JP6658084B2 - エンジン及びこれを備えた車両 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン及びこれを備えた車両に関し、特に、予混合圧縮着火式のエンジン及びこれを備えた車両に関する。
昨今のエンジンにおいては、更なる燃費向上を目的として、予混合圧縮着火式のガソリンエンジンが検討されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のエンジンは、筒内に直接燃料を噴射する直噴式のエンジンであり、点火プラグによる混合気の点火(SI:Spark Ignition)と、点火プラグを用いず、予め空気と燃料を混合した混合気を圧縮して自己着火させる予混合圧縮着火(HCCI:Homogeneous Charge Compression Ignition)とが切替え可能に構成されている。
特許文献1では、比較的エンジン回転数及びエンジン負荷が小さい運転領域(HCCI領域)において予混合圧縮着火が実施され、比較的エンジン負荷が大きい運転領域(SI領域)においてSI点火が実施される。すなわち、エンジン回転数やエンジン負荷に応じてSI点火と予混合圧縮着火とが切替えられる。
特開2010−236467号公報
ところで、上記した予混合圧縮着火を実現できる運転領域(燃焼領域)は限られており、予混合圧縮着火を制御するのは非常に困難である。例えば、筒内に燃料を噴射した際に筒内温度が低下する結果、混合気の自己着火に必要な温度を得られず失火してしまうことが考えられる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、筒内温度を低下させることなく、混合気を適切に自己着火させることが可能なエンジン及びこれを備えた車両を提供することを目的とする。
本発明に係るエンジンは、筒内に直接燃料を噴射する燃料噴射装置を備え、空気と燃料を混合した混合気を筒内で圧縮して自己着火させる予混合圧縮着火式のエンジンであって、所定のエンジン回転数及びアクセル操作に応じて算出されたエンジン負荷に基づいて予混合圧縮着火が可能な予混合圧縮着火領域において、前記予混合圧縮着火領域は、前記エンジン負荷の小さい第1の予混合圧縮着火領域と、前記エンジン負荷の大きい第3の予混合圧縮着火領域と、その間の第2の予混合圧縮着火領域と、に分割され、前記エンジン負荷が大きくなるに従って、負のバルブオーバラップ期間を短くし、前記第1の予混合圧縮着火領域では、負のバルブオーバラップ期間に燃料を噴射し、前記第2の予混合圧縮着火領域では、吸気行程時に燃料を噴射し、前記第3の予混合圧縮着火領域では、圧縮行程中の燃焼開始前までに少なくとも2回以上燃料を噴射し、前記予混合圧縮着火から火花点火に切替える際に、前記第1の予混合圧縮着火領域から前記火花点火に移行する場合には前記第2及び第3の予混合圧縮着火領域を経由し、前記第2の予混合圧縮着火領域から前記火花点火に移行する場合には前記第3の予混合圧縮着火領域を経由することを特徴とする。
この構成によれば、負のバルブオーバラップ期間に燃料が噴射されることで、燃焼前の筒内温度を上昇させることができる。よって、混合気の自己着火に必要な温度を確保することができ、失火させることなく、適切に混合気を自己着火させることが可能になる。また、吸気行程時に燃料を噴射することで、混合気が燃焼開始するまでの間に、空気と燃料が混合するまでの時間を確保することができる。この結果、筒内で均質化された混合気を燃焼させることができ、燃焼効率の高い燃焼を行うことが可能になる。更に、複数回に分けて燃料を噴射することで混合気にムラができる。この結果、成層燃焼を行うことができ、燃焼を緩慢化させることができる。よって、比較的エンジン負荷が高い場合であっても混合気を予混合圧縮着火が可能となり、更なる燃費の向上が実現される。また、混合気が成層燃焼されることで、混合気を全体的に効率よく燃焼させることができ、排ガス性能の低下を防止することもできる。また、エンジン負荷が段階的に大きくなることで、急激なトルク変動を防止することができ、予混合圧縮着火から火花点火へスムーズに切替えることが可能になる。
また、本発明に係る上記エンジンは、点火装置の火花を用いた混合気の火花点火と予混合圧縮着火とを切替え可能に構成され、予混合圧縮着火から火花点火に切替える際に、負のバルブオーバラップ期間をゼロにすると共に、前記点火装置による火花点火を開始することが好ましい。この構成によれば、負のバルブオーバラップ期間を無くすことにより、エンジン負荷を高めることなく急激なトルク変動を防止することができ、予混合圧縮着火から火花点火へスムーズに切替えることが可能になる。
また、本発明に係る車両は、上記したエンジンを備えることが好ましい。この構成によれば、上記したエンジンによる作用効果を車両で享受することができる。
本発明によれば、負のバルブオーバラップ期間に燃料を噴射することにより、筒内温度を低下させることなく、混合気を適切に自己着火させることができる。
本実施の形態に係るエンジンの概念図である。 本実施の形態に係るエンジンの燃焼マップを示す図である。 本実施の形態に係るエンジンにおいて、エンジン負荷に対する吸気バルブ及び排気バルブの開閉タイミングを示す図である。 本実施の形態に係るエンジンにおいて、エンジン負荷に対する燃料噴射タイミングを示すグラフである。 本実施の形態に係るエンジンの制御フローを示す図である。 本実施の形態に係るエンジンの制御フローを示す図である。 本実施の形態に係るエンジンの制御フローを示す図である。 本実施の形態に係るエンジンにおいて、エンジン負荷に対する過給圧及びEGR弁開度を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下においては、本発明に係るエンジンを自動四輪車に適用した例について説明するが、適用対象はこれに限定されることなく変更可能である。例えば、本発明に係るエンジンを他のタイプの車両(例えば自動二輪車)に適用してもよい。また、以下の各図では、説明の便宜上、一部の構成を省略している。
図1を参照して、本実施の形態に係るエンジンの概略構成について説明する。図1は本実施の形態に係るエンジンの概念図である。なお、本実施の形態において、自動四輪車が通常備えている構成(例えばクランクセンサ等)は備えているものとし、説明は省略する。
本実施の形態に係るエンジン1は、点火装置(不図示)による混合気の火花点火(SI:Spark Ignition)と、点火装置を用いず、予め空気と燃料を混合した混合気を圧縮して自己着火させる予混合圧縮着火(HCCI:Homogeneous Charge Compression Ignition)とを切替え可能に構成されている。エンジン1は、例えば、直列多気筒(本実施の形態では4気筒)のガソリンエンジンである。
エンジン1は、シリンダブロック10の各気筒内に直接燃料を噴射する燃料噴射装置11を備えている。各気筒内には、筒内の圧力を検知する筒内圧センサ12が設けられている。また、エンジン1には、可変バルブタイミング機構(不図示)を備えた動弁装置13が設けられている。詳細は後述するが、動弁装置13は、エンジン負荷やエンジン回転数に応じて吸気バルブ及び排気バルブ(共に不図示)の開閉タイミングを変更することにより、後述するバルブオーバラップ期間を調整する。
エンジン1の吸気側には、インテークマニホールド14を介して吸気管15が接続されている。吸気管15には、上流側からスロットルバルブ16、過給機17(コンプレッサ17b)、及びインタークーラ18が設けられている。一方、エンジン1の排気側には、エキゾーストマニホールド19を介して排気管20が接続されている。排気管20には、上流側からLAFセンサ21、過給機17(タービン17a)、触媒装置22が設けられている。
燃料噴射装置11は、直噴式のインジェクタで構成され、後述するECU26からの命令に応じて筒内に燃料を噴射する。筒内圧センサ12は、例えば圧電素子を備えたピエゾ式圧力センサであり、筒内の燃焼圧力に応じた電圧信号を出力する。当該電圧信号は、ECU26に出力される。スロットルバルブ16は、運転者のアクセル操作に応じて開度を調整する弁体である。スロットルバルブ16の開度が調整されることで吸入空気の流量が調整される。
過給機17は、排気ガスの圧力でタービン17aを回してコンプレッサ17bを駆動するターボチャージャーであり、コンプレッサ17bで吸入空気を圧縮する。具体的に過給機17は、排気管20側に設けられるタービン17aと吸気管15側に設けられるコンプレッサ17bとがターボシャフト17cによって同軸に接続されている。インタークーラ18は、過給機17で圧縮された吸入空気を冷却する。
LAFセンサ21(Linear Air-fuel Ratio Sensor)は、排気ガス中の酸素濃度から空燃比を検出する。LAFセンサ21は、例えば、ジルコニア式酸素センサで構成され、酸素濃度に応じて変化する電流値から空燃比を検出する。当該空燃比は、ECU26に出力される。触媒装置22は、排気ガスを浄化するものであり、例えば、三元触媒で構成される。触媒装置22は、排気ガス内の汚染物質(一酸化炭素、炭化水素や窒素酸化物等)を無害な物質(二酸化炭素、水、窒素等)に変換する。
また、本実施の形態に係るエンジン1には、排気ガスの一部を吸気側に戻して再燃焼させるEGRシステム(Exhaust Gas Recirculation system)が採用されている。具体的には、触媒装置22の下流側の排気管20とスロットルバルブ16の下流側の吸気管15とが配管23によって接続されている。当該配管23には、排気側から順に、排気ガスを冷却するEGRクーラ24と、排気ガスの吸入量を調整するEGRバルブ25が設けられている。
また、エンジン1は、上記構成の他、エンジン1内の各種動作を統括制御するECU26を備えている。ECU26は、エンジン1内の各種処理を実行するプロセッサやメモリ等により構成されている。メモリは、用途に応じてROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の記憶媒体で構成される。メモリには、エンジン1の各部を制御する制御プログラム等が記憶されている。
特にECU26は、エンジン負荷やエンジン回転数に基づいた燃焼マップ(図2参照)をメモリに記憶している。この燃焼マップには、点火装置を用いた点火が可能な火花点火領域(後述するSI領域)と、予混合圧縮着火が可能な予混合圧縮着火領域(後述するHCCI領域)とが含まれている。詳細は後述するが、ECU26は、運転者のアクセル操作から要求されるエンジン負荷を算出し、図示しないクランクセンサから検出されるエンジン回転数と当該エンジン負荷に基づいて、上記した燃焼マップから火花点火と予混合圧縮着火とを切替えるようにエンジン1の各種動作を制御する。
このように構成されるエンジン1では、運転者のアクセル操作に応じてスロットルバルブ16の開度が調整され、エアクリーナ(不図示)を経由したクリーンな吸入空気が過給機17に導入される。過給機17では吸入空気が圧縮され、吸入空気は、インタークーラ18で冷却された後に筒内へ供給される。筒内では、所定のタイミングで燃料が噴射され、吸入空気と燃料とが混合される。このとき、点火装置による火花点火、又は予混合圧縮自己着火によって混合気が燃焼される。燃焼後の排気ガスは、エキゾーストマニホールド19から排気管20及び触媒装置22を通じて外に排出される。
ところで、従来より検討がなされている予混合圧縮着火式のエンジンにおいては、エンジン負荷の広範囲にわたってHCCI運転を実現するために、エンジン負荷に応じて燃料噴射のタイミングや燃料噴射の回数を変更するようにエンジンの動作が制御される。例えば、比較的エンジン負荷が低い領域においては、一段直噴により筒内に燃料を供給して混合気を自己着火させている。一方、比較的エンジン負荷が高い領域では、混合気が一気に燃焼することに起因した騒音や筒内の圧力増加がエンジンの強度に影響を与えるため、燃料を複数回にわたって噴射することで、燃焼の緩慢化を図っている。
しかしながら、上記した低負荷領域では、エンジン負荷が低くなるほど筒内温度が下がるため、混合気の自己着火に必要な温度が確保されずに失火してしまうという問題がある。また、高負荷領域では、1回目に噴射された燃料が、燃焼に至るまでの間に新気と混合して均一化してしまう。このため、所望の成層度が得られず、混合気の燃焼を適切に緩慢化することが難しいという問題がある。さらに、2回目以降に噴射された燃料が十分に蒸発しないまま燃焼されることで、PM(Particulate Matter)排出量増加の要因ともなり得る。
そこで、本実施の形態に係るエンジン1は、HCCI運転が可能な領域(後述する領域H)をエンジン負荷及びエンジン回転数に基づいて複数(本実施の形態では3つ)の領域H〜Hに分割し(図2参照)、各領域H〜H毎に燃料の噴射タイミングや噴射回数を変更するように制御している。
例えば、比較的エンジン負荷の小さい領域Hでは、吸気バルブ及び排気バルブが共に閉じた負のバルブオーバラップ期間T(図3参照)に燃料を噴射する。これにより、前サイクルにおける燃焼熱に加えて筒内温度を上昇させることができる。よって、混合気の自己着火に必要な温度を確保することができ、失火させることなく、適切に混合気を自己着火させることが可能になった。
また、比較的エンジン負荷の大きい領域Hでは、圧縮行程中の燃焼開始前までに少なくとも2回以上燃料を噴射する。このように、複数回に分けて燃料を噴射することで混合気にムラができ、成層燃焼を行うことが可能になった。この結果、燃焼を緩慢化させることができると共に、排ガス性能の低下を防止することができる。
次に、図2を参照して、本実施の形態に係るエンジンの燃焼マップについて説明する。図2は、本実施の形態に係るエンジンの燃焼マップを示す図である。
図2に示すように、燃焼マップでは、横軸がエンジン回転数を表し、縦軸がエンジン負荷を表している。この燃焼マップでは、所定のエンジン回転数N(以下、単に回転数Nと記す)及びエンジン負荷L(以下、単に負荷Lと記す)を境界にして、点火装置を用いた点火が可能な火花点火領域S(SI領域、以下、単に領域Sと記す)と、予混合圧縮着火が可能な予混合圧縮着火領域H(HCCI領域、以下、単に領域Hと記す)とが設定されている。
具体的には、エンジン回転数が所定の回転数N以下で且つエンジン負荷が所定の負荷L以下の領域が領域Hである。領域Hでは、点火装置を用いず、混合気を圧縮自己着火させて燃焼させる予混合圧縮着火が行われる。一方、エンジン回転数が所定の回転数Nより大きい又はエンジン負荷が所定の負荷Lより大きい領域が領域Sである。領域Sでは、点火装置を用いた通常の火花点火により、混合気の着火が行われる。これらの領域H、Sは更に細かく領域が分けられている。
領域Hは、エンジン負荷ごとに3つの領域H〜Hに分けられており、エンジン負荷の低い方から順番に、領域H(第1HCCI領域)、領域H(第2HCCI領域)、領域H(第3HCCI領域)となっている。ここで、燃焼マップ上の各領域H〜Hの境界値となるエンジン回転数及びエンジン負荷を、それぞれ回転数N、負荷L、Lとする。回転数Nは、所定の回転数Nより小さく設定されている。負荷Lは、所定の負荷L及び負荷Lより小さく設定されており、負荷Lは、所定の負荷Lより小さく設定されている。
領域Hは、燃焼マップ上において、エンジン回転数が回転数N以下でエンジン負荷が所定の負荷L以下の領域を示している。この領域Hでは、後述する負のバルブオーバラップ期間T(図4参照)と吸気行程時に、燃料が噴射される。領域Hは、燃焼マップ上において、領域Hより上で、エンジン回転数が所定の回転数N以下で且つエンジン負荷が負荷L以下の領域を示している。この領域Hでは、吸気行程時に一度だけ燃料が噴射される。領域Hは、燃焼マップ上において、領域Hより高負荷で、エンジン回転数が所定の回転数N以下で且つエンジン負荷が所定の負荷L以下の領域を示している。この領域Hでは、圧縮行程中の燃焼開始前までに少なくとも2回以上燃料が噴射される。
領域Sは、混合気の濃度に応じて3つの領域S、S、Sに分けられている。領域Sは、理論空燃比に基づいた混合気の燃焼が行われるストイキSI領域である。領域Sは、エンジン負荷が所定の負荷Lより大きい領域に設定されている。領域Sは、理論空燃比より薄い濃度で混合気の燃焼が行われるリーンSI領域である。領域Sは、エンジン回転数が所定の回転数Nより大きい領域に設定されている。領域Sは、理論空燃比より濃い濃度で混合気の燃焼が行われるリッチSI領域である。領域Sは、領域Sより高負荷高回転側の領域に設定されている。
本実施の形態では、この燃焼マップに基づいて、燃料の噴射タイミングや噴射回数、吸気バルブ及び排気バルブの開閉タイミング等が制御される。このように、燃焼マップを複数の領域に分割したことで、エンジンの状態に応じて適宜燃焼方式を切替えることが可能になっている。各領域における燃料の噴射タイミング等の制御については後述する。
次に、図3を参照して、エンジン負荷に対する吸気バルブ及び排気バルブの開閉タイミングについて説明する。図3は、本実施の形態に係るエンジンにおいて、エンジン負荷に対する吸気バルブ及び排気バルブの開閉タイミングを示す図である。図3においては、横軸がエンジン負荷を示し、縦軸が時間を示している。また、図3の縦軸におけるBDCはクランクシャフトの下死点(Bottom Dead Center)を示し、TDCはクランクシャフトの上死点(Top Dead Center)を示している。
上記したように、本実施の形態では、動弁装置13(図1参照)が、エンジン負荷やエンジン回転数に応じて吸気バルブ及び排気バルブの開閉タイミングを調整するように構成されている。図3では、実線で示す部分が吸気バルブの開閉タイミングを示し、一点鎖線で示す部分が排気バルブの開閉タイミングを示している。
具体的には、IVO(Intake Valve Open)が吸気バルブの開くタイミングを示し、IVC(Intake Valve Close)が吸気バルブの閉まるタイミングを示している。一方、EVO(Exhaust Valve Open)が排気バルブの開くタイミングを示し、EVC(Exhaust Valve Close)が排気バルブの閉まるタイミングを示している。
特に、排気行程から吸気行程に至るTDCの前後においては、吸気バルブ及び排気バルブが共に開いた状態を示す正のバルブオーバラップ期間T、又は、吸気バルブ及び排気バルブが共に閉じた状態を示す負のバルブオーバラップ期間Tが設定されている。なお、図3では説明の便宜上、これらのバルブオーバラップ期間T、Tを斜線のハッチングで示している。
通常、点火装置によるSI燃焼では、吸気の充填効率を高めるために、上記した正のバルブオーバラップ期間を設けている。しかしながら、HCCI燃焼では、吸気バルブ及び排気バルブが共に開いてしまうと筒内温度の低下が起きてしまうため、負のバルブオーバラップ期間を設けることで筒内温度の低下を防止している。
具体的に本実施の形態では、エンジン負荷に応じて各バルブオーバラップ期間T、Tを変更するように構成されている。図3に示すように、領域Hから領域Hに向かってエンジン負荷が高くなるに従って、負のバルブオーバラップ期間Tが短くなるようにバルブタイミングが調整される。そして、領域H(領域H)から領域Sに移行する境界部分では、負のバルブオーバラップ期間Tがゼロになる。さらにエンジン負荷が高くなると、徐々に正のバルブオーバラップ期間Tが長くなるようにバルブタイミングが調整される。
次に、図4を参照して、燃焼マップの各領域における燃料の噴射タイミング等について説明する。図4は、本実施の形態に係るエンジンにおいて、エンジン負荷に対する燃料噴射タイミングを示すグラフである。なお、図4における横軸及び縦軸は、図3と同様であるため、説明を省略する。また、図4では説明の便宜上、燃料噴射を実施している時間をドットのハッチングで示している。
図4に示すように、領域Hにおいては、負のバルブオーバラップ期間Tで一回燃料が噴射された後、吸気行程時のBDCの手前において、もう一回燃料が噴射される。このように、負のバルブオーバラップ期間Tで燃料が噴射されることにより、前サイクルの燃焼熱に加えて燃焼前の筒内温度を上昇させることができる。この結果、混合気の自己着火に必要な温度を確保することができ、失火を防止しつつ自己着火を促進することが可能になる。
特に、エンジン負荷の低い領域Hは、混合気が自己着火し難い領域であり、負のオーバラップ期間Tで燃料を噴射して自己着火をし易くすることにより、全体としてHCCI運転が可能な領域Hを拡大することができる。この結果、更なる燃費の向上を実現することができる。なお、負のバルブオーバラップ期間Tにおける燃料噴射量は、次の燃焼までに噴射される燃料のうち、50%以下に調整されることが好ましい。
領域Hにおいては、吸気行程時に一回だけ燃料が噴射される。具体的に領域Hでは、エンジン負荷が高くなるにつれて燃料の噴射時間が長くなると共に、燃料の噴射タイミングが圧縮行程の開始直前(IVC)に近づくように調整される。このように、領域Hでは、吸気行程時に燃料を噴射することで、混合気が燃焼開始するまでの間に、空気と燃料が混合するまでの時間を確保することができる。この結果、筒内で均質化された混合気を燃焼させることができ、燃焼効率の高い燃焼を行うことが可能になる。
領域Hでは、圧縮行程中の燃焼開始前までに少なくとも2回以上(図4では2回)燃料が噴射される。具体的に領域Hでは、エンジン負荷が高くなるにつれて、燃料の噴射タイミングが遅らされる。領域Hでは、複数回に分けて燃料を噴射することで混合気にムラができる。この結果、成層燃焼を行うことができ、燃焼を緩慢化させることができる。よって、比較的エンジン負荷が高い領域Hにおいても、HCCI運転が可能となり、更なる燃費の向上が実現される。また、混合気が成層燃焼されることで、混合気を全体的に効率よく燃焼させることができ、排ガス性能の低下を防止することもできる。
領域Sでは、IVCのタイミングの前後において、領域Hに比べて比較的長い期間で燃料噴射が実施される。また、エンジン負荷が高くなるにつれてIVCのタイミングが徐々に早まるのに合わせ、燃料噴射のタイミングが徐々に早められる。領域Sでは、燃料噴射の後に点火装置(不図示)による点火が行われる。
上記のように、本実施の形態では、エンジン負荷に応じて燃料の噴射タイミングや噴射回数を調整することにより、エンジンの状態に応じて燃焼方式(領域H〜H、領域Hから領域S)を切替えることが可能になっている。
特に、予混合圧縮着火から火花点火に切替わる際、すなわち、領域H(領域H)から領域Sに移行する際には、負のバルブオーバラップ期間Tをゼロにすると共に、点火装置による火花点火を開始する。このように、負のバルブオーバラップ期間Tを無くすことで、エンジン負荷を高めることなく急激なトルク変動を防止することができ、予混合圧縮着火から火花点火へスムーズに切替えることが可能になる。
また、領域Hから領域Sに移行する場合には、直接領域Sに移行するのではなく、領域H2、H3を経由してから領域Sに移行することが好ましい。同様に、領域Hから領域Sに移行する場合には、直接領域Sに移行するのではなく、領域H3を経由してから領域Sに移行することが好ましい。これらの場合には、エンジン負荷が段階的に大きくなると共に、負のバルブオーバラップ期間Tが段階的に短くなる。このため、上記と同様に、急激なトルク変動を防止することができ、予混合圧縮着火から火花点火へスムーズに切替えることが可能になる。
次に、図5から図7を参照して、本実施の形態に係るエンジンの制御フローについて説明する。図5から図7は、本実施の形態に係るエンジンの制御フローを示す図である。具体的に、図5は火花点火か予混合圧縮着火かを選択するまでの制御フローを示し、図6は予混合圧縮着火の場合の制御フローを示し、図7は火花点火の場合の制御フローを示している。なお、以下に示す制御フローでは、特に明示が無い限り、動作(判定)の主体はECUとする。
図5に示すように、制御が開始されると、先ず、要求エンジン負荷及びエンジン回転数が算出される(ステップST101)。エンジン1(図1参照)では、アクセル開度に応じて筒内に供給される吸入空気の量が調整され、筒内圧力が変化すると共に、エンジン回転数も変化する。この場合、アクセル開度から要求エンジン負荷が算出され、クランクセンサ(不図示)の出力値からエンジン回転数が算出される。
次に、エンジン水温が測定され(ステップST102)、燃焼マップが読み込まれる(ステップST103)。そして、エンジン水温が閾値以上であるか、且つエンジン1の状態がHCCI領域(領域H:図2参照)に属しているか否かが判定される(ステップST104)。
エンジン水温が閾値以上であり、エンジン1の状態が領域Hに属している場合(ステップST104:YES)、図6に示すように、第1HCCI領域(領域H:図2参照)に属しているか否かが判定される(ステップST201)。領域Hに属している場合(ステップST201:YES)、負のバルブオーバラップ期間Tで燃料を噴射した後、吸気行程でもう一度燃料が噴射されて(ステップST202)、制御が終了する。
領域Hに属していない場合(ステップST201:NO)、第2HCCI領域(領域H:図2参照)に属しているか否かが判定される(ステップST203)。領域Hに属している場合(ステップST203:YES)、吸気行程で燃料が噴射されて(ステップST204)、制御が終了する。
領域Hに属していない場合(ステップST203:NO)、第3HCCI領域(領域H:図2参照)に属していると判定され、圧縮行程中の燃焼開始までに少なくとも2回燃料が噴射される(ステップST205)。そして、最後の燃料噴射が混合気の燃焼開始前までに終了したか否かが判定される(ステップST206)。
最後の燃料噴射が混合気の燃焼開始前までに終了した場合(ステップST206:YES)、制御は終了する。一方、最後の燃料噴射が混合気の燃焼開始前までに終了しない場合(ステップST206:NO)、次サイクルの燃料噴射のタイミングを進角するフラグが立てられ(ステップST207)、制御が終了する。
また、ステップST104において、エンジン水温が閾値より小さい、又はエンジン1の状態が領域Hに属していない場合(ステップST104:NO)、図7に示すように、触媒装置22(図1参照)又は過給機17(タービン17a:図1参照)の温度が閾値以下であるかどうかが判定される(ステップST301)。なお、触媒装置22、又はタービン17aの温度は図示しない温度計によって測定される。触媒装置22、タービン17aの温度は、ECU26に記憶させたマップデータからエンジン1の駆動状態(燃料噴射量等)に基づいて求めてもよい。
触媒装置22又はタービン17aの温度が閾値以下である場合(ステップST301:YES)、排気ガス中のNOx濃度が閾値以下であるか、且つエンジン1の状態がリーンSI領域(領域S:図2参照)に属しているか否かが判定される(ステップST302)。
なお、排気ガス中のNOx濃度(NOx排出量)は、エンジン1の下流に設けたNOxセンサ(不図示)を用いて検出することができる。また、エンジン1の駆動条件に基づいて予めNOx排出量を求めてマップデータとしてECU26に記憶させ、そのマップデータを参照するように構成してもよい。
排気ガス中のNOx濃度が閾値以下であり、エンジン1の状態が領域Sに属している場合(ステップST302:YES)、リーンSI領域の条件で、理論空燃比より薄い濃度の混合気を燃焼するように燃料噴射及び点火制御が実施され(ステップST303)、制御が終了する。
排気ガス中のNOx濃度が閾値より大きい、又はエンジン1の状態が領域Sに属していない場合(ステップST302:NO)、エンジン1の状態がストイキSI領域(領域S:図2参照)に属していると判定される。この場合、ストイキSI領域の条件で、理論空燃比の混合気を燃焼するように燃料噴射及び点火制御が実施され(ステップST304)、制御が終了する。
また、ステップST301において、触媒装置22又はタービン17aの温度が閾値より大きい場合(ステップST301:NO)、エンジン負荷が大きいとして、エンジン1の状態がリッチSI領域(領域S:図2参照)に属していると判定される。この場合、リッチSI領域の条件で、理論空燃比より濃い濃度で混合気を燃焼するように燃料噴射及び点火制御が実施され(ステップST305)、制御が終了する。
以上のように、本実施の形態によれば、負のバルブオーバラップ期間Tに燃料が噴射されることで、燃焼前の筒内温度を上昇させることができる。よって、混合気の自己着火に必要な温度を確保することができ、失火させることなく、適切に混合気を自己着火させることが可能になる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
また、上記した実施の形態においては、領域Hで、圧縮行程中の燃焼開始前までに2回燃料を噴射する構成としたが、この構成に限定されない。例えば、圧縮行程中の燃焼開始前までに3回以上燃料を噴射してもよい。
また、上記した実施の形態においては、筒内圧力を筒内圧センサ12で検出する構成としたが、この構成に限定されない。筒内圧力の上昇量や筒内圧力を、エンジン1の駆動状態から算出するように構成してもよい。例えば、筒内圧力の上昇量を、時間やクランク角に対する筒内圧力の変化量として算出することが考えられる。
また、上記した実施の形態において、領域Hでは点火装置を用いないとしたが、この構成に限定されない。例えば、エンジン負荷が比較的小さい領域Hにおいては、点火装置による点火アシストを行ってもよい。
また、上記した実施の形態において、領域H、H及び領域Sでは、過給機17による過給及びEGRの導入を行うことが可能である。図8は、本実施の形態に係るエンジンにおいて、エンジン負荷に対する過給圧及びEGR弁開度を示す図である。図8Aはエンジン負荷に対する過給圧を示し、図8Bはエンジン負荷に対するEGR弁開度を示している。図8においては横軸がエンジン負荷を示し、図8Aの縦軸が過給圧を示し、図8Bの縦軸がEGR弁開度を示している。
図8Aに示すように、過給圧は、領域Hにおいては比較的低く、領域Hから領域Hに至るにつれて高くなっている。また、領域Sでは過給圧が高い状態で維持されている。図8Bに示すように、EGR弁開度は、領域Hにおいては比較的小さく、領域Hから領域Hに至るにつれて大きくなっている。また、領域Sではエンジン負荷が大きくなるにつれてEGR弁開度が小さくなっている。この場合、特に領域Hでは、圧縮行程中の複数回噴射による混合気の燃焼緩慢化に加え、過給機17による過給及びEGRの導入により、更なる混合気の燃焼緩慢化を図ることが可能である。
以上説明したように、本発明は、筒内温度を低下させることなく、混合気を適切に自己着火させることができるという効果を有し、特に、予混合圧縮着火式のエンジン及びこれを備えた車両に有用である。
1 エンジン
11 燃料噴射装置
26 ECU
H HCCI領域(予混合圧縮着火領域)
第1HCCI領域(第1の予混合圧縮着火領域)
第2HCCI領域(第2の予混合圧縮着火領域)
第3HCCI領域(第3の予混合圧縮着火領域)
S SI領域(火花点火領域)
ストイキSI領域
リーンSI領域
リッチSI領域
負のバルブオーバラップ期間
正のバルブオーバラップ期間

Claims (3)

  1. 筒内に直接燃料を噴射する燃料噴射装置を備え、空気と燃料を混合した混合気を筒内で圧縮して自己着火させる予混合圧縮着火式のエンジンであって、
    所定のエンジン回転数及びアクセル操作に応じて算出されたエンジン負荷に基づいて予混合圧縮着火が可能な予混合圧縮着火領域において、
    前記予混合圧縮着火領域は、
    前記エンジン負荷の小さい第1の予混合圧縮着火領域と、
    前記エンジン負荷の大きい第3の予混合圧縮着火領域と、
    その間の第2の予混合圧縮着火領域と、に分割され、
    前記エンジン負荷が大きくなるに従って、負のバルブオーバラップ期間を短くし、
    前記第1の予混合圧縮着火領域では、負のバルブオーバラップ期間に燃料を噴射し、
    前記第2の予混合圧縮着火領域では、吸気行程時に燃料を噴射し、
    前記第3の予混合圧縮着火領域では、圧縮行程中の燃焼開始前までに少なくとも2回以上燃料を噴射し、
    前記予混合圧縮着火から火花点火に切替える際に、前記第1の予混合圧縮着火領域から前記火花点火に移行する場合には前記第2及び第3の予混合圧縮着火領域を経由し、前記第2の予混合圧縮着火領域から前記火花点火に移行する場合には前記第3の予混合圧縮着火領域を経由することを特徴とするエンジン。
  2. 前記予混合圧縮着火から前記火花点火に切替える際に、前記負のバルブオーバラップ期間をゼロにすると共に、前記火花点火を開始することを特徴とする請求項1に記載のエンジン。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のエンジンを備える車両。
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