JP6662103B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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Description

本明細書に開示する技術は、蓄電装置に関する。
蓄電装置には、過充電等が発生したときに、正極電極と負極電極との間を短絡させる機構が設けられることがある。例えば、特許文献1に開示される蓄電装置は、ケースに設けられた正極電極端子と負極電極端子との間に短絡機構が設けられている。短絡機構は、正極電極端子と電気的に接続される変形板と、負極電極端子と電気的に接続される短絡板とを備えている。短絡板の下面には2つの突起部が設けられている。過充電等によってケース内の圧力が設定圧力を超えると、変形板が変形し、短絡板の2つの突起部に接触する。すると、負極電極端子と正極電極端子との間が短絡された状態となる。
特開2015−153747号公報
特許文献1の短絡機構では、2つの突起部が、変形板及び短絡板を平面視したときに、変形板の中心から略等しい距離に形成されている。この構成によると、変形板が設計通りに反転する場合には変形板は2つの突起部の双方と接触するものの、変形板が設計通りに反転しない場合(例えば、変形板の一部だけが局所的に反転する場合)には、変形板は2つの突起部のいずれとも接触しない可能性がある。この場合、負極電極端子と正極電極端子との間が短絡された状態とはならず、短絡機構として機能しない可能性がある。
本明細書は、ケース内の圧力が設定圧力を超えたときに、変形板が設計通りに反転しない場合であっても、負極電極端子と正極電極端子との間が短絡した状態にし易くする技術を開示する。
本明細書に開示する蓄電装置は、正極電極及び負極電極を備える電極組立体と、電極組立体と電解液とを収納可能なケースと、ケースに設けられ、電極組立体の正極電極と電気的に接続される正極電極端子と、ケースに設けられ、電極組立体の負極電極と電気的に接続される負極電極端子と、ケースの内部空間の圧力が所定値を超えると、正極電極端子と負極電極端子とを短絡させる短絡機構と、を備えている。短絡機構は、正極電極端子と負極電極端子の一方の電極端子と電気的に接続され、他方の電極端子と絶縁された変形板と、他方の電極端子と電気的に接続され、一方の電極端子とは絶縁された短絡板と、を備えている。変形板は、短絡板と対向する第1対向面を有している。短絡板は、変形板と対向する第2対向面を有している。第1対向面と第2対向面の少なくとも一方には、他方側に向かって突出している突起部が、2つ以上設けられている。突起部のうち少なくとも2つの突起部は、変形板及び短絡板を平面視したときに、変形板の中心から互いに異なる距離に配置されている。変形板は、短絡板に向かって凹状となる第1状態と、その少なくとも一部が短絡板に向かって凸状となる第2状態とに変形可能である。ケースの内部空間の圧力が所定値を超えると、変形板は第1状態から第2状態となる。
上記の蓄電装置では、少なくとも2つの突起部が、変形板及び短絡板を平面視したときに、変形板の中心から互いに異なる距離に配置されている。このため、ケース内の圧力が所定値を超えたときに変形板の一部しか短絡板に向かって凸状に変形しない場合であっても、変形板がいずれかの突起部に接触する確率が高くなる。この結果、変形板と短絡板とが接触し易くなり、負極電極端子と正極電極端子との間が短絡した状態にし易くすることができる。
実施例1の蓄電装置の断面図。 実施例1の短絡機構について、通常時の状態を示す図。 実施例1の短絡機構の短絡板の平面図であり、突起部の位置を示す図。 実施例1の短絡機構について、短絡した状態を示す図。 実施例2の短絡機構について、通常時の状態を示す図。 実施例2の短絡機構について、短絡した状態を示す図。 変形例の短絡機構の短絡板の平面図であり、突起部の位置を示す図。 別の変形例の短絡機構の短絡板の平面図であり、突起部の位置を示す図。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記しておく。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。
(特徴1)本明細書が開示する蓄電装置では、突起部のそれぞれが、その先端に先端面を有していてもよい。短絡板の第2対向面は平面であってもよい。変形板の外周端を含み、短絡板の第2対向面と平行である仮想平面を基準面とし、第2状態のうち、基準面に関して第1状態の変形板と面対称の関係である変形板の状態を完全反転状態とすると、先端面は、完全反転状態のときに突起部が接触することになる第1対向面又は第2対向面の表面形状に倣った形状を有していてもよい。この構成によると、変形板が完全反転状態に変形すると、突起部の先端面は、第1対向面又は第2対向面とその全面に亘って接触する。このため、変形板と短絡板との接触面積を大きくすることができる。従って、変形板と短絡板の間の電気抵抗が小さくなるため、短絡状態が維持し易くなる。すなわち、両者の接触面積が小さいと、両者間の電気抵抗が大きくなるため、両者の接触箇所が溶断して短絡状態を維持できなくなる可能性があるが、上記の構成では、両者の間の電気抵抗が小さくなるため、短絡状態を好適に維持し易くなる。
(特徴2)本明細書が開示する蓄電装置では、第1状態のときの突起部のそれぞれは、突起部が配置されている部分における完全反転状態のときの第1対向面と第2対向面との距離よりも長くてもよい。少なくとも突起部の先端部分と変形板の少なくとも一方は、変形板が第1状態から第2状態に変形するときに変形可能な材質で構成されていてもよい。この構成によると、変形板が変形する際に、少なくとも突起部の先端部分が第1対向面又は第2対向面に当たって変形するか、変形板が突起部に当たって変形するか、又は突起部と変形板の両者が変形する。これにより、変形板と短絡板とを確実に接触させると共に、両者の接触面積を大きくすることができる。
(特徴3)本明細書が開示する蓄電装置では、突起部の少なくとも1つは、変形板及び短絡板を平面視したときに、変形板の中心からの距離が等しい円弧形状を有していてもよい。変形板が完全反転状態に変形したときの第1対向面と第2対向面との距離は、変形板及び短絡板を平面視したときの変形板の中心からの距離が等しい箇所では、周方向に亘って一定である。このため、上記の構成によると、突起部の長さを周方向に亘って一定に形成するだけで、変形板と突起部とを接触させ易くすることができる。突起部の長さを部分ごとに変更する必要がないため、突起部の設計及び製造が容易になる。
(特徴4)本明細書が開示する蓄電装置では、変形板は、ケースと一体成形されていてもよい。この構成によると、より容易に変形板を成形することができる。
以下、図面を参照して実施例に係る蓄電装置100について説明する。図1に示すように、蓄電装置100は、ケース1と、ケース1に収容された電極組立体3と、ケース1に固定された正極電極端子5と負極電極端子7を備えている。電極組立体3と正極電極端子5とは電気的に接続されており、電極組立体3と負極電極端子7とは電気的に接続されている。また、蓄電装置100は、ケース1に固定された短絡機構10を備えている。ケース1の内部は、電解液が注入されており、電極組立体3は、電解液に浸漬している。
ケース1は、金属製であり、略直方体形状の箱型部材である。ケース1は、本体111と、本体111に固定された蓋部112とを備えている。蓋部112は、本体111の上部を覆っている。蓋部112には、取付孔81、82が形成されている。正極電極端子5は、取付孔81を介してケース1の内外に通じており、負極電極端子7は、取付孔82を介してケース1の内外に通じている。蓋部112は、正極電極端子5と電気的に接続されている。蓋部112と負極電極端子7との間には、絶縁部材61が配置されている。絶縁部材61は、蓋部112と負極電極端子7とを絶縁している。
電極組立体3は、正極電極と、負極電極と、正極電極と負極電極との間に配置されたセパレータとを備えている。電極組立体3は、正極電極、負極電極及びセパレータからなる積層体が複数積層されて構成されている。複数の正極電極のそれぞれ及び複数の負極電極のそれぞれは、集電部材と、集電部材上に形成されている活物質層とを備えている。集電部材としては、正極電極に用いられるものは、例えばアルミ箔であり、負極電極に用いられるものは、例えば銅箔である。また、電極組立体3は、正極電極毎に設けられた正極集電タブ51と、負極電極毎に設けられた負極集電タブ52を備えている。正極集電タブ51は、正極電極の上端部に形成されている。負極集電タブ52は、負極電極の上端部に形成されている。正極集電タブ51及び負極集電タブ52は、電極組立体3の上方に突出している。複数の正極集電タブ51は、1つに纏められて正極リード53に固定されている。複数の負極集電タブ52は、1つに纏められて負極リード54に固定されている。
正極リード53は、正極集電タブ51と正極電極端子5とに接続されている。正極リード53を介して、正極集電タブ51と正極電極端子5とが電気的に接続されている。負極リード54は、負極集電タブ52と負極電極端子7とに接続されている。負極リード54を介して、負極集電タブ52と負極電極端子7とが電気的に接続されている。
図2〜図4を参照して短絡機構10について説明する。図2に示すように、短絡機構10は、ケース1の蓋部112に設けられている。短絡機構10は、変形板20及び短絡板30を備えている。変形板20は、板厚が一定の板材から形成されており、平面視すると円形となる導電性のダイアフラムである。本実施例では、変形板20にはアルミニウムが用いられるが、これに限られず、例えばアルミニウム合金を用いてもよい。変形板20は、ケース1内の圧力が所定値より低い状態では下方に凸状(短絡板30に向かって凹状)となっている。以下では、変形板20が下方に凸状の状態を、「第1状態」と称する。変形板20の上面20aは、短絡板30と対向している。変形板20は、変形板20の外周端20bがケース1の蓋部112に接合されることにより、蓋部112に固定されている。このため、変形板20の下面には、ケース1内の圧力が作用する。一方、変形板20の上面20aには、大気圧が作用する。変形板20は、その少なくとも一部が上方に凸状(短絡板30に向かって凸状)に変形可能である。以下では、変形板20の少なくとも一部が上方に凸状の状態を、「第2状態」と称する。図2の破線は、第2状態のときの変形板20の一例を示す。この例では、変形板20は、基準面22に関して第1状態の変形板20と面対称の関係になっている。ここで、基準面22とは、変形板20の外周端20bの厚み方向の中心を通り、短絡板30の下面(突起部41〜44を除いた平面部分)と平行である仮想平面のことを表している。以下では、第2状態のうち、基準面22に関して第1状態の変形板20と面対称の関係である変形板20の状態を、「完全反転状態」と称する。なお、変形板20の上面20aには、外周端20bの上面は含まれない。即ち、変形板20の上面20aとは、蓋部112に接合されていない部分の変形板20の上面を指している。また、変形板20の上面20aは、「第1対向面」の一例に相当する。
変形板20は、蓋部112と電気的に接続されている。上述したように、蓋部112は、正極電極端子5と電気的に接続されており、負極電極端子7と絶縁されている。このため、変形板20は、正極電極端子5と電気的に接続されており、負極電極端子7とは絶縁されている。変形板20は、ケース1の蓋部112と一体成形してもよいし、蓋部112とは別体に成形した後に、蓋部112に溶接してもよい。変形板20と蓋部112とを一体成形すると、製造時の加工工程を減らすことができ、蓄電装置100をより容易に製造することができる。
短絡板30は、金属製(実施例1ではアルミニウム)の部材であり、導電性を有している。短絡板30は、平面視において略矩形状に形成されており、変形板20の上方に配置されている。短絡板30の板厚は、変形板20の板厚より大きくされている。短絡板30の下面は、変形板20(厳密には、変形板20の上面20a)と対向する部分(図2の二点鎖線で囲まれる部分)を有する。以下では、この部分を対向面30aと称する。図2、図3に示すように、対向面30aには、変形板20側に向かって突出している4つの突起部41,42,43,44が設けられている。各突起部41〜44は、例えばプレス加工により短絡板30と一体成形されている。図2に示すように、突起部41,42,43,44は、その先端にそれぞれ先端面41a,42a,43a,44aを有している。各先端面41a〜44aは、完全反転状態のときの変形板20のうち、変形板20の平面視において各突起部41〜44に対応する部分の上面20aの表面形状に倣った形状を有している。また、変形板20が第1状態のときの各突起部41〜44の長さは、各突起部41〜44が設けられている部分における、完全反転状態のときの上面20aと対向面30aとの距離と略等しくなっている。このため、各突起部41〜44の各先端面41a〜44aは、完全反転状態のときの変形板20の上面20aに、その全面に亘って接触する。後述するように、中心Oから突起部41,44までの距離と突起部42,43までの距離が異なるため、突起部41,44から上面20aまでの距離と、突起部42,43から上面20aまでの距離とは異なる。一方、突起部41から上面20aまでの距離と突起部44から上面20aまでの距離は等しく、突起部42から上面20aまでの距離と突起部43から上面20aまでの距離は等しい。即ち、突起部41,44の長さは同一となると共に、突起部42,43の長さは同一となる。一方、突起部41,44の長さは、突起部42,43の長さよりも長い。
短絡板30及び変形板20を平面視すると、対向面30a(図3の二点鎖線参照)の中心Oは、変形板20の中心と一致している。図3に示すように、各突起部41〜44は、短絡板30及び変形板20の平面視において、対向面30aの中心O(即ち、変形板20の中心)からの距離が等しい円弧形状を有する。具体的には、突起部41と突起部44は中心O(即ち、変形板20の中心)からの距離が互いに等しく、突起部42と突起部43は中心Oからの距離が互いに等しい。突起部41及び突起部44は、突起部42及び突起部43よりも中心Oから離れた位置に設けられている。即ち、突起部41及び突起部44と、突起部42及び突起部43とは、中心Oから互いに異なる距離に設けられている。なお、突起部41〜44は、短絡板30と一体成形される構成に限られず、短絡板30に溶接により接合されてもよい。この場合、突起部41〜44は、短絡板30とは異なる材料で形成されていてもよい。なお、短絡板30の対向面30aは、「第2対向面」の一例に相当する。
短絡板30は、負極電極端子7と電気的に接続されている。短絡板30とケース1の蓋部112との間には、絶縁部材61,62が配置されている。短絡板30は、絶縁部材61,62によって蓋部112上に支持されている。絶縁部材61は、負極電極端子7と蓋部112とを絶縁すると共に、短絡板30の一端と蓋部112とを絶縁している。絶縁部材62は、短絡板30の他端と蓋部112とを絶縁している。このため、短絡板30は蓋部112と絶縁されている。すなわち、短絡板30は正極電極端子5と絶縁されている。なお、本実施例では、変形板20が正極電極端子5に接続され、短絡板30が負極電極端子7に接続されているが、このような構成に限定されない。例えば、変形板が負極電極端子7に接続され、短絡板が正極電極端子5に接続されていてもよい。具体的には、変形板は導電性を有する金属を用いて形成され、正極電極端子5と絶縁され、負極電極端子7と電気的に接続される。また、短絡板は、正極電極端子5と電気的に接続され、負極電極端子7と絶縁される。
図2及び図4を参照して、短絡機構10によって、正極電極端子5と負極電極端子7との間が短絡される構成について具体的に説明する。図2に示すように、ケース1内の圧力が所定値以下のとき、変形板20は下方に凸の状態になっている。上述したように、変形板20は正極電極端子5と電気的に接続されており、負極電極端子7と絶縁されている。このため、正極電極端子5と負極電極端子7との間には、短絡機構10を介した通電経路は形成されていない。ケース1内の圧力が上昇すると、変形板20の下面に作用する圧力が上昇する。一方、変形板20の上面20aには大気圧が作用する。このため、ケース1内の圧力が上昇して所定値に達すると、変形板20は変形する。変形板20は、完全反転状態(図2の破線参照)に変形するように設計されているが、場合によっては、設計通りには変形しないことがある。具体的には、変形板20は、その一部だけが上方に凸の状態となるように変形することがある。図4は、変形板20の負極電極端子7側の一部だけが上方に凸の状態に変形した例を示す。この例では、上方に凸状に変形した部分の変形板20の上面20aは、4つの突起部41〜44のうち、最も負極電極端子7側に位置する突起部41に接触する。これにより、変形板20は、突起部41を介して短絡板30に接触する。ここで、変形板20は正極電極端子5と電気的に接続されている。一方、短絡板30は負極電極端子7と電気的に接続されている。このため、変形板20と短絡板30とが接触すると、正極電極端子5と負極電極端子7との間には、変形板20及び短絡板30を介した通電経路が形成される。即ち、正極電極端子5と負極電極端子7との間が短絡した状態となる。これによって、電極組立体3に流れる電流を小さくすることができる。
実施例1の蓄電装置100では、突起部41及び突起部44と、突起部42及び突起部43とが、短絡板30及び変形板20の平面視において、変形板20の中心(即ち、対向面30aの中心O)から互いに異なる距離に設けられている。このため、ケース1内の圧力が所定値を超えたときに、変形板20が設計通りには反転せずその一部だけが局所的に変形する場合であっても、変形板20がいずれかの突起部41〜44に接触する確率が高くなる。別言すれば、例えば、短絡板30に突起部42、43(変形板20の中心から互いに等距離の突起部)しか設けられていない場合は、変形板20の外周部のみが局所的に変形すると、変形板20は短絡板30と接触することができない可能性が高くなる(図4参照)。同様に、例えば、短絡板30に突起部41、44(変形板20の中心から互いに等距離の突起部)しか設けられていない場合は、変形板20の中央部のみが局所的に変形すると、変形板20が短絡板30と接触できない可能性が高くなる。このように、短絡板30に、変形板20の中心からの距離が互いに等しい突起部しか設けられていない場合は、ケース1の内圧が所定値を超えた際に、正極電極端子5と負極電極端子7との間が短絡した状態とできないことがある。しかしながら、実施例1の蓄電装置100の構成によると、変形板20の一部だけが局所的に変形する場合であっても、変形板20がいずれかの突起部41〜44に接触する確率が高くなるため、変形板20と短絡板30とが接触し易くなり、負極電極端子7と正極電極端子5との間が短絡した状態にし易い。
また、実施例1の蓄電装置では、各突起部41〜44の各先端面41a〜44aは、完全反転状態のときに各突起部41〜44が接触することになる変形板20の上面20aの表面形状に倣った形状を有している。このため、ケース1内の圧力が所定値を超えたときに、変形板20が設計通りに反転すると、各先端面41a〜44aは、変形板20の上面20aに、その全面に亘って接触する。このため、変形板20と突起部40との接触面積を大きくすることができる。従って、変形板20と短絡板30の間の電気抵抗が小さくなるため、短絡状態が維持し易くなる。すなわち、両者の接触面積が小さいと、両者間の電気抵抗が大きくなるため、両者の接触箇所が溶断して短絡状態を維持できなくなる可能性があるが、上記の構成では、両者の間の電気抵抗が小さくなるため、短絡状態を好適に維持し易くなる。
また、実施例1の蓄電装置では、各突起部41〜44は、短絡板30及び変形板20の平面視において、変形板20の中心からの距離が等しい円弧形状を有する。変形板20が完全反転状態のときの上面20aと対向面30aとの距離は、変形板20の中心からの距離が等しい箇所では、周方向に亘って一定である。このため、上記の構成によると、各突起部41〜44の長さを周方向に亘って一定に形成するだけで、変形板20と各突起部41〜44とを接触させ易くすることができる。各突起部41〜44の長さを部分ごとに変更する必要がないため、突起部41〜44の設計及び製造が容易になる。
実施例2の蓄電装置について、図5、図6を参照して説明する。以下では、実施例1と相違する点についてのみ説明し、実施例1と同一の構成についてはその詳細な説明を省略する。本実施例は、短絡板30に突起部41〜44の代わりに突起部141〜144が設けられている点で、実施例1と異なっている。図5に示す断面において、各突起部141〜144は略矩形状となっている。また、変形板20が第1状態のときの各突起部141〜144の長さは、各突起部141〜144が設けられている部分における、完全反転状態のときの上面20aと対向面30aとの距離よりも長くなっている。各突起部141〜144の長さは、例えば、完全反転状態のときの変形板20の下面と対向面30aとの距離と略等しくてもよい。
ケース1内の圧力が上昇して所定値に達すると、変形板20は変形する。図6は、変形板20の負極電極端子7側の一部だけが上方に凸の状態に変形した例を示す。この例では、上方に凸状に変形した部分の変形板20の上面20aは、4つの突起部141〜144のうち、負極電極端子7側に位置する突起部141及び突起部142に接触する。具体的には、突起部141は、その先端部が変形板20に当たって、突起部141の先端部と変形板20の両方が変形している。突起部142は、その先端部の一部が変形板20に当たって、突起部142の先端部の一部と変形板20の両方が変形している。
上記の構成によっても、変形板20の一部だけが局所的に変形する場合に、変形板20がいずれかの突起部141〜144に接触する確率が高くなるため、変形板20と短絡板30とが接触し易くなり、負極電極端子7と正極電極端子5との間が短絡した状態にし易い。
また、ケース1の内圧が所定値を超えた際に変形板20がその一部しか変形しない場合は、基準面22からの反転量(振幅)が、完全反転状態のときの反転量よりも小さくなる可能性がある。実施例2の蓄電装置では、変形板20が第1状態のときの各突起部141〜144の長さが、各突起部141〜144が設けられている部分における、完全反転状態のときの上面20aと対向面30aとの距離よりも長くなっている。また、突起部41〜44及び変形板20は、いずれも比較的に軟らかい金属であるアルミニウムで形成されている。このため、変形板20がその一部しか変形しない場合であっても、変形板20がいずれかの突起部141〜144に接触する確率をより高くすることができる。また、接触する際は、両者の接触部分が変形するため、両者の接触面積を大きくすることができる。各突起部141〜144の先端面が、上面20aの表面形状に倣う形状を有していなくても、変形板20と各突起部141〜144との接触面積を大きくできる。
以上、本明細書が開示する技術の実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、本明細書が開示する電流遮断装置及びその製造方法は、上記の実施例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、上記の実施例では、突起部は短絡板30に設けられるが、この構成に限られない。突起部は、変形板20の上面20aに、短絡板30側に突出するように設けられてもよい。また、複数の突起部の一部が短絡板30に設けられ、残りが変形板20の上面20aに設けられてもよい。短絡板30及び/又は変形板20に設けられる突起部の個数が2つ以上であればよい。また、突起部の個数は偶数個に限られない。例えば、図7に示すように、短絡板30に奇数個(3つ)の突起部が設けられており、その1つが対向面30aの中心Oに設けられる構成であってもよい。
また、上記の実施例では、突起部は、短絡板30及び変形板20の平面視において、変形板20の中心からの距離が等しい円弧形状を有するが、この構成に限られない。例えば、図8に示すように、各突起部は、平面視において互いに平行に並ぶ直線形状を有していてもよい。また、少なくとも1つの突起部が、平面視において、変形板20の中心を中心とする円環形状を有していてもよい。この場合、当該突起部は、変形板20の中心を一巡しており、変形板20の中心からの距離が略等しくなっている。
また、実施例1では、突起部41〜44の長さは、完全反転状態のときの上面20aと対向面30aとの距離と略等しくされたが、この構成に限られない。例えば、突起部41〜44の長さは、完全反転状態のときの上面20aと対向面30aとの距離よりも長くてもよい。この構成によると、変形板20がその一部しか変形しない場合であっても、変形板20がいずれかの突起部41〜44に接触する確率をより高くできる。
以上、本明細書に開示の技術の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1:ケース
3:電極組立体
5:正極電極端子
7:負極電極端子
10:短絡機構
20:変形板
20a:(変形板の)上面
22:外周部
30:短絡板
30a:対向面
41,42,43,44:突起部
61,62:絶縁部材
100:蓄電装置
112:蓋部

Claims (4)

  1. 正極電極及び負極電極を備える電極組立体と、
    前記電極組立体と電解液とを収納可能なケースと、
    前記ケースに設けられ、前記電極組立体の前記正極電極と電気的に接続される正極電極端子と、
    前記ケースに設けられ、前記電極組立体の前記負極電極と電気的に接続される負極電極端子と、
    前記ケースの内部空間の圧力が所定値を超えると、前記正極電極端子と前記負極電極端子とを短絡させる短絡機構と、を備えており、
    前記短絡機構は、前記正極電極端子と前記負極電極端子の一方の電極端子と電気的に接続され、他方の電極端子と絶縁された変形板と、前記他方の電極端子と電気的に接続され、前記一方の電極端子と絶縁された短絡板と、を備えており、
    前記変形板は、前記短絡板と対向する第1対向面を有しており、
    前記短絡板は、前記変形板と対向する第2対向面を有しており、
    前記第1対向面と前記第2対向面の少なくとも一方には、他方側に向かって突出している突起部が、2つ以上設けられており、
    前記突起部のうち少なくとも2つの突起部は、前記変形板及び前記短絡板を平面視したときに、前記変形板の中心から互いに異なる距離に配置されており、
    前記変形板は、前記短絡板に向かって凹状である第1状態と、その少なくとも一部が前記短絡板に向かって凸状である第2状態とに変形可能であり、
    前記ケースの内部空間の圧力が前記所定値を超えると、前記変形板は前記第1状態から前記第2状態となり、
    前記突起部のそれぞれは、その先端に先端面を有しており、
    前記短絡板の前記第2対向面は平面であり、
    前記変形板の外周端を含み、前記短絡板の前記第2対向面と平行である仮想平面を基準面とし、
    前記第2状態のうち、前記基準面に関して前記第1状態の前記変形板と面対称の関係である前記変形板の状態を完全反転状態とすると、
    前記先端面は、前記完全反転状態のときに前記突起部が接触することになる前記第1対向面又は前記第2対向面の表面形状に倣った形状を有する、蓄電装置。
  2. 正極電極及び負極電極を備える電極組立体と、
    前記電極組立体と電解液とを収納可能なケースと、
    前記ケースに設けられ、前記電極組立体の前記正極電極と電気的に接続される正極電極端子と、
    前記ケースに設けられ、前記電極組立体の前記負極電極と電気的に接続される負極電極端子と、
    前記ケースの内部空間の圧力が所定値を超えると、前記正極電極端子と前記負極電極端子とを短絡させる短絡機構と、を備えており、
    前記短絡機構は、前記正極電極端子と前記負極電極端子の一方の電極端子と電気的に接続され、他方の電極端子と絶縁された変形板と、前記他方の電極端子と電気的に接続され、前記一方の電極端子と絶縁された短絡板と、を備えており、
    前記変形板は、前記短絡板と対向する第1対向面を有しており、
    前記短絡板は、前記変形板と対向する第2対向面を有しており、
    前記第1対向面と前記第2対向面の少なくとも一方には、他方側に向かって突出している突起部が、2つ以上設けられており、
    前記突起部のうち少なくとも2つの突起部は、前記変形板及び前記短絡板を平面視したときに、前記変形板の中心から互いに異なる距離に配置されており、
    前記変形板は、前記短絡板に向かって凹状である第1状態と、その少なくとも一部が前記短絡板に向かって凸状である第2状態とに変形可能であり、
    前記ケースの内部空間の圧力が前記所定値を超えると、前記変形板は前記第1状態から前記第2状態となり、
    前記変形板の外周端を含み、前記短絡板の前記第2対向面と平行である仮想平面を基準面とし、
    前記第2状態のうち、前記基準面に関して前記第1状態の前記変形板と面対称の関係である前記変形板の状態を完全反転状態とすると、
    前記第1状態のときの前記突起部のそれぞれは、前記突起部が配置されている部分における前記完全反転状態のときの第1対向面と第2対向面との距離よりも長く、
    前記突起部の先端部分は、前記変形板が前記第1状態から前記第2状態に変形するときに変形可能な材質で構成されている、蓄電装置。
  3. 正極電極及び負極電極を備える電極組立体と、
    前記電極組立体と電解液とを収納可能なケースと、
    前記ケースに設けられ、前記電極組立体の前記正極電極と電気的に接続される正極電極端子と、
    前記ケースに設けられ、前記電極組立体の前記負極電極と電気的に接続される負極電極端子と、
    前記ケースの内部空間の圧力が所定値を超えると、前記正極電極端子と前記負極電極端子とを短絡させる短絡機構と、を備えており、
    前記短絡機構は、前記正極電極端子と前記負極電極端子の一方の電極端子と電気的に接続され、他方の電極端子と絶縁された変形板と、前記他方の電極端子と電気的に接続され、前記一方の電極端子と絶縁された短絡板と、を備えており、
    前記変形板は、前記短絡板と対向する第1対向面を有しており、
    前記短絡板は、前記変形板と対向する第2対向面を有しており、
    前記第1対向面と前記第2対向面の少なくとも一方には、他方側に向かって突出している突起部が、2つ以上設けられており、
    前記突起部のうち少なくとも2つの突起部は、前記変形板及び前記短絡板を平面視したときに、前記変形板の中心から互いに異なる距離に配置されており、
    前記変形板は、前記短絡板に向かって凹状である第1状態と、その少なくとも一部が前記短絡板に向かって凸状である第2状態とに変形可能であり、
    前記ケースの内部空間の圧力が前記所定値を超えると、前記変形板は前記第1状態から前記第2状態となり、
    前記突起部の少なくとも1つは、前記変形板及び前記短絡板を平面視したときに、前記変形板の中心からの距離が等しい円弧形状を有する、蓄電装置。
  4. 前記変形板は、前記ケースと一体成形されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の蓄電装置。
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