にして、結果を表1に示した。
透気度が0.5cm3/cm2/secであるフィルタークロスを使用した以外、は実施例2と同様にして、結果を表1に示した。
透気度が60cm3/cm2/secであるフィルタークロスを使用した以外、は実施例2と同様にして、結果を表1に示した。
実施例1の工程a)で得たリグニンの一部を採取して水を添加し、スラリー96gを調整した(固形分濃度15%)。このスラリーに炭酸ナトリウムを3.98g(対リグニン27.6%)添加した後に粘度計(B型粘度計LVT、ブルックスフィールド社)で粘度を測定した。測定後のスラリーに硫酸を添加してpH1.9に調整したあとに、再び粘度を測定した。次に、リグニンスラリーを、ろ紙(No.2)およびろ布(20μmメッシュ)をセットしたブフナー漏斗上に流し込み、吸引することで脱水性を評価した。
炭酸ナトリウムを7.33g(対リグニン50.9%)添加した以外は、実施例6と同様にして、リグニンスラリーの粘度を測定し、さらにリグニンスラリーの脱水性を評価した。
炭酸ナトリウムを0.64g(対リグニン4.4%)添加した以外は、実施例6と同様にして、リグニンスラリーの粘度を測定し、さらにリグニンスラリーの脱水性を評価した。
炭酸ナトリウムを2.31g(対リグニン16.0%)添加した以外は、実施例6と同様にして、リグニンスラリーの粘度を測定し、さらにリグニンスラリーの脱水性を評価した。
炭酸ナトリウムを添加しない以外は、実施例6と同様にして、リグニンスラリーの粘度を測定し、さらにリグニンスラリーの脱水性を評価した。
Claims (8)
- 木材をクラフト蒸解する工程から排出される黒液からリグニンを分離する方法であって、下記の各工程を含んでなる方法。
a)黒液に酸及び/又は二酸化炭素を添加してpH10未満にしてリグニンを沈殿させた後に脱水する工程。
b)工程a)で得られたリグニン沈殿物を水に懸濁し、炭酸ナトリウムを添加する工程。
c)工程b)で得られた懸濁液に酸を添加してpH3未満に調整してリグニンを沈殿させる工程。
d)工程c)で得られたリグニン沈殿物を脱水及び洗浄する工程。 - 前記工程a)における脱水をフィルタープレス装置で行う請求項1記載の方法。
- フィルタープレス装置で用いるフィルタークロスの透気度が0.5cm3/cm2/secを超え60cm3/cm2/sec未満である請求項2記載の方法。
- 前記工程b)において添加される炭酸ナトリウムがリグニン(固形分)に対して5質量%以上60質量%以下である請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
- 工程d)で洗浄に用いる洗浄水のpHが6以上である請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
- 前記工程d)における洗浄がフィルタープレス装置で行われる請求項1〜5のいずれかにに記載の方法。
- 前記工程d)で得られる洗浄ろ液の電気伝導度が0.5S/m以下になるまで洗浄が行われる請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
- 前記黒液の固形分が30質量%以下である請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
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