JP3236615B2 - 改良した船用アンカー - Google Patents

改良した船用アンカー

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JP3236615B2
JP3236615B2 JP50927292A JP50927292A JP3236615B2 JP 3236615 B2 JP3236615 B2 JP 3236615B2 JP 50927292 A JP50927292 A JP 50927292A JP 50927292 A JP50927292 A JP 50927292A JP 3236615 B2 JP3236615 B2 JP 3236615B2
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    • B63B21/26Anchors securing to bed
    • B63B2021/262Anchors securing to bed by drag embedment

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は船用アンカーに関するものである。
船用アンカーに基本的に要求されることは、アンカー
を前方へ引っ張った時、停泊海底内に突き刺さり、更に
引っ張るとこの突き刺さった状態に安定に留まる能力を
船用アンカーが有することである。また、アンカーが設
定されている間、高い保持力を得るためには、アンカー
は比較的深く埋められなければならないことも確かなこ
とである。停泊海底の性質も、例えば粒状の結合力のな
い密な砂利、砂、又は結合力のある硬い粘土、結合力の
ある泥から成る軟らかい土のように大きく変化する。ま
た停泊海底が岩石であることがあり、停泊のためには、
アンカーが岩に完全に引っ掛かることが必要である。特
定の停泊海底でアンカーを完全に作動させるには、停泊
海底の土に適合する爪角度を有する特殊な幾何学的形状
をアンカーが有することが必要である。爪角度とは、シ
ャンクの先端のアンカーライン取付け点と爪部材の後部
との間に延在するアンカーの対称縦平面内の線と、爪部
材との間に形成される角度である。現在のところ、砂質
の海底で作用するためには、23度〜32度の範囲の小さな
爪角度があれば、最も深く埋められたアンカーで最大の
保持力を発揮し得ることが知られている(例えばThe Qu
arterly Transactions of the Institute of Naval Arc
hitects、第92巻、第4号、341〜343頁、1950年10月参
照)。中間密度の砂から緩い砂までに対し、25度〜32度
の爪角度は、一般に満足な性能を発揮する。比較的軟ら
かい泥の海底に対しては、最高の性能を発揮し得る爪角
度は、大きな角度であり、50度〜55度の範囲内にある。
砂の中では、32度を越える爪角度の場合、アンカーの爪
部材に作用する土の法線圧力と摩擦力との合力のアンカ
ーライン取付け点の周りのモーメントは、爪部材に加わ
る土の端縁抵抗力と、アンカーの最初の土中への貫入中
シャンクに加わる土の抵抗力との上記取付け点の周りの
モーメントの和に対向平衡するためには不十分である。
その結果、引張っている間、アンカーは、縦方向に不安
定となり、取付け点の周りに回転して鼻先を下にした状
態となり、停泊海底の表面より下にアンカーを埋めるこ
とができなくなり、全く土の外にアンカーが露出する。
32度、又はそれ以下の爪角度は、最も深く埋設するアン
カーの場合、硬い土、又は軟らかい土の両方に有効に使
用し得るため一般に受け入れられている。軟らかい土の
場合に生ずる欠点は、岩に引っ掛けるための構造的な強
度を犠牲にして、爪部材の面積を最大限に増大すること
によって通常軽減することができる。しかし、爪部材の
面積を増大すると、そのアンカーは、軟らかい土におけ
る性能が砂における性能の15%以下に低下してしまう。
このことは、硬い砂と軟らかい泥との両方で高い保持能
力を発揮し得る単一の折衷爪角度を有するアンカーを得
ることが困難であることを示している。
本願人のヨーロッパ特許第180609号明細書には、爪部
材の後部における横方向の結合力のない土の流れと一線
の遮壁板と、この遮壁板と爪部材との間の制限通路とを
設けることによって、アンカーを軟らかい泥の海底に埋
設中に、堆積した泥の楔状部を爪部材上に集積させる船
用アンカーを記載している。この泥の楔状部は、爪部材
の先端縁と遮壁の上端縁との間で爪部材(この爪部材は
砂に対して爪角度を30度に設定している)に対し20度の
角度で剪断する。従って、遭遇する泥と堆積した泥の楔
状部との相互面に50度の有効な爪角度が確立される。堆
積した楔状部の表面のこの大きな有効爪角度は、軟らか
い泥中でもアンカーを満足に作動させることができる。
泥の海底中では、上記制限通路は、余りに小さく、結合
力のある土(泥)を大量に流すことはできないが、爪部
材を越えて結合力のない土(砂)が逃がすことができ、
これにより爪部材の表面で剪断を生じ、30度の実際の爪
角度でも砂中でアンカーを有効に作動させることができ
る。しかし、この構成は、泥中ではその性能を向上させ
得るが、大きな爪角度を有するアンカーの場合程は深く
アンカーを埋設することができない。従って、小さな爪
角度のアンカーを泥の中で作動させる時よりは保持能力
は増大するものの、軟らかい泥中に深く据付けた大きな
爪角度のアンカーの非常に高い保持能力程の能力は達成
されない。本発明の目的は、ヨーロッパ特許第180609号
のアンカー以上に性能を向上させた船用アンカーを得る
にある。
本発明の他の目的は、停泊海底表面上に反転した状態
で降ろして水平に引っ張った時、接地掛合状態になる自
己指向性があり、爪部材の一側のみにシャンクを有する
一側形の改良した船用アンカーを得るにある。
硬い粘土の海底にアンカーを最初に埋め込むには問題
があり、特に反転位置から埋設位置にアンカーを自己指
向させる手段を有するアンカーの場合、問題があるが、
本発明の特定の目的は、この問題を解決し、又は軽減し
た船用アンカーを得るにある。
本発明の第1態様は、請求の範囲1に記載された船用
アンカーである。
本発明の第2態様は、請求の範囲8に記載された船用
アンカーである。
本発明の他の態様は、請求の範囲22に記載されたアン
カーである。
添付図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は、本発明の第1実施例による船用アンカーの
側面図である。
第2図は、第1図のX−X線上の断面平面図である。
第3図は、このアンカーの前面図である。
第4図、第5図、及び第6図はそれぞれ第1図のY−
Y、Z−Z、及びF−F線上の断面図である。
第7図は、第1図のアンカーの爪部材の爪先部材をそ
の上面に垂直に見た状態に示す図である。
第8図は、アンカーに加わる前方引張り力Pに基因し
て砂の中に深くアンカーを埋設しつつある間のアンカー
の上の砂の流れの通路を示す図である。
第9図は、第8図に示すような砂の停泊海底にアンカ
ーを埋設している時のアンカーに加わる種々の力と回転
モーメントとを示す図である。
第10図は、土に掛合し易い爪部材の点で停泊海底掛合
位置にある第1図〜第7図のアンカーを絵図のように示
した図である。
第1図〜第7図において、この船用アンカー1は、縦
平面M−Mに関して対称であり、この船用アンカーは、
爪部材2と、この爪部材に一端に取り付けたシャンク3
と、後部組立体4とを具える。このシャンク3は、溝孔
から成るアンカーライン取付け点10を爪部材2から遠方
のシャンク端Aに有する。また、後部組立体4は、爪部
材2とシャンク3とに作用する端縁抵抗と、摩擦力とに
基因する点10の周りのモーメントに対抗するように作用
する。爪部材2と後部組立体4との間に泥抜き孔5を設
ける。また特に、ベース部材6がシャンク3を提供して
おり、このベース部材6がテーパ爪板7と後部組立体4
とをそれぞれ支持するアーム6A、6Bを有する。付加的
に、アーム6Aは、テーパ爪板7と共に三角形爪を形成す
る爪前部8と、第1図、及び第10図にBで示す点で最高
点に達する爪先部材9とを構成している。点10における
溝孔は、アンカーラインを取り付けるためのシャックル
を収容するのに役立つ。
爪角度θは、点10を爪部材2の後部まで連結する線と
爪部材2との間の対称平面内の角度である。この爪角度
θを図面では約50度に示したが、32度から58度までの範
囲が好適である。
爪部材2は、各爪板7と共に上反角の形状を形成して
おり、爪板7と爪板7との交点を含み対称平面に対し直
角な平面に対し上反角βを各爪7によって形成する。こ
の角βは、例えば29度であるが、10度〜40度の範囲にす
ることができる。
後部組立体4は、板の形状であり、対称平面内で結合
した1対の板11から成り、これ等板11は後方に指向する
浅い断面V字状を形成し、2個の前方に向く板面11A、1
1Bを生ずるよう構成されている。これ等板面は、孔5の
横方向の全幅にわたって延在し、この孔の後部にある土
圧反力面を構成している。第6図に示すように、このV
字状に配置した板は、対称平面に対し直角で板面11Aと
板面11Bとの交点を含む平面に対し上反角δだけそれぞ
れ傾いている。この上反角δを22.5度に示したが、10度
〜35度が好適である。板面11A、11Bが交差する線は、爪
部材2の板7と板7との交線に対し前方に指向する鈍角
αを形成している。角度αを155度に示すが、120度〜17
0度の範囲が好適である。
爪部材2の後部は、傾斜下部横リブ板12によって強化
されており、点10から後方、及び上方に最も接近してい
る平面内にこのリブ板12が存在する。対称平面に板7が
交差する交線の方向に投影した時、リブ板12の面積は、
組立体4の面積の約半分であり(第3図参照)、このア
ンカーを泥の中に完全に埋めた時、アンカーの全抵抗面
積の約1/3に及んでいる。
更に、後部組立体は、板11の前端縁に形成した前部横
強化リブ板13と、板11の後端縁に上反角を互いに形成し
ている尾部横強化リブ板15とを有する。組立体4と爪部
材2との間の爪延長板14は、孔5の側面に臨んでおり、
板11の周端縁を爪部材2の横端部まで延長するのに役立
ち、これにより鎖、ロープ等が孔5に入りこの孔に引っ
掛かるのを防止する。リブ板15はその間にアイ15Aを有
し、アンカーの修理のため、このアイ15Aに短索を取り
付けることができる。
アンカー1は、自己指向性があり、この目的のため組
立体4の周端縁4Aは、心臓形であり、これにより反転位
置から第10図に示す停泊海底掛合位置までアンカー1を
転動させる。アンカー1が硬い停泊海底の水平面上に反
転して位置している時、海底への接触は、実質的に組立
体4の頂部Eと、シャンクの前端Aとだけである。シャ
ンク3の端部Aのアンカーライン取付け点10を引っ張る
ことによってアンカー1を海底で引っ張る時、停泊して
いる海底の水平面に接触するのは、曲線EC、又はEDの点
Xと、点A、Bとに過ぎない。
シャンク3のシャンクル端Aに隣接して円錐の頂点を
有する傾斜軸線の楕円形円錐面内に周端縁4Aにおける曲
線EC、EDが、ほぼ位置しており、この傾斜軸線は対称平
面に1点で交差する円錐の傾斜軸線であり、この円錐は
アンカーの対称平面を横切って位置する円錐の楕円形横
断面の短軸を有する。従って、それぞれ曲線EC、EDは、
アンカー1の重心CG(第1図参照)に対し螺旋形の曲線
を構成している。
この反転位置では、アンカーの重心CG(第1図参照)
は、A、Eにおける支持点を含む線の上方に高く位置し
ている。従って、この反転位置では、アンカーは不安定
であり、点A、Eを通る垂直平面の一側に速やかに倒れ
る。接触点Eは、移動接触点Xとして曲線EC、又はEDに
沿って移動する。各螺旋曲線EC、又はEDが存在している
円錐面の傾斜軸線の性質によって点A、Xを通る垂直平
面の一側から重心CGの水平移動が引き続いて行われ、従
って爪部材2の爪先部材9の点が停泊海底面に貫入接触
するまで(第10図の点B参照)、周縁4Aに沿ってアンカ
ーを転動させる重力による横回転モーメントが維持され
る。この状態になれば、第10図に1個のみを示した2個
の安定位置のうちの1個の安定位置をアンカーが占め
る。この安定位置では、左側の爪延長板14、又は右側の
爪延長板14のいずれかが停泊海底面に3点接触してい
る。
シャンク3は、一部が直線状の形状であり、その中心
線は、線AEから可成り離れているため、このシャンクの
質量は、重力による転動モーメントに著しく貢献し、こ
のモーメントによりアンカーを停泊海底に貫入掛合させ
る。また、このシャンクの位置によって達成される線AE
とアンカーとの間の実質的な凹形によって、転動作用を
著しく妨げることがないよう防止できる。
爪先部材9は上方に傾斜した堅牢で密実の形状をして
おり、爪部材2の板7と板7との間の交線と、爪先部材
9の上面との間に後方に指向する鈍角σを形成してい
る。この角度σは、146度に図示したが130度〜175度の
範囲が好適である。隣接する爪部分8も堅牢で密実な形
状であり、第5図に示すようなほぼ三角形横断面を有す
る。部分8は、釣合い重量として作用すると共に、硬い
停泊海底に確実に埋める時に、アンカー1の爪部材に生
ずる高圧の負荷を支持し得る板7の前端縁のための強力
な支持体として作用する。爪先部材9は、アーム6Aの前
部を形成しており、板7と部分8とから成る爪部材の主
要部より先んじて進む矢、又は槍の刃先の形状の小さな
補助的三角形爪を構成している。この補助的爪は、互い
に傾斜する後部主上面19と、前部小上面18とを有する。
この後部主上面19は、シャンク3のアンカーライン取付
け点10を表面19の最前端まで対称平面内で結ぶ線に対
し、外角φを形成する。この角φは、56度に図示した
が、70度より小さく、50度〜65度の範囲が好適である。
第7図に示す表面に対し垂直方向に見て主上面19は、
ほぼ細長い三角形状で、鋭い頂点において側端縁の間に
角度λを形成する。角度λは、18度に図示したが、10度
〜30度の範囲が好適である。前部小上面18の面積は、後
部主上面19の面積の5%より小さく、対称平面内でシャ
ンク内のアンカーライン取付け点10を表面19の最前端ま
で結ぶ線に対し直角な平面内に上面18は位置している。
この表面18は、爪先部材9の点で十分な支持区域を提供
し、支持作用を失うことなくアンカーの重量の71倍の点
負荷を支持すると共に、その形状は十分小さいから硬質
粘土のような非常に硬い停泊海底面に爪先部材9の点が
貫入するのを妨げることがない。
爪先部材9の代表的な三角形断面を第4図に示す。こ
の断面の下部の頂点は、爪先部材9のサーベル状の下端
縁9Bに相当している。段部9Cは下端縁9B内にある。この
段部は、トリップ支点として作用し、硬い粘土上で下端
縁9Bがスキッドするのを防止し、アンカー1を粘土に引
っ掛けて側方に倒し、爪先部材9の先端を硬い粘土に掛
合させる。この主上面19を平坦にしてもよいし、爪部材
2のように上反角形状にしてもよい。爪先部材9の各部
は、十分な深さと面積とを有し、大きな点負荷、特に、
主上面19と小上面18との間の接合部に加えられるアンカ
ーの重量の71倍の点負荷が作用することに基因する曲げ
モーメントと剪断力とを支持することができる。爪先部
材9にサーベル状の下端縁を設けることによって、第9
図に矢印EFの方向に起こる遭遇する粘土の相対流れによ
ってアンカーが深く埋められる時、最小の抵抗で停泊海
底土を切り開くことができる。
爪先部材9の蜜実補助爪と爪先端部8との間に通路20
が存在する。これ等の通路により後方への横断面積を増
大し、停泊海底土がこの位置に付着することなくこの通
路を通って自由に移動することができる。第10図に示す
ようにアンカーを停泊海底面に3点接触させる時、爪先
部材9の傾斜した長さを、爪延長部14と協働させ、停泊
海底面から爪板7の端縁を上方に離間して保持する。こ
れにより海底の表面に接触して爪前部8と板7とからの
端縁の抵抗が上昇する前に、爪先部材9の補助爪を堅い
硬質停泊海底表面内に完全に貫入させる。
爪角度θの角度は32度を越す比較的大きな角度であ
り、これに関連して孔5の後部の板11A、11Bが砂の流れ
に対する遮壁を画成している場合でも、後部組立体4に
よってアンカー1を砂の中に深く埋めることができる。
第8図は、アンカーの対称平面に隣接して、移動する
埋設アンカー1の上、及び周りの砂の相対移動の流線を
矢印で示している。流れる砂は、爪部材2と交差する結
果、方向を変換し、爪部材2の端縁から生ずる平面21に
沿って剪断している。剪断に続いて、流れは、爪部材2
の板7にほぼ平行になるが、遮壁組立体4の表面11A、1
1Bに形成された堆積した砂の楔状部Wの周りに砂の流れ
の分離が生ずる。この砂の流れの一部は、この流れにほ
ぼ配列した砂の楔状部Wの上面上を滑り、砂の流れの他
の部分は、泥抜き孔5を通って後方に出る前に、リブ板
12を越えて楔上部Wの下部の面の下方に流れ、爪部材の
後方に連続的に形成される傾向の空所を充填する。この
遮壁4より高い砂の流れは、滝のように下方に流れ、遮
壁の後方に連続的に形成される傾向の空所を充填する。
堆積した砂の楔状部Wは、アンカーと共に移動し、ア
ンカーが砂の中で作用している時、この楔状部Wは、ア
ンカーの一部を有効に形成する。楔状部Wの表面におけ
る砂の圧力と移動とによって法線方向、及び接線方向の
力を生ずる。この力は、楔状部の本体を通じて遮壁の前
方に向く表面11A、11Bに伝えられる。楔状部Wの表面積
と形状、従って遮壁に加わる合力の大きさと方向とは、
傾斜角αと遮壁の面積とによって定まる。遮壁が所定の
面積を有する場合、角度αは、遮壁の表面11A、11Bに乗
り上げる楔状部Wの上面に作用する合力RWの位置と方向
とを決定する。即ちシャンクル点10の周りのRWによって
生ずる回転モーメントの大きさを決定する。この望まし
い回転モーメントは、角度αが130度〜165度の範囲の
時、得られ、角度αが145度と155度との間の時に最高値
に達する。表面11A、11Bの交線に直角に対称平面内で見
た遮壁4の面積は、板7の交線に直角に対称平面内で見
た爪部材2の面積の0.8倍〜2.2倍の範囲内にある。この
最適な面積は、角度αが140度と160度との間の時の爪部
材2の面積の1.5倍と1.9倍との間にある。アンカーが泥
の停泊海底内で作用している時、爪部材の上に堆積した
泥の楔状部を生ぜしめるために泥の流通を抑制するチョ
ークギャップを構成するため孔5の寸法を最小にする必
要はないから、対称平面に平行な平面内で測定した孔5
の幅は、対称平面内の爪部材2の上面の切片の長さの10
%〜70%の範囲内にすることができる。第1図〜第3図
には、板7の外端を遮壁4の最上点に結合する線22と板
7とによって区切られてアンカーの対称平面の両側にあ
る三角形(第3図の前面図参照)の面積に等しい各孔5
の砂流通横断面積に相当する43%の幅を示している。こ
の面積は、対称平面に対する爪部材2の上面の交線を含
む直線までの後部組立体4内の最上点の距離(H)を爪
部材2のスパン(S)に掛けることによって得られる面
積の1/4に等しい。このようにすれば十分な砂を孔5か
ら排出し、第8図に示すような流れの組織を維持し、遮
壁4の外端縁と爪部材2との間に砂の楔状部Wが橋渡し
状態になるのを防止し、従ってアンカー1が砂の中に深
く埋められるのを妨げる程有効爪角度が十分大きくなる
のを防止する。
第9図は、第8図に示す砂の流動パターンに起因し
て、埋められたアンカーに生ずる力のベクトルとモーメ
ントを示す。表面に対し接線方向の摩擦力をFで示し、
これ等の表面に直角な法線方向の圧力をNで示す。力
F、及び力Nに起因する合力のベクトルは、Rで示す
が、それぞれ爪部材、シャンク、楔状部Wの上面、及び
リブ15に関連する力であることを示すためサフィックス
F、S、W、及び15を付して示した。簡明のため、リブ
板12と楔状部Wの下面との合力は、図示しなかった。こ
れは、これ等の表面上の互いに対向する法線力は、組合
せ合力としての接線方向摩擦力の合計を残して互いに打
ち消されるからである。EFは、爪構造に作用する端縁抵
抗力を表すベクトルとして示した。
アンカー1から組立体4を除去した場合、RFから生ず
る回転モーメントが零である状態で、平面12に作用する
接線方向、及び法線方向の力に基因する時計方向の回転
モーメントは余りにも小さく、RSとEFとによって生ずる
反時計方向の回転モーメントを平衡させることができな
い。更に、密な砂の場合にはEFは特に大きい。これは、
剪断平面21(第8図参照)を通過することによって砂が
緩む前に、爪部材2と爪先部材9との端縁にこのEFが生
ずるからである。このようにして、正味の反時計方向回
転モーメントが存在し、このモーメントは、爪部材2の
後部を倒し、板7、12に加わる力の垂直成分を減少さ
せ、アンカーが深く埋められるのを妨げる。先行技術の
アンカーにおけるように、平衡させる時計方向の回転モ
ーメントを生ずるよう、シャックル点10の上方に十分な
間隙(即ち距離)を残して通過するようRFの方向を配置
することによってこのことを避けることができる。密な
砂の場合には、爪角度θを第1図に示す52度から30度ま
で、又はそれ以下に減少させることが必要である。
アンカー1上に遮壁組立体4が155度の角度αで堆積
した場合、遮壁4の表面の堆積した砂の楔状部W上と、
リブ15上との砂の圧力と運動とに起因する力が増大す
る。リブ板15上の合力R15は小さいが、その作用線がシ
ャンクル点10から大きく離れているため時計方向の可成
りの回転モーメントを生ずる。楔状部Wの下部の面上の
法線力は、対応する摩擦力を残して板12上の法線力と打
ち消し合い、この摩擦力は、シャックル点10の周りの時
計方向の回転モーメントを生ずる。楔状部Wの上面の大
きな合力RWは、シャックル点10から大きく離れた方向に
あるため主要な時計方向の回転モーメントを生ずる。こ
れ等時計方向の回転モーメントの和は、RFから生ずる時
計方向のモーメントの助けを借りることなくRSとEFとに
より生ずる組み合わせた反時計方向の回転モーメントを
平衡させるのに十分である。このRFから生ずる時計方向
のモーメントは、密な砂の中にアンカーを有効に埋める
ため、非常に大きい値に従来設定している爪角度θを減
少させる必要があるものである。遮壁4と孔5とのこの
構成は、従来可能であったより著しく大きい爪角度を使
用して、密な砂の中に深く埋めることができるアンカー
を提供するのに利用することができる。この大きな爪角
度は、軟らかい泥の中でアンカーを有効に作用させるの
に良く適している。遮壁4と孔5とのこの構成により、
従来のように爪角度を30度、又はそれ以下に減少させる
ことなく、52度にも達する一定爪角度のアンカーを密な
砂の中で作用させても泥の中での機能と同一の機能を発
揮させることができる。
使用に当たり、第1図〜第10図に示す52度の爪角度θ
を有するアンカー1は、停泊海底面に反転して降ろさ
れ、シャンク3のシャックル点10に加えられる水平引張
り力によって引っ張られることもある。
堅い停泊海底面上では、アンカーは、線AE(第1図参
照)の周りに一側に倒れ、周縁4A上に迅速に転動し、第
10図に示すように停泊海底に3点接触する。
軟らかい泥の停泊海底面上では、反転したアンカー
は、その自重により軟らかい表面内に沈む。点E(第1
図参照)の区域の後部遮壁組立体4において主に貫入を
生ずるが、泥上に圧着するリブ15の区域による支持に起
因してこの貫入は僅かである。前方への運動によって遮
壁板は、滑走して泥の表面に向け上昇する。遮壁4の反
転した頂点におけるリブ15とリブ15との間、及び板11と
板11との間の上反角と、湾曲周縁4Aと、重心CGが高い位
置にあることとに起因するこの反転位置での不安定性に
よってアンカーの転動を開始する。堅い停泊海底の場合
と同様、軟らかい泥の表面に実際上三点接触を達成する
まで、この転動は継続する。
更にアンカーを引っ張ることによって、爪先部材9を
停泊海底に貫入させ、ここで爪先部材9の斜めに位置し
ている最上部の側面に作用している土の圧力によってこ
の側面をアンカーの下方に横から海底面に入り込ませ
る。同様に、爪先部材9の主上面19上の土の圧力によっ
てこの主上面を停泊海底内に完全に埋め、また爪部材2
の部分8の埋め込みを開始させる。爪部材2の埋設が進
行するにつれて、爪先部材9に作用する横方向の力によ
りアンカーの転動を開始させる。アンカー1の一側で土
に接触している延長板14は支点として作用する十分な抵
抗力を生ずる。爪部材2に作用する埋設しようとする力
は、この支点の周りに作用してアンカーを転動させ、対
称平面M−M(第2図、及び第3図参照)が垂直になる
最終直立埋設位置にアンカーを達せしめる。
砂中では、埋設作用中、第8図に示す相対的な土の流
れのパターンを生じ第9図に図示して説明したようにア
ンカーを縦方向に安定化させる。泥の中では、土の流れ
は、爪部材の上を流れ、遮壁の前方の爪部材の上に堆積
した泥の楔状部を形成することなく、遮壁の上を流れ
る。砂の場合でも、泥の場合でも爪部材の表面に土が摺
動するが、爪角度が大きいため、泥の中でも砂の中でも
アンカーが深く貫入し、高性能が達成される。
泥の中に深く埋める時、対称平面に対するアンカー1
の爪板7の交線は、最終的に第3図に示すように板7へ
の泥の流動端縁と共にほぼ水平になる。この状態では、
遮壁4とリブ板12とは、アンカーの主要な水平投影面積
を提供し、従って、保持能力の主要部を提供する。大き
な爪角度と、アンカー1の中の大きな遮壁の釣合いモー
メントとの組合わせによって、泥の中で最適な性能を発
揮するために必要な大きな爪角度を有しているにも拘わ
ず、アンカーを砂の中に深く埋めることができる。砂中
では、遮壁上の砂の圧力が実質的に貢献していないのに
も拘らず、爪部材2によって最終的な保持能力の主要部
が発揮される。従って、遮壁から生ずる回転モーメント
により、アンカー1の非常に大きな爪角度で傾いている
爪部材2に砂中で大きな能力を発揮させることができ
る。
アンカー1を硬い岩石の海底に降ろした場合、前の例
と同様、重力により第10図の3点接触位置までアンカー
を転動させる。アンカーを水平に引くことにより、爪先
部材9を岩石の表面に沿って移動させ、その通路の割れ
目、又は突起に引っ掛けさせる。岩に引っ掛けるのが可
能なアンカー1の唯一の箇所は、爪先部材9の小上面18
上の点であり、上述したように、この小上面18は、アン
カーの重量の71倍の負荷を支持するように設計すること
ができる。シャックル点10と小上面18との間の岩に引っ
掛けることによる負荷の線は、アンカー1の対称平面M
−M内にあり、この平面から外れるモーメントは、シャ
ンク3に作用しない。従って、シャンク3は簡単に設計
でき、比較的薄い断面にすることができ、有利であり、
抵抗力RSを最小にでき、シャンクの重量を最小にするこ
とができる。
ここに開示した本発明アンカーは、自己直立性を有
し、硬い砂の中でも軟らかい泥の中でも、爪角度を調整
する必要なく、アンカー自身の重さの71倍を越える高い
保持能力を有し、岩に引掛けたことに起因して爪部材の
最先端に加わるアンカー自身の重さの71倍を越える負荷
をも支持することができる。船用アンカーではこのよう
な要旨の結合は、従来全く存在したことがない。
本発明の変更は、もちろん可能である。特に、積込
み、船積み等を容易にするため、このアンカーを分解可
能にすることができる。例えば、後部組立体4をアンカ
ーの残部に対し取り外し得るように取り付けることがで
き、必要なら、この取り外し可能の部分をアーム6Bに収
容できるようにしてもよい。使用中のアンカーに応力を
加える負荷に耐え得るよう適切に位置するボルトを使用
してこの取付けを行うことができる。この除去した部分
をシャンク3と爪部材2との間の空間内に収納すること
もできる。
また、本発明の或る態様では、アンカーに設けた土の
通路を省略してもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−21993(JP,A) 特開 平2−193794(JP,A) 実開 昭59−128491(JP,U) 特表 昭61−502051(JP,A) 特表 昭63−501283(JP,A) 特表 昭55−500208(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B63B 21/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端が爪部材(2)に爪角度θで取り付け
    られ他端又は他端付近にアンカーライン取付け点(10)
    を有するシャンク(3)よりなる基礎アンカー構体を有
    し、縦平面に関して対称な船用アンカーにおいて、 海底土を捕捉する板状の表面(11A、11B)を有する後部
    組立体(4)を具え、前記縦平面であるこのアンカーの
    対称平面(M−M)又はこの対称平面(M−M)に平行
    な平面で構成される交差平面に交差する前記板状の表面
    (11A、11B)の切片が前記交差平面に交差する前記爪部
    材の切片に対し前方及び上向きに開く鈍角αを形成し、
    更に 前記爪部材(2)と前記後部組立体(4)の板状の表面
    (11A,11B)との間に位置する泥抜き通路手段(5)を
    具え、 前記板状の表面(11A,11B)が前記基礎アンカー構体
    (2,3)の後方に突出し、前記板状の表面(11A,11B)と
    前記交差平面とが交差する切片のラインに直交するライ
    ンの方向に前記交差平面に沿って投影した前記板状の表
    面(11A,11B)の面積の大部分が前記アンカーライン取
    付け点(10)に重なり合うことなく通過し、 また前記泥抜き通路手段(5)の寸法を、軟質の泥の結
    合力のある土が前記爪部材(2)の上を通過して抜け出
    やすい寸法にしたことを特徴とする船用アンカー。
  2. 【請求項2】前記後部組立体(4)な停泊海底土に食い
    込んでこの停泊海底土を十分捕捉して停泊海底土との間
    で確実な反作用を及ぼす板状の表面(11A、11B)を有す
    るものとして構成し、このアンカーが反転した状態で硬
    い停泊海底面に接触するとき前記後部組立体(4)の前
    記対称平面(M−M)上の一点(E)が前記アンカーの
    支持点となる形状にし、また前記板状の表面(11A、11
    B)には前記アンカーを前記反転した状態から向きを転
    向するよう湾曲した周端縁(4A)を設けた請求項1記載
    の船用アンカー。
  3. 【請求項3】前記爪部材(2)の前部に爪先部材(9)
    を前方に突出するよう設け、この爪先部材(9)を前記
    爪部材(2)の隣接する部分に対し前記縦平面であるこ
    のアンカーの対称平面(M−M)に平行な平面内で計っ
    て175度より小さい鈍角σで上方に傾斜させ、前記爪先
    部材(9)には土に食い込む下部周縁(9B)を設け、ま
    た停泊海底面に対して シャンク(3)における点(A)、 前記爪先部材(9)における点(B)、 前記アンカーの後方部分の点(C) の3点で前記アンカーを傾いた状態で支持するよう前記
    アンカーを転向させる転向手段(4)を設けた 請求項1又は2記載の船用アンカー。
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