JP6658290B2 - 太陽光発電管理装置、太陽光発電管理方法、太陽光発電管理プログラム及びコンピュータ可読媒体 - Google Patents
太陽光発電管理装置、太陽光発電管理方法、太陽光発電管理プログラム及びコンピュータ可読媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6658290B2 JP6658290B2 JP2016097444A JP2016097444A JP6658290B2 JP 6658290 B2 JP6658290 B2 JP 6658290B2 JP 2016097444 A JP2016097444 A JP 2016097444A JP 2016097444 A JP2016097444 A JP 2016097444A JP 6658290 B2 JP6658290 B2 JP 6658290B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power generation
- photovoltaic power
- generation system
- photovoltaic
- solar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
Description
の太陽電池パネルが汚れていると判定する判定手段と、前記判定手段により前記太陽光発電システムの前記1つ又は複数の太陽電池パネルが汚れていると判定された場合に、前記太陽光発電システムの所有者に、太陽電池パネルの清掃情報を報知する報知手段と、を備える。
手段として、前記補正手段による補正後の発電損失率が前記閾値以上であった場合に、前記記憶装置内の情報に基づき、前記太陽光発電システムの各太陽電池グループの単位面積当たりの発電量を比較し、単位面積当たりの発電量が他のグループよりも少ない1つ以上の太陽電池グループが存在していた場合には、当該1つ以上の太陽電池グループに属している少なくとも1つの太陽電池パネルの表面が汚れていると判定する手段を採用しておいても良い。このような構成を採用しておけば、太陽光発電管理装置に、洗浄すべき太陽電池パネルの特定機能を付与できることになる。
状況管理プログラムを、ネットワーク通信機能を有するコンピュータにインストールすることにより実現された装置となっている。そのため、太陽光発電管理装置10の具体的なハードウェア構成の説明は省略するが、記憶部12とは、ほぼ、状況管理プログラムをインストールしたコンピュータのHDD(Hard Disk Drive)のことである。また、処理実
行部11とは、ほぼ、当該コンピュータのCPU(Central Processing Unit)を中心と
した部分のことである。
の所有者に、太陽光発電パネルの洗浄の推奨する際の情報の送信法を指定する情報(或るドレス宛にEメールで送信、携帯電話へ音声メッセージで送信等)も設定される。
Q0= 清掃料金/回収可能額 …(2)
用である。回収可能額は、太陽電池パネルを清掃した場合における処理対象システムの所定日数(例えば、1年)間の総発電量の推定値から、太陽電池パネルを清掃しなかった場合における処理対象システムの上記所定日数間の総発電量の推定値を減ずることにより得られる電力量の金額換算額である。ステップS101では、太陽電池パネルの清掃により、処理対象システムの発電効率が、基準期間における発電効率まで上昇すると仮定して、清回収可能額(掃料金対応発電損失率Q0)が算出される。また、“所定日数”としては、費用対効果の観点から、通常、後述するステップS106の報知が、“所定日数”以上の周期にて行われることになる値が使用される。ただし、自然エネルギーを有効に利用することを優先して、“所定日数”として、当該値よりも小さな値を使用しても良い。
して構成されている。そのため、何らかの対策を処理対象システムの所有者に提案するか否かをオペレータに判断させるために、太陽光発電管理装置10を、上記内容の状況判定・通知処理を行う装置として構成してあるのである。
流れ図(図4)への表記は省略してあるが、補正処理(ステップS103)の実行中に、発電損失率Qが減少している要因が、影であるとは言い切れないことを見出した場合、処理実行部11は、その旨をオペレータに通知して、検索表示処理を開始する。
上記した太陽光発電管理装置10は、各種の変形を行えるものである。例えば、太陽光発電管理装置10を、1つの太陽光発電システム20のみを管理する装置に変形することが出来る。また、太陽光発電管理装置10を、日射量データを太陽光発電システム20内の日射計26から取得しない装置(気象衛星等から日射量データを取得する装置)に変形することも出来る。
11 処理実行部
12 記憶部
20、20a、20b 太陽光発電システム
21 ストリング
22 接続箱
23 集電箱
24 パワーコンディショナ
25 キュービクル
26 日射計
27 発電量計測ユニット
28a、28b データ収集ユニット
30 ネットワーク
41 高圧系統
42 低圧系統
Claims (10)
- 太陽光発電システムの各時間帯の発電量データ、及び、前記太陽光発電システムの設置場所における各時間帯の日射量データを収集して記憶装置に記憶する情報記憶手段と、
前記記憶装置内の情報に基づき、状況判定対象期間における前記太陽光発電システムの平均的な発電効率の、前記状況判定対象期間よりも過去の基準期間における前記太陽光発電システムの平均的な発電効率からの減少率である発電損失率を算出する算出手段と、
前記記憶装置内の情報に基づき、前記太陽光発電システムが備える1つ又は複数の太陽電池パネルの表面の汚れとは異なる要因による前記太陽光発電システムの発電効率の減少分を特定し、特定結果に基づき、前記算出手段により算出された発電損失率を補正する補正手段と、
前記補正手段による補正後の発電損失率が閾値以上であった場合に、前記太陽光発電システムの前記1つ又は複数の太陽電池パネルが汚れていると判定する判定手段と、
前記判定手段により前記太陽光発電システムの前記1つ又は複数の太陽電池パネルが汚れていると判定された場合に、前記太陽光発電システムの所有者に、太陽電池パネルの清掃情報を報知する報知手段と、
を備える太陽光発電管理装置。 - 前記判定手段は、前記1つ又は複数の太陽電池パネルを清掃した場合における前記太陽光発電システムの所定日数間の総発電量と、前記1つ又は複数の太陽電池パネルを清掃しなかった場合における前記太陽光発電システムの前記所定日数間の総発電量とを推定し、推定した両総発電量の差の金額換算額と、前記太陽光発電システムの前記1つ又は複数の太陽電池パネルの清掃にかかる費用とから、前記閾値を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電管理装置。 - 前記基準期間の開始月日及び終了月日が、前記状況判定対象期間の開始月日及び終了月日とそれぞれ等しい
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽光発電管理装置。 - 前記補正手段は、少なくとも、機器故障、系統異常、出力抑制及び影による前記太陽光発電システムの発電効率の減少分を特定し、特定結果に基づき、前記算出手段により算出された発電損失率を補正する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の太陽光発電管理装置。 - 影による前記太陽光発電システムの発電効率の減少分が既定量以上であった場合に、その旨を、前記太陽光発電システムの所有者に報知する第2報知手段を、さらに備える
ことを特徴とする請求項4に記載の太陽光発電管理装置。 - 前記太陽光発電システムが、複数の太陽光発電パネルを備え、当該複数の太陽光発電パネルが、発電量を計測可能な複数の太陽電池グループに分類されたシステムであり、
前記情報記憶手段は、前記太陽光発電システムの前記複数のグループのそれぞれについての各時間帯の発電量データを収集して前記記憶装置に記憶し、
前記判定手段は、前記補正手段による補正後の発電損失率が前記閾値以上であった場合に、前記記憶装置内の情報に基づき、前記太陽光発電システムの各太陽電池グループの単位面積当たりの発電量を比較し、単位面積当たりの発電量が他のグループよりも少ない1つ以上の太陽電池グループが存在していた場合には、当該1つ以上の太陽電池グループに属している少なくとも1つの太陽電池パネルの表面が汚れていると判定する
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の太陽光発電管理装置。 - オペレータによって指定された、発電量データが前記記憶装置に記憶されている発電量
計測対象単位についての、オペレータによって指定された日である指定日における発電量の時間変化パターンと、最大日射量が前記指定日における最大日射量と等しいと見なせる各日における前記発電量計測対象単位の発電量の時間変化パターンとを、前記記憶装置内の情報に基づき表示装置に表示する表示制御手段を、さらに備える
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の太陽光発電管理装置。 - 太陽光発電システムの各時間帯の発電量データ、及び、前記太陽光発電システムの設置場所における各時間帯の日射量データを収集して記憶装置に記憶する情報記憶ステップと、
前記記憶装置内の情報に基づき、状況判定対象期間における前記太陽光発電システムの平均的な発電効率の、前記状況判定対象期間よりも過去の基準期間における前記太陽光発電システムの平均的な発電効率からの減少率である発電損失率を算出する算出ステップと、
前記記憶装置内の情報に基づき、前記太陽光発電システムが備える1つ又は複数の太陽電池パネルの表面の汚れとは異なる要因による前記太陽光発電システムの発電効率の減少分を特定し、特定結果に基づき、前記算出ステップにより算出された発電損失率を補正する補正ステップと、
前記補正ステップによる補正後の発電損失率が閾値以上であった場合に、前記太陽光発電システムの前記1つ又は複数の太陽電池パネルが汚れていると判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより前記太陽光発電システムの前記1つ又は複数の太陽電池パネルが汚れていると判定された場合に、前記太陽光発電システムの所有者に、太陽電池パネルの清掃情報を報知する報知ステップと、
を含む太陽光発電管理方法。 - コンピュータに、
太陽光発電システムの各時間帯の発電量データ、及び、前記太陽光発電システムの設置場所における各時間帯の日射量データを収集して記憶装置に記憶する情報記憶ステップと、
前記記憶装置内の情報に基づき、状況判定対象期間における前記太陽光発電システムの平均的な発電効率の、前記状況判定対象期間よりも過去の基準期間における前記太陽光発電システムの平均的な発電効率からの減少率である発電損失率を算出する算出ステップと、
前記記憶装置内の情報に基づき、前記太陽光発電システムが備える1つ又は複数の太陽電池パネルの表面の汚れとは異なる要因による前記太陽光発電システムの発電効率の減少分を特定し、特定結果に基づき、前記算出ステップにより算出された発電損失率を補正する補正ステップと、
前記補正ステップによる補正後の発電損失率が閾値以上であった場合に、前記太陽光発電システムの前記1つ又は複数の太陽電池パネルが汚れていると判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより前記太陽光発電システムの前記1つ又は複数の太陽電池パネルが汚れていると判定された場合に、前記太陽光発電システムの所有者に、太陽電池パネルの清掃情報を報知する報知ステップと、
を行わせる太陽光発電プログラム。 - 請求項9に記載の太陽光発電プログラムを記録したコンピュータ可読媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016097444A JP6658290B2 (ja) | 2016-05-13 | 2016-05-13 | 太陽光発電管理装置、太陽光発電管理方法、太陽光発電管理プログラム及びコンピュータ可読媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016097444A JP6658290B2 (ja) | 2016-05-13 | 2016-05-13 | 太陽光発電管理装置、太陽光発電管理方法、太陽光発電管理プログラム及びコンピュータ可読媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017204991A JP2017204991A (ja) | 2017-11-16 |
JP6658290B2 true JP6658290B2 (ja) | 2020-03-04 |
Family
ID=60322558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016097444A Active JP6658290B2 (ja) | 2016-05-13 | 2016-05-13 | 太陽光発電管理装置、太陽光発電管理方法、太陽光発電管理プログラム及びコンピュータ可読媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6658290B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102593165B1 (ko) * | 2021-05-04 | 2023-10-24 | 한국남동발전 주식회사 | 기상데이터를 활용한 유지보수역무 스케쥴링 시스템 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4060095B2 (ja) * | 2002-03-01 | 2008-03-12 | シャープ株式会社 | 太陽光発電管理サーバ、太陽光発電管理システム、太陽光発電管理方法およびその方法を実現するプログラムを記録した機械読取可能な記録媒体 |
JP2008161037A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-07-10 | Matsushita Electric Works Ltd | エネルギー機器稼動状況表示モニター |
JP2010512139A (ja) * | 2006-12-06 | 2010-04-15 | ソーラーエッジ エルティーディ | Dc電源を用いた分散型電力ハーベストシステムの監視システム及び方法 |
WO2012008941A1 (en) * | 2010-07-11 | 2012-01-19 | Array Converter, Inc. | Method for determining the operating condition of a photovoltaic panel |
JP5671488B2 (ja) * | 2012-03-14 | 2015-02-18 | 東京エレクトロン株式会社 | 太陽電池モジュールの効能監視システム及びその監視方法 |
JP5746098B2 (ja) * | 2012-06-11 | 2015-07-08 | トヨタ自動車株式会社 | 自然エネルギーを利用した発電システムの劣化診断装置 |
JP2014033545A (ja) * | 2012-08-03 | 2014-02-20 | Sharp Corp | 発電効率保証装置及び発電効率保証方法並びに発電効率保証装置を備えた発電システム |
JP2014060365A (ja) * | 2012-09-19 | 2014-04-03 | Nakayo Telecommun Inc | 異常警告機能を有する太陽光発電システム |
JP2015047030A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 大日本印刷株式会社 | 太陽光発電管理装置、太陽光発電管理システム、太陽光発電管理方法、プログラム、記録媒体 |
JP6339449B2 (ja) * | 2014-08-20 | 2018-06-06 | 未来工業株式会社 | 発電設備の診断システム |
-
2016
- 2016-05-13 JP JP2016097444A patent/JP6658290B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017204991A (ja) | 2017-11-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9154075B2 (en) | Solar cell module efficacy monitoring system and monitoring method therefor | |
US10956629B2 (en) | Estimation of soiling losses for photovoltaic systems from measured and modeled inputs | |
KR101862872B1 (ko) | 전력 생산 시스템 내의 장애 센서를 식별하는 시스템 및 방법 | |
JP6600653B2 (ja) | 太陽電池パネル洗浄システムの予測保守および推測パターン | |
US20170124466A1 (en) | System, Method and Cloud-Based Platform for Predicting Energy Consumption | |
CN109612029B (zh) | 效能预测方法 | |
CN113809986B (zh) | 一种低效逆变器确定方法、装置、设备及可读存储介质 | |
JPWO2016166991A1 (ja) | 太陽光発電設備の診断システムおよびプログラム | |
US20190140589A1 (en) | Computer device and method for determining whether a solar energy panel array is abnormal | |
JP2017169321A (ja) | 要因推定装置、要因推定装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体 | |
JP6901345B2 (ja) | 電力制御システムの蓄電池劣化診断方法 | |
JP6658290B2 (ja) | 太陽光発電管理装置、太陽光発電管理方法、太陽光発電管理プログラム及びコンピュータ可読媒体 | |
EP3217541A1 (en) | Method for determining solar module cleaning time point and solar module system | |
JP2013021781A (ja) | 電力供給システム | |
JP6295724B2 (ja) | 太陽電池の評価装置、評価方法及び、太陽光発電システム | |
TWI580174B (zh) | A method for judging the cleaning time of the solar module and a solar module system using the same | |
JP6129219B2 (ja) | 太陽光発電ストリングの異常検出方法および太陽光発電ストリングの異常検出プログラム | |
KR101207310B1 (ko) | 계통연계형 태양광발전 시스템의 발전성능 추정 방법 및 그 장치 | |
JP2015156764A (ja) | 配電系統の実負荷推定に資する学習データの作成方法、プログラム並びに配電系統の実負荷推定装置および推定方法 | |
JP5704968B2 (ja) | 太陽光発電システムおよびその点検方法 | |
JP2016049012A (ja) | 太陽光発電システムを有した配電系統における負荷量推定装置および負荷量推定方法 | |
JP2015047030A (ja) | 太陽光発電管理装置、太陽光発電管理システム、太陽光発電管理方法、プログラム、記録媒体 | |
Kalimeris et al. | Data-driven soiling detection in PV modules | |
CN111401689B (zh) | 光伏场站降雪日期的确定方法、装置、设备及存储介质 | |
JP2019035706A (ja) | 発電出力予測装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190307 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191225 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200107 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200120 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6658290 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |