JP6646900B1 - コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】排気浄化装置の供給装置に残留した尿素水を容易に排水することができるコンバインを提供する。【解決手段】エンジン(E)の排気ガスを浄化する排気浄化装置(20)を設け、排気浄化装置(20)は、エンジン(E)から排出される排気ガス中の未燃焼ガスを酸化する酸化触媒(21)と、酸化触媒(21)通過後の排気ガス中の窒素酸化物を尿素水から発生するアンモニアで還元して浄化するSCR触媒(22)と、SCR触媒(22)に尿素水を噴射する噴射装置(23)と、噴射装置(23)に尿素水を供給する供給装置(24)と、供給装置(24)に供給する尿素水を貯留する尿素水タンク(25)を備え、機体側面視において、供給装置(24)を固定部材(76)を介して尿素水タンク(25)よりも上方の機体フレーム(1)の上側に設け、供給装置(24)に対向する機体フレーム(1)の部位に、排水開口部(71)を形成した。【選択図】図5

Description

本発明は、排気浄化装置を備えたコンバインに関するものである。
従来のコンバインでは、エンジンで燃焼された排気ガス中の未燃焼ガスを酸化する触媒を有する酸化触媒と、酸化触媒通過後の排気ガス中の窒素酸化物を浄化するSCR触媒と、SCR触媒に尿素水を噴射する噴射装置と、噴射装置に尿素水を供給する供給装置を備えた排気浄化装置を設ける技術が知られている。(特許文献1)
特開2016−158591号公報
しかし、特許文献1の技術では、尿素水の供給装置を尿素水タンクよりも高い、第1揚穀筒と第2揚穀筒の間の領域に設けているために、供給装置に残留した尿素水を外部に排出するのが困難になり、供給装置の下側に設けられた周辺機器に飛び散り、尿素水から発生する異臭や鋼材の腐食の発生などの悪影響を生じる恐れがあった。
そこで、本発明の主たる課題は、排気浄化装置の供給装置に残留した尿素水を容易に排水することができるコンバインを提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、 エンジン(E)を搭載する機体フレーム(1)の上面に穀稈を脱穀する脱穀装置(4)を設け、該脱穀装置(4)の右側に脱穀された穀粒を貯留するグレンタンク(7)を設け、前記脱穀装置(4)の右壁の下部とグレンタンク(7)の左壁の上部を穀粒を搬送する第1揚穀筒(9)で連通し、該第1揚穀筒(9)の後側に2番物を搬送する第2揚穀筒(10)を設けたコンバインにおいて、
前記エンジン(E)の排気ガスを浄化する排気浄化装置(20)を設け、該排気浄化装置(20)は、前記エンジン(E)から排出される排気ガス中の未燃焼ガスを酸化する酸化触媒(21)と、該酸化触媒(21)通過後の排気ガス中の窒素酸化物を尿素水から発生するアンモニアで還元して浄化するSCR触媒(22)と、該SCR触媒(22)に尿素水を噴射する噴射装置(23)と、該噴射装置(23)に尿素水を供給する供給装置(24)と、該供給装置(24)に供給する尿素水を貯留する尿素水タンク(25)を備え、機体側面視において、前記供給装置(24)を固定部材(76)を介して尿素水タンク(25)よりも下方の機体フレーム(1)の上側に設け、前記供給装置(24)の下側に対向する機体フレーム(1)の部位に、排水開口部(71)を形成し、機体側面視において、前記供給装置(24)を第2揚穀筒(10)の下部の右側近傍に設け、前記供給装置(24)を前記グレンタンク(7)の右下り傾斜に形成された底壁の下側に設け、前記尿素水タンク(25)をグレンタンク(7)の後壁の後側に設け、前記脱穀装置(4)とグレンタンク(7)の間に、前記酸化触媒(21)を排気ガス流通方向を上下方向に沿わせた姿勢で設け、前記SCR触媒(22)を排気ガス流通方向を前後方向に沿わせた姿勢で設け、前記酸化触媒(21)の右側に、前記酸化触媒(21)を支持する上下方向に延在する第1支持部材(52)を設け、前記SCR触媒(22)の下側に、前記SCR触媒(22)を支持する前後方向に延在する第2支持部材(51)を設け、平面視において、前記第1支持部材(52)を前後方向に延在する仮想線に対して所定の傾斜角度をもって、前記第1支持部材(52)の後部を、前記第1支持部材(52)の前部よりも後方左側に設け、前記第1支持部材(52)の下部を、前記第2支持部材(51)の上面における前側左部に固定し、前記第1支持部材(52)の下部に開口部(53)を形成し、前記SCR触媒(22)における前側左部を、前記開口部(53)内に侵入させたことを特徴とするコンバインである。
請求項2記載の発明は、前記脱穀装置(4)の後側下部に、前記エンジン(E)に供給する燃料を貯留する燃料タンク(60)を設け、前記燃料タンク(60)とエンジン(E)を、燃料フィルタ(64)と燃料ポンプ(65)を介して燃料ホース(67)で接続し、前記燃料フィルタ(64)と燃料ポンプ(65)を、前記固定部材(76)の後部に支持した請求項1記載のコンバインである。
請求項記載の発明は、機体側面視において、前記酸化触媒(21)の下端部を、前記SCR触媒(22)の前部における上下方向の中心部に近接して設けた請求項記載のコンバインである。
請求項記載の発明は、前記第2支持部材(51)の上面における前側右部に、上方左側に向かって立設する第1カバー支持部材(55)を設け、前記第2支持部材(51)の上面における後側右部に、上方左側に向かって立設する第2カバー支持部材(56)を設け、前記第1カバー支持部材(55)と第2カバー支持部材(56)に遮熱カバー(57)を架設した請求項記載のコンバインである。
請求項記載の発明は、前記第1カバー支持部材(55)の上部を、前記第1支持部材(52)の上部に連結した請求項記載のコンバインである。
請求項記載の発明は、前記酸化触媒(21)とSCR触媒(22)を、前記グレンタンク(7)の右下り傾斜に形成された底壁に臨ませた請求項1〜のいずれか1項に記載のコンバインである。
請求項1記載の発明によれば、供給装置(24)に残留した尿素水を排水開口部(71)を通して外部に容易に排水することができ、また、排水時に尿素水が供給装置(24)の周辺機器に飛び散るのを防止することができ、尿素水による異臭の発生や鋼材の腐食を少なくすることができる。
また、噴射装置(23)と供給装置(24)を接続する接続管を第1揚穀筒(9)を迂回させて容易に配策することができる。また、供給装置(24)に藁屑が堆積したり、雨水や直射日光、洗車時の高圧水が直接当たることを抑制し、供給装置(24)の故障を少なくすることができる。さらに、尿素水タンク(25)に尿素水を容易に補給することができる。さらに、酸化触媒(21)とSCR触媒(22)をコンパクトに一体でき、酸化触媒(21)とSCR触媒(22)の設置する空間を小さくすることができる。また、脱穀装置(4)とグレンタンク(7)の間に、酸化触媒(21)とSCR触媒(22)を容易に組付けることができ、酸化触媒(21)とSCR触媒(22)を接続する接続管等の配策作業も容易に行うことができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果に加えて、燃料フィルタ(64)と燃料ポンプ(65)を支持する部材を別途設ける必要がなく部品点数を削減することができる。
請求項記載の発明によれば、請求項記載の発明による効果に加えて、酸化触媒(21)とSCR触媒(22)の設置する空間をより小さくすることができる。
請求項記載の発明によれば、請求項記載の発明による効果に加えて、グレンタンク(7)を開放状態にして脱穀装置(4)等の保守作業を行う場合に、作業者が酸化触媒(21)に接触しにくくなり、作業の安全性を高めることができる。
請求項記載の発明によれば、請求項記載の発明による効果に加えて、第1支持部材(52)の剛性を高めて、第1支持部材(52)の変形を防止することができる。
請求項記載の発明によれば、請求項1〜のいずれか1項に記載の発明による効果に加えて、酸化触媒(21)とSCR触媒(22)に藁屑が堆積したり、雨水や直射日光、洗車時の高圧水が直接当たることを抑制することができる。
コンバインの左側面図である。 コンバインの右側面図である。 浄化装置の配置位置を説明する右側面図である。 浄化装置の配置位置を説明する平面図である。 浄化装置の平面図である。 浄化装置の左側面図である。 浄化装置の右側面図である。 浄化装置の正面図である。 浄化装置の背面図である。 浄化装置の尿素水タンクを説明する背面図である。 浄化装置の尿素水タンクを説明する平面図である。 浄化装置の尿素水タンクを説明する右側面図である。 燃料タンクの保護カバーの(a)は左側面図、(b)は平面図である。
図1,2に示すように、コンバインは、機体フレーム1の下側に土壌面を走行する左右一対のクローラからなる走行装置2が設けられ、機体フレーム1の前側に圃場の穀稈を刈取る刈取装置3が設けられ、刈取装置3の後方左側に刈取られた穀稈を脱穀・選別処理する脱穀装置4が設けられ、刈取装置3の後方右側に操縦者が搭乗する操縦部5が設けられている。
操縦部5の下側にはエンジンEを搭載するエンジンルーム6が設けられ、操縦部5の後側には脱穀・選別処理された穀粒を貯留するグレンタンク7が設けられ、グレンタンク7の後側に穀粒を外部に排出する上下方向に延在する揚穀部8Aと前後方向に延在する横排出部8Bからなる排出オーガ8が設けられている。
図3,4に示すように、脱穀装置4の右壁の下部とグレンタンク7の左壁の上部は、脱穀装置4で脱穀・選別処理された穀粒をグレンタンク7に搬送する第1揚穀筒9で連通されている。また、第1揚穀筒9の後側には、枝梗付着粒等の2番物を脱穀装置4に還元する第2揚穀筒10が設けられている。
エンジンEで燃焼された排気ガスは、排気浄化装置20で排気ガス中の不純物が浄化された後に外部に排気される。排気浄化装置20は、排気ガス中の有害成分を触媒で酸化するDOC(請求項における「酸化触媒」)21と、DOC21から排気された排気ガス中の窒素酸化物質を尿素水溶液(以下、尿素水と言う。)から発生するアンモニアで還元して浄化するSCR(請求項における「SCR酸化」)22から構成されている。また、本実施形態では、SCR22に尿素水を噴射するドージングモジュール(請求項における「噴射装置」)23と、ドージングモジュール23に尿素水を圧送するサプライモジュール(請求項における「供給装置」)24と、サプライモジュール24に供給する尿素水を貯留する尿素水タンク25が設けられている。
図5〜9に示すように、排気ガスの流動方向を上下方向に向けて設けたDOC21と排気ガス流動方向を前後方向に向けて設けたSCR22は、支持部材50に固定されている。支持部材50は、機体フレーム1に着脱自在に固定される左右方向に所定の幅を有して前後方向に延在する水平支持部材(請求項における「第2支持部材」)51と、前後方向に所定の幅を有して上下方向に延在する鉛直支持部材52から形成されている。
DOC21は、鉛直支持部材(請求項における「第1支持部材」)52の左面に上下一対のメタルバンド21Aで固定され、SCR22は、水平支持部材51の上面に前後一対のメタルバンド22Aで固定されている。
鉛直支持部材52の下部は、水平支持部材51における前側左部に固定されている。平面視において、鉛直支持部材52は、鉛直支持部材52における前部から後部に向かうに従って左側に傾斜して固定され、本実施形態では、前後方向に延在する仮想線と交差する鋭角側の角度が30度に設定されている。また、機体正面視において、鉛直支持部材52におけるSCR22の左部に対向する部位には、上下方向に長軸を有する長穴状の開口部53が形成されている。これにより、SCR22における前側左部を開口部53に挿入して、DOC21とSCR22を近接、すなわち、余剰な空間を抑制してコンパクトに支持部材50に固定することができる。
本実施形態では、機体側面視において、DOC21の下部が、開口部53の上下方向の中心に位置して設けられ、SCR22の上下方向の中心が、開口部53の上下方向の中心に位置して設けられている。これにより、DOC21とSCR22をより近接、すなわち、余剰な空間を抑制してよりコンパクトに支持部材50に固定することができる。また、DOC21の下側に形成された空間には、エンジンEに供給する燃料を移送する燃料ホース67が配策されている。これにより、DOC21の下側に形成された空間を有活活用することができる。
エンジンEの排気口と、DOC21の下部に形成された吸気口は、可撓性の接続管11で接続されている。平面視において、接続管11は、エンジンEの排気口から左側に向かって延在した後に、後側に向かって湾曲してエンジンEのフライホイールの上方を後側に向かって延在する。その後、右側に向かって湾曲して右側に向かって延在してDOC21の吸気口に至っている。また、機体側面視において、接続管11は、エンジンEの排気口からエンジンEのフライホイールの上方を後側に向かって延在した後に、後下がりに延在してDOC21の吸気口に至っている。
DOC21の上部に形成された排気口とSCR22の後部に形成された吸気口は、非可撓性の接続管12で接続され、接続管12の上流側の部位には、ドージングモジュール23が設けられている。SCR22の前部に形成された排気口には、排気ガスを外部に導く排気管13が接続されている。
機体側面視において、水平支持部材51には、SCR22の右部と排気管13の右部を覆う遮熱カバー57を着脱自在に固定する前側に位置する第1カバー支持部材55と後側に位置するの第2カバー支持部材56が設けられている。これにより、グレンタンク7を開放状態した状態で脱穀装置4の保守作業を行う作業者が、高温のSCR22に接触して火傷等を負うのを防止することができる。
第1カバー支持部材55の下部は、水平支持部材51における前側右部に固定され、第1カバー支持部材55の上部は、鉛直支持部材52の上部に固定されている。これにより、鉛直支持部材52の剛性が高まり鉛直支持部材52の変形をより防止することができる。また、機体正面視において、第1カバー支持部材55は、略くの字形状に形成されている。
第2カバー支持部材56の下部は、水平支持部材51における後側右部に固定され、第2カバー支持部材56の上部は、排気管13の上部の後側に位置している。また、機体正面視において、第2カバー支持部材56は、略くの字形状に形成されている。
機体側面視において、DOC21とSCR22は、グレンタンク7の前壁と第1揚穀筒9の間に設けられている。また、平面視において、DOC21とSCR22は、グレンタンク7の右下がり傾斜に形成された底壁の下側、すなわち、底壁に形成された凹部に臨んで設けられている。これにより、DOC21とSCR22に雨水や直射日光、洗車時の高圧水が直接当たることを抑制することができる。
ドージングモジュール23の給水口とサプライモジュール24の送水口は、可撓性の接続管14で接続されている。また、接続管14には、エンジンEによって加熱された冷却水をラジエータに移送する接続管15が近接して設けられている。これにより、接続管14を移送される尿素水が凍結するのを防止することができる。接続管15の前部は、DOC21の上側に形成された空間に配策され、また、接続管15の後部は、サプライモジュール24の上方に設けられた前後方向に延在する支持部材18に沿って配策されている。
機体側面視において、サプライモジュール24は、第2揚穀筒10の下部の側部近傍に設けられている。これにより、第1揚穀筒9を迂回させて第1揚穀筒9の右側に接続管14を容易に配策することができる。
平面視において、サプライモジュール24は、グレンタンク7の右下がり傾斜に形成された底壁の下側に臨んで設けられている。また、サプライモジュール24に対向する左右方向に隣接する機体フレーム1に架設して設けられた板状のフレーム70には、排水開口部71が形成されている。これにより、サプライモジュール24に雨水や直射日光、洗車時の高圧水が直接当たることを抑制することができ、また、サプライモジュール24に残留した尿素水を外部に容易に排出することができる。なお、通常時には、フレーム70の排水開口部71は、着脱自在なカバー72によって覆われている。
サプライモジュール24を支持する支持部材75と、燃料タンク60に貯留された燃料内の異物を除去する燃料フィルタ64及び燃料をエンジンEに移送する燃料ポンプ65を支持する支持部材66は、機体クレーム1に固定された丸鋼からなる固定部材76に固定されている。また、機体側面視において、サプライモジュール24は、固定部材76を介して尿素水タンク25よりも下方の機体フレーム1の上側に設けられている。
固定部材76は、機体フレーム1の上面から右側上方に向かって延在した後に、後側に湾曲して後側に向かって延在する。これにより、平面視において、サプライモジュール24を、固定部材76が固定されている機体フレーム1の右側に設け、フレーム70の排水開口部71の上側に配置することができる。
サプライモジュール24の給水口と尿素水タンク25の送水口は、可撓性の接続管16で接続されている。また、サプライモジュール24の給水口と送水口の間の内部配管には、開閉バルブが設けられ、開閉バルブには開閉バルブを操作するハーネス17が接続されている。これにより、尿素水タンク25内に貯留された尿素水が所定温度よりも低温や高温になった場合に、開閉バルブを閉じて尿素水タンク25からサプライモジュール24への尿素水の供給を停止することができる。
機体側面視において、第1揚穀筒9の下部に形成された掃除口9Aは、SCR22とサプライモジュール24の間に配置され、第2揚穀筒10の下部に形成された掃除口10Aは、サプライモジュール24と燃料ポンプ65の間に配置されている。これにより、グレンタンク7を開放状態にして第1揚穀筒9内と第2揚穀筒10内に滞留した藁屑等を容易に取除くことができる。
図10〜12に示すように、尿素水タンク25は、揚穀部8Aの右側、すなわち機体外側に、長手方向を前後方向に沿わせて設けられている。機体側面視において、尿素水タンク25の前部は、グレンタンク7の後壁の後側に配置され、尿素水タンク25の後部は、揚穀部8Aを縦軸回動自在に支持する支持フレーム40に重なる位置に設けられている。また、尿素水タンク25における後側上部に形成された後下がり傾斜の傾斜壁には、給水口25Aが斜め後方上側に向けて突設されている。これにより、給水口25Aは、揚穀部8Aよりも後側において、機体の後方に向けて配置され、尿素水タンク25の給水口25Aから尿素水を容易に補給することができる。また、機体背面視において、尿素水タンク25は、グレンタンク7の右壁と揚穀部8Aの間に設けられている。これにより、グレンタンク7の後壁の後方に形成された空間を有効に活用することができる。
尿素水タンク25の上壁には、尿素水の温度を測定するセンサ25Bが設けられ、尿素水タンク25の底壁の前部に形成された凹部には、尿素水の濃度を測定するセンサ25Cが設けられている。
尿素水タンク25は、板状の支持台30の上面に載置されている。支持台30における前側右部には、支持部材31が支持されている。支持部材31は、支持台30から上側に向かって延在する第1延在部と、第1延在部の上部で湾曲して後方に向かって延在する第2延在部から形成されている。これにより、尿素タンク25が支持台30から落下するのを防止し、また、尿素タンク25を支持台30から取外す場合には、支持部材31を支持台30から取外して尿素タンク25を容易に取外すことができる。
支持部材31の第2延在部の後部には、左右方向に所定の間隔を有して上下方向に延在する固定部材32が設けられている。固定部材32には、尿素水の補給時に、補給用の尿素水が貯留されたビニール袋またはビニール袋を収容した箱等の容器を載置する板状の支持台33を挿入する開口部が形成されている。また、本実施形態においては、尿素水の非補給時には、支持台33は、尿素タンク25と支持部材31の間に収納されている。これにより、尿素水の補給時には、支持台33を固定部材32の背面に速やかに取付けることができる。
支持台30は、前後方向に所定の間隔を隔てて設けられた2本の脚部35を介して回動フレーム36に支持されている。回動フレーム36は、支持フレーム40の下部に連結および連結解除可能に設けられている。また、回動フレーム36は、支持フレーム40の下部との連結位置から右側に向かって延在した後に、前側に向かって延在して機体フレーム1における後側右部の部位に形成された上下方向に延在する支軸37に回動自在に軸支されている。なお、固定部材32の左部も連結部材34を介して支持フレーム40に中間部に連結および連結解除可能に設けられている。これにより、支軸37を中心に回動フレーム36を回動させて、回動フレーム36に支持された支持台30ごと尿素水タンク25を機体外側方へ回動させることができ、揚穀部8Aの着脱作業や尿素水タンク25のメンテナンスを容易に行なうことができる。
支持フレーム40の上部は、前側に向かって延在して回転支持部材41を介して揚穀部8Aの上部を回転自在に支持している。また、支持フレーム40の下部は、前側に向かって延在して機体フレーム1の後部に連結されている。
グレンタンク7の底部に設けられた搬送螺旋と揚穀部8Aの下部はオーガメタル45を介して連結されている。本実施形態においては、オーガメタル45における前側下部を機体フレーム1の後端部に固定している。すなわち、オーガメタル45は、機体フレーム1の後端部から後側に延出しており、オーガメタル45の下側には、機体フレーム1が設けられていない。これにより、グレンタンク7の貯留容量を増やすことができる。また、オーガメタル45の下部には、掃除口45Aが形成されている。これにより、揚穀部8A内とオーガメタル45内に滞留した藁屑等を容易に取除くことができる。
グレンタンク7の後壁と揚穀部8Aの間には、オーガメタル45の上側に近接させてサプライモジュール24と尿素水タンク25に接続された接続管16及びハーネス17と、横排出部8Bの前部を上下方向に昇降させる昇降シリンダにオイルを供給する油圧ホース(図示省略)は配策されている。これにより、オーガメタル45の上側に形成される空間を有効活用することができる。
図13に示すように、機体フレーム1における後側左部に設けられた燃料タンク60の下部には、鉄板を折曲げ加工して形成された保護カバー61が設けられている。これにより、畦等の衝突による燃料タンク60の破損を防止することができる。
保護カバー61は、前壁と、後壁と、底壁と、左右の側壁から形成され、底壁には、開閉自在な扉62が設けられている。これにより、保護カバー61内に堆積した藁屑等の粉塵を外部に容易に排出することができる。
1 機体フレーム
4 脱穀装置
7 グレンタンク
9 第1揚穀筒
10 第2揚穀筒
20 排気浄化装置
21 DOC(酸化触媒)
22 SCR(SCR触媒)
23 ドージングモジュール(噴射装置)
24 サプライモジュール(供給装置)
25 尿素水タンク
51 水平支持部材(第2支持部材)
52 鉛直支持部材(第1支持部材)
53 開口部
55 第1カバー支持部材
56 第2カバー支持部材
57 遮熱カバー
71 排出開口部
76 固定部材
E エンジン

Claims (6)

  1. エンジン(E)を搭載する機体フレーム(1)の上面に穀稈を脱穀する脱穀装置(4)を設け、該脱穀装置(4)の右側に脱穀された穀粒を貯留するグレンタンク(7)を設け、前記脱穀装置(4)の右壁の下部とグレンタンク(7)の左壁の上部を穀粒を搬送する第1揚穀筒(9)で連通し、該第1揚穀筒(9)の後側に2番物を搬送する第2揚穀筒(10)を設けたコンバインにおいて、
    前記エンジン(E)の排気ガスを浄化する排気浄化装置(20)を設け、
    該排気浄化装置(20)は、前記エンジン(E)から排出される排気ガス中の未燃焼ガスを酸化する酸化触媒(21)と、該酸化触媒(21)通過後の排気ガス中の窒素酸化物を尿素水から発生するアンモニアで還元して浄化するSCR触媒(22)と、該SCR触媒(22)に尿素水を噴射する噴射装置(23)と、該噴射装置(23)に尿素水を供給する供給装置(24)と、該供給装置(24)に供給する尿素水を貯留する尿素水タンク(25)を備え、
    機体側面視において、前記供給装置(24)を固定部材(76)を介して尿素水タンク(25)よりも下方の機体フレーム(1)の上側に設け、
    前記供給装置(24)の下側に対向する機体フレーム(1)の部位に、排水開口部(71)を形成し、
    機体側面視において、前記供給装置(24)を第2揚穀筒(10)の下部の右側近傍に設け、前記供給装置(24)を前記グレンタンク(7)の右下り傾斜に形成された底壁の下側に設け、前記尿素水タンク(25)をグレンタンク(7)の後壁の後側に設け
    前記脱穀装置(4)とグレンタンク(7)の間に、前記酸化触媒(21)を排気ガス流通方向を上下方向に沿わせた姿勢で設け、前記SCR触媒(22)を排気ガス流通方向を前後方向に沿わせた姿勢で設け、
    前記酸化触媒(21)の右側に、前記酸化触媒(21)を支持する上下方向に延在する第1支持部材(52)を設け、
    前記SCR触媒(22)の下側に、前記SCR触媒(22)を支持する前後方向に延在する第2支持部材(51)を設け、
    平面視において、前記第1支持部材(52)を前後方向に延在する仮想線に対して所定の傾斜角度をもって、前記第1支持部材(52)の後部を、前記第1支持部材(52)の前部よりも後方左側に設け、
    前記第1支持部材(52)の下部を、前記第2支持部材(51)の上面における前側左部に固定し、
    前記第1支持部材(52)の下部に開口部(53)を形成し、
    前記SCR触媒(22)における前側左部を、前記開口部(53)内に侵入させたことを特徴とするコンバイン。
  2. 前記脱穀装置(4)の後側下部に、前記エンジン(E)に供給する燃料を貯留する燃料タンク(60)を設け、
    前記燃料タンク(60)とエンジン(E)を、燃料フィルタ(64)と燃料ポンプ(65)を介して燃料ホース(67)で接続し、
    前記燃料フィルタ(64)と燃料ポンプ(65)を、前記固定部材(76)の後部に支持した請求項1記載のコンバイン。
  3. 機体側面視において、前記酸化触媒(21)の下端部を、前記SCR触媒(22)の前部における上下方向の中心部に近接して設けた請求項記載のコンバイン。
  4. 前記第2支持部材(51)の上面における前側右部に、上方左側に向かって立設する第1カバー支持部材(55)を設け、前記第2支持部材(51)の上面における後側右部に、上方左側に向かって立設する第2カバー支持部材(56)を設け、
    前記第1カバー支持部材(55)と第2カバー支持部材(56)に遮熱カバー(57)を架設した請求項記載のコンバイン。
  5. 前記第1カバー支持部材(55)の上部を、前記第1支持部材(52)の上部に連結した請求項記載のコンバイン。
  6. 前記酸化触媒(21)とSCR触媒(22)を、前記グレンタンク(7)の右下り傾斜に形成された底壁に臨ませた請求項1〜のいずれか1項に記載のコンバイン。
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