JP6647281B2 - 錨爪式埋設デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、牽引埋込海洋錨及びケーブルシステムの貫通及び把駐機能の両方を増大させるためのケーブル装着型錨爪式埋設デバイスに関する。
そのような錨爪式埋設デバイスは、一体リンクを形成するためのワイヤホーザー上の装着のための第1の錨爪式埋設デバイスとチェーンケーブル内の装着のための第2の錨爪式埋設デバイスとを示す米国特許第3,685,479号明細書に開示されている。錨爪式埋設デバイスは、海底土壌と相互作用して把駐機能を直接に増大させる軸線方向力をケーブル内に印加する。デバイスはまた、ケーブルの貫通抵抗を相殺する横断方向力をケーブル内に印加してすることによって把駐機能を間接的に増大させ、結果的な機能増大によって錨のより深い貫通を容易にする。
第1の錨爪式埋設デバイスの欠点は、デバイスをワイヤホーザーに取り付ける締結手段の滑りと、デバイスの前端及び後端の両方でのアーティキュレーションの欠如によるワイヤホーザーの局所的な曲げから生じる取り扱い及び作動上の両方の損傷とを含む。
第2の錨爪式埋設デバイスの欠点は、デバイスによって寄与されるものをかなり超える高い伝達荷重をアンカーケーブル内に担持するための構造的適応化の要件と、高い伝達荷重を担持しながら適度なアーティキュレーションを与えるための高価な接続シャックルの要件と、関連のチェーンケーブルに要求されるものに等しい製造完了時のデバイスに対する及びシャックルに対する高い保証荷重の印加の船級協会要件とを含む。最後に言及した船級協会要件は、チェーンと一体であり、かつチェーン張力がそれを通って伝達される全てのデバイスに適用される。
米国特許第3,685,479号明細書
A.バーグ及びA.タラルドセン、デット・ノルスケ・ベリタス海洋技術会議、ヒューストン、公開論文番号3813、図14、1980年5月
本発明の目的は、上述の欠点を克服する牽引埋込海洋錨及びチェーンケーブルシステムの貫通及び把駐機能を増大させるための錨爪式埋設デバイスを提供することである。本発明の更に別の目的は、牽引埋込海洋錨及びチェーンケーブルシステムに使用される海洋錨の代替物としてそれに加えて作用することができる修正された錨爪式埋設デバイスを提供することである。
本発明により、錨爪式埋設デバイスは、対称平面を含み、本体部材と、本体部材の長手軸に対して鋭角傾斜角度でそれに取り付けられた錨爪部材とを含み、かつ一連のリンクを含むチェーンケーブル上の固定位置に本体部材を保持するための取り付け手段を含み、それによって長手軸は、チェーンケーブルの軸線と実質的に位置合わせして維持され、本体部材は、そこに定められた姿勢で延びるチェーンケーブルを維持するようになっており、取り付け手段は、本体部材上にあってそこからの軸線方向荷重をチェーンケーブルのリンク上の対応する点に伝達する第1の接点と、本体部材上にあってそこからの横断方向荷重をチェーンケーブルのリンク上の対応する点に伝達するための第2の接点とを含む。
好ましくは、定められた姿勢は、チェーンケーブルの一つおきのリンクが対称平面に対して直角の平面内に維持されることを含む。
好ましくは、第1の接点は、軸線方向荷重をチェーンケーブルの第1のリンク上の対応する点に伝達し、第2の接点は、横断方向荷重をチェーンケーブルの第2のリンク上の対応する点に伝達する。
好ましくは、第2の接点は、錨爪式埋設デバイスの作動中のチェーンケーブルのリンク内の曲げ応力の誘起をチェーンケーブルを緊張させる巻き上げ機の試掘井に発生するものと類似であるように抑制するように位置決めされる。
好ましくは、第2の接点は、チェーンケーブルが緊張した状態で土壌に貫通している間に海底土壌との相互作用中に錨爪式埋設デバイス内に誘起された回転モーメントに対抗するように離間したリンクのうちの2つを圧迫するように2つの位置で本体部材上に位置決めされる。
好ましくは、第2の接点の2つの位置は、リンクの棒直径の12倍よりも小さくなく、好ましくは、棒直径の20倍よりも小さくなく離間している。
好ましくは、第2の接点は、対称平面に対して直角の平面に位置するリンク上の対応する荷重伝達点がリンクの公称直径の0.8〜1.0倍の範囲の距離だけ対称平面から離間するように位置決めされる。
好ましくは、第2の接点は、対称平面に対して直角の平面に位置するリンク上の対応する荷重伝達点が、チェーンケーブルの軸線に平行な方向に測定されたリンクの公称直径の0.4〜0.6倍の範囲の距離だけリンクの対称平面に位置する錨冠セクションの中心点から分離するように位置決めされる。
好ましくは、取り付け手段は、チェーンケーブルのリンクを受け入れるように配置された本体部材内のポケットを含む。
好ましくは、ポケットは、チェーンケーブルのリンクを対称平面に対して直角の平面に位置するように抑制する。
好ましくは、錨爪式埋設デバイスは、チェーンケーブル上の対向する横向きアセンブリのための2つの半分で実質的に形成される。
好ましくは、第1の接点は、錨爪部材に隣接して位置付けられ、それによって錨爪式埋設デバイスによってチェーンケーブルに印加された引張荷重は、第1の接点の前方に位置する本体部材の部分を実質的に迂回する。
好ましくは、本体部材は、各々が対称平面に実質的に平行に配置され、かつ各々がチェーンケーブルの2つの対向する側面のうちの一方に沿って延びる2つの細長部材を含む。
好ましくは、細長部材は、板状である。
好ましくは、ポケットは、リンクを受け入れるために板状細長部材の各々を穿孔する細長スロットを含む。
好ましくは、細長部材は、リンクの公称直径の1.06〜1.1倍の距離だけ離間している。
好ましくは、本体部材は、チェーンケーブルに対して横断方向に測定されたチェーンケーブルのリンクのものよりも小さい幅を有する。
好ましくは、本体部材の各々は、チェーンケーブルに対して横断方向に測定されたチェーンケーブルのリンクの棒直径よりも小さい、更に好ましくは、棒直径の0.5倍よりも小さい幅を有する。
好ましくは、細長部材は、先端から出現するチェーンケーブルのリンクが、12°が更に好ましい20°までの角度を通して対称平面から自由に横向きに振れることができるように先端で広げて離される。
好ましくは、出現リンクは、長手軸から90°までの角度を通して対称平面内で振れることができる。
好ましくは、2つの離間した位置に第2の接点を含む錨爪式埋設デバイスは、ロール安定器も含む。
好ましくは、チェーンケーブルを終端させる錨爪式埋設デバイスは、ヨー安定器を含む。
好ましくは、錨爪式埋設デバイスは、本体部材内の最前方ポケット内のリンクの対称平面に位置する前方錨冠セクションの中心点と錨爪部材の最前方点の対称平面上への投影点とを包含する直線が、30°が更に好ましい25°〜35°の範囲の角度で長手軸に対して傾斜するように配置される。
ここで本発明の実施形態を一例として添付図面を参照して以下に説明する。
錨爪式埋設デバイスの斜め正面図である。 図1の錨爪式埋設デバイスの斜め後面図である。 図1の錨爪式埋設デバイスの平面図である。 図3の詳細拡大図である。 図1の錨爪式埋設デバイスの側面図である。 図4の方向Xでの図1の錨爪式埋設デバイスの図である。 図4の錨爪式埋設デバイスの断面Y−Yを示す図である。 傾斜スタッドレスチェーンケーブルの有効フーチング幅Wを示す図である。 図1の錨爪式埋設デバイスの修正の側面図である。 土壌の深層内に設置された錨爪式埋設デバイスを示す図である。 岩の上の土壌の浅層内に設置された錨爪式埋設デバイスを示す図である。 ロール安定器を有する図1の錨爪式埋設デバイスの斜め図である。 ヨー安定器を有する図7の錨爪式埋設デバイスの斜め図である。
図1〜図6を参照すると、錨爪式埋設デバイス1は、チェーンケーブル4の周りにかつそれと平行に互いに対向する取り付けが得られるように配置された左舷半分2及び右舷半分3を含む2つの部品2、3で形成される。錨爪式埋設デバイス1は、シャンク7内に内部的に延びるチェーンケーブル4の軸線6を含む対称平面5(図4〜図5)に関して対称形である。対称平面5は、錨爪式埋設デバイス1が海底39の海底土壌38内に埋没された時に(図8)垂直に向けられる。左舷及び右舷半分2、3は、シャンク7及び錨爪8を含む。シャンク7は、錨爪8の前方に延びる前方シャンク7A、及び錨爪8の後方に延びる後方シャンク7Bを含む。シャンク7及び錨爪8は、それぞれ、接合部11で互いに接合された板9及び10によって形成される。シャンク7の板9は、チェーンケーブル4のそれぞれリンク17A、17B、及び17Cを受け入れるポケットとして機能するためにその中に形成された3つのスロット12A、12B、及び12C(図1、図2、及び図4)を有する。リンク16は、対称平面5内に保持され、一方、リンク17は、対称平面に対して直角に保持される。スロット12A、12B、及び12Cは、対称平面5に直角に配置され、平面13(図4)において軸線方向に位置合わせされる。錨爪式埋設デバイス1の長手軸14は、平面13との対称平面5の交差部(図3及び図4)によって定められる。従って、スロット12A、12B、及び12Cは、軸線6を実質的に軸線14と一致する状態に保つ。
錨爪式埋設デバイス1の左舷及び右舷の半分2、3は、板9が対称平面5と平行に、かつ対応するスロット12A、12B、及び12Cが互いに位置合わせした状態に組み付けられる。半分2及び3は、板9及びスペーサ15Aを通るボルト15によってチェーンケーブル4の周りに横に互いに締結され、スペーサ15Aは、板9によるリンク16の締結を回避するために対称平面5にあるチェーンケーブル4のリンク16に向けて十分なクリアランス(図5)を維持する役目をする。従って、スペーサ15Aは、チェーンケーブル4の公称直径D(図4)の1.05〜1.1倍の範囲の距離だけ板9を離間させる。スロット12A、12B、及び12Cは、チェーンケーブル4が、極端な荷重を受けるとスロット12A、12B、及び12Cによって抑制されることなく伸張することを可能にするために、軸線14(図4)に平行な方向に十分なクリアランスを与えるために対応するリンク17A、17B、及び17Cの周りに緩い嵌合を与える。
板9は、錨爪8を支持するために与えられた接合部11での下側延長部9A及び上側延長部9Bを有する。先細の板リブ18が、錨爪8の曲げ抵抗を増大させるために板9及び10に溶接される。対称平面5で互いに対して担持する板リブ延長部18Aには、錨爪埋設デバイス1の半分2及び3間の圧縮荷重が作用する(図2及び図3)。スロット12Cの前端12Dをスロット12Bの後端12Eから分離する距離E(図4)は、前端12Dとリンク17Cの間の最小のクリアランス、及び後端12Eとリンク17Bの間の最小のクリアランスを与えるように選択される。リンク17Cを担持するスロット12Cの前端12Dは、錨爪8が錨爪式埋設デバイス1の前方埋設中に土壌荷重を受けた時に錨爪式埋設デバイス1がチェーンケーブル4で後方に押し進められるのを防止する後方停止点19Aを構成する。リンク17Bを担持するスロット12Bの後端12Eは、錨爪8が錨爪式埋設デバイス1の後方回収中に土壌荷重を受けた時に錨爪式埋設デバイス1がチェーンケーブル4で前方に押し進められるのを阻む後方停止点19Bを構成する。従って、停止点19A及び19Bは、錨爪式埋設デバイス1をチェーンケーブル4上で軸線方向に固定位置に位置決めするように互いに作用し、一方、伸張のための公差により、チェーンケーブル4内の張力の大きさと無関係に軸線方向の荷重を停止点19A又は19Bを通してのみ伝達することができることが保証される。
リンク17A、17B、及び17Cがそれぞれのスロット12A、12B、及び12C内に緩く嵌合されるので、チェーンケーブル4と錨爪式埋設デバイス1の間の相対移動により、停止点19Aがリンク17Cを担持するか、又は停止点19Bがリンク17Bを担持し、それぞれ、前方埋設及び後方回収中に錨爪式埋設デバイス1の板9からチェーンケーブル4への軸線方向力の唯一の伝達点として作用する。重要なことに、接合部11に対して近位の停止点19Aの位置により、錨爪8に作用する土壌荷重から生じる直接応力が前方シャンク7Aのほとんど全体において排除される。錨爪式埋設デバイス1の後方にチェーンケーブル4内に印加された引張荷重が前方シャンク7A及び後方シャンク7Bの両方を迂回するので、チェーンケーブルから起こる直接的な引張応力は、これらのシャンク内では追加的に誘起されない。
スロット12Aの前端での担持接点A、及びスロット12Cの後端での担持接点B(図4)を通して作用する緊張したチェーンケーブル4のシャンク7とリンク17A及び17Cの間の横断方向担持反力により、錨爪式埋設デバイス1の外部のチェーンケーブル4の軸線6の前方及び後方部分に対して錨爪式埋設デバイス1を対称平面5内で回転させる傾向がある錨爪8の荷重から生じるモーメントを相殺する抵抗モーメントがもたらされる。担持接点A及びBは、チェーンケーブル4のリンク16及び17の公称棒直径D(図4〜図6)の20倍にほぼ等しいモーメントアーム距離L(図4)よって分離されるが、リンク17のうちの2つのみを取り囲む錨爪式埋設デバイス1に関して、距離Lは、低い値ながら直径Dのほぼ12倍とすることができる。曲げモーメントは、例えば、岩のような障害物上での停滞のために荷重集中が錨爪8の先端20で発生した時に前方シャンク7A(図4)において優位を占める曲げ応力をシャンク7内に誘起する。しかし、ピーク引張曲げモーメント応力は、追加の直接応力によって増大されず、それによってシャンク7、特に、前方シャンク7Aは、より軽量であり、従って、製造がより低コストとすることができる。この有利な構成は、横断方向荷重の前方印加点Aと軸線方向荷重の点19Aとの間にもたらされる15Dにほぼ等しい分離距離M(図4)から生じ、かつ錨爪式埋設デバイスの重要な態様である。
錨爪8の板10は、90°〜115°の範囲の角度αでシャンク7の板9に対して傾斜しており(図5)、95°が好ましい。錨爪8の板10とシャンク7の板9の間の接合部11は、35°〜60°の範囲の角度βで軸線14に対して傾斜しており(図4)、50°が好ましい。錨爪8の前縁21は、45°〜75°の範囲の角度γで接合部11に対して傾斜しており(図1)、60°が好ましい。対称平面5上への錨爪8の先端20の投影点25に至る取り囲まれたリンク17Aの前方錨冠セクション24の中心23を結ぶ対称平面5内の直線22(図4)は、鋭角δで軸線14に対して傾斜しており、かつ先端20の後方で対称平面5上への接合部11の投影線26と鋭角εを形成する。角度δは、25°〜35°の範囲であり、30°が好ましく、角度εは、60°〜85°の範囲であり、80°が錨爪式埋設デバイス1に好ましく、65°が以下に記す終端錨爪式埋設デバイス1A(図7)に好ましい。
接合部11の長さは、直径Dのほぼ17倍である。錨爪8の後縁27の長さは、直径Dのほぼ13倍である。従って、直径Dが50mmに等しい時に、接合部11を含み、かつ対称平面5に直角である平面(図示せず)上の投影した錨爪式埋設デバイス1の錨爪面積は、ほぼ0.9平方メートルである。
前方シャンク7Aの板9の前方先端28及び後方シャンク7Bの板9の後方先端29の各々は、直径Dの1.5倍に等しく作られた半径R(図4)を有する。それによって前方出現リンク6A(図1、図2、図4、及び図5)は、対称平面5において約180°でリンク17A上でピボット回転することができ、これは、スロット12Aにおいて抑制され、リンク17D(図4)は、対称平面5に対して横断方向の平面において約180°でリンク16A上で同時にピボット回転することができる。同様に、後方出現リンク16B(図2及び図4)は、リンク17C上でピボット回転することができ、これは、チェーンケーブル4が錨爪8と接触することによって抑制されることに起因して、スロット12Cにおいて抑制されるが、対称平面5における角度は150°に過ぎず、一方、リンク17Eは、対称平面5に対して横断方向の平面において約180°でリンク16B上で同時にピボット回転することができることに変わりはない。
シャンク7の板9とリンク17A及び17Cの間の横断方向荷重接点A及びB(図3及び図3A)は、そのようなチェーンリンクが巻き上げ機の試掘井(同じく鎖車又はジプシーとして公知)内に取り付けられた時に通常発生する位置に位置付けられる。これらの荷重伝達点は、デット・ノルスケ・ベリタス海洋技術会議、ヒューストンの公開論文番号3813、1980年5月、A.バーグ及びA.タラルドセン著における図14から公知であり、この論文は、リンク上の荷重伝達面の中心点が、チェーンリンクの中心軸を含む水平面からほぼ0.9Dの距離にあり、かつリンクの中心軸に平行な方向に測定されたリンクの錨冠セクションの中心からほぼ0.5Dの距離よって分離されることを示している。従って、シャンク7内の接点A及びBは、対称平面5から距離X(図3A)だけ離間し、かつそれぞれチェーンケーブル4の軸線6に平行な方向に測定された距離Yによってリンク17A又はリンク17Cの錨冠セクション24の中心点23から分離されるように位置付けられるように配置される。距離Xは、リンク17A及び17Cがあたかも試掘井にあるかのようにロードされるように、範囲1.0D〜0.8Dにあり、距離Yは、範囲0.4D〜0.6Dにある。
海洋掘削業界におけるサービスに向けて一般的に使用される5ポケット試掘井において、隣接する支持及び無支持チェーンリンク間の角度変位は、36°である。錨爪式埋設デバイス1が海底土壌38内に埋め込まれた時に、リンク16Aは、局所的な力が、錨爪8の先端20で例えば岩が多い障害物によって印加された時に線22(図4)と位置合わせするように隣接支持リンク17Aから最高30°で対称平面5において角度変位することができる。従って、支持リンク17Aにおける曲げ応力の誘導を生じさせるチェーンケーブル4内の張力の横断方向成分は、試掘井内で発生する場合よりも係数sin30/sin36=0.85分下回る。従って、スロット12A内の制約により、リンク17A(及び同様に17C)は、同等の軸線方向の張力に関して、試掘井において発生するよりも15パーセント低い曲げ応力で作動することができる。
板9の前方先端28及び後方先端29は、リンク16A及び16Bが、広げられた先端28及び29によって阻まれる前に対称平面5から角度θでピボット回転することを可能にするために、それぞれ、20°の曲げ角度θ(図3)で線A1及びB1から点A及びBのちょうど後方及び前方に(図4及び図5)広げられる。それは、リンク16A又はリンク16Bを曲げることなくチェーンケーブル4の方位方向転換を受け入れることを可能にする。板9間の間隔1.1Dは、試掘井溝の幅1.5Dよりも小さいので、対称平面5からの担持点A及びBの間隔は、先端28及び29が広げられるにもかかわらず維持される。
緊張中のチェーンケーブル4の方位方向転換に起因して、リンク16Aが対称平面5から20°横にピボット回転した時に、錨爪式埋設デバイス1又は終端錨爪式埋設デバイス1Aに対して横断方向に作用する力の成分は、チェーンケーブル4内の引張荷重の34パーセントである。これは、海底土壌38内に埋め込まれた時に錨爪式埋設デバイス1又は終端錨爪式埋設デバイス1Aを方向転換の方向に回転させるのに十分であり、それによってリンク16Aのピークピボット回転は、実際は、20°をかなり下回る。従って、リンク16A(及び同様にリンク16B)は、そのような方向転換中の引張荷重のみを受ける。
先端28及び29での板9によってリンク17D、16A、及び17A、及びリンク17C、16B、及び17Eに与えられた支持、制約、及びアーティキュレーションの自由度の上述の組合せにより、錨爪式埋設デバイス1のシャンク7から出るチェーンケーブル4は、リンク17A又は17Cにおける曲げ応力の増大による不利を招くことなく正常に機能するので、2つの重い高価なシャックルの機能を果たすことができ、従って、これらは不要にされる。
海底土壌38において軸線6に対して角度φで傾斜する方向P(図6A及び図び8)に移動するチェーンケーブル4の貫通抵抗は、方向Pで斜めに見たチェーンケーブル4の単位長さの面積APに比例し、APは、実際には土壌が通って流れることができないチェーンケーブル4の内部開口を無視した概略面積である。APに等しい面積の矩形フーチングの単位長さの幅W(図6A)は、方向Pに移動するチェーンケーブル4の有効フーチング幅である。Wは、海底土壌38内のチェーンケーブル4の貫通抵抗の尺度である。方向Pで見た時に、リンク17は、φが減少する時に、近づいて互いに統合するように見え、それによってWは、φに関して逆にかつ非線形に変わる(図6A)ことを見ることができる。リンク17の幅WLが3.35Dであるスタッドレスチェーンに関して、0°≦φ≦10°の場合に、3.35D≧W≧3.25D、φ=30°の場合に、W=2.69D、φ=90°の場合に、W=2.48Dと決定することができる。従って、3.25/3.35×100=97パーセントである実質的に最大の貫通抵抗は、φが10°の高い値である時に存在することに変わりはなく、同様に、最大貫通抵抗の80パーセントは、30°に等しいφの場合に存在することに変わりはない。従って、シャンク7の幅WS(図6)は、スタッドレスチェーンに対して3.35Dに等しい幅WLよりも小さいように制限され、それによってシャンク7は、φが小さい時に安定した海底面40への貫通の臨界段階でチェーンケーブル4の貫通抵抗を増大させないようになっている。更に、1.9D〜2.2Dの範囲のシャンク7に対するより小さい幅の使用が、φが30°の高い値に増大する時に好ましく、30°は、一連のいくつかの錨爪式埋設デバイス1が海底面40の下方の深さZ(図8)まで深く貫通する時に発生することは公知である。
板9及び10は、それぞれ厚みt9(図6)及びt10(図5)であり、かつ製作経済性のために等しい厚みとすることができる。板9の厚みt9は、シャンク7の幅WSが3.35Dよりも小さいように直径Dよりも小さいように選択される。厚みt9は、チェーンケーブル4の貫通方向Pの軸線6に対するより高い傾斜角度でチェーンケーブル4にシャンク7によって追加される貫通抵抗を最小にするために0.6Dよりも小さい、好ましくは、0.5Dよりも小さいように選択されることが好ましい。
図7をここで参照すると、終端錨爪式埋設デバイス1Aは、チェーンケーブル4の先端での終端デバイスとしての使用によって良好に適する錨爪式埋設デバイス1の修正である。終端錨爪式埋設デバイス1Aのシャンク7は、側面図においてフック形状とされ、かつチェーンケーブル4の5つのリンク17を5つのスロット12に受け入れるように延長される。錨爪8は、拡大され、かつ接合部11の最も遠い後方の点30が平面13上に又は平面の下にあるように平面13及び軸線14からオフセットされている。錨爪式埋設デバイス1Aのシャンク7は、錨爪式埋設デバイス1と同様に、前方先端28Aの近くで広がっている。同じく、リンク16A及び17Aは、錨爪式埋設デバイス1と同様に支持かつロードされる。錨爪8のオフセット荷重の増大により、シャンク7内の曲げモーメントが高くなる。これらは、より高い応力を誘起し、より高い応力は、板9のセクション深さをシャンク7の先端28Aからの距離と共に適切に増大させ、かつ幅WSを増大させることなくシャンク7の強度を増大させるスペーサとして作用するようにダブラー板31を板9間に追加することによって対処される。2つの輪郭に合致したスペーサ板32が、両方ともスペーサとして作用し、かつ停止点19C及び19Dは、対称平面5にあるチェーンケーブル4の最後から2番目のリンク33及び最後のリンク34が抑制されるということにおいて上述の停止点19A及び19Bと異なる停止点19C及び19Dを与えるために板9の各々に溶接される。重いボルト35が、スペーサ板32が最後のリンク34から伝達された大きい力によって強制的に分離されるのを防止するために板9及びスペーサ板32を貫通する。最後のリンク34はまた、設置を容易にするためのペンダント線の取り付けのためのラグとして機能することができる。シャンク7の板9は、終端錨爪式埋設デバイス1Aが、先端20で印加される高い集中荷重に耐えることを可能にするために、先細補強材料36及び37によって錨爪8の先端20まで延長される。従って、終端錨爪式埋設デバイス1Aは、本質的には、従来の重い高価なシャックルの必要性及びそのようなシャックルに関連付けられた高い貫通抵抗による不利の両方を排除するために平行な耐荷重性要素として作用し、かつ十分なアーティキュレーションを与えるチェーンケーブル4を有するチェーンケーブル4上への横向きアセンブリに向けた2つの半分に構成された海洋牽引埋込錨である。
錨爪式埋設デバイス1及び1Aには、それぞれ、ロール安定器42及びヨー安定器43(図9及び図10)を装着することができる。
ロール安定器42(図9)は、縁部44の長さに沿ってほぼ中間の位置で錨爪板10の縁部44に錨爪式埋設デバイス1の各側に1つ取り付けられた矩形板43を含み、板43の縁部45は、縁部44と位置合わせされる。板43は、対称平面5(図3及び図5)に対して直角に配置され、かつ錨爪式埋設デバイス1の軸線14に角度Δで傾斜する平面46内にある。平面46は、線46Aにおいて対称平面5と交差する。角度Δは、線46A及び軸線14によって限定され、かつ0°〜40°の範囲にあり、20°が好ましい。板43の面積は、各板10の面積の8〜12パーセントの範囲にあり、10パーセントが好ましい。板43に入る土壌は、チェーンケーブル4の軸線6の周りのロールモーメントを生じる対称平面5に平行な力を生成する。錨爪式埋設デバイス1のあらゆるローリング作用により、板43の1つは、他の板よりも深く土壌38に埋まり、従って、このローリング作用により、ローリング作用と反対に作用する軸線6の周りのロールモーメントの正味不均衡が生じ、それによってロール安定化効果が得られる。錨爪式埋設デバイス1は、ロールにおいてのみ安定させなければならず、その理由は、チェーンケーブル4内の張力は、大きい相殺モーメントを生じることにより、錨爪式埋設デバイス1の軸線14とチェーンケーブル4の軸線6の錨爪式埋設デバイス1の近傍及び外部の部分との間のヨー不整合に抵抗するからである。
ヨー安定器46(図10)は、終端錨爪式埋設デバイス1Aの各側で1つ取り付けられた実質的に三角形の板47を含む。三角形板47の前方頂点47Aが、縁部48の長さに沿ってほぼ中間の位置で錨爪板10の縁部48に取り付けられる。三角形板47の上縁49は、三角形板47を支持するために局所的に延長された錨爪板10を含む平面50内にある。三角形板47は、対称平面5(図3及び図5)に角度Ωで傾斜する平面51に位置付けられ、平面51と対称平面5の間の交差部(図示せず)は、終端錨爪式埋設デバイス1Aの軸線14に対して直角であるようになっている。従って、角度α(図5)の錨爪式埋設デバイス1Aが90°に等しい時に、角度Ωは、縁部48及び49間に含まれる。角度Ωは、10°〜35°の範囲であり、20°が好ましい。三角形板47の面積は、各錨爪板10の面積の8パーセント〜20パーセントの範囲にあり、14パーセントが好ましい。終端錨爪式埋設デバイス1Aのあらゆるローリングは、錨爪式埋設デバイス1に対して上述したように、チェーンケーブル4内の張力を通して生成される相殺モーメントの欠如に起因してヨーを発生させる。従って、終端錨爪式埋設デバイス1Aは、ロールとヨーの結合を受ける。終端錨爪式埋設デバイス1Aのローリングに対する土壌38内の抵抗はヨー発生に対する抵抗よりも大きいので、ロールよりもヨーにおいて安定することがより簡単かつより有効である。ヨーにおける安定化は、錨爪式埋設デバイス1Aの錨爪点20が、そうでなければロール及びヨーの結合を受けて発生することになる螺旋状のロール及びヨー経路で横に移動するのを防止する。錨爪式埋設デバイス1のあらゆるローリング作用により、板47の1つは、他の板よりも深く土壌38に埋まり、ローリング作用により、シャンク7の最前方先端28Aの近くのチェーンケーブル4のリンク16A及び17A間のアーティキュレーション接点の周りのヨーモーメントにおいて安定化のための正味の不均衡を生じる。これは、錨爪点20が不安定な螺旋状のロール及びヨー経路に沿って横に移動するのを防止することにより、初期のローリング作用に逆らって作用する。
いくつかの錨爪式埋設デバイス1を終端錨爪式埋設デバイス1A(図8)に関連して使用して、あらゆるサイズのチェーンケーブルの全負荷担持機能を完全に利用することを可能にすることができる。各錨爪式埋設デバイス1は、海底土壌38におけるチェーンケーブル4の隣接貫通抵抗を実質的に無効にし、終端錨爪式埋設デバイス1Aが、各デバイスの負荷寄与が集約するとチェーンケーブル4の破断荷重の適合するのに十分な貫通深さZを海底面40の下方に達成することを可能にする。貫通不可能な岩層41(図8A)の上にある限られた長手方向の貫通可能な土壌38を有する海底39において、拡張された一連の錨爪式埋設デバイス1を層41に対して配備かつ設置することができ、ここでもまた各デバイスからの負荷寄与は、集約すると、チェーンケーブル4の破断荷重に符合することができる。
ここでは単に錨爪式埋設デバイス1Aと称する終端錨爪式埋設デバイス1Aはまた、チェーンケーブル4の軸線6からオフセットした錨爪を有するという利点を利用するために錨爪式埋設デバイス1の代わりに使用することができる。一連の錨爪式埋設デバイス1Aは、例えば、シャンク7の下側41(図7)が、更に別の埋込に抵抗するか又は更に阻むように海底39の表面40を圧迫する前に、オフセットした錨爪8がほとんど完全に貫通することができる硬い海底面40上に使用することができる。
錨爪式埋設デバイスの変形が本発明の範囲で可能であることは容易に認められるであろう。例えば、シャンク7の板9には、添付図面に示すのと異なる数のスロット12を設けることができる。同じく、対称平面5の周りに分割された板9間の追加の細長分割スペーサ(図示せず)をシャンク7の周囲に沿って設け、長期役務のためにそのように望まれる場合に、チェーンケーブル4上への錨爪式埋設デバイス1のアセンブリ後に、分割線に沿った外部溶接が実行されることを可能にすることができる。
本発明は、多くの利点を提供する。錨爪式埋設デバイス1及び1Aは、チェーンケーブル4上の最終アセンブリのために2つの半分に各々が構成されるので、配備される個数及びデバイス間の間隔は、土壌状態及びユーザプリファレンスに合うように選択することができる。デバイスは、分解したままで標準的な出荷容器内で標準寸法で容易かつ廉価に搬送可能である。チェーンケーブル4を錨爪式埋設デバイス1及び1A内に組み込むこと及び適切なアーティキュレーションの程度を与えるためにシャンク7の板9を広げることは、高価なシャックルの必要性を排除する。デバイス1及び1A内の主要な耐荷重性要素としてのチェーンケーブル4及び1Aの使用により、有意な応力低減を達成することができ、それによって構造コストの低減をもたらす。終端錨爪式埋設デバイス1Aと共に多くの錨爪式埋設デバイス1を使用することによってチェーンケーブル4の長さに沿って荷重を分散させる機能は、これまで入手不能な方法及び低価格で浅いか又は深い堆積物状態を有する海底から高い把駐機能を取得することを可能にする。
1 錨爪式埋設デバイス
2 左舷半分
3 右舷半分
8 錨爪
16A 前方出現リンク

Claims (20)

  1. チェーンケーブル(4)上の対向する横向きアセンブリのための2つの半分(2、3)に形成され、前記チェーンケーブル(4)に設置するための錨爪式埋設デバイス(1、1A)であって、
    対称平面(5)を有し、
    前記対称平面(5)と平行に各々が配置され、かつ前記チェーンケーブルに設置された場合に前記チェーンケーブル(4)の2つの対向する側面のうちの一方に沿って各々が延びる2つの細長部材(9、10)を含む本体部材(7)と、前記本体部材(7)に該本体部材(7)の長手軸(14)に対して鋭角の傾斜角度で取り付けられた錨爪部材(8)とを含み、
    一連のリンク(16、17)を含むチェーンケーブル(4)上の固定位置に前記本体部材(7)を保持するための細長スロットの形態の前記本体部材(7)の部分の間を延びるボルト(15)による取り付け手段(12A、12B、12C、19A、19B)を有し、それによって前記長手軸(14)は、該チェーンケーブル(4)の軸線(6)と位置合わせして維持され、
    前記本体部材(7)は、そこに定められた姿勢で延びる前記チェーンケーブル(4)を維持するようになっており、
    前記取り付け手段(12B、12C)は、前記本体部材(7)上にあってそこからの軸線方向荷重を前記チェーンケーブル(4)のリンク(17B、17C)上の対応する点に伝達するための第1の接点(19A、19B、19C、19D)と、該本体部材(7)上にあってそこからの横断方向荷重を該チェーンケーブル(4)のリンク(17A、17C)上の対応する点に伝達するための第2の接点(A、B)とを含む、
    ことを特徴とする錨爪式埋設デバイス(1、1A)。
  2. 前記定められた姿勢は、前記チェーンケーブル(4)の一つおきのリンク(17)が、前記対称平面(5)に対して直角の平面に維持されることを含むことを特徴とする請求項1に記載の錨爪式埋設デバイス(1、1A)。
  3. 前記第2の接点(A、B)は、錨爪式埋設デバイス(1、1A)の作動中における前記チェーンケーブル(4)の前記リンク(17A、17C)内の曲げ応力の誘起を該チェーンケーブル(4)を緊張させた時に巻き上げ機の試掘井に発生するものと類似であるように抑制するように位置決めされることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の錨爪式埋設デバイス(1、1A)。
  4. 前記第2の接点(A、B)は、前記チェーンケーブル(4)が緊張している時に土壌に貫通している間の海底土壌(38)との相互作用中に錨爪式埋設デバイス(1)に誘起される回転モーメントに対抗するように離間した前記リンク(17A、17C)のうちの2つを圧迫する2つの位置で前記本体部材(7)上に位置決めされることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の錨爪式埋設デバイス(1)。
  5. 前記第2の接点(A、B)の前記2つの位置は、前記リンク(16、17)の棒直径(D)の12倍よりも小さくなく離間していることを特徴とする請求項4に記載の錨爪式埋設デバイス(1)。
  6. 前記第2の接点(A、B)は、前記対称平面(5)に対して直角の平面に位置するリンク(17A、17C)上の前記対応する荷重伝達点が該リンク(17A、17C)の棒直径(D)の0.8から1.0倍の範囲の距離だけ該対称平面(5)から離間するように位置決めされることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の錨爪式埋設デバイス(1、1A)。
  7. 前記第2の接点(A、B)は、前記対称平面(5)に対して直角の平面に位置するリンク(17A、17C)上の前記対応する荷重伝達点が前記チェーンケーブルの前記軸線(6)と平行な方向に測定された該リンク(17A、17C)の棒直径(D)の0.4から0.6倍の範囲の距離だけ該リンク(17A、17C)の該対称平面(5)に位置する錨冠セクションの中心点から分離されるように位置決めされることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の錨爪式埋設デバイス(1、1A)。
  8. 前記取り付け手段(12A、12B、12C、19A、19B)は、前記チェーンケーブル(4)のリンク(17A、17B、17C)を受け入れるように配置された前記本体部材内のポケット(12A、12B、12C)を含むことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の錨爪式埋設デバイス(1、1A)。
  9. 前記ポケット(12A、12B、12C)は、前記チェーンケーブル(4)の前記リンク(17A、17B、17C)を前記対称平面(5)に対して直角の平面に位置するように抑制することを特徴とする請求項8に記載の錨爪式埋設デバイス(1、1A)。
  10. 前記第1の接点(19A、19B、19C、19D)は、前記錨爪部材(8)に隣接して位置付けられ、それによって錨爪式埋設デバイス(1、1A)によって前記チェーンケーブル(4)に印加される引張荷重が、該第1の接点(19A、19B、19C、19D)の前方に位置する前記本体部材(7)のその部分を迂回することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の錨爪式埋設デバイス(1、1A)。
  11. 前記細長部材(9、10)は、板状であることを特徴とする請求項に記載の錨爪式埋設デバイス(1、1A)。
  12. 前記ポケット(12A、12B、12C)は、前記リンク(17A、17B、17C)を受け入れるために前記細長部材(9、10)の各々を穿孔する細長スロット(12A、12B、12C)を含むことを特徴とする請求項に記載の錨爪式埋設デバイス(1、1A)。
  13. 記細長部材(9、10)は、前記リンク(16、17)の公称直径の1.06と1.1倍の間の距離だけ離間していることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の錨爪式埋設デバイス(1、1A)。
  14. 前記本体部材(7)は、前記チェーンケーブル(4)に対して横断方向に測定された該チェーンケーブル(4)のリンク(16、17)のものよりも狭い幅を有することを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の錨爪式埋設デバイス(1、1A)。
  15. 記細長部材(9、10)の各々が、前記チェーンケーブル(4)のリンク(16、17)の棒直径(D)よりも小さい、更に好ましくは、該棒直径(D)の0.5倍よりも小さい厚み(t9)を有することを特徴とする請求項から請求項14のいずれか1項に記載の錨爪式埋設デバイス(1、1A)。
  16. 前記細長部材(9、10)は、先端(28、29)で広げて離され、そのために該先端(28、29)から出現する前記チェーンケーブル(4)のリンク(16A、16B)が20°までの角度(θ)を通して前記対称平面(5)から自由に横向きに振れることができることを特徴とする請求項11から請求項13及び請求項15のいずれか1項に記載の錨爪式埋設デバイス(1、1A)。
  17. 前記出現するリンク(16A、16B)は、前記長手軸(14)から90°までの角度を通して前記対称平面(5)内で振れることができることを特徴とする請求項16に記載の錨爪式埋設デバイス(1、1A)。
  18. ロール安定器(42)を有することを特徴とする請求項1から請求項17のいずれか1項に記載の錨爪式埋設デバイス(1)。
  19. ヨー安定器(46)を有することを特徴とする請求項1から請求項18のいずれか1項に記載の錨爪式埋設デバイス(1A)。
  20. 前記本体部材(7)内の最前方ポケット(12A)内のリンク(17A)の前記対称平面(5)に位置する前方錨冠セクションの中心点と前記錨爪部材(8)の最前方点(20)の該対称平面(5)上への投影点(25)とを包含する直線(22)が、25°から35°の範囲の角度(δ)で前記長手軸(14)に対して傾斜するように配置されることを特徴とする請求項1から請求項19のいずれか1項に記載の錨爪式埋設デバイス(1、1A)。
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