JP6295724B2 - 太陽電池の評価装置、評価方法及び、太陽光発電システム - Google Patents
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Description
Pmax:最大出力の計測値、Pmo:太陽電池の定格出力、G:日射強度の計測値(kW/m2)、GSTC:基準日射強度=1(kW/m2)
拘わらず何箇所かの特異点が生じ、故障と誤判断されてしまう虞があった。
前記取得手段により取得された前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係から得られた、前記太陽電池の最大出力点における電力値と前記太陽電池の短絡電流値と、に基づいて前記太陽電池の出力特性を評価する評価手段と、を備え、
前記評価手段は、前記取得手段により取得された前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係の変動に基づく、前記太陽電池の出力特性の変動を緩和する安定化手段を有することを特徴とする。
値が前回の取得機会において取得された出力係数の値に対して所定割合以上異なっている場合には、当該出力係数の値を評価から除外するようにしてもよい。また、出力係数の算出結果において例えば、大きい方から所定数個の出力係数の値と、小さい方から所定数の出力係数の値を評価から除外しても構わない。さらに、出力係数の算出結果において、常に所定数の出力係数の平均値を評価に用いても構わない。
太陽電池の出力電圧と出力電流の関係を複数回取得し、複数回取得した太陽電池の出力電圧と出力電流の関係における最大出力点での電力値のうちの所定回数分の平均値である平均最大出力値と、複数回取得した太陽電池の短絡電流値の所定回数分の平均値である平均短絡電流値とを算出し、
平均最大出力値と平均短絡電流値とに基づいて定められる平均出力係数と、出力係数についての所定の閾値とを比較することで、太陽電池の出力特性を評価することを特徴とする。
前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係を複数回取得し、複数回取得した太陽電池の出力電圧と出力電流の関係から得られた前記太陽電池の最大出力点における電力値のうちの所定回数分の平均値である平均最大出力値と、複数回取得した前記太陽電池の短絡電流値の前記所定回数分の平均値である平均短絡電流値とを算出する平均値算出部を有し、
前記評価手段は、
前記平均最大出力値と前記平均短絡電流値とに基づいて定められる平均出力係数と、出力係数についての所定の閾値とを比較して、太陽電池の出力特性を評価する出力係数評価部を有することを特徴とすることを特徴とする。
て算出される出力係数の標準偏差に基づいて前記所定回数を定める標準偏差判断手段と、
前記出力係数の標準偏差がそれ以下の場合に、充分に安定した前記平均出力係数の値が得られると考えられる前記標準偏差の閾値を記憶する閾値記憶手段と、
をさらに備え、
前記標準偏差判断手段は、
前記安定化手段が前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係を複数回取得した際の各取得機会において取得された、前記最大出力点における電力値と前記短絡電流値とから、各取得機会における出力係数を算出する出力係数算出部と、
前記出力係数算出部において算出された複数の出力係数のデータについての標準偏差を算出する標準偏差算出部と、
前記標準偏差算出部によって算出された標準偏差が、前記閾値記憶手段に記憶された前記標準偏差の閾値以下になるときの前記出力係数のデータ数を算出するデータ数算出部と、を備え、
前記データ数算出部によって算出されたデータ数を、前記平均値算出部が平均最大出力値と平均短絡電流値とを算出する際の所定回数として設定するようにしてもよい。
前記評価手段は、前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係、前記太陽電池の最大出力点における電力値及び短絡電流値の少なくとも一つを、前記取得手段によって取得された前記太陽電池の温度に基づいて補正した上で、前記太陽電池の出力特性を評価するようにしてもよい。これによれば、太陽電池の温度の平均出力係数への影響を除外することができ、より精度よく、太陽電池の出力特性の評価を行うことが可能である。
上記の太陽電池の評価装置と、
太陽電池モジュールの出力を昇圧するとともに直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナと、を備え
前記取得手段と、前記評価手段と、前記標準偏差判断手段と、前記閾値記憶手段のうち、少なくとも一つを、前記パワーコンディショナ内に組み込んだことを特徴とする太陽光発電システムであってもよい。
前記太陽電池の出力電圧と出力電流との関係から得られた、前記太陽電池の最大出力点における電力値と前記太陽電池の短絡電流値とに基づいて前記太陽電池の出力特性を評価する、太陽電池の評価方法であって、
前記太陽電池の出力電圧と出力電流との関係を複数回取得し、複数回取得した太陽電池の出力電圧と出力電流との関係から得られた、前記最大出力点における電力値のうちの所定回数分の平均値である平均最大出力値と、前記太陽電池の短絡電流値のうちの前記所定回数分の平均値である平均短絡電流値とを算出し、
前記平均最大出力値と前記平均短絡電流値とに基づいて定められる平均出力係数と、出力係数についての所定の閾値とを比較することで、太陽電池の出力特性を評価することを特徴とする太陽電池の評価方法であってもよい。
算出された各取得機会における出力係数についての標準偏差を算出し、
前記算出された標準偏差が、所定の閾値以下になるときの、前記太陽電池の出力電圧と出力電流との関係の取得回数を算出し、
前記取得回数を、前記平均最大出力値と平均短絡電流値とを算出する際の所定回数として設定するようにしてもよい。また、その際の所定の閾値は、太陽電池の出力の値の信頼区間に基づいて定められるようにしてもよい。
前記取得手段により取得された前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係に基づいて、前記太陽電池の出力特性を導出する特性導出手段と、
前記太陽電池の出力特性を閾値と比較することで評価する特性評価手段と、
を備え、
前記取得手段は前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係を複数回取得するとともに、前記特性導出手段は前記太陽電池の出力特性を複数回導出し、
前記特性評価手段は、前記取得手段によって連続して取得された前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係が所定程度以上に変動している場合または、前記特性導出手段によって連続して導出された前記太陽電池の出力特性が所定程度以上に変動している場合には、前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係または前記太陽電池の出力特性を排除するフィルタ手段を有することを特徴とする太陽電池の評価装置であってもよい。
前記太陽電池の出力電圧と出力電流との関係に基づいて前記太陽電池の出力特性を評価する、太陽電池の評価方法であって、
前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係を複数回取得するとともに、前記太陽電池の出力特性を複数回取得し、
連続して取得された前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係が類似していない場合または、連続して導出された前記太陽電池の出力特性が類似していない場合には、該前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係または該太陽電池の出力特性を排除することを特徴とする太陽電池の評価方法であってもよい。
太陽電池のI−Vカーブの評価方法としては、出力係数PRを先述の数式(1)のように定義し、基準となる日射強度1kW/m2という条件の下での出力を表す指標が提案されていた。しかしながら、太陽電池と日射計では応答時間が異なるため、出力係数を算出する際には大きな誤差を含んでしまい、正しい評価ができない場合があった。
次に、本発明の実施例2について説明する。実施例1においては、太陽電池のI−Vカーブの最大出力のN個の計測値の平均値と、太陽電池の短絡電流値のN個の計測値の平均値とを用いて、太陽電池の平均出力係数を評価した。また、Nの値は予め定められた一定値とすることが前提であった。これに対し本実施例においては、太陽電池のI−Vカーブの最大出力と短絡電流値の各計測機会において出力係数を算出し、この出力係数の標準偏差を算出し、この標準偏差が所定の閾値より小さくなる際の測定データ数を、平均値の算出に使用するデータ数Nとする。
次に、実施例3について説明する。本実施例では、実施例2で説明したI−Vカーブ評価ルーチン2における標準偏差の閾値を、出力係数の信頼区間に基づいて決定する例について説明する。
すなわち、この場合は標準偏差の閾値を5√N/3と定めればよいことになる。このように、信頼区間から閾値を決めてもよいが、この場合には閾値はNの値に応じて変化することとなる。
次に、本発明の実施例4について説明する。本実施例では、太陽電池のI−Vカーブ、短絡電流の他に太陽電池の温度を取得して、太陽電池の出力特性の計測値を補正する例について説明する。
I2=I1+Isc1(Isc2/Isc1−1)+α(T2−T1)・・・・・・(9a)
V2=V1+β(T2−T1)−Rs・(I2−I1)−K・I2(T2−T1)・・(9b)
α:1℃の温度上昇による短絡電流Iscの変動値(A/℃)、β:1℃の温度上昇による開放電圧Vocの変動値(V/℃)、Rs:太陽電池の直列抵抗(Ω)、K:曲線補正因子(Ω/℃)
S213の処理が終了するとS214に進む。
S214の処理が終了すると、S215に進む。
また、太陽電池の温度の平均値は先述の数式(10)により、短絡電流の平均値は数式(
5)により算出される。
次に、実施例5について説明する。本実施例においては、太陽電池評価システムの構成の様々な態様について説明する。
態様においては、計測データ取得部45、演算部46、標準偏差判断部47、評価部48、閾値記憶部49が、DC/DCコンバータ44a、インバータ44bとともにパワーコンディショナ44内に構成されている。
次に、本発明の実施例6について説明する。実施例1〜実施例5においては、太陽電池の出力特性を評価する際に、平均出力係数を用いることを前提としていたが、本実施例においては、平均出力係数を用いない例について説明する。
そして、図21に示したように出力係数のグラフに特異点が現れた場合には、特異点に相当するデータを排除する。より具体的には、横軸に計測回数、縦軸に出力係数をとった図21(b)のようなグラフにおいて、前回の値に対して出力係数が例えば±20%以上変化した値が現れた場合には、その値を削除してもよい。
次に、本発明の実施例7について説明する。本実施例においては、数式(3)で示される平均出力係数を用いて太陽電池の出力特性を評価するのではなく、数式(19)で示される出力係数を用いて太陽電池の出力特性を評価する例について説明する。本実施例における太陽光発電システムのハード構成は、図3に示すものとして説明するが、実施例1〜6において説明したいずれのハード構成を適用しても構わない。
本実施例における閾値は、連続して取得された2本のI−Vカーブにおける、各定義式に従った距離Eが、この値未満であれば、前記2本のI−Vカーブは安定した取得条件下で取得され信頼性が高いと判断できる値であり、予め実験的または理論的に定められるものである。
2、62a、62b・・・太陽電池
3、・・・電流電圧特性計測部
5、35、45、55・・・計測データ取得部
6、46、56・・・演算部
8、48、58・・・評価部
8a、58a・・・表示器
17、47、57・・・標準偏差判断部
19、49、59・・・閾値記憶部
24a・・・温度計
34、44、64、74・・・パワーコンディショナ
34a、44a、74a・・DC/DCコンバータ
34b、44b、74b・・・インバータ
36・・・負荷
54・・・I−V特性計測装置
63a、63b・・・スイッチ
Claims (23)
- 太陽電池の出力電圧と出力電流の関係を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係から得られた、前記太陽電池の最大出力点における電力値と前記太陽電池の短絡電流値と、に基づいて前記太陽電池の出力特性を評価する評価手段と、を備え、
前記評価手段は、前記取得手段により取得された前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係の変動に基づく、前記太陽電池の出力特性の変動を緩和する安定化手段を有し、
前記安定化手段は、
前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係を複数回取得し、複数回取得した太陽電池の出力電圧と出力電流の関係から得られた前記太陽電池の最大出力点における電力値のうちの所定回数分の平均値である平均最大出力値と、複数回取得した前記太陽電池の短絡電流値の前記所定回数分の平均値である平均短絡電流値とを算出する平均値算出部を有し、
前記評価手段は、
前記平均最大出力値と前記平均短絡電流値とに基づいて定められる平均出力係数と、出力係数についての所定の閾値とを比較して、太陽電池の出力特性を評価する出力係数評価部を有し、
前記最大出力点における電力値と前記短絡電流値とに基づいて算出される出力係数の標準偏差に基づいて前記所定回数を定める標準偏差判断手段と、
前記出力係数の標準偏差がそれ以下の場合に、充分に安定した前記平均出力係数の値が得られると考えられる前記標準偏差の閾値を記憶する閾値記憶手段と、
をさらに備え、
前記標準偏差判断手段は、
前記安定化手段が前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係を複数回取得した際の各取得機会において取得された、前記最大出力点における電力値と前記短絡電流値とから、各取得機会における出力係数を算出する出力係数算出部と、
前記出力係数算出部において算出された複数の出力係数のデータについての標準偏差を算出する標準偏差算出部と、
前記標準偏差算出部によって算出された標準偏差が、前記閾値記憶手段に記憶された前記標準偏差の閾値以下になるときの前記出力係数のデータ数を算出するデータ数算出部と、を備え、
前記データ数算出部によって算出されたデータ数を、前記平均値算出部が平均最大出力
値と平均短絡電流値とを算出する際の所定回数として設定することを特徴とする、太陽電池の評価装置。 - 前記閾値記憶手段に記憶される前記標準偏差の閾値は、太陽電池の出力係数の値の信頼区間に基づいて定められることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池の評価装置。
- 前記太陽電池の出力特性の評価結果を表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の太陽電池の評価装置。
- 前記取得手段は、さらに太陽電池の温度を取得し、
前記評価手段は、前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係、前記太陽電池の最大出力点における電力値及び短絡電流値の少なくとも一つを、前記取得手段によって取得された前記太陽電池の温度に基づいて補正した上で、前記太陽電池の出力特性を評価することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の太陽電池の評価装置。 - 前記取得手段と、前記評価手段のうち、少なくとも一つを、可搬性の筐体内に収納したことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の太陽電池の評価装置。
- 前記取得手段と、前記評価手段と、前記標準偏差判断手段と、前記閾値記憶手段のうち、少なくとも一つを、可搬性の筐体内に収納したことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の太陽電池の評価装置。
- 請求項1から4のいずれか一項に記載の太陽電池の評価装置における前記取得手段と、前記評価手段のうちの少なくとも一つと、DC/DCコンバータと、インバータと、を有するパワーコンディショナ。
- 請求項1から4のいずれか一項に記載の太陽電池の評価装置における前記取得手段と、前記評価手段と、前記標準偏差判断手段と、前記閾値記憶手段のうちの少なくとも一つと、DC/DCコンバータと、インバータと、を有するパワーコンディショナ。
- 太陽電池モジュールと、
請求項1から4のいずれか一項に記載の太陽電池の評価装置と、
太陽電池モジュールの出力を昇圧するとともに直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナと、を備えることを特徴とする太陽光発電システム。 - 前記取得手段と、前記評価手段のうち、少なくとも一つを、前記パワーコンディショナ内に組み込んだことを特徴とする請求項9に記載の太陽光発電システム。
- 太陽電池モジュールと、
請求項1から4のいずれか一項に記載の太陽電池の評価装置と、
太陽電池モジュールの出力を昇圧するとともに直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナと、を備え
前記取得手段と、前記評価手段と、前記標準偏差判断手段と、前記閾値記憶手段のうち、少なくとも一つを、前記パワーコンディショナ内に組み込んだことを特徴とする太陽光発電システム。 - 太陽電池の出力電圧と出力電流との関係を取得し、
前記太陽電池の出力電圧と出力電流との関係から得られた、前記太陽電池の最大出力点における電力値と前記太陽電池の短絡電流値とに基づいて前記太陽電池の出力特性を評価する、太陽電池の評価方法であって、
前記太陽電池の出力電圧と出力電流との関係を複数回取得し、複数回取得した太陽電池の出力電圧と出力電流との関係から得られた、前記最大出力点における電力値のうちの所定回数分の平均値である平均最大出力値と、前記太陽電池の短絡電流値のうちの前記所定回数分の平均値である平均短絡電流値とを算出し、
前記平均最大出力値と前記平均短絡電流値とに基づいて定められる平均出力係数と、出力係数についての所定の閾値とを比較することで、太陽電池の出力特性を評価し、
前記太陽電池の出力電圧と出力電流との関係を複数回取得した際の、各取得機会において取得された前記最大出力点における電力値と前記短絡電流値とから、各取得機会における出力係数を算出し、
算出された各取得機会における出力係数についての標準偏差を算出し、
前記算出された標準偏差が、所定の閾値以下になるときの、前記太陽電池の出力電圧と出力電流との関係の取得回数を算出し、
前記取得回数を、前記平均最大出力値と平均短絡電流値とを算出する際の所定回数として設定することを特徴とする、太陽電池の評価方法。 - 前記所定の閾値は、太陽電池の出力の値の信頼区間に基づいて定められることを特徴とする請求項12に記載の太陽電池の評価方法。
- 前記取得手段により取得された前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係に基づいて、前記太陽電池の出力特性を導出する特性導出手段と、
前記太陽電池の出力特性を閾値と比較することで評価する特性評価手段と、
を備え、
前記取得手段は前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係を複数回取得するとともに、前記特性導出手段は前記太陽電池の出力特性を複数回導出し、
前記特性評価手段は、前記取得手段によって連続して取得された前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係が所定程度以上に変動している場合または、前記特性導出手段によって連続して導出された前記太陽電池の出力特性が所定程度以上に変動している場合には、前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係または前記太陽電池の出力特性を排除するフィルタ手段を有することを特徴とする請求項1に記載の太陽電池の評価装置。 - 前記特性導出手段は、前記取得手段により取得された前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係から得られた前記太陽電池の最大出力点における電力値と、前記太陽電池の短絡電流または日射強度とに基づいて、前記太陽電池の出力特性を導出することを特徴とする請求項14に記載の太陽電池の評価装置。
- 前記太陽電池の出力特性の評価結果を表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項14または15に記載の太陽電池の評価装置。
- 前記取得手段は、さらに太陽電池の温度を取得し、
前記特性導出手段は、前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係、前記太陽電池の最大出力点における電力値または、前記太陽電池の短絡電流値を、前記取得手段によって取得された前記太陽電池の温度に基づいて補正した上で、前記太陽電池の出力特性を導出することを特徴とする請求項15に記載の太陽電池の評価装置。 - 前記取得手段と前記特性導出手段と前記特性評価手段のうち、少なくとも一つを、可搬性の筐体内に収納したことを特徴とする請求項14から17のいずれか一項に記載の太陽電池の評価装置。
- 請求項14から17のいずれか一項に記載の太陽電池の評価装置における前記取得手段と前記特性導出手段と前記特性評価手段のうちの少なくとも一つと、DC/DCコンバー
タと、インバータと、を有するパワーコンディショナ。 - 太陽電池モジュールと、
請求項14から17のいずれか一項に記載の太陽電池の評価装置と、
太陽電池モジュールの出力を昇圧するとともに直流電力を交流電力に変換するパワーコンディショナと、を備えることを特徴とする太陽光発電システム。 - 前記取得手段と前記特性導出手段と前記特性評価手段のうち、少なくとも一つを、前記パワーコンディショナ内に組み込んだことを特徴とする請求項20に記載の太陽光発電システム。
- 前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係を複数回取得するとともに、前記太陽電池の出力特性を複数回取得し、
連続して取得された前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係が類似していない場合または、連続して導出された前記太陽電池の出力特性が類似していない場合には、該前記太陽電池の出力電圧と出力電流の関係または該太陽電池の出力特性を排除することを特徴とする請求項12に記載の太陽電池の評価方法。 - 前記太陽電池の出力電圧と出力電流との関係から得られた前記太陽電池の最大出力点における電力値と、前記太陽電池の短絡電流または日射強度とに基づいて前記太陽電池の出力特性を評価することを特徴とする請求項22に記載の太陽電池の評価方法。
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2014
- 2014-02-28 JP JP2014039237A patent/JP6295724B2/ja active Active
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CN108322186A (zh) * | 2018-01-23 | 2018-07-24 | 河海大学常州校区 | 一种光伏系统故障监控方法及系统 |
CN108322186B (zh) * | 2018-01-23 | 2020-02-21 | 河海大学常州校区 | 一种光伏系统故障监控方法及系统 |
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