JP6647496B1 - 衣服 - Google Patents

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Abstract

【課題】短時間で簡単に態様を変化させることができる衣服であって、変化前と変化後とでボリュームが大幅に変化しにくく、丈の長さが大幅に変化することもない衣服を提供する。【解決手段】衣服100は、後身頃2および前身頃1を有する第1上衣10と、第1上衣10と連結されていて、表裏両面使用可能である巻きスカート3とを備え、後身頃2の後身頃肩部21と前身頃1の前身頃肩部11とが分離可能であり、後身頃2の後身頃裾部22が、巻きスカート3のウエスト部31と連結されている。【選択図】図1

Description

本発明は、異なる態様に変化可能な衣服に関するものである。
テレビ番組等の子供向けのアニメーション作品には、例えば魔法を使うことにより、主人公等が変身するものがある。このようなアニメーション作品では、例えば主人公が変身すると、衣装等も変化して別人に変わるものがある。このようなアニメーション作品は、子供たちに比較的人気があり、子供たちはアニメーションの主人公に憧れて、自分も同じように変身したいと思うことが多い。そこで、複数の態様に変化可能であり、アニメーション作品の主人公になった気分を味わうことができる子供向けの衣服が、従来から提案されている。
例えば、特許文献1には、スリーブ、胸部と腰部間を覆うウエストおよびスカートが一体となったドレスおもちゃが開示されている。このドレスおもちゃにおいて、スカートは、第1のスカートと、その外側に重なる第2のスカートとを備えていて、第2のスカートは帯状のベルトの内側に隠れた状態で収納可能である。このドレスおもちゃにより、衣装替えを行う場合は、帯状のベルトを下方に向けて折り返して第2のスカートを収納状態から解放し、第1のスカートを第2のスカートで覆うようにする。これにより、短時間でスカートの外観が変化して、衣装替えを行うことができ、変身した気分を味わうことができる。
実用新案登録3083959号公報
しかし、特許文献1に記載されたドレスおもちゃによると、第2のスカートにより第1のスカートを覆うことから、変身後はスカートが二重となるため、変身前に比べてスカートのボリュームが増すこととなり、変身前後の衣装のデザインに制約があるとの問題がある。また、変身前にはスカートをベルトの内側に収納していることから、上半身のボリュームが増すことも問題である。
また、特許文献1に開示された以外にも、短時間で態様を変化させることが可能な衣服が提案されている。例えば、態様の異なる複数の衣服を重ねて着用する構造であり、上に着用している衣服を、順番に脱いでいくことにより、下に着用している衣服が順番に露呈することにより、複数の態様に変化可能である衣服が提案されている。しかし、この衣服では、衣服を重ねて着用していることから、態様が変化するごとにボリュームが減少していくことから、特許文献1に記載された衣服と同様に変身前後の態様に制約があるとの問題がある。また、脱いだ衣服が周りに散らかるとの問題もある。
また、他の衣服として、例えば、スカートの表面と裏面とで異なる模様にしておき、スカートの表面が露呈した状態からスカートの裾を上方に折り上げることにより裏面を露呈させて、態様を変化させるものもあるが、このようなスカートでは、変身前後でスカートの丈が大きく変化することとなり、デザインに制約があるとの問題がある。
本発明は、上述の問題点に鑑みなされたものであり、短時間で簡単に態様を変化させることができる衣服であって、変化前と変化後とでボリュームが大幅に変化しにくく、丈の長さが大幅に変化することもない衣服を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る衣服は、第1身頃および第2身頃を有する上衣と、前記上衣と連結されている巻きスカートと、を備え、前記第1身頃の肩部と前記第2身頃の肩部とが分離可能であり、前記第1身頃の裾部が、前記巻きスカートのウエスト部と連結されていることを特徴とする。
このような衣服によれば、第1身頃および第2身頃を肩部により連結して上衣とし、この上衣の下に別の上衣を着用しておき、巻きスカートは一方の面が露呈するように着用した状態から、肩部の連結を解除して第1身頃および第2身頃を分離させ、第1身頃および第2身頃を下方におろして別の上衣を露呈させ、さらに巻きスカートの他方の面が露呈し、かつ、第1身頃および第2身頃が巻きスカートの内側となるように巻き直すことで、態様を変化させることができる。したがって、短時間に衣服の態様を変化させることが可能であり、着用者は変身した気分を味わうことができる。
また、巻きスカートが重ねられるわけではなく、たんに第1身頃および第2身頃が巻きスカートの内側に位置するだけなので、ボリュームが大幅に変化することがない。また、巻きスカートの面を裏返して巻き直すことにより態様を変化させることから、変化の前後で巻きスカートの丈が大幅に変化することもない。これにより、衣服のデザインが制限されることを抑制することができる。
また、上記衣服において、前記巻きスカートのウエスト部と連続するウエスト部を有する下衣をさらに備え、前記第2身頃の裾部が、前記下衣のウエスト部と連結されていることとしてもよい。
このような衣服によれば、下衣を着用することにより、巻きスカートを巻き直す際に、下着が露呈することがない。これにより、他人に下着を見られる心配がなく、他人のいる前であっても抵抗なく衣服の態様を変化させる作業を行うことができる。
また、上記衣服において、前記第1身頃と前記巻きスカートとを連結するための連結部材をさらに備え、前記第1身頃の裾部と前記巻きスカートのウエスト部とが、前記連結部材を介して連結されていることとしてもよい。
このような衣服によれば、連結部材を設けたことにより、上衣および巻きスカートが直接連結されるのではなく、連結部材を介して間接的に連結されることとなる。これにより、上衣および巻きスカートが互いに直接関係するのではなく連結部材によりクッションをおいて関係することとなることから、上衣および巻きスカートに皺が生じたり、輪郭が崩れたりする等、シルエットに影響が出ることを防止することができる。特に、衣服を子供向けのおもちゃとして使用する場合等、簡易的な衣服とする場合は、本来は縫合しておく箇所であっても、縫合せずに開放したままとすることもあり得るが、このような箇所においてもずれ等が生じにくく、衣服の輪郭が崩れにくい。
また、上記衣服において、前記上衣と前記巻きスカートとは、分離可能に連結されていることとしてもよい。
このような衣服によれば、上衣と巻きスカートとを分離することにより、これらを別々に着用することができることから、容易に着用することができる。特に、子供であっても、容易に着用することができる。なお、上衣および巻きスカートを着用後に上衣と巻きスカートとを連結すればよい。また、上衣と巻きスカートとを分離することにより、アイロンがけ等も容易に行うこともできる。
また、上記衣服において、前記巻きスカートは取り外しが可能な予備スカートを有し、二重構造とされることとしてもよい。
このような衣服によれば、予備スカートを取り付けた場合と、取りはずした場合とで巻きスカートの模様や形状等を変化させることができる。それにより、衣服の態様の変化のバリエーションを増やすことができる。
本発明によれば、短時間で簡単に態様を変化させることができる衣服であって、変化前と変化後とでボリュームが大幅に変化しにくく、丈の長さが大幅に変化することもない衣服を提供可能であるとの効果を奏する。
本発明の実施形態に係る衣服の表面の構成を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る衣服の裏面の構成を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る衣服を着用した状態の第1態様を示す図であって、図3(a)は前側から見た図であり、図3(b)は後側から見た図である。 本発明の実施形態に係る衣服を着用した状態の第2態様を示す図であって、図4(a)は前側から見た図であり、図4(b)は後側から見た図である。 本発明の実施形態に係る衣服を着用した状態で、第1態様から第2態様へと変化していく過程を示す図であり、図5(a)〜図5(c)は各変化工程を示す図である。 本発明の実施形態に係る衣服を着用した状態で、第1態様から第2態様へと変化していく過程を示す図5に続く図であり、図6(d)〜図6(f)は各変化工程を示す図である。 本発明の別の実施形態に係る衣服の構成について説明するための図であり、図7(a)は着せ替え用スカートが分離した状態を示す図であり、図7(b)は着せ替え用スカートを装着した状態を示す図である。
本発明の実施形態に係る衣服について、図面を用いて以下に説明する。
(実施形態)
本発明の実施形態に係る衣服の構成について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る衣服の表面の構成を示す平面図である。また、図2は、本発明の実施形態に係る衣服の裏面の構成を示す平面図である。また、図3は、本発明の実施形態に係る衣服を着用した状態の第1態様を示す図であって、図3(a)は前側から見た図であり、図3(b)は後側から見た図である。また、図4は、本発明の実施形態に係る衣服を着用した状態の第2態様を示す図であって、図4(a)は前側から見た図であり、図4(b)は後側から見た図である。
図1および図2に示すように、衣服100は、第1上衣10、巻きスカート3および土台スカート4を備えている。また、これら第1上衣10、巻きスカート3および土台スカート4は、互いに分離せず、一体となるように形成されている。第1上衣10は前身頃1および後身頃2を備え、前身頃1の左側縁部16と後身頃2の左側縁部26とが縫合されて連結されている。ここで、本明細書において「右」および「左」は衣服100を着用した着用者を基準とする。したがって、図1において前身頃1の左側縁部16は前身頃1の右側に位置するが、衣服100を着用した場合は着用者の左側に位置することから前身頃1の左側縁部16としている。前身頃1の右側縁部15、後身頃2の右側縁部25および左側縁部26も同様に着用者を基準として、「右」、「左」を判断している。
また、前身頃1の肩部11および後身頃2の肩部21には、それぞれホック13およびホック23が形成されている。ホック13およびホック23は連結および分離が可能な構成となっている。これにより、ホック13およびホック23を連結することにより前身頃1の肩部11および後身頃2の肩部21を連結し、ホック13およびホック23を分離することにより前身頃1の肩部11および後身頃2の肩部21を分離することが可能である。
巻きスカート3はいわゆるリバーシブルであって、表裏両面において使用可能である。図1および図2を比較するとわかるように、巻きスカート3において表面3aおよび裏面3bには互いに異なる模様および形状が形成されており、表面3aおよび裏面3bを切り替えることにより、まったく別のスカートとして使用することが可能である。また、図2に示すように、巻きスカート3のウエスト部31と後身頃2の裾部22とが第2帯状体24を介して連結されている。この第2帯状体24は布により構成されており、ウエスト部31および裾部22と縫合されていればよい。
土台スカート4は、いわゆるキュロットスカートであり、一見スカートに見えるが、半ズボンのような構造となっている。また、図2に示すように、土台スカート4のウエスト部41と前身頃1の裾部12とが第1帯状体14を介して連結されている。この第1帯状体14は布により構成されており、ウエスト部41および裾部12と縫合されていればよい。
上述したように、第1帯状体14および第2帯状体24が設けられる構成としたが、このような構成としたことにより、衣服100を着用した際に、第1上衣10および巻きスカート3に皺が生じたり、輪郭が崩れたりすること等を防止することができ、衣服100のシルエットが崩れることを防止することができる。例えば、第1帯状体14および第2帯状体24が設けられていることにより、後述する第1態様において第1上衣10が巻きスカート3の上にかぶるように好ましい配置とされる。また、第1帯状体14および第2帯状体24が設けられていることにより、衣服100において、前身頃1の右側縁部15および後身頃2の右側縁部25は連結されていないにもかかわらず、衣服100を着用した際に互いの位置がずれにくい。
例えば、巻きスカート3のウエスト部31と後身頃2の裾部22とが直接縫合されている場合は、これらが直接関係することとなる。つまり、例えばウエスト部31が引っ張られると裾部22も引っ張られることとなるが、第2帯状体24を介して縫合されている場合は、ウエスト部31が引っ張られたとしても、第2帯状体24に形成された弛みにより引っ張られた分を吸収し、裾部22が引っ張られることを抑制することができる。このため、第1上衣10および巻きスカート3に皺が生じたり、輪郭が崩れたりすること等を防止することができ、衣服100のシルエットが崩れることを防止することができる。また、第1帯状体14についても第2帯状体24と同様の働きをする。
土台スカート4は、上述したようにキュロットスカートとしたが、普通のスカートであってもよい。また、土台スカート4は、衣服100の態様を変化させる際に、着用者の下着が露呈することを防ぐためのものである。したがって、着用者の下着が露呈することを防ぐものであればよく、ズボンであってもよい。ただし、巻きスカート3の下から見えないように、巻きスカート3よりも丈が短いものであることが好ましい。
次に、図を用いて衣服100を着用した状態について説明する。なお、衣服100は複数の態様に変化が可能である。図3は、本発明の実施形態に係る衣服を着用した状態の第1態様を示す図であって、図3(a)は前側から見た図であり、図3(b)は後側から見た図である。また、図4は、本発明の実施形態に係る衣服を着用した状態の第2態様を示す図であって、図4(a)は前側から見た図であり、図4(b)は後側から見た図である。
図3(a)および図3(b)に示すように、衣服100の第1態様では、第1上衣10および巻きスカート3により構成される態様である。ここで、第1上衣10は、前身頃1および後身頃2のホック13およびホック23を連結された形態である。また、巻きスカート3は表面3aが露呈されるように着用者に巻き付けられている。具体的には、図1および図2に示す衣服100において、着用者は土台スカート4を着用し、着用者の後側から巻きスカート3を下半身に巻き付けて前側に回して着用者の左側において巻きスカート3の側縁部同士を連結することにより巻きスカート3を着用している状態である。なお、図示はしていないが、巻きスカート3の側縁部には互いに連結することができるように、ホックや釦等が設けられている。
前身頃1は着用者の前側に位置し、後身頃2は着用者の後ろ側に位置して、互いの肩部11、21を連結することで着用者は第1上衣10を着用した状態となる。また、第1態様において第1上衣10が巻きスカート3の上にかぶるように配置されている。ここで、前身頃1の右側縁部15と、後身頃2の右側縁部25とは連結されていないが、例えば、互いにホック等を設けておき連結できるようにしておいてもよい。ただし、右側縁部15および右側縁部25を連結していると、第2態様へと変化する際にこれらの連結をはずす手間が増えることから、その分第1態様から第2態様に変化する際に時間がかかることとなる。なお、第2態様から第1態様に変化する場合も同様である。
図4(a)および図4(b)に示すように、衣服100の第2態様では、第2上衣5および巻きスカート3により構成される態様である。ここで、第2上衣5は第1上衣10の下に予め着用されていたものである。巻きスカート3は裏面3bが露呈されるように着用者に巻き付けられている。具体的には、図1および図2に示す衣服100において、着用者は土台スカート4を着用し、着用者の前側から巻きスカート3を下半身に巻き付けて後側に回して着用者の左側において巻きスカート3の側縁部同士を連結することにより巻きスカート3を着用している状態である。また、前身頃1および後身頃2は露呈しないように巻きスカート3の内側に位置し、巻きスカート3に覆われている。
次に、図面を用いて、衣服100が第1態様から第2態様に変化する過程を説明する。図5は、本発明の実施形態に係る衣服を着用した状態で、第1態様から第2態様へと変化していく過程を示す図であり、図5(a)〜図5(c)は各変化工程を示す図である。また、図6は、本発明の実施形態に係る衣服を着用した状態で、第1態様から第2態様へと変化していく過程を示す図5に続く図であり、図6(d)〜図6(f)は各変化工程を示す図である。
図5(a)は、衣服100を第1態様として着用した状態を前側から見た図である。例えば、着用者は土台スカート4を着用し、巻きスカート3を表面3aが外部に露呈するように巻き付け、さらに着用前身頃1および後身頃2のホック13およびホック23を互いに連結することで、第1態様の状態となる。この第1態様から第2態様へと変身する場合は、図5(b)に示すように、まず、着用者はホック13およびホック23を分離する。これにより、前身頃1の肩部11および後身頃2の肩部21が分離する。ここで、前身頃1の裾部12は土台スカート4のウエスト部41と第1帯状体14を介して連結されているので、前身頃1の裏面が外部に露呈するように下方に垂れることとなる。なお、図示はされていないが、後身頃2の裾部22は巻きスカート3のウエスト部31に第2帯状体24を介して連結されているので、後身頃2の裏面は外部に露呈するように下方に垂れることとなる。
なお、図5(b)に示すように、前身頃1の裏面が外部に露呈するように下方に垂れた場合に、前身頃1は巻きスカート3の丈よりも下方に位置しないことが好ましい。なお、後身頃2の裏面が外部に露呈するように下方に垂れている場合も同様に、巻きスカート3の丈よりも下方に位置しないことが好ましい。これにより、第2態様において、巻きスカート3の裏面3bが外部に露呈するように着用した場合に、前身頃1および後身頃2が巻きスカート3により完全に覆われて外観からは認識できない。
また、前身頃1および後身頃2の互いの肩部11および肩部21を分離して、前身頃1および後身頃2が前側下方および後側下方に垂れた場合に、第2上衣5が露呈する。第2上衣5は衣服100とは別体であり、着用者は予め第2上衣5を着用したうえで、衣服100を着用すればよい。なお、本実施形態では、第2上衣5と衣服100とは別体としたが、これらを一体としてもよい。この場合は、例えば、第1上衣10の内側に第2上衣5を連結しておけばよい。具体的には、第2上衣5を前身頃1および後身頃2の内側に配置して、前身頃1の裾部12および後身頃2の裾部22を第2上衣5の裾部と縫合しておけばよい。
次に、巻きスカート3の側縁部のホック等をはずし、図5(c)に示すように、巻きスカート3を着用者の前側に展開するように着用者からほどく。これにより、巻きスカート3の裏面3bが前側に露呈した状態となる。また、着用者の下半身の前側を覆っていた巻きスカート3が取り除かれたことから、土台スカート4が一部露呈している。なお、土台スカート4を下着の上にはいていることにより、下着が露呈することがなく、着用者が恥ずかしい思いをすることを防止できる。
次に、図6(d)に示すように、巻きスカート3を後側から展開していくことにより、巻きスカート3が完全にほどけた状態となる。つまり、巻きスカート3はまったく着用者には巻き付いていない状態となる。図示はしていないが、この状態を着用者の背後から見た場合には、土台スカート4が外部に露呈することとなっている。なお、土台スカート4の前側には前身頃1が存在する。図6(d)に示すように、着用者の前から見ると、巻きスカート3の表面3aが認識できるが、後から見ると裏面3bが認識できる。
図6(d)に示す状態から、巻きスカート3を着用者の前側から巻き付けることにより、図6(e)に示すように、着用者の前側のみに巻きスカート3が巻き付いた状態となる。この際は、前身頃1および後身頃2は巻きスカート3の内側に位置することとなる。つまり、前身頃1および後身頃2は着用者と巻きスカート3との間に位置することとなり、前身頃1および後身頃2は巻きスカート3に覆われて露呈されない。また、着用者を前から見た場合は、土台スカート4も巻きスカート3により覆われており、外観からは認識できない。
図6(e)に示す状態から、さらに巻きスカート3を着用者の後側に回して巻き付け、巻きスカート3の側縁部同士を連結することにより、図6(f)に示すように、着用者の上半身は第2上衣5を着用し、下半身は裏面3bが外部に露呈した巻きスカート3を着用している状態となる。これにより、衣服100は第2態様の状態となる。このようにして、衣服100は着用者が着用した状態で、短時間で簡単に第1態様から第2態様へと変化させることができる。なお、第2態様から第1態様に変化させる場合は、上述した第1態様から第2態様に変化する過程を逆に行えばよい。
以上、衣服100について、第1態様から第2態様に変化する過程も含めて、説明した。この本実施形態に係る衣服100によれば、着用者が衣服100を着用した状態で、簡単に短時間で態様を変化させることができる。特に、他人に手伝ってもらうことなく、一人で態様を変化させることができる。また、子供であっても、衣服100の態様を変化させることができ、アニメーションの主人公のように、変身した気分を味わうことができる。
また、本実施形態に係る衣服100によれば、衣服100の態様を変化させる過程において、衣服を脱ぎ捨てることがないため、衣服が散らかることがなく、部屋を散らかすことがない。また、態様を変化させる方法が簡単であることから、変化方法が途中でわからなくなるといった不具合も生じにくく、誰でも使用が可能である。また、衣服100の態様を変化させる過程において、下着が露呈することがなく、複数人で遊んでいる場合であっても、恥ずかしい思いをすることがない。
また、本実施形態に係る衣服100によれば、態様の変化前後において、丈が大きく変化することがない。また、第2態様において、巻きスカート3の内側に位置するのは身頃1および身頃2だけなので、第1態様に比べて巻きスカート3のボリュームが大幅に変化することがない。
以上、本発明の実施形態に係る衣服100について説明したが、衣服100は上記以外の構成でもよい。例えば、第1帯状体14と裾部12とは縫合されていることとしたが、これらは縫合されているのではなく、例えばスナップ釦等を用いて分離可能に連結されていることとしてもよい。また、第2帯状体24と裾部22とも縫合されているのではなく、例えば釦等を用いて分離可能に連結されていることとしてもよい。つまり、第1上衣10と、巻きスカート3および土台スカート4と、が分離可能に連結されていることとしてもよい。このような構成とすることにより、衣服100を容易に着用することができる。なお、分離可能に連結するためには、スナップ釦以外を用いてもよく、例えば、マジックテープ(登録商標)やホックや釦等を用いればよい。
このような衣服100を着用する手順について説明する。まず、衣服100において、第1帯状体14および裾部12を分離し、かつ、第2帯状体24および裾部22を分離することにより、前身頃1および後身頃2(第1上衣10)を、巻きスカート3および土台スカート4から分離する。そして、土台スカート4を着用してから、巻きスカート3を表面3aが露呈するように巻き付けて着用する。なお、第2上衣5は予め着用しておけばよい。また、前身頃1および後身頃2のホック13およびホック23は予め連結しておき、巻きスカート3を着用後に前身頃1および後身頃2から構成される第1上衣10を着用する。その後、第1帯状体14および裾部12を連結し、第2帯状体24および裾部22を連結することにより、図3に示す状態とすればよい。これにより、容易に衣服100を着用することができる。特に、子供であっても容易に衣服100を着用することができる。
なお、第1上衣10と、巻きスカート3および土台スカート4と、を分離せずに着用する場合は、まず、土台スカート4を着用してから巻きスカート3を表面3aが露呈するように巻き付けて着用することにより図5(b)に示す状態とする。そして、前身頃1および後身頃2を肩部11および肩部21で連結するために上方に持ち上げて、前身頃1の肩部11および後身頃2の肩部21に形成されたホック13およびホック23を連結することにより、着用すればよい。なお、上述したように、前身頃1および後身頃2(第1上衣10)を、巻きスカート3および土台スカート4から分離することができると、アイロンがけ等も容易に行うことができる。
なお、上記説明では、第1帯状体14および裾部12を分離可能とし、かつ、第2帯状体24および裾部22を分離可能とすることにより、第1上衣10と、巻きスカート3および土台スカート4と、が分離可能としたが、これに限定されるわけではない。例えば、第1帯状体14およびウエスト部41を分離可能とし、かつ、第2帯状体24およびウエスト部31を分離可能とすることにより、第1上衣10と、巻きスカート3および土台スカート4と、を分離可能としてもよい。
(別の実施形態)
次に、本発明の別の実施形態に係る衣服について図面を用いて説明する。図7は、本発明の別の実施形態に係る衣服の構成について説明するための図であり、図7(a)は着せ替え用スカートが分離した状態を示す図であり、図7(b)は着せ替え用スカートを装着した状態を示す図である。なお、上述した本実施形態における衣服100と同様の部材については同様の符号を付すこととし、同様の構成については説明を省略する。
図7(a)に示すように、別の実施形態に係る衣服100aにおいて、巻きスカート3の表面3aにはマジックテープ32が設けられている。そして、衣服100aは、着せ替え用スカート6をさらに備えており、着せ替え用スカート6の裏面には、マジックテープ32に対応するマジックテープ61が設けられている。着せ替え用スカート6は、巻きスカート3と略同じ大きさを有する布であり、表面には、巻きスカート3の表面3aおよび裏面3bに形成された模様とは異なる模様が形成されている。
図7(b)に示すように、このような衣服100aにおいて、巻きスカート3の表面に着せ替え用スカート6を重ねて設置し、マジックテープ32およびマジックテープ61を用いて巻きスカート3に着せ替え用スカート6を装着し、巻きスカート3および着せ替え用スカート6を一体化することができる。これにより、巻きスカート3の表面3aを着せ替え用スカート6により覆って、巻きスカート3の表面3aの模様および形状等を変化させることができる。
このように、別の実施形態に係る衣服100aによれば、着せ替え用スカート6を巻きスカート3に取り付けることにより巻きスカート3の模様や形状等を容易に変化させることができ、衣服100aの態様を増やすことができる。つまり、衣服100aによれば、巻きスカート3の態様として、表面3aが露呈した態様および裏面3bが露呈した態様に加えて、着せ替え用スカート6が露呈した態様にも変化可能となり、衣服100aの態様が増加することとなる。したがって、衣服100aによれば、変化のパターンが増加し、着用者の楽しみを増大することができる。なお、巻きスカート3および着せ替え用スカート6を一体化させるためにマジックテープ32およびマジックテープ61を用いたが、これら以外にホックや釦等を用いて巻きスカート3および着せ替え用スカート6を一体化させることとしてもよい。
さらに、着せ替え用スカート6は、表面および裏面の模様および形状等が互いに異なることとし、表裏両面にマジックテープ61が設けられて、表裏両面が使用可能であることとしてもよい。これにより、着せ替え用スカート6を巻きスカート3に一体化させて取り付ける際に、表面が露呈される状態と、裏面が露呈される状態の2つのパターンを選択することができる。つまり、衣服100aによれば、巻きスカート3の態様として、表面3aが露呈した態様および裏面3bが露呈した態様に加えて、着せ替え用スカート6の表面が露呈した態様および着せ替え用スカート6の裏面が露呈した態様にも変化可能となり、衣服100aの態様がさらに増加し、変化のパターンがさらに増加することとなる。
本発明の実施形態および別の実施形態に係る衣服100、100aについて説明したが、これら衣服100、100aは子供用に限定されるわけではなく、大人が用いる衣服としてもよい。
以上、本発明に係る衣服について具体例を用いて説明したが、本発明は上記具体例に限定されるものではない。本発明の各部の構成等は、本発明の趣旨に沿って適宜変更可能である。
本発明は、短時間で態様を変化させることができる衣服として利用可能である。
1 前身頃(第2身頃)
2 後身頃(第1身頃)
3 巻きスカート
3a 表面
3b 裏面
4 土台スカート(下衣)
5 第2上衣
6 着せ替え用スカート(予備スカート)
10 第1上衣
11 肩部
12 裾部
13 ホック
14 第1帯状体
15 右側縁部
16 左側縁部
21 肩部
22 裾部
23 ホック
24 第2帯状体(連結部材)
25 右側縁部
26 左側縁部
31 ウエスト部
32 マジックテープ
41 ウエスト部
61 マジックテープ
100、101 衣服

Claims (5)

  1. 第1身頃および第2身頃を有する上衣と、
    前記上衣と連結されている巻きスカートと、を備え、
    前記第1身頃の肩部と前記第2身頃の肩部とが分離可能であり、
    前記第1身頃の裾部が、前記巻きスカートのウエスト部と連結されている、ことを特徴とする衣服。
  2. 前記巻きスカートのウエスト部と連続するウエスト部を有する下衣をさらに備え、
    前記第2身頃の裾部が、前記下衣のウエスト部と連結されている、請求項1記載の衣服。
  3. 前記第1身頃と前記巻きスカートとを連結するための連結部材をさらに備え、
    前記第1身頃の裾部と前記巻きスカートのウエスト部とが、前記連結部材を介して連結されている、請求項1または請求項2記載の衣服。
  4. 前記上衣と前記巻きスカートとは、分離可能に連結されている、請求項1から請求項3のいずれか記載の衣服。
  5. 前記巻きスカートは取り外しが可能な予備スカートを有し、
    前記巻きスカートに重ねて前記予備スカートを設置できる、請求項1から請求項4のいずれか記載の衣服。
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