JP6649863B2 - 口内法x線撮影用補助具、並びに、口内法x線撮影具 - Google Patents
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Description
イメージングプレート11は、薄い板状の部材であり、口内に配置し易い。
すなわち、イメージングプレート11は、感光体フィルム(X線フィルム)と同様に配線がない上に薄い板状の部材であって口内で嵩張らない。そのため、患者に苦痛を与えにくいというメリットがある。
そこで本出願人は、このイメージングプレート11を収容する保護カバーの特許出願をし、この特許出願が特許文献1に開示されている。
表側シート16と裏側シート17の間には、収容部12が形成されている。収容部12は、三方が閉じた空間である。収容部12は、外部と開口18を介して連通している。収容部12内の幅寸法は、イメージングプレート11をちょうど収容できる大きさに設定されている。
イメージングプレート11を収容した内装部材8は、外装部材9の開口28から外装部材9の収容部15内に収容される(図6)。
イメージングプレート11の感光面11aが、遮光機能を有する外装部材9の裏側シート27側にある。そのため、イメージングプレート11の感光面11aは、内装部材8及び外装部材9の遮光機能を有する裏側シート17,27によって覆われて遮光される。
外装部材9とイメージングプレート11の間にはクリアランスがあり、イメージングプレート11は外装部材9内で円滑に移動することができるので、図8(a),(b)に示す様に開口28を下側にすると、外装部材9からイメージングプレート11を落下させてイメージングプレート11を容易に取り出すことができる。
よって、イメージングプレート11は、唾液が付着せず、清潔な状態が維持されており、洗浄しなくてもそのまま再利用することができる。
そこで特許文献1に開示されている保持具(図示せず)でイメージングプレート11を口内で保持すると、指に唾液が付着したり、X線によって指が被曝することはなくなるが、口内の他の部位のX線による被曝は避けられない。
また、当該保持具でイメージングプレート11の位置を固定するためには、患者自身が上下の歯で保持具を噛む必要がある。よって、健康な歯が少ない患者にとっては、当該保持具の使用は困難である。
関連する発明は、口内法X線撮影用の感光体を口内で保持するための口内法X線撮影用補助具であって、口内配置部と把持部とアーム部を有し、前記口内配置部と前記把持部が前記アーム部で繋がっており、前記口内配置部は、前記感光体と同等の面積を占める平面部を有しており、前記感光体を前記口内配置部の平面部に装着させて保持可能であり、且つ前記感光体は前記口内配置部の平面部に対して着脱自在であり、前記口内配置部に前記感光体を保持させた状態においては、前記感光体が口内配置部の前記平面部と対向する位置関係となることを特徴とする口内法X線撮影用補助具である。
すなわち、患者やX線撮影に携わる者が把持部を持ち、口内配置部を患者の口内に配置し、把持部を操作することによって口内における口内配置部の位置を変更又は微調整することができる。よって、口内配置部に保持された感光体は、口内の適切な位置に容易に配置される。そのため、感光体を指で押さえる必要がなく、患者や撮影者等のX線撮影に携わる者の指を被曝させずに済む。
また、口内配置部を口内に配置する際には、患者は口を開けるだけでよく、アーム部等を噛む必要がない。すなわち、患者は力を入れる必要がなく、楽な姿勢でX線撮影をすることができる。
口内配置部は、感光体と同等の面積を占める平面部を有しており、感光体を口内配置部の平面部に装着させて保持するので、感光体の保持が安定する。
さらに、感光体は口内配置部の平面部に対して着脱自在であるので、X線撮影後は平面部から感光体を容易に取り外すことができる。
口内配置部に感光体を保持させた状態においては、感光体が口内配置部の平面部と対向する位置関係となるので、感光体と平面部が重なる。そのため、平面部は口内で嵩張らない。
ここで同等の面積とは、感光体を安定して保持するに足る面積であり、感光体より大きくても小さくてもよい。平面部の面積は、感光体の面積の60%から200%とすることができ、80%から150%であるのが望ましく、さらに90%から110%であるのがより望ましい。
すなわち平面部の面積は、大きすぎると口内に配置しにくく、小さすぎると感光体の保持が安定しない。そのため、平面部の面積は、感光体の面積に対して例えばプラスマイナス10%程度であるのが最も望ましい。
また、平面部と感光体の外形形状は、相似形であるのが望ましいが、必ずしも相似形である必要はない。すなわち、X線撮影に差し支えがなければ、感光体の外形と平面部の外形が相違していてもよい。
さらに、平面部は、開口や切り欠きを有していてもよい。例えば、平面部を枠状とし、中央部分に大きな開口があってもよい。
そしてこの構成によると、口内配置部は、X線を減衰させる素材で形成されているので、感光体を透過したX線は口内配置部で減衰される。そのため、患者の口内の被曝量が減少する。
よって、患者は、X線撮影対象部位以外の部位の被曝量を抑制することができる。
把持部の軸線又はアーム部の軸線に対する口内配置部の傾斜角は、例えば、10度から45度の間の角度とすることができ、20度から35度の間であるのが望ましい。
すなわち、口内法X線撮影用補助具,及び感光体は、清潔な状態が保たれ、洗浄することなく再利用することができる。
患者やX線撮影に携わる者が把持部を持ち、口内配置部を患者の口内に配置し、把持部を操作することによって口内における口内配置部の位置を変更又は微調整することができる。よって、口内配置部に保持された感光体は、口内の適切な位置に容易に配置される。そのため、感光体を指で押さえる必要がなく、患者や撮影者等のX線撮影に携わる者の指を被曝させずに済む。
また、口内配置部を口内に配置する際には、患者は口を開けるだけでよく、アーム部等を噛む必要がない。すなわち、患者は力を入れる必要がなく、楽な姿勢でX線撮影をすることができる。
口内配置部は、感光体と同等の面積を占める平面部を有しており、感光体は口内配置部の平面部に装着されて保持されるので、感光体の保持が安定する。
さらに、感光体は口内配置部の平面部に対して着脱自在であるので、X線撮影後は平面部から感光体を容易に取り外すことができる。
口内配置部に感光体を保持させた状態においては、感光体が口内配置部の平面部と対向する位置関係となるので、感光体と平面部が重なる。そのため、平面部は口内で嵩張らない。
ここで同等の面積とは、感光体を安定して保持するに足る面積であり、感光体より大きくても小さくてもよい。平面部の面積は、感光体の面積の60%から200%とすることができ、80%から150%であるのが望ましく、さらに90%から110%であるのがより望ましい。
すなわち平面部の面積は、大きすぎると口内に配置しにくく、小さすぎると感光体の保持が安定しない。そのため、平面部の面積は、感光体の面積に対して例えばプラスマイナス10%程度であるのが最も望ましい。
また、平面部と感光体の外形形状は、相似形であるのが望ましいが、必ずしも相似形である必要はない。すなわち、X線撮影に差し支えがなければ、感光体の外形と平面部の外形が相違していてもよい。
さらに、平面部は、開口や切り欠きを有していてもよい。例えば、平面部を枠状とし、中央部分に大きな開口があってもよい。
把持部構成部3は、把持部6の本体を構成しており、前述の様に、アーム部4の他端側と連続した部位である。また、把持部構成部3は、アーム部4よりも幅寸法が大きい部位である。
補強部材5は、剛性を有する部材であり、把持部構成部3の両側にねじ止めや接着等の固定手段によって固定されている。すなわち補強部材5は、把持部構成部3を補強する部材である。
把持部6,アーム部4の軸線10と、口内配置部2(一辺2a)が傾斜角Aで傾斜しているので、患者は、口内のどの歯顎でも把持部6を把持して楽に口内配置部2を口内に配置することができる。
ここで同等の面積とは、イメージングプレート11を安定して保持するに足る面積であり、イメージングプレート11より大きくても小さくてもよい。平面部2bの面積は、例えば、イメージングプレート11の面積の60%から200%とすることができ、80%から150%であるのが望ましく、さらに90%から110%であるのがより望ましい。
すなわち平面部2bの面積は、大きすぎると口内に配置しにくく、小さすぎるとイメージングプレート11の保持が安定しない。そのため、平面部2bの面積は、イメージングプレート11の面積に対して例えばプラスマイナス10%程度であるのが最も望ましい。
口内配置部2に保護カバー7を保持させた状態においては、イメージングプレート11が口内配置部2の平面部2bと対向する位置関係となるので、イメージングプレート11と平面部2bが重なる。そのため、保護カバー7(イメージングプレート11)と口内配置部2の平面部2bは口内で嵩張らない。
右側下顎の大臼歯をX線撮影する場合には、図9に示す様に、補助具1の把持部6を患者の左方(図9で見ると右方)で且つ上方に配置し、口内配置部2を患者の右方で且つ下方に配置し、口内配置部2を右側下顎の大臼歯の裏面側(歯顎よりも内部側)に配置する。
そのため、患者のX線撮影対象部位以外の部位が被曝することを抑制することができる。
右側上顎の大臼歯をX線撮影する場合には、図10に示す様に、補助具1の把持部6を患者の左方(図10で見ると右方)で且つ下方に配置し、口内配置部2を患者の右方(図10で見ると左方)で且つ上方に配置し、口内配置部2を右側上顎の大臼歯の裏面側(歯顎よりも内部側)に配置する。患者は、把持部6を左手で楽に保持することができる上に、X線の進行が口内配置部2で阻止され、無用な被曝を回避することができる。
なお、図10と図9を比較すると、口内配置部2の平面部2bの異なる面がイメージングプレート11側に配置されている。
左側下顎の大臼歯をX線撮影する場合には、図11に示す様に、補助具1の把持部6を患者の右方(図11で見ると左方)で且つ上方に配置し、口内配置部2を患者の左方(図11で見ると右方)で且つ下方に配置し、口内配置部2を左側下顎の大臼歯の裏面側(歯顎よりも内部側)に配置する。患者は、把持部6を右手で楽に保持することができる上に、X線の進行が口内配置部2で阻止され、無用な被曝を回避することができる。
左側上顎の大臼歯をX線撮影する場合には、図12に示す様に、補助具1の把持部6を患者の右方(図11で見ると左方)で且つ下方に配置し、口内配置部2を患者の左方(図12で見ると右方)で且つ上方に配置し、口内配置部2を左側上顎の大臼歯の裏面側(歯顎よりも内部側)に配置する。患者は、把持部6を右手で楽に保持することができる上に、X線の進行が口内配置部2で阻止され、無用な被曝を回避することができる。
なお、図12と図11を比較すると、口内配置部2の平面部2bの異なる面がイメージングプレート11側に配置されている。
小臼歯や犬歯をX線撮影する場合についても、上述の上下左右の大臼歯を撮影する場合と同様に補助具1を使用することができる。そして、患者は、補助具1の把持部6を左手又は右手で楽に保持することができる上に、X線の進行が口内配置部2で阻止され、無用な被曝を回避することができる。
下顎の中切歯(前歯)をX線撮影する場合には、図13に示す様に、補助具1の把持部6を患者の右方(図13で見ると左方)で且つ上額より上方に配置し、口内配置部2を下顎の中切歯の裏面側(歯顎よりも内部側)に配置する。図13に示す様に、口内配置部2は縦向き姿勢であり、口内配置部2の略長方形の幅狭側の辺が、中切歯の並び方向に沿っている。
また、下顎の中切歯をX線撮影する場合には、補助具1の左右の向きは逆にすることもできる。すなわち、患者は、自身にとって把持し易い方の手で把持部6を把持することができる。
下顎の中切歯をX線撮影する際においても、X線の進行が口内配置部2で阻止され、無用な被曝を回避することができる。
上顎の中切歯(前歯)をX線撮影する場合には、図14に示す様に、補助具1の把持部6を患者の右方(図14で見ると左方)で且つ下顎より下方に配置し、口内配置部2を上顎の中切歯の裏面側(歯顎よりも内部側)に配置する。図14に示す様に、口内配置部2は縦向き姿勢であり、口内配置部2の略長方形の幅狭側の辺が、中切歯の並び方向に沿っている。
また、上顎の中切歯をX線撮影する場合には、補助具1の左右の向きは逆にすることもできる。すなわち、患者は、自身にとって把持し易い方の手で把持部6を把持することができる。
上顎の中切歯をX線撮影する際においても、X線の進行が口内配置部2で阻止され、無用な被曝を回避することができる。
すなわち、図13では、保護カバー7(外装部材9)の開口28の上端側にアーム部4と口内配置部2の接続部があるのに対し、図14では、開口28の下端側にアーム部4と口内配置部2の接続部がある
換言すると、図13では、口内配置部2の一方側の面をイメージングプレート11側に向けているのに対し、図14では、口内配置部2の他方側の面をイメージングプレート11側に向けている。
具体的には、図1の状態の口内法X線撮影具60を、どの様に回転させても図20に示す状態とはならない。
具体的には、本実施形態に係る補助具1は、口内配置部2に保護カバー7を装着する際、口内配置部2の平面部2b(図2)のどちらの面をイメージングプレート11側に配置してもよいというリバーシブル構造となっており、口内の撮影対象部位毎にイメージングプレート11が適した向き(縦向き又は横向き)となり、さらに補助具1の把持部6を把持する者が把持し易い姿勢でX線撮影を実施することができる。
上述の図9,図12,図13では、口内配置部2の平面部2bの同じ側の面がイメージングプレート11側に配置されているが、図10,図11,図14では、平面部2bの図9,図12,図13とは反対側の面がイメージングプレート11側に配置されている。
すなわち、本実施形態に係る補助具1を使用することによって、口内の各部位(例えば大臼歯と中切歯)毎に異なる形態の補助具を使用する必要がない。
図15(a)に示す様に、二つのベルト部37a,37bは離間して平行に設けられており、両端が外装部材9の幅方向の両側に固定されている。この様な保護カバー35は、図15(b)に示す様に、ベルト部37a,37bを介して補助具1の口内配置部2(平面部2b)に保持される。平面部2bによる保護カバー35の保持は安定している。
保護カバー35(イメージングプレート11)は、口内配置部2の平面部2bに着脱自在である。
保護カバー35は、保護カバー7の外装部材9にベルト部37a,37bを設けた構造としたが、保護カバー35は、別の袋部材にベルト部37a,37bを設けて構成してもよい。
X線撮影後は、ベルト部37a,37bから口内配置部2を外し、保護カバー35内のイメージングプレート11を取出し、図示しない処理装置によって画像データを取得する。
保護カバー45では、保護カバー35のベルト部37aの代わりに、一対の係止部47a,47bが外装部材9に設けられており、ベルト部37bの代わりに、別の一対の係止部48a,48bが設けられている。
各係止部47a,47b,48a,48bは、図16(a)に示す様に、くの字状のフックである。係止部47a,47b、及び係止部48a,48bは、外装部材9の一組の平行な各辺付近に離間して固定されている。
保護カバー45は、図16(b)に示す様に、各対の係止部47a,47b,48a,48bを、補助具1の口内配置部2(平面部2b)に係合させることにより、口内配置部2(平面部2b)に保持される。すなわち、内装部材8に収容されたイメージングプレート11が内装部材8と共に外装部材9内に収容されており、口内配置部2に保護カバー45(イメージングプレート11)を装着すると、イメージングプレート11は口内配置部2に保持される。
保護カバー45(イメージングプレート11)は、口内配置部2の平面部2bに着脱自在である。平面部2bによる保護カバー45の保持は安定している。
イメージングプレート11や補助具1は、唾等が付着しないため、清潔な状態が保たれており、洗浄することなく再利用することができる。
この場合においても、補助具1の口内配置部2,アーム部4,把持部構成部3は組み合わせて一体化されている。
基端部42の軸線(中心線)49aは、把持部6の軸線(中心線)と一致しており、先端部43の軸線(中心線)49bは、口内配置部の一辺2aと平行であり、基端部42の軸線49aと先端部43の軸線49bは前述の角度A(傾斜角A)を成している。すなわち、アーム部44の基端部42と先端部43はそれぞれ直線状であり、角度Aで互いに交差している。
すなわち、口内配置部2によって保持されるイメージングプレート(図示せず)は、アーム部44の基端部42の軸線(把持部6の軸線)49aに対して傾斜角Aで傾斜している。
補助具51は、補助具1,41とは相違するアーム部52を有している。
補助具51のアーム部52は、補助具41のアーム部44の様に屈曲しておらず、湾曲している。そして、把持部6の軸線53と、アーム部52における口内配置部2と接続された部位における軸線54は、角度Aで交差している。
さらに、平面部2bは、開口や切り欠きを有していてもよい。例えば、平面部2bを枠状とし、中央部分に大きな開口があってもよい。以下、図示しながら説明する。
図19(a)に示す口内配置部55の外形形状は、楕円形を呈している。
図19(b)に示す口内配置部56の外形形状は、正方形を呈している。
すなわち、口内配置部55,56は、略長方形状のイメージングプレート11とは異なる外形を有している。しかし、口内配置部55,56は、イメージングプレート11と同等の面積を有している。口内配置部55は、イメージングプレート11よりも若干大きい面積を有しており、イメージングプレート11の全領域をカバーしている。
一方、口内配置部56は、イメージングプレート11と同等の面積を有しているが、形状が相違しており、イメージングプレート11の一部が口内配置部56からはみ出している。
また、図19(c)に示す口内配置部57は、中央部分に開口58を有している。すなわち、口内配置部57は枠状である。
2 口内配置部
2a 口内配置部の一辺
2b 口内配置部の平面部
4 アーム部
6 把持部
7 保護カバー
8 内装部材
9 外装部材
11 イメージングプレート(感光体)
50 袋部材
B X線の進行方向
Claims (4)
- 口内法X線撮影用の感光体を口内で保持するための口内法X線撮影用補助具であって、
口内配置部と把持部とアーム部を有し、
前記口内配置部と前記把持部が前記アーム部で一体化されており、
前記口内配置部は、前記感光体と同等の面積を占める平面部を有しており、
前記感光体を収容する内袋と、前記内袋を収容する外袋を有し、
前記外袋は開口を有し、
内袋と口内配置部の前記平面部を、前記開口を介して外袋に収容することにより、
前記感光体を前記口内配置部の平面部に装着させて保持可能であり、且つ前記感光体は前記口内配置部の平面部に対して着脱自在であり、
前記内袋と共に前記外袋に収容した前記平面部を外袋から取り出す際には抵抗が生じ、
前記口内配置部に前記感光体を保持させた状態においては、前記感光体が口内配置部の前記平面部と対向する位置関係となることを特徴とする口内法X線撮影用補助具。 - 口内配置部の前記平面部と前記アーム部は同一面内にあり、
前記平面部は薄板状の略長方形の外形を有し、前記平面部の一つの角部分に前記アーム部の一端が繋がっており、
前記アーム部の軸線が、前記平面部の長方形の一辺に対して10度乃至45度傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の口内法X線撮影用補助具。 - 前記口内配置部で保持された前記感光体が、液密が保たれる柔軟な袋部材に収容されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の口内法X線撮影用補助具。
- 口内法X線撮影用の感光体と、当該感光体を口内で保持する口内法X線撮影用補助具を有する口内法X線撮影具であって、
前記口内法X線撮影用補助具は、口内配置部と把持部とアーム部を有し、
前記口内配置部と前記把持部が前記アーム部で一体化されており、
前記口内配置部は、前記感光体と同等の面積を占める平面部を有しており、
前記感光体を収容する内袋と、前記内袋を収容する外袋を有し、
前記外袋は開口を有し、
内袋と口内配置部の前記平面部を、前記開口を介して外袋に収容することにより、
前記感光体が、前記口内配置部の平面部に装着されて保持され、且つ前記感光体が、前記口内配置部の平面部に対して着脱自在となり、
前記内袋と共に前記外袋に収容した前記平面部を外袋から取り出す際には抵抗が生じ、
前記口内配置部に前記感光体を保持させた状態においては、前記感光体が口内配置部の前記平面部と対向する位置関係となることを特徴とする口内法X線撮影具。
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