JP6656098B2 - 車載装置、車両制御方法および生体情報処理方法 - Google Patents

車載装置、車両制御方法および生体情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両制御システムに関するものであり、特に、人物の生体情報に基づいて車両を制御する技術に関するものである。
車両の搭乗者の体温、血圧、心拍数などの情報に基づき、搭乗者の体調を考慮して、車両の走行制御や車載機器(空調、照明、カーナビなど)の動作制御を行う技術が提案されている(例えば、下記の特許文献1〜7)。
特開2003−148967号公報 特開2006−102362号公報 特開2009−120143号公報 特開2009−214591号公報 特開2013−182382号公報 特開平05−112158号公報 特開2009−080718号公報
例えば、他車両の運転者の体調が悪化した場合、その他車両が予想外の動きをして事故に巻き込まれる恐れがある。また、体調が悪化した歩行者がふらついて車道へ出てくることも考えられる。上記の技術は、自車両内の人物の体調のみを考慮しており、このような場合に対応することはできない。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、自車両の外側にいる人物の体調を考慮して自車両を制御することができる車両制御システムを提供することを目的とする。
本発明に係る車載装置は、ブロードキャスト送信された人物の生体情報を受信する生体情報受信部と、生体情報受信部により受信された生体情報に対応する人物が自車両の内側にいるか外側にいるかを判定する人物位置判定部と、自車両の外側にいる人物の生体情報に基づいて自車両を制御する車両制御部と、を備え、人物位置判定部は、生体情報に対応する人物が自車両の外側にいると判定すると、さらに、当該人物が、自車両が走行中の道路の自車線側、対向車線側または歩道側のいずれに位置するかを判定し、車両制御部は、自車両の外側にいる人物の生体情報に異常が生じたとき、当該人物が自車線側、対向車線側および歩道側のいずれに位置するかに応じて、自車両の制御の仕方を変更する
本発明によれば、自車両の外側にいる人物の生体情報に基づいて自車両を制御できるため、他車両の運転者や歩行者の体調悪化に起因する事故を防ぐことができる。
本発明の実施の形態に係る車両制御システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯端末の構成を示す図である。 生体情報ビーコンのデータ構造の例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る携帯端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る車載装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る車載装置の動作を示すフローチャートである。 車両制御処理の一例を示すフローチャートである。 携帯端末または車載装置のハードウェア構成の例を示す図である。 携帯端末または車載装置のハードウェア構成の例を示す図である。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両制御システムの構成を示す図である。当該システムは、車両1〜3の搭乗者や歩行者4のそれぞれが有する医療機器10(ME)および携帯端末20(PT)と、車両1〜3にそれぞれに搭載された車載装置30(VD)とから構成される。
図1において、車両1を「自車両」と仮定すると、自車両1と進行方向が同じ車両2を「並走車両」と呼び、自車両1とは進行方向が逆の車両3を「対向車両」と呼ぶ。すなわち、並走車両2は、自車両1から見て道路の自車線側を走行する車両であり、対向車両3は、自車両1から見て道路の対向車線側を走行する車両である。なお、歩行者4は、自車両1が走行中の道路の外側(「歩道側」という)を歩くものとする。
医療機器10、携帯端末20および車載装置30はそれぞれ通信機能を有している。医療機器10は、予めペアリングされた特定の携帯端末20または特定の車載装置30と、1対1の通信を行う。ただし、1つの医療機器10が、特定の携帯端末20および特定の車載装置30の両方とペアリングされてもよい。また、携帯端末20および車載装置30は、特定の医療機器10との通信の他に、不特定多数の車載装置30へ向けて情報を送信する、ブロードキャスト送信が可能である。
このように、1対1の通信とブロードキャスト送信の両方の機能を有する無線通信方式としては、例えば、Bluetooth Low Energy(BLE)(「Bluetooth」は登録商標)がある。本実施の形態では、医療機器10、携帯端末20および車載装置30の間の通信は、BLEを用いて行われるものとする。BLEにおいてブロードキャスト送信される信号はビーコンと呼ばれる。
本実施の形態において、医療機器10は、その医療機器10の所有者(「ユーザ」ということもある)の携帯端末20とペアリングされるものとする。すなわち、医療機器10のユーザと、その医療機器10とペアリングされる携帯端末20のユーザとは、同一の人物である。また、医療機器10は、その医療機器10のユーザが搭乗している車両の車載装置30とだけペアリングされるものとする。すなわち、車載装置30とペアリングされた医療機器10のユーザは、その車載装置30が搭載された車両の搭乗者である。
医療機器10は、ユーザの体温、血圧、心拍数などを測定し、その測定結果である生体情報を、そのユーザの携帯端末20または当該ユーザが搭乗している車載装置30へ送信する。ここで、生体情報には、少なくとも血圧と拍数の片方または両方が含まれているものとする。
携帯端末20は、医療機器10から受信した生体情報に、自己の位置情報を付加し、位置情報が付加された生体情報を、ビーコンとしてブロードキャスト送信する。以下、位置情報が付加された生体情報を含むビーコンを、「生体情報ビーコン」という。なお、携帯端末20は、医療機器10および車載装置30との通信に用いられる専用の機器である必要はなく、携帯電話やスマートフォンなどでもよい。
図2は、携帯端末20の主要部の構成を示すブロック図である。図2のように、携帯端末20は、通信部21、生体情報受信部22、生体情報送信部23、現在位置特定部24および位置情報取得部25を備えている。
通信部21は、医療機器10および車載装置30との通信を行う。生体情報受信部22は、通信部21を通して、予めペアリングされたユーザの医療機器10から、当該ユーザの生体情報を受信し、それを生体情報送信部23へ送る。現在位置特定部24は、例えばGPS受信機であり、当該携帯端末20の現在位置を特定する位置情報を出力する。位置情報取得部25は、現在位置特定部24が出力する位置情報を取得して、それを生体情報送信部23へ送る。生体情報送信部23は、生体情報受信部22が受信した生体情報に、位置情報取得部25が取得した位置情報を付加して、生体情報ビーコンを作成し、それを不特定多数の車載装置30へ向けてブロードキャスト送信する。
図3は、生体情報ビーコンのデータ構造の例を示す図である。生体情報ビーコンには、医療機器10から取得した生体情報に、本発明に係る車両制御システム用の信号であることを示す識別子と、携帯端末20の位置情報とが付加された構成となっている。1つの生体情報ビーコンにおいて、生体情報を取得した医療機器10のユーザと、位置情報を取得した携帯端末20のユーザとは、同一の人物である。よって、生体情報ビーコンは、同一の人物の生体情報と位置情報とを含むものとなる。
ここで、携帯端末20の動作を説明する。図4は、携帯端末20の動作を示すフローチャートである。
携帯端末20が起動すると、生体情報受信部22は、予めペアリングされた特定の医療機器10から送信されるユーザの生体情報が、通信部21に受信されるのを待つ(ステップS201)。生体情報受信部22が、通信部21を通して、特定の医療機器10からの生体情報を受信すると(ステップS201でYES)、位置情報取得部25は、現在位置特定部24から位置情報を取得する(ステップS202)。生体情報受信部22が受信した生体情報および位置情報取得部25が取得した位置情報は、生体情報送信部23へと送られる。
生体情報送信部23は、生体情報受信部22が受信した生体情報に、位置情報取得部25が取得した位置情報を付加して、生体情報ビーコンを作成し(ステップS203)、それを不特定多数の車載装置30へ向けてブロードキャスト送信する(ステップS204)。ステップS204においては、生体情報ビーコンのブロードキャスト送信が、予め定められた回数だけ繰り返し行われる。
生体情報受信部22は、以上のステップS201〜S204の動作を繰り返し実行する。
次に、車載装置30について説明する。図5は、車載装置30の構成を示す図である。図5のように、車載装置30には、通信装置301、現在位置特定装置302、車載カメラ303、車載センサ304、車両制御装置305、表示装置306および音声出力装置307が接続されている。
通信装置301は、車載装置30が、医療機器10、携帯端末20および他車両に搭載された車載装置30との通信を行うためのものである。通信装置301は、例えば携帯電話やスマートフォンなどの汎用の通信装置を利用したものであってもよい。
現在位置特定装置302は、例えばGPS受信機であり、当該車載装置30の現在位置(自車両の現在位置に相当)を特定する位置情報を出力する。現在位置特定装置302は、例えばカーナビゲーションシステムと共用されていてもよい。
車載カメラ303は、車両の周辺を撮影する撮影装置である。車載センサ304は、例えばミリ波レーダ等であり、車両の周辺の障害物を検出すると共に、その障害物までの距離を測定することができる。車載カメラ303および車載センサ304は、例えば車両の衝突防止システムや自動運転システムなどで用いられるものを利用してもよい。
車両制御装置305は、例えばエンジン、モーター、ブレーキ、ステアリング、ワイパー、ヘッドライトなどの車両機器を制御するものである。表示装置306は、車載装置30が画像や文字メッセージを出力するためのものであり、音声出力装置307は、車載装置30が警告音や音声メッセージを出力するためのものである。表示装置306および音声出力装置307は、例えばカーナビゲーションシステムのものを用いてもよい。
図5では、通信装置301、現在位置特定装置302、表示装置306および音声出力装置307が、車載装置30に外付けされた例を示したが、それらは車載装置30に内蔵されていてもよい。
図5のように、車載装置30は、生体情報受信部31、生体情報送信部32、位置情報取得部33、人物位置判定部34および車両制御部35を備えている。
生体情報受信部31は、通信装置301を通して、予めペアリングされた特定の医療機器10からそのユーザの生体情報を受信したり、携帯端末20がブロードキャスト送信した生体情報ビーコンを受信したりする。生体情報受信部31は、医療機器10から受信した生体情報は生体情報送信部32へと送り、携帯端末20から受信した生体情報ビーコンは人物位置判定部34へと送る。
位置情報取得部33は、現在位置特定装置302が出力する位置情報を取得して、それを生体情報送信部32へ送る。生体情報送信部32は、生体情報受信部31から受信した生体情報に、位置情報取得部33が取得した位置情報を付加して、生体情報ビーコンを作成し、それを不特定多数の車載装置30へ向けてブロードキャスト送信する。
なお、位置情報取得部33が取得した位置情報は厳密には車載装置30の位置を示すものであるが、車載装置30は自車両に搭乗しているユーザの医療機器10とペアリングされているため、車載装置30の位置は、医療機器10のユーザの位置とみなすことができる。
人物位置判定部34は、生体情報受信部31から取得した生体情報ビーコンに基づいて、その生体情報に対応する人物が自車両の内側にいるか外側にいるかを判定する。この判定は、例えば、生体情報ビーコンから抽出した位置情報(すなわち生体情報に付加された位置情報)に基づいて行うことができる。例えば、車載装置30の位置情報と生体情報に付された位置情報とから、車載装置30と生体情報に対応する人物との距離を求め、その距離が予め定められた閾値よりも大きければ、当該人物が自車両の外側にいると判定することができる。また、同判定は、生体情報ビーコンの受信強度(すなわち生体情報の受信強度)に基づいて行われてもよい。例えば、生体情報ビーコンの受信強度が予め定められた閾値よりも小さければ、その生体情報ビーコンは自車両の外側の機器(携帯端末20または他の車載装置30)から送信されたもの判断し、当該生体情報ビーコンの生体情報に対応する人物が自車両の外側にいると判定することができる。また、それら2つの判定手法を組み合わせてもよい。
また、人物位置判定部34は、生体情報ビーコンから抽出した位置情報から、その生体情報ビーコンの生体情報に対応する人物が、自車両から見て道路の自車線側にいるか、対向車線側にいるか、あるいは歩道側にいるか、を判定する。このような人物の詳細な位置の特定は、生体情報ビーコンから抽出した位置情報だけで行うのではなく、車載カメラ303が撮影した映像の解析結果や、車載センサ304の出力の解析結果と組み合わせることで、より高い精度で行うことができる。逆に言えば、生体情報ビーコンに含まれる位置情報の精度が十分高い場合には、車載カメラ303および車載センサ304は省略してもよい。
本実施の形態では、人物位置判定部34が、自車線側に位置する人物は並走車両の搭乗者である可能性が高いと判断し、対向車線側に位置する人物は対向車両の搭乗者である可能性が高いと判断し、歩道側に位置する人物は歩行者である可能性が高いと判断する。人物が他車両の搭乗者か歩行者かの判断も、生体情報ビーコンから抽出した位置情報だけに基づいて行ってもよいが、さらに、車載カメラ303が撮影した映像の解析結果や、車載センサ304の出力の解析結果も考慮に加えてよい。またさらに、位置情報の履歴から分かる、人物の進行方向や進行速度を考慮に加えてもよい。
車両制御部35は、自車両の外側にいる人物の生体情報に基づいて自車両を制御する。例えば、自車両の外側にいる人物の生体情報に異常が生じたときに、車両制御装置305を制御して、自車両のシートベルトを固定したり、走行速度を減速させたり、表示装置306または音声出力装置307を制御して、自車両の内側または外側へ警告を発したりする。
また、車両制御部35は、生体情報に異常が生じている人物の位置に応じて、自車両の制御の仕方および警告の仕方を変更する。本実施の形態では、生体情報に異常が生じている人物が、自車線側、対向車線側および歩道側のいずれに位置するかに応じて、自車両の制御の仕方および警告の仕方を変更する。例えば、生体情報に異常が生じている人物が、自車線側に位置する場合、その人物は並走車両に搭乗している可能性が高く、並走車両が予期せぬ動きをする恐れがあるため、自車両の搭乗者にその旨を警告すると共に、シートベルトを固定して減速する。また、生体情報に異常が生じている人物が、対向車線側に位置する場合、その人物は対向車両に搭乗している可能性が高く、対向車両が予期せぬ動きをする恐れがあるため、上記の動作に加えて、対向車両に注意を促すようにヘッドライトをハイビームに切り替えたり、クラクションを鳴らしたりする。
なお、本実施の形態では、車両制御部35は、自車両の停止中に、自車両の外側にいる人物の生体情報に異常が生じた場合は、自車両の搭乗者に、急病人の存在を知らせる警告を発し、その急病人の救助を促す。
ここで、車載装置30の動作を説明する。図6は、車載装置30の動作を示すフローチャートである。
車載装置30が起動すると、生体情報受信部31は、予めペアリングされた特定の医療機器10(自車両内の人物の医療機器10)からの生体情報、または、携帯端末20や他車両の車載装置30からブロードキャスト送信された生体情報ビーコンが、通信装置301に受信されるのを待つ。
生体情報受信部31が、通信装置301を通して、特定の医療機器10から生体情報を受信した場合(ステップS301でYES)、位置情報取得部33が、現在位置特定装置302から位置情報を取得する(ステップS302)。この場合、生体情報受信部31が受信した生体情報および位置情報取得部33が取得した位置情報は、生体情報送信部32へと送られる。
生体情報送信部32は、生体情報受信部31が受信した生体情報に、位置情報取得部33が取得した位置情報を付加して、生体情報ビーコンを作成し(ステップS303)、それを不特定多数の車載装置30へ向けてブロードキャスト送信する(ステップS304)。ステップS304におけるブロードキャスト送信は、予め定められた回数だけ繰り返し行われる。
その後、ステップS301へ戻り、再び医療機器10からの生体情報または生体情報ビーコンが受信されるのを待つ。以上のステップS301〜S304の動作は、図4に示した携帯端末20の動作とほぼ同じである。つまり、本実施の形態では、車載装置30が、携帯端末20と同様の機能を兼ね備えた構成となっている。
一方、生体情報受信部31が、通信装置301を通して、ブロードキャスト送信された生体情報ビーコンを受信した場合(ステップS301でNO、且つ、ステップS305でYES)、人物位置判定部34が、生体情報ビーコンに含まれる生体情報に対応する人物の位置を判定し(ステップS306)、当該人物が自車両の内側にいるか否かを判定する(ステップS307)。
生体情報に対応する人物が自車両の内側にいると判定された場合(ステップS307でYES)、ステップS301へ戻り、医療機器10からの生体情報または生体情報ビーコンが受信されるのを待つ。
生体情報ビーコンの生体情報に対応する人物が自車両の外側にいると判定された場合(ステップS307でNO)、その生体情報(血圧または心拍数)の値が、予め定められた正常範囲内かどうかを確認することで、生体情報に異常が生じていないか確認する(ステップS308)。生体情報ビーコンの生体情報に異常が生じていなければ(ステップS308でYES)、ステップS301へ戻る。
生体情報ビーコンの生体情報に異常が生じていれば(ステップS308でNO)、車両制御部35は、自車両が走行中か否かを確認する(ステップS309)。自車両が停止中であれば、車両制御部35は、表示装置306および音声出力装置307を用いて警報を車内に発することで、急病人の存在を自車両の搭乗者に知らせる(ステップS310)。その後、ステップS301へと戻る。
また、自車両が走行中であれば、車両制御部35は、生体情報に異常が生じた人物の位置に応じた車両制御処理を行う(ステップS311)。図7はその車両制御処理の一例を示すフローチャートである。
車両制御処理では、人物位置判定部34が、生体情報に異常が生じている人物の位置をより詳細に特定する(ステップS401)。すなわち、人物位置判定部34は、当該人物が、自車両が走行中の道路の自車線側、対向車線側または歩道側のいずれに位置するかを判定する。
当該人物の位置が自車線側の場合(ステップS402で“自車両側”)、車両制御部35は、表示装置306の画面に警告の文字メッセージを表示し(ステップS403)、音声出力装置307を用いて警告の音声メッセージを出力する(ステップS404)。さらに、車両制御部35は、車両制御装置305を制御して、自車両のシートベルトを固定して(ステップS405)、自車両を減速させる(ステップS406)。
また、当該人物の位置が対向車線または歩道側の場合(ステップS402で“対向車線”または“歩道側”)、車両制御部35は、表示装置306の画面に警告の文字メッセージを表示し(ステップS407)、音声出力装置307を用いて警告の音声メッセージを出力する(ステップS408)。さらに、車両制御部35は、車両制御装置305を制御して、自車両のシートベルトを固定して(ステップS409)、自車両のヘッドライトをハイビームに切り換える(ステップS410)。さらに、車両制御部35は、車両制御装置305を制御して、自車両のクラクションを鳴らし(ステップS411)、自車両を減速させる(ステップS412)。
図7の例では、また、生体情報に異常が生じている人物の位置が対向車線の場合の処理と、歩道側の場合との処理を同じにしたが、両者の処理を異なるものにしてもよい。例えば、当該人物が対向車線側に位置する場合は、自車両を歩道寄りの車線へ誘導するための警告や自動運転制御を行い、当該人物が歩道側に位置する場合は道路の中央寄りの車線へ誘導するための警告や自動運転制御を行うことなどが考えられる。
このように、本実施の形態では、車両制御部35は、自車両の外側にいる人物の生体情報に異常が生じたとき、当該人物が自車線側、対向車線側および歩道側のいずれに位置するかに応じて、自車両の制御の仕方および警告の仕方を変更する。よって、より状況に適した車両の制御または警告を行うことができ、事故防止に寄与できる。
本実施の形態に係る車両制御システムによれば、携帯端末20または車載装置30が、医療機器10のユーザの生体情報を含む生体情報ビーコンをブロードキャスト送信するため、各車両の車載装置30は、その車両の外側にいる人物の生体情報を取得することができる。よって、車載装置30は、自車両の外側にいる人物の生体情報に基づいて自車両を制御することができ、他車両の運転者や歩行者の体調悪化に起因する事故を防ぐことが可能になる。
図8および図9は、それぞれ車載装置30のハードウェア構成の一例を示す図である。図5に示した車載装置30の各要素(生体情報受信部31、生体情報送信部32、位置情報取得部33、人物位置判定部34および車両制御部35)は、例えば図8に示す処理回路50により実現される。すなわち、処理回路50は、ブロードキャスト送信された人物の生体情報(生体情報ビーコン)を受信する生体情報受信部31と、当該生体情報に対応する人物が自車両の内側にいるか外側にいるかを判定する人物位置判定部34と、自車両の外側にいる人物の生体情報に基づいて自車両を制御する車両制御部35と、を備える。
本実施の形態の車載装置30では、処理回路50は、さらに、特定の医療機器10から人物の生体情報を受信する生体情報受信部31と、自己の位置情報を取得する位置情報取得部33と、生体情報に位置情報を付加してブロードキャスト送信する生体情報送信部32とを、備える。
処理回路50には、専用のハードウェアが適用されてもよいし、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサ(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、Digital Signal Processor)が適用されてもよい。処理回路50が専用のハードウェアである場合、処理回路50は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらを組み合わせたものなどが該当する。車載装置30の各要素の機能のそれぞれは、複数の処理回路で実現されてもよいし、それらの機能がまとめて一つの処理回路で実現されてもよい。
図9は、処理回路50がプロセッサを用いて構成されている場合における車載装置30のハードウェア構成を示している。この場合、車載装置30の各要素の機能は、ソフトウェア等(ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェア)との組み合わせにより実現される。ソフトウェア等はプログラムとして記述され、メモリ52に格納される。処理回路50としてのプロセッサ51は、メモリ52に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、車載装置30は、処理回路50により実行されるときに、ブロードキャスト送信された人物の生体情報(生体情報ビーコン)を受信する処理と、生体情報に対応する人物が自車両の内側にいるか外側にいるかを判定する処理と、自車両の外側にいる人物の生体情報に基づいて自車両を制御する処理と、が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ52を備える。換言すれば、このプログラムは、車載装置30の各要素の動作の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。
本実施の形態では、メモリ52にはさらに、処理回路50により実行されるときに、特定の医療機器10から人物の生体情報を受信する処理と、車両機器の位置情報を取得する処理と、生体情報に位置情報を付加してブロードキャスト送信する処理と、が結果的に実行されることになるプログラムも格納されている。
ここで、メモリ52には、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)およびそのドライブ装置等が該当する。
また、携帯端末20も、図8および図9と同様のハードウェア構成によって実現できる。例えば、図2に示した携帯端末20の各要素(通信部21、生体情報受信部22、生体情報送信部23、現在位置特定部24および位置情報取得部25)を、図8の処理回路50を用いて実現する場合、処理回路50は、特定の医療機器10から人物の生体情報を受信する生体情報受信部22と、自己の位置情報を取得する位置情報取得部25と、生体情報に位置情報を付加してブロードキャスト送信する生体情報送信部23とを、備える。
また、携帯端末20の各要素の機能が、図9のプロセッサ51およびメモリ52を用いて実現される場合、メモリ52には、処理回路50により実行されるときに、予め定められた医療機器から人物の生体情報を受信する処理と、車両機器の位置情報を取得する処理と、生体情報に位置情報を付加してブロードキャスト送信する処理と、が結果的に実行されることになるプログラムが格納される。
以上、携帯端末20および車載装置30の各要素の機能が、ハードウェアおよびソフトウェア等のいずれか一方で実現される構成について説明した。しかしこれに限ったものではなく、携帯端末20あるいは車載装置30の一部の要素を専用のハードウェアで実現し、別の一部の要素をソフトウェア等で実現する構成であってもよい。例えば、携帯端末20あるいは車載装置30の一部の要素については専用のハードウェアとしての処理回路50でその機能を実現し、他の一部の要素についてはプロセッサ51としての処理回路50がメモリ52に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
以上のように、携帯端末20は、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1〜3 車両、4 歩行者、10 医療機器、20 携帯端末、21 通信部、22 生体情報受信部、23 生体情報送信部、24 現在位置特定部、25 位置情報取得部、30 車載装置、31 生体情報受信部、32 生体情報送信部、33 位置情報取得部、34 人物位置判定部、35 車両制御部、301 通信装置、302 現在位置特定装置、303 車載カメラ、304 車載センサ、305 車両制御装置、306 表示装置、307 音声出力装置。

Claims (11)

  1. ブロードキャスト送信された人物の生体情報を受信する生体情報受信部と、
    前記生体情報受信部により受信された前記生体情報に対応する人物が自車両の内側にいるか外側にいるかを判定する人物位置判定部と、
    前記自車両の外側にいる人物の前記生体情報に基づいて前記自車両を制御する車両制御部と、
    を備え
    前記人物位置判定部は、前記生体情報に対応する人物が前記自車両の外側にいると判定すると、さらに、当該人物が、前記自車両が走行中の道路の自車線側、対向車線側または歩道側のいずれに位置するかを判定し、
    前記車両制御部は、前記自車両の外側にいる人物の生体情報に異常が生じたとき、当該人物が前記自車線側、前記対向車線側および前記歩道側のいずれに位置するかに応じて、前記自車両の制御の仕方を変更する
    車載装置。
  2. 前記人物位置判定部は、前記生体情報に対応する人物が前記自車両の内側にいるか外側にいるかを、当該生体情報の受信強度に基づいて判定する、
    請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記生体情報には、人物の位置情報が付加されており、
    前記人物位置判定部は、前記生体情報に対応する人物が前記自車両の内側にいるか外側にいるかを、当該生体情報に付加されている位置情報に基づいて判定する、
    請求項1または請求項2に記載の車載装置。
  4. 前記車両制御部は、前記自車両の外側にいる人物の生体情報に異常が生じると、前記自車両のシートベルトを固定する、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車載装置。
  5. 前記車両制御部は、前記自車両の外側にいる人物の生体情報に異常が生じると、前記自車両の内側または外側へ警告を発する、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の車載装置。
  6. ブロードキャスト送信された人物の生体情報を受信する生体情報受信部と、
    前記生体情報受信部により受信された前記生体情報に対応する人物が自車両の内側にいるか外側にいるかを判定する人物位置判定部と、
    前記自車両の外側にいる人物の前記生体情報に基づいて前記自車両を制御する車両制御部と、
    を備え
    前記人物位置判定部は、前記生体情報に対応する人物が前記自車両の外側にいると判定すると、さらに、当該人物が、前記自車両が走行中の道路の自車線側、対向車線側または歩道側のいずれに位置するかを判定し、
    前記車両制御部は、前記自車両の外側にいる人物の生体情報に異常が生じると、前記自車両の内側または外側へ警告を発し、
    前記車両制御部は、前記自車両の外側にいる人物の生体情報に異常が生じたとき、当該人物が前記自車線側、前記対向車線側および前記歩道側のいずれに位置するかに応じて、前記警告の仕方を変更する
    車載装置。
  7. 前記車両制御部は、前記自車両の停止中に、前記自車両の外側にいる人物の生体情報に異常が生じた場合は、急病人の存在を知らせる警告を発する、
    請求項または請求項に記載の車載装置。
  8. 前記生体情報受信部は、さらに、特定の医療機器から人物の生体情報を受信し、
    自己の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記特定の医療機器から受信した前記生体情報に前記位置情報を付加してブロードキャスト送信する生体情報送信部と、
    さらに備える
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の車載装置。
  9. 前記生体情報は、人物の血圧および心拍数のうちの片方または両方の情報を含む、
    請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の車載装置。
  10. 車載装置における車両制御方法であって、
    載装置の生体情報受信部が、ブロードキャスト送信された人物の生体情報を受信し、
    前記車載装置の人物位置判定部が、前記生体情報に対応する人物が自車両の内側にいるか外側にいるかを判定し、前記生体情報に対応する人物が前記自車両の外側にいると判定すると、さらに、当該人物が、前記自車両が走行中の道路の自車線側、対向車線側または歩道側のいずれに位置するかを判定し、
    前記車載装置の車両制御部が、前記自車両の外側にいる人物の前記生体情報に基づいて前記自車両を制御前記自車両の外側にいる人物の生体情報に異常が生じたとき、当該人物が前記自車線側、前記対向車線側および前記歩道側のいずれに位置するかに応じて、前記自車両の制御の仕方を変更する、
    車両制御方法。
  11. 車載装置における生体情報処理方法であって、
    請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の車載装置前記生体情報受信部が、特定の医療機器から人物の生体情報を受信し、
    前記車載装置の位置情報取得部が、前記車載装置の位置情報を取得し、
    前記車載装置の生体情報送信部が、前記特定の医療機器から受信した前記生体情報に前記位置情報を付加してブロードキャスト送信する、
    生体情報処理方法。
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