JP6657301B2 - エレベータの点検システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、昇降路内の点検作業に用いられるエレベータの点検システムに関する。
エレベータの点検では、昇降路内での作業が必要になる。その際、乗りかごの運転モードを点検運転に切り替えておく必要があるが、作業者が点検運転の切り替え操作を忘れて昇降路に入っていることがある。
また、昇降路内では、作業者が点検運転用リモコン(リモートコントロール)のスイッチを手動操作して、乗りかごを上昇方向または下降方向に運転しながら点検作業を行う。このとき、スイッチに異常があると、乗りかごの運転をコントロールできず、危険な状態になる。
特開2011−111307号公報 特許第5982157号公報
本発明が解決しようとする課題は、昇降路内で点検作業を行う作業者の安全を確保することのできるエレベータの点検システムを提供することである。
一実施形態に係るエレベータの点検システムは、昇降路内に設けられ、通常運転と点検運転を切り替えるための運転切替スイッチと、点検運転時に、作業者の操作によって乗りかごを上昇または下降運転するための操作スイッチとを有する点検運転装置と、昇降路内に作業者が侵入したことを検知する侵入検知手段と、上記運転切替スイッチによる点検運転への切り替え操作がなされていない状態で、上記侵入検知手段によって上記昇降路内に作業者が侵入したことが検知された場合に上記乗りかごの運転モードを点検運転に切り替える制御手段とを具備する。
図1は第1の実施形態に係るエレベータの構成を示す図である。 図2は同実施形態における点検運転装置のスイッチ構成の一例を示す図である。 図3は同実施形態における収納式の梯子を用いたピット侵入検知方法を説明するための図である。 図4は同実施形態におけるエレベータの点検システムの構成を示す図である。 図5は同実施形態における他のかご上検知方法を説明するための図である。 図6は同実施形態における他のピット侵入検知方法を説明するための図である。 図7は第2の実施形態におけるかご上点検作業時の処理動作を示すフローチャートである。 図8は同実施形態におけるピット点検作業時の処理動作を示すフローチャートである。 図9は同実施形態における点検運転装置に備えられたスイッチ回路の構成を示す図である。 図10は同実施形態における点検運転装置に備えられた他のスイッチ回路の構成を示す図である。 図11は同実施形態における点検運転装置の操作スイッチの異常判定方法を説明するための図である。 図12は第3の実施形態における点検運転装置に備えられたスイッチ回路の構成を示す図である。 図13は同実施形態における点検運転装置の押ボタンスイッチの異常検知を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係るエレベータの構成を示す図である。
エレベータの昇降路10内に乗りかご11とカウンタウエイト12が昇降可能に設けられている。メインロープ13の一端部は昇降路10の最上部に固定され、かごシーブ14aを介して巻上機15に架設されている。メインロープ13の他端部は、そらせシーブ14bを介してカウンタウエイト12に連結されている。
巻上機15は、エレベータ制御装置16と共に建物の機械室に設置されている。なお、機械室を無くしたマシンルームレスタイプのエレベータでは、巻上機15とエレベータ制御装置16が昇降路10内に設置される。
エレベータ制御装置16は、巻上機15の駆動制御を含め、エレベータ全体の制御を行うものであり、「制御盤」と呼ばれることもある。エレベータ制御装置16からの駆動指示により巻上機15が駆動されると、メインロープ13を介して乗りかご11とカウンタウエイト12がつるべ式に昇降動作する。
巻上機15の回転軸には、「パルスジェネレータ」と呼ばれる回転検出器17が取り付けられている。回転検出器17は、巻上機15の回転に同期にしてパルス信号を出力する。エレベータ制御装置16は、この回転検出器17から出力されるパルス信号のカウント値から乗りかご11の位置を検出する機能を有する。
乗りかご11にはかごドア18が備えられ、各階で停止したときに図示せぬドアモータの駆動により戸開閉動作する。各階の乗場にはホールドア19a,19b,19c…が設置されており、これらは乗りかご11の停止時にかごドア18に係合して戸開する。
乗りかご11の上部には、転落防止用のかご上手すり20と、かご上点検運転装置21が設置されている。かご上点検運転装置21は、「かご上点検リモコン」とも呼ばれ、乗りかご11の上で作業員が手動操作で乗りかご11をUP/DOWNさせるための端末装置として用いられる。
図2に点検運転装置のスイッチ構成の一例を示す。なお、かご上点検運転装置21、ピット点検運転装置27、非常点検運転装置30は、基本的に同様のスイッチ構成であり、ここでは便宜的に同じ符号を用いて説明する。
かご上点検運転装置21は、乗りかご11を点検運転するための操作スイッチとして、運転切替スイッチ(以下、運転切替SWと称す)31、非常停止スイッチ(以下、非常停止SWと称す)32、上昇運転押ボタンスイッチ(以下、上昇運転押ボタンSWと称す)33、運転操作押ボタンスイッチ(以下、運転操作押ボタンSWと称す)34、下降運転押ボタンスイッチ(以下、下降運転押ボタンSWと称す)35を有する。
運転切替SW31は、通常運転と点検運転を切り替えるための操作スイッチであり、つまみ部31aを回転させることで、通常運転と点検運転との切り替えを行う。この例では、つまみ部31aを点検運転側に移動させたときにオン、つまみ部31aを通常運転側に移動させたときにオフとする。
非常停止SW32は、非常時に乗りかご11の運転を停止させるための操作スイッチである。上昇運転押ボタンSW33は、乗りかご11を上昇方向へ運転するための操作スイッチであり、運転操作押ボタンSW34と同時に押すことで機能する。下降運転押ボタンSW35は、乗りかご11を下降方向へ運転するための操作スイッチであり、運転操作押ボタンSW34と同時に押すことで機能する。運転操作押ボタンSW34は、乗りかご11を運転操作するための操作スイッチであり、上昇運転押ボタンSW33または下降運転押ボタンSW35と同時に押下操作される。
乗りかご11には、カメラ23と荷重検知装置24が設けられている。カメラ23は、乗りかご11内に設置されており、かごドア18付近を含むかご内全体を撮影している。荷重検知装置24は、乗りかご11の積載荷重を検知する。なお、図1の例では、昇降路10の最上部に設置されているが、乗りかご11の底部に設置されていても良い。
本実施形態では、このカメラ23と荷重検知装置24を用いて作業者のかご上侵入を検知する。「かご侵入検知」とは、作業員が昇降路10内に侵入し、かご上点検作業のために乗りかご11の上に乗っている状態を検知することである。
一方、昇降路10のピット(底部)25には、ばね式あるいは油圧式の緩衝器(バッファ)26a,26bと、ピット点検運転装置27が設置されている。ピット点検運転装置27は、「ピット点検リモコン」とも呼ばれ、ピット25内で作業員が手動操作で乗りかご11をUP/DOWNさせるための端末装置として用いられる。
ピット点検運転装置27は、図2に示したかご上点検運転装置21と同様に、乗りかご11の運転するための操作スイッチとして、運転切替SW31、非常停止SW32、上昇運転押ボタンSW33、運転操作押ボタンSW34、下降運転押ボタンSW35を有する。
ピット25には、図3に示すような収納式の梯子28と、この梯子28の収納動作に連動してオン/オフするピット点検スイッチ(ピット点検SWと称す)29が設けられている。
梯子28は、第1の梯子部材28aと第2の梯子部材28bからなり、未使用時には同図(a)のように第2の梯子部材28bを第1の梯子部材28aに重ねて収納しておく。一方、作業者が最下階からピット25に降りるときに、同図(b)のように第2の梯子部材28bを電気的あるいは機械的に長手方向に展開して使用する。
ピット点検SW29は、第2の梯子部材28bが収納状態にあるときにオフしており(図3(a)参照)、第2の梯子部材28bが長手方向に引き延ばされて展開状態にあるときにオンする(図3(b)参照)。
本実施形態では、このピット点検SW29のオン/オフ状態から作業者のピット侵入を検知する。「ピット侵入検知」とは、作業員がピット点検作業のために昇降路10のピット25に入った状態を検知することである。
また、昇降路10の外の乗場付近に非常点検運転装置30が設置されている。非常点検運転装置30は、非常時に昇降路10の外から乗りかご11を点検運転する場合に用いられる。
非常点検運転装置30は、図2に示したかご上点検運転装置21と同様に、乗りかご11の点検運転するための操作スイッチとして、運転切替SW31、非常停止SW32、上昇運転押ボタンSW33、運転操作押ボタンSW34、下降運転押ボタンSW35を有する。
図4はエレベータの点検システムの構成を示す図である。
図1に示したエレベータ制御装置16には、主制御部51の他に、本システムに関わる機能としてもかご上侵入検知部52、ピット侵入検知部53、点検運転状態判定部54が備えられている。
主制御部51は、巻上機15の駆動制御やブレーキ5a,5bの駆動制御などを含むエレベータ全体の制御を行う。動力電源制御回路2は、主制御部51からの制御指令を受けて、巻上機15の駆動に必要な動力電源1を供給する。ブレーキ制御回路4は、主制御部51からの制御指令を受けて、ブレーキ5a,5bの駆動に必要なブレーキ電源3を供給する。
かご上侵入検知部52は、カメラ23と荷重検知装置24を用いて作業者のかご上侵入を検知する。この場合、カメラ23の撮影画像によって乗りかご11内に搭乗者がいない状態が検知され、かつ、荷重検知装置24によって一定重量以上の荷重が検知された場合に、かご上侵入検知部52は、作業者が乗りかご11の上にいるものと判断する。
ピット侵入検知部53は、収納式の梯子28に連動してオン/オフするピット点検SW29を用いて作業者のピット侵入を検知する。この場合、図3に示した梯子28の第2の梯子部材28bが長手方向に引き延ばされて、ピット点検SW29がオン状態にあるときに、ピット侵入検知部53は、作業者がピット25に侵入しているものと判断する。
点検運転状態判定部54は、侵入検知部52,53、点検運転装置21,27,30を通じて乗りかご11の点検運転状態を判定し、何らかの異常を検知した場合に主制御部51とは独立して動力電源制御回路2およびブレーキ制御回路4を遮断制御する。
点検運転装置21,27,30は、作業者が手動操作で乗りかご11をUP/DOWNさせるための端末装置として用いられるものである。
かご上点検運転装置21は昇降路10内の乗りかご11の上に設置されており、乗りかご11の底部から延出された図示せぬテールコードを介してエレベータ制御装置16に接続されている。ピット点検運転装置27は昇降路10内のピット25に設置されており、昇降路10内に配線された図示せぬ伝送ケーブルを介してエレベータ制御装置16に接続されている。非常点検運転装置30は、昇降路外の乗場付近に設置されており、図示せぬ伝送ケーブルを介してエレベータ制御装置16に接続されている。
ここで、昇降路10内の点検作業として、かご上点検作業とピット点検作業がある。かご上点検作業では、乗りかご11を乗り込み位置に移動させ、その位置に近いホールドアのドアロックを解錠し、そこから乗りかご11の上に乗り込む。ピット点検作業では、ピット25に最も近い階(最下階)のホールドアのドアロックを解錠し、そこから梯子28を使ってピット25に入る。
いずれの点検作業でも、乗りかご11の運転モードを点検運転に切り替えておく必要がある。つまり、かご上点検作業では、乗りかご11の上に設置されたかご上点検運転装置21の操作により点検運転に切り替えておく。ピット点検作業では、ピット25に設置されたピット点検運転装置27の操作により点検運転に切り替えておく。なお、作業者が昇降路10に入る前に、例えば乗場などに設置された図示せぬ運転切替えスイッチを通じて点検運転に切り替えることでも良い。
ここで、作業者が点検運転の切り替え操作を忘れて昇降路10に入っていることがある。このような事態を回避するため、本実施形態では、作業者による点検運転の切り替え操作がなくても、作業員が乗りかご11上あるいはピット25にいることを検知した場合に自動的に点検運転に切り替えるようにしている。
詳しくは、かご上侵入検知部52によって作業員のかご上侵入が検知され、その侵入検知信号がエレベータ制御装置16の点検運転状態判定部54に入力されると、点検運転状態判定部54は、作業者の侵入先に設置されたかご上点検運転装置21から点検運転の切替信号が出力されていなくても通常運転から点検運転に切り替える。以後、点検運転状態判定部54は、かご上点検運転装置21の操作を有効として、その操作に従って乗りかご11を上昇方向または下降方向に運転する。
一方、ピット侵入検知部53によって作業員のピット侵入が検知され、その侵入検知信号がエレベータ制御装置16の点検運転状態判定部54に入力されると、点検運転状態判定部54は、作業者の侵入先に設置されたピット点検運転装置27から点検運転の切替信号が出力されていなくても通常運転から点検運転に切り替える。以後、点検運転状態判定部54は、ピット点検運転装置27の操作を有効として、その操作に従って乗りかご11を上昇方向または下降方向に運転する。
また、かご上侵入検知部52またはピット侵入検知部53によって作業者の侵入が検知されている場合に、点検運転状態判定部54は、昇降路10の外側に設置された非常点検運転装置30の操作を無効とする。このとき、非常点検運転装置30に表示機能が備えられていれば、作業者が昇降路10の中にいる旨を表示するようにしても良い。
このように第1の実施形態によれば、昇降路内に作業者が侵入したことを検知して点検運転に切り替えることにより、作業者が運転切り替え操作を忘れても、点検運転状態にして作業者の安全を確保できる。また、昇降路内に作業者がいるときに、昇降路外から乗りかごの運転操作を禁止することで、作業者が意図しないときに乗りかごが運転される事態を防ぐことができる。
なお、上記第1の実施形態では、カメラ23と荷重検知装置24を用いて作業者のかご上侵入を検知する構成としたが、例えば図5に示すように、組み立て式のかご上手すり41とかご上点検スイッチ(以下、かご上点検SWと称す)42を用いて作業者のかご上侵入を検知しても良い。
組み立て式のかご上手すり41は、通常は、図5(a)に示すように折り畳んだ状態にあり、点検作業時に同図(b)に示すように引き起こして使用可能な状態にする。
ここで、かご上手すり41の可動部にかご上点検SW42を設けておく。このかご上点検SW42は、作業員が乗りかご11の上に乗り込み、かご上手すり41を引き起こしたときにオンする。かご上点検SW42がオン操作されたときの信号をエレベータ制御装置16に入力することで、作業者のかご上侵入が検知される。このような構成によれば、カメラ23や荷重検知装置24などの特別な機器を必要とせずに、点検作業で一般的に用いるかご上手すり41とかご上点検SW42だけで、作業員のかご上侵入を簡易に検知することができる。
また、作業者のピット侵入についても、他の方法で検知しても良い。
例えば図6に示すように、ピット25の任意の箇所に人感センサや監視カメラなどの監視機器43を設置して作業員がピット25に入ったことを検知する構成としても良い。この場合、監視機器43の情報を他の作業者へ送信することできるため、安全性に優れている。設置スペースや部品点数を抑制する観点からは、上記第1の実施形態で説明したように、点検作業で一般的に用いる梯子28とピット点検SW29だけで、作業員のピット侵入を簡易に検知する構成が好ましい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態では、上記第1の実施形態の構成(作業者のかご上侵入検知/ピット侵入検知)に加え、昇降路内の点検運転装置に設けられた押ボタンスイッチの異常を検知する構成としたものである。
(a)かご上点検作業
図7はかご上点検作業時の処理動作を示すフローチャートである。
いま、作業者が昇降路10の中に入り、乗りかご11の上でかご上点検運転装置21を操作して点検作業する場合を想定する。
かご上点検作業に際し、作業者はかご上点検運転装置21の運転切替SW31を操作して点検運転に切り替える。詳しくは、図2に示した運転切替SW31のつまみ部31aを点検運転側に移動させてオンする。
エレベータ制御装置16の点検運転状態判定部54は、かご上点検運転装置21の運転切替SW31がオン操作されたときの信号を入力すると(ステップS11のYes)、かご上点検運転状態にあると判定する(ステップS13)。
また、上記第1の実施形態で説明したように、かご上点検運転装置21の運転切替SW31が操作されていなくても、かご上侵入検知部52によって作業者のかご上侵入が検知されていれば(ステップS12のYes)、点検運転状態判定部54は、かご上点検運転状態にあると判定する(ステップS13)。
ここで、点検運転状態判定部54は、かご上点検運転装置21の押ボタンスイッチの状態を監視する(ステップS14)。ここで監視対象とする押ボタンスイッチは、具体的には図2に示した上昇運転押ボタンSW33、運転操作押ボタンSW34、下降運転押ボタンSW35である。これらは押下操作によって乗りかご11を上昇/下降方向に運転するための操作スイッチである。なお、押ボタンスイッチの異常検知の方法については、後に図9乃至図11を参照して詳しく説明する。
かご上点検運転装置21の押ボタンスイッチに異常が検知された場合には(ステップS14のNo)、点検運転状態判定部54は、かご上点検運転装置21の押ボタンスイッチの信号を無効にして、当該押ボタンスイッチによる乗りかご11の運転を禁止する(ステップS17)。
かご上点検運転装置21の押ボタンスイッチが正常な状態であった場合には(ステップS14のYes)、点検運転状態判定部54は、ピット側が通常運転状態であるか否かを判断する(ステップS15)。
ピット側の運転状態は、ピット点検運転装置27の運転切替SW31の状態とピット侵入検知部53の検知結果によって判断される。つまり、ピット点検運転装置27の運転切替SW31がオンしている場合、あるいは、ピット侵入検知部53によって作業者のピット侵入が検知されている場合に点検運転状態と判定される(図8のS21−S23参照)。一方、ピット点検運転装置27の運転切替SW31がオフであり、かつ、ピット侵入検知部53によって作業者のピット侵入が検知されていなければ、通常運転状態と判定される。
ピット側が通常運転状態でなかった場合、つまり、ピット側が点検運転状態であった場合には(ステップS15のNo)、点検運転状態判定部54は、ピット側でも作業者が点検作業しているものと判断し、かご上点検運転装置21の押ボタンスイッチの信号を無効にして、当該押ボタンスイッチによる乗りかご11の運転を禁止する(ステップS17)。この場合、乗りかご11上とピット25の両方で作業することは危険なため、ピット点検運転装置27の押ボタンスイッチの信号についても無効にしておく(図8のS27参照)。
ピット側が通常運転状態であれば(ステップS15のYes)、点検運転状態判定部54は、かご上点検運転装置21の押ボタンスイッチの信号を有効にして、当該押ボタンスイッチによる乗りかご11の運転を許可する(ステップS16)。
かご上点検運転状態またはピット点検運転状態であれば、点検運転状態判定部54は、作業者が昇降路10内にいると判断して、昇降路10の外側に設置された非常点検運転装置30の押ボタンスイッチの信号を無効にし、当該押ボタンスイッチによる乗りかご11の運転を禁止しておく(ステップS18)。
上記ステップS11およびS12において、かご上点検運転装置21の運転切替SW31がオフであり、かつ、作業者のかご上侵入が検知されていなければ、通常の運転サービスが継続される(ステップS19)。なお、このときにピット側も通常運転状態であり、作業者がピット25にもいないことを前提とする。
(b)ピット点検作業
図8はピット点検作業時の処理動作を示すフローチャートである。
いま、作業者が昇降路10のピット25に入り、ピット点検運転装置27を操作して点検作業する場合を想定する。
ピット点検作業に際し、作業者はピット点検運転装置27の運転切替SW31を操作して点検運転に切り替える。詳しくは、図2に示した運転切替SW31のつまみ部31aを点検運転側に移動させてオンする。
エレベータ制御装置16の点検運転状態判定部54は、ピット点検運転装置27の運転切替SW31がオン操作されたときの信号を入力すると(ステップS21のYes)、ピット点検運転状態にあると判定する(ステップS23)。
また、上記第1の実施形態で説明したように、ピット点検運転装置27の運転切替SW31が操作されていなくても、ピット侵入検知部53によって作業者のピット侵入が検知されていれば(ステップS22のYes)、点検運転状態判定部54は、ピット点検運転状態にあると判定する(ステップS23)。
ここで、点検運転状態判定部54は、ピット点検運転装置27に設けられた押ボタンスイッチの状態を監視する(ステップS24)。上記かご上点検運転装置21と同様に、ここで監視対象とする押ボタンスイッチは、具体的には図2に示した上昇運転押ボタンSW33、運転操作押ボタンSW34、下降運転押ボタンSW35である。これらは押下操作によって乗りかご11を上昇/下降方向に運転するための操作スイッチである。なお、押ボタンスイッチの異常検知の方法については、後に図9乃至図11を参照して詳しく説明する。
ピット点検運転装置27の押ボタンスイッチに異常が検知された場合には(ステップS24のNo)、点検運転状態判定部54は、ピット点検運転装置27の押ボタンスイッチの信号を無効にして、当該押ボタンスイッチによる乗りかご11の運転を禁止する(ステップS27)。
ピット点検運転装置27の押ボタンスイッチが正常な状態であった場合には(ステップS24のYes)、点検運転状態判定部54は、かご上側が通常運転状態であるか否かを判断する(ステップS25)。
かご上側の運転状態は、かご上点検運転装置21の運転切替SW31の状態とかご上侵入検知部52の検知結果によって判断される。つまり、かご上点検運転装置21の運転切替SW31がオンしている場合、あるいは、かご上侵入検知部52によって作業者のかご上侵入が検知されている場合に点検運転状態と判定される(図7のS11−S13参照)。一方、かご上点検運転装置21の運転切替SW31がオフであり、かつ、かご上侵入検知部52によって作業者のかご上侵入が検知されていなければ、通常運転状態と判定される。
かご上側が通常運転状態でなかった場合、つまり、かご上側が点検運転状態であった場合には(ステップS25のNo)、点検運転状態判定部54は、かご上側でも作業者が点検作業しているものと判断し、ピット点検運転装置27の押ボタンスイッチの信号を無効にして、当該押ボタンスイッチによる乗りかご11の運転を禁止する(ステップS27)。この場合、乗りかご11上とピット25の両方で作業することは危険なため、かご上点検運転装置21の押ボタンスイッチの信号についても無効にしておく(図7のS17参照)。
かご上側が通常運転状態であれば(ステップS25のYes)、点検運転状態判定部54は、ピット点検運転装置27の押ボタンスイッチの信号を有効にして、当該押ボタンスイッチによる乗りかご11の運転を許可する(ステップS26)。
かご上点検運転状態またはピット点検運転状態であれば、点検運転状態判定部54は、作業者が昇降路10内にいると判断して、昇降路10の外側に設置された非常点検運転装置30の押ボタンスイッチの信号を無効にし、当該押ボタンスイッチによる乗りかご11の運転を禁止しておく(ステップS28)。
上記ステップS21およびS22において、ピット点検運転装置27の運転切替SW31がオフであり、かつ、作業者のピット侵入が検知されていなければ、通常の運転サービスが継続される(ステップS29)。なお、このときにかご上側も通常運転状態であり、作業者がピット25にもいないことを前提とする。
次に、上記ステップS14,S24で実行される押ボタンスイッチの異常検知方法について詳しく説明する。
図9は点検運転装置21,27に備えられたスイッチ回路の構成を示す図である。
図中の31bは運転切替SW31のつまみ部31aに連動した接点片であり、B接点(通常閉接点)で構成されている。運転切替SW31のつまみ部31aを点検運転側に移動させると、接点片31bを介して点検運転の切替信号が点検運転状態判定部54に与えられる。
33aは上昇運転押ボタンSW33の接点片、34aは運転操作押ボタンSW34の接点片、35aは下降運転押ボタンSW35の接点片であり、それぞれA接点(通常開接点)で構成されている。
運転操作押ボタンSW34と上昇運転押ボタンSW33を同時に押下すると、接点片34aと接点片33aを介して上昇運転の押ボタン信号が点検運転状態判定部54に与えられる。運転操作押ボタンSW34と下降運転押ボタンSW35を同時に押下すると、接点片34aと接点片35aを介して下降運転の押ボタン信号が点検運転状態判定部54に与えられる。
本実施形態では、上昇運転押ボタンSW33と下降運転押ボタンSW35の接点溶着状態を監視するために、接点片33bと接点片35bが設けられている。接点片33bは、上昇運転押ボタンSW33に対して溶着監視用として設けられており、B接点(通常閉接点)で構成されている。接点片35bは、下降運転押ボタンSW35に対して溶着監視用として設けられており、B接点(通常閉接点)で構成されている。
上昇運転押ボタンSW33が正常な状態であれば、上昇運転押ボタンSW33を押下したときにA接点の接点片33aが閉じて、B接点の接点片33bが開く。このとき、運転操作押ボタンSW34の押下により接点片34aが閉じれば、上昇運転の押ボタン信号が点検運転状態判定部54に与えられる。
ここで、上昇運転押ボタンSW33が接点溶着状態にあると、上昇運転押ボタンSW33を押下してもB接点の接点片33bが閉じたままにある。このとき、下降運転押ボタンSW35に対応したB接点の接点片35bも閉じている。したがって、上昇運転押ボタンSW33が接点溶着状態にあるときに運転操作押ボタンSW34を押下すると、接点片34a、接点片35b、接点片33bを介して溶着監視信号が点検運転状態判定部54に与えられることになる。
下降運転押ボタンSW35が接点溶着状態にあるときも同様であり、運転操作押ボタンSW34を押下すると、接点片34a、接点片35b、接点片33bを介して溶着監視信号が点検運転状態判定部54に与えられることになる。
図10は運転操作押ボタンSW34も含めて接点溶着状態を監視するためのスイッチ回路である。図中の34bは運転操作押ボタンSW34に対して溶着監視用として設けられた接点片であり、B接点(通常閉接点)で構成されている。
運転操作押ボタンSW34が接点溶着状態にあると、運転操作押ボタンSW34を押下してもB接点の接点片34bが閉じたままにある。このとき、A接点の接点片34aが閉じるので、接点片34a,34bを介して溶着監視信号が点検運転状態判定部54に与えられることになる。
このように、押ボタンSW33,34,35の通常開接点の組み合わせにより、上昇/下降運転の押しボタン信号を点検運転状態判定部54に入力する。また、押ボタンSW33,34,35の通常閉接点の組み合わせにより、溶着監視信号を点検運転状態判定部54に入力する。点検運転状態判定部54では、これらの信号に基づいて図11に示すような判定を行う。そして、異常を検知した場合に、点検運転状態判定部54は、図4に示した主制御部51とは独立して、動力電源、ブレーキ電源を遮断制御して乗りかご11の運転を禁止する。
このように第2の実施形態によれば、昇降路内の点検運転装置の操作スイッチの異常を検知し、当該操作スイッチによる乗りかごの運転を禁止することで、操作スイッチの異常によって乗りかごの運転をコントロールできない事態を防いで、作業者の安全を確保することができる。
なお、上記第2の実施形態では、押ボタンスイッチの異常として接点溶着状態を例にして説明したが、例えば断線などによりスイッチ信号が正常に出力されない状態も含めて異常を検知する構成としても良い。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。
上記第2の実施形態では、押ボタンスイッチの通常開接点と通常閉接点の組み合わせで異常を検知する構成としたが、第3の実施形態では、押ボタンスイッチの入力状態から異常を検知する。
図12は点検運転装置21,27に備えられたスイッチ回路の構成を示す図である。
図中の31bは運転切替SW31のつまみ部31aに連動した接点片であり、B接点で構成されている。運転切替SW31のつまみ部31aを点検運転側に移動させると、接点片31bを介して点検運転の切替信号が点検運転状態判定部54に与えられる。
33aは上昇運転押ボタンSW33の接点片、34aは運転操作押ボタンSW34の接点片、35aは下降運転押ボタンSW35の接点片であり、それぞれA接点(通常開接点)で構成されている。
上昇運転押ボタンSW33を押下操作すると、接点片33aが閉じて上昇運転の押ボタン信号が点検運転状態判定部54に与えられる。同様に、運転操作押ボタンSW34を押下操作すると、接点片34aが閉じて運転操作の押ボタン信号が点検運転状態判定部54に与えられる。下降運転押ボタンSW35を押下操作すると、接点片35aが閉じて下降運転の押ボタン信号が点検運転状態判定部54に与えられる。図13に示すように、点検運転状態判定部54では、これらの押ボタンSW33,34,35の入力状態を監視して異常の有無を判定する。
図13は点検運転装置の押ボタンスイッチの異常検知を示すフローチャートである。
いま、説明を簡単にするため、かご上点検作業を例にして説明する。
かご上点検作業では、作業者が乗りかご11の上に設置されたかご上点検運転装置21を操作する。点検運転状態判定部54は、このかご上点検運転装置21の押ボタンSW33,34,35の入力状態を監視する(ステップS31)。
ここで、押ボタンSW33,34,35の中で一定時間T以上オン状態が連続しているスイッチがあるか否かを判断する(ステップS32)。上記時間Tは、点検運転時の乗りかご11の速度で最大昇降距離を移動するのに要する時間を考慮して設定される。例えば、点検運転時に乗りかご11が最下階から最上階まで移動するのに60秒かかるとすると、上記時間T=60秒として設定される。
上記時間T以上オン状態が連続している押ボタンスイッチがあれば、点検運転状態判定部54は、当該押ボタンスイッチが接点溶着状態による異常と判定し(ステップS33)、そのときの点検運転の操作を無効して乗りかご11の運転を禁止する(ステップS34)。
また、かご上点検運転装置21の操作によって乗りかご11を上昇または下降運転させた後、点検運転状態判定部54は、押ボタンSW33,34,35のすべてがオフしているか否かを判断する(ステップS35)。この場合、乗りかご11の上昇または下降運転後は、作業者が押ボタンSW33,34,35から手を離しているので、すべてがオフしていなければならない。
押ボタンSW33,34,35のすべてがオフしていれば(ステップS35のYes)、点検運転状態判定部54は、正常状態にあると判定し(ステップS36)、このときの点検運転の操作を有効として乗りかご11の運転を許可する(ステップS37)。
一方、押ボタンSW33,34,35のすべてがオフしていなかった場合には(ステップS35のNo)、点検運転状態判定部54は、何らかの異常があると判定し(ステップS38)、押ボタンSW33,34,35のすべてがオフするまでの間、乗りかご11の運転を禁止する(ステップS39)。
なお、ピット点検作業でも同様であり、ピット点検運転装置27の押ボタンSW33,34,35の入力状態から異常が検知される。
このように第3の実施形態によれば、押ボタンスイッチの入力状態から異常を検知する構成としても、異常時に乗りかごの運転を禁止することで、昇降路内で点検作業をしている作業者の安全を確保できる。
以上述べた少なくとも1つの実施形態によれば、昇降路内で点検作業を行う作業者の安全を確保することのできるエレベータの点検システムを提供することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…昇降路、11…乗りかご、12…カウンタウエイト、13…メインロープ、14a,14b…シーブ、15…巻上機、16…エレベータ制御装置、17…回転検出器、18…かごドア、19a,19b,19c…ホールドア、20…かご上手すり、21…かご上点検運転装置(リモコン)、23…カメラ、24…荷重検知装置、25…ピット、26a,26b…緩衝器、27…ピット点検運転装置(リモコン)、28…梯子、28a,28b…梯子部材、29…ピット点検SW、30…非常点検運転装置、31…運転切替SW、31a…つまみ部、32…非常停止SW、33…上昇運転押ボタンSW、34…運転操作押ボタンSW、35…下降運転押ボタンSW、41…かご上手すり、42…かご上点検SW、43…監視機器、51…主制御部、52…かご上侵入検知部、53…ピット侵入検知部、54…点検運転状態判定部。

Claims (8)

  1. 昇降路内に設けられ、通常運転と点検運転を切り替えるための運転切替スイッチと、点検運転時に作業者の操作によって乗りかごを上昇または下降運転するための操作スイッチとを有する点検運転装置と、
    昇降路内に作業者が侵入したことを検知する侵入検知手段と、
    上記運転切替スイッチによる点検運転への切り替え操作がなされていない状態で、上記侵入検知手段によって上記昇降路内に作業者が侵入したことが検知された場合に上記乗りかごの運転モードを点検運転に切り替える制御手段と
    を具備したことを特徴とするエレベータの点検システム。
  2. 上記制御手段は、
    上記操作スイッチの異常を検知した場合に上記操作スイッチの信号を無効にして上記乗りかごの運転を禁止することを特徴とする請求項1記載のエレベータの点検システム。
  3. 上記操作スイッチの異常として、接点溶着状態を含むことを特徴とする請求項2記載のエレベータの点検システム。
  4. 上記制御手段は、
    上記操作スイッチの入力状態を監視し、上記操作スイッチが一定時間以上オン状態にあるときに上記操作スイッチの異常と判定することを特徴とする請求項2記載のエレベータの点検システム。
  5. 上記制御手段は、
    上記操作スイッチの操作によって上記乗りかごを上昇また下降運転した後に上記操作スイッチがオフしなかった場合に、上記操作スイッチの異常と判定することを特徴とする請求項2記載のエレベータの点検システム。
  6. 上記侵入検知手段は、
    上記乗りかご内に設置されたカメラの撮影画像と上記乗りかごに設けられた荷重検知装置によって検知される荷重状態とに基づいて作業者のかご上侵入を検知することを特徴とする請求項1記載のエレベータの点検システム。
  7. 上記侵入検知手段は、
    上記昇降路のピットに降りるための梯子を使用可能な状態にしたときにオンするSWの状態により作業者のピット侵入を検知することを特徴とする請求項1記載のエレベータの点検システム。
  8. 上記制御手段は、
    上記昇降路内への作業者の侵入が検知された場合に、上記昇降路外に設置された他の点検運転装置の操作を無効とすることを特徴とする請求項1記載のエレベータの点検システム。
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