JP6653284B2 - 電気化学特性測定システム - Google Patents

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Description

本発明は、測定対象物の電気化学特性を複数の測定方法で測定する電気化学特性測定システムに関する。
従来から、車両に搭載する燃料電池や二次電池等の測定対象物の電気化学特性を、測定対象物の出力電圧及び出力電流の計測結果に基づき測定する複数の測定方法が知られている。例えば、交流電流に対する測定対象物のインピーダンス(電圧応答)特性を測定するインピーダンス測定方法や、測定対象物に印加する交流負荷を一定範囲で往復変化させて、測定対象物の出力電圧及び出力電流特性を測定するCV測定方法等が知られている。
これら複数の測定方法で測定対象物の電気化学特性を測定する場合、測定方法毎に異なる測定装置が使用される。例えば、インピーダンス測定方法では、測定対象物に所定の直流負荷を印加する直流負荷装置と、測定対象物に所定の交流負荷を印加する交流負荷装置とが使用される。また、測定対象物の出力電圧を計測する絶縁アンプと、測定対象物の出力電流を計測するインピーダンスアナライザーとが使用される。また、絶縁アンプ及びインピーダンスアナライザーによる計測結果の出力電圧及び出力電流に基づき、測定対象物のインピーダンス特性を測定し、且つ、測定結果を管理するソフトウェアがインストールされた、パーソナルコンピューター等のインピーダンス測定方法専用の情報処理装置が使用される。
一方、CV測定方法では、測定対象物に印加する交流負荷を一定範囲で往復変化させ、且つ、測定対象物の出力電圧及び出力電流を計測するポテンショスタットが使用される。また、ポテンショスタットによる計測結果の出力電圧及び出力電流に基づき、測定対象物の出力電圧及び出力電流特性を測定し、且つ、測定結果を管理するソフトウェアがインストールされたCV測定方法専用の情報処理装置が使用される。
また、下記特許文献1及び2等に記載のように、パーソナルコンピューター等の一台の管理装置において、複数の測定方法の其々で使用される測定装置を一括制御し、各測定方法による測定結果を一括管理することが知られている。
特開平10−90336号公報 特開2003−99279号公報
しかし、上記特許文献1及び2等に記載の技術(以降、従来技術)では、インピーダンスアナライザー、ポテンショスタット、及び各測定方法専用の情報処理装置等の、複数の測定方法で使用され得る全ての測定装置を設けるために十分なコスト及び配置スペースが必要となる。
また、上記管理装置には、各測定装置の一括制御や測定方法毎に固有のフォーマットで表された測定結果を表すデータを一括管理するため、各測定方法に対応する専用ソフトウェアを個別にインストールする必要がある。ユーザーは、上記管理装置を用いて複数の測定方法による測定結果を評価及び分析する場合、各測定方法に対応する専用のソフトウェアを個別に起動し、各ソフトウェア固有のフォーマットで表された測定結果を表すデータから、評価及び分析に必要な所望のデータを取得するのに時間を要する虞がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされた発明であり、測定対象物の電気化学特性を複数の測定方法で測定可能であり、且つ、複数の測定方法による測定結果を効率よく評価及び分析可能な、安価且つ省スペースな構成の電気化学特性測定システムを提供することを目的とする。
本発明による電気化学特性測定システムの第一構成は、測定対象物に所定の直流負荷を印加する直流負荷装置と、前記測定対象物に所定の交流負荷を印加する交流負荷装置と、前記測定対象物と前記直流負荷装置との間に接続された第一スイッチと、前記測定対象物と前記交流負荷装置との間に接続された第二スイッチと、前記測定対象物の出力電圧を表す電圧信号を出力する第一アンプと、前記測定対象物の出力電流を表す電流信号を出力する第二アンプと、を備えた計測回路と、前記測定対象物の電気化学特性を測定する複数の測定方法のうち、何れか一の測定方法の選択を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた前記測定方法に応じて前記第一スイッチ及び前記第二スイッチのオンオフを切り替える切替部と、前記電圧信号及び前記電流信号が其々表す前記出力電圧及び前記出力電流に基づき、前記電気化学特性を測定する測定部と、を備え、前記複数の測定方法には、インピーダンス測定方法とCV測定方法とが含まれ、前記切替部は、前記受付部が前記インピーダンス測定方法の選択を受け付けた場合、前記第一スイッチ及び前記第二スイッチをオンに切り替え、前記受付部が前記CV測定方法の選択を受け付けた場合、前記第一スイッチをオフに切り替え、前記第二スイッチをオンに切り替える。
本発明による電気化学特性測定システムの第二構成は、測定対象物に所定の直流負荷を印加する直流負荷装置と、前記測定対象物に所定の交流負荷を印加する交流負荷装置と、前記測定対象物と前記直流負荷装置との間に接続された第一スイッチと、前記測定対象物と前記交流負荷装置との間に接続された第二スイッチと、前記測定対象物の出力電圧を表す電圧信号を出力する第一アンプと、前記測定対象物の出力電流を表す電流信号を出力する第二アンプと、を備えた計測回路と、前記測定対象物の電気化学特性を測定する複数の測定方法のうち、何れか一の測定方法の選択を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた前記測定方法に応じて前記第一スイッチ及び前記第二スイッチのオンオフを切り替える切替部と、前記電圧信号及び前記電流信号が其々表す前記出力電圧及び前記出力電流に基づき、前記電気化学特性を測定する測定部と、を備え、前記測定対象物は、燃料電池であり、前記燃料電池に所定の燃料ガスを供給するガス供給装置を更に備える。
本発明による電気化学特性測定システムの第三構成は、測定対象物に所定の直流負荷を印加する直流負荷装置と、前記測定対象物に所定の交流負荷を印加する交流負荷装置と、前記測定対象物と前記直流負荷装置との間に接続された第一スイッチと、前記測定対象物と前記交流負荷装置との間に接続された第二スイッチと、前記測定対象物の出力電圧を表す電圧信号を出力する第一アンプと、前記測定対象物の出力電流を表す電流信号を出力する第二アンプと、を備えた計測回路と、前記測定対象物の電気化学特性を測定する複数の測定方法のうち、何れか一の測定方法の選択を受け付ける受付部と、前記受付部が受け付けた前記測定方法に応じて前記第一スイッチ及び前記第二スイッチのオンオフを切り替える切替部と、前記電圧信号及び前記電流信号が其々表す前記出力電圧及び前記出力電流に基づき、前記電気化学特性を測定する測定部と、を備え、前記測定対象物は、二次電池であり、前記二次電池に所定の直流電圧を供給する直流電源装置を更に備える。
第一乃至第三構成によれば、受付部が受け付けた測定方法に応じて第一スイッチ及び第二スイッチのオンオフを切り替えて、選択された測定方法に応じた負荷を測定対象物に印加することができる。また、複数の測定方法のうちの何れが選択された場合でも、計測回路が出力した電圧信号及び電流信号が其々表す出力電圧及び出力電流に基づき、測定対象物の電気化学特性を測定することができる。
このため、従来技術とは異なり、測定対象物の出力電圧及び出力電流を計測するための測定装置を測定方法に応じて個別に設けることなく、安価且つ省スペースな構成で、測定対象物の電気化学特性を複数の測定方法で測定することができる。
また、第一乃至第三構成によれば、従来技術とは異なり、複数の測定方法のうちの何れが選択された場合でも、同じ測定部によって測定対象物の電気化学特性が測定される。このため、従来技術とは異なり、各測定方法専用の情報処理装置にインストールされた各測定方法に対応する専用のソフトウェアを個別に起動して各測定方法による測定結果を参照する手間をかけずに、測定部が測定した測定結果のみを参照して、複数の測定方法による測定結果を効率よく評価及び分析することができる。
また、前記第一アンプ及び前記第二アンプは、同一構成であり、前記測定部には、前記電圧信号及び前記電流信号が其々表す前記出力電圧及び前記出力電流が直接的に入力されることが好ましい。
本構成によれば、電圧信号及び電流信号が同一構成のアンプから出力される。また、測定部には、電圧信号及び電流信号が其々表す出力電圧及び出力電流を表すデータが直接的に入力される。このため、測定部は、互いに異なる構成の二個のアンプから出力され、且つ、ノイズ除去等の信号処理が施された二個の信号が其々表す電圧及び電流よりも、位相差が維持された出力電圧及び出力電流に基づき、精度良く電気化学特性を測定することができる。
また、前記測定部による前記電気化学特性の測定結果を表す所定フォーマットのデータを出力する出力部を更に備えてもよい。
本構成によれば、複数の測定方法で測定した電気化学特性の測定結果を表すデータのフォーマットが同一になる。このため、従来技術のように、複数の測定方法で測定した電気化学特性の測定結果が、測定方法に対応する専用のソフトウェア固有のフォーマットのデータとして出力される場合よりも、電気化学特性の複数の測定結果を表すデータの評価や分析の効率を向上することができる。
また、第一構成によれば、受付部がインピーダンス測定方法の選択を受け付けた場合、直流負荷装置及び交流負荷装置は測定対象物と接続された状態になる。これにより、直流負荷及び交流負荷を測定対象物に印加して、測定対象物の電気化学特性をインピーダンス測定方法によって適切に測定することができる。
一方、受付部がCV測定方法の選択を受け付けた場合、直流負荷装置は測定対象物に接続されず、交流負荷装置は測定対象物と接続された状態になる。これにより、直流負荷を測定対象物に印加せず、交流負荷のみを測定対象物に印加して、測定対象物の電気化学特性をCV測定方法によって適切に測定することができる。
また、第一構成において、前記測定対象物と前記第二アンプとの間に接続された第三スイッチと、前記測定対象物と前記第二アンプとの間に前記第三スイッチと並列に接続された第四スイッチと、前記第四スイッチに直列に接続された抵抗素子と、を更に備え、前記切替部は、前記受付部が前記インピーダンス測定方法の選択を受け付けた場合、更に、前記第三スイッチをオンに切り替え、前記第四スイッチをオフに切り替え、前記受付部が前記CV測定方法の選択を受け付けた場合、更に、前記第三スイッチをオフに切り替え、前記第四スイッチをオンに切り替えてもよい。
本構成によれば、受付部がインピーダンス測定方法の選択を受け付けた場合、抵抗素子には電流が流れず、受付部がCV測定方法の選択を受け付けた場合、抵抗素子に電流が流れる。これにより、当該抵抗素子の抵抗値を適宜調整することで、CV測定方法による測定対象物の電気化学特性の測定時に、第二アンプが出力する電流信号が表す出力電流のレンジを、インピーダンス測定方法による測定時よりも小さいレンジに調整することができる。その結果、CV測定方法による測定対象物の電気化学特性の測定時に、測定対象物の出力電流が微小電流であったとしても、適切に当該出力電流を計測することができる。
また、第二構成によれば、安価且つ省スペースな構成で、燃料電池に所定の燃料ガスを供給し、燃料電池の電気化学特性を複数の測定方法で測定することができる。
また、第三構成によれば、安価且つ省スペースな構成で、二次電池に所定の直流電圧を供給し、二次電池の電気化学特性を複数の測定方法で測定することができる。
本発明によれば、測定対象物の電気化学特性を複数の測定方法で測定可能であり、且つ、複数の測定方法による測定結果を効率よく評価及び分析可能な、安価且つ省スペースな構成の電気化学特性測定システムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る電気化学特性測定システムの電気的構成の一例を示すブロック図である。 燃料電池の電気化学特性をインピーダンス測定方法で測定する動作を示すフローチャートである。 CV測定方法選択時の電気化学特性測定システムの電気的構成を示すブロック図である。 燃料電池の電気化学特性をCV測定方法で測定する動作を示すフローチャートである。 従来の電気化学特性測定システムの電気的構成の一例を示すブロック図である。
以下、本発明に係る電気化学特性測定システムの一実施形態として、燃料電池P(測定対象物)の電気化学特性を、インピーダンス測定方法及びCV測定方法で測定する電気化学特性測定システムについて説明する。
インピーダンス測定方法とは、交流電流に対する燃料電池Pのインピーダンス(電圧応答)特性を測定する測定方法である。CV測定方法とは、燃料電池Pに印加する交流負荷を一定範囲で往復変化させて、燃料電池Pの出力電圧及び出力電流特性を測定する測定方法である。図1は、本発明の一実施形態に係る電気化学特性測定システム100の電気的構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、電気化学特性測定システム100は、直流負荷装置2、交流負荷装置3、計測回路4、ガス供給装置6、PLC(Programmable Logic Controller)(切替部)5、第一スイッチSW1、第二スイッチSW2、第三スイッチSW3、第四スイッチSW4、変流器CT、抵抗素子R、及びパーソナルコンピューター(以降、PC)1を備えている。
直流負荷装置2は、所謂直流電子負荷装置等で構成され、所定の直流負荷を燃料電池Pに印加する。所定の直流負荷を燃料電池Pに印加するとは、燃料電池Pから直流負荷装置2へ所定の電流値の直流電流を所定時間流させる(引き出す)ことを示す。
所定の電流値及び所定時間を表すデータは、後述するように、LANを介してPC1から入力される。または、所定時間の間、所定の電流値を示す直流電流の波形を表すアナログ信号が、後述するように、第一信号線CH1を介してPC1から入力される。つまり、直流負荷装置2は、PC1から入力されたデータが示す所定の電流値の直流電流を所定時間燃料電池Pから引き出す。又は、直流負荷装置2は、PC1から入力されたアナログ信号が示す波形の直流電流を燃料電池Pから引き出す。
交流負荷装置3は、所謂バイポーラ電源等で構成され、所定の交流負荷を燃料電池Pに印加する。所定の交流負荷を燃料電池Pに印加するとは、燃料電池Pから交流負荷装置3へ所定の振幅及び周波数で変動する交流電流を所定時間流させる(引き出す)ことを示す。
所定の振幅及び周波数と所定時間を表すデータは、後述するように、LANを介してPC1から入力される。または、所定時間の間、所定の振幅及び周波数で変動する交流電流の波形を表すアナログ信号が、後述するように、第二信号線CH2を介してPC1から入力される。つまり、交流負荷装置3は、PC1から入力されたデータが示す所定の振幅及び周波数の交流電流を所定時間燃料電池Pから引き出す。又は、交流負荷装置3は、PC1から入力されたアナログ信号が示す波形の交流電流を燃料電池Pから引き出す。
計測回路4は、燃料電池Pの出力電圧を表す電圧信号Svを出力する第一アンプ41と、第一アンプ41と同一構成の第二アンプ42と、を備えている。第二アンプ42は、燃料電池Pの出力電流を表す電流信号Siを出力する。
具体的には、第一アンプ41及び第二アンプ42は、同一のオペアンプ等を備えて構成され、ゲインが同一となっている。これにより、第一アンプ41が出力する電圧信号Svによって表される電圧と、第二アンプ42が出力する電流信号Siによって表される電流の位相差を、燃料電池Pの出力電圧と出力電流の位相差と等しくなるようにしている。
ガス供給装置6は、PLC5による制御の下、所定の燃料ガスを燃料電池Pの所定の電極に供給する。また、ガス供給装置6は、不図示の異常検出センサーを備えている。当該異常検出センサーは、燃料電池Pに供給する燃料ガスや燃料電池Pの状態に関する所定の異常を検出した場合に、異常検出信号をPLC5へ出力する。所定の異常には、燃料ガスの温度及び湿度が所定範囲を超える異常や、燃料電池Pの温度が所定範囲を超える異常等が含まれる。
PLC5は、ガス供給装置6を制御して、所定の種類、温度及び湿度の燃料ガスを、所定期間、所定の燃料電池Pの電極に供給させる。燃料ガスの種類には、水素、空気及び窒素等が含まれる。また、PLC5は、ガス供給装置6から前記異常検出信号を受信した場合に、直流負荷装置2及び交流負荷装置3へ強制終了信号を送信する。直流負荷装置2及び交流負荷装置3は、PLC5から前記強制終了信号を受信した場合、直流負荷及び交流負荷を燃料電池Pに印加する動作を強制的に終了する。
また、PLC5は、燃料電池Pの電気化学特性の測定方法に応じて、第一スイッチSW1、第二スイッチSW2、第三スイッチSW3及び第四スイッチSW4のオンオフを切り替える。
第一スイッチSW1は、燃料電池Pと直流負荷装置2との間に接続されている。第一スイッチSW1がオンに切り替えられると、燃料電池Pと直流負荷装置2とが電気的に接続される。これにより、燃料電池Pに直流負荷が印加されるようになる。第一スイッチSW1がオフに切り替えられると、燃料電池Pと直流負荷装置2とが電気的に遮断される。これにより、燃料電池Pに直流負荷が印加されなくなる。
第二スイッチSW2は、燃料電池Pと交流負荷装置3との間に接続されている。第二スイッチSW2がオンに切り替えられると、燃料電池Pと交流負荷装置3とが電気的に接続される。これにより、燃料電池Pに交流負荷が印加されるようになる。第二スイッチSW2がオフに切り替えられると、燃料電池Pと交流負荷装置3とが電気的に遮断される。これにより、燃料電池Pに交流負荷が印加されなくなる。
第三スイッチSW3は、燃料電池Pと第二アンプ42との間に接続されている。第三スイッチSW3がオンに切り替えられると、燃料電池Pと第二アンプ42とが変流器CTを介して電気的に接続される。変流器CTは、燃料電池Pの出力電流を所定の変流比で変流し、第二アンプ42に出力する。
第四スイッチSW4は、燃料電池Pと第二アンプ42との間において、第三スイッチSW3と並列に接続されている。尚、第四スイッチSW4には、抵抗素子Rが直列に接続されている。第四スイッチSW4がオンに切り替えられると、燃料電池Pと第二アンプ42とが抵抗素子Rを介して電気的に接続される。
尚、PLC5は、第三スイッチSW3及び第四スイッチSW4のうち、何れか一のスイッチのみをオンに切り替える。PLC5が、測定方法に応じて第一スイッチSW1、第二スイッチSW2、第三スイッチSW3及び第四スイッチSW4のオンオフを切り替える制御の詳細については後述する。
PC1は、操作表示部14、DA変換器15、AD変換器16及び制御部10を備えている。また、PC1は、PLC5、直流負荷装置2及び交流負荷装置3の其々とLAN(Local Area Network)を介して通信を行うための不図示の通信インターフェイス回路を備えている。また、PC1は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の不図示の記憶装置を備えている。
操作表示部14は、燃料電池Pの電気化学特性の測定に関する操作画面(以降、測定操作画面)等の各種操作画面を表示して、当該操作画面をユーザーに操作させる。具体的には、操作表示部14は、液晶ディスプレイ等の各種操作画面を表示する不図示の表示装置と、各種操作画面をユーザーに操作させるためのタッチパネル装置、マウス及びキーボード等の不図示の操作装置と、によって構成されている。
測定操作画面には、インピーダンス測定方法及びCV測定方法のうち、何れか一の測定方法の選択操作を行うための操作画面が含まれる。
測定操作画面には、燃料電池Pに印加する直流負荷及び交流負荷の設定操作を行うための操作画面が含まれる。燃料電池Pに印加する直流負荷の設定操作では、燃料電池Pから引き出す直流電流の電流値と当該直流電流を引き出す時間(燃料電池Pに直流負荷を印加する時間)を設定する。交流負荷の設定操作では、燃料電池Pから引き出す交流電流の振幅及び周波数と当該交流電流を流させる時間(燃料電池Pに交流負荷を印加する時間)を設定する。
測定操作画面には、ガス供給装置6に供給させる燃料ガスに関する情報の設定操作を行うための操作画面が含まれる。燃料ガスに関する情報には、燃料ガスの種類、温度及び湿度と、当該燃料ガスを供給する時間と、当該燃料ガスの供給先となる燃料電池Pの電極と、が含まれる。
測定操作画面には、燃料電池Pの電気化学特性の測定を開始する指示の入力操作を行うための操作画面が含まれる。
測定操作画面には、電気化学特性の測定結果を表すデータを出力する指示の入力操作と、当該データのフォーマット及び当該データの出力先の装置の設定操作とを行うための操作画面が含まれる。データのフォーマットには、CSVやPDF等が含まれる。出力先の装置には、操作表示部14を構成する前記表示装置や、LANに接続されたパーソナルコンピューターやプリンター等の外部装置が含まれる。
DA変換器15は、制御部10から入力された直流負荷を表すデータをアナログ信号に変換し、変換後のアナログ信号を第一信号線CH1を介して直流負荷装置2へ出力する。直流負荷を表すデータとは、燃料電池Pから引き出す直流電流の電流値や当該直流電流を引き出す時間(燃料電池Pに直流負荷を印加する時間)を表すデータである。つまり、DA変換器15は、直流負荷を表すデータを、燃料電池Pから引き出す直流電流の波形を表すアナログ信号に変換して、直流負荷装置2へ出力する。
また、DA変換器15は、制御部10から入力された交流負荷を表すデータをアナログ信号に変換し、変換後のアナログ信号を第二信号線CH2を介して交流負荷装置3へ出力する。交流負荷を表すデータとは、燃料電池Pから引き出す交流電流の振幅及び周波数や当該交流電流を引き出す時間(燃料電池Pに交流負荷を印加する時間)を表すデータである。つまり、DA変換器15は、交流負荷を表すデータを、燃料電池Pから引き出す交流電流の波形を表すアナログ信号に変換して、交流負荷装置3へ出力する。
AD変換器16は、何ら信号処理回路を介さずに、第一アンプ41及び第二アンプ42と直接的に接続されている。AD変換器16は、第一アンプ41が出力した電圧信号Svをデジタル信号(以降、データ)に変換し、変換後のデータを燃料電池Pの出力電圧を表すデータとして制御部10へ出力する。また、AD変換器16は、第二アンプ42が出力した電流信号Siをデータに変換し、変換後のデータを燃料電池Pの出力電流を表すデータとして制御部10へ出力する。これにより、第一アンプ41及び第二アンプ42から出力された後、何ら信号処理が施されていない電圧信号Sv及び電流信号Siによって表される燃料電池Pの出力電圧及び出力電流を表すデータが、直接的に制御部10に入力される。
制御部10は、CPU、RAM、ROM、現在時刻を計時するタイマー回路等を備えたマイクロコンピューターによって構成されている。制御部10は、ROMや前記記憶装置に記憶されている一のソフトウェアをCPUに実行させることにより、受付部11、測定部12及び出力部13として機能する。
受付部11は、ユーザーによる測定操作画面を用いた操作によって入力、選択及び設定された各種情報を受け付ける。
具体的には、受付部11は、インピーダンス測定方法及びCV測定方法のうち、ユーザーが選択した何れか一の測定方法を受け付ける。また、受付部11は、ユーザーが設定した、燃料電池Pに印加する直流負荷及び交流負荷を受け付ける。また、受付部11は、ユーザーが設定した、ガス供給装置6に供給させる燃料ガスに関する情報を受け付ける。
尚、一般的には、燃料電池Pの電気化学特性をインピーダンス測定方法で測定する場合、燃料電池Pのアノード(マイナス極、燃料極)には水素が供給され、燃料電池Pのカソード(プラス極、空気極)には空気が供給される。一方、燃料電池Pの電気化学特性をCV測定方法で測定する場合、燃料電池Pのアノードには水素が供給され、燃料電池Pのカソードには窒素が供給される。
このため、測定操作画面において設定可能な燃料ガスに関する情報に、燃料ガスの種類と燃料ガスの供給先(燃料電池Pの電極)とを含めないようにしてもよい。これに合わせて、受付部11が、インピーダンス測定方法の選択を受け付けた場合に、水素を燃料電池Pのアノードに供給し、空気を燃料電池Pのカソードに供給する設定を自動的に受け付けるようにしてもよい。また、受付部11が、CV測定方法の選択を受け付けた場合に、水素を燃料電池Pのアノードに供給し、窒素を燃料電池Pのカソードに供給する設定を自動的に受け付けるようにしてもよい。
また、受付部11は、ユーザーによって入力された燃料電池Pの電気化学特性の測定を開始する指示を受け付ける。また、受付部11は、ユーザーによって入力された電気化学特性の測定結果を表すデータを出力する指示と、ユーザーによって設定された当該データのフォーマット及び当該データの出力先の装置を受け付ける。
測定部12は、受付部11が受け付けた各種情報に基づき、燃料電池Pの電気化学特性を測定する。
具体的には、測定部12は、受付部11が受け付けた測定方法及び燃料ガスに関する情報を表すデータを、LANを介してPLC5に出力する。これにより、測定部12は、PLC5に、ガス供給装置6の制御及び第一スイッチSW1等のオンオフの切り替え制御を行わせる。
また、測定部12は、受付部11が受け付けた直流負荷及び交流負荷を表すデータをDA変換器15に出力し、燃料電池Pから引き出す直流電流及び交流電流の波形を表すアナログ信号を、直流負荷装置2及び交流負荷装置3に出力させる。
尚、測定部12は、受付部11が受け付けた直流負荷を表すデータに含まれる、直流電流を引き出す時間(燃料電池Pに直流負荷を印加する時間)が所定の基準時間よりも長い場合、LANを介して、当該直流負荷を表すデータを直流負荷装置2に出力してもよい。つまり、測定部12は、燃料電池Pから、電流値が略変化しない直流電流を引き出す場合、LANを介して、当該直流負荷を表すデータを直流負荷装置2に出力してもよい。
これと同様に、測定部12は、受付部11が受け付けた交流負荷を表すデータに含まれる、交流電流を引き出す時間(燃料電池Pに交流負荷を印加する時間)が所定の基準時間よりも長い場合、LANを介して、当該交流負荷を表すデータを交流負荷装置3に出力してもよい。つまり、測定部12は、燃料電池Pから、振幅及び周波数が略一定の交流電流を引き出す場合、LANを介して、当該交流負荷を表すデータを交流負荷装置3に出力してもよい。
そして、測定部12は、AD変換器16から入力されたデータが表す出力電圧及び出力電流に基づき、燃料電池Pの電気化学特性を測定する。
具体的には、受付部11がインピーダンス測定方法を受け付けた場合、測定部12は、AD変換器16から入力されたデータが表す出力電圧及び出力電流を所定の演算式に代入して、燃料電池Pのインピーダンスを算出する。そして、測定部12は、当該算出を行った時刻と当該算出したインピーダンスとを対応付けたデータを生成し、当該生成したデータを測定結果を表すデータとして前記記憶装置に記憶する。
一方、受付部11がCV測定方法を受け付けた場合、測定部12は、AD変換器16から入力されたデータが表す出力電圧と出力電流とを対応付けたデータを生成し、当該生成したデータを測定結果を表すデータとして前記記憶装置に記憶する。
出力部13は、測定部12による燃料電池Pの電気化学特性の測定結果を表す所定フォーマットのデータを出力する。
具体的には、受付部11が、ユーザーによって入力された電気化学特性の測定結果を表すデータを出力する指示と、ユーザーによって設定された当該データのフォーマット及び当該データの出力先の装置を受け付けたとする。この場合、出力部13は、受付部11が受け付けた測定結果を表すデータを前記記憶装置から取得する。そして、出力部13は、当該取得したデータを、受付部11が受け付けたフォーマットで、受付部11が受け付けた出力先の装置に出力する。
次に、燃料電池Pの電気化学特性をインピーダンス測定方法で測定する動作について説明する。図2は、燃料電池Pの電気化学特性をインピーダンス測定方法で測定する動作を示すフローチャートである。
受付部11が、ユーザーによる測定操作画面を用いた操作によって入力、選択及び設定された、インピーダンス測定方法、燃料電池Pに印加する直流負荷及び交流負荷、燃料ガスに関する情報を受け付け、燃料電池Pの電気化学特性の測定を開始する指示を受け付けると、図2に示す動作が開始される。
図2に示す動作が開始されると、先ず、燃料電池Pへの燃料ガスの供給が開始される(S11)。具体的には、S11において、測定部12は、受付部11が受け付けた燃料ガスに関する情報をPLC5に出力する。これにより、PLC5は、ガス供給装置6を制御し、受付部11から入力された燃料ガスに関する情報が示す、種類、温度及び湿度の燃料ガスを、当該データが表す時間、当該データが表す燃料電池Pの電極に供給させる。
次に、PLC5による第一スイッチSW1、第二スイッチSW2、第三スイッチSW3及び第四スイッチSW4のオンオフの切り替え制御が行われる(S12〜S15)。具体的には、S11の後、測定部12は、受付部11が受け付けたインピーダンス測定方法を表すデータをPLC5に出力する。PLC5は、インピーダンス測定方法を表すデータを受信した場合、図1に示すように、第三スイッチSW3をオンに切り替え(S12)、第四スイッチSW4をオフに切り替える(S13)。更に、PLC5は、図1に示すように、第一スイッチSW1をオンに切り替え(S14)、第二スイッチSW2をオンに切り替える(S15)。これにより、受付部11がインピーダンス測定方法の選択を受け付けた場合に、直流負荷及び交流負荷を燃料電池Pに印加することができる。
次に、燃料電池Pへの直流負荷及び交流負荷の印加が開始される(S16)。具体的には、S16において、測定部12は、上述のように、受付部11が受け付けた直流負荷及び交流負荷を表すデータをDA変換器15に出力して、燃料電池Pから引き出す直流電流及び交流電流の波形を表すアナログ信号を直流負荷装置2及び交流負荷装置3に出力させる。又は、測定部12は、受付部11が受け付けた直流負荷及び交流負荷を表すデータをLANを介して直流負荷装置2及び交流負荷装置3に出力する。その結果、直流負荷装置2及び交流負荷装置3は、測定部12から入力されたアナログ信号又はデータを用いて、直流負荷及び交流負荷の燃料電池Pへの印加を開始する。
そして、計測回路4によって、燃料電池Pの出力電圧を表す電圧信号Sv及び燃料電池Pの出力電流を表す電流信号SiがAD変換器16へ出力されると(S17)、測定部12は、AD変換器16から入力されたデータが表す燃料電池Pの出力電圧及び出力電流に基づき、燃料電池Pのインピーダンス特性を測定する(S18)。
具体的には、S18において、測定部12は、上述のように、AD変換器16から入力されたデータが表す燃料電池Pの出力電圧及び出力電流を所定の演算式に代入して、燃料電池Pのインピーダンスを算出する。そして、測定部12は、当該算出を行った時刻と当該算出したインピーダンスとを対応付けたデータを生成し、当該生成したデータを測定結果を表すデータとして前記記憶装置に記憶する。
次に、燃料電池Pの電気化学特性をCV測定方法で測定する動作について説明する。図3は、CV測定方法選択時の電気化学特性測定システム100の電気的構成を示すブロック図である。図4は、燃料電池Pの電気化学特性をCV測定方法で測定する動作を示すフローチャートである。
受付部11が、ユーザーによる測定操作画面を用いた操作によって入力、選択及び設定された、CV測定方法、燃料電池Pに印加する交流負荷、燃料ガスに関する情報を受け付け、燃料電池Pの電気化学特性の測定を開始する指示を受け付けると、図4に示す動作が開始される。
図4に示す動作が開始されると、先ず、S11(図2)と同様に、燃料電池Pへの燃料ガスの供給が開始される(S21)。
次に、PLC5による第一スイッチSW1、第二スイッチSW2、第三スイッチSW3及び第四スイッチSW4のオンオフの切り替え制御が行われる(S22〜S25)。具体的には、S21の後、測定部12は、受付部11が受け付けたCV測定方法を表すデータをPLC5に出力する。PLC5は、CV測定方法を表すデータを受信した場合、図3に示すように、第三スイッチSW3をオフに切り替え(S22)、第四スイッチSW4をオンに切り替える(S23)。更に、PLC5は、図3に示すように、第一スイッチSW1をオフに切り替え(S24)、第二スイッチSW2をオンに切り替える(S25)。これにより、受付部11がCV測定方法の選択を受け付けた場合に、直流負荷を燃料電池Pに印加せず、交流負荷のみを燃料電池Pに印加することができる。
次に、燃料電池Pへの交流負荷の印加が開始される(S26)。具体的には、S26において、測定部12は、受付部11が受け付けた交流負荷を表すデータをDA変換器15に出力し、燃料電池Pから引き出す交流電流の波形を表すアナログ信号を交流負荷装置3に出力させる。又は、測定部12は、受付部11が受け付けた交流負荷を表すデータをLANを介して交流負荷装置3に出力する。その結果、交流負荷装置3は、測定部12から入力されたアナログ信号又はデータを用いて、交流負荷の燃料電池Pへの印加を開始する。
そして、計測回路4によって、燃料電池Pの出力電圧を表す電圧信号Sv及び燃料電池Pの出力電流を表す電流信号SiがAD変換器16へ出力されると(S27)、測定部12は、AD変換器16から入力されたデータが表す燃料電池Pの出力電圧及び出力電流に基づき、燃料電池Pの出力電圧及び出力電流特性を測定する(S28)。
具体的には、S28において、測定部12は、上述のように、AD変換器16から入力されたデータが表す出力電圧と出力電流とを対応付けたデータを生成し、当該生成したデータを測定結果を表すデータとして前記記憶装置に記憶する。
以下、上記実施形態の構成が奏する効果について説明する。図5は、従来の電気化学特性測定システム100aの電気的構成の一例を示すブロック図である。従来は、燃料電池Pの電気化学特性をインピーダンス測定方法及びCV測定方法の二つの測定方法で測定する場合、上記従来技術を採用した、図5に示す電気化学特性測定システム100aを用いていた。
図5に示すように、電気化学特性測定システム100aは、上述のPLC5、直流負荷装置2、交流負荷装置3、ガス供給装置6及びPC1(図1、図3)と略同様の構成の、PLC5a、直流負荷装置2a、交流負荷装置3a、ガス供給装置6a及び統括PC1aを備えている。
また、電気化学特性測定システム100aは、電気化学特性測定システム100(図1、図3)と異なり、絶縁アンプ4a、インピーダンスアナライザー91、ポテンショスタット92、インピーダンス測定専用PC1b及びCV測定専用PC1cを備えている。
絶縁アンプ4aは、燃料電池Pの出力電圧を示す電圧信号Svaを統括PC1aに出力する。インピーダンスアナライザー91は、インピーダンス測定専用PC1bによる制御の下、燃料電池Pの出力電流を計測し、計測した出力電流を表すデータをUSBを介してインピーダンス測定専用PC1bに出力する。ポテンショスタット92は、CV測定専用PC1cによる制御の下、燃料電池Pに印加する交流負荷を一定範囲で往復変化させながら、燃料電池Pの出力電圧及び出力電流を計測し、計測した出力電圧及び出力電流を表すデータをUSBを介してCV測定専用PC1cに出力する。
インピーダンス測定専用PC1b及びCV測定専用PC1cは、操作表示部14(図1、図3)と同様の操作表示部、通信インターフェイス回路、マイクロコンピューター、記憶装置、及びUSBインターフェイス回路等を備えたパーソナルコンピューター等の情報処理装置によって構成されている。
インピーダンス測定専用PC1bには、インピーダンスアナライザー91を制御するための専用ソフトウェア(以降、第一専用ソフトウェア)がインストールされている。インピーダンス測定用PC1bにおいて、ユーザーが前記操作表示部を用いて第一専用ソフトウェアの起動操作を行った場合、前記マイクロコンピューターは、第一専用ソフトウェアをCPUに実行させることで、インピーダンスアナライザー91の制御を開始する。
CV測定専用PC1cには、ポテンショスタット92を制御するための専用ソフトウェア(以降、第二専用ソフトウェア)がインストールされている。CV測定専用PC1cにおいて、ユーザーが前記操作表示部を用いて第二専用ソフトウェアの起動操作を行った場合、前記マイクロコンピューターは、第二専用ソフトウェアをCPUに実行させることで、ポテンショスタット92の制御を開始する。
尚、PLC5aは、第一スイッチSW1(図1、図3)等のオンオフを切り替える制御を行わない点がPLC5と異なっている。直流負荷装置2aは、統括PC1aからRS232Cを介して直流負荷を表すデータが入力される点が直流負荷装置2と異なっている。交流負荷装置3aは、燃料電池Pに印加する交流負荷の設定操作が可能に構成され、当該設定操作によって設定された交流負荷を燃料電池Pに印加する点が、交流負荷装置3と異なっている。
統括PC1aは、操作表示部14(図1、図3)と同様の不図示の操作表示部を備えている。統括PC1aは、当該操作表示部を用いたユーザーの操作によって入力及び設定された、インピーダンス測定方法による測定に必要な各種情報を受け付ける。当該各種情報には、上述した燃料ガスに関する情報、燃料電池Pに印加する直流負荷及びインピーダンス測定方法による測定を開始する指示が含まれる。
また、統括PC1aは、AD変換器16(図1、図3)と同様の不図示のAD変換器を備えている。当該AD変換器は、絶縁アンプ4aから入力された電圧信号Svaを燃料電池Pの出力電圧を表すデータに変換し、LANを介してインピーダンス測定専用PC1bに出力する。
また、統括PC1aは、PC1(図1、図3)と同様に、不図示の記憶装置を備え、インピーダンス測定専用PC1bからLANを介して入力されたインピーダンス測定方法による測定結果を表すデータと、CV測定専用PC1cからLANを介して入力されたCV測定方法による測定結果を表すデータと、を前記記憶装置に記憶する。つまり、統括PC1aは、インピーダンス測定方法及びCV測定方法による測定結果を表すデータを統括して管理する。
統括PC1aは、インピーダンス測定方法による測定を開始する指示を受け付けると、PLC5a及び直流負荷装置2aをPLC5及び直流負荷装置2と同様に動作させる。その後、ユーザーは、交流負荷装置3aを操作して、燃料電池Pから交流電流を引き出させる。また、ユーザーは、、インピーダンス測定専用PC1bの前記操作表示部を用いて第一専用ソフトウェアを起動操作する。
これにより、インピーダンス測定専用PC1bは、インピーダンスアナライザー91の制御を開始し、S18(図2)と同様に、インピーダンスアナライザー91から入力されたデータが表す燃料電池Pの出力電流と、当該データと同時刻に統括PC1aから入力されたデータが表す燃料電池Pの出力電圧とに基づき、燃料電池Pのインピーダンスを算出する。そして、インピーダンス測定専用PC1bは、当該算出を行った時刻と当該算出したインピーダンスとを対応付けた第一専用ソフトウェア固有のフォーマットのデータを生成し、当該生成したデータを測定結果を表すデータとして、LANを介して統括PC1aに出力する。統括PC1aは、当該入力された測定結果を表すデータを前記記憶装置に記憶する。
一方、統括PC1aは、前記不図示の操作表示部を用いたユーザーの操作によって入力及び設定された、CV測定方法による測定に必要な各種情報を受け付ける。各種情報には、燃料ガスに関する情報、燃料電池Pに印加する交流負荷及びCV測定方法による測定を開始する指示が含まれる。
統括PC1aは、CV測定方法による測定を開始する指示を受け付けると、PLC5aをPLC5と同様に動作させる。また、ユーザーは、CV測定専用PC1cの前記操作表示部を用いて第二専用ソフトウェアを起動操作することで、CV測定専用PC1cによるポテンショスタット92の制御を開始させる。CV測定専用PC1cは、ポテンショスタット92の制御を開始すると、統括PC1aが受け付けた燃料電池Pに印加する交流負荷を示すデータの送信を要求する。統括PC1aは、これに応答して、燃料電池Pに印加する交流負荷を示すデータを、LANを介してCV測定専用PC1cに出力する。
これにより、CV測定専用PC1cは、統括PC1aから入力された当該データが表す交流負荷の燃料電池Pへの印加をポテンショスタット92に開始させる。その結果、交流負荷が印加されているときの燃料電池Pの出力電圧及び出力電流を表すデータがCV測定専用PC1cに入力されるようになると、CV測定専用PC1cは、S28(図4)と同様に、当該入力されたデータが表す出力電圧及び出力電流とを対応付けた第二専用ソフトウェア固有のフォーマットのデータを生成する。そして、CV測定専用PC1cは、当該生成したデータを測定結果を表すデータとして、LANを介して統括PC1aに出力する。統括PC1aは、当該入力された測定結果を表すデータを前記記憶装置に記憶する。
尚、統括PC1aは、前記不図示の操作表示部を用いたユーザーの操作によって、インピーダンス測定方法による測定結果を表すデータを出力する指示が入力され、当該データの出力先の装置が設定されると、当該測定結果を表すデータを前記記憶装置から取得する。そして、統括PC1aは、当該取得したデータを、ユーザーにより設定された出力先の装置に出力する。
同様に、統括PC1aは、前記不図示の操作表示部を用いたユーザーの操作によって、CV測定方法による測定結果を表すデータを出力する指示が入力され、当該データの出力先の装置が設定されると、当該測定結果を表すデータを前記記憶装置から取得する。そして、統括PC1aは、当該取得したデータを、ユーザーにより設定された出力先の装置に出力する。
このように、従来は、インピーダンス測定方法及びCV測定方法で使用され得る全ての測定装置を設けるために十分なコスト及び配置スペースが必要であった。また、各測定方法による測定結果を表すデータを一括管理するため、各測定方法に対応する専用ソフトウェアが個別にインストールされた各測定方法専用の情報処理装置(1b、1c)を設置し、各測定方法専用の情報処理装置(1b、1c)から入力された測定結果を表すデータを一括して記憶するためのデータ統括用の情報処理装置(1a)を設ける必要があった。
また、ユーザーが、インピーダンス測定方法及びCV測定方法による測定結果を評価及び分析するとする。この場合、ユーザーは、各測定方法専用の情報処理装置(1b、1c)にインストールされた各測定方法に対応する専用のソフトウェアを個別に起動する操作を行い、前記データ統括用の情報処理装置から各ソフトウェア固有のフォーマットで表された測定結果を表すデータを取得後、当該取得したデータから評価及び分析に必要な所望のデータを取得するのに時間を要する虞があった。
しかし、上記実施形態の構成によれば、燃料電池Pに所定の燃料ガスを供給し、受付部11が受け付けた測定方法に応じて第一スイッチSW1及び第二スイッチSW2のオンオフを切り替えて、選択された測定方法に応じた負荷を燃料電池Pに印加することができる。また、複数の測定方法のうちの何れが選択された場合でも、計測回路4が出力した電圧信号Sv及び電流信号Siが其々表す出力電圧及び出力電流に基づき、燃料電池Pの電気化学特性を測定することができる。
このため、従来とは異なり、インピーダンスアナライザー91、絶縁アンプ4a及びポテンショスタット92等の、燃料電池Pの出力電圧及び出力電流を計測するための装置を測定方法に応じて個別に設けることなく、安価且つ省スペースな構成で、燃料電池Pの電気化学特性を複数の測定方法で測定することができる。
また、上記実施形態の構成によれば、従来とは異なり、複数の測定方法のうちの何れが選択された場合でも、同じ測定部12によって燃料電池Pの電気化学特性が測定される。このため、従来とは異なり、各測定方法専用の情報処理装置において、各測定方法に対応する専用のソフトウェアを個別に起動して各測定方法による測定結果を参照する手間をかけずに、測定部12が測定した測定結果のみを参照して、複数の測定方法による測定結果を効率よく評価及び分析することができる。
また、上記実施形態の構成によれば、電圧信号Sv及び電流信号Siが同一構成のアンプから出力される。また、測定部12には、電圧信号Sv及び電流信号Siが其々表す出力電圧及び出力電流を表すデータが直接的に入力される。このため、測定部12は、互いに異なる構成の二個のアンプから出力され、且つ、ノイズ除去等の信号処理が施された二個の信号が其々表す電圧及び電流よりも、位相差が維持された出力電圧及び出力電流に基づき、精度良く電気化学特性を測定することができる。
また、上記実施形態の構成によれば、複数の測定方法で測定した電気化学特性の測定結果を表すデータのフォーマットが同一になる。このため、従来のように、複数の測定方法で測定した電気化学特性の測定結果が、測定方法に対応する専用のソフトウェア固有のフォーマットのデータとして出力される場合よりも、電気化学特性の複数の測定結果を表すデータの評価や分析の効率を向上することができる。
また、上記実施形態の構成によれば、受付部11がインピーダンス測定方法の選択を受け付けた場合、S12及びS13(図2)が行われ、抵抗素子Rには電流が流れない。一方、受付部11がCV測定方法の選択を受け付けた場合、S22及びS23(図4)が行われ、抵抗素子Rに電流が流れる。これにより、当該抵抗素子Rの抵抗値を適宜調整することで、CV測定方法による燃料電池Pの電気化学特性の測定時に、第二アンプ42(図1、図3)が出力する電流信号Siが表す出力電流のレンジを、インピーダンス測定方法による測定時よりも小さいレンジに調整することができる。その結果、CV測定方法による測定対象物の電気化学特性の測定時に、燃料電池Pの出力電流が微小電流であったとしても、適切に当該出力電流を計測することができる。
(変形実施形態)
尚、上記実施形態は、本発明に係る実施形態の例示に過ぎず、本発明を上記実施形態に限定する趣旨ではない。例えば、以下に示す変形実施形態であってもよい。
(1)ガス供給装置6(図1、図3)に代えて、PLC5による制御の下、二次電池に所定の直流電圧を供給する直流電源装置を備えるようにしてもよい。これにより、二次電池に所定の直流電圧を供給し、二次電池の電気化学特性をインピーダンス測定方法及びCV測定方法で測定できるようにしてもよい。
(2)第三スイッチSW3、第四スイッチSW4及び抵抗素子R(図1、図3)を備えないようにし、第二アンプ42と燃料電池Pとを、変流器CTを介して接続してもよい。これに合わせて、S12及びS13(図2)とS22及びS23(図2)とを省略してもよい。
(3)測定対象物の電気化学特性の測定方法は、インピーダンス測定方法及びCV測定方法に限らず、測定対象物の出力電圧及び出力電流に基づき、測定対象物の電気化学特性を測定する他の測定方法であってもよい。これに合わせて、受付部11が当該他の測定方法を受け付けたときに、PLC5(図1、図3)が当該他の測定方法に応じて、直流負荷及び交流負荷のうち少なくとも一の負荷を測定対象物に印加するように、又は、何れの負荷も印加しないように、第一スイッチSW1及び第二スイッチSW2(図1、図3)のオンオフを適宜切り替えるようにしてもよい。
ただし、燃料電池Pに水素ガスが供給され、燃料電池Pが発電状態となっている場合に、燃料電池Pに何れの負荷も印加しなかったとする。この場合、燃料電池Pが壊れる虞がある。このため、測定対象物が燃料電池Pである場合には、PLC5(図1、図3)が、測定方法によらず、直流負荷及び交流負荷のうち少なくとも一の負荷を燃料電池Pに印加するように、第一スイッチSW1及び第二スイッチSW2(図1、図3)のオンオフを適宜切り替えるようにしてもよい。
(4)制御部10(図1、図3)が出力部13として機能しない構成であってもよい。
(5)第一アンプ41と第二アンプ42とが互いに異なる構成であってもよい。これに合わせて、第一アンプ41によって出力される電圧信号Svが表す出力電圧と第二アンプ42によって出力される電流信号Siが表す出力電流との位相差を、第一アンプ41及び第二アンプ42に入力される前と同じ位相差に維持するための信号処理回路を、第一アンプ41及び第二アンプ42のうち少なくとも一方に接続してもよい。
(6)PLC5(図1、図3)を備えないようにし、制御部10が、PLC5と同機能の機能部として、機能するようにしてもよい。
11 受付部
12 測定部
13 出力部
2 直流負荷装置
3 交流負荷装置
4 計測回路
41 第一アンプ
42 第二アンプ
6 ガス供給装置
100 電気化学特性測定システム
P 燃料電池(測定対象物)
R 抵抗素子
SW1 第一スイッチ
SW2 第二スイッチ
SW3 第三スイッチ
SW4 第四スイッチ
Si 電流信号
Sv 電圧信号

Claims (6)

  1. 測定対象物に所定の直流負荷を印加する直流負荷装置と、
    前記測定対象物に所定の交流負荷を印加する交流負荷装置と、
    前記測定対象物と前記直流負荷装置との間に接続された第一スイッチと、
    前記測定対象物と前記交流負荷装置との間に接続された第二スイッチと、
    前記測定対象物の出力電圧を表す電圧信号を出力する第一アンプと、前記測定対象物の出力電流を表す電流信号を出力する第二アンプと、を備えた計測回路と、
    前記測定対象物の電気化学特性を測定する複数の測定方法のうち、何れか一の測定方法の選択を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた前記測定方法に応じて前記第一スイッチ及び前記第二スイッチのオンオフを切り替える切替部と、
    前記電圧信号及び前記電流信号が其々表す前記出力電圧及び前記出力電流に基づき、前記電気化学特性を測定する測定部と、
    を備え
    前記複数の測定方法には、インピーダンス測定方法とCV測定方法とが含まれ、
    前記切替部は、
    前記受付部が前記インピーダンス測定方法の選択を受け付けた場合、前記第一スイッチ及び前記第二スイッチをオンに切り替え、
    前記受付部が前記CV測定方法の選択を受け付けた場合、前記第一スイッチをオフに切り替え、前記第二スイッチをオンに切り替える電気化学特性測定システム。
  2. 測定対象物に所定の直流負荷を印加する直流負荷装置と、
    前記測定対象物に所定の交流負荷を印加する交流負荷装置と、
    前記測定対象物と前記直流負荷装置との間に接続された第一スイッチと、
    前記測定対象物と前記交流負荷装置との間に接続された第二スイッチと、
    前記測定対象物の出力電圧を表す電圧信号を出力する第一アンプと、前記測定対象物の出力電流を表す電流信号を出力する第二アンプと、を備えた計測回路と、
    前記測定対象物の電気化学特性を測定する複数の測定方法のうち、何れか一の測定方法の選択を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた前記測定方法に応じて前記第一スイッチ及び前記第二スイッチのオンオフを切り替える切替部と、
    前記電圧信号及び前記電流信号が其々表す前記出力電圧及び前記出力電流に基づき、前記電気化学特性を測定する測定部と、
    を備え、
    前記測定対象物は、燃料電池であり、
    前記燃料電池に所定の燃料ガスを供給するガス供給装置を更に備える電気化学特性測定システム。
  3. 測定対象物に所定の直流負荷を印加する直流負荷装置と、
    前記測定対象物に所定の交流負荷を印加する交流負荷装置と、
    前記測定対象物と前記直流負荷装置との間に接続された第一スイッチと、
    前記測定対象物と前記交流負荷装置との間に接続された第二スイッチと、
    前記測定対象物の出力電圧を表す電圧信号を出力する第一アンプと、前記測定対象物の出力電流を表す電流信号を出力する第二アンプと、を備えた計測回路と、
    前記測定対象物の電気化学特性を測定する複数の測定方法のうち、何れか一の測定方法の選択を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた前記測定方法に応じて前記第一スイッチ及び前記第二スイッチのオンオフを切り替える切替部と、
    前記電圧信号及び前記電流信号が其々表す前記出力電圧及び前記出力電流に基づき、前記電気化学特性を測定する測定部と、
    を備え、
    前記測定対象物は、二次電池であり、
    前記二次電池に所定の直流電圧を供給する直流電源装置を更に備える電気化学特性測定システム。
  4. 前記第一アンプ及び前記第二アンプは、同一構成であり、
    前記測定部には、前記電圧信号及び前記電流信号が其々表す前記出力電圧及び前記出力電流が直接的に入力される
    請求項1から3の何れか一項に記載の電気化学特性測定システム。
  5. 前記測定部による前記電気化学特性の測定結果を表す所定フォーマットのデータを出力する出力部を更に備える
    請求項1から4の何れか一項に記載の電気化学特性測定システム。
  6. 前記測定対象物と前記第二アンプとの間に接続された第三スイッチと、
    前記測定対象物と前記第二アンプとの間に前記第三スイッチと並列に接続された第四スイッチと、
    前記第四スイッチに直列に接続された抵抗素子と、
    を更に備え、
    前記切替部は、
    前記受付部が前記インピーダンス測定方法の選択を受け付けた場合、更に、前記第三スイッチをオンに切り替え、前記第四スイッチをオフに切り替え、
    前記受付部が前記CV測定方法の選択を受け付けた場合、更に、前記第三スイッチをオフに切り替え、前記第四スイッチをオンに切り替える
    請求項に記載の電気化学特性測定システム。
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