JP6650000B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
所定の画面を表示する表示部を備えた画像形成装置であって、ユーザの画像を撮影する画像センサと、該画像センサで撮影した画像の所定の特徴点に基づいて前記ユーザを特定可能なユーザ特定部と、該ユーザ特定部の特定結果に基づいて前記表示部への表示を制御する表示制御部とを有し、前記画像センサで撮影した画像に基づいて前記ユーザ特定部で第1ユーザが特定され、該第1ユーザ向けの画面が前記表示部に表示されている場合に、前記第1ユーザが検知されなくなり、前記ユーザ特定部が前記第1ユーザとは別の第2ユーザを特定したとき、前記表示制御部は、前記第1ユーザが作業中であってユーザによる入力機能をロックする旨を通知すると共にユーザからのロック解除を受け付ける画面を前記表示面に表示することを特徴としたものである。
制御部17は、通信I/F11を介して外部装置(図示省略)と通信可能に構成されている。通信I/F11は、例えば、FAX通信部、インターネット用通信部、赤外線通信部等を備えている。
図3に示すように、操作部12は、例えば、原稿読取部13の手前側に配置されており、操作部本体12a上に、図2で説明した液晶のディスプレイ22と透明抵抗膜方式のタッチパネル21からなる操作パネル20や、接触接点を用いたハードキー23を有している。なお、操作パネル20が本発明の表示部に相当する。また、操作部12の近傍にカードリーダ(図示省略)を設置してもよい。
画像処理部14は、例えば、原稿読取部13で読み取られた原稿のデータに種々の処理を行って画像データを生成する。この生成された画像データが印刷部15に出力される。上記読み取られた原稿のデータや生成された画像データは、記憶部16の入力画像領域31に格納される。
また、制御部17は、例えば、表示制御部41、ユーザ認証部42を備えている。
ユーザ認証部42は、操作部12などで入力された情報や、ユーザ所有の例えばICカードをカードリーダで読み取った情報を、記憶部16のユーザ情報領域32に格納されているユーザ識別情報と照合しており、ログイン等の成否を判定する。
顔認識や色認識は、一般に使用されている方法を使用できる。例えば、多数の顔画像や色から算出した標準的な顔画像や色を参照データとして記憶部16の参照データ領域33に格納しており、その参照データとの相関値から顔や色を認識する。そして、ユーザ情報領域32の情報と照合して同一のユーザであるか否かを判別する。
人感センサ51による検知結果やユーザ認証部42による特定結果は表示制御部41に出力され、表示制御部41は、操作パネル20を消灯したり、各種設定画面などを操作パネル20に表示させる。
図4,5は、本発明による画面表示処理のフローチャートである。本実施形態では、人感センサ51による検知結果に基づいて操作パネル20を消灯させる例を想定する。図6は、ログイン画面および各種設定画面の説明図であり、図7は、ユーザ認識の説明図である。
次いで、ユーザ認証部42が、パスワードの入力内容とユーザ情報領域32に格納されているユーザ識別情報と照合し、正規のユーザ(第1ユーザ、例えば管理者やサービスマンに相当する)であると判定した場合(ステップS12のYES)、ログイン成功となってステップS13に進む。なお、正規のユーザではないと判定した場合(ステップS12のNO)、このフローを抜ける。
続いて、例えば人感センサ51の検知出力がありからなしに切り替わった場合(図4のステップS15のYES)、上記の第1ユーザが装置本体10aの正面から居なくなったと判別できる。これにより、表示制御部41は例えば操作パネル20を消灯させ、図6(B)で説明した第1ユーザ向けの設定画面を操作パネル20から消す。この場合、当該第1ユーザによる操作内容は、記憶部16の操作履歴領域34に格納される(ステップS16)。第1ユーザによる操作履歴を記憶すれば、第1ユーザによる次回の操作時に前回の続きから操作を開始できる。
また、上記のように第1ユーザが人感センサの検知位置から外れても(図4のステップS15のYES)、この第1ユーザが再び特定された場合(図5のステップS24のYES)には第1ユーザ向けの設定画面を操作パネル20に表示するので(ステップS25)、従来のような再認証手続が不要になり、作業効率の低下を防止できる。
図8は、第2実施形態による入力ロック画面の説明図である。第1実施形態では、ユーザ認証部42が第1のユーザではないと判定した場合にログアウトしていた(図5のステップS24のNO,S27)。しかし、このログアウトに替えて、第1ユーザ向けの画面とは異なる画面として、例えばユーザによる入力機能をロックする旨の画面を操作パネル20に表示してもよい。
なお、入力ロック画面62には、図8に示すような[ロック解除]キーを設けることができ、この[ロック解除]キーをタッチした場合、入力機能のロック状態を終了させることができる。これにより、第2ユーザが使用する場合にはロック状態を解除でき、所望のジョブを速やかに開始できる。
また、上記実施形態では、人感センサ51の検知出力がなしに切り替わった場合(図4のステップS15のYES)、第1ユーザ向けの設定画面を操作パネル20から消したが(ステップS16)、第1ユーザ向けの設定画面は、人物探索の後に消してもよい。
具体的には、人感センサ51の検知出力がなしに切り替わっても(ステップS15のYES)、第1ユーザ向けの設定画面を表示し続ける。そして、人感センサの検知出力がありに切り替わり、次いで画像センサ52の画像から人物探索をした結果、ログイン中の第1ユーザではないと判定された場合に、例えば操作パネル20を消灯してログアウトすることも可能である。ユーザ認証部42で第2ユーザが特定されるまでは、第1ユーザ向けの画面を消さないため、この場合にも従来のような再認証手続が不要になる。
Claims (5)
- 所定の画面を表示する表示部を備えた画像形成装置であって、
ユーザの画像を撮影する画像センサと、該画像センサで撮影した画像の所定の特徴点に基づいて前記ユーザを特定可能なユーザ特定部と、該ユーザ特定部の特定結果に基づいて前記表示部への表示を制御する表示制御部とを有し、
前記画像センサで撮影した画像に基づいて前記ユーザ特定部で第1ユーザが特定され、該第1ユーザ向けの画面が前記表示部に表示された後に、
前記第1ユーザが特定されなくなり、前記ユーザ特定部が前記第1ユーザとは別の第2ユーザを特定したとき、前記表示制御部は、前記第1ユーザが作業中であってユーザによる入力機能をロックする旨を通知すると共にユーザからのロック解除を受け付ける画面を前記表示部に表示することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記所定の特徴点は、ユーザの顔、該ユーザが着用した服装の色、該服装に付されたマークの少なくとも1つであることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または2に記載の画像形成装置であって、
前記第1ユーザが特定されなくなり、前記ユーザ特定部が前記第1ユーザとは別の第2ユーザを特定した際に、前記第1ユーザによる操作履歴を記憶する記憶部をさらに有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1から3の何れか1項に記載の画像形成装置であって、
前記画像センサは前記表示部の近傍で同一面上にあることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1から4の何れか1項に記載の画像形成装置であって、
前記画像センサは前記表示部の同一面上で表示部の上方にあることを特徴とする画像形成装置。
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