JPH06507585A - 改良した船用アンカー - Google Patents

改良した船用アンカー

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 改良した船用アンカ一 本発明は船用アンカーに関するものである。
舶用アンカーに基本的に要求されることは、アンカーを前方へ引っ張った時、停 泊海底内に突き刺さり、更に引っ張るとこの突き刺さった状態に安定に留まる能 力を舶用アンカーが有することである。また、アンカーが設定されている間、高 い保持力を得るためには、アンカーは比較的深く埋められなければならないこと も確かなことである.停泊海底の性質も、例えば粒状の結合力のない密な砂利、 砂、又は結合力のある硬い粘土、結合力のある泥から成る軟らかい土のように大 きく変化する。
また停泊海底が岩石であることがあり、停泊のためには、アンカーが岩に完全に 引っ掛かることが必要である.特定の停泊海底でアンカーを完全に作動させるに は、停泊海底の土に適合する爪角度を有する特殊な幾何学的形状をアンカーが有 することが必要である.爪角度とは、シャンクの先端のアンカーライン取付は点 と爪部材の後部との間に延在するアンカーの対称縦平面内の線と、爪部材との間 に形成される角度である.現在のところ、砂質の海底で作用するためには、23 度〜32度の範囲の小さな爪角度があれば、最も深《埋められたアンカーで最大 の保持力を発揮し得ることが知られている(例えばThe Quarterly Transactions of the Institute of Nav al Architects 、第92巻、第4号、341〜343頁、195 0年10月参照)。
中間密度の砂から緩い砂までに対し、25度〜32度の爪角度は、一層に満足な 性能を発揮する.比較的軟らかい泥の海底に対しては、最高の性能を発揮し得る 爪角度は、大きな角度であり、50度〜55度の範囲内にある。砂の中では、3 2度を越える爪角度の場合、アンカーの爪部材に作用する土の法線圧力と摩擦力 との合力のアンカーライン取付は点の周りのモーメントは、爪部材に加わる土の 端縁抵抗力と、アンカーの最初の土中への貫入中シャンクに加わる土の抵抗力と の上記取付は点の周りのモーメントの和に対向平衡するためには不十分である。
その結果、引張っている間、アンカーは、縦方向に不安定となり、取付は点の周 りに回転して鼻先を下にした状態となり、停泊海底の表面より下にアンカーを埋 めることができなくなり、全く土の外にアンカーが露出する。32度、又はそれ 以下の爪角度は、最も深く埋設するアンカーの場合、硬い土、又は軟らかい土の 両方に有効に使用し得るため一般に受け入れられている。軟らかい土の場合に生 ずる欠点は、岩に引っ掛けるための構造的な強度を犠牲にして、爪部材の面積を 最大限に増大することによって通常軽減することができる。しかし、爪部材の面 積を増大すると、そのアンカーは、軟らかい土における性能が砂における性能の 15%以下に低下してしまう、このことは、硬い砂と軟らかい泥との両方で高い 保持能力を発揮し得る単一の折衷爪角度を有するアンカーを得ることが困難であ ることを示している。
本願人のヨーロッパ特許第180609号明細書には、爪部材の後部における横 方向の結合力のない土の流れと一線の遮壁板と、この遮壁板と爪部材との間の制 限通路とを設けることによって、アンカーを軟らかい泥の海底に埋設中に、堆積 した泥の楔状部を爪部材上に集積させる舶用アンカーを記載している。
この泥の楔状部は、爪部材の先端縁と遮壁の上端縁との間で爪部材(この爪部材 は砂に対して爪角度を30度に設定している)に対し20度の角度で剪断する。
従って、遭遇する泥と堆積した泥の梗状部との相互面に50度の有効な爪角度が 確立される。
堆積した楔状部の表面のこの大きな有効爪角度は、軟らかい泥中でもアンカーを 満足に作動させることができる。砂の海底中では、上記制限通路は、余りに小さ く、結合力のある土(泥)を大量に流すことはできないが、爪部材を越えて結合 力のない±(砂)を逃がすことができ、これにより爪部材の表面で剪断を生じ、 30度の実際の爪角度でも砂中でアンカーを有効に作動させることができる。し かし、この構成は、泥中ではその性能を向上させ得るが、大きな爪角度を有する アンカーの場合程は深くアンカーを埋設することができない。従って、小さな爪 角度のアンカーを泥の中で作動させる時よりは保持能力は増大するものの、軟ら かい泥中に深く据付けた大きな爪角度のアンカーの非常に高い保持能力程の能力 は達成されない0本発明の目的は、ヨーロッパ特許第180609号のアンカー 以上に性能を向上させた船用アンカーを得るにある。
本発明の他の目的は、停泊海底表面上に反転した状態で降ろして水平に引っ張っ た時、接地掛合状態になる自己指向性があり、爪部材の一例のみにシャンクを有 する一例形の改良した舶用アンカーを得るにある。
硬い粘土の海底にアンカーを最初に埋め込むには問題があり、特に反転位置から 埋設位置にアンカーを自己指向させる手段を有するアンカーの場合、問題がある が、本発明の特定の目的は、この問題を解決し、又は軽減した舶用アンカーを得 るにある。
本発明の第1態様は、請求の範囲1に記載された舶用アンカーである。
本発明の第2、特許請求の範囲8に記載された舶用アンカーである。
本発明の他の態様は、請求の範囲22に記載されたアンカーである。
添付図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の第1実施例による舶用アンカーの側面図である。
第2図は、第1図のx−X線上の断面平面図である。
第3図は、このアンカーの前面図である。
第4図、第5図、及び第6図はそれぞれ第1図のY−Y、Z−Z、及びF−F線 上の断面図である。
第7図は、第1図のアンカーの爪部材の爪先部材をその上面に垂直に見た状態に 示す図である。
第8図は、アンカーに加わる前方引張り力Pに基因して砂の中に深くアンカーを 埋設しつつある間のアンカーの上の砂の流れの通路を示す図である。
第9図は、第8図に示すような砂の停泊海底にアンカーを埋設している時のアン カーに加わる種々の力と回転モーメントとを示す図である。
第10図は、土に掛合し易い爪部材の点で停泊海底掛合位置にある第1図〜第7 図のアンカーを絵図のように示した図である。
第1図〜第7図において、この舶用アンカー1は、縦平面M−Mに関して対称で あり、この舶用アンカーは、爪部材2と、この爪部材に一端を取り付けたシャン ク3と、後部組立体4とを具える。このシャンク3は、溝孔から成るアンカーラ イン取付は点10を爪部材2から遠方のシャンク端Aに有する。また、後部組立 体4は、爪部材2とシャンク3とに作用する端縁抵抗と、摩擦力とに起因する点 10の周りのモーメントに対抗するように作用する。爪部材2と後部組立体4と の間に泥抜き孔5を設ける。また特に、ベース部材6がシャンク3を提供してお り、このベース部材6がテーバ爪板7と後部組立体4とをそれぞれ支持するアー ム6A、6Bを有する。付加的に、アーム6Aは、テーパ爪板7と共に三角形爪 を形成する爪前部8と、第1図、及び第1O図にBで示す点で最高点に達する爪 先部材9とを構成している。点10における溝孔は、アンカーラインを取り付け るためのシャックルを収容するのに役立つ。
爪角度θは、点10を爪部材2の後部まで連結する線と爪部材2との間の対称平 面内の角度である。この爪角度θを図面では約50度に示したが、32度から5 8度までの範囲が好適である。
爪部材2は、各爪板7と共に上反角の形状を形成しており、爪板7と爪板7との 交点を含み対称平面に対し直角な平面に対し上反角βを冬瓜7によって形成する 。この角βは、例えば29度であるが、10度〜40度の範囲にすることができ る。
後部組立体4は、板の形状であり、対称平面内で結合した1対の板11から成り 、これ導板11は後方に指向する浅い断面v字状を形成し、2個の前方に向く板 面11A、IIBを生ずるよう構成されている。これ等板面は、孔5の横方向の 全幅にわたって延在し、この孔の後部にある土圧反力面を構成している。第6図 に示すように、このv字状に配置した板は、対称平面に対し直角で板面11Aと 板面11Bとの交点を含む平面に対し上反角δだけそれぞれ傾いている。この上 反角δを22゜5度に示したが、10度〜35度が好適である。板面11A、1 1Bが交差する線は、爪部材2の板7と板7との交線に対し前方に指向する鈍角 αを形成している。角度αを155度に示すが、120度〜170度の範囲が好 適である。
爪部材2の後部は、傾斜下部横リブ板12によって強化されており、点10から 後方、及び上方に最も接近している平面内にこのリブ板12が存在する。対称平 面に板7が交差する交線の方向に投影した時、リブ板12の面積は、組立体4の 面積の約半分であり(第3図参照)、このアンカーを泥の中に完全に埋めた時、 アンカーの全抵抗面積の約173に及んでいる。
更に、後部組立体は、板11の前端縁に形成した前部横強化リブ板13と、板1 1の後端縁に上反角を互いに形成している尾部横強化リプ板15とを有する。& [l立体4と爪部材2との間の爪延長Fi14は、孔5の側面に臨んでおり、板 11の周端縁を爪部材2の横端部まで延長するのに役立ち、これにより鎖、ロー ブ等が孔5に入りこの孔に引っ掛かるのを防止する。リブ板15はその間にアイ 15Aを有し、アンカーの修理のため、このアイ15Aに短索を取り付けること ができる。
アンカー1は、自己指向性があり、その目的のため組立体4の周端縁4Aは、心 臓形であり、これにより反転位置から第10図に示す停泊海底掛合位置までアン カー1を転動させる。アンカー1が硬い停泊海底の水平面上に反転して位置して いる時、海底への接触は、実質的に組立体4の頂部Eと、シャンクの前端Aとだ けである。シャンク3の端部Aのアンカーライン取付は点10を引っ張ることに よってアンカー1を海底で引っ張る時、停泊している海底の水平面に接触するの は、曲線EC1又はEDの点Xと、点A、Bとに過ぎない。
シャンク3のシャックル端Aに隣接して円錐の頂点を有する傾斜軸線の楕円形円 錐面内に周端縁4Aにおける曲線EC,EDが、はぼ位置しており、この傾斜軸 線は対称平面に1点で交差する円錐の傾斜軸線であり、この円錐はアンカーの対 称平面を横切って位置する円錐の楕円形横断面の短軸を有する。従って、それぞ れ曲線EC,EDは、アンカー1の重心CG(第1図参照)に対し螺旋形の曲線 を構成している。
この反転位置では、アンカーの重心CG(第1図参照)は、A、Eにおける支持 点を含む線の上方に高く位置している。従って、この反転位置では、アンカーは 不安定であり、点A、 Eを通る垂直平面の一例に速やかに倒れる。接触点Eは 、移動接触点Xとして曲線EC1又はEDに沿って移動する。各螺旋曲線EC3 又はEDが存在している円錐面の傾斜軸線の性質によって点A、Xを通る垂直平 面の一側から重心CGの水平移動が引き続いて行われ、従って爪部材2の爪先部 材9の点が停泊海底面に貫入接触するまで(第10図の点B参照)、周縁4Aに 沿ってアンカーを転勤させる重力による横回転モーメントが維持される。この状 態になれば、第10図に1個のみを示した2個の安定位置のうちの1個の安定位 置をアンカーが占める。この安定位置では、左側の展延長板14、又は右側の展 延長板14のいずれかが停泊海底面に3点接触している。
シャンク3は、一部が直線状の形状であり、その中心線は、線AEから可成り離 れているため、このシャンクの質量は、重力による転勤モーメントに著しく貢献 し、このモーメントによりアンカーを停泊海底に貫入掛合させる。また、このシ ャンクの位置によって達成される線AEとアンカーとの間の実質的な凹形によっ て、転動作用を著しく妨げることがないよう防止できる。
爪先部材9は上方に傾斜した堅牢で密実の形状をしており、爪部材2の板7と板 7との間の交線と、爪先部材9の上面との間に後方に指向する鈍角σを形成して いる。この角度σは、146度に図示したが130度〜175度の範囲が好適で ある。
隣接する爪部分8も堅牢で密実な形状であり、第5図に示すようなほぼ三角形横 断面を有する。部分8は、釣合い重量として作用すると共に、硬い停泊海底に確 実に埋める時に、アンカー1の爪部材に生ずる高圧の負荷を支持し得る板7の前 端縁のための強力な支持体として作用する。爪先部材9は、アーム6Aの前部を 形成しており、板7と部分8とから成る爪部材の主要部より先んじて進む矢、又 は槍の刃先の形状の小さな補助的三角形爪を構成している。この補助的爪は、互 いに傾斜する後部主上面19と、前部率上面1日とを有する。この後部主上面1 9は、シャンク3のアンカーライン取付は点10を表面19の最前端まで対称平 面内で結ぶ線に対し、外角φを形成する。この角φは、56度に図示したが、7 0度より小さく、50度〜65度の範囲が好適である。
第7図に示す表面に対し垂直方向に見て主上面19は、はぼ細長い三角形状で、 鋭い頂点において側端縁の間に角度λを形成する。角度λは、18度に図示した が、10度〜30度の範囲が好適である。前部率上面18の面積は、後部主上面 19の面積の5%より小さく、対称平面内でシャンク内のアンカーライン取付は 点lOを表面19の最前端まで結ぶ線に対し直角な平面内に上面1日は位置して いる。この表面18は、爪先部材9の点で十分な支持区域を提供し、支持作用を 失うことなくアンカーの重量の71倍の点負荷を支持すると共に、その形状は十 分小さいから硬質粘土のような非常に硬い停泊海底面に爪先部材9の点が貫入す るのを妨げることがない。
爪先部材90代表的な三角形断面を第4図に示す、この断面の下部の頂点は、爪 先部材9のサーベル状の下端縁9Bに相当している0段部9Cは下端縁9B内に ある。この段部は、トリップ支点として作用し、硬い粘土上で下端縁9Bがスキ ッドするのを防止し、アンカー1を粘土に引っ掛けて側方に倒し、爪先部材9の 先端を硬い粘土に掛合させる。この主上面19を平坦にしてもよいし、爪部材2 のように上反角形状にしてもよい。
爪先部材9の各部は、十分な深さと面積とを有し、大きな点負荷、特に、主上面 19と小上面18との間の接合部に加えられるアンカーの重量の71倍の点負荷 が作用することに基因する曲げモーメントと剪断力とを支持することができる。
爪先部材9にサーベル状の下端縁を設けることによって、第9図に矢印EFの方 向に起こる遭遇する粘土の相対流れによってアンカーが深(埋められる時、最小 の抵抗で停泊海底土を切り開くことができる。
爪先部材9の密実補助爪と爪先端部8との間に通路20が存在する。これ等の通 路により後方への横断面積を増大し、停泊海底土がこの位置に付着することな( この通路を通って自由に移動することができる。第10図に示すようにアンカー を停泊海底面に3点接触させる時、爪先部材9の傾斜した長さを、爪延長部14 と協働させ、停泊海底面から爪板7の端縁を上方に離間して保持する。これによ り海底の表面に接触して爪前部8と板7とからの端縁の抵抗が上昇する前に、爪 先部材9の補助爪を堅い硬質停泊海底表面内に完全に貫入させる。
爪角度θの角度は32度を越す比較的大きな角度であり、これに関連して孔5の 後部の板11A、IIBが砂の流れに対する遮壁を画成している場合でも、後部 組立体4によってアンカー1を砂の中に深く埋めることができる。
第8図は、アンカーの対称平面に隣接して、移動する埋設アンカー1の上、及び 周りの砂の相対移動の流線を矢印で示している。流れる砂は、爪部材2と交差す る結果、方向を変換し、爪部材2の端縁から生ずる平面21に沿って剪断してい る。剪断に続いて、流れは、爪部材2の板7にほぼ平行になるが、遮壁組立体4 の表面11A、IIBに形成された堆積した砂の楔状部Wの周りに砂の流れの分 離が生ずる。この砂の流れの一部は、この流れにほぼ配列した砂の楔状部Wの上 面上を滑り、、砂の流れの他の部分は、泥抜き孔5を通って後方に出る前に、リ ブ板12を越えて楔状部Wの下部の面の下方に流れ、爪部材の後方に連続的に形 成される傾向の空所を充填する。この遮壁4より高い砂の流れは、滝のように下 方に流れ、遮壁の後方に連続的に形成される傾向の空所を充填する。
堆積した砂の楔状部Wは、アンカーと共に移動し、アンカーが砂の中で作用して いる時、この楔状部Wは、アンカーの一部を有効に形成する。楔状部Wの表面に おける砂の圧力と移動とによって法線方向、及び接線方向の力を生ずる。この力 は、楔状部の本体を通じて遮壁の前方に向く表面11A、IIBに伝えられる。
楔状部Wの表面積と形状、従って遮壁に加わる合力の大きさと方向とは、傾斜角 αと遮壁の面積とによって定まる。
遮壁が所定の面積を有する場合、角度αは、遮壁の表面11A、11Bに乗り上 げる楔状部Wの上面に作用する合力R@の位置と方向とを決定する。即ちシャッ クル点10の周りのR−によって生ずる回転モーメントの大きさを決定する。こ の望ましい回転モーメントは、角度αが130度〜165度の範囲の時、得られ 、角度αが145度と155度との間の時に最高値に達する0表面11A、II Bの交線に直角に対称平面内で見た遮壁4の面積は、板7の交線に直角に対称平 面内で見た爪部材2の面積の0.8倍〜2.2倍の範囲内にある。その最適な面 積は、角度αが140度と160度との間の時の爪部材2の面積の1.5倍と1 .9倍との間にある。アンカーが泥の停泊海底内で作用している時、爪部材の上 に堆積した泥の楔状部を生ぜしめるために泥の流通を抑制するチョークギャップ を構成するため孔5の寸法を最小にする必要はないから、対称平面に平行な平面 内で測定した孔5の幅は、対称平面内の爪部材2の上面の切片の長さの10%〜 70%の範囲内にすることができる。
第1図〜第3図には、板7の外端を遮壁4の最上点に結合する線22と板7とに よって区切られてアンカーの対称平面の両側にある三角形(第3図の前面図参照 )の面積に等しい各孔5の砂流通横断面積に相当する43%の幅を示している。
この面積は、対称平面に対する爪部材2の上面の交線を含む直線までの後部組立 体4内の最上点の距離(H)を爪部材2のスパン(S)に掛けることによって得 られる面積の1/4に等しい、このようにすれば十分な砂を孔5から排出し、第 8図に示すような流れの組織を維持し、遮壁4の外端縁と爪部材2との間に砂の 楔状部Wが橋渡し状態になるのを防止し、従ってアンカー1が砂の中に深く埋め られるのを妨げる程有効爪角度が十分大きくなるのを防止する。
第9図は、第8図に示す砂の流動パターンに起因して、埋められたアンカーに生 ずる力のベクトルとモーメントとを示す。
表面に対し接線方向の摩擦力をFで示し、これ等の表面に直角な法線方向の圧力 をNで示す、力F、及び力Nに起因する合力のベクトルは、Rで示すが、それぞ れ爪部材、シャンク、楔状部Wの上面、及びリプ15に関連する力であることを 示すためサフィックスF、S、W、及び15を付して示した。簡明のため、リブ 板12と楔状部Wの下面との合力は、図示しなかった。
これは、これ等の表面上の互いに対向する法線力は、組合せ合力としての接線方 向摩擦力の合計を残して互いに打ち消されるからである。EFは、爪構造に作用 する端縁抵抗力を表すベクトルとして示した。
アンカー1から組立体4を除去した場合、R,から生ずる回転モーメントが零で ある状態で、平面12に作用する接線方向、及び法線方向の力に基因する時計方 向の回転モーメントは余りにも小さく、R8とE、とによって生ずる反時計方向 の回転モーメントを平衡させることができない。更に、密な砂の場合にはE、は 特に大きい。これは、剪断平面21(第8図参照)を通過ずることによって砂が 緩む前に、爪部材2と爪先部材9との端縁にこのE、が生ずるからである。この ようにして、正味の反時計方向回転モーメントが存在し、このモーメントは、爪 部材2の後部を倒し、板7.12に加わる力の垂直成分を減少させ、アンカーが 深く埋められるのを妨げる。先行技術のアンカーにおけるように、平衡させる時 計方向の回転モーメントを生ずるよう、シャックル点10の上方に十分な間隙( 即ち距離)を残して通過するようR,の方向を配置することによってこのことを 避けることができる。密な砂の場合には、爪角度θを第1図に示す52度から3 0度まで、又はそれ以下に減少させることが必要である。
アンカー1上に遮壁組立体4が155度の角度αで堆積した場合、遮壁4の表面 の堆積した砂の楔状部W上と、リブ15上との砂の圧力と運動とに起因する力が 増大する。リブ板15上の合力R+Sは小さいが、その作用線がシャックル点1 0から大きく離れているため時計方向の可成りの回転モーメントを生ずる。楔状 部Wの下部の面上の法線力は、対応する摩擦力を残して板12上の法線力と打ち 消し合い、この摩擦力は、シャックル点10の周りの時計方向の回転モーメント を生ずる。Wt状部Wの上面の大きな合力Rwは、シャックル点10から太き( 離れた方向にあるため主要な時計方向の回転モーメントを生ずる。
これ等時計方向の回転モーメントの和は、Ryから生ずる時計方向のモーメント の助けを借りることなくR3とEFとにより生ずる組み合わせた反時計方向の回 転モーメントを平衡させるのに十分である。このRyから生ずる時計方向のモー メントは、密な砂の中にアンカーを有効に埋めるため、非常に大きい値に従来設 定している爪角度θを減少させる必要があるものである。
遮壁4と孔5とのこの構成は、従来可能であったより著しく大きい爪角度を使用 して、密な砂の中に深く埋めることができるアンカーを提供するのに利用するこ とができる。この大きな爪角度は、軟らかい泥の中でアンカーを有効に作用させ るのに良く適している。遮壁4と孔5とのこの構成により、従来のように爪角度 を30廣、又はそれ以下に減少させることなく、52度にも達する一定爪角度の アンカーを密な砂の中で作用させても泥の中での機能と同一の機能を発揮させる ことができる。
使用に当たり、第1図〜第10図に示す52度の爪角度θを有するアンカーIは 、停泊海底面に反転して降ろされ、シャンク3のシャンクル点10に加えられる 水平引張り力によって引っ張られることもある。
堅い停泊海底面上では、アンカーは、線AE(第1図参照)の周りに一例に倒れ 、周縁4A上に迅速に転勤し、第1O図に示すように停泊海底に3点接触する。
軟らかい泥の停泊海底面上では、反転したアンカーは、その自重により軟らかい 表面内に沈む0点E(第1図参照)の区域の後部遮壁組立体4において主に貫入 を生ずるが、泥土に圧着するリブ15の区域による支持に起因してこの貫入は僅 かである。前方への運動によって遮壁板は、滑走して泥の表面に向は上昇する。
遮壁4の反転した頂点におけるリブ15とリブ15との間、及び板11と板11 との間の上反角と、湾曲周縁4Aと、重心CGが高い位置にあることとに起因す るこの反転位置での不安定性によってアンカーの転勤を開始する。堅い停泊海底 の場合と同様、軟らかい泥の表面に実際上三点接触を達成するまで、この転勤は 継続する。
更にアンカーを引っ張ることによって、爪先部材9を停泊海底に貫入させ、ここ で爪先部材9の斜めに位置している最上部の側面に作用している土の圧力によっ てこの側面をアンカーの下方に横から海底面に入り込ませる。同様に、爪先部材 9の主上面19上の土の圧力によってこの主上面を停泊海底内に完全に埋め、ま た爪部材2の部分8の埋め込みを開始させる。爪部材2の埋設が進行するにつれ て、爪先部材9に作用する横方向の力によりアンカーの転勤を開始させる。アン カー1の一例で土に接触している延長Fi、14は支点として作用する十分な抵 抗力を生ずる。爪部材2に作用する埋設しようとする力は、この支点の周りに作 用してアンカーを転動させ、対称平面M−M(第2図、及び第3図参照)が垂直 になる最終直立埋設位置にアンカーを達せしめる。
砂中では、埋設作用中、第8図に示す相対的な土の流れのパターンを生じ、第9 図に図示して説明したようにアンカーを縦方向に安定化させる。泥の中では、土 の流れは、爪部材の上を流れ、遮壁の前方の爪部材の上に堆積した泥の喫状部を 形成することなく、遮壁の上を捕れる。砂の場合でも、泥の場合でも爪部材の表 面に土が摺動するが、爪角度が大きいため、泥の中でも砂の中でもアンカーが深 く貫入し、高性能が達成される。
泥の中に深く埋める時、対称平面に対するアンカー1の爪板マの交線は、最終的 に第3図に示すように板7への泥の流動端縁と共にほぼ水平になる。この状態で は、遮壁4とリブ仮12とは、アンカーの主要な水平投影面積を提供し、従って 、保持能力の主要部を提供する。大きな爪角度と、アンカー・1の中の大きな遮 壁の釣合いモーメントとの組合わせによって、泥の中で最適な性能を発揮するた めに必要な大きな爪角度を有しているにも拘らず、アンカーを砂の中に深く埋め ることができる。
砂中では、遮壁上の砂の圧力が実質的に貢献していないのにも拘らず、爪部材2 によって最終的な保持能力の主要部が発揮される。従って、遮壁から生ずる回転 モーメントにより、アンカー1の非常に大きな爪角度で傾いている爪部材2に砂 中で大きな能力を発揮させることができる。
アンカー1を硬い岩石の海底に降ろした場合、前の例と同様、重力により第10 図の3点接触位置までアンカーを転動させる。
アンカーを水平に引くことにより、爪先部材9を岩石の表面に沿って移動させ、 その通路の割れ目、又は突起に引っ掛けさせる。岩に引っ掛けるのが可能なアン カーlの唯一の箇所は、爪先部材9の小上面1日上の点であり、上述したように 、この小上面18は、アンカーの重量の71倍の負荷を支持するように設計する ことができる。シャックル点10と小上面18との間の岩に引っ掛けることによ る負荷の線は、アンカー1の対称平面M−M内にあり、この平面から外れるモー メント番よ、シャンク3に作用しない。従って、シャンク3は簡単に設8↑でき 、比較的薄い断面にすることができ、有利であり、抵抗力R3を最小にでき、シ ャンクの重量を最小にすること力(できる。
ここに開示した本発明アンカーは、自己直立性を有し、硬し)砂の中でも軟らか い泥の中でも、爪角度を調整する心、要なく、アンカー自身の重さの71倍を越 える高し1保持能力を有し、岩に引っ掛けたことに起因して爪部材の最先端に加 わるアンカー自身の重さの71倍を越える負荷をも支持すること力(できる。
船用アンカーではこのような要旨の結合は、従来全(存在したことがない。
本発明の変更は、もちろん可能である。特に、積込み、船積み等を容易にするた め、このアンカーを分解可能にすること力くできる0例えば、後部組立体4をア ンカーの残部に対し取り外し得るよう取り付けることができ、必要なら、この取 り外し可能の部分をアーム6Bに収容できるようにしてもよし1.使用中のアン カーに応力を加える負荷に耐え得るよう適切に(立置するボルトを使用してこの 取付けを行うことができる。この除去した部分をシャンク3と爪部材2との間の 空間内に収納することもできる。
また、本発明の成る態様では、アンカーに設けた土の通路を省略してもよい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.一端が爪部材(2)に爪角度θで取り付けられ他端又は他端付近にアンカー ライン取付け点(10)を有するシャンク(3)と、遭遇する停泊海底土に反作 用を及ぼす板状表面(11A、11B)を有し前記爪部材(2)のほぼ後方に位 置する後部組立体(4)とを具える縦平面に関して対称な船用アンカーであって 、前記縦平面であるこのアンカーの対称平面に交差する前記表面(11A、11 B)の切片が前記対称平面に交差する前記爪部材の切片に対し前方及び上方に開 く鈍角αを形成し、更に前記爪部材と前記後部組立体(4)との間に位置する泥 抜き通路手段(5)を具える船用アンカーにおいて、遭遇する結合力のない停泊 海底土内にこのアンカーを埋めている間、前記シャンク(3)と前記爪部材(2 )とに作用する前記海底土の圧力と抵抗とに起因して前記取付け点(10)の周 りに前記アンカーに作用する回転モーメントに対し、実質的に対向する対向回転 モーメントであって、前記アンカーライン取付け点(10)の周りに前記対称平 面(M−M)内で前記アンカーに作用する対向回転モーメントを発生するよう前 記後部組立体(4)を配置し位置させ、更に前記後部組立体(4)の前方に前記 爪部材(2)上に軟質の泥の結合力のある土が堆積する程その土の移動を妨げる ことなくこの軟質の泥の結合力のある土と粒状の結合力のない土とが自由に前記 爪部材(2)の上を通過して去ることができるよう前記泥抜き通路手段(5)の 寸法を定めたことを特徴とする船用アンカー。 2.前記後部組立体(4)を前記シャンク(3)の後方に配置したことを特徴と する請求の範囲1に記載のアンカー。 3.前記爪角度θが32度以上であることを特徴とする請求の範囲1、又は2に 記載のアンカー。 4.前記爪角度θが35度から58度の範囲であることを特徴とする請求の範囲 3に記載のアンカー。 5.前記アンカーが直立作用位置に転勤するのを助けるよう前記後部組立体(4 )の周縁部(4A)の形状を定めたことを特徴とする前記請求の範囲のいずれか 1項に記載のアンカー。 6.前記爪部材(2)の爪先部に上に向く爪先部材(9)を設けたことを特徴と する前記請求の範囲のいずれか1項に記載のアンカー。 7.前記爪先部材(9)がほぼ三角形の横断面を有することを特徴とする請求の 範囲6に記載のアンカー。 8.一端が爪部材(2)に取り付けられ他端又は他端付近にアンカーライン取付 け点(10)を有するシャンク(3)と、停泊海底土に反作用を及ぼす板状表面 (11A、11B)を有し前記爪部材(2)のほぼ後方に位置する後部組立体( 4)とを具え縦平面に関して対称な船用アンカーであって、前記爪部材(2)と 前記板状表面(11A、11B)とに交差する前記縦平面であるこのアンカーの 対称平面(M−M)の切片が前方及び上方に開く鈍角αを形成している船用アン カーにおいて、このアンカーが前記対称平面(M−M)を垂直にして水平な停泊 海底面に反転して接触しており前記アンカーライン取付け点(10)に取り付け たアンカーラインによって前記シャンク(3)が前記停泊海底面から僅かに離れ て支持されている時、前記後部組立体(4)の1点が前記停泊海底面に接触して いてこのアンカーを不安定な状態に支持するよう構成し、湾曲している周端縁( 4A)を前記後部組立体(4)に設け、前記アンカーが前記不安定な状態から倒 れると重力の作用で前記アンカーを前記周端縁(4A)上に転動させ前記爪部材 (2)を前記停泊海底面に接触させることを特徴とする船用アンカー。 9.前記湾曲周端縁(4A)をその最上部に頂点がある心臓形にしたことを特徴 とする請求の範囲8に記載のアンカー。 10.前記対称平面(M−M)の両側の前記周端縁(4A)がこのアンカーの重 心に関してほぼ螺旋曲線を形成するよう構成し、前記爪部材(2)から遠い前記 周端縁(4A)上の点が、前記爪部材(2)に近い前記周端縁(4A)上の点よ りもこのアンカーの前記重心より一層遠くなるよう構成したことを特徴とする請 求の範囲8に記載のアンカー。 11.上反角βを有する上反角形に前記爪部材(2)が構成されていることを特 徴とする前記請求の範囲のいずれか1項に記載のアンカー。 12.前記上反角βが10度〜40度の範囲にあることを特徴とする請求の範囲 11に記載のアンカー。 13.前記鈍角αが120度〜170度の範囲にあることを特徴とする前記請求 の範囲のいずれか1項に記載のアンカー。 14.前記対称表面(M−M)に交差する前記後部組立体(4)の前記板状表面 (11A、11B)の切片が、前記アンカーライン取付け点を前記爪部材の後部 に連結する前記対称表面内の線に対し上方に開く鈍角を形成していることを特徴 とする請求の範囲1、又は8に記載のアンカー。 15.前記後部組立体(4)は前記対称平面(M−M)内で交差する前方に向く 1対の板状表面(11A、11B)を有し、これ等板状表面の交線を含む前記対 称平面(M−M)に直角な平面に対し上反角φで各前記板状表面が後方に傾いて いることを特徴とする前記請求の範囲のいずれか1項に記載のアンカー。 16.前記上反角φが10度から30度の範囲にあることを特徴とする請求の範 囲15に記載のアンカー。 17.前記対称平面(M−M)内での前記後部組立体(4)と前記爪部材(2) との間の距離が、前記対称平面(M−M)に交差する前記爪部材(2)の切片の 長さの10%を越え、また特に20%を越えることを特徴とする請求の範囲1〜 7のいずれか1項に記載のアンカー。 18.前記対称平面に交差する前記板状表面の切片を含み前記対称平面(M−M )に直角な平面内での前記後部組立体(4)の前記板状表面(11A、11B) の投影面積が、前記対称平面に交差する前記爪部材(2)の切片を含み前記対称 平面(M−M)に直角な平面への前記爪部材(2)の投影面積の0.8倍〜2. 2倍の範囲にあることを特徴とする前記請求の範囲のいずれか1項に記載のアン カー。 19.前記爪部材(2)と前記後部組立体(4)との間に側板部材(14)を延 在し、前記泥抜き手段(5)の側面に臨ませたことを特徴とする請求の範囲1〜 7のいずれか1項に記載のアンカー。 20.前記爪部材(2)の上方に向く板状表面(7)の後部の下に横強化リブ( 12)を設け、前記爪部材(2)の下に密接して通る軟らかい結合力のある土の 移動に対する遮壁として作用させることを特徴とする前記請求の範囲のいずれか 1項に記載のアンカー。 21.前記横強化リブ(12)の面積が、前記爪部材(2)の上方に向く前記板 状表面(7)の面積の0.2倍〜0.7倍の範囲にあることを特徴とする請求の 範囲20に記載のアンカー。 22.一端が爪部材(2)の一側に取り付けられ他端又は他端付近にアンカーラ イン取付け点(10)を有するシャンク(3)を具える縦平面に関して対称な一 側形船用アンカーにおいて、前記縦平面であるこのアンカーの対称平面に平行な 平面内で計って175度より小さい鈍角δで前記爪部材(2)の隣接する一層後 方の部分に対し上方に傾斜し前方に直立した爪先部材(9)を前記爪部材(2) に設けたことを特徴とする船用アンカー。 23.前記鈍角δが130度〜170度の範囲にあることを特徴とする請求の範 囲22に記載のアンカー。 24.前記対称平面(M−M)に平行な平面と、前記爪部材の前記爪先部材(9 )の主上面(19)との間の各交線が、前記シャンク(3)のアンカーライン取 付け点(10)と前記主上面(19)の最前端(B)とを含み前記対称平面(M −M)に直角な平面に対し鋭角φを形成していることを特徴とする請求の範囲2 2、又は23に記載のアンカー。 25.前記鋭角φが70度より小さいことを特徴とする請求の範囲24に記載の アンカー。 26.前記爪先部材の下部周縁(9B)にトリップ顎部(9C)を設け、このト リップ顎部の周りに前記アンカーを倒して前記爪先部材(9)の最前端を停泊海 底表面に貫入するように接触させ、続いて前記トリップ顎部(9C)によって前 記停泊海底表面に貫入させることを特徴とする請求の範囲22〜25に記載のア ンカー。 27.前記対称平面(M−M)内に最下部の頂点をそれぞれ有するほぼ三角形の 横断面の実質的に密実な形状に前記爪先部材(9)を構成したことを特徴とする 請求の範囲22〜26に記載のアンカー。 28.停泊海底上の反転位置から前記爪先部材がこの停泊海底表面に貫入するよ うに掛合する位置まで前記アンカーを転動させる自己指向手段を設けたことを特 徴とする請求の範囲22〜27に記載のアンカー。
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