JP6652576B2 - 切削工具及び切削加工物の製造方法 - Google Patents

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Description

本開示は、転削加工又は旋削加工のような切削加工に用いられる切削工具用ホルダ、切削工具及び切削加工物の製造方法に関する。
金属などの被削材の切削加工に用いられる切削工具として、特許文献1に記載された旋削工具が知られている。特許文献1に記載された旋削工具は、流路を有している。流路は、工具本体(ホルダ)の内部に形成されており、途中で分岐している。分岐した流路における2つの噴射口からチップ(切削インサート)に向けてクーラントが噴射供給される。2つの噴射口のうち一方からチップのすくい面に向けてクーラントが噴射され、他方からチップの逃げ面に向けてクーラントが噴射される。特許文献1における旋削工具は、分岐した流路のそれぞれに介在する調整駒を有しており、これらの調整駒によってクーラントの流量を調整している。
クーラントを用いてチップを冷却する場合には、すくい面の冷却が重要である。特許文献1に記載された旋削工具においては、2つの調整駒によってクーラントの流量を調整している。しかしながら、調整駒を調整する作業は煩雑である。また、切削加工時における振動などによって調整駒の調整位置がずれて、すくい面の冷却が不十分になる場合がある。
特開平8−25111号公報
本開示の切削工具用ホルダは、第1端から第2端に向かって延びるとともに、流入口と、前記第1端側に位置する流出口と、前記流入口から前記流出口に向かって延びる流路と、を備える。前記流出口は、第1開口部と第2開口部とを有している。前記流路は、前記流入口から続く第1流路と、前記第1流路から第1分岐口を介して前記第1開口部に続く第2流路と、前記第1流路から第2分岐口を介して前記第2開口部に続く第3流路とを有している。前記第1分岐口が前記第2分岐口よりも大きい。前記第1開口部における流出量が前記第2開口部における流出量よりも多い。
本開示の切削工具は、上記した本開示に係る切削工具用ホルダと、前記切削工具用ホルダの前記第1端側に装着されるとともに、第1面と第2面と前記第1面及び前記第2面の交差稜線に位置する切刃とを有する切削インサートと、を備える。
本開示の切削加工物の製造方法は、被削材を回転させる工程と、回転している前記被削材に上記した本開示に係る切削工具を接触させる工程と、前記切削工具を前記被削材から離す工程と、を備える。
図1は、本開示の第1実施形態に係る切削工具用ホルダ及び切削工具を示す斜視図である。 図2は、図1に示す領域A1における拡大図である。 図3は、図1に示す切削工具用ホルダ及び切削工具を別の方向から見た斜視図である。 図4は、図3に示す領域A2における拡大図である。 図5は、図1に示す切削工具用ホルダ及び切削工具の上面図である。 図6は、図5に示す領域A3における拡大図である。 図7は、図5に示す切削工具用ホルダ及び切削工具をB1方向から見た拡大側面図である。 図8は、図5に示す切削工具用ホルダ及び切削工具をB2方向から見た側面図である。 図9は、図8に示す領域A4における拡大図である。 図10は、本開示の第2実施形態に係る切削工具用ホルダ及び切削工具を示す図であり、第1実施形態の図9に相当する図である。 図11は、本開示の第3実施形態に係る切削工具用ホルダ及び切削工具を示す図であり、第1実施形態の図9に相当する図である。 図12は、本開示の第4実施形態に係る切削工具用ホルダ及び切削工具を示す図であり、第1実施形態の図9に相当する図である。 図13は、本開示の一実施形態に係る切削加工物の製造方法の一工程を示す概略図である。 図14は、本開示の一実施形態に係る切削加工物の製造方法の一工程を示す概略図である。 図15は、本開示の一実施形態に係る切削加工物の製造方法の一工程を示す概略図である。
<切削工具用ホルダ及び切削工具>
以下、本開示の実施形態に係る切削工具用ホルダ及び切削工具について、図面を用いて詳細に説明する。但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、実施形態を説明する上で必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。したがって、本開示の切削工具用ホルダ及び切削工具は、参照する各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。また、各図中の部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び寸法比率などを忠実に表したものではない。これらの点は、後述する切削加工物の製造方法においても同様である。
(第1実施形態)
図1〜図9に示すように、本実施形態の切削工具1は、切削工具用ホルダ3(以下、「ホルダ3」ということがある。)及び切削インサート5(以下、「インサート5」ということがある。)を備えている。ホルダ3は、第1端3aから第2端3bに向かって延びている。言い換えれば、ホルダ3は、インサート5が位置している第1端3a側から第2端3b側に向かって延びた棒状の部材である。本実施形態のホルダ3は、その中心軸O1に沿って延びた四角柱状の部材である。なお、中心軸O1は、図1などにおいて二点鎖線にて示している。本実施形態において、ホルダ3は、第1端3a側に位置しているヘッド4aと基体4dとを有しているが、中心軸O1とは、基体4dの中心軸である。ヘッド4aは、インサート5が装着される部位であり、上顎4b及び下顎4cを有している。基体4dは、ホルダ3を工作機械に固定するシャンクとして機能する部位である。
ホルダ3の材質としては、例えば、鋼、鋳鉄又はアルミニウム合金などを用いることができる。本実施形態の切削工具1においては、これらの材質の中で靱性の高い鋼が用いられている。ホルダ3の大きさは、被削材の大きさに応じて適宜設定される。例えば、中心軸O1に沿った方向のホルダ3の長さは、60〜200mmに設定される。また、中心軸O1に直交する方向のホルダ3の幅は、6〜50mmに設定される。
ホルダ3の第1端3a側にはポケット9が位置している。図1〜図9に示す切削工具1においては、ホルダ3が1つのポケット9を有している例を示している。ポケット9は、インサート5が位置する領域であり、インサート5の装着前においては、ホルダ3の第1端3a側において窪んでいる領域である。なお、インサート5は、後述する切刃11がホルダ3の第1端3a側において突出するようにホルダ3に装着される。切削工具1は、切刃11によって切削加工が行われる。本実施形態のホルダ3は、ポケット9を1つ有しているが、ホルダ3のポケット9の数はこれに限らず、複数であっても構わない。ポケット9が複数である場合には、ホルダ3には複数のインサート5が装着される。
インサート5は、ホルダ3の第1端3a側に装着されるとともに、第1面と、第2面と、第1面及び第2面の交差稜線に位置する切刃11とを有している。より具体的には、本実施形態におけるインサート5は、図2に示すように、上面13、下面15、側面17、切刃11及び貫通孔18を有している。上面13及び下面15は、それぞれ多角形状であり、本実施形態においては四角形である。側面17は、上面13及び下面15の間に位置して、上面13及び下面15に接続される面である。切刃11は、インサート5における2つの面が交わる稜の少なくとも一部に位置しており、本実施形態においては、上面13と側面17のうちの側面17aとが交わる部分に位置している。すなわち、本実施形態では、上面13が第1面であり、側面17のうち側面17aが第2面である。側面17aは、インサート5がホルダ3に装着されたとき、第1端3a側に面する。そして、切刃11が、上面13及び側面17aの交差稜線に位置している。切刃11は、上面13と側面17aとの交差稜線の一部に位置していてもよいし、全体に位置していてもよい。
貫通孔18は、一方の側面17から反対側に位置する他方の側面17までの間を貫くように位置している。貫通孔18は、インサート5をホルダ3に固定するための固定部材が挿入される部位である。本実施形態の固定部材は、ネジ21である。なお、インサート5の固定にあたっては、ネジ21に限らず、クランプ部材などを用いることができる。
図1〜図9に示す本実施形態においては、インサート5はネジ21を用いてホルダ3に固定されている。ホルダ3のポケット9における貫通孔18に対応する位置にはネジ孔(不図示)が設けられている。貫通孔18にネジ21を挿入するとともに、ネジ21をネジ孔に固定することによって、インサート5がポケット9に固定される。
インサート5においては、上面13が、切削加工時に切刃11によって生じた切屑が通過する、いわゆるすくい面13aを有している。すくい面13aは、図9において、上面13のうち第1端3a側において、部分的に下面15に向かって窪んでいる部分のことである。また、図9に示すように、切刃11の下方に位置する側面17aは、少なくとも一部がいわゆる逃げ面として機能する。
ここで、インサート5の材質としては、例えば、超硬合金又はサーメットなどが挙げられる。超硬合金の組成としては、例えば、WC−Co、WC−TiC−Co又はWC−TiC−TaC−Coなどが挙げられる。WC−Coは、炭化タングステン(WC)にコバルト(Co)の粉末を加えて焼結して生成される。WC−TiC−Coは、WC−Coに炭化チタン(TiC)を添加したものである。WC−TiC−TaC−Coは、WC−TiC−Coに炭化タンタル(TaC)を添加したものである。
また、サーメットは、セラミック成分に金属を複合させた焼結複合材料である。具体的には、サーメットとして、炭化チタン(TiC)、又は窒化チタン(TiN)などのチタン化合物を主成分としたものが挙げられる。
インサート5の表面は、被膜でコーティングされていてもよい。被膜の組成としては、例えば、炭化チタン(TiC)、窒化チタン(TiN)、炭窒化チタン(TiCN)又はアルミナ(Al23)などが挙げられる。被膜の成膜方法としては、例えば、化学蒸着(CVD)法又は物理蒸着(PVD)法などが挙げられる。
ホルダ3は、図3、図4、図6及び図9に示すように、流入口33、第1端3a側に位置する流出口6、流入口33から流出口6に向かって延びる流路7を備えている。流入口33及び流出口6はいずれも、ホルダ3の表面に開口している。流路7はホルダ3の内部に位置している。流入口33、流出口6及び流路7は、切削工具1の使用時においてインサート5を冷却するクーラント(冷却流体)が流れる部分として機能する。言い換えれば、流入口33は、外部からクーラントが供給される部分であり、流路7は、流入口33から供給されたクーラントが通過する部分である。そして、流出口6は、流路7を通過したクーラントが噴射される部分である。
流出口6は、第1開口部29及び第2開口部31を有している。本実施形態では、第1開口部29が、第1面である上面13に向かって開口しており、第2開口部31が、第2面である側面17aに向かって開口している。また、第1開口部29は、上顎4bに開口しており、第2開口部31は、下顎4cに開口している(図2参照)。なお、第1開口部29及び第2開口部31が開口する位置は、上記した位置に限定されない。
本実施形態における流路7は、図4、図6及び図9に示すように、第1流路23、第2流路25及び第3流路27を有している。第1流路23は、流入口33から続いている。本実施形態の第1流路23は、ホルダ3の第2端3b側から第1端3a側に向かって延びている。第2流路25及び第3流路27はいずれも、第1流路23に接続されている。第2流路25は、第1流路23から第1分岐口26を介して第1開口部29に続いている。本実施形態においては、第1開口部29が切刃11よりも上方に位置しているため、第2流路25は、第1分岐口26から上方に立ち上がっている。第3流路27は、第1流路23から第2分岐口28を介して第2開口部31に続いている。本実施形態においては、第2開口部31が切刃11よりも下方に位置しているため、第3流路27は、インサート5の下方に位置している。
流出口6は、切刃11を構成する第1面又は第2面に向かってクーラントを流出させる部分である。本実施形態において、第1面はすくい面13aを有している上面13であり、第2面は側面17aである。第2流路25における第1開口部29側の流路は、真っ直ぐに(直線状に)延びていてもよい。このような構成を満たすときは、クーラントの流れる方向が安定するため、上面13のすくい面13aに向かって第1開口部29からクーラントを安定して流出させることができる。また、第3流路27における第2開口部31側の流路も、真っ直ぐに(直線状に)延びていてもよい。このような構成を満たすときは、クーラントの流れる方向が安定するため、側面17aの切刃11側に向かって第2開口部31からクーラントを安定して流出させることができる。本実施形態では、図4、図6及び図9に示すように、後述する第2副流路251cが、第2流路25における第1開口部29側の流路に相当する。また、後述する第3副流路271bが、第3流路27における第2開口部31側の流路に相当する。そして、第2副流路251c及び第3副流路271bがいずれも、直線状に延びている。
クーラントは、流入口33から第1流路23に供給され、第2流路25及び第3流路27を通って第1開口部29及び第2開口部31から切刃11近傍に向かって噴射される。図3において、流入口33は、ホルダ3の側面3cのうち一側面3c1に位置している。なお、流入口33の位置は、上記した位置に限定されるものではなく、例えば、ホルダ3の他の側面3c又は第2端3b側の端面などに位置していてもよい。また、流入口33の数は、少なくとも1つであればよく、複数であってもよい。流入口33の数が2つのときを例に挙げて説明すると、例えば、2つの流入口33のうち一方が一側面3c1に位置し、他方が第2端3b側の端面に位置していてもよい。このような構成を満たすときは、クーラント供給機構又は工作機械に応じて使用する流入口33を選択することができる。このとき、選択されなかった流入口33は、例えば、取り外し可能な部材などによって塞げばよい。
クーラントとしては、例えば、不水溶性油剤又は水溶性油剤などが挙げられ、被削材の材質に応じて適宜選択して用いられる。不水溶性油剤としては、例えば、油性形、不活性極圧形又は活性極圧形などの切削油が挙げられる。水溶性油剤としては、例えば、エマルジョン、ソリューブル又はソリューションなどの切削油が挙げられる。
切削加工物を製造するための被削材の切削加工にあたって、インサート5の冷却及び切屑を除去するためにクーラントが噴射される。このとき、切屑がインサート5のすくい面13aの上を通過するため、冷却及び切屑除去の観点では、インサート5における側面17aの側よりもすくい面13aを有している上面13の側に多くのクーラントを供給する必要がある。
本実施形態においては、第1分岐口26が、第2分岐口28よりも大きく、第1開口部29における流出量が第2開口部31における流出量よりも多い。そのため、インサート5における側面17aの側よりも上面13の側に多くのクーラントを供給できる。それゆえ、インサート5のすくい面13aに多くのクーラントを供給することができ、すくい面13aを効率よく冷却することができる。その結果、煩雑な作業を要することなく、切削性能を維持することができる。このような構成によれば、ホルダ3のサイズを比較的小さくする必要があり、流路7の長さを大きく設計しにくいような場合においても好適に切削性能を維持することができる。具体的には、例えば、ホルダ3及び切削工具1を自動旋盤などの精密加工用とするときにも好適に切削性能を維持することができる。
ここで、第1分岐口26が第2分岐口28よりも大きいとは、例えば、第1分岐口26の断面積が第2分岐口28の断面積よりも大きい状態のことである。第1分岐口26の断面積は、第1流路23と第2流路25との仮想交差面の断面積によって評価すればよい。同様に、第2分岐口28の断面積は、第1流路23と第3流路27との仮想交差面の断面積によって評価すればよい。第1分岐口26の断面積は、例えば、0.3〜100mm2である。第2分岐口28の断面積は、例えば、0.2〜80mm2である。なお、本実施形態では、第1分岐口26及び第2分岐口28がいずれも、上記した仮想交差面において円形状である(図6参照)。このような場合には、第1分岐口26及び第2分岐口28のそれぞれの構成を、断面積に代えて、例えば、内径で評価してもよい。クーラントを良好に流れさせることが可能であれば、第1分岐口26及び第2分岐口28の形状は、円形状に限定されない。
上記した第1開口部29における流出量とは、第1開口部29から単位時間に流れる流体の体積のことである。同様に、第2開口部31における流出量とは、第2開口部31から単位時間に流れる流体の体積のことである。
第1開口部29及び第2開口部31の大きさが同じであるとき、図9に示すように、第1分岐口26から続く第2流路25の断面積(内径D2)は、第2分岐口28から続く第3流路27の断面積(内径D3)よりも大きくてもよい。このような構成を満たすときは、第3流路27における圧力損失が、第2流路25における圧力損失よりも大きくなるため、第1開口部29における流出量を第2開口部31における流出量よりも多くできる。第2流路25の断面積は、例えば、0.3〜100mm2である。第3流路27の断面積は、例えば、0.2〜80mm2である。
なお、本実施形態では、第2流路25及び第3流路27のそれぞれにおいて、クーラントの流れる方向に直交した断面が円形状である。このような場合には、第2流路25及び第3流路27のそれぞれの構成を、断面積に代えて、内径D2、D3で評価してもよい。この点は、第1流路23についても同様である。すなわち、本実施形態では、第1流路23も、クーラントの流れる方向に直交した断面が円形状であることから、第1流路23の構成は、断面積に代えて、その内径D1で評価してもよい。クーラントを良好に流れさせることが可能であれば、第1流路23、第2流路25及び第3流路27の断面形状は、円形状に限定されない。なお、評価する流路が複数の流路で構成されているときは、複数の流路の平均値によって評価すればよい。
一方、第2流路25は、第3流路27よりも短くてもよい。このような構成を満たすときは、第3流路27における圧力損失が、第2流路25における圧力損失よりも大きくなることから、インサート5の上面13に対して相対的により多くのクーラントを供給することができる。第2流路25の長さは、例えば、3〜90mmである。第3流路27の長さは、例えば、4〜100mmである。
また、第2流路25における第1分岐口26は、第3流路27における第2分岐口28よりもホルダ3の第1端3a側に位置していてもよい。言い換えれば、第2流路25は、第3流路27よりもホルダ3の第1端3a側において第1流路23に接続されていてもよい。インサート5は、ホルダ3の第1端3a側に位置していることから、上記のように第2流路25が位置している場合には、第2流路25の長さを短くできる。そのため、第2流路25におけるクーラントの圧力損失を小さくできる。したがって、インサート5の上面13に対して相対的により多くのクーラントを供給することができる。
また、第1流路23の断面積(内径D1)が、図9に示すように、第2流路25の断面積(内径D2)よりも大きくてもよい。第1流路23は、第2流路25及び第3流路27にクーラントを供給する流路である。このような第1流路23の断面積(内径D1)が第2流路25の断面積(内径D2)よりも大きい場合には、第1流路23から第2流路25にクーラントが流れる際に液圧が低下する可能性を低減することができる。第1流路23の断面積は、例えば、0.3〜120mm2である。
さらに、第1流路23の断面積(内径D1)は、図9に示すように、第3流路27の断面積(内径D3)よりも大きくてもよい。第1流路23の断面積(内径D1)が第3流路27の断面積(内径D3)よりも大きい場合には、第2流路25の場合と同様に、第1流路23から第3流路27にクーラントが流れる際に液圧が低下する可能性を低減することができる。
第1流路23、第2流路25及び第3流路27における、それぞれクーラントの流れる方向に対して直交する断面での面積を評価した場合に、第1流路23の断面積が、第2流路25の断面積及び第3流路27の断面積の和よりも大きくてもよい。このような構成を満たすときは、第1流路23から第2流路25及び第3流路27にクーラントが流れる際に液圧が低下する可能性をより好適に低減することができる。
また、第1開口部29は、第1分岐口26よりも小さくてもよい。言い換えれば、第1開口部29における面積(内径)が、第2流路25における第1分岐口26の断面積(内径)よりも小さくてもよい。このような構成を満たすときは、第1開口部29からのクーラントの噴射速度を高めることができる。第1開口部29の面積は、例えば、0.005〜80mm2である。
なお、本実施形態では、第1開口部29が円形状である。このような場合には、第1開口部29の構成を、面積に代えて、内径で評価してもよい。この点は、第2開口部31についても同様である。すなわち、本実施形態では、第2開口部31も円形状であることから、第2開口部31の構成を、面積に代えて、その内径で評価してもよい。クーラントを良好に流れさせることが可能であれば、第1開口部29及び第2開口部31の形状は、円形状に限定されず、例えば、楕円形状又はV字形状であっても構わない。なお、第1開口部29及び第2開口部31がいずれも円形状である場合には、開口部における不要な圧力損失を好適に低減することができる。また、第1開口部29の形状と第2開口部31の形状は同じあっても異なっていても構わない。例えば、第1開口部29を円形状とし、第2開口部31をV字形状として、開口部で生じる圧力損失を異ならせても構わない。
また、第1開口部29は、第2開口部31よりも小さくてもよい。言い換えれば、第1開口部29の面積(内径)が、第2開口部31の面積(内径)よりも小さくてもよい。このような構成を満たすときは、第1開口部29からインサート5の上面13に向かって噴射されるクーラントの噴射速度を高め易い。第2流路25の断面積(内径D2)を第3流路27の断面積(内径D3)よりも大きくし、クーラントの流量が過度に低下しない程度に第1開口部29を小さくすることにより、第1開口部29からのクーラントの噴射速度を高めてもよい。第2開口部31の面積は、例えば、0.005〜80mm2である。
また、第2流路25及び第3流路27は、角部を有している場合には、圧力損失が大きくなるような鋭角な角部は有さず、鈍角な角部を有していてもよい。言い換えれば、第2流路25及び第3流路27のそれぞれが複数の流路で構成されているとき、隣接する2つの流路のなす角度が鋭角ではなく、鈍角であってもよい。また、第3流路27における角部を、直角又は鋭角をなすものにすることによって、第1開口部29と第2開口部31との流出量を調整してもよい。すなわち、第3流路27が複数の流路で構成されているとき、隣接する2つの流路のなす角度を直角又は鋭角にすることによって、第1開口部29と第2開口部31との流出量を調整してもよい。更には、第1開口部29と第2開口部31との流出量の大小関係内において、第2開口部31からの噴射速度を高めてもよい。
上記した隣接する2つの流路のなす角度は、隣接する2つの流路のそれぞれの中心軸が交差するときは、中心軸同士のなす角度によって評価すればよい。流路の接続状態などにより、隣接する2つの流路のそれぞれの中心軸が交差しないときは、一方の流路の中心軸を他方の流路の中心軸と交差するまで平行移動させ、各中心軸を交差させた状態にして評価すればよい。流路の中心軸は、流路の断面積(内径)の中心を連続することで得られる。
本実施形態では、図4、図6及び図9に示すように、第2流路25が、第1流路23側から順に繋がって位置している第2副流路251a、251b、251cを有している。また、第3流路27が、第1流路23側から順に繋がって位置している第3副流路271a、271bを有している。そして、図6に示すように、第2副流路251a、251bのなす角度θ1が、鈍角である。また、第2副流路251b、251cのなす角度θ2が、鈍角である。図4に示すように、第3副流路271a、271bのなす角度θ3が、直角(90°)である。なお、角度θ1は、例えば、90〜160°である。角度θ2は、例えば、90〜160°である。角度θ3は、例えば、10〜90°である。
流路7は、例えば、ドリルなどを用いてホルダ3となる部材に孔加工を行うことによって形成することができる。すなわち、本実施形態における流路7の構成は、高度な加工工程を要することなく、製造することができるため、ホルダ3の製造コストの低減が図れる。なお、孔加工を行うことによって形成された孔部のうち流路7として機能しない部分については、クーラントが漏れないようにシール部材(不図示)によって塞げばよい。シール部材としては、例えば、半田、樹脂部材又はネジ部材などが挙げられる。
(第2実施形態)
次に、本開示の第2実施形態に係る切削工具用ホルダ43(以下、「ホルダ43」ということがある。)及び切削工具41について、図10を用いて詳細に説明する。なお、以下の説明では、第1実施形態と相違する部分を中心として説明する。そのため、第1実施形態と同様の構成を有する部分については第1実施形態における説明を援用し、説明を省略する。この点は、後述する第3、第4実施形態においても同様である。
図10に示すように、本実施形態の切削工具41が備えているホルダ43では、第2流路25が、複数の第2副流路251を有していてもよい。また、第3流路27が、複数の第3副流路271を有していてもよい。このとき、複数の第2副流路251の数が、複数の第3副流路271の数よりも少なくてもよい。これらの構成を満たすとときは、第3流路27における圧力損失が、第2流路25における圧力損失よりも大きくなることから、インサート5の上面13に対して相対的により多くのクーラントを供給することができる。それゆえ、すくい面13aを効率よく冷却することができ、煩雑な作業を要することなく、切削性能を維持することができる。
第2副流路251の数は、例えば、2〜5である。第3副流路271の数は、例えば、3〜10である。本実施形態では、第2副流路251が、第1流路23側から順に繋がって位置している第2副流路251a、251b、251cの3つである。また、第3副流路271は、第1流路23側から順に繋がって位置している第3副流路271a、271b、271c、271dの4つである。なお、第2副流路251及び第3副流路271は、第2副流路251a〜251c及び第3副流路271a〜271dの組み合わせに限定されない。
複数の第3副流路271のうち隣接する2つの第3副流路271のなす角度は、鋭角であってもよい。このような構成を満たすときは、第3流路27の圧力損失を大きくすることができる。本実施形態では、第3副流路271c、271dのなす角度θが、鋭角である。角度θは、例えば、10〜90°である。なお、複数の第3副流路271のうち鋭角を構成する第3副流路271は、第3副流路271c、271dに限定されない。
(第3実施形態)
次に、本開示の第3実施形態に係る切削工具用ホルダ53(以下、「ホルダ53」ということがある。)及び切削工具51について、図11を用いて詳細に説明する。
図11に示すように、本実施形態の切削工具51が備えているホルダ53では、第3流路27が、第1流路23側から順に繋がって位置する上流流路272、中間流路273及び下流流路274を有していてもよい。このとき、下流流路274の断面積は、上流流路272の断面積以下であるとともに、中間流路273の断面積は、上流流路272の断面積及び下流流路274の断面積よりも大きくてもよい。これらの構成を満たすときは、第3流路27の圧力損失を大きくすることができる。したがって、第3流路27における圧力損失を第2流路25における圧力損失よりも大きくして、インサート5の上面13に対して相対的により多くのクーラントを供給することができる。
上流流路272の断面積は、例えば、0.2〜80mm2である。中間流路273の断面積は、例えば、0.3〜100mm2である。下流流路274の断面積は、例えば、0.1〜70mm2である。第3流路27は、上流流路272、中間流路273及び下流流路274の組み合わせを複数有していてもよい。
(第4実施形態)
次に、本開示の第4実施形態に係る切削工具用ホルダ63(以下、「ホルダ63」ということがある。)及び切削工具61について、図12を用いて詳細に説明する。
図12に示すように、本実施形態の切削工具61が備えているホルダ63では、第1開口部29が、第1面(上面13)に向かって開口しており、第2開口部31が、第1面に沿って開口していてもよい。このような構成を満たすときは、第2開口部31から流出したクーラントが切屑に向かって吹きつけられやすくなる。したがって、流出量が相対的に小さな第2開口部31から流出させたクーラントによって切屑を除去しつつ、流出量が相対的に大きな第1開口部29から流出させたクーラントによってすくい面13aを効率よく冷却することができる。その結果、切屑排出性と冷却効率とを共に向上させることができる。
なお、第2開口部31が、第1面に沿って開口しているとは、第3流路27の第2開口部31側の中心軸Sをホルダ63の外方に延ばした線Lが第1面に沿うように第2開口部31が開口している状態のことである。
<切削加工物の製造方法>
次に、本開示の一実施形態に係る切削加工物の製造方法について図面を用いて説明する。
切削加工物は、被削材101を切削加工することによって作製される。本実施形態における切削加工物の製造方法は、図13〜図15に示すように、
(1)被削材101を回転させる工程と、
(2)回転している被削材101に第1実施形態に代表される切削工具1を接触させる工程と、
(3)切削工具1を被削材101から離す工程と、
を備えている。
より具体的には、まず、図13に示すように、被削材101を軸O2の周りで回転させるとともに、被削材101に切削工具1を相対的に近付ける。次に、図14に示すように、切削工具1における切刃11を回転している被削材101に接触させて、被削材101を切削する。このとき、第1開口部29及び第2開口部31のそれぞれからクーラントを流出させつつ被削材101を切削してもよい。そして、図15に示すように、切削工具1を被削材101から相対的に遠ざける。
本実施形態に係る切削加工物の製造方法によれば、ホルダ3を備えている切削工具1を使用することから、煩雑な作業を要さずとも、すくい面13aを効率よく冷却しつつ切削加工を行うことができ、結果として精度が高い加工表面を有する切削加工物を効率的に得ることができる。
本実施形態においては、図13に示すように、軸O2を固定するとともに被削材101を回転させた状態で切削工具1をX1方向に移動させることによって切削工具1を被削材101に近付けている。また、図14においては、回転している被削材101にインサート5における切刃11を接触させることによって被削材101を切削している。また、図15においては、被削材101を回転させた状態で切削工具1をX2方向に移動させることによって切削工具1を被削材101から遠ざけている。
なお、本実施形態では、それぞれの工程において、切削工具1を動かすことによって、切削工具1を被削材101に接触させる、又は、切削工具1を被削材101から離しているが、当然ながらこのような形態に限定されるものではない。
例えば、(1)の工程において、被削材101を切削工具1に近付けてもよい。同様に、(3)の工程において、被削材101を切削工具1から遠ざけてもよい。切削加工を継続する場合には、被削材101を回転させた状態を維持して、被削材101の異なる箇所にインサート5における切刃11を接触させる工程を繰り返せばよい。本実施形態では、第1実施形態の切削工具1を用いる場合を例にとって説明したが、これに代えて、第2〜第4実施形態の切削工具41、51、61を用いてもよい。
なお、被削材101の材質としては、例えば、炭素鋼、合金鋼、ステンレス、鋳鉄、又は非鉄金属などが挙げられる。
以上、本開示に係る実施形態について例示したが、本開示は上記した実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない限り任意のものとすることができることはいうまでもない。
1・・・切削工具
3・・・切削工具用ホルダ
3a・・・第1端
3b・・・第2端
3c・・・側面
3c1・・・一側面
4a・・・ヘッド
4b・・・上顎
4c・・・下顎
4d・・・基体
5・・・切削インサート
6・・・流出口
7・・・流路
9・・・ポケット
11・・・切刃
13・・・上面
13a・・・すくい面
15・・・下面
17・・・側面
17a・・・側面
18・・・貫通孔
21・・・ネジ
23・・・第1流路
25・・・第2流路
251・・・第2副流路
251a・・・第2副流路
251b・・・第2副流路
251c・・・第2副流路
26・・・第1分岐口
27・・・第3流路
271・・・第3副流路
271a・・・第3副流路
271b・・・第3副流路
271c・・・第3副流路
271d・・・第3副流路
272・・・上流流路
273・・・中間流路
274・・・下流流路
28・・・第2分岐口
29・・・第1開口部
31・・・第2開口部
33・・・流入口
41・・・切削工具
43・・・切削工具用ホルダ
51・・・切削工具
53・・・切削工具用ホルダ
61・・・切削工具
63・・・切削工具用ホルダ
101・・・被削材

Claims (11)

  1. 第1端から第2端に向かって延びるとともに、流入口と、前記第1端側に位置する流出口と、前記流入口から前記流出口に向かって延びる流路と、を有するホルダと
    前記ホルダにおける前記第1端の側に装着されるとともに、すくい面を有する第1面と、逃げ面を有する第2面と、前記第1面及び前記第2面の交差稜線に位置する切刃と、を有する切削インサートと、を備えた切削工具であって、
    前記流出口は、前記第1面に向かって開口した第1開口部と、前記第2面に向かって開口した第2開口部とを有し、
    前記流路は、前記流入口から続く第1流路と、前記第1流路から第1分岐口を介して前記第1開口部に続く第2流路と、前記第1流路から第2分岐口を介して前記第2開口部に続く第3流路とを有しており、
    前記第1分岐口が前記第2分岐口よりも大きく、且つ、前記第2分岐口よりも前記第1端の側に位置する、切削工具。
  2. 前記第2流路は、前記第3流路よりも短い、請求項1に記載の切削工具。
  3. 前記第1開口部における流出量が前記第2開口部における流出量よりも多い、請求項1又は2に記載の切削工具。
  4. 前記第2流路は、複数の第2副流路を有しているとともに、前記第3流路は、複数の第3副流路を有しており、
    前記複数の第2副流路の数は、前記複数の第3副流路の数よりも少ない、請求項1に記載の切削工具。
  5. 前記複数の第3副流路のうち隣接する2つの第3副流路のなす角度は、鋭角である、請求項4に記載の切削工具。
  6. 前記第3流路は、前記第1流路側から順に繋がって位置する上流流路、中間流路及び下流流路を有しており、
    前記下流流路の断面積は、前記上流流路の断面積以下であるとともに、前記中間流路の断面積は、前記上流流路の断面積及び前記下流流路の断面積よりも大きい、請求項1に記載の切削工具。
  7. 前記第1流路の断面積は、前記第2流路の断面積よりも大きい、請求項1〜6のいずれかに記載の切削工具。
  8. 前記第1開口部は、前記第1分岐口よりも小さい、請求項1〜7のいずれかに記載の切削工具。
  9. 前記第1開口部は、前記第2開口部よりも小さい、請求項1〜8のいずれかに記載の切削工具。
  10. 前記第3流路における圧力損失は、前記第2流路における圧力損失よりも大きい、請求項1〜9のいずれかに記載の切削工具。
  11. 被削材を回転させる工程と、
    回転している前記被削材に請求項1〜のいずれかに記載の切削工具を接触させる工程と、
    前記切削工具を前記被削材から離す工程と、を備える、切削加工物の製造方法。
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