JP6659033B2 - トイレシステム - Google Patents
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Description
トイレブースへの利用者の入室及び前記トイレブースからの前記利用者の退室を検出する入退室検出部と、
前記トイレブース内の物体の存否を検出する物体検出部と、
前記物体の存否を前記利用者の入室前と前記利用者の退出後で比較し、前記利用者の入室前と退出後で異なっている場合に、異常と判定する異常判定部と、
前記異常と判定された場合に警報を出力する警報部と、
前記トイレブースへ入室する利用者又は前記トイレブースから退出した利用者を撮影する撮影部と、
を備える。
前記異常と判定された場合に、前記異常が生じたトイレブースに入室した利用者又は前記異常が生じたトイレブースから出た利用者を撮影した撮影画像を抽出する画像抽出部を備えても良い。
前記トイレブースを出た利用者の移動を検出する移動検出部と、
前記移動検出部の検出結果に基づき、前記異常が生じたトイレブースに入る前の利用者及び前記異常が生じたトイレブースを出た利用者が前記撮影部の撮影範囲に位置したと判
定した際に前記撮影部で撮影した撮影画像を抽出する画像抽出部と、
を備えても良い。
複数の前記トイレブースを有するトイレ施設の外に撮影位置を定め、前記撮影部が、前記撮影位置を通ってトイレ施設に出入りする利用者を撮影し、
前記異常が生じたトイレブースから前記利用者が退出した後、前記異常が生じた前記トイレブースから前記撮影位置までの距離に基づく移動時間が経過したタイミングで前記撮影部に撮影された利用者を前記異常を生じさせた利用者として特定する利用者特定部を備えても良い。
複数の前記トイレブースを有するトイレ施設の出入り口から前記トイレ施設へ入った利用者の人数と前記出入り口から出た利用者の人数を計数して、前記トイレ施設内に居る利用者の人数を利用者数として求める利用者計数部と、
を備えても良い。
トイレブースへの利用者の入室及び前記トイレブースからの前記利用者の退室を検出するステップと、
前記トイレブース内の物体の存否を検出するステップと、
前記物体の存否を前記利用者の入室前と前記利用者の退出後で比較し、前記利用者の入室前と退出後で異なっている場合に、異常と判定するステップと、
前記異常と検出した場合に警報を発するステップと、
前記トイレブースから退出した利用者を撮影するステップと、
をコンピュータが実行する。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、実施の形態は本発明の一例であり、本発明の構成は以下の例には限られない。
レブース141が複数設けられ、男性用トイレ施設102には大便器41が設けられたトイレブース141と小便器49が設けられたトイレブース142がそれぞれ複数設けられている。図2の多目的トイレ施設103は、大便器41の他、オストメイト用設備や乳児用ベットが備えられた一つのトイレブースである。これに限らず、多目的トイレ施設103は、複数のトイレブースを有しても良い。このように本実施形態のトイレ施設10は、トイレブース14として、大便器41が設けられたトイレブース141と小便器49が設けられたトイレブース142と多目的トイレ施設103とを有している。ここで、トイレブースとは、ドアや壁等で囲まれた通常同時に一人だけが用を足すための便器41,42等のトイレ設備1が設けられた空間(室)である。なお、トイレブースは、一人で利用することに厳密に限定されるものではなく、介助者や乳幼児が利用者と同時に入室可能なものでも良い。また、トイレブースは、幼児用トイレや小便器49が備えられた空間のように完全に囲われていない空間であっても良い。
ス内で行う構成としているため、錠91が施錠された状態、或は扉9が閉じられた状態を開閉センサ92が検出した場合、トイレブース内に利用者が入室した状態であることを示す。これに限らず、入退室検出部は、便座装置の着座センサにより利用者の有無を検出しても良いし、トイレブース内に人感センサ47を設けて、トイレブース内に利用者がいるか否かを検出する構成としても良い。更にこれらを組み合わせて、開閉センサ92が施錠状態を検出した場合、又は人感センサ47がトイレブース内に利用者がいることを検出した場合に、トイレブース内に利用者が入室した状態であることを検出し、開閉センサ92が開錠状態を検出し、人感センサがトイレブース内に利用者がいないことを検出した場合に、トイレブース内から利用者が退出した状態であることを検出する構成でも良い。
この光走査した各位置からの反射光を受光するまでの時間に基づいて各位置までの距離を求め、当該距離とレーザ光の照射位置から各位置の三次元座標を求める三次元スキャナであっても良い。本実施形態では、検出する対象領域の位置を異ならせた複数のセンサ461〜465が設けられている。例えば図4に示すように高さH1以下を検出対象領域とし、床の上等に置かれた物体の有無を検出するセンサ461や、高さH2以上を検出対象領域とし、上部の棚等に置かれた物体の有無を検出するするセンサ462、高さH1と高さH2の間を検出対象領域とし、便器41や便座装置42、手すり(不図示)等の上に置かれた物体の有無を検出するセンサ463を設けている。また、トイレブース141の左上から下方に向けて設けられ、トイレブース141の左側の床の上等に置かれた物体の有無を検出するセンサ464や、トイレブース141の右上から下方に向けて設けられ、トイレブース141の右側の床の上等に置かれた物体の有無を検出するセンサ465が設けられている。なお、物体検出部が入退室検出部を兼ねても良い。例えば、センサ463及びセンサ461が同時に物体(利用者)の存在を検出した場合、利用者が入室したと判定し、センサ463及びセンサ461の少なくとも一つが物体を検出しなくなったとき、利用者が退出したと判定しても良い。
が閾値を超えた場合には、設備の持ち去りと判定しても良い。
Access Memory)やROM(Read Only Memory)等である。
、この左右一対の仕切板24L,24R及び壁105に囲まれた空間をトイレブース142としている。図7において、左右とは、小便器49の正面に立ち、小便器49に向かって左側及び右側をいい、前後とは便器42の尿を受ける側を前方、壁105への取付面側を後方といい、上下とは、天井14C側及び便器41の設置面(床)14F側をいう。なお、隣接するトイレブース142がある場合、左側壁24Lは、左隣に位置する別のトイレブース142の右側壁24Rを兼ね、右側壁24Rは右隣に位置する別のトイレブース142の左側壁24Lを兼ねる。なお、左右の側壁24L,24Rは、省略してもよく、この左右の側壁24L,24Rを省略した場合には、例えば小便器49の周囲及び小便器49の正面の所定の範囲をトイレブース142として定める。
出情報を受信する。制御装置51のハードウェア構成は各トイレブース14の制御装置44と同様であり、図6に示すように、CPU441や主記憶装置442、補助記憶装置443、通信IF(Interface)444、入出力IF(Interface)445、通信バス446を備え、CPU441が、出力制御部413の機能を提供する。
〈トイレ管理方法〉
図11は、各トイレブース10の制御装置44が、異常を検出して警報を発する処理を示す図である。制御装置44は、周期的に或は所定のタイミングで図11の処理を繰り返し実行し、先ず物体検出部46によりトイレブース14内の物体の存否を検出して検出結果をメモリ等に格納する(ステップS10)。
0)。
前記実施形態1では、トイレブース14の出入り口付近に設置したカメラ11で異常を生じさせた利用者を撮影したが、本実施形態2では、トイレ施設10の出入り口付近に設置したカメラで異常を生じさせた利用者を撮影する構成としている。本実施形態2は、前述の実施形態1と比べ、この利用者を撮影する構成が異なり、その他の構成は同じであるため、同一の要素には同符号を付す等して、再度の説明を省略している。実施形態1のようにトイレブース14の外であってもトイレ施設10内を撮影するカメラを設けると、利用者が、トイレ施設10の利用に抵抗を感じることが考えられるため、本実施形態2では、トイレ施設10の外であって、トイレ施設10の出入り口付近が撮影範囲に入るようにカメラ11を設置した。なお、トイレ施設10内には複数のトイレブースが設けられているため、トイレ施設内での利用者の移動を検出し、異常を生じさせた利用者が撮影範囲内に移動したと判定した際の撮影画像を抽出することで、この撮影画像から異常を生じさせた利用者を特定できるようにしている。
511と信号光を受光する受光部512とを有している。本実施形態2では、図13,図14に示すように信号光を水平に照射し、この信号光が網目状となるように複数の光電センサ510を所定の間隔で配置している。この光電センサを配置する間隔は、利用者の移動を検知できれば、任意に設定してよいが、例えば、10mm〜1000mm、好ましくは20mm〜500mm、更に好ましくは30mm〜150mmや100mm〜200mmである。なお、図13,図14は、模式的に示しているため、光電センサ510の間隔や位置は、実際に配置する間隔や位置と異なっている。
es)、移動検出部で検出した利用者の移動情報を取得し、異常と判定されたトイレブー
ス14に出入りした直近の利用者、即ち異常を生じさせた利用者の移動情報を求める(ス
テップS145)。
〈実施形態3〉
前記実施形態2では、利用者の移動情報に基づいて異常を生じさせた利用者が撮影範囲に位置したことを検出したが、本実施形態3では、異常と判定されたトイレブース14と撮影位置との距離に応じて、異常を生じさせた利用者が撮影範囲に位置したことを判定する構成としている。本実施形態3は、前述の実施形態2と比べ、この利用者が撮影範囲に位置するタイミングを求める構成が異なり、その他の構成は同じであるため、同一の要素には同符号を付す等して、再度の説明を省略している。
本実施形態3では、管理サーバ2のCPU21が、前述の通知部213、警報指示部214、画像抽出部215の機能に加え、利用者特定部211、利用者計数部212の機能を実現している。
利用者計数部212は、複数のトイレブース14を有するトイレ施設10の出入り口104を介してトイレ施設10へ入った利用者の人数と前記トイレ施設10の出入り口104から出た利用者の人数を計数し、前記トイレ施設内に居る利用者の人数を利用者数として求める。例えば、利用者計数部212は、カメラ11で撮影した撮影画像からパターンマッチングにより出入り口104付近に位置する人の画像を抽出し、この人の画像を含むフレームについて前後フレームを比較して人の移動方向を求め、出入り口104の外側から内側へ移動した人の数をトイレ施設10へ入った利用者の人数としてカウントし、出入り口104の内側から外側へ移動した人の数をトイレ施設10から出た利用者の人数としてカウントする。そして、利用者計数部212は、トイレ施設10へ入った利用者の人数とトイレ施設10から出た利用者の人数の差分を現時点でトイレ施設10内に居る利用者の人数(利用者数)として求める。なお、出入り口104の外側から内側へ移動した人の移動方向に基づき、女性用トイレ施設101、男性用トイレ施設102及び多目的トイレ施設103の何れに入ったのかを判別し、また、出入り口104の内側から外側へ移動した人の移動方向に基づき、女性用トイレ施設101、男性用トイレ施設102及び多目的トイレ施設103の何れから出たのかを判別し、これら施設101,102,103毎に利用者数を求めても良い。
反射位置までの距離を求め、当該距離とレーザ光の照射位置から各位置の三次元座標を求める三次元スキャナであっても良い。
es)、異常検出情報の識別情報に基づいて、異常と判定されたトイレブース14から撮
影範囲までの移動距離を施設情報テーブルから取得し、異常を生じさせた利用者が撮影範囲に位置するまでの移動時間を求める(ステップ147)。
像を抽出する(ステップS158)。
〈その他〉
本発明は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
2 管理サーバ
3 管理者端末
10 トイレ施設
11 カメラ
14 トイレブース
41 大便器
100 トイレシステム
101 女性用トイレ施設
102 男性用トイレ施設
103 多目的トイレ施設
Claims (4)
- トイレブースへの利用者の入室及び前記トイレブースからの前記利用者の退室を検出する入退室検出部と、
前記トイレブース内の物体を検出する物体検出部と、
前記物体の検出結果を前記利用者の入室前と前記利用者の退出後で比較し、前記利用者の入室前と退出後で異なっている場合に、異常と判定する異常判定部と、
前記異常と判定された場合に警報を出力する警報部と、
前記トイレブースへ入室する利用者又は前記トイレブースから退出した利用者を撮影する撮影部と、
前記トイレブースを出た利用者の移動を検出する移動検出部と、
前記移動検出部の検出結果に基づき、前記異常が生じたトイレブースに入る前の利用者及び前記異常が生じたトイレブースを出た利用者が前記撮影部の撮影範囲に位置したと判定した際に前記撮影部で撮影した撮影画像を抽出する画像抽出部と、
を備えるトイレシステム。 - トイレブースへの利用者の入室及び前記トイレブースからの前記利用者の退室を検出する入退室検出部と、
前記トイレブース内の物体を検出する物体検出部と、
前記物体の検出結果を前記利用者の入室前と前記利用者の退出後で比較し、前記利用者の入室前と退出後で異なっている場合に、異常と判定する異常判定部と、
前記異常と判定された場合に警報を出力する警報部と、
複数の前記トイレブースを有するトイレ施設の外に撮影位置を定め、前記撮影位置を通ってトイレ施設に出入りする利用者を撮影する撮影部と、
前記異常と判定された場合に、前記異常が生じたトイレブースに入室した利用者又は前記異常が生じたトイレブースから出た利用者を撮影した撮影画像を抽出する画像抽出部と、
前記異常が生じたトイレブースから前記利用者が退出した後、前記異常が生じた前記トイレブースから前記撮影位置までの距離に基づく移動時間が経過したタイミングで前記撮影部に撮影された利用者を前記異常を生じさせた利用者として特定する利用者特定部と、を備えるトイレシステム。 - トイレブースへの利用者の入室及び前記トイレブースからの前記利用者の退室を検出する入退室検出部と、
前記トイレブース内の物体を検出する物体検出部と、
前記物体の検出結果を前記利用者の入室前と前記利用者の退出後で比較し、前記利用者の入室前と退出後で異なっている場合に、異常と判定する異常判定部と、
前記異常と判定された場合に警報を出力する警報部と、
前記トイレブースへ入室する利用者又は前記トイレブースから退出した利用者を撮影する撮影部と、
前記異常と判定された場合に、前記異常が生じたトイレブースに入室した利用者又は前記異常が生じたトイレブースから出た利用者を撮影した撮影画像を抽出する画像抽出部と、
複数の前記トイレブースを有するトイレ施設の出入り口から前記トイレ施設へ入った利用者の人数と前記出入り口から出た利用者の人数を計数して、前記トイレ施設内に居る利用者の人数を利用者数として求める利用者計数部と、
前記トイレ施設へ入る際に前記撮影部で撮影された利用者のうち、前記異常が生じた時点から逆算して前記異常が生じた時点の利用者数の利用者を前記異常を生じさせた利用者の候補として特定する、又は前記トイレ施設を出た際に前記撮影部で撮影された利用者のうち、前記異常が生じた時点から計数して前記異常が生じた時点の利用者数の利用者を前記異常を生じさせた利用者の候補として特定する利用者特定部と、
を備えるトイレシステム。 - トイレブースへの利用者の入室及び前記トイレブースからの前記利用者の退室を検出するステップと、
前記トイレブース内の物体を検出した結果を前記利用者の入室前と前記利用者の退出後で比較し、前記利用者の入室前と退出後で異なっている場合に、異常と判定するステップと、
前記異常と判定された場合に警報を出力するステップと、
前記トイレブースへ入室する利用者又は前記トイレブースから退出した利用者を撮影部で撮影した撮影画像を取得するステップと、
前記トイレブースを出た利用者の移動を検出するステップと、
前記検出結果に基づき、前記異常が生じたトイレブースに入る前の利用者及び前記異常が生じたトイレブースを出た利用者が前記撮影部の撮影範囲に位置したと判定した際に前記撮影部で撮影した撮影画像を抽出するステップと、
をコンピュータが実行するトイレ管理方法。
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