JP6657657B2 - 引張試験用試験片及び引張試験方法 - Google Patents

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Description

本発明は、材料の引張試験に関するものである。
材料の引張強度を試験する方法として、従来から、試験片の引っ張り方向における両端を試験機の一対の引っ張り治具にそれぞれ接着し、両治具を引っ張り方向に離間させることで、試験片に引っ張り方向への引張力を加える方法が知られている。しかし、この方法では、接着剤が接着力を失うような高温環境で材料を使用する場合を想定した試験を行うことが難しい。
このため、一般的な材料の引張試験は、引っ張り方向に十分な寸法を持たせた試験片の両端部を試験機の一対のチャックでそれぞれ把持し、両チャックを引っ張り方向に離間させることで、接着剤を利用せずに試験片に引っ張り方向への引張力を加える方法で行われることが多い(例えば、特許文献1)。
特開2014−74655号公報
ところが、例えば繊維強化プラスチック(FRP)等の繊維強化複合材では、繊維方向と異なる方向の材料寸法を大きくすることが難しく、その方向を引っ張り方向とする引張試験を行う場合には、上述したチャックにより把持して引張力を加える方法に適した形状の試験片を作製することが難しい。
このような問題は、接着剤で接着した2つの部材の接着強度を評価するために2つの部材間に引張力を加える引張試験を行う際等にも生じるものである。
本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の目的は、試験する材料や試験環境等の制約を受けにくく種々の条件下で広く引張試験を実施することができる引張試験方法及びこの引張試験方法を実施する際に用いて好適な引張試験用試験片を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様による引張試験用試験片は、
引っ張り方向に延在する中心軸の周りにn回対称(但し、nは4以上の偶数)の3次元線対称形状を有し、前記引っ張り方向への引張力が付与されることで破断部から破断し前記引っ張り方向に2つに分離する引張試験部と、
前記引張試験部と一体に形成され、該引張試験部から前記引っ張り方向と直交する方向に前記中心軸に対して放射状にそれぞれ接続されたn個の荷重印加片とを備え、
前記n個の荷重印加片のうち一部の前記荷重印加片は、前記引張試験部の前記引っ張り方向における一方の端部と前記破断部との間の部分にそれぞれ接続して形成されて、前記破断部から前記一方の端部側に向けて荷重が印加され、
前記n個の荷重印加片のうち残る他の一部の前記荷重印加片は、前記引張試験部の前記引っ張り方向における他方の端部と前記破断部との間の部分にそれぞれ接続して形成されて、前記破断部から前記他方の端部側に向けて荷重が印加される。
本発明の第1の態様による引張試験用試験片によれば、引張試験部の引っ張り方向における一方の端部と破断部との間の部分には、その部分に接続して形成された各荷重印加片に印加された荷重が、破断部から一方の端部に向かう力として作用する。一方、引張試験部の引っ張り方向における他方の端部と破断部との間の部分には、その部分に接続して形成された各荷重印加片に印加された荷重が、破断部から他方の端部に向かう力として作用する。
したがって、例えば、引っ張り方向における引張試験部の一方の端部と破断部との間の部分に接続して形成された一部の荷重印加片を、引っ張り方向において固定した状態で、残る他の一部の荷重印加片を一方の端部側から押圧して、破断部から他方の端部に向けて荷重を印加すると、引張試験部の一方の端部側の部分と他方の端部側の部分とに引っ張り方向の引張力が付与される。即ち、各荷重印加片に対する荷重の印加の仕方次第で、圧縮試験の体裁で引張試験が行えることになる。
このような圧縮試験の体裁による引張試験では、引張試験部に引張力を付与するために引張試験部を引っ張り方向の両側から引っ張る必要がないので、試験機の引っ張り治具を試験片に接着剤で接着したり、引っ張り方向における試験片の両端をチャックで把持する必要がない。また、チャックで把持する場所を確保するために、試験片の寸法を引っ張り方向についてある程度大きくする必要もない。
このため、材料の特性上引っ張り方向の寸法を大きくすることが難しい材料や使用環境が高温であることから高温での試験が必要となる材料であっても、そのような材料や試験環境等の制約を受けずに引張試験を実施することができる。
また、本発明の第1の態様による引張試験用試験片は、前記一部の荷重印加片の、前記破断部から前記一方の端部側に向けた荷重の印加面は、前記一部の荷重印加片の前記引張試験部との接続部に前記破断部に対応する深さで形成された凹溝によって、前記他方の端部と仕切られており、前記他の一部の荷重印加片の、前記破断部から前記他方の端部側に向けた荷重の印加面は、前記他の一部の荷重印加片の前記引張試験部との接続部に前記破断部に対応する深さで形成された凹溝によって、前記一方の端部と仕切られている。
本発明の第1の態様による引張試験用試験片によれば、引張試験部の破断部から一方の端部側に向けた荷重が印加される荷重印加片の印加面は、凹溝によって仕切られる引張試験部の他方の端部に隣接して配置される。同様に、引張試験部の破断部から他方の端部側に向けた荷重が印加される荷重印加片の印加面は、凹溝によって仕切られる引張試験部の一方の端部に隣接して配置される。
このため、同一面上に配置した引張試験部の各端部と各端部に隣接する荷重印加片の印加面との間に破断部に対応する深さの凹溝を後から形成することで、引張試験部に各荷重印加片を接続して形成することができる。また、引っ張り方向において印加面の手前に引張試験部の端部が存在しないので、引張試験部の端部との干渉を容易に避けながら荷重印加片の印加面に荷重を印加することができる。
さらに、本発明の第2の態様による引張試験用試験片は、本発明の第1の態様による引張試験用試験片において、前記一部の荷重印加片は、前記中心軸の周りの回転方向における1つおきの荷重印加片であり、前記他の一部の荷重印加片は、前記回転方向における他の1つおきの荷重印加片である。
本発明の第2の態様による引張試験用試験片によれば、本発明の第1の態様による引張試験用試験片において、破断部から引張試験部の一方の端部側に向けた荷重と破断部から引張試験部の他方の端部側に向けた荷重とを、n個の荷重印加片に均等なバランスで印加し、引張試験部に精度良く引っ張り方向の引張力を付与することができる。
また、本発明の第3の態様による引張試験用試験片は、本発明の第1又は第2の態様による引張試験用試験片において、前記引張試験用試験片は繊維を母材とする繊維強化複合材料で形成したものであり、前記引っ張り方向は前記繊維強化複合材料の繊維が延在していない方向である。
ここで、一般に、引張試験用試験片が繊維強化複合材料で形成されたものである場合、母材の繊維が延在していない方向に大きな寸法で引張試験用試験片を形成することは構造上難しい。
したがって、母材の繊維が延在していない方向を引張試験用試験片の引っ張り方向とする場合は、引張力を付与するための把持部等を引張試験用試験片の引っ張り方向の両端に十分な寸法で形成することが困難となる。
しかし、本発明の第3の態様による引張試験用試験片によれば、本発明の第1又は第2の態様による引張試験用試験片において、破断部から引張試験部の一方の端部側に向けた荷重と破断部から引張試験部の他方の端部側に向けた荷重とをn個の荷重印加片に分散して印加することで、引っ張り方向の引張力を引張試験部に付与することができる。
このため、引っ張り方向に母材の繊維が延在していなくても引張試験部に引っ張り方向の引張力を付与し、引張試験を適切に行えるようにすることができる。
また、本発明の第3の態様による引張試験用試験片によれば、引張試験部に各荷重印加片が繊維の延在方向に沿って接続して形成されることになる。そのため、各荷重印加片と引張試験部との接続部分の強度が強化材料による繊維の補強で高くなり、各荷重印加片に印加される荷重によって生じるせん断力で引張試験部と各荷重印加片との接続部分が切断される可能性は低い。
したがって、引張試験部の破断部よりも一方の端部側に一部の荷重印加片から伝わる荷重と、破断部よりも他方の端部側に他の一部の荷重印加片から伝わる反対向きの荷重とで、引張試験部に引っ張り方向の引張力が付与された場合に、引張試験部が積極的に、繊維が延在していない引っ張り方向において破断部から2つに分離しやすくなる。
このため、各荷重印加片に印加される荷重により引張試験部に引っ張り方向の破断による分離が起こりやすいようにして、引張試験を行い易いようにすることができる。
なお、以上に説明した本発明の第1、第2及び第3の態様による引張試験用試験片の作用、効果は、本発明の第4の態様による引張試験方法のように、試験片に引っ張り方向への引張力を付与して引張試験を行うのに当たり、前記試験片として本発明の第1、第2及び第3の態様による引張試験用試験片を用いることで、より顕著に得ることができる。
本発明によれば、試験する材料や試験環境等の制約を受けにくく種々の条件下で広く引張試験を実施することができる。
本発明の一実施形態に係る引張試験用試験片を示す斜視図である。 (a)は図1の試験片の平面図、(b)は同正面図、(c)は同側面図、(d)は(a)のI−I線断面図、(e)は(a)のII−II線断面図である。 図1の試験片を用いて実施する本発明の一実施形態に係る引張試験方法を示す説明図である。 (a)は図3の引張試験に用いる治具の正面図、(b)は同平面図である。 図3の引張試験により破断部から破断し引っ張り方向に2つに分離した図1の試験片を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る引張試験用試験片を示す平面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る引張試験用試験片を示す平面図である。 (a)は本発明のさらにまた他の実施形態に係る引張試験用試験片を示す平面図、(b)は同底面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態において参照する図面上の試験片は、あくまで概念的な構成を示すものに過ぎず、各部の寸法比等は必ずしも実際の寸法比と一致しているとは限らないことに留意すべきである。
図1は、本発明の一実施形態に係る引張試験用試験片を示す斜視図である。図1に示すように、本実施形態の引張試験用試験片(以下、「試験片」と略記する。)1は、一点鎖線の枠で囲んだ中央の引張試験部3と、引張試験部3から四方に延出する4つの荷重印加片5a,5b,7a,7bとを有している。
図2(a)は図1の試験片の平面図、(b)は同正面図、(c)は同側面図、(d)は(a)のI−I線断面図、(e)は(a)のII−II線断面図である。
そして、図2(a)に示すように、引張試験部3は平面視正方形状を呈している。引張試験部3の四辺には荷重印加片5a,5b,7a,7bがそれぞれ接続されており、各荷重印加片5a,5b,7a,7bにそれぞれ形成された凹溝5c,5d,7c,7d(請求項中の凹溝に相当)によって、引張試験部3と各荷重印加片5a,5b,7a,7bとが仕切られている。
引張試験部3の左右方向に対向する二辺に連なる荷重印加片5a,5bは、各荷重印加片5a,5bにそれぞれ形成した凹溝5c,5dによって引張試験部3と仕切られている。
各凹溝5c,5dは、図2(b)の正面図に示すように、引張試験時に引っ張り方向の荷重が上方(請求項中の一方の端部側に相当)に向けて印加される各荷重印加片5a,5bの底面5e,5fから形成されている。各凹溝5c,5dは、図2(b)中の一点鎖線で示す、引張試験の際に引張試験部3が破断すると予想される破断予想箇所Lに合わせて、引張試験部3の底面側から上下方向の中央までの深さで形成されている。
したがって、図2(a)のI−I線における試験片1の断面を示す図2(d)の断面図のように、引張試験部3とその左右の荷重印加片5a,5bとは、破断予想箇所Lよりも試験片1の上面側において接続されている。
また、図2(a)に示すように、引張試験部3の上下方向に対向する二辺に連なる荷重印加片7a,7bは、各荷重印加片7a,7bにそれぞれ形成した凹溝7c,7dによって引張試験部3と仕切られている。
各凹溝7c,7dは、図2(c)の側面図に示すように、引張試験時に引っ張り方向の荷重が下方(請求項中の他方の端部側に相当)に向けて印加される各荷重印加片7a,7bの上面7e,7fから形成されている。各凹溝7c,7dは、図2(c)中の一点鎖線で示す引張試験部3の破断予想箇所Lに合わせて、引張試験部3の上面側から上下方向の中央までの深さで形成されている。
したがって、図2(a)のII−II線における試験片1の断面を示す図2(e)の断面図のように、引張試験部3とその上下の荷重印加片7a,7bとは、破断予想箇所Lよりも試験片1の下面側において接続されている。
なお、本実施形態では、試験片1を、例えば炭素繊維強化複合材料等の、繊維を母材とする繊維強化複合材料で形成している。そして、母材の繊維が延在していない方向を試験片1の引っ張り方向である上下方向としている。
このように構成された本実施形態の試験片1では、図1の矢印で示すように、引張試験部3の左右の荷重印加片5a,5bの底面5e,5fに上方への荷重を印加すると、荷重印加片5a,5bが接続された引張試験部3の破断予想箇所Lよりも上面側の部分に上方への力が加わる。
また、引張試験部3の上下の荷重印加片7a,7bの上面7e,7fに下方への荷重を印加すると、荷重印加片7a,7bが接続された引張試験部3の破断予想箇所Lよりも下面側の部分に下方への力が加わる。
このように、破断予想箇所Lを挟んで引張試験部3の上面側に上方への力が加わり、下面側には下方への力が加わることで、引張試験部3には上下方向を引っ張り方向とする引張力が付与される。よって、引張試験部3において、試験片1の引張強度に関する試験を行うことができる。
以下、試験片1を試験装置にセットして本発明の一実施形態に係る引張試験方法を実施する場合について、図3を参照して説明する。図3に示す試験装置は、本来は、上側ラム21を下側ラム23に接近させて両ラム21,23間に配置した試験片に圧縮荷重を付与する圧縮試験に用いる試験装置である。しかし、図3に示す例では、治具31,33と鋼球35とを併用し、上側ラム21を下側ラム23に接近させて試験片1に引張力を付与するように試験装置を使用する。
ここで、治具31,33について説明する。まず、試験片1の上に載置する上側の治具31は、図4(a)の正面図に示すように、試験片1の引張試験部3を跨ぐ凹部31aを下面に有しており、凹部31aの両側に、試験片1の上下の荷重印加片7a,7bの上面7e,7fに載置される脚片31b,31cを有している。
また、治具31の上面31dには、図4(b)の平面図に示すように、円錐形の凹部31eが形成されており、凹部31eの中心部に円柱状の凹溝31fがさらに形成されている。凹部31eは、図3に示す鋼球35を収容できるように形成されており、また、凹溝31fは、鋼球35を凹部31eに収容した状態で鋼球35の表面の一部が嵌まり、凹部31e内で鋼球35が静止するように構成されている。
一方、試験片1を載置する下側の治具33は、上側の治具31から凹部31e及び凹溝31fを省略して上下を反転させた形状を有している。即ち、治具33は、試験片1の引張試験部3を跨ぐ凹部33aを上面に有しており、凹部33aの両側に、試験片1の左右の荷重印加片5a,5bが載置される脚片33b,33cを有している。
そして、図3に示す試験装置で試験片1の引張試験を行う際には、凹部33aを上に向けた治具33を試験装置の下側ラム23上に載置し、各脚片33b,33cに試験片1の左右の荷重印加片5a,5bを載置する。これにより、左右の荷重印加片5a,5bが治具33の脚片33b,33cにより下方から移動不能に支持される。
続いて、凹部31aを下に向けた治具31の脚片31b,31cを試験片1の上下の荷重印加片7a,7bの上面7e,7fに載置する。そして、治具31の上面31dの凹部31eに鋼球35を収容し、凹溝31fに鋼球35の一部を嵌め込んで凹部31e内で鋼球35を静止させた状態で、試験装置の上側ラム21を鋼球35に上から当接させる。
そして、この状態で、試験装置の上側ラム21を徐々に下側ラム23側に近づくように下げて行き、治具31の脚片31b,31cを介して試験片1の上下の荷重印加片7a,7bの上面7e,7fに下向きの荷重を印加する。
すると、凹部31eに収容された鋼球35を通じて治具31の全体に均等な下向きの荷重がかかり、各脚片31b,31cを介して試験片1の上下の荷重印加片7a,7bの上面7e,7fに下向きの荷重が均等に印加される。
すると、試験片1の左右の荷重印加片5a,5bが治具33の脚片33b,33cで下から支持されていることから、荷重印加片5a,5bには相対的に、治具33の脚片33b,33cを介して上向きの荷重が均等に印加される。
したがって、試験片1の引張試験部3のうち荷重印加片5a,5bから上向きの力が伝わる破断予想箇所Lよりも上面側の部分と、荷重印加片7a,7bから下向きの力が伝わる破断予想箇所Lよりも下面側の部分との間に、試験装置によって上下方向の引張力が付与される。この引張力が引張試験部3の強度を上回ると、破断予想箇所Lにおいて引張試験部3が上下に2つに破断し、図5の斜視図に示すように上側部分3aと下側部分3bとに分離する。
このように、本実施形態の試験片1によれば、平面視正方形状の引張試験部3の四辺に荷重印加片5a,5b,7a,7bを接続して形成した。そして、荷重印加片5a,5bの底面5e,5fから形成された凹溝5c,5dと、荷重印加片7a,7bの上面7e,7fから形成された凹溝7c,7dとにより、引張試験部3の上下各面と各荷重印加片5a,5b,7a,7bとを仕切る構成とした。
このため、荷重印加片5a,5bの底面5e,5fから上向きの荷重を印加すると共に、荷重印加片7a,7bの上面7e,7fから下向きの荷重を印加することで、各荷重印加片5a,5b,7a,7bから引張試験部3に伝わる力により、引張試験部3に破断予想箇所Lを挟んで上下方向の引張力を付与することができる。
よって、試験片1の上下両端を接着剤で試験装置側に接着しなくても、引張試験部3に上下方向の引張力を付与することができる。したがって、接着剤の接着力が失われるような高温環境でも引張試験を行うことができる。
また、試験片1の上下両端を試験装置のチャックで把持しなくても、引張試験部3に上下方向の引張力を付与することができる。したがって、本実施形態のように、例えば炭素繊維強化複合材料等の繊維を母材とする繊維強化複合材料で試験片1を形成したため、母材の繊維が延在していない試験片1の上下方向の両端にチャックで把持できる部分を形成することが構造上難しい場合であっても、引張試験を行えるようにすることができる。
さらに、本実施形態の試験片1によれば、引張試験部3に各荷重印加片5a,5b,7a,7bが母材の繊維の延在方向に沿って接続して形成されることになる。そのため、各荷重印加片5a,5b,7a,7bと引張試験部3とが接続される凹溝5c,5d,7c,7dの部分の強度が、強化材料による繊維の補強で高くなる。よって、各荷重印加片5a,5b,7a,7bに印加される荷重によって生じるせん断力で引張試験部3と各荷重印加片5a,5b,7a,7bとの接続部分が切断される可能性は低い。
したがって、引張試験部3の破断予想箇所Lよりも引張試験部3の上面側の部分に荷重印加片5a,5bから伝わる上向きの荷重と、破断予想箇所Lよりも引張試験部3の下面側の部分に荷重印加片7a,7bから伝わる下向きの荷重とで、引張試験部3に上下方向の引張力が付与された場合に、引張試験部3が積極的に、繊維が延在していない上下方向において破断予想箇所Lから2つに破断し分離しやすくなる。
このため、各荷重印加片5a,5b,7a,7bに印加される荷重により引張試験部3に引っ張り方向の破断による分離が起こりやすいようにして、引張試験を行い易いようにすることができる。
なお、以上に説明した実施形態では、引張試験部3を平面視正方形状とし、その四辺に4つの荷重印加片5a,5b,7a,7bを接続して試験片1を構成した場合について説明した。
しかし、例えば図6に示す試験片10のように、引張試験部11を平面視正六角形状とし、その六辺に6つの荷重印加片13a,13b,13c,15a,15b,15cを接続する構成としてもよい。この場合、1つおきの各荷重印加片13a,13b,13cには上面側から凹溝13d,13e,13f(請求項中の凹溝に相当)を形成して引張試験部11の上面と仕切り、他の1つおきの各荷重印加片15a,15b,15cには下面側から凹溝15d,15e,15f(請求項中の凹溝に相当)を形成して引張試験部11の下面と仕切る。
そして、試験片10を用いた引張試験を行う際には、各荷重印加片13a,13b,13c,15a,15b,15cに凹溝13d,13e,13f,15d,15e,15fを形成した面側から荷重を印加する。これにより、引張試験部11に上下方向の引張力を付与し、先の実施形態で説明した試験片1と同様の引張試験を行うことができる。
この場合、試験片の引張試験部の平面視形状は、以上に説明した正方形や正六角形に限らず、正八角形や正十角形等、正n角形(但し、nは4以上の偶数)であってもよい。その場合、各辺から放射状に荷重印加片をそれぞれ接続して形成することで、試験片は、引っ張り方向に延在する中心軸の周りにn回対称(但し、nは4以上の偶数)の3次元線対称形状となる。
そのように試験片を構成しても、上述した実施形態の試験片1,10と同様の効果を得ることができる。ちなみに、nを無限大に大きくして引張試験部の外形を限りなく正円に近付けてもよい。
また、図7の平面図に示す試験片1′のように、引張試験部3′の外形を、図2(a)に示す最初の実施形態の試験片1の引張試験部3よりも拡げてもよい。あるいは、図8(a),(b)の平面図及び底面図に示す試験片1″のように、各荷重印加片5a,5b,7a,7bの凹溝5c,5d,7c,7dを内側に膨出させて、引張試験部3″の外形を図2(a)の引張試験部3よりも狭めてもよい。
さらに、本実施形態では、各荷重印加片5a,5b,7a,7b,13a,13b,13c,15a,15b,15cの1つおきに同じ向きの荷重を印加するものとした。しかし、各荷重印加片5a,5b,7a,7b,13a,13b,13c,15a,15b,15cを介して引張試験部3,3′,3″,11に付与される引張力が上下方向となる限り、各荷重印加片5a,5b,7a,7b,13a,13b,13c,15a,15b,15cのうちどれに上向きの荷重を印加しどれに下向きの荷重を印加するかは任意である。
また、本発明は、繊維強化複合材料に限らず他の材料の引張強度を試験する際の試験片にも適用可能であり、2つの部材を接着剤で接着した材料の接着強度を試験する際の試験片にも適用可能である。
なお、2つの部材を接着剤で接着した材料の接着強度を試験する場合は、接着剤で接着した2つの部材で引張試験部を構成すると共に、2つの部材のうち一方の部材で引張試験部に連なる一部の荷重印加片を構成し、2つの部材のうち他方の部材で引張試験部に連なる残る一部の荷重印加片を構成する。そして、双方の荷重印加片にそれぞれ反対向きの荷重を印加して、引張試験部を構成する2つの部材に接着剤による接着が剥離する方向への引張力を付与すればよい。
また、本発明の引張試験方法は、上述した実施形態で示した図3の試験装置以外の試験装置でも実施可能であることは言うまでもない。
1,1′,1″,10 試験片
3,3′,3″,11 引張試験部
3a 引張試験部上側部分
3b 引張試験部下側部分
5a,5b,7a,7b,13a,13b,13c,15a,15b,15c 荷重印加片
5c,5d,7c,7d,13d,13e,13f,15d,15e,15f 凹溝
5e,5f 底面
7e,7f 上面
21 上側ラム
23 下側ラム
31,33 治具
31a,33a 凹部
31b,31c,33b,33c 脚片
31d 上面
31e 凹部
31f 凹溝
35 鋼球
L 破断予想箇所

Claims (4)

  1. 引っ張り方向に延在する中心軸の周りにn回対称(但し、nは4以上の偶数)の3次元線対称形状を有し、前記引っ張り方向への引張力が付与されることで破断部から破断し前記引っ張り方向に2つに分離する引張試験部と、
    前記引張試験部と一体に形成され、該引張試験部から前記引っ張り方向と直交する方向に前記中心軸に対して放射状にそれぞれ接続されたn個の荷重印加片とを備え、
    前記n個の荷重印加片のうち一部の前記荷重印加片は、前記引張試験部の前記引っ張り方向における一方の端部と前記破断部との間の部分にそれぞれ接続して形成されて、前記破断部から前記一方の端部側に向けて荷重が印加され、
    前記n個の荷重印加片のうち残る他の一部の前記荷重印加片は、前記引張試験部の前記引っ張り方向における他方の端部と前記破断部との間の部分にそれぞれ接続して形成されて、前記破断部から前記他方の端部側に向けて荷重が印加され、
    前記一部の荷重印加片の、前記破断部から前記一方の端部側に向けた荷重の印加面は、前記一部の荷重印加片の前記引張試験部との接続部に前記破断部に対応する深さで形成された凹溝によって、前記他方の端部と仕切られており、
    前記他の一部の荷重印加片の、前記破断部から前記他方の端部側に向けた荷重の印加面は、前記他の一部の荷重印加片の前記引張試験部との接続部に前記破断部に対応する深さで形成された凹溝によって、前記一方の端部と仕切られている、
    引張試験用試験片。
  2. 前記一部の荷重印加片は、前記中心軸の周りの回転方向における1つおきの荷重印加片であり、前記他の一部の荷重印加片は、前記回転方向における他の1つおきの荷重印加片である請求項1記載の引張試験用試験片。
  3. 前記引張試験用試験片は繊維を母材とする繊維強化複合材料で形成したものであり、前記引っ張り方向は前記繊維強化複合材料の繊維が延在していない方向である請求項1又は2記載の引張試験用試験片。
  4. 試験片に引っ張り方向への引張力を付与して引張試験を行うのに当たり、前記試験片として請求項1、2又は3記載の引張試験用試験片を用いる引張試験方法。
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