JP6648386B2 - 壁紙糊付機 - Google Patents

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本発明は壁紙糊付機のカットテープの装着に関するものである。
従来、内装施工において、先に壁に貼り付けている壁紙に対して後から貼り合わせる壁紙の、先に貼っている壁紙側の端部には、壁紙糊付機で糊付けする際に、糊が付いている上にカットテープを貼り付けておき、壁紙を貼り合わせる時に剥がすようにすると手際よく作業ができることが知られており、この為のカットテープが種々販売されている。
カットテープは紙管に巻かれた状態で販売されており、紙管の種類には、紙管の内径が約25.5mmの1インチサイズのものと、内径が約40.1mmの1.5インチサイズのものがある。カットテープの長さは1000m巻きや500m巻きなどがあり、
カットテープの幅は、1インチサイズの紙管に巻かれているカットテープの幅は、幅35mm、幅38mm、幅40mm、幅45mm、幅50mm、幅60mmのものがあり、
1.5インチサイズの紙管に巻かれているカットテープの幅は、幅25mm、幅35mm、幅40mmのものがある。
近年、壁紙糊付機の小型化が進み脚部のカットテープ装置が装着できる空間が小さくなってきており、装着するカットテープも巻きの外径を小さくすることが要求されている。
一方では、作業の効率面からカットテープの掛け替えの頻度を少なくしたいので、極力長い長さを巻いたカットテープが要求されている。
また、カットテープは壁紙が壁に貼られた後は捨ててしまうものなので、極力安価なものにする必要があり、原材料が少なくてすむように、カットテープの厚みも薄いものが多い。
また、カットテープ装置も安価なものが望まれている。
これらのカットテープは、内装施工現場の状況や、内装職人の仕事のやりかたの違いにより使い分けされている。
カットテープは、壁紙糊付機に装着されたカットテープ装置に装着され、先頭を引き出されて、所定の経路を通されて、糊が付けられて排出される壁紙の裏面端部に貼り付けられて、巻物状のカットテープが、排出される壁紙に従動して回転して解反され、排出される壁紙と同じ長さを消費していく。この時、カットテープ巻きがカットテープ芯棒に対して偏芯して回転すると、解反されるカットテープにかかるテンションが不安定になり、壁紙にシワになって貼り付いたり、蛇行して貼り付いたりする。また、カットテープにかけるテンションの強さは、カットテープ巻きの左右方向へのずれを防止する為のサイド板をカットテープ芯棒に固定する際に押さえる力の強さで調整される。
実開平6−11865号広報
実公平7−25253号広報
特許第4793862号
壁紙糊付機にカットテープを装着する方法としては、例えば、特許文献1の図9に自動壁紙糊付機の脚部に壁紙の幅方向のカットテープと天地用のカットテープを設置している形態が示されている。
また、特許文献2の図5および図6でに手動壁紙糊付機の脚部にカットテープを設置している形態が示されている。
また、特許文献3にはカットテープを保持するためのカットテープ保持部とサイド板が示されている。
このような背景から、壁紙糊付機のカットテープ装着機能に関しては以下のことが要求され、課題となっている。紙管内径の異なるカットテープと幅の異なるカットテープを装着可能であること。解反されていくカットテープに安定してテンションをかけることができること。装置が小さく、設置のための空間が小さくてすみ、糊付け現場の移動の際や保管の再に、持ち運びし易く紛失し難いものであること。カットテープの装着が安易な方法でできること。
このような課題に対し、
のカットテープ装置は、カットテープ芯棒と第1サイド板と第2サイド板と、1インチサイズのカットテープを装着するための第1の紙管保持部と、1.5インチサイズのカットテープを装着するための第2の紙管保持部から構成されており、1インチサイズのカットテープを使用する時は、第1の紙管保持部に1インチサイズのカットテープの紙管をはめ込んで、第1の紙管保持部に設けられているカットテープ芯棒挿入孔にカットテープ芯棒を通して、左右を第1サイド板と第2サイド板で挟み込んで使い、第2の紙管保持部は使わないので、例えば、道具箱などに保管している。また、1.5インチサイズのカットテープを使用する時は、第2の紙管保持部に1.5インチサイズのカットテープの紙管をはめ込んで、第2の紙管保持部に設けられているカットテープ芯棒挿入孔にカットテープ芯棒を通して、左右を第1サイド板と第2サイド板で挟み込んで使い、第1の紙管保持部は使わないので、例えば、道具箱などに保管している。ところが、市場では1.5インチサイズのカットテープの方が多く普及しており、1インチサイズ用の第1の紙管保持部は、長期に渡り道具箱などに保管しておくことが多いので紛失することが多い。という課題を有している。
また、第1の紙管保持部も第2の紙管保持部も、カットテープ芯棒を挿入する孔は、カットテープ芯棒の外径よりも大きめに作られており、職人が紙管保持部をカットテープ芯棒に曖昧に装着した場合に、カットテープが偏芯して回転してテンションにムラが生じる場合がある。という課題を有している。
また、前述の様な課題に対し
のものは、1インチサイズのカットテープを使用する時は、カットテープ芯棒と1インチサイズ用の第1のカットテープ保持部と1インチサイズ用の第2のカットテープ保持部を使い、1.5インチサイズのカットテープを使用する時は、カットテープ芯棒と1.5インチサイズ用の第1のカットテープ保持部と1インチサイズ用の第2のカットテープ保持部を使う。1インチ用と1.5インチ用の別体の2種類を持ち運ぶ必要があり運搬する際にかさばるという課題を有している。
また、紙管保持部とサイド板を一体成形して、プランジャーを埋め込む等の工程が必要なので価格が高いという課題を有している。
このように、カットテープ装着に関する上記した課題を解決する壁紙糊付機の開発が望まれていた。
本発明は上記した課題を解決するもので、壁紙糊付機に取り付け可能なカットテープ芯棒と、前記カットテープ芯棒に通して取り付け可能な第1サイド板と、前記カットテープ芯棒に通して取り付け可能な第2サイド板と、第1の径のカットテープ紙管の内側に当接してカットテープを保持する第1紙管保持部と、前記第1紙管保持部と一体に嵌合されて第2の径のカットテープ紙管の内側に当接してカットテープを保持する第2紙管保持部を備え、前記第1紙管保持部の幅は最小の幅のカットテープの幅よりも狭いものであり、
前記第1紙管保持部は円筒形の外側側面に高さ方向に山状の紙管保持ヒダを有するものであり、前記第2紙管保持部の幅は最小の幅のカットテープの幅よりも狭いものであり、
前記第2紙管保持部は円筒形の外側側面に高さ方向に山状の紙管保持ヒダを有するものであり、前記第1紙管保持部の幅は前記第2紙管保持部の幅よりも狭いものであり、
前記第1紙管保持部または、前記第2紙管保持部により保持されたカットテープを、前記カットテープ芯棒に回転自在に取り付け、前記第1サイド板と前記第2サイド板により、カットテープを左右から挟み込むことによって、カットテープが前記カットテープ芯棒の軸方向に移動しないように保持して、カットテープの先頭を壁紙に貼り付けて、排出される壁紙に従動させてカットテープを解反させて、糊付けされた壁紙の端部へカットテープを貼り付けることを特徴とする。
カットテープを、前記カットテープ芯棒に対して、前記カットテープ芯棒の中心とカットテープの回転の中心が同軸になり、前記第1紙管保持部と前記第2紙管保持部が離れないように保持する為の、係止部を設け、前記係止部は、斜めに傾斜した前端部と垂直面の後端部を有し、前記第2紙管保持部は係止壁と係止部受け孔を有し、前記前端部が前記係止部受け孔に挿入されて、前記後端部が前記係止壁を超えて前記係止壁に接触した状態で保持されることを特徴とする。
前記第1紙管保持部に、前記カットテープ芯棒に前記第1紙管保持部を回転自在に取り付ける為のカットテープ芯棒挿入孔を設け、前記第2紙管保持部に第1紙管保持部を収容する為の内空部を設けて、前記第2紙管保持部の内空部に収容された前記第1紙管保持部の前記カットテープ芯棒挿入孔を前記カットテープ芯棒に通し、前記第2紙管保持部に保持されたカットテープを前記カットテープ芯棒に回転自在に装着すことを特徴とする。
本発明の壁紙糊付機では、第1紙管保持部を用いて小さなサイズの紙管を保持し、第1紙管保持部を収容保持した第2紙管保持部を用いて大きなサイズの紙管を保持するので、紙管内径の異なる両方のカットテープを装着することができる。
また、小さなサイズの紙管のカットテープを使う時に用いる第1紙管保持部の幅は、販売されている小さなサイズのカットテープの最小の幅よりも狭くしており、また、大きなサイズの紙管のカットテープを使う時に用いる第2紙管保持部の幅は、販売されている大きなサイズの紙管のカットテープの最小の幅よりも狭くしているので、どの幅のカットテープを使う場合でも、第1サイド板と第2サイド板でカットテープを挟み込んで装着できる。
また、大きなサイズの紙管のカットテープを使う時は、第1紙管保持部を収容保持した第2紙管保持部を用いて、第1紙管保持部に設けられているカットテープ芯棒挿入孔をカットテープ芯棒に通して使うので、小さなサイズの紙管のカットテープを使う頻度が少ない作業者が第1紙管保持部を道具箱などに保管しておく必要がないので紛失する頻度が少ない。
また、現場移動や保管の際は、第1紙管保持部を第2紙管保持部に収容保持した状態にしておくので小さくて運搬し易く、紛失させる頻度が少ない。
また、第1紙管保持部を同軸に収容保持した第2紙管保持部にカットテープをはめ込んで、第1紙管保持部に設けられているカットテープ芯棒挿入孔をカットテープ芯棒に通すので、第1紙管保持部と第2紙管保持部とカットテープが同軸に保持されるので、カットテープ巻きが偏芯して回転することなく、第1サイド板と第2サイド板とで押さえられた力に基づいた一定のテンションをかけることができるので、カットテープにシワが発生することがなく、蛇行することもなく、安定したものとすることができる。
また、金型を用いて樹脂成形で製作できるので、接着工程や、ネジ締め工程を必要とせず製造原価が安価で、また、第1紙管保持部を第2紙管保持部の内部に収容した状態のものを一つの製品として提供し管理できるので管理費も抑えられ、安い価格で販売することができる。
このように、本発明の壁紙糊付機は、紙管内径幅の異なるカットテープを装着可能であり、解反されるカットテープに安定してテンションをかけることができ、カットテープ装置が小さく、現場移動や保管の際に、持ち運びし易く紛失し難いものであり、また、価格が安価な方法であり、カットテープの貼り付けに関する従来の課題を解決する壁紙糊付機を提供できるものである。
(a)は第1の実施形態の第1の紙管保持部の斜視図であり、(b)は(c)ののA−A線断面図であり、(c)は(a)を矢印Bの方向から見た正面図である。 (a)は第1の実施形態の第2の紙管保持部の斜視図であり、(b)は(c)のA−A線断面図であり、(c)は(a)を矢印Dの方向から見た正面図である。 第1の実施形態の第1の紙管保持部と第2の紙管保持部の嵌合の説明をする図である。 第1の実施形態の、第1の紙管保持部と第2の紙管保持部を用いてカットテープを装着する方法を説明する図である。 (a)は第2の実施形態の第1の紙管保持部の斜視図であり、(b)は(c)のA−A線断面図であり、(c)は(a)を矢印Fの方向から見た正面図である。 (a)は第2の実施形態の第2の紙管保持部の斜視図であり、(b)は(c)のA−A線断面図であり、(c)は(a)を矢印Hの方向から見た正面図である。 第2の実施形態の第1の紙管保持部と第2の紙管保持部の嵌合の説明をする図である。 (a)は第3の実施形態の第1の紙管保持部の斜視図であり、(b)は(c)のA−A線断面図であり、(c)は(a)を矢印Kの方向から見た正面図である。 (a)は第3の実施形態の第2の紙管保持部の斜視図であり、(b)は(c)のA−A線断面図であり、(c)は(a)を矢印Mの方向から見た正面図である。 第3の実施形態の第1の紙管保持部と第2の紙管保持部の嵌合の説明をする図である。
図1を用いて第1の実施形態の第1紙管保持部(1)を説明する。図1(b)に示す様に、第1紙管保持部(1)は、内層部(7)と外層部(6)からなる二層構造の円筒形であり、円筒形の片側の側面では内層部(7)と外層部(6)は繋がっており、片端は、内層部(7)の端面と外層部(6)は繋がっておらず端面を解放した状態となっており、解放端の先端は平坦ではなく凹凸があり、位置決めの役割をする位置決め突起(5)としている。また、図1(b)に示す様に内層部(7)の内部は円筒状の空洞が貫通しており、この円筒状の空洞は、カットテープ芯棒(19)に装着する際のカットテープ芯棒挿入孔(8)としている。カットテープ芯棒挿入孔(8)の内径はカットテープ芯棒(19)の外径よりもやや大きめにすることにより、カットテープ芯棒(19)に対して任意の位置にスライドできる様にしている。また、円筒形本体の外層部(6)の外側側面には、図1(b)に示す様に、山状の紙管保持ヒダ(4)を4本設けており、これが例えば、1インチサイズ紙管の内側に軽く接触して保持できる様にしている。この紙管保持ヒダ(4)は、図1(a)に示す様に、内層部(7)と外層部(6)がつながっている側面から、円筒形の高さ方向に、反対側の解放端まで伸びている。また、内層部(7)の円筒部と外層部(6)の円筒部と4つの山状の紙管保持ヒダ(4)の先端を結ぶ円は同心としている。
また、図1(c)に示す山状の紙管保持ヒダ(4)の山の先端から先端を結ぶ円の直径は1インチサイズのカットテープ紙管(25)の内径よりもやや小さめにし、あまり大きな力を要せずとも、第1紙管保持部(1)に1インチサイズの紙管を装着できる様にしている。
また、図1(a)に示す様に外層部(6)の解放端側の一部分を、第2紙管保持部(2)を収容保持する為の係止部(3)としている。係止部(3)は、図1(b)に示す様に、斜めに傾斜した平面の前端部(9)と垂直な平面の後端部(10)からなっており、樹脂材質のため弾力を持っている。本発明の実施例のものはABS樹脂で作っているが、弾力があるものならば他の材質でも良い。
図2を用いて第1の実施形態の第1紙管保持部(2)を説明する。図2(b)に示す様に、第2紙管保持部(2)は内部が空洞の円筒形であり、内空部(17)に係止壁(11)があり、係止壁(11)をはさんで、片側は内層部(15)と外層部(16)の二層構造で係止壁(11)をはさんで、もう一方は外層部(16)のみの一層である。
また、外層部(16)の外側の円周面には、図2(a)に示すように、山状の紙管保持ヒダ(13)を4本設けている。山状の紙管保持ヒダ(13)は、図2(a)に示すように、円筒形の側面に高さ方向に端から端まで伸びている。図2(c)に示す山状の紙管保持ヒダ(13)の山の先端から先端を結ぶ円の直径は、例えば、1.5インチサイズのカットテープの紙管(25)の内径よりもやや小さめにし、あまり大きな力を要せずとも、第2紙管保持部(2)に例えば、1.5インチサイズの紙管を装着できる様にしている。
また、内層部(15)の内側に溝状の凹部(14)を4本設けている。溝状の凹部(14)は、円筒形の側面に高さ方向に端から端まで伸びている。
また、4つの山状の紙管保持ヒダ(13)の先端を結ぶ円と、4つの溝状の凹部(14)と、内空部(17)の円は同心である。また、図2(c)に示す様に、内層部(15)の内空部(17)の中心と4つの山状の紙管保持ヒダ(13)を結ぶ線分が交わる点は、
内層部(15)の内側面の4つの溝状の凹部(14)を結ぶ線分が交わる点とは同一の点であり、内空部(17)の中心である。
係止壁(11)には第1紙管保持部(1)の位置決め突起(5)を受け止めるための位置決め突起受け孔(18)がある。また、係止壁(11)の中心は第1紙管保持部(1)の内層部の解放端を受け止めるための円形の孔があり、円形の孔の一部は係止部(3)を受け止めるための係止部受け孔(12)とつながっている。
図3を用いて第1紙管保持部(1)を第2紙管保持部(2)の内空部(17)に収容して保持する方法を説明する。第1紙管保持部(1)の係止部(3)と第2紙管保持部(2)の係止部受け孔(12)の向きを合わせて、第1紙管保持部(1)の4本の紙管保持ヒダ(4)を第2紙管保持部(2)の4つの溝状凹部(14)に沿わせて嵌合させる。
そして、第1紙管保持部(1)の係止部(3)が第2紙管保持部(2)の係止壁(11)に到達すると、第1紙管保持部(1)の係止部(3)の斜めに傾斜した前端部(9)が第2紙管保持部(2)の係止壁部(17)の係止壁部受け孔(12)に当たって下方向に曲げられながら定位置まで挿入され、係止部(3)の垂直面の後端部(10)が第2紙管保持部(2)の係止壁(17)を超えると、係止部(3)は弾性復元力でまっすぐになり、後端部(10)の垂直面が係止壁(17)に接触した状態で収容保持される。収容保持した状態では、第1紙管保持部(1)の前端部(9)は、第2紙管保持部(2)の係止壁(17)から飛び出している。
収容保持した状態では、第1紙管保持部(1)の外層部(6)の紙管保持ヒダ(4)は第2紙管保持部(2)の内層部(15)の溝状凹部(14)に嵌合している。
また、 第1紙管保持部(1)の位置決め突起(5)が第2紙管保持部(2)の位置決め突起受け孔(18)と係合しているので、第1紙管保持部(1)は第2紙管保持部(2)に、円周回転方向に一体的に保持される。
一方、第1紙管保持部(1)を第2紙管保持部(2)から取り外す場合は、第2紙管保持部(2)の係止壁(11)から突き出た状態になっている第1紙管保持部(1)の係止部(3)の前端部(9)を指で押し下げて係止部受け孔(12)から後端部(10)を外した状態で前端部(9)を指で押して第1紙管保持部(1)を第2紙管保持部(2)に対して嵌合を外せばよいのである。
続いて、図4を用いて、本発明の第1紙管保持部(1)と第2紙管保持部(2)を用いて、糊を付けた壁紙(図示せず)の端部にカットテープ(26)を貼る方法を説明する。
図4は、第1紙管保持部(1)を内部に収容保持した第2紙管保持部(2)に、テープ幅が約60mmのカットテープ(26)が巻かれた1.5インチサイズ紙管(25)をはめ込み、第1紙管保持部(1)のカットテープ芯棒挿入孔(8)をカットテープ芯棒(19)に通して装着した図である。
カットテープ芯棒(19)は、断面形状が円形の金属の棒であり、糊付機本体(図示せず)の脚部(図示せず)に、カットテープ芯棒(19)の蝶ネジ(22)により脱着自在の構造で取り付けられており、第1サイド板(20)にはカットテープ芯棒(19)を通す為の円形の孔(図示せず)が設けてあり、第1サイド板(20)をカットテープ芯棒(19)に通した後で蝶ネジ(23)により、第1サイド板(20)はカットテープ芯棒(19)に対して回転しないように取り付けられている。また、第2サイド板(21)にはカットテープ芯棒(19)を通す為の円形の孔(図示せず)が設けてあり、第2サイド板(21)をカットテープ芯棒(19)に通した後で蝶ネジ(24)により、第1サイド板(20)はカットテープ芯棒(19)に対して回転しないように取り付けられている。また、カットテープ(26)の先頭は所定の経路を通して、糊が付けられて排出される壁紙の裏側に貼りつけられている。
カットテープの装着が終わり、糊付機に糊付け動作を実行させるために、作業者により、スタートスイッチ(図示せず)が押されると、糊付機の複数のローラー(図示せず)が回転し、糊が付けられて排出される壁紙(図示せず)に連れられて、カットテープは解反されて、カットテープ巻きは回転する。この時、カットテープ芯棒(19)と第1紙管保持部(1)と第2紙管保持部(2)とカットテープ紙管(25)は同軸に保持されているので、カットテープ(26)はカットテープ芯棒(19)に対して同軸に回転し、かつ、カットテープ芯棒(19)は蝶ネジ(22)により壁紙糊付機の所定の位置に固定されており、かつ、カットテープ(26)は第1サイド板(20)と第2サイド板(21)により一定の力で押えられ、回転方向に一定の抵抗力を受けているので、引っ張られて回転しながら解反されていくカットテープ(26)に安定した一定のテンションをかけることができ、シワが発生することはなく、蛇行が発生することもない。
また、本発明の壁紙糊付機では、第1紙管保持部(1)の幅は販売されている1インチサイズカットテープの最小のものの幅よりも狭くしており、また、第2紙管保持部(2)の幅は販売されている1.5インチサイズカットテープの最小のものの幅よりも狭くしているので、販売されているどの幅のカットテープを装着した場合でも、カットテープの巻きの部分を第1サイド板と第2サイド板で左右から挟み込んで押さえることができる。
また、幅の広いカットテープを装着する場合は、図4のように大体中央になるように装着する。第1紙管保持部(1)と第2紙管保持部(2)に収容保持されているので、カットテープの幅が第2紙管保持部(2)の幅より極端に広いカットテープを装着した場合でも、第1紙管保持部(1)が第2紙管保持部(2)から外れてしまうことはない。
また、図4は、1.5インチサイズのカットテープを装着した場合であるが、1インチサイズの紙管(図示せず)のカットテープ(26)を装着する場合は、第1紙管保持部(1)を第2紙管保持部(2)から外して、第1紙管保持部(1)に1インチサイズ紙管(図示せず)をはめ込んで、第1紙管保持部(1)のカットテープ芯棒挿入孔(8)にカットテープ芯棒(19)を通して、左右を第1サイド板(20)と第2サイド板(21)とではさんで使い、使用しない第2紙管保持部(2)は、例えば、図4に二点鎖線で示す様に、第1サイド板(20)のカットテープ芯棒(19)の右側に通しておく。
本実施例では、第1紙管保持部(1)の紙管保持ヒダ(4)を4本で構成し、第2紙管保持部(2)の紙管保持ヒダ(13)を4本で構成しているが、紙管保持ヒダ(4)、紙管保持ヒダ(13)は3本以上あればよい。
また、本実施例では第1紙管保持部(1)と第2紙管保持部(2)を円筒形で構成しているが、断面形状が三角形でも多角形でもよく、また他の形でも良い。紙管保持ヒダ(4)、紙管保持ヒダ(13)は多角形の頂点に設ければよい。
また、本実施例の第1紙管保持部(1)と第2紙管保持部(2)は金型で成形するだけで完成し、接着工程や、ネジ締め工程を必要としないので製造原価が安くできる。
また、第1紙管保持部を第2紙管保持部の内部に収容した状態のものを一つの品番として管理するので管理経費も少ない。
次に第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は係止部(37)を、1.5インチサイズ紙管を保持する第2紙管保持部(36)に設けた例である。図5は第1紙管保持部(27)を示しており、図6は第2の実施形態の第2紙管保持部(36)を示している。内空部(47)に第1紙管保持部(27)を収容する第2の紙管保持部(36)に係止部(37)を設けて、第1紙管保持部(27)に係止部受け(28)を設けている。
係止部受け(28)は前端部(31)が斜めに傾斜した面であり後端部(32)は垂直面である。
図7を用いて、第1紙管保持部(27)を第2の紙管保持部(36)の内空部(47)に収容保持する方法を説明する。図7の向きに第1紙管保持部(27)を挿入していくと、第2紙管保持部(36)の係止部(37)の前端部(39)の斜め傾斜面が、第1の紙管保持部(27)の係止部受け部(28)に当たって、上方向へ曲がり、更に挿入すると後ろ端部(40)が係止部受け部(28)に当たって保持される。
連結を解除する場合は、係止部(37)の操作部(41)を下方向へ押し下げると前端部は上に上がり、第1の紙管保持部(27)の係止部受け部(28)から外れる。
壁紙糊付機への装着の方法は図4と同じである。
係止部(37)は第2の実施形態の様に、第2の紙管保持部(36)に設けてもよいのである。
次に第3の実施形態について説明する。図8は第1紙管保持部(48)を示しており、図9は第2の実施形態の第2紙管保持部(49)を示している。第3の実施形態は、第2紙管保持部(49)に第1係止部(50)と第2係止部(51)を設け、更に、第1係止部(50)に第1突起(54)を設け、第2係止部(51)に第2突起(55)を設け、
第1紙管保持部(48)の外層部(52)に第1突起受け孔(56)と第2突起受け孔(57)を設けることにより、第1の実施形態に示した第2紙管保持部(2)の係止壁(11)の様な壁を設けなくても、第1の紙管保持部(48)を第2の紙管保持部(49)に、回転方向にずれることなく、かつ、左右方向にずれることがない様にしたものである。
図10を用いて、第3の実施形態の第1紙管保持部(48)を第2紙管保持部(49)に収容して保持する方法を示す。第2紙管保持部(49)の第1係止部(50)を、第1紙管保持部(48)の第1係止部受け孔(58)に合わせて挿入していくと、第1係止部(50)の後端部(67)は第1係止部受け孔(58)に接触し、第1係止部(50)に設けて第1突起(54)は第1突起受け孔(56)に嵌まり、第2係止部(51)の後端部(69)は第2係止部受け孔(59)に接触し、第2係止部(51)に設けている第2突起受け孔(55)は第2突起受け孔(57)に嵌まる。
壁紙糊付機への装着の仕方は図4と同じである。
1 第1紙管保持部
2 第2紙管保持部
3 係止部。
4 紙管保持ヒダ
5 位置決め突起
6 外層部
7 内層部
8 カットテープ芯棒挿入孔
9 前端部
10 後端部
11 係止壁
12 係止部受け孔
13 紙管保持ヒダ
14 溝状凹部
15 内層部
16 外層部
17 内空部
18 位置決め突起受け孔
19 カットテープ芯棒
20 第1サイド板
21 第2サイド板
22 蝶ネジ
23 蝶ネジ
24 蝶ネジ
25 紙管
26 カットテープ
27 第1紙管保持部
28 係止部受け部
29 紙管保持ヒダ
30 位置決め突起
31 前端部
32 後端部
33 カットテープ芯棒挿入孔
34 内層部
35 外層部
36 第2紙管保持部
37 係止部
38 紙管保持ヒダ
39 前端部
40 後端部
41 操作部
42 位置決め突起孔
43 内層部
44 外層部
45 溝状凹部
46 係止壁
47 内空部
48 第1紙管保持部。
49 第2紙管保持部。
50 第1係止部。
51 第2係止部。
52 外層部
53 内層部
54 第1突起
55 第2突起
56 第1突起受け孔
57 第2突起受け孔
58 第1係止部受け孔
59 第2係止部受け孔
60 紙管保持ヒダ
61 カットテープ芯棒挿入孔
62 紙管保持ヒダ
63 溝状凹部
64 外層部
65 内層部
66 前端部
67 後端部
68 前端部
69 後端部

Claims (3)

  1. 壁紙糊付機に取り付け可能なカットテープ芯棒と、
    前記カットテープ芯棒に通して取り付け可能な第1サイド板と、
    前記カットテープ芯棒に通して取り付け可能な第2サイド板と、
    第1の径のカットテープ紙管の内側に当接してカットテープを保持する第1紙管保持部と、
    前記第1紙管保持部と一体に嵌合されて第2の径のカットテープ紙管の内側に当接してカットテープを保持する第2紙管保持部を備え、
    前記第1紙管保持部の幅は最小の幅のカットテープの幅よりも狭いものであり、
    前記第1紙管保持部は円筒形の外側側面に高さ方向に山状の紙管保持ヒダを有するものであり、
    前記第2紙管保持部の幅は最小の幅のカットテープの幅よりも狭いものであり、
    前記第2紙管保持部は円筒形の外側側面に高さ方向に山状の紙管保持ヒダを有するものであり、
    前記第1紙管保持部の幅は前記第2紙管保持部の幅よりも狭いものであり、
    前記第1紙管保持部または、前記第2紙管保持部により保持されたカットテープを、前記カットテープ芯棒に回転自在に取り付け、
    前記第1サイド板と前記第2サイド板により、カットテープを左右から挟み込むことに
    よって、カットテープが前記カットテープ芯棒の軸方向に移動しないように保持して、
    カットテープの先頭を壁紙に貼り付けて、排出される壁紙に従動させてカットテープを解反させて、糊付けされた壁紙の端部へカットテープを貼り付けることを特徴とする壁紙糊付機。
  2. カットテープを、前記カットテープ芯棒に対して、前記カットテープ芯棒の中心とカットテープの回転の中心が同軸になり、前記第1紙管保持部と前記第2紙管保持部が離れないように保持する為の、係止部を設け
    、前記係止部は、斜めに傾斜した前端部と垂直面の後端部を有し、
    前記第2紙管保持部は係止壁と係止部受け孔を有し、
    前記前端部が前記係止部受け孔に挿入されて、前記後端部が前記係止壁を超えて前記係止壁に接触した状態で保持されることを特徴とする前記請求項1記載の壁紙糊付機。
  3. 前記第1紙管保持部に、前記カットテープ芯棒に前記第1紙管保持部を回転自在に取り付ける為のカットテープ芯棒挿入孔を設け、
    前記第2紙管保持部に第1紙管保持部を収容する為の内空部を設けて、
    前記第2紙管保持部の内空部に収容された前記第1紙管保持部の前記カットテープ芯棒挿入孔を前記カットテープ芯棒に通し、前記第2紙管保持部に保持されたカットテープを前記カットテープ芯棒に回転自在に装着すことを特徴とする前記請求項1および請求項2記載の壁紙糊付機。
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