JP6654673B2 - 二次電池用電極アセンブリおよび二次電池用電極アセンブリの製造方法 - Google Patents

二次電池用電極アセンブリおよび二次電池用電極アセンブリの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は二次電池用電極アセンブリおよび二次電池用電極アセンブリの製造方法に関する。
二次電池用電極の製造工程において、電極シートとセパレータとが捲回された捲回体の巻き終わり箇所は、例えば接着テープによって固定される。特許文献1には、捲回体の巻き終わり箇所に接着テープを貼り付けた構成が開示されている。
特開2015-210980号公報
しかしながら、特許文献1に記載のセパレータの捲回体では、セパレータの終端部分において、セパレータによる段に沿って粘着テープが大きく変形している。変形した粘着テープによってセパレータの機能層が引っ張られ、機能層が破損する可能性がある。また、捲回体の最外層が電極シートである場合、同様の理由により電極シートの活物質層が破損する可能性がある。
本発明の一態様は、セパレータの機能層または電極シートの活物質層の破損を抑制する二次電池用電極アセンブリを実現することを目的とする。
本発明の一態様に係る二次電池用電極アセンブリは、活物質層および集電体を有する電極シートと、機能層およびフィルム基材を有するセパレータとが重ねられ、前記電極シートまたは前記セパレータが捲回された捲回体と、前記捲回体の外側の終端部分を留める接着テープとを備え、前記接着テープは、前記活物質層の外側面または前記機能層の外側面に接着し、前記終端部分の端面の隣には、前記接着テープと、前記電極シートまたは前記セパレータとの間に空隙が形成されており、前記捲回体の周方向における前記空隙の長さは、前記捲回体の最外層に位置する前記電極シートまたは前記セパレータの膜厚以上である。
上記の構成によれば、空隙の長さが、捲回体の最外層に位置する電極シートまたはセパレータの膜厚以上であるため、活物質層または機能層が接着テープに引っ張られて破損することを抑制することができる。
また、上記の構成では、前記捲回体の最外層は、前記セパレータであってもよい。
本発明の一態様に係る二次電池用電極アセンブリの製造方法は、活物質層および集電体を有する電極シートと、機能層およびフィルム基材を有するセパレータとが重ねられ、前記電極シートまたは前記セパレータが捲回された捲回体を備える二次電池用電極アセンブリの製造方法であって、前記電極シートと前記セパレータとを重ね合わせて捲回する捲回工程と、前記活物質層の外側面または前記機能層の外側面に接着テープを接着させて、前記捲回体の外側の終端部分を前記接着テープで留める貼付工程とを含み、前記貼付工程にて、前記終端部分の端面の隣に、前記接着テープと、前記電極シートまたは前記セパレータとの間に空隙を形成し、前記捲回体の周方向における前記空隙の長さは、前記捲回体の最外層に位置する前記電極シートまたは前記セパレータの膜厚以上である。
上記の方法によれば、捲回体の周方向における空隙の長さが、捲回体の最外層に位置する電極シートまたはセパレータの膜厚以上であるため、活物質層または機能層が接着テープに引っ張られて破損することを抑制することができる。
また、上記の方法では、前記捲回体の最外層は、前記セパレータであってもよい。
本発明の一態様によれば、セパレータの機能層または電極シートの活物質層の破損を抑制することができる。
(a)は、一実施形態の二次電池用の電極アセンブリの一部を展開した斜視図であり、(b)(c)は、二次電池用の電極アセンブリの斜視図である。 参考例の電極アセンブリの、捲回体の軸に垂直な断面における最外層の終端部分を拡大して示す断面図である。 参考例の電極アセンブリの、捲回体の軸に垂直な断面における最外層の終端部分を拡大して示す断面図である。 一実施形態の電極アセンブリの、捲回体の軸に垂直な断面における最外層の終端部分を拡大して示す断面図である。 歪みの指標としてのtanRのグラフを示す図である。 電極アセンブリの変形例の、捲回体の軸に垂直な断面における最外層の終端部分を拡大して示す断面図である。 電極アセンブリのサンプルの断面を撮影した画像である。 電極アセンブリのサンプルの断面を撮影した画像である。 一実施形態の電極アセンブリの、捲回体の軸に垂直な断面における最外層の終端部分を拡大して示す断面図である。 一実施形態の電極アセンブリの構成を模式的に示す断面図である。
本発明の一態様において、活物質層および集電体を有する電極シートと機能層およびフィルム基材を有するセパレータとを備える捲回体とは、少なくとも、前記電極シートと前記セパレータとが重なり合った部分と、前記電極シートまたは前記セパレータが捲回された部分とを備えるものである。すなわち、前記捲回体は、前記電極シートと前記セパレータとが積層された状態で共に捲回されたものでもよいし、あるいは、前記電極シートと前記セパレータとが積層された積層体の最外周を、前記電極シートまたは前記セパレータの少なくとも1つで1周以上捲回したものでもよい。
〔実施形態1〕
図1の(a)は、一実施形態の二次電池用の電極アセンブリの一部を展開した斜視図である。図1の(b)は、二次電池用の電極アセンブリの斜視図である。二次電池用の電極アセンブリ1は、捲回体2と、捲回体2の最外層の終端部分を留める接着テープ3とを備える。捲回体2は、負極シート4、正極シート5、および2つのセパレータ(第1セパレータ6、第2セパレータ7)を含む。2つの電極シート(負極シート4、正極シート5)と2つのセパレータ(第1セパレータ6、第2セパレータ7)とは交互に重ねられ、捲回されている。負極シート4には負極リード4aが接続されている。正極シート5には正極リード5aが接続されている。負極リード4aおよび正極リード5aは、二次電池の負極および正極にそれぞれ接続されるものである。接着テープ3は、捲回体2の外周面に貼り付けられるテープであり、捲回された捲回体2の最外層の終端部分を留めて固定するものである。接着テープ3は、捲回体2の周りを一周してもよいし、一周せずに捲回体2の外周の一部に貼られていてもよい。また、接着テープ3は、捲回体2の軸方向の中央部分に貼られていても良いし、中央以外に貼られていてもよい。また、接着テープ3は、1本であってもよいし、複数本であってもよい。また、接着テープ3の幅(捲回体2の軸方向の長さ)も任意であり、捲回体2の軸方向の幅のほとんど全てを覆う長さであってもよいし、捲回体2の軸方向の幅の一部を覆う長さであってもよい。電極アセンブリ1は、二次電池を構成するために、電池缶に収容される。なお、図1の(a)に示す負極シート4、正極シート5、第1セパレータ6、および第2セパレータ7の長さおよび幅は、模式的に示したものであり、正確なものではない。図1に示す捲回体2は、円筒状の電池缶に収容されるために円柱状であってもよいし、直方体状または袋状の電池容器に収容されるために図1の(c)に示すように扁平な円柱状であってもよい。捲回体2が収容される容器は、金属製の缶に限られず、樹脂と金属箔とが積層されたフィルムを袋状または箱状に成型したものでもよい。
図2は、参考例の電極アセンブリの、捲回体の軸に垂直な断面における最外層の終端部分を拡大して示す断面図である。捲回体の最外層には、第1セパレータ6が位置する。第1セパレータ6は、多孔質のフィルム基材11と、機能層12とを備える。ここでは機能層12は、多孔質のフィルム基材11の片側の面に形成されているが、例えば両側の面に形成されていてもよい。機能層12は、柔軟な多孔質のフィルム基材11よりも脆い材質である。
第1セパレータ6は、機能層12として、例えば耐熱層を備える。第1セパレータ6における多孔質のフィルム基材11は、第1セパレータ6が高温になった時融解することで、多孔質のフィルム基材11自身に形成されていた孔を閉塞する。これにより、フィルム基材11は、リチウムイオンの移動を停止させ、二次電池の過放電または過充電を防止する。一方、耐熱層は、第1セパレータ6が高温になった時にも形状を変化させない。つまり、耐熱層は、多孔質のフィルム基材11が融解したときにも形状が変化することなく、第1セパレータ6の膜形状を維持することで、リチウムイオンの移動をより確実に停止させることができる。
接着テープ3は、例えばプラスティックフィルムであるテープ基材13と、接着のための粘着層14とを備える。粘着層14は、主として粘着剤(または接着剤)を含み、テープ基材13の内側面に形成されている。第1セパレータ6は、接着テープ3より(特にテープ基材より)、薄くかつ柔軟である。また、粘着層14はテープ基材13より柔軟である。それゆえ、第1セパレータ6の終端部分の段の周辺において、粘着層14が大きく変形し、粘着層14は、第1セパレータ6の外側面に接着している。
接着テープ3の貼付工程において、捲回体の巻きが緩まないように、接着テープ3は、周方向(矢印Iの方向)に向かって、最外層の第1セパレータ6(図2において上側)に貼り付けられた後、内側の第1セパレータ6(図2において下側)に貼り付けられる。なお、ここでは、第1セパレータ6の終端部分の段より高い側の第1セパレータ6と低い側の第1セパレータ6とを区別するため、セパレータの段より高い側を最外層の第1セパレータ6と呼び、セパレータの段より低い側を内側の第1セパレータ6と呼ぶ。接着テープ3は、最外層の第1セパレータ6の終端部分において、機能層12の外側面に接着している。最外層の第1セパレータ6の終端部分の端面16の隣には、ボイド15(空隙)が形成されている。
テープ基材13は粘着層14に比べてほとんど変形しないので、粘着層14においてボイド15に隣接する部分は、粘着層14の表面の方向に沿って引き伸ばされている。ボイド15を挟む内側の第1セパレータ6と粘着層14との間の角度Rが大きいことは、周方向(テープ基材13に沿った方向)への粘着層14の変形量(歪み)が大きいことを意味する。ボイド15を挟む内側の第1セパレータ6と粘着層14との間の角度Rが大きい場合、歪んだ粘着層14によって、最外層の第1セパレータ6の機能層12の先端は、主に周方向(矢印Iの方向)に引っ張られる。それゆえ、終端部分において、最外層の機能層12がフィルム基材11から剥離したり、破損したりして、機能層12の欠片が第1セパレータ6の端面16から脱落し得る。
図3の(a)(b)は、参考例の電極アセンブリの、捲回体の軸に垂直な断面における最外層の終端部分を拡大して示す断面図である。歪んだ(伸張した)粘着層14には、収縮する応力が生じている。それゆえ、歪んだ粘着層14は内側の第1セパレータ6の機能層12をテープ基材13側に引っ張っている。特に、ボイド15を挟む内側の第1セパレータ6の機能層12と粘着層14との間の角度Rが大きい場合(図3の(a))、粘着層14のボイド15に対応する部分は大きく引き伸ばされているため、粘着層14が収縮する応力も大きい。それゆえ、歪んだ粘着層14が内側の第1セパレータ6の機能層12をテープ基材13側に引っ張ることにより、内側の第1セパレータ6の機能層12がフィルム基材11から剥がれ得る(図3の(b))。
図4は、一実施形態の電極アセンブリ1の、捲回体2の軸に垂直な断面における最外層の終端部分を拡大して示す断面図である。電極アセンブリ1は、角度Rが小さいことを除き、参考例の電極アセンブリと同じである。捲回体2の最外層には、第1セパレータ6が位置する。第1セパレータ6において、フィルム基材11の外側面に機能層12が形成されている。接着テープ3の粘着層14は、機能層12の外側面に接着している。粘着層14は、最外層に位置する第1セパレータ6に対応する箇所では薄く、内側の第1セパレータ6に対応する箇所では厚い。すなわち、粘着層14は、最外層に位置する第1セパレータ6に対応する箇所では捲回体2の径方向に圧縮されており、内側の第1セパレータ6に対応する箇所では捲回体2の径方向に伸張されている。そのため、最外層に位置する第1セパレータ6には、粘着層14から捲回体2の内側に向けた力が働き、内側の第1セパレータ6には、粘着層14から捲回体2の外側に向けた力が働いている。
電極アセンブリ1では、第1セパレータ6の終端部分の端面16の隣のボイド15(空隙)を、意図的に大きく形成している。電極アセンブリ1では、捲回体2の周方向におけるボイド15の長さSは、捲回体2の最外層に位置する第1セパレータ6の膜厚T以上である。ボイド15の長さSを、最外層に位置する第1セパレータ6の膜厚T以上とすることにより、ボイド15を挟む内側の第1セパレータ6と粘着層14との間の角度Rを、45°以下とすることができる。これにより、ボイド15の周辺の粘着層14の歪みが小さくなる。粘着層14の変形を小さくするという観点では、膜厚Tに対する長さSの大きさは大きい程よい。ボイド15の長さSについて、より具体的に図4を参照して説明する。ボイド15の長さSとは、最外層の第1セパレータ6の終端部分の端面16の下端部Uから、ボイド15を挟んで、接着テープ3の粘着層14が内側の第1セパレータ6に接着している接着端部Vまでの距離を意味する。膜厚Tを1としたときの、膜厚Tに対する長さSの大きさは、好ましくは2以上であり、5以上でもよく、10以上でもよく、50以上でもよい。また、膜厚Tに対する長さSの大きさは、200以下でもよく、100以下でもよい。T/Sが0に近ければ、粘着層14の歪みは0に近くなる。それゆえ、tanRが粘着層14の歪みの大きさの指標となる。図5は、歪みの指標としてのtanRのグラフを示す図である。図5から、Rが45°を越えると、急激にグラフの傾きが大きくなっていくことが分かる。本実施形態では、歪みが急激に大きくなる角度範囲(R>45°)を避けて、R≦45°になるように接着テープ3を貼り付けることで、粘着層14の歪みを小さく抑えている。そのため、ボイド15周辺の粘着層14が収縮する応力も小さい。よって、内側の第1セパレータ6の機能層12が剥離することを防ぐことができる。また、粘着層14の周方向(テープ基材13に沿った方向)に沿った応力も小さくなっている。それゆえ、最外層の第1セパレータ6の終端部分において、最外層の機能層12がフィルム基材11から剥離したり、破損したりすることを防ぐことができる。
なお、ここではフィルム基材11の片面に機能層12が形成されている構成について説明したが、フィルム基材11の両面に機能層12が形成されていてもよい。
なお、最外層の第1セパレータ6の終端部分の端面16は、最外層の第1セパレータ6の終端部分の外側面に対して傾斜していてもよい。例えば、最外層の第1セパレータ6の終端部分は、捲回体2の軸に垂直な断面において、接着テープ3側(外側)の角の内角が鈍角になっていてもよい。また逆に、最外層の第1セパレータ6の終端部分は、捲回体2の軸に垂直な断面において、接着テープ3側(外側)の角の内角が鋭角になっていてもよい。例えば、製造された長尺のセパレータを、切断刃によって斜めにカットすることで、カットされたセパレータの端面は斜面になる。
以下のようにして電極アセンブリ1を製造することができる。捲回工程では、2つの電極シート(負極シート4、正極シート5)と2つのセパレータ(第1セパレータ6、第2セパレータ7)とを交互に重ね合わせて捲回することで、捲回体2を得る。貼付工程では、接着テープ3を、最外層の第1セパレータ6(図4において上側)に貼り付けた後、接着テープ3を、1つ内側の第1セパレータ6(図4において下側)に貼り付ける。接着テープ3は、第1セパレータ6の終端部分において、機能層12の外側面に接着している。その後、接着テープ3の上から、最外層の第1セパレータ6の終端部分による段より低い側(図4において端面16より右側)を押圧部材で押さえる。このとき、押圧部材がボイド15を潰さないようにするため、最外層の第1セパレータ6の終端部分の端面16から所定の距離までの範囲を押圧部材が押さえないようにする。換言すれば、終端部分の端面16から所定の距離より遠い箇所を、押圧部材で押さえる。これにより、ボイド15を意図的に大きく形成することができる。
(変形例)
図6は、機能層12の向きが異なる電極アセンブリの変形例の、捲回体の軸に垂直な断面における最外層の終端部分を拡大して示す断面図である。図6において、点線の枠で囲った箇所は、本発明の一態様による効果により、機能層12の破損が防止される箇所である。
図6の(a)に示す電極アセンブリでは、最外層の第1セパレータ6の機能層12と、1つ内側の第1セパレータ6の機能層12とは、共に外側(接着テープ3側)を向いている。この構成では、S≧T(またはR≦45°)であるボイド15を形成することで、最外層の第1セパレータ6の機能層12の破損と、1つ内側の第1セパレータ6の機能層12の破損とを防止することができる。
図6の(b)に示す電極アセンブリでは、最外層の第1セパレータ6の機能層12は内側(捲回体の軸側)を向き、1つ内側の第2セパレータ7の機能層12は外側(接着テープ3側)を向いている。この構成では、S≧T(またはR≦45°)であるボイド15を形成することで、1つ内側の第2セパレータ7の機能層12の破損を防止することができる。なお、1つ内側の第2セパレータ7の終端部分は、別の箇所で接着テープ3によって留められている。
図6の(c)に示す電極アセンブリでは、最外層の第1セパレータ6の機能層12は外側(接着テープ3側)を向き、1つ内側の第2セパレータ7の機能層12は内側(捲回体の軸側)を向いている。この構成では、S≧T(またはR≦45°)であるボイド15を形成することで、最外層の第1セパレータ6の機能層12の破損を防止することができる。なお、1つ内側の第2セパレータ7の終端部分は、別の箇所で接着テープ3によって留められている。
なお、図6の(b)に示すように、最外層の第1セパレータ6のフィルム基材11が外側(接着テープ3側)を向いている場合、接着テープ3は、第1セパレータ6のフィルム基材11に接着する。そのため、接着テープ3によって第1セパレータ6の機能層12が破損することを心配する必要はない。しかしながら、第1セパレータ6の機能層12の向きと第2セパレータ7の機能層12の向きとが逆になる。そのため、電極アセンブリの製造工程において、作業員が、材料であるセパレータ捲回体を軸にセットする方向を間違いやすくなる。
一方、図6の(a)では、最外層の第1セパレータ6の機能層12と1つ内側の第1セパレータ6の機能層12とが共に外側(接着テープ3側)を向いている。この場合、電極アセンブリの製造工程において、材料であるセパレータ捲回体を軸にセットする方向は共通であるので、作業員が間違いにくくなる。そして、上述の例では、S≧T(またはR≦45°)であるボイド15を形成することで、外側を向いた機能層12の破損を抑制している。
図7は、電極アセンブリのサンプルの断面を撮影した画像である。見やすさのため、粘着層14とテープ基材13との界面、および粘着層14とセパレータとの界面に、線を引いている。ここでは、接着テープ3を貼り付けた終端部分だけを取り出して、レーザー顕微鏡で終端部分の撮影を行った。そのため、端面16から離れた箇所では、第1セパレータ6と第2セパレータ7との間に空間が生じている。なお、第1セパレータ6の機能層と第2セパレータ7の機能層とは、接着テープ3側を向いている。
図7に示すように、第1セパレータ6の終端部分の端面16は、第1セパレータ6の終端部分の外側面に対して傾斜している。具体的には、第1セパレータ6の終端部分は、接着テープ3側(外側)の角の内角が鈍角になっている。この傾斜した端面16の隣には、S≧T(またはR≦45°)であるボイド15が形成されている。
図8は、他の電極アセンブリのサンプルの断面を撮影した画像である。見やすさのため、粘着層14とテープ基材13との界面、および粘着層14とセパレータとの界面に、線を引いている。ここでは、接着テープ3を貼り付けた終端部分だけを取り出して、レーザー顕微鏡で終端部分の撮影を行った。なお、第1セパレータ6の機能層と第2セパレータ7の機能層とは、接着テープ3側を向いている。
図8に示す電極アセンブリは、図7に示す電極アセンブリとは、端面16の傾きが逆になっている。具体的には、第1セパレータ6の終端部分は、接着テープ3側(外側)の角の内角が鋭角になっている。この傾斜した端面16の隣には、S≧T(またはR≦45°)であるボイド15が形成されている。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。上述の実施形態では、捲回体の最外層がセパレータである例について説明したが、本実施形態では、捲回体の最外層が電極シートである例について説明する。
図9は、本実施形態の電極アセンブリの、捲回体の軸に垂直な断面における最外層の終端部分を拡大して示す断面図である。本実施形態の電極アセンブリでは、捲回体の最外層に、負極シート4が位置する。負極シート4は、金属導体箔である負極集電体23と、負極集電体23上に形成された負極活物質層24とを備える。ここでは、負極活物質層24は、負極集電体23上に塗布して形成されたものであり、負極集電体23より脆い材質である。同様に、図示されていないが、正極シートは、金属導体箔である正極集電体と、正極集電体上に形成された正極活物質層とを備える。最外層の負極シート4の負極活物質層24は外側(接着テープ3側)を向き、内側の第1セパレータ6の機能層12も外側(接着テープ3側)向いている。
この構成においても、負極シート4の終端部分の端面18の隣のボイド15(空隙)を、意図的に大きく形成している。具体的には、捲回体の周方向におけるボイド15の長さSは、捲回体2の最外層に位置する負極シート4の膜厚T以上である。すなわち、ボイド15を挟む内側の第1セパレータ6と粘着層14との間の角度Rは、45°以下である。これにより、ボイド15の周辺の粘着層14の歪みが小さくなる。そのため、粘着層14が収縮する応力も小さい。よって、内側の第1セパレータ6の機能層12が剥離することを防ぐことができる。また、負極シート4の負極活物質層24の先端においては、粘着層14は主に捲回体の径方向に圧縮されている。それゆえ、負極シート4の負極活物質層24の先端には、主に捲回体の内側に向いた力が加わる。それゆえ、負極シート4の終端部分において、負極活物質層24が負極集電体23から剥離したり、破損したりすることを防ぐことができる。
このように、負極シート4または正極シート5が捲回体の外側に露出する構成でも、S≧T(またはR≦45°)であるボイド15を形成することができる。上述した実施形態1の各構成において、第1セパレータ6または第2セパレータ7と、負極シート4または正極シート5とを置き換えた構成にすることができる。ただし、負極シート4と正極シート5との間には、第1セパレータ6または第2セパレータ7が挟まれているように、電極シートおよびセパレータを配置する必要がある。
なお、ここでは正極および負極の電極シートにおいて金属導体箔の片面に活物質層が形成されている構成について説明したが、金属導体箔の両面に活物質層が形成されていてもよい。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図10は、本実施形態の電極アセンブリの構成を模式的に示す断面図である。本実施形態の捲回体31は、第1セパレータ6、複数の負極シート4、および、複数の正極シート5を備える。複数の負極シート4と複数の正極シート5とが互いに交互に重ねられ、各電極シートの間を第1セパレータ6が通されている。第1セパレータ6は、第1セパレータ6、複数の負極シート4、および、複数の正極シート5が重ねられた積層体の最外周に捲回されている。接着テープ(図示なし)は、捲回体31の最外層の終端部分33を留めるため、捲回体31の外周面に貼り付けられる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 電極アセンブリ
2、31 捲回体
3 接着テープ
4 負極シート(電極シート)
5 正極シート(電極シート)
6 第1セパレータ(セパレータ)
7 第2セパレータ(セパレータ)
11 フィルム基材
12 機能層
13 テープ基材
14 粘着層
15 ボイド(空隙)
16、18 端面
23 負極集電体(集電体)
24 負極活物質層(活物質層)
R 角度
S 長さ
T 膜厚
U 最外層の第1セパレータの終端部分の下端部
V 接着端部

Claims (4)

  1. 活物質層および集電体を有する電極シートと、機能層およびフィルム基材を有するセパレータとが重ねられ、前記電極シートまたは前記セパレータが捲回された捲回体と、
    前記捲回体の外側の終端部分を留めて固定する接着テープとを備え、
    前記接着テープは、前記活物質層の外側面または前記機能層の外側面に接着し、
    前記終端部分の端面の隣には、前記接着テープと、前記電極シートまたは前記セパレータとの間に空隙が形成されており、
    前記捲回体の周方向における前記空隙の長さは、前記捲回体の最外層に位置する前記電極シートまたは前記セパレータの膜厚以上である、二次電池用電極アセンブリ。
  2. 前記捲回体の最外層は、前記セパレータである、請求項1に記載の二次電池用電極アセンブリ。
  3. 活物質層および集電体を有する電極シートと、機能層およびフィルム基材を有するセパレータとが重ねられ、前記電極シートまたは前記セパレータが捲回された捲回体を備える二次電池用電極アセンブリの製造方法であって、
    前記電極シートと前記セパレータとを重ね合わせて捲回する捲回工程と、
    前記活物質層の外側面または前記機能層の外側面に接着テープを接着させて、前記捲回体の外側の終端部分を前記接着テープで留めて固定する貼付工程とを含み、
    前記貼付工程にて、前記終端部分の端面の隣に、前記接着テープと、前記電極シートまたは前記セパレータとの間に空隙を形成し、
    前記捲回体の周方向における前記空隙の長さは、前記捲回体の最外層に位置する前記電極シートまたは前記セパレータの膜厚以上である、二次電池用電極アセンブリの製造方法。
  4. 前記捲回体の最外層は、前記セパレータである、請求項3に記載の二次電池用電極アセンブリの製造方法。
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