JPH043359B2 - - Google Patents

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JPH043359B2
JPH043359B2 JP59057564A JP5756484A JPH043359B2 JP H043359 B2 JPH043359 B2 JP H043359B2 JP 59057564 A JP59057564 A JP 59057564A JP 5756484 A JP5756484 A JP 5756484A JP H043359 B2 JPH043359 B2 JP H043359B2
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JP59057564A
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  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は把駐性能、掻き込み性能、安定性能、
再掻き込み性能、抜錨性能等の改善を目的とし
て、錨肩の上下両面に突出した錨脚を別体に設け
た無〓山字型舶用錨の改良に関するものである。 (従来の技術) 舶用錨は停泊駐の船舶を所定の位置に確実に係
駐し、船体及び乗員、載荷等の安全を保つための
重要な装備品であり、諸外国では古くから極めて
多種多様な形態構造のものが考案開発されており
我が国においても近年漸くその重要性が認識され
るようになつてきたが、錨はこれを使用する海域
の底質によつて性能に著しい差異があるうえ舶用
錨に要求される種々の要件があつて総合的にこれ
等の要件を満たし、信頼できる錨はないのが現状
である。 (発明が解決しようとする問題点) 現在使用されている最も代表的なものとして第
4図に示す有〓十字錨、第5図に示すジス型錨、
第6図に示すダンホース錨、第7図に示すAC−
14型錨等があるが、いずれも一長一短があつて決
して理想的なものといえない。(俗称するジス型
錨とは無〓山字錨の一種で日本のジスで認められ
ている形態のものを専門家の間で俗にジス型錨と
呼称している)、即ち第4図に示す優〓十字錨は
錨幹6の端部に装備した長いストツク錨〓9が湾
曲し錨腕4と直角な方向に装着されるので錨腕4
及び錨爪5は錨が着底した時常に地面と直角方向
に指向して錨爪5が地中に深く掻き込み、たまた
ま錨腕4及び錨爪5が地面と平行な方向に着底し
てもストツク錨〓9が地面に直角に突き刺さつて
大きな抵抗になるので把駐力が大きく、走錨する
ことも少ないが、形態上船舶の舷側装備が不可能
で甲板上に装備するには出し入れのための特殊な
装置と広いスペースを要し、取扱い作業も複雑困
難なため主に浮標や浮桟橋等の係駐固定に使用
し、船舶の装備錨としては現在殆ど使用されてい
ない。 第5図に示すジス型錨は舷側装備に適している
ため全世界の殆どの船舶がこの形態のものを使用
しているが、一般に錨腕4ならびに錨爪5の平面
面積が小さく錨頭部が厚大な鉄塊状であるうえ錨
頭1の全周に亘り、クラウンプレート10ならび
にトリピングパーム11が錨の軸線と直角方向に
突出しており、投下着底時に錨の衝勢で土砂を飛
散させて摺鉢状の穴を堀り、錨頭1を下に爪先を
上向きに直立することが多く、錨幹端に張力がか
かつた場合錨の移動に伴い、クラウンプレート1
0、トリピングパーム11の移動前面に集積する
土砂が錨腕4、錨爪5を下面から押し上げるため
掻き込みが不確実で時間を要するだけでなく、最
後まで地面に掻き込まないことも屡々であり、ま
た順調に掻き込んだ場合も錨頭1及びその周辺の
抵抗面積が大きいため地中に深く潜入せず、従つ
て把駐力が小さいうえ張力をかけて引き続けると
100パーセント近く地中で横回転し、急速に把駐
力を減少して、遂には錨爪5が上向きになつて地
表に浮揚し、第8図に示す如くクラウンプレート
10及びトリピングパーム11の移動前面に集積
する土砂が錨爪5を下面から押し上げるため錨爪
5が再び地面に掻き込むことは皆無に等しく、こ
れが強風時における走錨事故の原因になることが
多く決して性能の良い錨とはいえない。 第6図に示すダンホース錨は基部面積の広い薄
くて長大な翼板状の錨爪5と表面が平滑で楔形を
した錨頭1及び錨体2を貫通して錨肩3の前縁と
平行に装着した長いストツク錨〓9とによつて構
成されており錨爪5が一旦地面に掻き込むと錨頭
1及び錨肩3周辺の抵抗面積が小さいので地中に
深く潜入し、平面面積の広い錨爪5と長いストツ
ク錨〓9との対土砂圧抵抗によつて大きな把駐力
となり、回転もし難いので取扱い易い小型のもの
がヨツト、ボート、釣舟等の小舟艇用として多く
使われているが、錨頭1、錨肩3の抵抗が小さく
錨爪5が長大な平板状であるため錨幹端に張力を
加えても爪先を下向きに回転させる力が働かず、
何回投錨し直しても地面に掻き込むことなく、平
板状のまま地表を滑走して把駐力を発揮しないこ
とが多く、正常に掻き込んだ時は地中に深く潜り
過ぎて抜錨困難になる。また舶用錨としては軽量
過ぎるうえ長大な錨爪5と錨〓9が障害になり、
舷側との接触支点もないため舷側装備には不適で
一般船舶には使用されない。 第7図に示すAC−14型錨は英国で開発された
無〓山字型錨で全体の平面形が方形に近く錨頭1
と錨肩3とが区別のない一体の横長な箱型でその
全体が前縁から錨爪5の基部に向けて45度前後の
角度で傾斜して錨爪5と一体に接続しており、錨
頭1、錨肩3の移動前面に土砂が集積せず、地中
潜入の抵抗も小さいうえ錨爪5の平面面積が比較
的大きいので掻き込み性能、把駐性能とも従来の
舶用錨と比較してはるかに優れており、また錨肩
3の両端が錨爪5の基部より外方に突出しストツ
ク錨〓9の役目をしているため回転もし難いが左
右に傾斜することが多く時には回転することもあ
つて傾斜した場合は一般に把駐力が著しく低下
し、回転した場合、再掻き込みの可能性は高い。
抜錨性能については比較的錨爪5の面積が大き
く、全体の平面形が方形に近いうえ潜入深度も深
いので抜錨時の抵抗は大きい。 (問題点を解決しようとする手段) 本発明は以上の問題点を解決し、把駐性能、掻
き込み性能、安定性能、再掻き込み性能、抜錨性
能を改良することを目的とする。 本発明は鉄、ステンレス、真鍮、アルミニウム
等の金属材料を用い、全体の平面形を、錨肩3が
錨頭1との接続部から両端に向かつて錨頭1より
前方に突出した逆三角形に近い形とし、錨肩3お
よび錨爪5の正面投影形を横長な菱形にして、錨
肩3の上下両面に突出する錨脚7を装着するとと
もに錨肩3の外端に左右に突出した安定翼8を連
装し、また錨幹6を錨体2の爪先寄りに装着した
無〓山字型舶用錨にある。 以上に挙げた各種錨の例から舶用錨の具備要件
を列記すると下記のとおりである。 (イ) 把駐性能 把駐力、把駐抵抗とも呼ばれ、船体に受ける
風潮圧に対抗して船をつなぎ止める力で、錨鎖
の大きさと強度に釣合う範囲内で、できるだけ
大きいものが要求される。 (ロ) 掻き込み性能 錨幹6に張力が加わつたとき迅速確実に地面
に掻き込むことが必要で、いかに把駐力の大き
な錨でも掻き込みに時間を要したり、不確実な
ものは固有の把駐力を発揮できない。 (ハ) 安定性能 錨に大きな張力が加わつて移動走錨を始める
と従来の殆どの錨が横に傾斜回転し、急速に把
駐抵抗を減少してますます走錨の速度を早め、
再度走錨を抑止することは困難となり、これが
強風時の事故原因になることが多いが、強風は
一定の速度で連続して吹くものではなく強弱を
繰り返しながら断続して吹くものであるから、
錨が傾斜回転せず把駐抵抗が減少しなければ再
抑止は可能になる。 (ニ) 再掻き込み性能 安定性能の良い錨は回転しないから問題はな
いが回転する錨は再度迅速確実に掻き込むこと
が必要でこれによつて事故を減少させることが
できる。 (ホ) 抜錨性能 底質軟泥の泊地や河口の泊地に長期間錨泊す
ると錨が地中に深く埋没して揚錨困難になるこ
とがあり、通常の錨泊でも把駐力の大きい錨は
一般に地中に深く潜入し、揚錨機には錨鎖の水
中重量と(錨の重量+土砂抵抗)となるので抜
錨性能の悪い錨は揚錨機に過大な負荷がかか
る。 (ヘ) 収納性 小型舟艇を除き、現代の錨は殆ど舷側に収納
装備するので把駐力が大きくても舷側装備の出
来ない錨は舶用錨としては不適である。 以上の項目は現用の各種錨にあるそれぞれの欠
点を取り除いた舶用錨の理想であり、換言すれば
現用の各種錨には上記項目のいずれかまたは二項
目以上に該当する欠点があるということである。 本発明錨はこれ等の欠点を除くために発明され
たものである。 本発明の実施の一例態様を添付の第1図から第
3図までの図面により説明すると、錨頭1は錨体
2と一対になつていて、錨体2とともに左右の錨
肩3,3及び錨爪5,5を強固に一体に結合する
ための橋架であり、中心には錨幹ピン12を嵌装
した錨幹6を前面から装入する嵌入孔13を設け
る。 錨肩3,3は錨頭1との連結部から外端に向か
つて次第に薄くするとともに基部から外端に向か
つて前方に傾斜突出させ全体が前縁から錨爪基部
に向かつて30度前後の角度で傾斜し、錨爪5,5
の基部と一体に連接するほか上下両面に突出する
錨脚7を設けると共に、錨肩3の外端には左右に
突出し、かつ先端が薄くなるよう傾斜した安定翼
8を一体に装着する。 錨爪5は錨頭1の中央部から爪先及び外側線の
各点に向けて直線的に薄くした正面投影形が横長
な菱形で側面形が鋭角な楔形とし、外側線は爪先
から基部に向けて軸線と25度前後の角度で広がつ
ている。 錨脚7は錨頭1の両側で錨肩3の内端付近に設
けた方形の突起で先端に緩傾斜の斜面を設け、そ
の後縁から急角度で傾斜して基部は錨肩3、錨爪
5と一体に接続し、各中心部には土砂排出孔15
を設けるほか、その形態は無孔のものや円柱なら
びに円柱の先端に球体を装着したもの、または三
角柱、台形突起或いはの字形、の字形、ユの
字形などにする方法があり、装着位置も錨肩3の
外端付近または外端付近と、内端付近の双方に装
着することにしてもよい。 安定翼8は錨肩3の外端と一体に連接し、内端
から外端に向けてわずかに薄くした厚材で、前縁
8Aは錨肩前縁の延長線と一致しており後縁8B
は内端8Cと錨爪5の外側線との交点を基点とし
て前縁線8Aと外端線8Dとの交点から内端線8
Cのほぼ中間に向けて引いた線8Eと平行に切断
し、8E線から後縁8Bの中心に向けて傾斜させ
る。 錨幹6は錨幹ピン12を嵌装して錨頭1前面か
ら嵌入孔13を装入し、錨体2の後端付近いおい
て開角自在に装着し、止めピン14により抜脱を
止める。 本発明錨は上記のような構造で安定翼8の外端
が錨頭1よりも前方に突出しているうえ錨頭1及
び錨肩3の正面面積が小さいので投下着底時に錨
頭1を下にして直立することがなく、横臥した時
の姿勢は錨頭1及び錨肩3,3が錨脚7によつて
地面からある高さの位置に支持され、爪先は地面
に掻き込み易い下向き姿勢になつて錨脚7の突端
と爪先だけが地面に接触しているから錨幹6に張
力が加わると爪先は即座に地面に食い込み、錨が
移動をはじめても錨頭1、錨肩3,3の移動前面
に土砂が集積することなく、急速確実に掻き込
み、錨頭1、錨肩3の抵抗面積が小さいから地中
に深く潜入し、比較的面積が広く、正面形菱形の
錨爪5及び錨肩3,3は大きな把駐力となり更に
安定翼8の抗力も加わつてジス型錨の3〜4倍の
把駐力を発揮するので走錨は極度に限定される
が、機械的にこの錨の把駐力を越える張力で引き
続けた場合、抵抗の釣合が崩れて、一方に傾斜回
転しはじめると正面形菱形をした錨爪5及び錨肩
3の形態と錨爪5の基部から極端に前方に突出さ
せ、前縁8A側から後縁8Bの中心に向けて傾斜
させた安定翼8の作用によつて傾斜した下側の地
中潜入抵抗が急激に増大し、逆に傾斜上側の抵抗
は激減するため回転運動を阻止し復原させるの
で、この形態の錨の宿命といわれていた横回転は
100パーセント防止でき安定性能は極めて良好で
あり、長く引き続けても把駐力が低下することは
ないから実際に走錨をはじめても走錨の速度が増
大せず、再抑止は充分可能である。 再掻き込み性能については本発明錨が回転しな
いので考慮する必要はないが、人為的に錨爪5の
下面に土砂を堆積し爪先を上向きにして引くなど
あらゆる着底姿勢を想定して引いた場合も急速に
正常姿勢になり確実に掻き込むので仮に走錨回転
した場合でも再度急速確実に掻き込むものと考え
られる。 また揚錨に際し錨鎖を巻き込んで錨幹6が垂直
に立ち上がるとき平面形がほぼ逆三角形をした錨
爪5は面積が最も小さく抵抗の少ない三角形の頂
点から地表に抜け出してくるうえ錨幹6の装着位
置が従来の錨と比較し爪先側に寄つているため小
さい力で容易に抜錨することができる。 収納性については本発明錨が無〓山字錨形態で
あるから舷側装備に支障はない。 なお粒子0.2〜0.5mmの砂を入れた実験水槽にお
ける他錨との比較は次表の通りである。
【表】 また同じ実験水槽での衝撃引張り(台風時等に
走錨の原因になる急張を想定し、台車に約1トン
の錨を積んで傾斜軌道を降下させ、途中で錨に接
続した曳き索を引つ掛けて錨に急張を与える)、
実験ではジス型錨は爪先立ち姿勢で地面を跳躍し
ながら走り、ダンホース錨、AC−14型錨は爪先
で地面を引掻きながらある距離を移動した後、台
車が停止し錨は殆ど地面に掻き込まないが、本発
明錨は爪先を下方に回転しながら錨の長さの約
2.5倍の距離で確実に掻き込み一挙に台車の走行
を抑駐し、急速確実な掻き込みと大きな把駐力の
生ずることが証明された。 本発明の舶用錨において、特に改良を施した錨
脚7と安定翼8の効果について述べると次の通り
である。 1 錨脚7について 「かき込みの初期において錨爪5先端を急速
確実に下向きにする」ために、錨肩3の上下両
面に別個の部材として突出した錨脚7を装着し
ている。この突出した錨脚7と錨爪5の先端部
とにより錨が海底において支えられることによ
り、錨爪5の先端部を除く錨爪5と海底との間
に空〓が生じ、錨幹6を引つ張つた時に突出し
た錨脚7には土の抵抗力が集中的に作用し、大
きな爪を開く力を得ることが可能である。この
力を利用して「かき込みの初期において錨爪5
の先端を急速確実に下向きにする」ものであ
る。また土中潜入時においては、錨脚7の部分
のみ突出しており、他の錨肩部3は錨爪面5の
面の延長面内にあつて突出していないため、土
の抵抗を受けにくい形状をしており、「錨の深
い土中潜入」を可能としている。 第6図に示すダンホース型においては、本発
明の錨脚7がないので海底着底時におけるこの
空〓が無いか、有つてもごく僅かであり、土圧
は錨頭1上面で受けているため、引つ張つた時
に錨が海底面を滑る状態となり、土の抵抗が爪
を開く力になり難く、そのため、かき込み性能
が不安定である。 また、第7図に示すAC−14型においては、
空〓があるため初期のかき込み性能は良好であ
るが、かき込み性能の向上を図つている錨肩3
が、爪が開き土中に埋没した時には、その形状
と大きさのために錨上面の錨肩部3に加わる土
の抵抗が大きくなり「錨の深い土中潜入」を妨
げ、結果として把駐力が大きくはならない。 2 安定翼8について 錨の回転を抑止し把駐時の安定を図るための
部材は、錨幹6の中心線からできるだけ離れた
部位に有る場合効果が高く、中心線に近い部材
は回転の抑止のためには余り効果がない。この
意味で最も効果の高い錨肩3の外端部に、特殊
な形状をした安定翼8を「錨爪5とは別個の部
材として装着」したことにより、小さい部材で
高い回転抑止効果を挙げることが可能であると
ともに、回転抑止効果の少ない他の錨肩部3は
土の抵抗を受けにくいように、錨爪5の面の延
長面内に納まる形状をしており、「錨の深い土
中潜入」を可能とした構成としている。この結
果、大きな把駐力を安定して維持することが可
能となつた。 第6図に示すダンホース型においては、安定
性を確保するために左右方向に長く突出したか
んざし状の錨脚7を必要としているため、抵抗
が大きく「錨の深い土中潜入」を妨げる形状を
している。この長い錨脚7は取扱いや収納にも
都合の悪いものである。またダンホース型の把
駐力係数が大きいのは、錨爪部5の肉厚を薄く
して全体の重量の軽減を図つているからである
が、このため強度に不安があり、大型船用の錨
としてこのまま用いられることはない。 また、第7図に示すAC−14型においては、
特に安定を目的とした部材の装着はされておら
ず、このため引つ張り試験を行つた場合、回転
しないことは希である。錨は回転すると第8図
に示すように土中より土の表面近くに浮き上が
り把駐力が急激に小さくなるため、第7図に示
すAC−14型のように回転する錨においては、
最大把駐力を安定して維持することができない
し、期待できるのはある一時であり、その時点
を除いて把駐力は最把駐力よりも小さくなる。 上記のように本発明錨は掻き込みが確実迅速
で、把駐力が大きいから走錨は極限され、仮に走
錨した場合でも地中姿勢が安定していて回転せ
ず、把駐力が減少しないから再抑止が可能であ
り、揚錨は小さい力で容易に抜錨できるので揚錨
機に過負荷がかからず総合的に従来の錨と比較し
て格段に性能が優れており本発明錨の使用によつ
て走錨に起因する事故は激減する工業上大なる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明錨の正面図、第2図は本発明錨
の平面図、第3図は本発明錨の側面図、第4図は
有〓十字錨の全体を示す斜視図、第5図はジス型
錨の全体を示す斜視図、第6図はダンホース錨の
全体を示す斜視図、第7図はAC−14型錨の全体
を示す斜視図、第8図はジス型錨が180度回転し
た時の力関係を示す側面略図である。 1……錨頭、2……錨体、3……錨肩、4……
錨腕、5……錨爪、6……錨幹、7……錨脚、8
……安定翼、8A……前縁線、8B……後縁線、
8C……内端線、8D……外端線、8E……中間
線、O……8Aと8Dの交点、9……ストツク錨
〓、10……クラウンプレート、11……トリピ
ングパーム、12……錨幹ピン、13……錨幹嵌
入孔、14……止めピン、15……土砂抜き孔、
16……張力、17……土砂圧中心。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鉄、ステンレス、真鍮、アルミニウム等の金
    属材料を用い、全体の平面形を、錨肩3が錨頭1
    との接続部から両端に向かつて錨頭1より前方に
    突出した逆三角形に近い形とし、錨肩3および錨
    爪5の正面投影形を横長な菱形にして、錨肩3の
    上下両面に突出する錨脚7を装着するとともに錨
    肩3の外端に左右に突出しかつ、先端が薄くなる
    よう傾斜した安定翼8を連装し、また錨幹6を錨
    体2の爪先寄りに装着した無〓山字型舶用錨。
JP5756484A 1984-03-26 1984-03-26 舶用錨 Granted JPS60199790A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5716039A (en) * 1980-07-03 1982-01-27 Japan Synthetic Rubber Co Ltd Vibrationproof rubber composition

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5716039A (en) * 1980-07-03 1982-01-27 Japan Synthetic Rubber Co Ltd Vibrationproof rubber composition

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