JP6433033B1 - 建方支援システム及び建方支援システムに用いられるモバイル機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者による柱の調整作業を迅速且つ適切に行なうことができる建方支援システムを提供する。
【解決手段】建て込まれた柱に対する設計値と測量機器を介して得られた実測値とに基づいて、当該柱の柱芯に対する補正量及び補正方向を算出する補正処理部と、当該補正量及び補正方向を示す補正案内画像を表示する第1のモバイル機器と、当該柱に取付けられた建方調整治具を操作する作業者の近傍に配置され、第1のモバイル機器との間で表示画像を共有処理する第2のモバイル機器と、を備え、両モバイル機器に、柱芯の設計値を示す基準位置で交差する方位線と、実測値から算出される前記柱芯の現在位置を示す柱芯マーカと、基準位置の周りに区画され許容範囲を示す第1領域と、柱芯マーカを基準位置に調整するための補正量及び補正方向を含む補正案内画像が表示される。
【選択図】図2

Description

本発明は、建方支援システム及び建方支援システムに用いられるモバイル機器に関する。
特許文献1には、1人の計測者でも柱が設計通りに建込まれているか否かの測定を行うとともに、盛替えなしに柱を建込むことができる柱の建込計測方法及びその装置を提供することを目的とする柱の建込み計測方法が提案されている。
当該柱の建込み計測方法は、床スラブ上に建込まれるべき実際の柱を撮像するカメラを備え、上記床スラブ上の設計上の柱の座標位置を示す正規座標位置に対して上記カメラの位置及び焦点を合致させて、このカメラに撮像された上記実際の柱の位置と、上記正規座標位置とのずれ量にもとづく位置調整指示データを、ハンディコンピュータのディスプレーに表示可能としたことを特徴とする。
特許文献2には、鉄骨建方工事において、計測対象点となる柱の頂部を見通せる位置にトータルステーションを設置し、この場所から計測対象点である全ての鉄骨柱頂部に備えたプリズムの位置を計測し、計測結果に基づいて建入れを調整する建方方法が提案されている。
トータルステーションによる計測データに基づいて柱頂部の設計値とのずれが算出されるので、そのずれ量を作業者に伝達することにより、建て込まれた柱が所定の建方精度に収まるように調整することができる。
特開2000−275044号公報 特開2014−91924号公報
しかし、特許文献1に開示された柱の建込み計測方法では、ハンディコンピュータのディスプレーに表示される位置調整指示データは、カメラの視方向と交差する二次元平面上での位置調整指示データとなり、カメラの視方向に沿う方向への位置調整指示データが得られないため、少なくとも視方向が交差する二方向から同様の調整を行なう必要があり、非常に手間がかかるという問題があった。
また、特許文献2に開示された建方方法では、ずれ量を作業者に伝達する手間がかかり、騒音の激しい建築現場で適正に情報を伝達するのは非常に困難であるという問題があった。
仮にトータルステーションにより計測されたデータに基づいて得られる設計値とのずれを示す情報を、作業者が所持するモバイル機器に送信して、作業者がモバイル機器に表示されたずれを示す情報を参照して調整するシステムを構築したとしても、作業者による調整作業とその結果に基づく測量者の測量作業を互いに認識し合いながら行なうのは非常に困難であった。そのため、調整が過剰になり、再度の調整が必要になるといった不都合な状況となっており、調整作業を迅速且つ適切に行なえる建方支援システムが望まれていた。
本発明の目的は、上述した従来の問題点に鑑み、作業者による柱の調整作業を迅速且つ適切に行なうことができる建方支援システム及び建方支援システムに用いられるモバイル機器を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による建方支援システムの第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、建て込まれた柱が所定の建方精度に収まるように調整する作業者を支援する建方支援システムであって、測量機器に対する通信インタフェースと、建て込まれた柱に対して予め入力された設計値と前記通信インタフェースを介して得られた実測値とに基づいて、当該柱の柱芯に対する補正量及び補正方向を算出する補正処理部と、前記補正処理部で算出された補正量及び補正方向を示す補正案内画像を表示部に表示する第1表示処理部とを備えた第1のモバイル機器と、当該柱に取付けられた建方調整治具を操作する作業者の近傍に配置され、前記第1のモバイル機器との間で表示画像を共有処理する画像共有受信処理部と、前記画像共有受信処理部で共有された前記補正案内画像を表示部に表示する第2表示処理部とを備えた第2のモバイル機器と、を備えて構成され、前記補正案内画像は、前記柱芯の設計値を示す基準位置で交差する方位線と、前記実測値から算出される前記柱芯の現在位置を示す柱芯マーカと、前記基準位置の周りに区画され許容範囲を示す第1領域と、前記第1領域の外側に区画され非許容領域を示す第2領域と、前記柱芯マーカを前記基準位置に調整するための前記補正量及び前記補正方向を含み、前記第1表示処理部は、建て込まれる柱に応じて前記第1領域の範囲を可変に設定するように構成されている点にある。
測量機器として例えばトータルステーションを用いる場合、トータルステーションによる実測値が入力された第1のモバイル機器で、建て込まれた柱の柱芯が設計値となるように補正量及び補正方向が算出され、その値に基づいて補正案内画像が表示される。画像共有受信処理部によって当該補正案内画像が建方調整治具を操作する作業者の近傍にある第2のモバイル機器に表示され、作業者が当該補正案内画像に示される柱芯マーカの表示位置が許容範囲を示す第1領域に入るように建方調整治具を操作する。画像共有される第1及び第2のモバイル機器に表示された補正案内画像をそれぞれ目視する作業者が、柱芯マーカが第1領域に入ったことを目視確認すると、双方で調整作業が終了したと判断できるようになる。ところで、建て込まれた柱に対する建方精度は全て同一であるとは限らず、柱毎に異なる場合がある。例えば、構造上重要な柱とそうでない柱の建方精度を異ならせることにより、作業効率を高めることができる。そこで、建て込まれる柱に応じて第1領域の範囲を可変に設定することにより、柔軟な建方支援が可能になる。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加えて、前記第1表示処理部は、前記補正量に応じて前記第1領域の表示倍率を可変に設定するように構成されている点にある。
限られたサイズの表示画面に補正案内画像を表示する場合に、基準位置と柱芯マーカの位置のずれ量が大きいときに、基準位置と柱芯マーカの双方を表示させると第1領域の表示倍率が相対的に小さくなる。そのような表示倍率に固定すると、基準位置と柱芯マーカの位置のずれ量が小さくなった場合にも第1領域の表示倍率が小さいままで、確認建方調整治具の操作によって移動する柱芯マーカが第1領域内に入ったか否かを視認し難く、過剰操作に到る虞がある。しかし、補正量に応じて第1領域の表示倍率が可変に設定されると、基準位置と柱芯マーカの位置のずれ量が小さ場合に第1領域の表示倍率を大きくすることで、建方調整治具の操作によって移動する柱芯マーカが第1領域内に移動したか否かを容易に視認でき、調整作業が容易になる。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第一または第二の特徴構成に加えて、前記第1表示処理部は、前記通信インタフェースを介した実測値の更新に同期して前記補正案内画像を更新表示するように構成されている点にある。
作業者による建方調整治具の操作に応じてリアルタイムで補正案内画像が更新されるため、効率的に円滑な調整作業が実現できる。
同第の特徴構成は、同請求項に記載した通り、上述の第一から第の何れかの特徴構成に加えて、前記第1表示処理部は、前記作業者による前記建方調整治具の操作により前記補正案内画像に表示される前記柱芯マーカが前記第1領域に入ると、その前後で表示態様を異ならせるように構成されている点にある。
補正案内画像に表示される柱芯マーカが第1領域に入るように、作業者が建方調整治具を操作する際に、柱芯マーカが第1領域に入る前後で表示態様が異なると、調整作業の終了または未終了を明確に認識できるようになる。
同第の特徴構成は、同請求項に記載した通り、上述の第一から第の何れかの特徴構成に加えて、前記第2のモバイル機器に前記作業者により調整作業の終了を入力する作業終了入力部と、前記作業終了入力部に入力された調整作業の終了を前記第1のモバイル機器に伝達する作業終了伝達部が設けられている点にある。
第2のモバイル機器に備えた作業終了入力部に調整作業の終了が入力されると、作業終了伝達部によってその旨が第1のモバイル機器に伝達されるので、調整作業の終了をより確実に伝達できるようになる。
同第の特徴構成は、同請求項に記載した通り、上述の第一から第の何れかの特徴構成に加えて、各柱の基準位置と調整後の各柱芯の位置とを各基準位置に対する偏差量及び方向とともに全体表示する一覧表示処理部を備えている点にある。
各基準位置に対する偏差量及び方向とともに全体表示された各柱の基準位置と調整後の各柱芯の位置に基づいて、建方精度の全体バランスを適切に評価できるようになる。
本発明による第1のモバイル機器の特徴構成は、同請求項に記載した通り、建て込まれた柱に対する設計データを記憶するとともに、調整後の柱に対する実側データを記憶するメモリと、予めサーバから前記設計データをダウンロードし、調整後の実測データを前記サーバにアップロードする第2の通信インタフェースを備え、上述した第一から第の何れかの特徴構成を備えた建方支援システムに用いられる点にある。
メモリに記憶された設計データと通信インタフェースを介して測量機器から得られた実測値とに基づいて、柱の柱芯に対する補正量及び補正方向が算出され、補正案内画像が生成されて表示される。通信インタフェースを介して測量機器から得られた調整後の実測データが第2の通信インタフェースを介してサーバにアップロードされる。
本発明による第2のモバイル機器の特徴構成は、同請求項に記載した通り、上述した第一から第の何れかの特徴構成を備えた建方支援システムに用いられる点にある。
画像共有受信処理部によって共有処理された第1のモバイル機器の表示画像が第二のモバイル機器に表示され、建て込まれた柱の姿勢が当該表示画像に従って調整される。
以上説明した通り、本発明によれば、作業者による柱の調整作業を迅速且つ適切に行なうことができる建方支援システム及び建方支援システムに用いられるモバイル機器を提供することができるようになった。
建方支援システムの説明図 建方支援システム及び建方支援システムを構成するモバイル機器の説明図 (a),(b),(c)は補正案内画像の説明図 (a),(b),(c)は補正案内画像の説明図 一覧表示の説明図 建方支援システムの支援手順を説明するフローチャート 建方支援システムの支援手順を説明するフローチャート
以下に、本発明による建方支援システム及び建方支援システムに用いられるモバイル機器を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明による建方支援システム1の概略構成が示されている。建方支援システム1は、建て込まれた鉄骨柱(以下、単に「柱」という。)11が所定の建方精度に収まるように調整する作業者H1,H2を支援する建方支援システムで、第1のモバイル機器2と、第2のモバイル機器3とを備えて構成されている。第1のモバイル機器2及び第2のモバイル機器3としてタッチパネル式のタブレットコンピュータが用いられる。
なお、モバイル機器2,3としてタッチパネル式のタブレットコンピュータ以外に、タッチパネルを備えていないラップトップ式のコンピュータであってもよいし、作業者H1,H2の腕に装着可能な小型のコンピュータやスマートフォン等を用いることも可能である。
第1のモバイル機器2と第2のモバイル機器2はそれぞれWi−Fiルータ9を介して相互に通信可能に接続され、或いはインターネット5を介して通信可能に接続されている。さらに、第1のモバイル機器2は、インターネット5を介して設計会社のサーバコンピュータ7に接続され、当該サーバコンピュータ7には当該建築構造物の柱芯の位置等を含む設計データが格納されたストレージメモリ8が接続されている。第1のモバイル機器2はサーバコンピュータ7を介して設計情報をダウンロード可能に構成され、建込みが終了した実測情報をサーバコンピュータ7にアップロード可能に構成されている。
柱11の上方所定位置に視準用のマーカ12が装着され、一方の作業者H1である測量者H1によって操作されるトータルステーション4を用いてマーカ12の位置が計測され、その計測情報がブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)を介して第1のモバイル機器2に送信される。トータルステーション4は、光波測距儀と角度を計測するセオドライトを組み合わせた測量機器である。マーカ12は例えばマイクロミラーが配列された再帰性反射部材で構成されているが、トータルステーション4に向けて光波を反射するように設置されたプリズムで構成してもよい。
第1のモバイル機器2では、当該計測情報により算出される柱芯の実測値とサーバコンピュータ7からダウンロードした設計値とが比較され、実測値を設計値に補正するための補正量及び補正方向が算出され、当該補正量及び補正方向を含む補正案内画像が画面に表示される。
設計値には各柱の長さ及び断面形状を含む形状情報と、マーカ12の装着位置情報、柱芯の位置情報が含まれ、トータルステーション4によって計測されたマーカ12位置の実測値から柱芯の位置を示す実測値が算出される。なお、各柱にはトータルステーション4によって何れかのマーカ12が計測できるように、隣接する2面にマーカ12が設置されている。
建て込まれた柱11は、建入れが終了し横梁が接続された階下の基部に、建入れ調整治具13を介して仮止めされている。平面視矩形の柱11の各面に建入れ調整治具13が装着され、当該建入れ調整治具13を操作することにより柱11の姿勢が調整可能に構成されている。そして、当該建入れ調整治具13を操作する他方の作業者H2である鳶職人H2の手元に第2のモバイル機器2が準備されている。建入れ調整治具13として油圧式やネジ式の治具を用いることができる。本実施形態ではテクノス株式会社製の「エースアップ」(登録商標)が用いられている。
第1のモバイル機器2と第2のモバイル機器3とは、Wi−Fiルータ9を介して直接に、或いはインターネット5を介して画像共有システムサーバ6と接続され、第1のモバイル機器2の画面に表示された補正案内画像が第2のモバイル機器3の画面にも表示されるように構成されている。画像共有システムサーバ6は、第1のモバイル機器2から受信した表示画面情報を第2のモバイル機器3の表示部に表示するように送信する機能を備え、第1のモバイル機器2と第2のモバイル機器3の表示部に同じ画像を表示する機能とともに、一方の入力部(タッチパネルを含む)に入力された情報を他方に伝達する機能を備えたアプリケーションプログラムがインストールされたサーバである。画像共有システムサーバ6として、TeamViewer GmbHが提供するアプリであるTeamViewer提供サーバなどが例示できる。
鳶職人H2は、柱11の柱芯が設計値になるように、第2のモバイル機器3の画面に表示された補正案内画像に示される補正量及び補正方向に従って建入れ調整治具13を操作する。測量者H1は、トータルステーション4を用いてマーカ12を継続的に視準し、所定インタバルで取得された計測情報が第1のモバイル機器2に送信され、補正案内画像がリアルタイムで更新されるように構成されている。
鳶職人H2が補正案内画像に従って柱芯の実測値が許容範囲に収まったと判断すると、建入れ調整治具13の操作を終了し、第2のモバイル機器3を介して調整作業が終了した旨の信号を第1のモバイル機器2に送信することで、測量者H1も当該柱11の建入れ調整が終了したと判断して、計測データを最終値として保存し、測量対象となる柱11を切り替える。
同様の調整作業を各柱11に対して行ない、全ての柱11の建入れ調整が終了すると、第1のモバイル機器2は、各柱11に対する調整後の柱芯の位置と設計値とを表した評価用の平面図を生成して表示するとともに、サーバコンピュータ7にアップロードするように構成されている。
現場責任者は、事務所に設置されたサーバコンピュータ7の表示画面に表示された評価用の平面図を目視して、さらに調整が必要な柱があると判断すればその柱の調整を作業者H1,H2に指示し、問題が無ければ各柱11を本締めするように作業者H2に指示する。
以下、第1のモバイル機器2及び第2のモバイル機器3の構成及び機能について詳述する。第1のモバイル機器2及び第2のモバイル機器3はともにタッチパネルやマイクロホンなどを備えた入力部、スピーカや液晶画面等を備えた出力部、他のデバイスと通信可能な複数の通信インタフェースと、メモリと、それらを制御するとともにメモリに格納された様々なアプリケーションプログラムを実行するCPUを備えている。CPUでアプリケーションプログラムが実行されることにより以下に説明する様々な機能が実現される。
通信インタフェースとして上述のブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)インタフェースや、後述の第2の通信インタフェースとして機能するWi−Fiインタフェースが含まれている。
図2に示すように、第1のモバイル機器2は、トータルステーション4に対する第1通信インタフェースであるブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)2Aと、建て込まれた柱11に対して予め入力された設計値とブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)2Aを介して得られた実測値とに基づいて、当該柱11の柱芯に対する補正量及び補正方向を算出する補正処理部2Dと、補正処理部2Dで算出された補正量及び補正方向を示す補正案内画像を表示部に表示する第1表示処理部2Eとを備えている。
第2のモバイル機器3は、当該柱11に取付けられた建入れ調整治具13を操作する作業者H2の近傍に配置され、第1のモバイル機器2との間で表示画像を共有処理する画像共有受信処理部3Bと、画像共有受信処理部3Bで共有された補正案内画像を表示部に表示する第2表示処理部3Cと、作業者H2により調整作業の終了を入力する作業終了入力部3Dと、作業終了入力部3Dに入力された調整作業の終了を第1のモバイル機器2に伝達する作業終了伝達部3Eなどを備えている。
画像共有受信処理部3Bは、画像共有システムサーバ6から送信された第1のモバイル機器2の表示画面情報を第2のモバイル機器3の表示部に表示処理する機能ブロックである。尚、第1のモバイル機器2にも画像共有システムサーバ6との間で表示画面情報などを送信する画像共有供給処理部2Gを備えている。
図3(a)から図3(c)には、補正案内画像が例示されている。
補正案内画像20は、柱芯の設計値を示す基準位置21で交差する方位線22,23と、実測値から算出される柱芯の現在位置を示す柱芯マーカ24と、基準位置21の周りに区画され許容範囲を示す第1領域25と、第1領域25の外側に区画され非許容領域を示す第2領域26と、柱芯マーカ24を基準位置21に調整するための補正量及び補正方向の表示部27を備えている。本実施形態では、画面の背景は白色、方位線22,23は黒色、柱芯マーカ24は赤色、第1領域25は青色、第2領域26は黄色に設定されている。
また、補正案内画像20は、トータルステーション4による計測の停止を指示する計測停止部28A、次の柱11の計測を開始する次点計測部28B、調整作業の終了後の柱芯位置を登録する登録部28C、調整作業の終了を入力する終了部28D、画面の回転を指示する回転部28Eの各タッチスイッチ部を備えている。
図3(a)では、基準位置21に対して柱芯マーカ24が西に3mm、南に4mmずれているため、柱芯マーカ24を東に3mm、北に4mm移動するように調整すれば柱芯マーカ24が基準位置21に到ることが補正量及び補正方向の表示部27に示され、柱芯マーカ24の許容範囲を示す第1領域25に対する相対位置が示されている。
図3(b)では、作業者H2により建入れ調整治具13が操作されて柱芯マーカ24が東西方向で基準位置21に対応する位置に位置調整されたことが示され、図3(c)では、作業者H2により建入れ調整治具13が操作されて柱芯マーカ24が南北方向で位置調整されて第1領域25に入ったことが示されている。
本実施形態では、許容範囲を示す第1領域25が基準位置21を中心に、許容範囲を半径とする真円で表示されているが、東西南北の方向により許容範囲が異なるように設定されていてもよい。例えば基準位置21を中心とする矩形であってもよく楕円であってもよい。
そして、第1表示処理部2Eによって、許容範囲を示す第1領域25が建て込まれる柱11に応じて範囲を可変に設定するように構成されている。建て込まれた柱11に対する建方精度は全て同一であるとは限らず、柱11毎に異なる場合があり、例えば、構造上重要な柱11とそうでない柱11の建方精度を異ならせることにより、作業効率を高めることができる。そこで、建て込まれる柱11に応じて第1領域25の範囲を可変に設定することにより、柔軟な建方支援が可能になる。
画像共有受信処理部3Bによって当該補正案内画像が建入れ調整治具13を操作する作業者H2の近傍にある第2のモバイル機器3に表示され、作業者H2が当該補正案内画像に示される柱芯マーカ24の表示位置が許容範囲を示す第1領域25に入るように建入れ調整治具13を操作する。画像共有される第1及び第2のモバイル機器2,3に表示された補正案内画像20をそれぞれ目視する作業者H1,H2が、柱芯マーカ24が第1領域25に入ったことを目視確認すると、双方で調整作業が終了したと容易に判断できるようになる。
図4(a)〜図4(c)に示すように、さらに第1表示処理部2Eは、補正量に応じて第2領域26に対する第1領域25の表示倍率を可変に設定するように構成されている。具体的に、補正量が大きくなるにつれて段階的または連続的に第1領域25の半径が小さくなるように構成されている。
図4(a)に示す補正案内画像20では、補正量及び補正方向の表示部27に示された補正量が北に1mm、図4(b)に示す補正案内画像20では、補正量が北に23mm、図4(c)に示す補正案内画像20では、補正量が北に43mmというように、補正量が大きくなるにつれて第1領域25の半径が小さくなるように表示される。
限られたサイズの表示画面に補正案内画像20を表示する必要があり、基準位置21と柱芯マーカ24の位置のずれ量が大きいときに、基準位置21と柱芯マーカ24の双方を同一画面に表示させると、第1領域25の表示倍率が相対的に小さくなる。
そのような表示倍率に固定すると、柱の位置調整を行ない、基準位置21と柱芯マーカ24の位置のずれ量が小さくなった場合にも第1領域25の表示倍率が小さいままで、建入れ調整治具13の操作によって移動する柱芯マーカ24が第1領域内25に入ったか否かを視認し難く、過剰操作に到る虞がある。
しかし、補正量に応じて第1領域25の表示倍率が可変に設定されると、基準位置21と柱芯マーカ24の位置のずれ量が小さい場合に第1領域25の表示倍率を大きくすることで、調整量の大小が視覚的に把握しやすくなるとともに、建入れ調整治具13の操作によって移動する柱芯マーカ24が第1領域25内に達したか否かを容易に視認でき、調整作業が容易になる。なお、柱芯マーカ24の表示サイズは第1領域25の表示サイズにかかわらず一定に維持されていればよい。
第1表示処理部2Eは、第1通信インタフェースであるブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)2Aを介した実測値の更新に同期して補正案内画像20を更新表示するように構成され、それに伴って第2のモバイル機器3に表示される補正案内画像20も更新される。そのため、作業者H2による建入れ調整治具13の操作に応じてリアルタイムで補正案内画像20が更新されるようになり、効率的に円滑な調整作業が実現できるようになる。なお、更新インタバルは数百ミリ秒から1秒程度に設定されている。
第1表示処理部2Eは、作業者H2による建入れ調整治具13の操作により補正案内画像20に表示される柱芯マーカ24の位置が第1領域25に入ると、その前後で表示態様を異ならせるように構成されている。例えば、柱芯マーカ24が点灯表示から点滅表示に切り替わるとか、柱芯マーカ24が赤色表示から緑色表示に切替わるとか、第1領域25が青色表示から赤色表示に切替わるとかといったような点滅と点灯の切替えや表示色の切替えが行なわれる。他に、補正案内画像20に「柱芯が許容範囲に入りました」といったようなメッセージを表示するような表示態様に切り替えてもよい。
補正案内画像20に表示される柱芯マーカ24が第1領域25に入るように、作業者H2が建入れ調整治具13を操作する際に、柱芯マーカ24が第1領域25に入る前後で表示態様が異なると、調整作業の終了または未終了を明確に認識できるようになる。
上述した実施形態では、柱芯マーカ24が第1領域25内に達したことを確認することにより調整作業の終了を認識する例を説明したが、第2のモバイル機器3に作業者H2により調整作業の終了を入力する作業終了入力部3Dを備え、作業終了入力部3Dに入力された調整作業の終了を第1のモバイル機器2に伝達する作業終了伝達部3Eが設けられていてもよい。
例えば、上述した補正案内画像20に備えたタッチスイッチである終了部28Dを作業終了入力部として機能させてもよい。第2のモバイル機器3に表示された補正案内画像20の終了部28Dが作業者H2によってタッチ操作されると、その旨の信号が画像共有システムサーバ6を介して第1のモバイル機器2に入力されるように構成すればよい。
第2のモバイル機器3に備えた作業終了入力部に調整作業の終了が入力されると、作業終了伝達部によってその旨が第1のモバイル機器2に伝達されるので、調整作業の終了をより確実に伝達できるようになる。
このようにして所定の階の全ての柱芯の調整が終了すると、一覧表示処理部2Fによって各柱11の基準位置と調整後の各柱芯の位置とを各基準位置に対する偏差量及び方向とともに全体表示がなされ、当該情報がサーバコンピュータ7にアップロードされる。
図5には、所定階で建入れされた幾つかの柱11の基準位置と調整後の各柱芯の位置とを各基準位置に対する偏差量及び方向とともに全体表示した平面図が示されている。柱11を示す矩形形状の各辺から白抜きの矢印と黒塗り矢印が示されている柱11が調整後の柱11であり、黒塗り矢印の先端に表記された数値がずれ量となる。サーバコンピュータ7から当該平面図をダウンロードした端末機器の表示画像を目視した現場責任者によって、各基準位置に対する偏差量及び方向とともに全体表示された各柱の基準位置と調整後の各柱芯の位置に基づいて、建方精度の全体バランスを適切に評価できるようになる。
以下、図6及び図7に示すフローチャートに基づいて、建方支援システムの支援手順を説明する。
第1のモバイル機器2に電源が投入され、建方支援アプリが立上ると(S1)、サーバコンピュータ7から設計ファイル(各柱の座標データなどを含むCSVファイルと、柱位置を示す平面図などの図面データがダウンロードされてメモリ2Cに格納される(S2)。
計測機器であるトータルステーション4との通信接続が確認された後に(S3)、画像共有アプリを画像供給側として立ち上げると、画像共有システムサーバ6と接続されて、画像共有供給処理部2Fによって画像共有のために必要な設定が行なわれる(S4)。このとき、既に電源が投入され、画像受信側として画像共有アプリが立上った第2のモバイル機器3が、画像を供給する第1のモバイル機器の画面IDを指定し、画像共有システムサーバ6と接続されることにより第1のモバイル機器2から第2のモバイル機器3へ画像データが供給され、第1のモバイル機器2の表示画像と同じ画像が第2のモバイル機器3に表示される(S31)。
第1のモバイル機器2で建方支援のための初期設定、具体的に高さZ方向のデータ処理を必要とするか否かの設定、ねじれ補正を行なうか否かの設定処理、測距データの許容誤差値、方位の設定処理などが行なわれる(S5)。方位の設定処理では計画された座標軸が実際の北向きと異なる場合に北向きを指定する処理である。この処理により、図3,4に示す補正案内画像20の方位と実際の方位とが整合される。本実施例では高さZ方向のデータ処理不要、ねじれ補正不要に設定されている。
次に、実際のx、y座標の基準点の設定入力、各柱11に対するずれ許容値が入力される(S6)。ずれ許容値とは、上述した第1領域25を画定する円の半径である。
次にメモリ2Cに格納されている図面のうち測定対象となる図面(ここではPNGファイル形式の図面)を読み出して表示し(S7)、図面とステップ6で入力された基準点とを一致させる整合処理が行なわれる(S8)。整合処理が行なわれた図面が後述の全体評価図のベースとなる。続いて登録済みの器械点の選択、後視点の選択、後視点の視準などの計測準備を行ない(S9)、計測の事前準備が終了すると、図3(a)に示すような補正案内画像20が第1のモバイル機器2及び第2のモバイル機器3に表示される(S10,S32)。なお、この時点で柱芯マーカなどの未計測のオブジェクトは表示されていない。
測量者H1がトータルステーション4を操作して計測対象となる柱11のマーカ12を視準すると、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)2Aを介して計測データが第1のモバイル機器2に入力され(S11)、当該柱11の柱芯に対する補正量及び補正方向が補正処理部2Dによって算出され(S12)、第1表示処理部2Eによって補正量及び補正方向を示す補正案内画像20の表示が更新される(S13)。
第2のモバイル機器3で画像共有される補正案内画像20を視認した鳶職人H2は、補正案内画像20に表示された補正量及び補正方向に基づいて建入れ調整治具13を操作し(S33)、補正案内画像20に表示される柱芯マーカ24が第1領域25に入り、鳶職人H2がOKと判断するまで建入れ調整治具13を繰返し操作する(S34)。
柱芯マーカ24が第1領域25に入ったことを確認し、OKと判断すると、鳶職人H2は終了部28Dを操作することにより、第1のモバイル機器2の画像表示を介して測量者H1に対して作業終了を伝達する(S35)。
測量者H1は、第1のモバイル機器2を視認して、柱芯マーカ24が第1領域25に入ったことを確認するとともに、終了部28Dが操作されたことを認識するまでの間は(S14)、ステップS11からステップS13の処理を繰返し、柱芯マーカ24が第1領域25に入ったことを確認するとともに、終了部28Dが操作され、作業が終了したことを認識すると(S14)、次の柱を調整すべく計測停止部28Aを操作して現在の柱11に対する計測を停止し、登録部28Cを操作して最終の実測値をメモリ2Cに格納する。さらに、次点計測部28Bを操作すると、表示画面に次の柱の選択画面が表示されるので、次に計測対象となる柱11を選択して、ステップS9からの処理を繰り返す。このような一連の計測及び調整処理が各柱11に対して行なわれる。
全ての柱11の計測が終了すると(S15)、メモリ2Cに格納され全体評価図のベース図面に各柱11に対する調整後の実測データが書き込まれ、全体評価図が生成されてメモリに記憶され(S16,S17)、さらにサーバコンピュータ7にアップロードされる(S18)。図5に示した図面は、中途段階にある全体評価図である。
既に説明したように、サーバコンピュータ7から当該平面図をダウンロードした端末機器の表示画像を目視した現場責任者によって、各基準位置に対する偏差量及び方向とともに全体表示された各柱の基準位置と調整後の各柱芯の位置に基づいて、建方精度の全体バランスが適切か否かの評価が行なわれ、問題が無ければ各柱11を本締めするように鳶職人H2に指示される。
全体バランスが適切でない場合には、再調整する必要がある柱11に対して、ステップS6のずれ許容値が訂正入力された後に、ステップS11からステップS15の処理が繰り返される。
上述した実施形態では、ステップS33、S34において、柱芯マーカ24が第1領域25に入ったことを鳶職人H2が確認してOKと判断すると終了部28Dを操作する例を説明したが、建入れ調整治具13を繰返し操作しても柱芯マーカ24が第1領域25に入らない場合には、柱芯マーカ24が第1領域25に最も近付いた時点で終了部28Dを操作するように構成してもよい。終了部28Dが操作された時点で柱芯マーカ24が第1領域25に入っていない場合には、それ以上の調整が困難であることが認識できる。
上述した実施形態は何れも本発明の一態様に過ぎず、該記載により本発明の技術的範囲が限定されるものではなく、本発明の作用効果を奏する範囲で各部の具体的な構成は適宜変更設計することができることはいうまでもない。
1:建方支援システム
2:第1のモバイル機器
2A:第1通信インタフェース
2B:第2通信インタフェース
2C:メモリ
2D:補正処理部
2E:第1表示処理部
2F:一覧表示処理部
3:第2のモバイル機器
3A:第2通信インタフェース
3B:画像共有受信処理部
3C:第2表示処理部
3D:作業終了入力処理部
3E:作業終了伝達処理部
4:トータルステーション(測量機器)
5:インターネット
6:画像共有システムサーバ
7:サーバコンピュータ
11:柱
12:マーカ
13:建入れ調整治具
20:補正案内画像
21:基準位置
22,23:方位線
24:柱芯マーカ
25:第1領域
26:第2領域

Claims (8)

  1. 建て込まれた柱が所定の建方精度に収まるように調整する作業者を支援する建方支援システムであって、
    測量機器に対する通信インタフェースと、建て込まれた柱に対して予め入力された設計値と前記通信インタフェースを介して得られた実測値とに基づいて、当該柱の柱芯に対する補正量及び補正方向を算出する補正処理部と、前記補正処理部で算出された補正量及び補正方向を示す補正案内画像を表示部に表示する第1表示処理部とを備えた第1のモバイル機器と、
    当該柱に取付けられた建方調整治具を操作する作業者の近傍に配置され、前記第1のモバイル機器との間で表示画像を共有処理する画像共有受信処理部と、前記画像共有受信処理部で共有された前記補正案内画像を表示部に表示する第2表示処理部とを備えた第2のモバイル機器と、
    を備えて構成され、
    前記補正案内画像は、前記柱芯の設計値を示す基準位置で交差する方位線と、前記実測値から算出される前記柱芯の現在位置を示す柱芯マーカと、前記基準位置の周りに区画され許容範囲を示す第1領域と、前記第1領域の外側に区画され非許容領域を示す第2領域と、前記柱芯マーカを前記基準位置に調整するための前記補正量及び前記補正方向を含み、
    前記第1表示処理部は、建て込まれる柱に応じて前記第1領域の範囲を可変に設定するように構成されていることを特徴とする建方支援システム。
  2. 前記第1表示処理部は、前記補正量に応じて前記第1領域の表示倍率を可変に設定するように構成されている請求項1記載の建方支援システム。
  3. 前記第1表示処理部は、前記通信インタフェースを介した実測値の更新に同期して前記補正案内画像を更新表示するように構成されている請求項1または2記載の建方支援システム。
  4. 前記第1表示処理部は、前記作業者による前記建方調整治具の操作により前記補正案内画像に表示される前記柱芯マーカが前記第1領域に入ると、その前後で表示態様を異ならせるように構成されている請求項1からの何れかに記載の建方支援システム。
  5. 前記第2のモバイル機器に前記作業者により調整作業の終了を入力する作業終了入力部と、前記作業終了入力部に入力された調整作業の終了を前記第1のモバイル機器に伝達する作業終了伝達部が設けられている請求項1からの何れかに記載の建方支援システム。
  6. 各柱の基準位置と調整後の各柱芯の位置とを各基準位置に対する偏差量及び方向とともに全体表示する一覧表示処理部を備えている請求項1からの何れかに記載の建方支援システム。
  7. 建て込まれた柱に対する設計データを記憶するとともに、調整後の柱に対する実側データを記憶するメモリと、予めサーバから前記設計データをダウンロードし、調整後の実測データを前記サーバにアップロードする第2の通信インタフェースを備え、請求項1からの何れかに記載の建方支援システムに用いられる第1のモバイル機器。
  8. 請求項1からの何れかに記載の建方支援システムに用いられる第2のモバイル機器。
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