JP6645713B2 - アームレスト及び車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートに座った着座者の腕を受ける製品であるアームレスト、及びそのアームレストを備えた車両用シートに関する。着座者の腕は、例えば、手の平、手首、前腕、上腕と前腕との間の関節部、又は肘である。
従来、特許文献1に開示されたアームレストが知られている。このアームレストは車両用シートに取り付けられている。このアームレストは使用位置と不使用位置との間で回動する。使用位置はアームレストがシートクッション上に張り出した位置である。不使用位置は、アームレストの表面がシートバックの表面とほぼ同じ面となるように起立した位置である。
特許文献1に開示されたアームレストは、カップ等といった被収納物を収納するための凹所を有している。さらにこのアームレストは、凹所の側面から凹所の内部へ突出する押圧部材を有している。この押圧部材は、買い物袋等といった引掛け物を引っ掛けるための引掛け部として用いられている。
特開平10−291436号公報
特許文献1に開示された引掛け部としての押圧部材は、被収納物を収納するための凹所の内部に設けられていた。このため、この引掛け部に引掛け物を引っ掛ける作業は、容易ではなかった。
本発明は、従来装置における上記の問題点に鑑みて成されたものであって、買い物袋等といった引掛け物を容易に引っ掛けることができるアームレストを提供することを目的とする。
本発明に係るアームレストは、着座者の腕を受けるアームレストにおいて、パッドと、当該パッドを覆う表皮と、着座者が腕を乗せる面に設けられており外部に向かって開口している収納用凹部と、前記収納用凹部の側部の一部として設けられた引掛け部と、を有しており、前記収納用凹部は、前記パッドに形成した凹形状部分を凹部用部材によって覆うことによって形成されており、前記引掛け部は外部空間に露出しており、前記引掛け部は前記収納用凹部の一部を形成している引掛け用突部と、当該引掛け用突部の両側に位置しており当該引掛け用突部を形成している一対の溝とを有しており、前記引掛け部は前記収納用凹部の内部へ突出する収納突部を有しており、当該収納突部は、前記パッドを内部へ突出する形状に形成し、当該突出した形状を前記凹部用部材によって覆うことによって形成されており、当該収納突部は前記引掛け用突部の収納用凹部側に設けられており、当該収納突部の内部先端部分は、挿入された被収納物によって外側方向へ弾性変形するように収納用凹部側へ突出していることを特徴とする。
このアームレストによれば、引掛け部は収納用凹部の側部の一部として設けられており、且つ外部空間に露出しているので、引掛け部に袋等といった引掛け物を引っ掛ける作業が非常に容易である。
また、引掛け部は収納用凹部の側部の一部として設けられているので、引掛け部を収納用凹部と別々に設けた場合に比べて構造が簡単であり、部品コストを低く抑えられる。
本発明に係るアームレストの1つの発明態様において、前記引掛け部はアームレストの側面と同じ高さの面内にあることを特徴とする。同じ高さの面内にあるとは、いわゆる面一(ツライチ)の状態にあることである。
この構成によれば、引掛け部がアームレストの側面から出っ張らないので、着座者及び同乗者が引掛け部にぶつかって傷つくおそれがない。
本発明に係るアームレストにおいて、前記引掛け部は、前記収納用凹部の一部を形成している引掛け用突部と、当該引掛け用突部の両側に位置しており当該引掛け用突部を形成している一対の溝と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、引掛け部を簡単に形成でき、しかも引掛け部に対する引掛け物の引掛け作業が非常に楽である。


本発明に係るアームレストのさらに他の発明態様において、前記収納用凹部は成形加工によって形成された成形品であり、前記引掛け部は前記収納用凹部と一体に成形されていることを特徴とする。
この構成によれば、引掛け部は収納用凹部と同時に形成されるので、アームレストを簡単かつ迅速に形成できる。
本発明に係るアームレストのさらに他の発明態様において、前記引掛け部は合成樹脂を材料とする成形加工処理により前記収納用凹部と一体に成形されていることを特徴とする。このように引掛け部を合成樹脂の一体成形処理によって収納用凹部と一緒に形成することにすれば、収納用凹部と引掛け部が同じ材料によって同時に形成されるので、製造が簡単であり、コストが安い。
本発明に係るアームレストにおいて、前記引掛け部は収納用凹部の内部へ突出する収納突部を有していることを特徴とする。
この構成により、収納用凹部の中へ収納されたカップ等といった被収納物は、収納突起によって押されることにより、収納用凹部の中で移動することなく、しっかりと保持される。
収納用凹部の内部へ突出する収納突部を有する本発明に係るアームレストにおいて、前記凹部用部材は、自然状態で特定の形状を維持する性質である形状維持特性を有する材料(例えばエラストマ、軟質樹脂、成形不織布、又はそれらの同等品)によって形成されることが好ましい。
エラストマ、軟質樹脂、成形不織布、又はそれらの同等品は適度の弾性を有しているので、収納突部は、収納用凹部に収納される被収納物の移動を過度に邪魔することが無く、しかも収納された被収納物に好ましい適度の押圧力を付与できる。
次に、本発明に係る車両用シートは、着座者の臀部を受けるシートクッションと、着座者の背部を受けるシートバックと、当該シートバックに回動可能に設けられたアームレストと、を有しており、前記アームレストは以上に記述した各構成のアームレストであることを特徴とする。
この構成によれば、アームレストが実現できる上記の各作用効果を車両用シートに付与することができる。
本発明に係るアームレスト及び車両用シートによれば、引掛け部は収納用凹部の側部の一部として設けられており、且つ外部空間に露出しているので、引掛け部に袋等といった引掛け物を引っ掛ける作業が非常に容易である。
また、引掛け部は収納用凹部の側部の一部として設けられているので、引掛け部を収納用凹部と別々に設けた場合に比べて構造が簡単であり、部品コストを低く抑えられる。
本発明に係るアームレスト及び車両用シートのそれぞれの一実施形態を示す斜視図である。 図1のアームレストの主要部を拡大して示す斜視図である。 図2のE−E線に従ったアームレストの断面図である。 本発明に係るアームレストの他の実施形態の主要部を示す断面図である。 本発明に係るアームレストのさらに他の実施形態の主要部を示す斜視図である。 本発明に係るアームレストのさらに他の実施形態の主要部を示す斜視図である。 本発明に係るアームレストのさらに他の実施形態の主要部を示す斜視図である。 本発明に係るアームレストのさらに他の実施形態の主要部を示す斜視図である。
以下、本発明に係るアームレスト及び車両用シートを実施形態に基づいて説明する。なお、本発明がこの実施形態に限定されないことはもちろんである。また、本明細書に添付した図面では特徴的な部分を分かり易く示すために実際のものとは異なった比率で構成要素を示す場合がある。
(車両用シート及びアームレストの第1の実施形態)
図1は、本発明に係る車両用シート及びアームレストのそれぞれの一実施形態を示す斜視図である。図1において、車両用シート1は、シートクッション2と、シートバック3と、アームレスト4とを有している。この車両用シート1は、車両の前部座席の運転席である。しかしながら、車両用シートは、前部座席の助手席であっても良いし、車両の後部座席であっても良い。また、車両は自動車であっても良く、自動車以外の乗り物であっても良い。
シートクッション2は、着座者の臀部を受ける機器である。シートバック3は着座者の背部を受ける機器である。アームレスト4は着座者の腕を受ける機器である。着座者の腕とは、例えば、手の平、手首、前腕、上腕と前腕との間の関節部、又は肘である。シートバック3の頂部にはヘッドレスト5が設けられている。ヘッドレスト5は着座者の頭部を受ける機器である。
シートクッション2は車両の床7の上に設置されている。シートバック3はリクライニング機構8を介してシートクッション2に連結されている。シートバック3はリクライニング機構8の働きによってシートクッション2に対して矢印A−Aのように傾斜移動可能である。
アームレスト4はシートバック3の側面に回動可能に設けられている。アームレスト4は使用位置Cと不使用位置Dとの間で中心線X0を中心として矢印B−Bに示すように回動可能である。
図2は図1のアームレスト4の先端部分を拡大して示している。アームレスト4は図2のG−G方向へ長い概ね直方体形状のパッド12を有している。パッド12は弾性部材(例えばウレタンの発泡材)によって形成されている。パッド12の先端部に凹部用部材13が設けられている。凹部用部材13は、例えば、自然状態で特定の形状を維持する性質である形状維持特性を有する材料によって形成されている。
形状維持特性を有する材料は、例えば、硬質の合成樹脂や、形状維持特性を持った柔軟な物質によって形成できる。硬質の合成樹脂は、例えばPP(ポリプロピレン)である。形状維持特性を持った柔軟な物質は、例えば、エラストマ、軟質樹脂、成形不織布、又はそれらの同等品である。
パッド12の周囲は表皮14によって覆われている。表皮14は、例えばファブリック、革、合成皮革等によって形成されている。表皮14は、通気性を有する材料であることが好ましい。表皮14は、ファブリック等の表層の裏側にワディング(すなわち、当て物)を裏打ちした多層構造であっても良い。
凹部用部材13はパッド12と一体成形することができる。すなわち、パッド12を発泡成形処理によって形成する際に、凹部用部材13をパッド12の所定位置に予めセットしておいて発泡成形処理を行うことができる。あるいは、凹部用部材13を予め表皮14の適所に固定しておき、その表皮14によってパッド12を覆うことにより、凹部用部材13をパッド12の所定位置に配置させることもできる。
凹部用部材13は、カップ等といった被収納物を収納するための収納用凹部15を形成している。収納用凹部15の側部には引掛け部18が設けられている。引掛け部18は、収納用凹部15の一部を形成している引掛け用突部19と、引掛け用突部19の両側に位置することによってその引掛け用突部19を形成している一対の溝20a,20bと、を有している。
収納用凹部15は、アームレスト4の上面、すなわち着座者が腕を乗せる面に設けられている。また、収納用凹部15は外部に向かって(図2では上方へ向かって)開口している。この開口を介して被収納物が収納用凹部15内へ挿入される。引掛け部18(すなわち引掛け用突部19及び溝20a,20b)は、凹部用部材13そのものによって形成されており、収納用凹部15の側部に設けられている。そして、引掛け部18はアームレスト4の側面部において外部空間へ露出している。また、引掛け部18はアームレスト4の側面から外部へ突出することなく、当該側面と同じ高さの面内にある。すなわち、引掛け部18はアームレスト4の側面と面一(ツライチ)の状態にある。
図3は図2のE−E線に従った断面図である。図3に示すように、凹部用部材13は収納用凹部15を形成している内壁13aと、上縁部13bを介して内壁13aに連続している外壁13cとを有している。内壁13aと外壁13cとは適宜の間隔を隔てて互いに対面している。表皮14に覆われているパッド12は、内壁13aと外壁13cとの間の空間を埋めている。図2の引掛け用突部19は、図3に示すように、内壁13a、パッド12、及び外壁13cによって形成されている。さらに、引掛け用突部19の収納用凹部15側には所定の高さHの収納突部21が設けられている。収納突部21は凹部用部材13を成形加工する際に同時に形成される。
以下、本実施形態のアームレスト4の使い方を説明する。図1において、車両用シート1に座った着座者がアームレスト4を使用したい場合には、着座者はアームレスト4を使用位置Cにセットする。この状態において着座者は自身の腕、すなわち、手の平、手首、前腕、上腕と前腕との間の関節部、又は肘をアームレスト4の上面に乗せることができる。
着座者が収納用凹部15内に被収納物、例えばカップを入れたい場合は、図3に示すようにカップ24を収納用凹部15へ挿入する。収納用凹部15の内部方向へ突出している収納突部21は凹部用部材13及びパッド12によって形成されており、凹部用部材13はPP等といった硬質の合成樹脂や、エラストマや、軟質樹脂や、成形不織布や、それらの同等品によって形成されており、さらにパッド12は発泡成形材料のような弾性部材によって形成されている。つまり、収納突部21はそれ自身が弾性変形可能な部材によって形成されている。
挿入されたカップ24は、収納突部21を外側方向へ弾性変形させながら収納用凹部15の底面まで挿入される。挿入されたカップ24は収納突部21の弾性復元力によって押し付けられるので、収納用凹部15内で揺れ動くことなく、しっかりと固定保持される。収納突部21の高さHは、カップ24の収納用凹部15内への挿入を妨げることのない程度の高さに調整される。
図1において、着座者又は同乗者は引掛け物、例えば買い物袋をアームレスト4に吊り下げたい場合がある。このような場合、着座者等は買い物袋の持ち手部分を図2の一対の溝20a及び20bに挿入した上で、その持ち手部分を引掛け用突部19に引っ掛ける。これにより、買い物袋をアームレスト4の先端部分の着座者から見て外側部分に吊り下げることができる。
引掛け部18は収納用凹部15の側部に設けられており、且つ収納用凹部15の内部に隠れているのではなく外部空間に露出している。このため、引掛け部18に買い物袋を引っ掛ける作業は非常に容易である。
さらに、引掛け部18は、一対の溝20a,20bと、それらの溝によって形成された引掛け用突部19と、によって形成されているので、構造が非常に簡単であり、買い物袋の引っ掛け作業が非常に楽である。
さらに、本実施形態では、収納用凹部15は凹部用部材13を成形加工することによって形成されており、その成形加工の際に引掛け部18を一体成形によって形成した。つまり、引掛け部18は、収納用凹部15に対する別部品ではなく、収納用凹部15の側部に直接的に設けられている。このため、本実施形態は、引掛け部18を収納用凹部15に対する別部品として設けた場合に比べて構造が簡単であり、製造工程が簡潔であり、さらに部品コストを低く抑えることができる。
さらに、収納用凹部15及び収納突部21を形成している凹部用部材13は、それ自身が弾性変形可能な部材によって形成されており、バネ等といった専用の弾性部材を用いる必要がないので、部品コストを抑制できる。
(車両用シート及びアームレストの第2の実施形態)
図4は本発明に係る車両用シート及びアームレストの第2の実施形態の主要部を示している。図4は上述した第1の実施形態における図3に相当する図である。図3に示した実施形態では、収納突部21を形成している凹部用部材13が切欠き部のない連続した台錐形状(すなわち頂部の無い円錐形状)に形成されていた。
これに対し、図4に示す本実施形態では、収納突部31を形成している凹部用部材13が切欠き部25を有している。切欠き部25を設けたことにより、収納突部31は頂辺F(すなわち、図4の紙面を貫通する方向へ延びる辺)を支点とする片持ち梁形状になっている。収納突部31以外の構造は図1及び図2に示した構造と同じとすることができる。
本実施形態のように、片持ち梁形状の収納突部31を用いれば、片持ち梁の頂辺Fを支点とした可撓性によって収納突部31を弾性変形させることができるので、収納突部31を形成している凹部用部材13自身が硬い合成樹脂によって形成される場合に、収納突部31に好ましい弾性を付与することができる。
さらに、この実施形態によれば、引掛け用突部19に買い物袋の持ち手部分を引っ掛けたとき、持ち手部分が切欠き部25の内部へ入り込む。このため、買い物袋を引掛け用突部19によってしっかりと吊り下げることが可能となる。
(車両用シート及びアームレストの第3の実施形態)
図5は本発明に係る車両用シート及びアームレストの3の実施形態の主要部を示している。図2に示した実施形態では、溝20a,20b及び引掛け用突部19によって構成された引掛け部18を着座者から見てアームレスト4の外側に配置した。これに対し本実施形態では、溝20a,20b及び引掛け用突部19によって構成された引掛け部18を着座者から見てアームレスト4の内側(すなわち着座者側)に配置した。アームレスト4に対する引掛け部18の配置位置以外の構造は図1及び図2に示した構造と同じとすることができる。
(車両用シート及びアームレストの第4の実施形態)
図6は本発明に係る車両用シート及びアームレストの4の実施形態の主要部を示している。図2及び図5に示した各実施形態では、溝20a,20b及び引掛け用突部19によって構成された引掛け部18をアームレスト4の横方向(すなわち幅方向)の側面に配置した。これに対し本実施形態では、溝20a,20b及び引掛け用突部19によって構成された引掛け部18をアームレスト4の縦方向(すなわち長手方向)の先端面に配置した。アームレスト4に対する引掛け部18の配置位置以外の構造は図1及び図2に示した構造と同じとすることができる。
(車両用シート及びアームレストの第5の実施形態)
図7は本発明に係る車両用シート及びアームレストの5の実施形態の主要部を示している。図2及び図5に示した各実施形態では、溝20a,20b及び引掛け用突部19によって構成された引掛け部18をアームレスト4の横方向(すなわち幅方向)の片方の側面に配置した。これに対し図7に示す本実施形態では、溝20a,20b及び引掛け用突部19によって構成された引掛け部18をアームレスト4の横方向の外側及び内側の両側に配置した。アームレスト4に対する引掛け部18の配置位置以外の構造は図1及び図2に示した構造と同じとすることができる。
(車両用シート及びアームレストの第6の実施形態)
図8は本発明に係る車両用シート及びアームレストの6の実施形態の主要部を示している。図2、図5及び図6に示した実施形態ではアームレスト4に1つの引掛け部18を設けた。図7に示した実施形態ではアームレスト4に2つの引掛け部18を設けた。これに対し図8に示す本実施形態では、3つの引掛け部18をアームレスト4の横方向の両側及び縦方向の先端面の3ヶ所に配置した。
(他の実施形態)
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
例えば、以上の実施形態では収納用凹部15を円筒形状とした。しかしながらこれに代えて、収納用凹部15を角筒形状とすることもできる。
また、収納用凹部15の数は1つに限られず、複数とすることもできる。
また、図1に示した実施形態では車両の前部座席のアームレストに本発明を適用した。しかしながらこれに代えて、車両の後部座席のアームレストに本発明を適用することもできる。
また、以上の実施形態では図2に示したように引掛け用突部19の内部側に、カップ等といった被収納物を押えるための収納突部21を設けた。しかしながら収納突部21は必ずしも設けなくても良い。
1.車両用シート、 2.シートクッション、 3.シートバック、 4.アームレスト、 5.ヘッドレスト、 7.床、 8.リクライニング機構、 12.パッド、 13.凹部用部材、 13a.内壁、 13b.上縁部、 13c.外壁、 14.表皮、 15.収納用凹部、 18.引掛け部、 19.引掛け用突部、 20a,20b.一対の溝、 21.収納突部、 24.カップ(被収納物)、 25.切欠き部、 31.収納突部、 C.使用位置、 D.不使用位置、 F.頂辺、 H.高さ、 X0.中心線

Claims (7)

  1. 着座者の腕を受けるアームレストにおいて、
    パッドと、
    当該パッドを覆う表皮と、
    着座者が腕を乗せる面に設けられており外部に向かって開口している収納用凹部と、
    前記収納用凹部の側部の一部として設けられた引掛け部と、を有しており、
    前記収納用凹部は、前記パッドに形成した凹形状部分を凹部用部材によって覆うことによって形成されており、
    前記引掛け部は外部空間に露出しており、
    前記引掛け部は前記収納用凹部の一部を形成している引掛け用突部と、当該引掛け用突部の両側に位置しており当該引掛け用突部を形成している一対の溝とを有しており、
    前記引掛け部は前記収納用凹部の内部へ突出する収納突部を有しており、
    当該収納突部は、前記パッドを内部へ突出する形状に形成し、当該突出した形状を前記凹部用部材によって覆うことによって形成されており、
    当該収納突部は前記引掛け用突部の収納用凹部側に設けられており、
    当該収納突部の内部先端部分は、挿入された被収納物によって外側方向へ弾性変形するように収納用凹部側へ突出している
    ことを特徴とするアームレスト。
  2. 前記引掛け部はアームレストの側面と同じ高さの面内にあることを特徴とする請求項1記載のアームレスト。
  3. 前記収納用凹部は成形加工によって形成された成形品であり、前記引掛け部は前記収納用凹部と一体に成形されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のアームレスト。
  4. 前記引掛け部は合成樹脂を材料とする成形加工処理により前記収納用凹部と一体に成形されていることを特徴とする請求項記載のアームレスト。
  5. 前記凹部用部材は、自然状態で特定の形状を維持する性質である形状維持特性を有する柔軟な物質によって形成されていることを特徴とする請求項1記載のアームレスト。
  6. 前記柔軟な物質は、エラストマ、軟質樹脂又は成形不織布であることを特徴とする請求項5記載のアームレスト。
  7. 着座者の臀部を受けるシートクッションと、着座者の背部を受けるシートバックと、当該シートバックに回動可能に設けられたアームレストと、を有しており、前記アームレストは請求項1から請求項のいずれか1つに記載のアームレストであることを特徴とする車両用シート。
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