JP6659500B2 - パッチアンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、パッチアンテナに関する。
パッチアンテナの共振周波数を調整する方法として、特許文献1に記載された方法が知られている。この方法においては、放射電極(即ち、アンテナ素子)の4辺部に、ほぼ矩形状の切り欠き部を形成することにより、共振経路長を長くして、共振周波数を調整するように構成している。
特開2008−236362号公報 特開2003−283240号公報
特許文献2に記載された多層のパッチアンテナにおいては、内層のアンテナ素子は誘電体層で挟まれているため、内層のアンテナ素子に共振周波数調整用の切り欠き部を形成することができない。即ち、内層のアンテナ素子を備えたパッチアンテナの場合、共振周波数を調整できないという問題があった。
本発明の目的は、内層のアンテナ素子を備えた構成でありながら、共振周波数を調整することができるパッチアンテナを提供することにある。
請求項1の発明は、板状のアンテナ素子(5)と、アンテナグランドとしての地板(2)と、前記地板(2)上に設けられ、前記アンテナ素子(5)を挟む2層の誘電体層(3、4)とを備え、前記地板(2)は、基板(6)と、この基板(6)上に設けられた導体パターン(7)とを有し、前記導体パターン(7)の中の、前記誘電体層(3)の外周に形成されたスリット(8、13、14)を備えたパッチアンテナである。
請求項7の発明は、板状のアンテナ素子(5)と、アンテナグランドとしての地板(2)と、前記地板(2)上に設けられた誘電体層(3)と、 前記誘電体層(3)上に設けられた前記アンテナ素子(5)と、を備える。地板(2)は、基板(6)と、この基板(6)上に設けられた導体パターン(7)とを有している。前記導体パターン(7)の中の、前記アンテナ素子(5)の外周に形成されたスリット(8)を備える。スリット(8)が、アンテナ素子(5)または誘電体層(3)の外周を囲むように環状に形成されることで、導体パターン(7)が内側導体パターン(15)と外側導体パターン(16)とを絶縁するように分割されている。分割された前記内側導体パターン(15)及び外側導体パターン(16)とは別体で除去可能または破壊可能に、内側導体パターン(15)及び前記外側導体パターン(16)を導通する導通素子(17)を設けている。
第1実施形態を示すパッチアンテナの斜視図 パッチアンテナの上面図 パッチアンテナの縦断側面図 パッチアンテナの上面図 距離dと共振周波数との関係を示す特性図 距離dと共振周波数とスリットの幅寸法との関係を示す特性図 第2実施形態を示すパッチアンテナの上面図 第3実施形態を示すパッチアンテナの上面図 第4実施形態を示すパッチアンテナの上面図 第5実施形態を示すパッチアンテナの斜視図 パッチアンテナの上面図 パッチアンテナの縦断側面図
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について、図1ないし図4を参照して説明する。本実施形態のパッチアンテナ1は、例えば1.2276GHz帯(以下周波数L2帯と称す)を受信するアンテナである。上記パッチアンテナ1は、図1、図2及び図3に示すように、アンテナグランドとしての地板2と、地板2上に積層された2層の誘電体層3、4と、2層の誘電体層3、4の間(即ち、内層)に設けられた内層のアンテナ素子5とを備えて構成されている。
地板2は、ほぼ正方形の基板例えばプリント配線基板6で構成されており、地板2の一辺の長さ寸法は、誘電体層3、4の一辺の長さ寸法よりも長くなるように構成されている。プリント配線基板6の上面には、例えば銅箔で形成された導体パターン7が設けられている。導体パターン7における誘電体層3(即ち、アンテナ素子5及び誘電体層4)の外周には、導体パターン7を除去した部分として、矩形環状のスリット8が形成されている。
誘電体層3、4は、誘電率が例えば10.5であってTanδが例えば0.003の誘電体、例えばPPE(Poly Phenylene Ether)樹脂で形成されており、ほぼ正方形の層状(即ち、薄板状)に形成されている。誘電体層3、4の一辺の長さ寸法は、内層のアンテナ素子5の一辺の長さ寸法よりも少し長くなるように構成されている。この構成の場合、誘電体層3、4間にアンテナ素子5が挟まれた状態で、アンテナ素子5の外周端部が空気中に露出しない構成となっている。誘電体層3、4の各厚み寸法は、それぞれ例えば2.5mm程度である。
内層のアンテナ素子5は、誘電体層3の上面または誘電体層4の下面に、導体パターン例えば銅箔により形成されており、アンテナ素子形状(即ち、アンテナパターンとしての形状)はほぼ正方形である。図2に示すように、アンテナ素子5の一辺の長さ寸法は、誘電体層3、4の一辺の長さ寸法よりも少し短くなるように構成されている。アンテナ素子5の図2中の左上部の隅部及び右下部の隅部には、右旋円偏波を発生するための摂動部(即ち、縮退構造または切欠部)9及び10が形成されている。
また、アンテナ素子5の給電点Pは、図2及び図3に示すように、スルーホール等の給電線11を介して給電点12に接続されている。この構成の場合、アンテナ素子5は、給電点Pに給電され、地板2をアンテナグランドとして動作する構成となっている。
さて、スリット8について、図4及び図5を参照して説明する。図4に示すように、スリット8の幅寸法W1は、例えば1mm程度に設定されている。また、スリット8と誘電体層3の端部との間の距離をd1とすると、この距離d1を変更することにより、パッチアンテナ1の共振周波数を変更設定することができる。具体的には、図5に示すように、距離d1を例えば0mmに設定すると、スリット8を形成しない導体パターン7がベタパターンである場合の共振周波数F1から最も遠く離れた共振周波数F2に変更することができる。そして、距離d1を例えば30mm程度以上に設定すると、導体パターン7がベタパターンである場合の共振周波数F1とほぼ同じ共振周波数になる。本実施形態の場合、距離d1を変更することにより、パッチアンテナ1の共振周波数を共振周波数F2から共振周波数F1までの間で調整することができる。
また、スリット8の幅寸法W1についても、この幅寸法W1を変更することにより、パッチアンテナ1の共振周波数を変更設定することができる。具体的には、スリット8の幅寸法W1を例えば1mm程度に設定した場合と、スリット8の幅寸法W1を例えば3mm程度に設定した場合とについて、スリット8と誘電体層3の端部との間の距離d1を例えば0mmから例えば30mm程度まで変化させて、パッチアンテナ1の共振周波数を測定してみた。この測定結果を、図6に示す。図6において、実線R1は幅寸法W1を1mm程度に設定した場合であり、破線R2は幅寸法W1を3mm程度に設定した場合である。上記図6から、スリット8の幅寸法W1を調整することにより、パッチアンテナ1の共振周波数を調整できることがわかる。
尚、導体パターン7は、初期状態では、プリント配線基板6の上面の全面に形成されており、その導体パターン7上に、誘電体層3、アンテナ素子5及び誘電体層4を順に形成する。この後、導体パターン7における誘電体層3の外周から、共振周波数調整のために必要な距離d1だけ離れた部分に、矩形環状のスリット8を形成するように構成されている。
上記構成の本実施形態においては、地板2と、地板2上に設けられた2層の誘電体層3、4と、2層の誘電体層3、4間に設けられたアンテナ素子5とを備えたパッチアンテナ1であって、地板2を、基板6と、この基板6上に設けられた導体パターン7とから構成し、導体パターン7の中の、誘電体層3の外周にスリット8を形成した。この構成によれば、内層のアンテナ素子5を備えた構成のパッチアンテナ1でありながら、共振周波数を調整することができる。
また、上記実施形態では、スリット8を、誘電体層3の外周を囲むように矩形環状に形成したので、共振周波数を調整することができ、また、アンテナ特性を良好に保持することができる。
また、上記実施形態では、スリット8と誘電体層3の端部との間の距離をd1とし、この距離d1を可変させることにより、共振周波数を調整するように構成したので、共振周波数を調整する構成を、簡単な構成にて容易に実現することができる。また、上記実施形態では、スリット8の幅寸法をW1とし、この幅寸法W1を可変させることにより、共振周波数を調整するように構成したので、共振周波数を調整する構成を、簡単な構成にて容易に実現することができる。
尚、上記実施形態においては、誘電体層3、4の一辺の長さ寸法を、内層のアンテナ素子5の一辺の長さ寸法よりも少し長くなるように構成したが、これに代えて、誘電体層3、4の一辺の長さ寸法を、内層のアンテナ素子5の一辺の長さ寸法とほぼ同じになるように構成しても良い。この構成の場合、上記距離d1は、スリット8とアンテナ素子5(即ち、誘電体層3)の端部との間の距離となり、この構成においても、図5及び図6に示す特性とほぼ同じ特性を得ることができる。
尚、上記実施形態では、パッチアンテナ1を、周波数L2帯を受信するアンテナであるように構成したが、これに限られるものではなく、他の周波数帯、例えば1.57542GHz帯(以下周波数L1帯と称す)を受信するアンテナであるように構成しても良い。
(第2実施形態)
図7は、第2実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第1実施形態では、アンテナ素子5(即ち、誘電体層3、4)の外周を囲むように、即ち、アンテナ素子5の4つの辺部に対応して矩形環状のスリット8を形成したが、これに代えて、第2実施形態では、図7に示すように、アンテナ素子5の3つの辺部に対応してスリット13を形成するように構成した。このように構成しても、パッチアンテナ1の共振周波数を調整することができる。
尚、上述した以外の第2実施形態の構成は、第1実施形態の構成と同じ構成となっている。従って、第2実施形態においても、第1実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
(第3実施形態)
図8は、第3実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第3実施形態では、図8に示すように、アンテナ素子5の隣接する2つの辺部に対応してスリット14を形成するように構成した。このように構成しても、パッチアンテナ1の共振周波数を調整することができる。
尚、上述した以外の第3実施形態の構成は、第1実施形態の構成と同じ構成となっている。従って、第3実施形態においても、第1実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
また、第2実施形態または第3実施形態の構成の場合、パッチアンテナ1の共振周波数を調整することは可能となるが、アンテナ指向性(即ち、軸比)が劣化する。従って、劣化したアンテナ指向性であっても、使用することが可能な機器や技術分野に適用することが好ましい。
(第4実施形態)
図9は、第4実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第4実施形態では、図9に示すように、導体パターン7のうちの、スリット8で分離された内側導体パターン15と外側導体パターン16とについて、2つの導体パターン15、16を導通する導通素子17を設けた。
導通素子17は、図9に示すように、スリット8の4つの辺部に、それぞれ例えば2個ずつ配設されている。各導通素子17は、例えば、0Ω抵抗、共振周波数でインピーダンスが小さくなるコンデンサ、共振周波数でインピーダンスが小さくなるインダクタ、または、ハンダ等で構成されている。
上記構成の場合、プリント配線基板6に、導体パターン7、スリット8、及び、導通素子17を形成した後、内側導体パターン15上に、誘電体層3、アンテナ素子5及び誘電体層4を順に形成する。そして、共振周波数を調整する必要があるときには、全ての導通素子17を除去または破壊することにより、内側導体パターン15と外側導体パターン16を絶縁する。これにより、パッチアンテナ1の共振周波数を調整することができる。また、8個の導通素子17の中から、除去または破壊する導通素子17を選択することにより、パッチアンテナ1の共振周波数を調整することができると共に、パッチアンテナ1の指向性を制御することができる。
また、上記第1ないし第4実施形態においては、2層の誘電体層3、4の間にアンテナ素子5を設けるように構成したが、これに代えて、2層目の誘電体層4を設けることを止めて、アンテナ素子5を露出させるように構成しても良い。このように構成した場合、誘電体層3の一辺の長さ寸法は、露出させたアンテナ素子5の一辺の長さ寸法よりも少し長くなるように構成している。尚、誘電体層3の一辺の長さ寸法と、露出させたアンテナ素子5の一辺の長さ寸法がほぼ同じになるように、即ち、誘電体層3の大きさと、露出させたアンテナ素子5の大きさがほぼ同じになるように構成することも好ましい。
(第5実施形態)
図10ないし図12は、第5実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第5実施形態では、第1実施形態のパッチアンテナ1の誘電体層4の上面に上層のアンテナ素子18を設けることにより、多層(例えば2層)のパッチアンテナ19を構成した。
多層のパッチアンテナ19においては、内層のアンテナ素子5は、周波数L2帯に対応するアンテナ素子であり、上層のアンテナ素子18は、周波数L1帯に対応するアンテナ素子である。アンテナ素子5、18は、誘電体層3、4の各層上に、地板2から積層方向へ向けて周波数の低い順に形成されている。
図11に示すように、内層のアンテナ素子5の一辺の長さ寸法は、上層のアンテナ素子18の一辺の長さ寸法よりも長くなるように構成されている。内層のアンテナ素子5と地板2とで、周波数L2帯用のパッチアンテナが構成されている。
上層のアンテナ素子18は、誘電体層4の上面に、導体パターン例えば銅箔により形成されており、アンテナ素子形状がほぼ正方形である。上層のアンテナ素子18の一辺の長さ寸法は、内層のアンテナ素子5の一辺の長さ寸法よりも少し短くなるように構成されている。上層のアンテナ素子18の図11中の左上部の隅部及び右下部の隅部には、右旋円偏波を発生するための摂動部(即ち、縮退構造または切欠部)20及び21が形成されている。そして、上層のアンテナ素子18と内層のアンテナ素子5とで、周波数L1帯用のパッチアンテナが構成されている。
上記構成の場合、上層のアンテナ素子18の摂動部20及び21の方向と、内層のアンテナ素子5の摂動部9及び10の方向は、それぞれ同じ方向になるように構成されている。また、上層のアンテナ素子18のアンテナ形状の中心軸18aと、内層のアンテナ素子5のアンテナ形状の中心軸5aは、一致する(即ち、同じ軸になる)ように構成されている。
また、上層のアンテナ素子18の給電点Pは、図12に示すように、スルーホール等の給電線22を介して給電点12に接続されている。この構成の場合、上層のアンテナ素子18は、給電点Pに給電され、内層のアンテナ素子5を地板として動作する構成となっている。本実施形態では、最上層のアンテナ素子18のみに、給電するように構成されている。そして、内層のアンテナ素子5は、上層のアンテナ素子18と容量結合しており、上層のアンテナ素子18からの誘導電流で励振される構成となっており、地板2を地板として動作するように構成されている。
尚、上述した以外の第5実施形態の構成は、第1実施形態の構成と同じ構成となっている。従って、第5実施形態においても、第1実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。特に、第5実施形態では、周波数L1帯用のパッチアンテナと周波数L2帯用のパッチアンテナを積層した構成の多層のパッチアンテナ19を備えたので、アンテナ全体の構成を小形化することができる。そして、地板2の導体パターン7にスリット8を形成することにより、周波数L2帯用のパッチアンテナの共振周波数を調整することができる。また、特許文献1に記載されたアンテナと同様にして、上層のアンテナ素子18の4辺部に、ほぼ矩形状の切り欠き部を形成することにより、周波数L1帯用のパッチアンテナの共振周波数を調整することができる。
尚、上記各実施形態では、2層の誘電体層3、4の厚み寸法を同じ寸法としたが、これに限られるものではなく、例えば、下層の誘電体層3の厚み寸法を上層の誘電体層4の厚み寸法よりも厚く構成することにより、内層のアンテナ素子5の周波数帯域を拡大させるように構成しても良い。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、1はパッチアンテナ、2は地板、3は誘電体層、4は誘電体層、5はアンテナ素子、6はプリント配線基板、7は導体パターン、8はスリット、13はスリット、14はスリット、15は内側導体パターン、16は外側導体パターン、17は導通素子、18はアンテナ素子、19はパッチアンテナである。

Claims (9)

  1. 板状のアンテナ素子(5)と、
    アンテナグランドとしての地板(2)と、
    前記地板(2)上に設けられ、前記アンテナ素子(5)を挟む2層の誘電体層(3、4)とを備え、
    前記地板(2)は、基板(6)と、この基板(6)上に設けられた導体パターン(7)とを有し、
    前記導体パターン(7)の中の、前記誘電体層(3)の外周に形成されたスリット(8、13、14)を備えたパッチアンテナ。
  2. 前記スリット(8)は、前記誘電体層(3)の外周を囲むように環状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のパッチアンテナ。
  3. 前記スリット(8)で分割された内側導体パターン(15)と外側導体パターン(16)を導通する導通素子(17)を備えたことを特徴とする請求項2記載のパッチアンテナ。
  4. 前記スリット(8)と前記誘電体層(3)の端部との間の距離をd1とし、
    前記距離d1を可変させることにより、共振周波数を調整するように構成されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載のパッチアンテナ。
  5. 前記スリット(8)の幅寸法をW1とし、
    前記幅寸法W1を可変させることにより、共振周波数を調整するように構成されたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載のパッチアンテナ。
  6. 前記誘電体層(4)の上に設けられた板状のアンテナ素子(18)を備え、
    前記アンテナ素子(18)と前記アンテナ素子(5)とから1つのパッチアンテナ(1)を構成し、
    前記アンテナ素子(5)と前記地板(2)とから他の1つのパッチアンテナ(19)を構成したことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載のパッチアンテナ。
  7. 板状のアンテナ素子(5)と、
    アンテナグランドとしての地板(2)と
    前記地板(2)上に設けられた誘電体層(3)と、
    前記誘電体層(3)上に設けられた前記アンテナ素子(5)と、を備え、
    前記地板(2)は、基板(6)と、この基板(6)上に設けられた導体パターン(7)とを有し、
    前記導体パターン(7)の中の、前記アンテナ素子(5)の外周に形成されたスリット(8)を備え
    前記スリット(8)が、前記アンテナ素子(5)または前記誘電体層(3)の外周を囲むように環状に形成されることで、前記導体パターン(7)が内側導体パターン(15)と外側導体パターン(16)とを絶縁するように分割されており、
    分割された前記内側導体パターン(15)及び前記外側導体パターン(16)とは別体で除去可能または破壊可能に、前記内側導体パターン(15)及び前記外側導体パターン(16)を導通する導通素子(17)を設けたことを特徴とするパッチアンテナ。
  8. 前記スリット(8)と、前記アンテナ素子(5)または前記誘電体層(3)の端部との間の距離をd1とし、
    前記距離d1を可変させることにより、共振周波数を調整するように構成されたことを特徴とする請求項7記載のパッチアンテナ。
  9. 前記スリット(8)の幅寸法をW1とし、
    前記幅寸法W1を可変させることにより、共振周波数を調整するように構成されたことを特徴とする請求項7または8記載のパッチアンテナ。
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