JP6660530B2 - 電動機およびそれを搭載した天井扇 - Google Patents

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Description

本発明は、固定子巻線にアルミニウム線を用い、巻線の端末線と電源線とのはんだ接続部に熱収縮チューブを被せた電動機、およびそれを搭載した天井扇に関する。
従来の電動機には、固定子巻線に銅線を用いることが一般的であった。しかし、近年の銅価格の高騰によりアルミニウム線への代替化が進んでいる。特に、天井扇に用いる外転型誘導電動機においては、極数が多く巻線量が多いため、アルミニウム線への代替化が強く要望されている。このようなアルミニウム線を使用した場合には、その端末線の電気的接続部への水分の付着や浸入に配慮した構造が採用されている(例えば、特許文献1を参照)。
以下、その電動機について、図6および図7を参照しながら説明する。図6は、従来の外転型誘導電動機100の断面図である。図7は、従来の外転型誘導電動機100の端子接合部107の状態を示す拡大図である。
図6および図7に示すように、外転型誘導電動機100は、中空軸101を支持した固定子鉄心102にA相巻線103およびB相巻線104が巻装されている。固定子鉄心102に対向するように回転子106が配置されている。
回転子106は、上部カバー109と下部カバー110とともに、軸受108a、108bを介して中空軸101に回転自在に支持されている。A相巻線端末線103aおよびB相巻線端末線104aは、端子台105に装着された金属端子115に絡げられ、はんだ部111で電気的に接続されている。性質の異なる樹脂で、かつ内層部112と外層部113の2層から成る絶縁層114が形成されている。はんだ部111と絶縁層114とで、端子接続部107が構成されている。ここで、絶縁層114は、はんだ部111を覆うように形成されている。
特開2013−188048号公報
このような従来の電動機は、以下のような問題を有している。
上述したように、アルミニウム線を電動機の巻線に使用する場合、断線を防止するために、端末線の電気的接続部への水分の付着や浸入を回避することが不可欠である。しかしながら、水分の付着は、湿度が高い状態でも容易に発生する。このため、水分の付着を防止するための材料である、例えば金属端子115、絶縁層114などの材料のコストが割高になるという問題がある。また、絶縁層114の形成において厚みにバラつきが生じやすく、管理が難しくなという問題がある。さらに、絶縁層114の硬化にかなりの時間を要してしまうという問題がある。
本発明は、材料コストを抑えながら、容易かつ安定して端末線の電気的接続部を閉空間に収納し、外部との水分遮断効果を発揮できる、信頼性の高い電動機を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る電動機は、固定子鉄心にアルミニウム線を巻装した固定子と、固定子鉄心に回転自在に取り付けられた回転子と、固定子鉄心から引き出されたアルミニウム線の端部に設けられた端末線とを備える。また、端末線を挿通したスリーブと、電気を導通する芯線部と芯線部を被覆する被覆部とを有し、端末線に電力を供給する電源線とを備える。また、端末線と芯線部とをはんだ処理にて電気的に接続したはんだ処理部と、被覆部の端部からはんだ処理部を介してスリーブの端部まで、接着層を被せて溶着した熱収縮チューブと、を備え、端末線がスリーブから延出した延出部は、絶縁皮膜の無い導通部と、絶縁皮膜を有する非導通部とを備え、被覆部から芯線部にかけて非導通部を予備巻きされ、導通部を芯線部に接触させて電気的に接続される。
本発明に係る電動機によれば、端末線の電気的接続部を閉空間に収納することで、外部の水分を遮断する効果を発揮できる。結果として、信頼性を向上した電動機および電動機を搭載した天井扇を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る外転型誘導電動機を搭載した天井扇を示す側面図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る外転型誘導電動機の構成を示す部分断面図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る外転型誘導電動機における巻線の配置と電源線との接続を示す平面図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る外転型誘導電動機における端末線と電源線との接続状態を示す部分拡大図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る外転型誘導電動機のはんだ処理部への熱収縮チューブ取付け後を示す部分拡大断面図である。 図6は、従来の外転型誘導電動機の断面図である。 図7は、従来の外転型誘導電動機の端子接合部の状態を示す拡大図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、全図面を通して、同一の部位については同一の符号を付して、二度目以降の説明を省略している。さらに、各図面において、本発明に直接には関係しない各部の詳細については、説明を省略している。
図1は、本発明の実施の形態に係る外転型誘導電動機2を搭載した天井扇1を示す側面図である。天井扇1は、天井に取り付けられる扇風機である。天井扇1は、シーリングファンとも呼ばれる。天井扇1は、駆動源として外転型誘導電動機2が利用される。支柱4は、天井から鉛直下向きに固定されている。支柱4には、中空軸6が接続されている。中空軸6の先端に羽根3を備えた外転型誘導電動機2が取り付けられている。通常、外転型誘導電動機2には、意匠をこらした本体カバー5が取り付けられるが、本体カバー5が無い場合もある。
図2は、本発明の実施の形態に係る外転型誘導電動機2の構成を示す部分断面図である。図3は、本発明の実施の形態に係る外転型誘導電動機2における巻線の配置と電源線14との接続を示す平面図である。
外転型誘導電動機2はコンデンサ誘導電動機である。外転型誘導電動機2は、電磁鋼板などの薄板を所定枚数積層した固定子鉄心7の外周近傍に、例えば主巻線となるA相巻線8と、その内周側に例えば補助巻線となるB相巻線9が巻装されている。本実施の形態では、主巻線および補助巻線には、アルミニウムを主成分とするアルミニウム線が用いられている。
固定子鉄心7の中央部に設けた軸孔7aには、内部が一部中空に形成され、電源線14が挿通される中空軸6が圧入固定されている。
電源線14は、固定子鉄心7の上部において、A相巻線8およびB相巻線9の端部すなわち端末線(ここでは図示せず)と電気的に接続されている。A相巻線8およびB相巻線9の端末線は、固定子から引き出される始点となる位置21を始点として編組タイプのスリーブ16を挿通された状態で、巻装部分より上方に延出している。電源線14とA相巻線8の端末線と、電源線14とB相巻線9の端末線と、さらに電源線14とA相巻線8およびB相巻線9の端末線とが、それぞれ熱収縮チューブ15内部で電気的に接続されている。
固定子鉄心7の外周側には、同じく電磁鋼板などの薄板の積層部材にアルミニウムが鋳込まれた回転子10が配置されている。
回転子10は、上側カバー12と下側カバー13によって保持固定されている。中空軸6の上下に取り付けた軸受11a、11bによって、上側カバー12と下側カバー13が中空軸6、すなわち固定子鉄心7に対して回転自在に係止されている。
図4は、本発明の実施の形態に係る外転型誘導電動機2における端末線17と電源線14との接続状態を示す部分拡大図である。図5は、本発明の実施の形態に係る外転型誘導電動機2のはんだ処理部19への熱収縮チューブ取付け後を示す部分拡大断面図である。
図4に示すように、A相巻線8あるいはB相巻線9の端末線17における外周は、スリーブ16によって覆われている。言い換えると、スリーブ16には端末線17が挿通されている。スリーブ16から延出した端末線17の延出部は、絶縁皮膜を有する非導通部17bと、絶縁皮膜が無い導通部17aとにより構成されている。
電源線14は、芯線を絶縁体チューブで覆った被覆部14aと、芯線が剥き出しとなっている芯線部14bとにより構成されている。電源線14の一端は、芯線が銅線、つまり導通部17aとなっている。電源線14の他端に接続された電源より芯線を利用して、導通部17aに電力を供給することができる。
電源線14と端末線17との電気接続は、以下のように行われる。
まず、芯線部14bにはんだ処理を行う。これにより、芯線部14bを構成する複数の導線間にはんだが吸収され、導線間の水分を含んだ空気が排出される。
続いて、芯線部14bの端部と導通部17aの端部とを一致させた状態で、芯線部14bの端部から被覆部14aにかけて端末線17を巻装する。すなわち、予備巻きする。この際、芯線部14bには、導通部17aと非導通部17bとが巻装される。非導通部17bは、芯線部14bから被覆部14aにまたがって巻装される。言い換えると、電源線14の被覆部14aから芯線部14bにかけて非導通部17bが予備巻される。さらに、導通部17aが芯線部14bに巻装して接触することで、端末線17と電源線14とが電気的に接続される。
このように、非導通部17bを電源線14の被覆部14aから芯線部14bにかけて絡げている。そして、端末線17の導通部17aを芯線部14bの先端位置に絡げている。そして、図5に示すように、この芯線部14bをはんだ付けしてはんだ処理部19を形成する。
ここで、通常ではアルミニウム線(端末線17)とはんだは、はんだ接続の相性が悪い。しかし、予め芯線部14bにはんだ処理を行っているため、アルミニウム線ははんだ層に挟まれて、銅線と強固に接続する。
次に、スリーブ16と電源線14とを実質的な直線状に対向させる。このとき、端末線17が延出するスリーブ16の端部22と、電源線14の芯線部14bの端部23との間に隙間部18を設ける。なお、芯線部14bの端部23は、はんだ処理部19の端部でもある。
この状態で、被覆部14aの一部(端部)からはんだ処理部19全体を介してスリーブ16の一部(端部)までを一体的に覆うように熱収縮チューブ15を被せる。これにより隙間部18は、熱収縮チューブ15が端末線17の非導通部17bを内包した状態となる。
そして、熱収縮チューブ15を加熱収縮させると同時に、隙間部18の位置に対応する熱収縮チューブ15を内部方向、すなわち端末線17に向かって押圧して凹部20を形成する。凹部20は、図5における上下方向から端末線17方向に、端末線17を挟み込むように圧着される。このため、側面視にて周囲の熱収縮チューブの径よりも薄く、すなわち窪んだ状態となる。
なお、圧着は上下方向からの圧着に限定されず、例えば熱収縮チューブの、隙間部18の位置に対応する外周全てにわたって、端末線17の方向すなわち熱収縮チューブの中心に向かって圧着してもよい。これによっても、周囲の熱収縮チューブの径よりも薄く、すなわち窪んだ状態とすることができる。
熱収縮チューブ15は、一定温度の熱を加えた際に収縮し外郭を形成する外層15aと、内部の密着性を向上させる内層(接着層15b)を備えた2層構造をしている。そのため、一定の厚みを確保できる。
上述の一連の処理作業の後、A相巻線8、B相巻線9、スリーブ16および熱収縮チューブ15の全体を包括的にワニス処理する。
このような構成によれば、電源線14と端末線17とを直接電気的に接合できる。かつ、端末線17と熱収縮チューブ15とが密閉化される。これにより、外部との水分遮断効果を十分発揮でき、長寿命を実現できる。よって、信頼性および品質の向上を図ることができる。
また、熱収縮チューブ15における内層(接着層15b)を、被覆部14aの端部からはんだ処理19部全体を介してスリーブ16の端部まで被せて溶着した溶着部としている。これにより、アルミニウム線がむき出しとなっており水分に脆弱な導通部17aまでの距離を稼ぎ、熱収縮チューブ15の両端から、アルミニウム線とはんだの接続部分への水分の浸入を抑制できる。
また、はんだ処理部19の端部23とスリーブ16の端部22との間に端末線17を内包する隙間部18を設けている。隙間部18に位置する熱収縮チューブ15を端末線方向に圧着して、周囲の熱収縮チューブ15の径よりも薄い凹部を設けている。つまり、熱収縮チューブ15を加熱収縮と同時に潰すことで、接着層15bが、スリーブ16の端部22における開口から内部、つまりスリーブ16の内部である巻線側に浸透することになる。この浸透により、スリーブ16の端部において端末線17との密閉効果をより向上させることができる。これにより、スリーブ16の逆端部である位置21からの、アルミニウム線がむき出しとなっており水分に脆弱な導通部17aへの水分の浸入を端部22近傍において抑制することができる。
また、電源線14の被覆部14aから芯線部14bにかけて、非導通部17bを予備巻きしている。つまり、比較的水分に強い被覆部14aの巻装により、被覆部14a(図5における左側)から浸入した水分の、導通部17aへの到達を困難にしている。
また、端末線17は電源線14の被覆部14aと芯線部14bに保持されることになる。したがって、はんだ接合付近の端末線への応力が加わることが緩和される。よって、はんだ付け作業および熱収縮チューブの収縮加工等の一連の作業を安定して円滑に行うことができる。
また、電源線14の芯線部14bを予めはんだ処理することで、芯線同士の密着性と、端末線17とのはんだ濡れ性が向上する。したがって、外転型誘導電動機2は、電気的接合の精度と強度が増す効果を奏する。
また、巻線および接続部等をワニス処理することで、電源線と熱収縮チューブとスリーブが全体的にコーティングされる。特に編組タイプのスリーブの内部へワニスが浸透することで、外転型誘導電動機2は、水分の浸入経路を完全に遮断できるという効果を奏する。
外転型誘導電動機2は、天井扇に適している。すなわち、天井扇は文字通り天井に吊り下げられる。外転型誘導電動機2は、夏季の使用だけでなく、冬季もサーキュレータとして、一年を通じて長期間使用される。特に天井に設置される天井扇は、室内においても湿気に曝される。このため、上記構成を採用することで、外転型誘導電動機2は、湿気に強い、長寿命を実現できる、信頼性および品質の高い天井扇を提供できる。
以上のように、本実施の形態の外転型誘導電動機2に相当する電動機は、固定子鉄心7にアルミニウム線を巻装した固定子と、固定子鉄心7に回転自在に取り付けられた回転子10と、固定子鉄心7から引き出されたアルミニウム線の端部に設けられた端末線17とを備える。また、端末線17を挿通したスリーブ16と、電気を導通する芯線部14bと芯線部14bを被覆する被覆部14aとを有し、端末線17に電力を供給する電源線14とを備える。また、端末線17と芯線部14bとをはんだ処理にて電気的に接続したはんだ処理部19と、被覆部14aの端部からはんだ処理部19を介してスリーブ16の端部まで、接着層15bを被せて溶着した熱収縮チューブ15とを備える。
これにより、外部の水分を遮断する効果を発揮できる。結果として、信頼性を向上した電動機および電動機を搭載した天井扇を提供することができる。
また、はんだ処理部19の端部23とスリーブ16の端部22との間に端末線17を内包する隙間部18と、隙間部18に位置する熱収縮チューブ15の径よりも薄い凹部20と、をさらに備えてもよい。これにより、はんだ処理部19のスリーブ16側の密閉性が向上する。
また、端末線17がスリーブ16から延出した延出部は、絶縁皮膜の無い導通部17aと、絶縁皮膜を有する非導通部17bとを備えてもよい。また、被覆部14aから芯線部14bにかけて非導通部17bを予備巻きし、導通部17aを芯線部14bに接触させて電気的に接続してもよい。これにより、端末線17は電源線14の被覆部14aと芯線部14bに保持されることになる。したがって、はんだ接合付近の端末線17への応力が加わることが緩和され、はんだ付けや熱収縮チューブ15の収縮加工等の一連の作業が安定して円滑に行われる。
また、導通部17aが接続される芯線部14bは、予めはんだ処理がされてもよい。これにより、導通部17aと芯線部14bのはんだ濡れ性が向上し電気的接合の精度と強度が増す。
また、アルミニウム線とスリーブ16と熱収縮チューブ15とにワニス処理を施してもよい。これにより、電源線14と熱収縮チューブ15とスリーブ16が全体的にコーティングされることになり、水分の浸入経路を完全に遮断できる。
また、外転型誘導電動機2を搭載した天井扇1であってもよい。これにより、長寿命で、信頼性および品質の高い天井扇1を提供できる。
本発明にかかる電動機は、固定子巻線にアルミニウム線を用いて軽量化と低コスト化を図り、その端末線と電源線の電気的接続部の品質を高く保つことを可能とする。したがって、天井扇などの駆動用電動機として有用である。
1 天井扇
2 外転型誘導電動機
3 羽根
4 支柱
5 本体カバー
6 中空軸
7 固定子鉄心
7a 軸孔
8 A相巻線
9 B相巻線
10 回転子
11a,11b 軸受
12 上側カバー
13 下側カバー
14 電源線
14a 被覆部
14b 芯線部
15 熱収縮チューブ
15a 外層
15b 接着層
16 スリーブ
17 端末線
17a 導通部
17b 非導通部
18 隙間部
19 はんだ処理部
20 凹部
21 位置
22 端部
23 端部

Claims (5)

  1. 固定子鉄心にアルミニウム線を巻装した固定子と、
    前記固定子鉄心に回転自在に取り付けられた回転子と、
    前記固定子鉄心から引き出された前記アルミニウム線の端部に設けられた端末線と、
    前記端末線を挿通したスリーブと、
    電気を導通する芯線部と前記芯線部を被覆する被覆部とを有し、前記端末線に電力を供給する電源線と、
    前記端末線と前記芯線部とをはんだ処理にて電気的に接続したはんだ処理部と、
    前記被覆部の端部から前記はんだ処理部を介して前記スリーブの端部まで、接着層を被せて溶着した熱収縮チューブと、を備え
    前記端末線が前記スリーブから延出した延出部は、絶縁皮膜の無い導通部と、絶縁皮膜を有する非導通部とを備え、前記被覆部から前記芯線部にかけて前記非導通部を予備巻きされ、前記導通部を前記芯線部に接触させて電気的に接続される電動機。
  2. 前記はんだ処理部の端部と前記スリーブの端部との間に前記端末線を内包する隙間部と、前記隙間部に位置する前記熱収縮チューブの径よりも薄い凹部と、
    をさらに備えた請求項1記載の電動機。
  3. 前記導通部が接続される前記芯線部は、予めはんだ処理がされた請求項記載の電動機。
  4. 前記アルミニウム線と前記スリーブと前記熱収縮チューブとにワニス処理を施した請求項1に記載の電動機。
  5. 請求項1からのいずれかに記載の電動機が外転型誘導電動機であり、前記外転型誘導電動機を搭載した天井扇。
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