JP6660732B2 - 鉄骨建方計測システム、その方法及びプログラム - Google Patents

鉄骨建方計測システム、その方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、鉄骨の位置ずれを効率的に管理して補正する鉄骨建方計測システム等に関する。
ビルなどの建設において柱として鉄骨が用いられる。建築における安全性を確保するために、鉄骨建方の精度において、国の基準値(建築基準)や施工会社が管理する基準値が設けられており、それらの基準値を満たすような高品質な建築が求められている。鉄骨建方において、鉄骨同士を梁で連結すると鉄骨に垂直方向のずれやねじれ等の歪みを生じる場合があり、このような歪みにより上記基準値を満たさなくなる場合がある。そこで、施工者は、鉄骨建方が上記基準値を満たすように歪みを補正する等の作業を行う必要がある。
従来は、上記のような歪みの補正をトランシットを用いて測定するのが一般的であった。トランシットは鉄骨が垂直に立っているかを測定する測定機であり、鉄骨の倒れ具合を調べるためには、2方向から角度を測定する必要があった。これに対して、近年はトランシットと光波測定機を組わせて演算機能を有するトータルステーションが利用され、これにより、鉄骨の1点を測定することでその鉄骨の座標(x,y,z)を測定することができ、ミリ単位のずれを計測することができる。
このような鉄骨建方の測定に関する技術として、例えば特許文献1、2に示す技術が開示されている。特許文献1に示す技術は、コンピュータ11は計画位置値の光学プリズム5にトータルステーション10を向けて実際位置を24時間自動計測し、コンピュータ10で実際位置と計画位置からのずれ、建込み時からの変化を演算記憶し、CADデータを常時最新データに更新して施工管理を行うものである。
特許文献2に示す技術は、鉄骨1の所要部1Aが占めるべき三次元設計座標(D)をコンピュータ3に記憶させ、コンピュータ3に表示器6を結合し、移動装置8で移動する鉄骨1の所要部1Aへ取付けた反射板2の位置を、一定位置から光で追尾する追尾型測距・測角儀4により方位角及び直線距離として自動的に連続計測し、測距・測角儀4の出力を座標算出手段21により鉄骨所要部1Aの三次元測量座標(C)に変換し、設計座標と測量座標の差分(R=D−C)を差分検知手段22で求め、求めた差分(R)の水平及び垂直成分を表示器6の二成分表示手段(6A、6B)にオンライン・リアルタイムで表示し、操作者がこれらの表示を見ながら、水平及び垂直成分が零となる如く鉄骨1を誘導するものである。
特開平06−137871号公報 特開平11−183173号公報
特許文献1、2に示す技術は、いずれも鉄骨建方における測定結果を管理するものであるが、鉄骨の位置ずれを多面的に表示できるものではないため、管理者にとって補正指示をスムーズに出し難いという課題を有する。すなわち、どの方向にどれくらい補正するといった指示を瞬時に判断するのが難しい。
本発明は、鉄骨建方計測を簡易的で且つ高精度に行うと共に、管理者が現場への指示を行いやすくなるように情報管理された鉄骨建方計測システム等を提供する。
本発明に係る鉄骨建方計測システムは、鉄骨の建方を示す設計情報に基づく管理データを作成する管理データ作成手段と、任意の一の基準位置から複数の前記各鉄骨の所定の位置に夫々付された識別子を測定して、前記各鉄骨の位置情報を取得する位置情報取得手段と、作成した前記管理データの内容と前記各鉄骨の位置情報とを比較して、前記鉄骨の位置ずれを変移量として演算する変移量演算手段と、演算された前記変移量を前記各鉄骨ごとに当該各鉄骨を複数方向から見た場合の変移量で出力する出力手段とを備えるものである。
このように、本発明に係る鉄骨建方計測システムにおいては、鉄骨の建方を示す設計情報に基づく管理データを作成し、任意の一の基準位置から複数の前記各鉄骨の所定の位置に夫々付された識別子を測定して、前記各鉄骨の位置情報を取得し、作成した前記管理データにおける前記設計情報の内容と前記各鉄骨の位置情報とを比較して、前記鉄骨の位置ずれを変移量として演算し、演算された前記変移量を前記各鉄骨ごとに当該各鉄骨を複数方向から見た場合の変移量で出力するため、任意の一の基準位置から測定器を移動することなく複数の鉄骨の位置を測定することができると共に、複数方向から見た場合の変移量が出力されることで鉄骨のずれを容易に把握することができるという効果を奏する。
本発明に係る鉄骨建方計測システムは、前記識別子が付された位置と、前記管理データにおける前記設計情報にしたがって本来測定すべき位置とのずれ量をオフセット値として取得するオフセット情報取得手段を備え、前記変移量演算手段が、前記各鉄骨の位置情報を前記オフセット値で補正して前記変移量を演算するものである。
このように、本発明に係る鉄骨建方計測システムにおいては、識別子が付された位置と、管理データにおける設計情報にしたがって本来測定すべき位置とのずれ量をオフセット値として取得し、各鉄骨の位置情報を前記オフセット値で補正して前記変移量を演算するため、本来測定すべき位置に識別子を付設することができないような場合であっても、オフセット値を設定することで鉄骨の位置を正確に測定することができるという効果を奏する。
本発明に係る鉄骨建方計測システムは、一の前記鉄骨に複数の前記識別子が付されており、前記変移量演算手段が、前記管理データにおける前記設計情報の内容と、一の前記鉄骨に複数の前記識別子を付設し当該識別子を測定して得られた前記位置情報とに基づいて、前記鉄骨のねじれを変移量として演算するものである。
このように、本発明に係る鉄骨建方計測システムにおいては、一の前記鉄骨に複数の前記識別子が付されており、前記管理データにおける設計情報の内容と、一の前記鉄骨における複数の前記識別子を付設し当該識別子を測定して得られた前記位置情報とに基づいて、前記鉄骨のねじれを変移量として演算するため、垂直方向のずれだけではなく、ねじれによる鉄骨の位置ずれも検出することができるという効果を奏する。
本発明に係る鉄骨建方計測システムは、前記位置情報取得手段が、互いに連結して配列されている複数の前記鉄骨における端部の鉄骨の位置情報を取得し、変移量演算手段が、取得した前記端部の鉄骨の位置情報に基づいて、当該端部の鉄骨の間に配設されている他の鉄骨の適正配置位置及び/又は補正目安量を推定演算するものである。
このように、本発明に係る鉄骨建方計測システムにおいては、互いに連結して配列されている複数の前記鉄骨における端部の鉄骨の位置情報を取得し、取得した前記端部の鉄骨の位置情報に基づいて、当該端部の鉄骨の間に配設されている他の鉄骨の適正配置位置及び/又は補正目安量を推定演算するため、鉄骨の変移を全体的に監視することができると共に、補正目安量を参考に補正作業を行うことで、作業の効率化を図ることができるという効果を奏する。
第1の実施形態に係る鉄骨建方計測システムのシステム構成図である。 各端末及びサーバのコンピュータのハードウェア構成図である。 第1の実施形態に係る鉄骨建方計測システムの構成を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る鉄骨建方計測システムの動作を示すフローチャートである。 作成された管理データの一例を示す図である。 測定情報を入力する場合の画面の一例を示す図である。 オフセットの設定を示す図である。 管理端末に表示される画面の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る鉄骨建方計測システムにおいて、鉄骨がねじれによりずれた場合と傾きによりずれた場合とを示す図である。 鉄骨のねじれによる位置ずれと傾きによる位置ずれとを特定する処理を示す第1の図である。 鉄骨のねじれによる位置ずれと傾きによる位置ずれとを特定する処理を示す第2の図である。 第3の実施形態における処理の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。また、本実施形態の全体を通して同じ要素には同じ符号を付けている。
(本発明の第1の実施形態)
本実施形態に係る鉄骨建方計測システムについて、図1ないし図8を用いて説明する。本実施形態に係る鉄骨建方計測システムは、現場でトータルステーションを用いて3次元測定を行った鉄骨の位置と設計上の鉄骨の位置とを比較してそのずれ量(以下、変移量という)を演算し、演算結果を管理者が確認及び指示をし易い状態で提示するものである。
図1は、本実施形態に係る鉄骨建方計測システムのシステム構成図である。鉄骨建方計測システム1は、データの一元管理及び演算等を行う管理サーバ2と、現場でトータルステーション6を操作する作業者が利用するための測量端末3と、設計情報が管理されている設計端末4と、施工の管理者が測定情報を管理、閲覧し指示を出すために利用する管理端末5とを有する。
測量端末3は、トータルステーション6で測定された鉄骨の位置情報を取得すると共に、測定対象となった鉄骨の設計情報を管理サーバ2を介して設計端末4から取得する。それらの情報を比較して各鉄骨ごとの変移量を演算し、その結果を管理サーバ2に返す。管理サーバ2は、受信した変移量の情報をリアルタイムで管理端末5に送信する。管理端末5では、画面上に表示された各鉄骨の変移量が管理者により参照され、変移量に基づく補正値の指示情報が送られる。管理サーバ2は、管理端末5から送信された指示情報を測量端末3に送信し、作業者は測量端末3に表示された指示情報に基づいて、現場での鉄骨建方を実行する。
なお、管理端末5は、管理者によるデータの改竄等を防止する観点から、表示のみの機能を有するようにしてもよい。その場合、上記にように管理端末5から管理サーバ2を経由して測量端末3に指示情報を送る機能は有さないものとなる。また、管理端末5に認証機能を備え、管理者が認証した場合にその旨の情報が管理サーバ2で記憶されるようにしてもよい。
図2は、各端末及びサーバのコンピュータのハードウェア構成図である。各端末及びサーバのコンピュータは、少なくとも、CPU31、RAM32、ROM33、ハードディスク(HDとする)34、通信I/F35、及び入出力I/F36を備える。ROM33やHD34には、オペレーティングシステム、プログラム、管理データ等が格納されており、必要に応じてプログラムがRAM32に読み出され、CPU31により実行される。
通信I/F35は、装置間の通信を行うためのインタフェースである。入出力I/F36は、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラ等の入力機器からの入力を受け付けたり、プリンタやディスプレイ等にデータを出力するためのインタフェースである。この入出力I/F16は、必要に応じて外付けのデバイス等を接続することができる。各処理部はバスを介して接続され、情報のやり取りを行う。なお、上記ハードウェアの構成はあくまで一例であり、必要に応じて変更可能である。
図3は、本実施形態に係る鉄骨建方計測システムの構成を示す機能ブロック図である。測量端末3は、管理サーバ2を介して設計端末4から取得した設計情報に基づいて、座標の設定、鉄骨位置、通り等を画面上で設定して基本となる管理データを作成する管理データ作成部11と、管理サーバ2で管理されている管理データを読み出してディスプレイ51に表示する管理データ読出部12と、トータルステーション6からの測量情報やディスプレイ51上で操作された操作情報等を入力する入力部13と、入力された情報に基づいて鉄骨の位置情報を取得する位置情報取得部14と、取得した位置情報と作成された管理データとに基づいて鉄骨の変移量を演算して管理サーバ2に送信する変移量演算部15とを備える。
管理サーバ2は、測量端末3、設計端末4及び管理端末5からの情報を入力したり、これらの端末に情報を出力する入出力部21と、測量端末3で作成された管理データ及び測定情報等を一元的に記憶して管理する管理データ記憶部22とを備える。設計端末4は、設計情報を記憶する設計情報記憶部31を備える。管理端末5は、管理サーバ2で管理されている管理データを管理者が確認し易い状態でディスプレイ52に表示する表示制御部41と、管理者から指示された指示情報を管理サーバ2に出力する指示情報出力部42とを備える。なお、上述したように、管理端末5は必ずしも指示情報出力部42を備えなくてもよい。
各処理部の動作について、フローチャートと共に詳細を説明する。図4は、本実施形態に係る鉄骨建方計測システムの動作を示すフローチャートである。まず、管理データ作成部11が、管理サーバ2を介して設計情報記憶部31からCAD図面及び鉄骨位置の情報等の設計情報を取得する(S1)。取得した設計情報をディスプレイ51に表示して作業者に提示すると共に、作業者からの入力情報に基づいて座標の設定等を行う(S2)。
ここで、管理データを作成する処理について具体例を示して説明する。図5は、作成された管理データの一例を示す図である。まず、管理データ作成部11は、ベースとなるCAD図面を読み込んで座標登録を行う。設計上のスケール、方向、原点を座標値で対応付けることで座標上で設計情報を確認することが可能となる。座標が設定されると、通り芯(A通り、B通り、・・・、1通り、2通り、・・・等)を指定し登録する。また、取得した鉄骨の位置情報を座標上に登録して鉄骨位置座標(X,Y)のデータベースを作成すると共に、節の長さを登録することで鉄骨位置座標(X,Y,Z)を作成する。このように作成されたデータが管理データとして管理サーバ2に送信され管理される。以降、実際の測定データ等がこの管理データに関連付けて記憶される。
図4に戻って、ベースとなる管理データが作成されると、管理データ読出部12が、管理サーバ2から測量端末3にダウンロードする(S3)。入力部13がトータルステーション6で測量した鉄骨の3次元測量情報を入力し(S4)、位置情報取得部14が入力された3次元測量情報から鉄骨の位置情報を取得する(S5)。変移量演算部15が測定された鉄骨の位置情報と管理データ上の鉄骨の位置情報とを比較して(X,Y,Z)における変移量を演算する(S6)。測定された情報や演算結果は管理サーバ2に送信され(S7)、管理サーバ2にて管理データとして記憶される。
ここで、測定結果を管理データとして記憶する処理について具体例を示して説明する。図6は、測定情報を入力する場合の画面の一例を示す図である。測量を行うにあたって、測量端末3に管理データをダウンロードしておく。測定対象となる鉄骨の通りと工程が指定されると、指定された鉄骨芯の目標座標値が表示される。目標座標値とは、設計情報に従って正確に鉄骨が配置された場合の座標値である。測距ボタンが押下されると、その旨の情報が電気通信によりトータルステーション6に送信され、トータルステーション6が測定を開始する。測定結果は、電気通信によりトータルステーション6から測量端末3に送信され、その結果が計測座標(X,Y,Z)としてで表示される。また、同時に、変移量演算部15が目標座標値と測定結果の座標値との差分を演算し、その誤差が変移量として表示される。そして、アップロードボタンが押下されることで、表示されている測定結果及び変移量の情報が管理サーバ2にアップデートされる。この処理を各鉄骨ごとに行って管理データに追加していく。
なお、本実施形態におけるトータルステーション6では、鉄骨の位置を少なくとも1点計測するだけでその位置と距離を測定することができるため、トータルステーション6の配置位置を1か所に固定し、その位置から配列されている各鉄骨の位置を計測することで、トータルステーション6の移動の手間をなくして作業を効率よく行うことができる。
また、鉄骨の位置を測定するためには、トータルステーション6が鉄骨に付設された識別子を認識する必要があるが、現場の環境によっては識別子が適正な位置に付設できない場合もある。その場合は、本来測定すべき位置と実際に識別子が付設された位置とのずれを予めオフセット値として登録することで、鉄骨の位置を正確に測定することが可能となる。例えば、図7に示すように、本来であれば識別子Aの位置(柱中心)を測定しなければならないが、現場の都合(例えば、ワイヤは掛けてある、物が置いてある、他の作業中等)によりやむを得ず識別子Bの位置でしか測定できない場合は、識別子Aと識別子Bの位置の相違を予め図6のオフセット(X,Y,Z)に入力する。変移量演算部15は、オフセットに値が入力されている場合には、そのオフセット値を考慮して変移量を演算することで、本来測定すべき柱中心における変移量を得ることが可能となる。
図4に戻って、測定結果が管理データに反映されると、表示制御部41が管理データの情報を管理端末5のディスプレイ52に表示する(S8)。管理者は、ディスプレイ52に表示された内容を確認し、タッチパネル、マウス、キーボード等を用いて指示情報を入力する。入力された指示情報は、指示情報出力部42により管理サーバ2を介して測量端末3に送信され、現場に指示される(S9)。現場では指示された情報に基づいて鉄骨の位置の補正等の作業を行う。
ここで、管理者が参照する画面について具体例を挙げて説明する。図8は、管理端末に表示される画面の一例を示す図である。図8(A)は鉄骨の変移量を示す平面図、図8(B)は鉄骨の変移量を示す側面図、図8(C)は鉄骨の変移量を示す軸組図である。管理端末5に表示される情報は、図8に示すように管理者が鉄骨の変移量を確認しやすくするために、平面図、側面図等を用いて多面的に表示される。図8(A)においては、平面図による変移量を示しており、XY方向への鉄骨の位置ずれを確認することができる。図8(B)においては、全て又は一部の複数の鉄骨について側面図による変移量を示しており、節(階層)ごとの鉄骨の位置ずれを通りごとに全体的に確認することができる。図8(C)においては、1つの鉄骨について軸組図による変移量を示しており、X軸方向の通りから見た軸組図とY軸方向の通りから見た軸組図とを並設して表示している。このとき、図8(B)の場合と同様に、節ごとの位置ずれを表示している。
このように多面的に表示されることで、管理者が鉄骨の位置ずれを画面上で3次元的に把握し易くなり、現場への指示も早急で且つ適正に行うことが可能となる。なお、図8に示すように、問題がない鉄骨、ずれはあるが許容範囲である鉄骨、限界ギリギリである鉄骨、僅かに要件を満たしていない鉄骨、大きくずれて要注意な鉄骨等を表示態様を異ならせることで区別して(例えば、形状、色、文字、点滅等で区別して)表示するようにしてもよい。また、このような表示に加えて、現場にて補正が必要となる鉄骨を明示すると共に、その補正量を変移量から演算して明示するようにしてもよい。
管理者は、管理端末5に表示されたこれらの情報に基づいて、補正の指示を例えばタッチパネル、キーボード、マウス等のツールを用いて管理端末5に入力する。入力された指示情報は管理サーバ2を介して測量端末3に送信され、測量端末3のディスプレイ51に表示される。作業者は、測量端末3に表示された管理者からの指示情報に基づいて、鉄骨の位置ずれを補正する。なお、管理端末5が表示機能のみを有する場合は、指示情報の送信は行われない。
また、測量端末3及び管理端末5は、情報の信憑性を評価するために入力履歴を残して管理サーバ2に送信するようにしてもよい。例えば、測量端末3の場合は、トータルステーション6から受信した値以外の値を手入力したときには、その履歴情報を管理サーバ2に送信する。管理端末5の場合は、管理サーバ2から送信された値を管理者が手入力等で変更したときには、その履歴情報を管理サーバ2に送信する。このように、データの変更履歴を管理することで、データの改竄等を防止し情報の信憑性を高めることが可能となる。
以上のように、本実施形態に係る鉄骨建方計測システムにおいては、鉄骨の建方を示す設計情報を取得し、任意の一の基準位置から複数の前記各鉄骨の所定の位置に夫々付された識別子を測定して、前記各鉄骨の位置情報を取得し、取得した前記設計情報の内容と前記各鉄骨の位置情報とを比較して、前記鉄骨の位置ずれを変移量として演算し、演算された前記変移量を前記各鉄骨ごとに当該各鉄骨を複数方向から見た場合の変移量で出力するため、任意の一の基準位置から測定器を移動することなく複数の鉄骨の位置を測定することができると共に、複数方向から見た場合の変移量が出力されることで鉄骨のずれを容易に把握することができる。
また、識別子が付された位置と、設計情報にしたがって本来測定すべき位置とのずれ量をオフセット値として取得し、各鉄骨の位置情報を前記オフセット値で補正して前記変移量を演算するため、本来測定すべき位置に識別子を付設することができないような場合であっても、オフセット値を設定することで鉄骨の位置を正確に測定することができる。
(本発明の第2の実施形態)
本実施形態に係る鉄骨建方計測システムについて、図9及び図10を用いて説明する。本実施形態に係る鉄骨建方計測システムは、鉄骨の位置ずれがねじれによるものであるか傾きによるものであるかを区別することで、より適正に補正を行うことができるものである。なお、本実施形態において前記第1の実施形態と重複する説明は省略する。
図9は、鉄骨がねじれによりずれた場合と傾きによりずれた場合とを示す図である。図9(A)が設計上の正確な位置に配置された場合の鉄骨を示し、図9(B)が傾きにより位置がずれた場合の鉄骨を示し、図9(C)がねじれにより位置がずれた場合の鉄骨を示している。図9に示すように、鉄骨に付設された識別子が1つである場合は、傾きによる位置ずれとねじれによる位置ずれの区別がつかない。すなわち、位置ずれを補正する場合にどのように補正するかを決定するのが困難となり、データ上は変移量を0にする補正ができたとしても、実際には設計通りの建方にならない事象が発生してしまう。具体的には、ねじれが原因で位置ずれが発生しているにも関わらず、傾きが原因で位置ずれが発生しているものとして補正を行い変移量を0に戻そうとすると、データ上は変移量が0になったとしても、実際の鉄骨はねじれ状態のままで且つ傾きをより大きくしてしまう可能性がある(図9(C)の状態からさらに紙面右方向に傾きを加える可能性がある)。
そこで、本実施形態においては、鉄骨に複数の識別子を付設し、それぞれの変移量に基づいて鉄骨の傾き/ねじれを判別する。図10は、同一平面に複数の識別子を付設して傾きによる位置ずれとねじれによる位置ずれとを区分けする場合の処理を示す図、図11は、異なる平面に識別子を付設して傾きによる位置ずれとねじれによる位置ずれとを区分けする場合の処理を示す図である。図10及び図11のいずれの場合であっても複数の識別子の位置関係から鉄骨が通りに沿って傾いているかねじれているかを判断することが可能となる。例えば、具体的には図10に示すように、変移量演算部15は、それぞれの識別子で測定された位置情報に基づいて、それぞれの識別子の位置を結ぶ直線が通りに沿って平行である場合は傾きによるずれ(図10(A))、それぞれの識別子の位置を結ぶ直線が通りに沿って非平行である場合はねじれによるずれ(図10(B))であると判断することができる。同様に図11の場合も、それぞれの識別子の位置を結ぶ直線が通りに対して45度である場合は傾きによるずれ(図11(A))、それぞれの識別子の位置を結ぶ直線が通りに対して45度じゃない場合はねじれている(図11(B))と判断することができる。
なお、識別子を付設する位置は必ずしも図10及び図11に示すような位置に限らないが、測定器の設置位置から同時に2箇所の測定を行えるように、同一平面上又は隣り合う平面にそれぞれ1つずつ識別子を付設するのが望ましい。
これらの情報は管理データとして管理データ記憶部22に記憶される。そして、管理データを読み出した管理端末5では、図8に示すような変移量を表示すると共に、ねじれ/傾きのいずれが原因による変移量であるかを明示する。そうすることで、作業者や管理者はより正確に鉄骨の状態を把握することができる。
このように、本実施形態に係る鉄骨建方計測システムにおいては、一の鉄骨に複数の識別子が付されており、設計情報の内容と一の鉄骨における複数の識別子を測定して得られた位置情報とに基づいて、鉄骨のねじれを変移量として演算するため、垂直方向のずれだけではなく、ねじれによる鉄骨の位置ずれも検出することができる。
(本発明の第3の実施形態)
本実施形態に係る鉄骨建方計測システムについて、図12を用いて説明する。本実施形態に係る鉄骨建方計測システムは、端部に配置された鉄骨の位置情報に基づいて、その間に配設されている他の鉄骨の位置を修正して建方を行うことで作業の効率化を図るものである。なお、本実施形態において前記各実施形態と重複する説明は省略する。
通常、複数の鉄骨を一列又は複数列の格子状に配置し、それらを連結した場合、端部や四隅に配置された鉄骨の位置ずれが大きくなる。そして、それらの間に配置された他の鉄骨については、端部や四隅に配置された鉄骨の位置ずれに対応する適正な位置に配置される必要がある。また同時に、連結している一群の骨組み構造が全体的にどのようにずれているかを把握しやすくなる。
図12は、本実施形態における処理の一例を示す図である。例えば、図12に示すように、9本の鉄骨(100a〜100i)が格子状に配列されているとする。ここで、鉄骨100aと鉄骨100cとの位置を測定した結果、設計上は10m離れてい配置される必要があるが、9.990mしか離れていなかったとする。すなわち、鉄骨100a、100b、100cを連結することにより各鉄骨が僅かに傾き、設計上の値より10mm程度短い間隔で配置されている。
この場合、鉄骨100aと鉄骨100cの配置自体が許容範囲を超えていると判断される場合(どちらも一方向に傾いているような場合)は、鉄骨100aと鉄骨100c自体を外力に加えて補正する必要がある。一方、鉄骨100aと鉄骨100cの配置自体は許容範囲内であると判断される場合(どちらも又はどちらかが内側方向に傾いているような場合)は、鉄骨100aと鉄骨100cを補正する必要はない。そして、変移量演算部15は、鉄骨100aと鉄骨100cの変移量に基づいて、その間に配置されている鉄骨100bの補正量を演算する。
具体的には、鉄骨100aと鉄骨100c間の距離が9.990mであることから、鉄骨100bの位置を鉄骨100a及び鉄骨100cから4.995mの位置が適正な位置であると仮定した上で、現在位置からの変移量を求め、求めた変移量を補正値として管理データに加える。つまり、設計値とは異なる配置であるものの、許容範囲の中でより適正な配置となるように、変移量演算部15が補正値の演算を行う。演算された補正値は管理データとして記憶され、管理端末5や測量端末3で自由に参照することができる。
なお、鉄骨100a−100cの間での補正について説明したが、他の3辺(鉄骨100a−100g間、鉄骨100c−100i間、鉄骨100g−100i間)や対角線上(鉄骨100a−100i間、鉄骨100c−100g間)でも同様の処理を行うことで、作業の効率化を図ることが可能となる。
また、少なくとも4隅の変移量に基づいて、これらの鉄骨群が全体としてどのような方向にどれくらい変移しているかを把握することができ、実際に測定を行っていなくても、隣り合う複数の鉄骨の変移量から、各変移量を按分することで当該鉄骨の変移量の推定値及びその推定値に基づく補正値を得ることも可能である。
このように、本実施形態に係る鉄骨建方計測システムにおいては、互いに連結して配列されている複数の鉄骨における端部の鉄骨の位置情報を取得し、取得した端部の鉄骨の位置情報に基づいて、当該端部の鉄骨の間に配設されている他の鉄骨の変移量及び/又は補正目安量を推定演算するため、鉄骨の変移を全体的に監視することができると共に、補正目安量を参考に補正作業を行うことで、作業の効率化を図ることができるという効果を奏する。
1 鉄骨建方計測システム
2 管理サーバ
3 測定端末
4 設計端末
5 管理端末
6 トータルステーション
11 管理データ作成部
12 管理データ読出部
13 入力部
14 位置情報取得部
15 変位量演算部
21 入出力部
22 管理データ記憶部
31 設計情報記憶部
41 表示制御部
42 指示情報出力部
51,52 ディスプレイ
31 CPU
32 RAM
33 ROM
34 HD(HARD DISK)
35 通信I/F
36 入出力I/F

Claims (7)

  1. 鉄骨の建方を示す設計情報に基づく管理データを作成する管理データ作成手段と、
    任意の一の基準位置から複数の前記各鉄骨の所定の位置に夫々付された複数の識別子を測定して、前記各鉄骨の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    作成した前記管理データにおける前記設計情報の内容と前記各鉄骨に付された複数の前記識別子を測定して得られた位置情報とを比較して、前記鉄骨の位置ずれ及びねじれを変移量として演算する変移量演算手段と、
    演算された前記変移量を前記各鉄骨ごとに当該各鉄骨を複数方向から見た場合の変移量で出力する出力手段とを備えることを特徴とする鉄骨建方計測システム。
  2. 鉄骨の建方を示す設計情報に基づく管理データを作成する管理データ作成手段と、
    任意の一の基準位置から複数の前記各鉄骨の所定の位置に夫々付された識別子を測定して、互いに連結して配列されている複数の前記鉄骨における端部の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    作成した前記管理データにおける前記設計情報の内容と前記各鉄骨の位置情報とを比較して、前記鉄骨の位置ずれを変移量として演算すると共に、取得した前記端部の鉄骨の位置情報に基づいて、当該端部の鉄骨の間に配設されている他の鉄骨の適正配置位置及び/又は補正目安量を推定演算する変移量演算手段と、
    演算された前記変移量を前記各鉄骨ごとに当該各鉄骨を複数方向から見た場合の変移量で出力する出力手段とを備えることを特徴とする鉄骨建方計測システム。
  3. 請求項1又は2に記載の鉄骨建方計測システムにおいて、
    前記識別子が付された位置と、前記管理データにおける前記設計情報にしたがって本来測定すべき位置とのずれ量をオフセット値として取得するオフセット情報取得手段を備え、
    前記変移量演算手段が、前記各鉄骨の位置情報を前記オフセット値で補正して前記変移量を演算することを特徴とする鉄骨建方計測システム。
  4. コンピュータが、
    鉄骨の建方を示す設計情報を取得する設計情報取得ステップと、
    任意の一の基準位置から複数の前記各鉄骨の所定の位置に夫々付された複数の識別子を測定して、前記各鉄骨の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    取得した前記設計情報の内容と前記各鉄骨に付された複数の前記識別子を測定して得られた位置情報とを比較して、前記鉄骨の位置ずれ及びねじれを変移量として演算する変移量演算ステップと、
    演算された前記変移量を前記各鉄骨ごとに出力する出力ステップとを実行することを特徴とする鉄骨建方計測方法。
  5. コンピュータが、
    鉄骨の建方を示す設計情報を取得する設計情報取得ステップと、
    任意の一の基準位置から複数の前記各鉄骨の所定の位置に夫々付された識別子を測定して、互いに連結して配列されている複数の前記鉄骨における端部の位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
    取得した前記設計情報の内容と前記各鉄骨の位置情報とを比較して、前記鉄骨の位置ずれを変移量として演算すると共に、取得した前記端部の鉄骨の位置情報に基づいて、当該端部の鉄骨の間に配設されている他の鉄骨の適正配置位置及び/又は補正目安量を推定演算する変移量演算ステップと、
    演算された前記変移量を前記各鉄骨ごとに出力する出力ステップとを実行することを特徴とする鉄骨建方計測方法。
  6. 鉄骨の建方を示す設計情報を取得する設計情報取得手段、
    任意の一の基準位置から複数の前記各鉄骨の所定の位置に夫々付された複数の識別子を測定して、前記各鉄骨の位置情報を取得する位置情報取得手段、
    取得した前記設計情報の内容と前記各鉄骨に付された複数の前記識別子を測定して得られた位置情報とを比較して、前記鉄骨の位置ずれ及びねじれを変移量として演算する変移量演算手段、
    演算された前記変移量を前記各鉄骨ごとに出力する出力手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする鉄骨建方計測プログラム。
  7. 鉄骨の建方を示す設計情報を取得する設計情報取得手段、
    任意の一の基準位置から複数の前記各鉄骨の所定の位置に夫々付された識別子を測定して、互いに連結して配列されている複数の前記鉄骨における端部の位置情報を取得する位置情報取得手段、
    取得した前記設計情報の内容と前記各鉄骨の位置情報とを比較して、前記鉄骨の位置ずれを変移量として演算すると共に、取得した前記端部の鉄骨の位置情報に基づいて、当該端部の鉄骨の間に配設されている他の鉄骨の適正配置位置及び/又は補正目安量を推定演算する変移量演算手段、
    演算された前記変移量を前記各鉄骨ごとに出力する出力手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする鉄骨建方計測プログラム。
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