JP6647501B1 - 算数教育用器具 - Google Patents
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Abstract
Description
尚、なお、以下の説明では、同種の要素を区別しないで説明する場合には、枝番を含む参照符号のうちの共通部分(枝番を除く部分)を使用し、同種の要素を区別して説明する場合は、枝番を含む参照符号を使用することがある。
図面は、発明を分かりやすく説明するため、各部の大きさは、実際のサイズとは異なる。
可動式仕切り板22aは、隔壁21aの右側に隔壁21aと平行して設けられ、好ましくは隔壁21aに当接する。可動式仕切り板23bは、隔壁21bの右側に隔壁21bと平行して設けられ、好ましくは隔壁21bに当接する。
可動式仕切り板22bは容器の溝と嵌合して装着されるとすると、領域23bと領域23cは分断され、球10は領域23bと領域23c間を移動することができない。
また、上述したサイズとすることで、算数教育用器具100を運ぶ際に、球10により必要以上の大きな音を出さないようにすることができる。
以下の例では、本実施例の算数教育用器具の構成により、幼児が球の数を数えることによって、複数の段階で四則演算を効率よく教育できることを説明したものである。
図5は、算数教育用器具を用いた第1段階の教育を示した図である。図5のように、カバー30により、容器20の領域23b、23cを隠し、領域23aのみを幼児に見せるようにしている。また、可動式仕切り板22aを容器20に装着し、領域23aから球が移動できない状態とし、領域23aに球を入れ、幼児に入れた球の数を答えさせる。可動式仕切り板22aにより、領域23aの球の数を固定できる。幼児は、2個までなら球を容易に認識できるので、球10が横に2個だけ並ぶ領域23aの球10の数を容易に認識することができ、数字の概念を身につけることができる。
第1段階で使用しない球は、領域23bや領域23cに収容するように、可動式仕切り板22を装着しておくようにすれば、使用しない球の紛失を防止することができる。
図6は、算数教育用器具を用いた第2段階の教育を示した図である。図6のように、カバー30により、領域23cを隠し、2つの領域23a、23bを幼児に見せるようにしている。幼児は、2つの領域23a、23bに収容される球10の数を数えることにより、2つの領域の球の足し算を学習することができる。変形例として、領域23aの2つの球を見せておき、カバー30を移動させて領域23bの3つの球を見せ、全部でいくつになるかを答えさせることで、2つの領域にある球の数、即ち、2+3=5という2つの数を足し合わせることについて学ぶことができる。
尚、第2段階で使用する領域は、領域23bと領域23cであっても良い。
図7は、算数教育用器具を用いた第3段階の教育を示した図である。図7のように、カバー30により、領域23cを隠し、2つの領域23a、23bを幼児に見せるようにしている。最初領域23aに球10を5個だけ入れた状態から、2つの球を領域23bに移動させると、領域23aに残る球が何個となるかを幼児に答えさせる。これにより、5−2=3といった引き算の概念を理解させる。この際、可動式仕切り板22bは、容器20に装着しておくと、球10が領域23cに入ることを防止できるので、幼児を混乱させることなく、引き算の概念を教育することができる。
尚、第3段階で使用しない球は、領域23cに収容するように、可動式仕切り板22bを装着しておくようにすれば、使用しない球の紛失を防止することができる。
図8に、算数教育用器具を用いた第4段階の教育を示した図である。図8のように、カバー30を取り外し、全ての領域が幼児に見えるようにしている。
まず、可動式仕切り板を容器からの取り除き、領域間を球が移動できる状態とする。この状態で、一つの領域、例えば領域23aに7個の球を入れておき、その後、球10を各領域に分散させる。分散させた状態が図8とする。
尚、球の数が10個までを第5段階初期、11個から20個まで第5段階後期とし、幼児の興味を維持する。
第5段階まで進むと、幼児は、足し算と引き算を理解できるので、その先の掛け算の考え方を理解させるのが第6段階である。
例えば、領域23aと領域23bの両方に球10を2個ずつ入れておく。カバー30で領域23aのみ幼児に見せ、これと同じ数の球が23bにあると、全部でいくつかと質問する。カバー30を移動させて、領域23aと領域23bを見せ、球の数を数えさせる。
第6段階では、2つの領域を用いた掛け算の訓練であったが、第7段階では、3つの領域を用いて、同じ数だけ球を入れ、例えば、2個ずつ入れ、2×3=6となることを、幼児に容易に理解させ、掛け算の概念を教育することができる。特に、簡単な3の段を教育することができる。
第8段階では、2つの領域を使って割り算の概念を教育する。一つの領域、例えば、領域23aに球を6つ入れておき、これを二つの領域23a、23bに同じだけ入るように分けると一つの領域には何個の球になるかを答えさせる。つまり、6÷2=3の割り算を教育する。実際に、領域23aの球を3つ領域23bに移動し、各領域の球の数を3個となることを確認できるので、幼児は割り算の概念を学ぶことができる。
可動式仕切り板22bで領域23cには球が移動してしないようにしておくとよい。
第8段階で使用しない球は、領域23cに収容するように、可動式仕切り板22bを装着しておくようにすれば、使用しない球の紛失を防止することができる。
第9段階では、3つの領域を使って割り算の概念を教育する。一つの領域、例えば、領域23aに球を9つ入れて置き、これを二つの領域23a、23b、23cに同じだけ入るように分けると一つの領域には何個の球になるかを答えさせる。つまり、9÷3=3の割り算を教育する。実際に、領域23aから3つ球を領域23bに移動し、3つの球を領域23cに移動する。各領域の球の数を3個となることを確認できるので、幼児は割り算の概念を学ぶことができる。
20:容器、
21:隔壁、
22:可動式仕切り板、
23:領域
24:連絡通路、
30:カバー。
Claims (4)
- 上部が開口し、第1から第4の側壁を有する箱状の容器と、
前記容器に収容される複数の球と、
前記容器の一部あるいは全部を隠す左右両端が開口したカバーと、
前記容器の第1の側壁に当接し、他方が前記容器の第2の側壁から離れた位置で終端し、前記容器の第3の側壁とで第1の領域を形成する第1の隔壁と、
前記容器の第1の側壁に当接し、他方が前記容器の第2の側壁から離れた位置で終端し、前記第1の隔壁とで第2の領域を形成すると共に、前記容器の第4の側壁とで第3の領域を形成する第2の隔壁とを有し、
前記第1の隔壁と前記第2の隔壁は、前記第1の領域から前記第3の領域に、前記球が2つ並ぶように配置されており、
前記第1の隔壁は、前記第1の領域と前記第2の領域の間を前記球が移動可能なように第1の連絡経路を形成し、
前記第2の隔壁は、前記第2の領域と前記第3の領域の間を前記球が移動可能なように第2の連絡経路を形成し、
前記容器の前記第1の側壁は、前記第1の領域と前記第2の領域の境界に対応した第1の溝と、前記第2の領域と前記第3の領域の境界に対応した第2の溝を有し、
前記容器の前記第2の側壁は、前記第1の領域と前記第2の領域の境界に対応した第3の溝と、前記第2の領域と前記第3の領域の境界に対応した第4の溝を有し、
前記第1の溝および前記第3の溝に着脱自在に嵌合し、前記第1の領域と前記第2の領域を分断する第1の可動式仕切り板と、
前記第2の溝および前記第4の溝に着脱自在に嵌合し、前記第2の領域と前記第3の領域を分断する第2の可動式仕切り板とを有することを特徴とする算数教育用器具。 - 請求項1記載の算数教育用器具において、
前記容器、前記第1と前記第2の隔壁、及び前記第1と前記第2の可動式仕切り板は木材により構成されており、
前記容器、及び前記第1と第2の隔壁の厚さは同じサイズとし、
前記第1と第2の可動式仕切り板は、前記容器の厚さより薄くしたことを特徴とする算数教育用器具。 - 上部が開口し、第1から第4の側壁を有する箱状の容器と、
前記容器に収容される複数の球と、
前記容器の一部あるいは全部を隠す左右両端が開口したカバーと、
前記容器の第1の側壁に当接し、他方が前記容器の第2の側壁から離れた位置で終端し、前記容器の第3の側壁とで第1の領域を形成し、前記容器の前記第1から4の側壁と同じ厚さを有する第1の隔壁と、
前記容器の第1の側壁に当接し、他方が前記容器の第2の側壁から離れた位置で終端し、前記第1の隔壁とで第2の領域を形成すると共に、前記容器の第4の側壁とで第3の領域を形成し、前記容器の前記第1から4の側壁と同じ厚さを有する第2の隔壁とを有し、
前記第1の隔壁と前記第2の隔壁は、前記第1の領域から前記第3の領域に、前記球が2つ並ぶように配置されており、
前記第1の隔壁は、前記第1の領域と前記第2の領域間を前記球が移動可能なように第1の連絡経路を形成し、
前記第2の隔壁は、前記第2の領域と前記第3の領域間を前記球が移動可能なように第2の連絡経路を形成し、
前記容器の前記第1の側壁は、前記第1の領域と前記第2の領域の境界に対応した第1の溝と、前記第2の領域と前記第3の領域の境界に対応した第2の溝を有し、
前記容器の前記第2の側壁は、前記第1の領域と前記第2の領域の境界に対応した第3の溝と、前記第2の領域と前記第3の領域の境界に対応した第4の溝を有し、
前記第1の溝および前記第3の溝に着脱自在に嵌合し、前記第1の領域と前記第2の領域を分断する第1の可動式仕切り板と、
前記第2の溝および前記第4の溝に着脱自在に嵌合し、前記第2の領域と前記第3の領域を分断する第2の可動式仕切り板とを有することを特徴とする算数教育用器具。 - 請求項3に記載の算数教育用器具において、
前記複数の球は、貫通穴を有し、赤色に着色されていることを特徴とする算数教育用器具。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019093658A JP6647501B1 (ja) | 2019-05-17 | 2019-05-17 | 算数教育用器具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019093658A JP6647501B1 (ja) | 2019-05-17 | 2019-05-17 | 算数教育用器具 |
Publications (2)
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JP6647501B1 true JP6647501B1 (ja) | 2020-02-14 |
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Family Applications (1)
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JP2019093658A Active JP6647501B1 (ja) | 2019-05-17 | 2019-05-17 | 算数教育用器具 |
Country Status (1)
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