JP6435883B2 - 電池モジュール及び電池モジュールの解体方法 - Google Patents

電池モジュール及び電池モジュールの解体方法 Download PDF

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Description

本発明は、電池モジュール及び電池モジュールの解体方法に関する。
特許文献1には、二次電池の構造が記載されている。この二次電池の構造は、並列配置された複数の電池セルと、電池セルの側面に沿って延在するように隣り合う電池セルの間に挿入された冷却用部材と、を含む。この二次電池では、互いに隣り合う電池セル同士が冷却用部材を介して両面テープによって固着されている。
特開2003−7355号公報
特許文献1に記載の二次電池の構造においては、例えば互いに隣り合う電池セル同士を確実に固着するために、粘着力の大きな両面テープを用いる場合がある。この場合、その二次電池を解体する際に、電池セルを傷付けることなく隣り合う電池セル同士を剥離することが困難となるおそれがある。
そこで、本発明は、電池セル同士を容易に剥離可能な電池モジュール及び電池モジュールの解体方法を提供することを目的とする。
本発明に係る電池モジュールは、所定方向に積層された複数の電池セルと、互いに隣り合う電池セルの間に配置され、電池セル同士を固着するための両面テープと、を備え、互いに隣り合う電池セルの間の領域であって、所定方向からみて電池セルの外縁に囲われる包囲領域には、固着に寄与しない非固着部が設けられている。
この電池モジュールにおいては、互いに隣り合う電池セルの間の領域であって、所定方向からみて電池セルの外縁に囲われる包囲領域には、固着に寄与しない非固着部が設けられている。このため、包囲領域の全域において電池セルが固着される場合と比較して、電池セル同士を容易に剥離することが可能となる。
本発明に係る電池モジュールにおいては、非固着部は、両面テープの粘着面の少なくとも一方に対して粘着力を有さない部分を設けることにより構成された非粘着部を含んでもよい。この場合、両面テープを利用して、非固着部を容易に構成することができる。
本発明に係る電池モジュールにおいては、非粘着部は、両面テープの外縁から非粘着部の外縁までの距離が両面テープの外縁に沿って略一定となるように配置されていてもよい。この場合、両面テープの粘着面における非粘着部が設けられていない部分の幅が略一定となる。これに対して、例えば電池モジュールを溶剤に浸けたときには、両面テープの外縁から内側に等方的に溶剤が浸透する。このため、粘着面における非粘着部が設けられていない部分の全体に溶剤が浸透しやすくなる。よって、電池セル同士を剥離しやすくなる。
本発明に係る電池モジュールにおいては、非粘着部は、所定方向からみて粘着面の粘着部同士が互いに離間するように設けられていてもよい。このように非粘着部が設けられることで、接着面積を確保して接着強度の低下を抑制しつつ、電池セル同士を剥離しやすくなる。
本発明に係る電池モジュールにおいては、互いに隣り合う電池セルの間に配置された伝熱プレートを備え、両面テープは、伝熱プレートを介して電池セル同士を固着し、非固着部は、包囲領域において両面テープ側に開口するように伝熱プレートに設けられた空間部を含んでもよい。この場合、伝熱プレートを利用して、非固着部を容易に構成することができる。
本発明に係る電池モジュールにおいては、空間部は、伝熱プレートの外縁に達していてもよい。この場合、例えば電池モジュールを溶剤に浸けたときに、伝熱プレートの外縁から空間部に溶剤を流入させることができる。その結果、溶剤の両面テープへの浸透が促されるので、電池セル同士をより容易に剥離することが可能となる。
本発明に係る電池モジュールにおいては、空間部は、伝熱プレートにおける電池セルの端子側の外縁に達していてもよい。この場合、例えば電池セルの端子側を上側にして電池モジュールを溶剤に浸けることにより、電池セルの端子を溶剤に浸けることなく、伝熱プレートの外縁から空間部の空気を導出しつつ空間部に溶剤を流入させることができる。このため、安全性を確保しつつ電池セル同士をより容易に剥離することが可能となる。
本発明に係る電池モジュールの解体方法は、所定方向に積層された複数の電池セルと、互いに隣り合う電池セルの間に配置され、電池セル同士を固着するための両面テープと、を備え、互いに隣り合う電池セルの間の領域であって、所定方向からみて電池セルの外縁に囲われる包囲領域には、固着に寄与しない非固着部が設けられている電池モジュールの解体方法であって、電池モジュールを溶剤に浸ける第1工程と、第1工程の後、両面テープによる電池セル同士の固着を解除して電池セル同士を剥離する第2工程と、を含む。
この電池モジュールの解体方法においては、電池モジュールには、互いに隣り合う電池セルの間の領域であって、所定方向からみて電池セルの外縁に囲われる包囲領域に、固着に寄与しない非固着部が設けられている。このため、包囲領域の全域において電池セルが固着される場合と比較して、第1工程において電池モジュールを溶剤に浸けた後に電池セル同士を容易に剥離することが可能となる。
本発明によれば、電池セル同士を容易に剥離可能な電池モジュール及び電池モジュールの解体方法を提供することができる。
第1の実施形態に係る電池モジュールの概略側面図である。 図1に示された電池モジュールの模式的な平面図である。 (a)は、図2に示された電池モジュールにおける伝熱プレート及び両面テープを示す図である。(b)は、図3(a)のIIIb-IIIb線に沿う断面図である。 (a)は、変形例に係る非粘着部を示す図である。(b)は、図4(a)のIVb-IVb線に沿う断面図である。 (a)は、変形例に係る非粘着部の断面図である。(b)は、他の変形例に係る非粘着部を示す図である。 第2の実施形態に係る電池モジュールの模式的な平面図である。 (a)は、図6に示された電池モジュールにおける伝熱プレート及び両面テープを示す図である。(b)は、図7(a)に示された伝熱プレート及び両面テープを示す斜視図である。 (a)は、変形例に係る空間部を示す図である。(b)は、図8(a)に示された空間部を示す斜視図である。 (a)は、第3の実施形態に係る非粘着部を示す図である。(b)は、第3の実施形態に係る非粘着部を示す図である。
以下、本発明に係る電池モジュールの一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面の説明において、同一の要素同士、或いは相当する要素同士には、同一の符号を付し、重複する説明を省略する場合がある。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る電池モジュールの概略側面図である。図2は、図1に示された電池モジュールの模式的な平面図である。図1及び図2に示されるように、本実施形態に係る電池モジュール1は、所定方向に積層された複数(例えば7個)の電池セル2を含む。
電池セル2は、例えば、リチウムイオン二次電池等の非水電解質二次電池である。電池セル2は、電極組立体(不図示)と、電極組立体を収容するケース3と、電極組立体の電極(正極及び負極のそれぞれ)に電気的に接続され、ケース3から突出する一対の端子4と、を有している。電極組立体は、複数の正極及び負極と、正極と負極との間に配置されたセパレータと、を含む。正極及び負極は、セパレータを介して交互に積層されている。電極組立体における電極の積層方向と、電池セル2の積層方向とは、略一致している。
ケース3は、直方体状を呈している。ケース3は、互いに対向する一対の側面3a,3bと、互いに対向する一対の側面3c,3dと、互いに対向する上面3e及び底面3fと、を含む。側面3a,3bは、電池セル2の積層方向に交差する面である。側面3c,3dは、電池セル2の積層方向に沿った面であり、側面3aと側面3bとを接続する面である。端子4は、上面3eから突出している。電池セル2のそれぞれは、個別にセルホルダ5に保持されている(図1参照)。なお、図2〜8では、簡略化のためにセルホルダ5の図示を省略する。
電池モジュール1は、電池セル2の放熱のための伝熱プレート10を含む。伝熱プレート10は、互いに隣り合う電池セル2(電池セル2A,2B)の間の領域A1に配置される。伝熱プレート10は、例えば金属製とされる。伝熱プレート10は、矩形板状の本体部11と、本体部11に交差する方向に本体部11の一端に立設された矩形板状の立設部12とによって、L字板状に形成されている。ここでは、伝熱プレート10は、本体部11がケース3の側面3a上に位置し、且つ、立設部12が側面3c上に位置するように、ケース3に取り付けられている。立設部12は、電池セル2の熱を電池パックの筐体等の外部部品(不図示)に伝えるために用いられる。そのために、立設部12の表面(電池セル2と反対側の面)は、外部部品に接触させられる。
両面テープ20は、互いに隣り合う電池セル2の間の領域A1に配置されている。両面テープ20は、一対の粘着面21を含み、電池セル2同士を固着する。より具体的には、両面テープ20は、電池セル2Aと伝熱プレート10との間、及び、電池セル2Bと伝熱プレート10との間にそれぞれ介在する。そして、両面テープ20は、電池セル2A(ケース3)の側面3aと伝熱プレート10の本体部11とを互いに固着するとともに、電池セル2B(ケース3)の側面3bと伝熱プレート10の本体部11とを互いに固着する。このように、両面テープ20は、伝熱プレート10を介した状態で、電池セル2同士を互いに固着する。両面テープ20は、例えば絶縁性を有する。
電池モジュール1においては、以上のように、セルホルダ5に保持され、且つ、伝熱プレート10が設けられた状態の電池セル2を、両面テープ20によって互いに固着しつつ、所定の方向に沿って積層して積層体が構成されている。そして、電池モジュール1においては、電池セル2の積層方向における積層体の両側から、拘束部材によって複数の電池セル2が拘束されて一体化されている。より具体的には、積層体の両端にエンドプレート6を配置すると共にエンドプレート6同士をボルト等の締結部材7により互いに締結することによって、電池セル2の積層方向に沿って電池セル2に拘束荷重が付加され、電池セル2が一体化される。なお、電池セル2の積層方向における積層体の一端を構成する電池セル2とエンドプレート6との間には、電池セル2が膨張したときに圧縮される弾性部材8が介在されている。
図3(a)は、図2に示された電池モジュールにおける伝熱プレート及び両面テープを示す図である。図3(b)は、図3(a)のIIIb-IIIb線に沿う断面図である。図1〜3に示すように、両面テープ20は、一例として、電池セル2の積層方向からみて電池セル2の側面3aと伝熱プレート10の本体部11とが重複する領域よりも小さい領域にわたって貼り付けられている。両面テープ20は、電池セル2の積層方向からみて略長方形を呈している。
互いに隣り合う電池セル2の間の領域A1であって、電池セル2の積層方向からみて電池セル2の外縁2eに囲われる包囲領域A2には、非固着部23が設けられている。より詳しくは、両面テープ20の外縁22に囲われる領域A3に、非固着部23が設けられている。ここでは、両面テープ20の外縁22が電池セル2の外縁2eに囲われており、領域A3は、包囲領域A2に含まれる。非固着部23は、両面テープ20による電池セル2同士の固着に寄与しない部分である。非固着部23は、両面テープ20の粘着面21の一方に対して粘着力を有さない部分を設けることにより構成される非粘着部24である。ここでは、両面テープ20の一対の粘着面21のうち、電池セル2に接する粘着面21に対して、単一の非粘着部24が設けられている。
より具体的には、非粘着部24は、電池セル2の側面3a側の両面テープ20においては、側面3aに接するように側面3aと当該両面テープ20との間に介挿されている。また、非粘着部24は、電池セル2の側面3b側の両面テープ20においては、側面3bに接するように側面3bと当該両面テープ20との間に介挿されている。ここでは、非粘着部24は、両面テープ20よりも薄く、粘着性を有さないフィルム状部材(例えば両面テープ20の剥離紙)である。つまり、ここでは、非粘着部24は、両面テープ20の粘着面21に対して粘着力を有さないフィルム状部材を貼着することにより構成されている。非粘着部(フィルム状部材)24は、電池セル2の積層方向からみて、両面テープ20と略相似となる略長方形を呈している。
非粘着部24は、両面テープ20の外縁22から非粘着部24の外縁25までの距離dが、両面テープ20の外縁22に沿って略一定となるように配置されている。このため、電池セル2の積層方向から見た場合、両面テープ20の粘着面21の非粘着部24が設けられていない部分は、その幅が略一定の矩形環状となる。非粘着部24は、例えば両面テープ20に浸透させる溶剤(例えばエタノールやイソプロピルアルコール等)に対する耐性及び絶縁性を有する。非粘着部24の素材としては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等の樹脂が用いられる。
以上説明したように、本実施形態に係る電池モジュール1においては、互いに隣り合う電池セル2の間の領域A1であって、電池セル2の積層方向からみて電池セル2の外縁2eに囲われる包囲領域A2(特に、両面テープ20の外縁22に囲われる領域A3)には、電池セル2同士の固着に寄与しない非固着部23(ここでは非粘着部24)が設けられている。このため、包囲領域A2の全域において電池セル2が固着される場合と比較して、電池セル2同士を容易に剥離することが可能となる。
特に、本実施形態に係る電池モジュール1においては、非固着部23は、両面テープ20の粘着面21の一方に対して粘着力を有さない部分を設けることにより構成された非粘着部24である。このように、両面テープ20を利用して、非固着部23を容易に構成することができる。
また、本実施形態に係る電池モジュール1においては、非粘着部24は、両面テープ20の外縁22から非粘着部24の外縁25までの距離dが両面テープ20の外縁22に沿って略一定となるように配置されている。この場合、両面テープ20の粘着面21における非粘着部24が設けられていない部分の幅dが略一定となる。これに対して、例えば電池モジュール1を溶剤に浸けたときには、両面テープ20の外縁22から内側に等方的に溶剤が浸透する。粘着面21における非粘着部24が設けられていない部分の全体に溶剤が浸透しやすくなる。よって、電池セル2同士を剥離しやすくなる。
引き続いて、本実施形態に係る電池モジュール1の変形例について説明する。電池モジュール1においては、非固着部23を、図4に示すように変形することができる。
具体的には、図4に示されるように、両面テープ20は、電池セル2の積層方向からみて矩形環状に形成されている。したがって、両面テープ20の粘着面21のうちの電池セル2に接する粘着面21も、電池セル2の積層方向からみて矩形環状に形成されている。すなわち、両面テープ20及び当該粘着面21には、矩形状の開口部21hが形成されている。ここでは、この開口部21hが、粘着面21に設けられた粘着力を有さない非粘着部24であり、且つ、電池セル2同士の固着に寄与しない非固着部23である。
開口部21h(非粘着部24)は、両面テープ20の外縁22から開口部21hの外縁25までの距離dが両面テープ20の外縁22に沿って略一定となるように配置されている。すなわち、両面テープ20及び当該粘着面21の幅は略一定である。このように、非粘着部24(非固着部23)を、両面テープ20及び粘着面21に開口部21hを設けることにより構成すれば、両面テープ20の材料を削減することができる。
ここで、両面テープ20と伝熱プレート10の本体部11との間には、絶縁性のフィルム状部材24aが介在されている。より具体的には、両面テープ20と本体部11との間には、フィルム状部材24aの外縁24bが、両面テープ20の外縁22と内縁26(開口部21hの外縁25)との間に位置するように、フィルム状部材24aが配置されている。このため、電池セル2の積層方向からみたとき、電池セル2と伝熱プレート10との間には、両面テープ20及びフィルム状部材24aの少なくとも一方が存在している。このため、両面テープ20に開口部21hが設けられていても、電池セル2と伝熱プレート10との間の絶縁が確保される。なお、ここでは、フィルム状部材24aは両面テープ20よりも薄い。
また、電池モジュール1においては、非固着部23を、図5(a)に示すように変形してもよい。具体的には、図4に示した両面テープ20及び粘着面21の開口部21hに対して、フィルム状部材24aを嵌め合せてもよい。ここでは、両面テープ20の厚さとフィルム状部材24aの厚さとは、略同一である。また、ここでのフィルム状部材24aは、少なくとも電池セル2と接する表面24cにおいて、粘着力を有していない。したがって、この場合には、フィルム状部材24aの表面24cが、粘着面21に設けられた粘着力を有さない非粘着部24であり、且つ、電池セル2同士の固着に寄与しない非固着部23である。この場合にも、図4に示された変形例と同様の効果を奏することが可能である。
また、電池モジュール1においては、非固着部23を、図5(b)に示すように変形してもよい。具体的には、ここでは、両面テープ20の一対の粘着面21のうち、電池セル2に接する粘着面21に対して、複数の非粘着部24が設けられている。それぞれの非粘着部24は、両面テープ20の粘着面21に対して粘着力を有さないフィルム状部材を貼着することにより構成されている。
一例として、ここでは、非粘着部24は、電池セル2の積層方向からみてそれぞれ略同一となる略長方形状を呈している。また、ここでは、複数の非粘着部24の全体としての外縁25が、略長方形状を呈している。さらに、ここでは、両面テープ20の外縁22から複数の非粘着部24の全体としての外縁25までの距離dが、両面テープ20の外縁22に沿って略一定となるように配置されている。
ここで、電池セル2は、例えばその充電状態や経年変化により膨張することがある。その場合には、電池セル2は、中央部の厚みが外縁部の厚みよりも相対的に大きくなるように変形し、両面テープ20の外縁22付近において電池セル2と伝熱プレート10の本体部11とが離れようとする。これに対して、この場合には、両面テープ20の外縁22付近における接着強度を確保することと、電池セル2同士を容易に剥離することと、の両立を図ることができる。
[第2の実施形態]
引き続いて、本発明に係る電池モジュールの第2の実施形態について説明する。図6は、第2の実施形態に係る電池モジュールの模式的な平面図である。図6に示すように、電池モジュール1Aは、電池モジュール1と比較して、伝熱プレート10に代えて伝熱プレート10Aを備える点、及び、両面テープ20の粘着面21に対して非粘着部24が設けられていない点において、電池モジュール1と相違している。
図7(a),(b)は、図6に示された電池モジュールにおける伝熱プレート及び両面テープを示す図である。図7に示すように、伝熱プレート10Aは、本体部11Aを除き、伝熱プレート10と同様に構成される。すなわち、伝熱プレート10Aは、互いに隣り合う電池セル2の間の領域A1に配置されている。伝熱プレート10Aは、矩形板状の本体部11Aと、本体部11Aに交差する方向に本体部11Aの一端に立設された矩形板状の立設部12とによって、L字板状に形成されている。ここでは、伝熱プレート10Aは、本体部11Aがケース3の側面3a上に位置し、且つ、立設部12が側面3c上に位置するように、ケース3に取り付けられている。
両面テープ20は、電池セル2Aと伝熱プレート10Aとの間、及び電池セル2Bと伝熱プレート10Aとの間にそれぞれ介在する。両面テープ20は、電池セル2Aのケース3の側面3aと伝熱プレート10Aの本体部11Aとを互いに固着するとともに、電池セル2Bのケース3の側面3bと伝熱プレート10Aの本体部11Aとを互いに固着する。このように、両面テープ20は、伝熱プレート10Aを介した状態で、電池セル2同士を互いに固着する。
互いに隣り合う電池セル2の間の領域A1であって、電池セル2の積層方向からみて電池セル2の外縁2eに囲われる包囲領域A2(特に、両面テープ20の外縁22に囲われる領域A3)には、非固着部23が設けられている。非固着部23は、両面テープ20による電池セル2同士の固着に寄与しない部分である。非固着部23は、包囲領域A2において両面テープ20側に開口するように伝熱プレート10Aに設けられた空間部30,31である。空間部30,31は、伝熱プレート10Aの本体部11Aの両面に対して設けられている。
ここで、本体部11Aは、互いに対向する一対の外縁E1,E2と、互いに対向する一対の外縁E3,E4と、を含む。外縁E1は、電池セル2の端子4側(上面3e側)の外縁である。外縁E2は、電池セル2の底面3f側の外縁である。外縁E3は、電池セル2の側面3c側の外縁である。外縁E4は、電池セル2の側面3d側の外縁である。空間部30は、本体部11Aの外縁E1及び外縁E2の両方に至るように、外縁E3,E4に沿って延在する溝である。つまり、空間部30は、伝熱プレート10Aにおける電池セル2の端子4側の外縁E1に達している。空間部31は、本体部11Aの外縁E3及び外縁E4の両方に至るように、外縁E1,E2に沿って延在する溝である。空間部30と空間部31とは、本体部11Aの中央部において互いに交差(直交)している。空間部30と空間部31とは、その交差点において、互いに接続されている。
両面テープ20の粘着面21は、空間部30,31において、伝熱プレート10A(本体部11A)に接していない。換言すれば、両面テープ20は、空間部30,31に対応する位置において、電池セル2同士を固着しない。したがって、以上の空間部30,31が、電池セル2同士の固着に寄与しない非固着部23として機能する。空間部30における外縁E1,外縁E2に沿った幅、及び、空間部31における外縁E3,外縁E4に沿った幅は、両面テープ20に浸透させる溶剤を空間部30,31に流入させ得る範囲で任意に設定することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る電池モジュール1Aにおいては、互いに隣り合う電池セル2の間に配置された伝熱プレート10Aを備える。両面テープ20は、伝熱プレート10Aを介して電池セル2同士を固着する。非固着部23は、包囲領域A2において両面テープ20側に開口するように伝熱プレート10Aの本体部11Aに設けられた空間部30,31である。このように、電池モジュール1Aにおいては、伝熱プレート10Aを利用して、非固着部23を容易に構成することができる。
特に、本実施形態に係る電池モジュール1Aにおいては、空間部30,31は、伝熱プレート10Aの本体部11Aの外縁E1〜E4に達している。このため、例えば電池モジュール1Aを溶剤に浸けたときに、本体部11Aの外縁E1〜E4から空間部30,31に溶剤を流入させることができる。その結果、溶剤の両面テープ20への浸透が促されるので、電池セル2同士をより容易に剥離することが可能となる。
また、本実施形態に係る電池モジュール1Aにおいては、空間部30は、本体部11Aにおける電池セル2の端子4側の外縁E1に達している。また、空間部31は、そのような空間部30に接続されている。このため、例えば電池セル2の端子4側を上側にして電池モジュール1Aを溶剤に浸けることにより、電池セル2の端子4を溶剤に浸けることなく、本体部11Aの外縁E1から空間部30,31の空気を導出しつつ空間部30,31に溶剤を流入させることができる。このため、安全性を確保しつつ電池セル2同士をより容易に剥離することが可能となる。
引き続いて、本実施形態に係る電池モジュール1Aの変形例について説明する。上述の電池モジュール1Aにおいては、空間部31は、伝熱プレート10Aの本体部11Aの外縁E1,E2に沿って延在するものとした。しかしながら、例えば、図8に示すように、空間部31の延在方向は、本体部11Aの外縁E1,E2に沿っていなくてもよい。特に、ここでは、空間部31は、本体部11Aの外縁E3,E4から離れるにつれて(すなわち、本体部11Aの中心に向かうにつれて)、外縁E1に近づくように傾斜していもてよい。この場合、例えば電池セル2の端子4側を上側にして電池モジュール1Aを溶剤に浸けたときに、空間部31の空気が空間部30に容易に導かれるため、本体部11Aの外縁E1から当該空気を確実に導出できる。
[第3の実施形態]
引き続いて、本発明に係る電池モジュールの第3の実施形態について説明する。図9(a),(b)は、第3の実施形態に係る非粘着部を示す図である。電池モジュール1Bは、電池モジュール1と比較して、電池セル2の積層方向からみて粘着面21の粘着部21a同士が互いに離間するように非粘着部24が設けられている点において、電池モジュール1と相違している。粘着部21aは、両面テープ20の粘着面21における粘着力を有する部分であって、電池セル2の積層方向からみて非粘着部24と重複しない部分である。
図9(a)に示されるように、粘着部21aは、電池セル2の積層方向からみて、それぞれ円形状を呈しており、互いに離間するように2次元状に包囲領域A2に配列されている。そして、非粘着部24は、電池セル2の積層方向からみて、互いに隣接する粘着部21aの間、及び、最外部の粘着部21aと包囲領域A2の外縁(電池セル2の外縁2e)との間に設けられている。このような粘着部21a及び非粘着部24は、一例として、両面テープ20の粘着面21を複数個の円形状の領域に分割すると共に、互いに離間するようにそれらを伝熱プレート10に貼着することによって形成することができる。
その場合には、電池セル2は、両面テープ20の厚さの分だけ伝熱プレート10から離間することになる。つまり、電池セル2と伝熱プレート10との間には、非粘着部24に相当する空間が形成される。そして、その空間(非粘着部24)は、包囲領域A2の外縁に達している。このため、例えば電池モジュール1Bを溶剤に浸けたときに、包囲領域A2の外縁から非粘着部24に溶剤を流入させることができる。その結果、溶剤の両面テープ20への浸透が促されるので、電池セル2同士をより容易に剥離することが可能となる。
このような電池モジュール1Bによれば、電池セル2の積層方向からみて、粘着部21aを偏りなく包囲領域A2に分布(配置)させることができる。よって、電池セル2同士の剥離の容易性を確保しつつ、接着力の偏りを抑制して接着強度の低下を抑制可能である。
本実施形態に係る電池モジュール1Bの変形例について説明する。電池モジュール1Bにおいては、粘着部21aの形状を任意に設定することができる。例えば、図9(b)に示されるように、粘着部21aは、電池セル2の積層方向からみて、長方形状を呈していてもよい。ここでは、一例として、複数の長方形状の粘着部21aを互いに平行に配列している。この場合にも、非粘着部24は、電池セル2の積層方向からみて粘着部21a同士が互いに離間するように非粘着部24が設けられている。
なお、以上のような粘着部21a及び非粘着部24は、次のように構成してもよい。すなわち、両面テープ20の粘着面21に対して、互いに離間するように複数の欠落部分を形成した粘着力を有さないフィルム状部材(例えば剥離紙)を貼着することにより、その欠落部分から粘着面21を露出させる。この場合、電池セル2の積層方向からみて、粘着面21におけるフィルム状部材に覆われた部分が非粘着部24となり、フィルム状部材の欠落部分から露出した部分が粘着部21aとなる。
以上の実施形態は、本発明に係る電池モジュールの一実施形態を説明したものである。したがって、本発明に係る電池モジュールは、上述した電池モジュール1,1A,1Bに限定されない。本発明に係る電池モジュールは、各請求項の要旨を変更しない範囲において、上述した電池モジュール1,1A,1Bを任意に変形したものとすることができる。
例えば、第1の実施形態に係る電池モジュール1においては、非粘着部24は、電池セル2(ケース3)の側面3a,3bに接するように設けられていたが、伝熱プレート10に接するように設けられていてもよい。第1の実施形態に係る電池モジュール1においては、電池セル2の側面3a側の両面テープ20と、電池セル2の側面3b側の両面テープ20との両方に非粘着部24が設けられていたが、これらの両面テープ20のうちの片方のみに非粘着部24が設けられていてもよい。また、例えば、第2の実施形態に係る電池モジュール1Aにおいては、空間部30,31は本体部11Aの両面に設けられていたが、本体部11Aの片面のみに設けられていてもよい。
また、空間部30,31は、本体部11Aの外縁E1〜E4に達していなくてもよいし、外縁E1〜E4の一部のみに達していてもよい。また、空間部30,31は、溝に限らず、凹部、孔、切欠きといったように本体部11Aの一部分を任意に欠落させて形成したものとすることができる。さらに、第1の実施形態に係る電池モジュール1に対して、非固着部23としての空間部30,31が設けられた伝熱プレート10Aを適用してもよい。或いは、第2の実施形態に係る電池モジュール1Aの両面テープ20に対して、非固着部23としての非粘着部24を設けてもよい。
また、両面テープ20は、電池セル2の積層方向からみて電池セル2の側面3aと伝熱プレート10の本体部11とが重複する領域よりも小さい領域にわたって貼り付けられていたが、両面テープ20は、電池セル2の積層方向からみて電池セル2の側面3aと伝熱プレート10の本体部11とが重複する領域の略全体にわたって貼り付けられていてもよい。
[電池モジュールの解体方法]
引き続いて、本実施形態に係る電池モジュールの解体方法について説明する。本実施形態に係る電池モジュールの解体方法は、上述した電池モジュール1,1A,1Bの解体方法であって、第1工程と、第2工程と、を含む。
第1工程では、電池モジュール1,1A,1Bが溶剤に浸けられ、両面テープ20への溶剤の浸透が図られる。第1工程では、例えば、電池セル2の端子4側を上側にして、電池セル2の端子4が溶剤に浸からないように、電池モジュール1,1A,1Bが溶剤に浸けられる。第1工程の後、第2工程が行われる。
第2工程では、両面テープ20による電池セル2同士の固着が解除されて電池セル2同士が剥離される。第2工程では、上記第1工程の結果、粘着面21の粘着力が一定程度低下したことを利用し、両面テープ20による電池セル2同士の固着が解除されて電池セル2同士が容易に剥離される。
この電池モジュールの解体方法においては、電池モジュール1,1A,1Bには、互いに隣り合う電池セル2の間の領域A1であって、電池セル2の積層方向からみて電池セル2の外縁2eに囲われる包囲領域A2(特に、両面テープ20の外縁22に囲われる領域A3)に、固着に寄与しない非固着部23が設けられている。このため、包囲領域A2の全域において電池セル2が固着される場合と比較して、第1工程において電池モジュール1,1A,1Bを溶剤に浸けた後に電池セル2同士を容易に剥離することが可能となる。
1,1A,1B…電池モジュール、2…電池セル、10,10A…伝熱プレート、11,11A…本体部、20…両面テープ、21…粘着面、21a…粘着部、22…外縁、23…非固着部、24…非粘着部、25…外縁、30,31…空間部、A1…領域、A2…包囲領域。

Claims (9)

  1. 所定方向に積層された複数の電池セルと、
    互いに隣り合う前記電池セルの間に配置され、前記電池セル同士を固着するための両面テープと、を備え、
    前記互いに隣り合う電池セルの間の領域であって、前記所定方向からみて前記電池セルの外縁に囲われる包囲領域には、前記固着に寄与しない非固着部が設けられており、
    前記非固着部は、前記所定方向からみて、前記両面テープの外縁より内側に少なくとも設けられており
    前記非固着部は、前記両面テープの粘着面の少なくとも一方に対して粘着力を有さない部分を設けることにより構成された非粘着部を含み、
    前記非粘着部は、粘着性を有さないフィルム状部材である、
    電池モジュール。
  2. 前記非粘着部は、前記両面テープの外縁から前記非粘着部の外縁までの距離が前記両面テープの外縁に沿って略一定となるように配置されている、
    請求項に記載の電池モジュール。
  3. 前記非粘着部は、前記所定方向からみて前記粘着面の粘着部同士が互いに離間するように設けられている、
    請求項に記載の電池モジュール。
  4. 所定方向に積層された複数の電池セルと、
    互いに隣り合う前記電池セルの間に配置され、前記電池セル同士を固着するための複数の両面テープと、を備え、
    前記互いに隣り合う電池セルの間の領域であって、前記所定方向からみて前記電池セルの外縁に囲われる包囲領域には、前記固着に寄与しない非固着部が設けられており、
    前記両面テープは、互いに離間するように2次元状に前記包囲領域に配列されており、
    前記非固着部は、前記所定方向からみて、互いに隣接する前記両面テープの間に少なくとも設けられており
    前記非固着部は、前記両面テープの粘着面の少なくとも一方に対して粘着力を有さない部分を設けることにより構成された非粘着部を含み、
    前記非粘着部は、粘着性を有さないフィルム状部材である、
    電池モジュール。
  5. 前記互いに隣り合う電池セルの間に配置された伝熱プレートを備え、
    前記両面テープは、前記伝熱プレートを介して前記電池セル同士を固着し、
    前記非固着部は、前記包囲領域において前記両面テープ側に開口するように前記伝熱プレートに設けられた空間部を含む、
    請求項1〜の何れか一項に記載の電池モジュール。
  6. 前記空間部は、前記伝熱プレートの外縁に達している、
    請求項に記載の電池モジュール。
  7. 前記空間部は、前記伝熱プレートにおける前記電池セルの端子側の外縁に達している、
    請求項に記載の電池モジュール。
  8. 前記非固着部は、前記所定方向からみて、前記両面テープに囲われている、
    請求項1〜の何れか一項に記載の電池モジュール。
  9. 所定方向に積層された複数の電池セルと、互いに隣り合う前記電池セルの間に配置され、前記電池セル同士を固着するための両面テープと、を備え、前記互いに隣り合う電池セルの間の領域であって、前記所定方向からみて前記電池セルの外縁に囲われる包囲領域には、前記固着に寄与しない非固着部が設けられている電池モジュールの解体方法であって、
    前記電池モジュールを溶剤に浸ける第1工程と、
    前記第1工程の後、前記両面テープによる前記電池セル同士の前記固着を解除して前記電池セル同士を剥離する第2工程と、を含む、
    電池モジュールの解体方法。
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