JP6618190B2 - 被収容物の収容構造体、アームレスト及び車両用シート - Google Patents

被収容物の収容構造体、アームレスト及び車両用シート Download PDF

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Description

本発明は、車両の搭乗者が腕を休めるための車両用部品であるアームレストや、車両で用いられる小物入れであるコンソールボックスの開閉蓋、等といった被収容物の収容構造体に関する。被収容物は、例えば飲料用容器である。アームレストやコンソールボックスの開閉蓋には被収容物を収容するための収容凹部が設けられる。
また、本発明は、収容凹部が設けられたアームレストに関する。
さらに、本発明は、アームレスト等といった被収容物の収容構造体が備えられた車両用シートに関する。
被収容物の収容構造体の1つであるアームレストとして、従来、特許文献1に開示されたものが知られている。このアームレストは、水平状態である使用位置と、立った状態である非使用位置との間で回動できる。使用位置とは、収容凹部であるドリンクホルダが被収納物である飲料用容器を収容できる状態にある位置のことであり、例えば水平状態の位置である。一方、非使用位置とは、ドリンクホルダが飲料用容器を収容できない状態にある位置のことであり、例えば垂直に立った状態の位置である。
特許文献1のアームレストにおいては、アームレストの回動中心部分にロック機構、すなわち固定機構が設けられている。一方、収容凹部であるドリンクホルダの内部に操作片が設けられている。そして、この操作片が上記のロック機構に連結されている。
アームレストが水平状態である使用位置に置かれているときに、ドリンクホルダの内部に飲料用容器が挿入されると、飲料用容器の底部が操作片を押し下げる。操作片が押し下げられると、上記のロック機構がロック状態にセットされる。こうして、アームレストに飲料用容器が置かれたときには、アームレストが間違って非使用位置へ動かされることを防止できる。
しかしながら、この従来のアームレストにおいては、ドリンクホルダ内の操作片とアームレストのロック機構を連結する機構が非常に複雑であり、コストが非常に高くなるという問題があった。
特開平9−193704号公報
本発明は、従来装置における上記の問題点に鑑みて成されたものであって、アームレスト等といった被収容物の収容構造体におけるロック機構の構造を簡単にし、さらにドリンクホルダ等といった収容凹部と上記のロック機構とを連結する構造を簡単にすることにより、製作が簡単であり、コストが安い、被収容物の収容構造体、アームレスト及び車両用シートを提供することを目的とする。
本発明に係る被収容物の収容構造体は、被収容物を収容する収容凹部を有しており、軸部材を中心として使用位置と非使用位置との間で回動する被収容物の収容構造体であって;前記使用位置は前記収容凹部が前記被収容物を収容する位置であり、前記非使用位置は前記収容凹部が前記被収容物を収容する位置ではない位置である、被収容物の収容構造体において、第1の部分によって前記収容凹部の荷重を受け、第2の部分によって前記軸部材を包囲しているロック部材を有しており、前記ロック部材は弾性部材であるパッドで覆われており、前記ロック部材は、前記第1の部分が収容凹部の荷重を受けたときに撓み移動し、この撓み移動により前記第2の部分が前記軸部材を挟み付け、この挟み付けにより前記ロック部材が前記軸部材に固定されることを特徴とする。
上記構成において、被収容物の収容構造体は、アームレスト、コンソールボックスの開閉蓋、等といった構造体である。
本発明に係る上記の被収容物の収容構造体によれば、ロック部材の第2の部分だけによってロック部材のロック機構が構成されるので、ロック機構の構造が極めて簡単である。また、収容凹部とロック機構とを連結する構造が撓み移動するロック部材だけなので、収容凹部とロック機構とを連結する構造も極めて簡単である。このような簡単な構造のため、本発明に係る被収容物の収容構造体は製作が簡単であり、コストが非常に安い。
本発明に係る被収容物の収容構造体の第2の発明態様において、前記ロック部材は、前記被収容物の収容構造体の骨格構造であるフレームによって形成される。この構成によれば、骨格構造とロック部材とが共通の部材によって形成されるので、構造がさらに簡単になり、コストがさらに安くなる。
本発明に係る被収容物の収容構造体の第3の発明態様において、前記フレームは、前記パッドの中で動かない不動部と、当該不動部に対して相対移動可能な可動部とを有しており、前記可動部が前記ロック部材として機能する。この構成によれば、ロック部材がフレームの全体によって形成されるのではなく、ロック部材がフレームの可動部によって形成される。そのため、フレームの不動部が骨格構造として機能するので、安定した骨格構造を得ることができる。
本発明に係る被収容物の収容構造体の第4の発明態様においては、前記ロック部材の前記第2の部分と前記軸部材との間に、摩擦力を増加させる部材が介在する。摩擦力を増加させる部材は、例えばゴム、傾斜パイルである。この構成によれば、ロック部材の第2の部分と軸部材との間の摩擦力が強くなるので、被収容物の重量が軽い場合でも、ロック部材を軸部材に確実に固定できる。
本発明に係る被収容物の収容構造体の第5の発明態様においては、前記ロック部材の前記第2の部分に第1の歯形が形成されており、当該第1の歯形に嵌合する第2の歯形が前記軸部材に形成されている。この構成によれば、ロック部材の第2の部分と軸部材との間の嵌合が強くなるので、被収容物の重量が軽い場合でも、ロック部材を軸部材に確実に固定できる。
本発明に係る被収容物の収容構造体の第6の発明態様においては、前記ロック部材の前記第2の部分の外側の表面にスリットが形成されており、このスリットは前記軸部材の延在方向と同じ方向に延在しており、このスリットにより前記ロック部材の撓み移動の基点の位置が調節される。この構成によれば、スリットを設けたことにより、カップホルダ等といった収容凹部の内部に容器11等といった被収容物を収容したときの、ロック部材の撓みの基点を調節することができる。このような撓みの基点の調節により、ロック部材の第2の部分と軸部材との接触面積を調節でき、その結果、ロック部材の第2の部分と軸部材との間に発生する摩擦力を所望の大きさに調節できる。
本発明に係る被収容物の収容構造体の第7の発明態様においては、前記収容凹部は、硬くて変形しない合成樹脂か、あるいは、自然状態で特定の形状を維持する性質である形状維持特性を有する軟質の材料によって形成される。この構成において、硬くて変形しない合成樹脂は、工業的に広く用いられている多くの種々の合成樹脂によって実現できる。また、上記の軟質材料は、例えばエラストマ、軟質樹脂、成形不織布、又はそれらの同等品であって、自然状態で特定の形状を維持する性質である形状維持特性を有する軟質の材料である。ここで言う形状維持特性とは、硬くて全く変形しない特性ということではなく、特定の形状を維持するが机の上に置いたときには、自重によって若干の変形を呈するような軟質性をもっている特性のことである。
次に、本発明に係るアームレストは、被収容物を収容する収容凹部を有しており、軸部材を中心として使用位置と非使用位置との間で回動するアームレストであって;前記使用位置は前記収容凹部が前記被収容物を収容する位置であり、前記非使用位置は前記収容凹部が前記被収容物を収容する位置ではない位置である、アームレストにおいて、第1の部分によって前記収容凹部の荷重を受け、第2の部分によって前記軸部材を包囲しているロック部材を有しており、前記ロック部材は弾性部材であるパッドで覆われており、前記ロック部材は、前記第1の部分が収容凹部の荷重を受けたときに撓み移動し、この撓み移動により前記第2の部分が前記軸部材を挟み付け、この挟み付けにより前記ロック部材が前記軸部材に固定されることを特徴とする。
上記構成のアームレストによれば、ロック部材の第2の部分だけによってロック部材のロック機構が構成されるので、ロック機構の構造が極めて簡単である。また、収容凹部とロック機構とを連結する構造が撓み移動するロック部材だけなので、収容凹部とロック機構とを連結する構造も極めて簡単である。このような簡単な構造のため、本発明に係るアームレストは製作が簡単であり、コストが非常に安い。
次に、本発明に係る車両用シートは、搭乗者の臀部を受けるシートクッションと、搭乗者の背中部を受けるシートバックと、被収容物を収容する収容凹部を有しており軸部材を中心として使用位置と非使用位置との間で回動するアームレストと、を有する車両用シートであって;前記使用位置は前記収容凹部が前記被収容物を収容する位置であり、前記非使用位置は前記収容凹部が前記被収容物を収容する位置ではない位置である車両用シートにおいて、前記アームレストは上述した本発明に係るアームレストであることを特徴とする。
この構成の車両用シートによれば、ロック部材の第2の部分だけによってロック部材のロック機構が構成されるので、ロック機構の構造が極めて簡単である。また、収容凹部とロック機構とを連結する構造が撓み移動するロック部材だけなので、収容凹部とロック機構とを連結する構造も極めて簡単である。このような簡単な構造のため、本発明に係る車両用シートは製作が簡単であり、コストが非常に安い。
本発明に係る被収容物の収容構造体、アームレスト及び車両用シートによれば、ロック部材の第2の部分だけによってロック部材のロック機構が構成されるので、ロック機構の構造が極めて簡単である。また、収容凹部とロック機構とを連結する構造が撓み移動するロック部材だけなので、収容凹部とロック機構とを連結する構造も極めて簡単である。このような簡単な構造のため、本発明に係る被収容物の収容構造体、アームレスト及び車両用シートは製作が簡単であり、コストが非常に安い。
本発明に係る被収容物の収容構造体の1つであるアームレストが使用位置に置かれている状態を示す車両用シートの斜視図である。 図1のアームレストが非使用位置に置かれた状態を示す車両用シートの斜視図である。 図1のB−B線に従ってアームレストの断面構造を示す断面図である。 本発明に係る被収容物の収容構造体の1つであるアームレストの他の実施形態を示す断面図である。 本発明に係る被収容物の収容構造体の1つであるアームレストのさらに他の実施形態を示す断面図である。 本発明に係る被収容物の収容構造体の1つであるアームレストのさらに他の実施形態を示す断面図である。 本発明に係る被収容物の収容構造体の1つであるアームレストのさらに他の実施形態を示す断面図である。
以下、本発明に係る被収容物の収容構造体、アームレスト及び車両用シートを実施形態に基づいて説明する。なお、本発明がこの実施形態に限定されないことはもちろんである。また、本明細書に添付した図面では特徴的な部分を分かり易く示すために実際のものとは異なった比率で構成要素を示す場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、被収容物の収容構造体、アームレスト及び車両用シートのそれぞれの一実施形態を示している。図1において、全体を符号1で示す車両用シートは、車両の後列に設置されたシートを示している。この車両用シート1は、シートクッション2と、2つのシートバック3A及び3Bとを有している。
シートクッション2は着座者の臀部を受ける部分である。シートバック3A,3Bは着座者の背中部分を受ける部分である。シートバック3A,3Bのそれぞれの頂部にはヘッドレスト4が設けられている。ヘッドレスト4は着座者の頭部を受ける部分である。
2つのシートバック3A,3Bの間に空間Kが設けられている。被収容物の収容構造体としてのアームレスト5Aがこの空間K内に設けられている。アームレスト5Aは軸部材9に回動可能に取付けられている。軸部材9はシートバック3Bに固定されている。軸部材9はシートバック3Aに固定されていても良い。アームレスト5Aはその先端部に収容凹部としてのカップホルダ10を有している。
図1はアームレスト5Aが水平状態である使用位置に置かれた状態を示している。アームレスト5Aは着座者の手動によって軸部材9を中心として回動させることができる。アームレスト5Aを矢印Aで示すように軸部材9を中心として上方へ回動させることにより、アームレスト5Aを図2に示すように非使用位置に置くことができる。また、アームレスト5Aを手動により非使用位置(図2)から使用位置(図1)へ向けて下方へ回動させることができる。
図1に示すアームレスト5Aの使用位置は、収容凹部であるカップホルダ10の開口が上方を向く略水平状態の位置である。図2に示すアームレスト5Aの非使用位置は、カップホルダ10の開口が横方向を向く略直角に立った状態の位置である。
アームレスト5Aが図1に示す使用位置に置かれているとき、着座者は被収容物としての容器11をカップホルダ10の内部に収容できる。容器11は例えば飲料液が入っている容器である。アームレスト5Aが図2の非使用位置に置かれているときは、容器11(図1参照)をカップホルダ10の内部へ収容することはできない。容器11がカップホルダ10から落ちたり、容器11の内部の飲料液が容器11からこぼれたりするからである。なお、被収容物は、飲料用の容器11に限られず、任意の物とすることもできる。
図3は、図1のB−B線に従ってアームレスト5Aの断面構造を示している。図3において、アームレスト5Aは骨格構造であるフレーム15を有している。フレーム15は図1に破線で示すように幅方向C−Cに短く、前後方向D−Dに長い構造体である。フレーム15は硬質で機械的強度が比較的高い合成樹脂によって形成されている。
アームレスト5Aは、フレーム15の周囲にパッド16を設け、さらにパッド16の周囲を表皮17で覆うことによって形成されている。パッド16は、弾性部材(例えばウレタンの発泡材)によって形成されている。表皮17は、通気性を有する材料、例えばファブリック、革、合成皮革等によって形成されている。
カップホルダ10は硬質部材又は軟質部材によって形成されている。硬質部材は、例えば硬くて変形しない合成樹脂である。軟質部材は、例えばエラストマ、軟質樹脂、成形不織布、又はそれらの同等品であって、自然状態で特定の形状を維持する性質である形状維持特性を有する軟質の材料である。ここで言う形状維持特性とは、硬くて全く変形しない特性ということではなく、特定の形状を維持するが机の上に置いたときには、自重によって若干の変形を呈するような軟質性をもっている特性のことである。
カップホルダ10は、パッド16を発泡成形処理によって所定の形状に形成する際に金型内の所定位置に予め置いておいて、パッド16内の所定の位置に設けることができる。また、カップホルダ10は、パッド16を発泡成形処理によって所定の形状に形成した後に、パッド16内の所定の位置に組み付けることもできる。
図3において、フレーム15は、スリット18によって分割された上フレーム15a及び下フレーム15bを有している。スリット18は図1の前後方向D−Dに長く延びている。図3においてスリット18の後方端(右方端)は穴19で終わっている。スリット18及び穴19は、図1及び図3において幅方向C−Cに関してフレーム15を貫通している。
図3において、フレーム15の左端部15cが第1の部分として機能する。この第1の部分15cは収容凹部としてのカップホルダ10の荷重を受ける部分である。フレーム15の右端部15dが第2の部分として機能する。この第2の部分15dは穴19によって軸部材9を包囲している。
図1においてシートバック3Bに固定されている軸部材9は、図3においてフレーム15の右端部の穴19を貫通している。この軸部材9によってフレーム15が回転可能に支持されており、従って軸部材9によってアームレスト5Aが回転可能に支持されている。カップホルダ10に容器11が収容されていない自然状態において、フレーム15の第1の部分15cに加えられるカップホルダ10の荷重は小さい。このため、スリット18の上下方向の間隔は広い。このとき、フレーム15の第2の部分15dにおける穴19の径は大きい。このため、フレーム15は軸部材9の周りに回動可能である。
図3において矢印Eで示すようにカップホルダ10の内部に容器11が収容されると、フレーム15の第1の部分15cに加えられるカップホルダ10の荷重が大きくなる。すると、上フレーム15aが破線で示すように下方向へ撓む。これにより、フレーム15の第2の部分15dにおける穴19の径が小さくなる。このため、第2の部分15dの穴19が軸部材9を挟み付け、この挟み付けによりフレーム15が軸部材9に摩擦力のために固定される。この結果、フレーム15従ってアームレスト5Aは軸部材9に固定されて回動できない状態になる。
つまり、容器11がカップホルダ10の内部に収容されると、アームレスト5Aは軸部材9にロックされて使用状態(水平状態)から動かない状態になる。これにより、容器11がカップホルダ10の内部に収容されている場合には、アームレスト5Aが図2に示す非使用位置へ向けて間違えて回動することが防止される。これにより、容器11をカップホルダ10によって安全に保持できる。
以上のように本実施形態によれば、フレーム15の第2の部分15dの穴19だけによってフレーム15のロック機構が構成されているので、ロック機構の構造が極めて簡単である。また、収容凹部としてのカップホルダ10とロック機構としての穴19とを連結する構造がスリット18によって形成された上フレーム15aだけであるので、カップホルダ10とロック機構としての穴19とを連結する構造も極めて簡単である。このような簡単な構造のため、本実施形態のアームレスト5Aは製作が簡単であり、コストが非常に安い。
カップホルダ10は既述の通り、硬質の合成樹脂といった硬質部材又はエラストマ等といった軟質部材によって形成されている。カップホルダ10を硬質部材によって形成した場合には、容器11をカップホルダ10の内部へ収容したとき、カップホルダ10の周辺のパッド16が変形することにより、カップホルダ10によってフレーム15の第1の部分15cに荷重が加えられる。一方、カップホルダ10を軟質部材によって形成した場合には、容器11をカップホルダ10の内部へ収容したとき、カップホルダ10の周辺のパッド16が変形することに加えて、カップホルダ10それ自体が変形することにより、カップホルダ10によってフレーム15の第1の部分15cに荷重が加えられる。
(第2の実施形態)
図4は本発明に係る被収容物の収容構造体及びアームレストの第2の実施形態を示している。このアームレスト5Bは図1に示した車両用シートに用いることができる。また、図1に示した車両用シート以外の車両用シートに用いることもできる。
ここに示すアームレスト5Bが図3に示したアームレスト5Aと異なる点は、図4に示すように、フレーム15の右端部である第2の部分15dにおける穴19の表面の一部に摩擦力増加部材23を設けたことである。アームレスト5Bにおいて摩擦力増加部材23以外の構成は図3のアームレスト5Aと同じであり、同じ部材は同じ符号を付して示している。
摩擦力増加部材23は、フレーム15の第2の部分15dに設けた穴19の内側表面と軸部材9の外側表面との間の摩擦力を増加させるための部材である。摩擦力増加部材23は、例えばゴム、傾斜パイル、等によって形成される。傾斜パイルは、平板の基材上に多数の繊維状の毛部材を傾斜状態で植毛して成る織物のことである。摩擦力増加部材23として傾斜パイルを用いる場合は、図4(a)に示すように、フレーム15が軸部材9に対して矢印Fで示すように図2の非使用位置へ向けて回動しようとする動きに対して有効に抵抗力を付加するように毛部材24が傾斜している。摩擦力増加部材23は図1においてフレーム15の幅方向C−Cの全域にわたって設けても良いし、幅方向C−Cに沿って部分的に設けても良い。
本実施形態において、飲料用の容器11等といった被収容物の重量が小さい場合には、上フレーム15aに加わる荷重が小さくなる。そしてこの場合には、上フレーム15aの撓み量が小さくなる。このように上フレーム15aの撓み量が小さくなる場合でも、本実施形態のように穴19の内側表面に摩擦力増加部材23を設ければ、その摩擦力増加部材23の働きにより、フレーム15を軸部材9に強固に固定することができる。
(第3の実施形態)
図5は、本発明に係る被収容物の収容構造体及びアームレストの第3の実施形態を示している。このアームレスト5Cは図1に示した車両用シートに用いることができる。また、図1に示した車両用シート以外の車両用シートに用いることもできる。
ここに示すアームレスト5Cが図3に示したアームレスト5Aと異なる点は、図5に示すように、フレーム15の右端部である第2の部分15dにおける穴19の内側表面の一部に第1の歯形25aを設け、さらに軸部材9の外側表面の対応する部分に第2の歯形25bを設けたことである。アームレスト5Cにおいて歯形25a,25b以外の構成は図3のアームレスト5Aと同じであり、同じ部材は同じ符号を付して示している。互いに噛み合う第1の歯形25aと第2の歯形25bは、図1においてフレーム15の幅方向C−Cの全域にわたって設けても良いし、幅方向C−Cに沿って部分的に設けても良い。
本実施形態において、飲料用の容器11等といった被収容物の重量が小さい場合には、上フレーム15aに加わる荷重が小さくなる。そしてこの場合には、上フレーム15aの撓み量が小さくなる。このように上フレーム15aの撓み量が小さくなる場合でも、本実施形態のように穴19の内側表面に第1の歯形25aを設け、さらに軸部材9の外側表面に第2の歯形25bを設ければ、これらの歯形25a及び25bが互いに噛み合うことにより、フレーム15を軸部材9に強固に固定することができる。
(第4の実施形態)
図6は本発明に係る被収容物の収容構造体及びアームレストの第4の実施形態を示している。このアームレスト5Dは図1に示した車両用シートに用いることができる。また、図1に示した車両用シート以外の車両用シートに用いることもできる。
ここに示すアームレスト5Dが図3に示したアームレスト5Aと異なる点は、図6に示すように、フレーム15の上フレーム15aの第2の部分15dの外側表面の適所にスリット27を設けたことである。アームレスト5Dにおいてスリット27以外の構成は図3のアームレスト5Aと同じであり、同じ部材は同じ符号を付して示している。スリット27は図1においてフレーム15の幅方向C−Cの全域にわたって設けても良いし、幅方向C−Cに沿って部分的に設けても良い。
本実施形態によれば、スリット27を設けたことにより、カップホルダ10の内部に飲料用の容器11等といった被収容物を収容したときの、上フレーム15aの撓みの基点を調節することができる。このような撓みの基点の調節により、上フレーム15aの穴9の内側表面と軸部材9の外側表面との接触面積を調節でき、その結果、上フレーム15aの穴9と軸部材9の外側表面との間に発生する摩擦力を所望の大きさに調節できる。
(第5の実施形態)
図7は本発明に係る被収容物の収容構造体及びアームレストの第5の実施形態を示している。このアームレスト5Eは図1に示した車両用シートに用いることができる。また、図1に示した車両用シート以外の車両用シートに用いることもできる。
本実施形態においては、骨格構造であるフレーム35に改変が加えられている。具体的には、フレーム35は、図7(a)のパッド16の内部で動かない図7(b)の不動枠35aと、不動枠35aに囲まれた可動部35bとを有している。本実施形態では、フレーム35の可動部35bが、図1の軸部材9に固定される部材であるロック部材として機能する。
図7(a)において、フレーム35の可動部35bの左端部35cが第1の部分として機能する。この第1の部分35cは収容凹部としてのカップホルダ10の荷重を受ける部分である。第1の部分35cの先端部の上面は、不動枠35aの上面よりも距離dだけ上方へ突出している。この第1の部分35cの先端部の上面がカップホルダ10の荷重を受けることになる。フレーム35の右端部35dが第2の部分として機能する。この第2の部分35dは穴19によって軸部材9を包囲している。
図1においてシートバック3Bに固定されている軸部材9は、図7においてフレーム35の右端部の穴19を貫通している。この軸部材9によってフレーム35が回転可能に支持されており、従って軸部材9によってアームレスト5Eが回転可能に支持されている。カップホルダ10に容器11が収容されていない自然状態において、フレーム35の可動部35bの第1の部分35cに加えられるカップホルダ10の荷重は小さい。このため、可動部35bは撓み移動していない状態にある。このとき、フレーム35の可動部35bの第2の部分35dにおける穴19の径は大きい。このため、フレーム35は軸部材9の周りに回動可能である。
図7(a)において矢印Eで示すようにカップホルダ10の内部に容器11が収容されると、フレーム35の可動部35bの第1の部分35cに加えられるカップホルダ10の荷重が大きくなる。すると、可動部35bが下方向へ撓む。これにより、可動部35bの第2の部分35dにおける穴19の径が小さくなる。このため、第2の部分35dの穴19が軸部材9を挟み付け、この挟み付けによりフレーム35が軸部材9に摩擦力のために固定される。この結果、フレーム35従ってアームレスト5Eは軸部材9に固定されて回動できない状態になる。
つまり、容器11がカップホルダ10の内部に収容されると、アームレスト5Eは軸部材9にロックされて使用状態(水平状態)から動かない状態になる。これにより、容器11がカップホルダ10の内部に収容されている場合には、アームレスト5Eが図2に示す非使用位置へ向けて間違えて回動することが防止される。これにより、容器11をカップホルダ10によって安全に保持できる。
以上のように本実施形態によれば、フレーム35の可動部35bの第2の部分35dの穴19だけによってフレーム35のロック機構が構成されているので、ロック機構の構造が極めて簡単である。また、収容凹部としてのカップホルダ10とロック機構としての穴19とを連結する構造がフレーム35の可動部35bだけであるので、カップホルダ10とロック機構としての穴19とを連結する構造も極めて簡単である。このような簡単な構造のため、本実施形態のアームレスト5Eは製作が簡単であり、コストが非常に安い。
図7(a)において、スリット30はフレーム35に設けられたスリットである。スリット30に嵌合しているピン31は図1のシートバック3Bと一体なピンである。アームレスト5Eが軸部材9を中心として回動する範囲は、ピン31がスリット30内で移動できる範囲に限定されている。
(他の実施形態)
以上、好ましい実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施形態に限定されるものでなく、請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々に改変できる。
例えば、図1の実施形態では車両の後部座席に設けられるアームレスト5Aに本発明を適用した。しかしながら、これに代えて、車両の前部座席、すなわち運転席又は助手席の側部に設けられるアームレストに対して本発明を適用することもできる。
また、図1の実施形態ではアームレスト5Aに本発明を適用したが、これに代えて、アームレスト以外の被収容物の収容構造体、例えばコンソールボックスの開閉蓋、あるいはその他の被収容物の収容構造体に対して本発明を適用することもできる。
図3、図4、図5及び図6に示した各実施形態においては、骨格部材であるフレーム15それ自身がロック部材として機能している。これに代えて、フレーム15とは別にロック部材があっても良い。
1.車両用シート、 2.シートクッション、 3A,3B.シートバック、 4.ヘッドレスト、 5A,5B,5C,5D,5E.アームレスト(被収容物の収容構造体)、 9.軸部材、 10.カップホルダ(収容凹部)、 11.容器(被収容物)、 15.フレーム(骨格構造、ロック部材)、 15a.上フレーム、 15b.下フレーム、 15c.第1の部分(左端部)、 15d.第2の部分(右端部)、 16.パッド、 17.表皮、 18.スリット、 19.穴、 23.摩擦力増加部材、 24.毛部材、 25a.第1の歯形、 25b.第2の歯形、 27.スリット、 30.スリット、 31.ピン、 35.フレーム(骨格構造)、 35a.不動枠(不動部)、 35b.可動部(ロック部材)、 35c.第1の部分(左端部)、 35d.第2の部分(右端部) d.突出距離、 K.空間

Claims (9)

  1. 被収容物を収容する収容凹部を有しており、軸部材を中心として使用位置と非使用位置との間で回動する被収容物の収容構造体であって;前記使用位置は前記収容凹部が前記被収容物を収容する位置であり、前記非使用位置は前記収容凹部が前記被収容物を収容する位置ではない位置である、被収容物の収容構造体において、
    第1の部分によって前記収容凹部の荷重を受け、第2の部分によって前記軸部材を包囲しているロック部材を有しており、
    前記ロック部材は弾性部材であるパッドで覆われており、
    前記ロック部材は、前記第1の部分が収容凹部の荷重を受けたときに撓み移動し、この撓み移動により前記第2の部分が前記軸部材を挟み付け、この挟み付けにより前記ロック部材が前記軸部材に固定される
    ことを特徴とする被収容物の収容構造体。
  2. 前記ロック部材は、前記被収容物の収容構造体の骨格構造であるフレームによって形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の被収容物の収容構造体。
  3. 前記フレームは、前記パッドの中で動かない不動部と、当該不動部に対して相対移動可能な可動部とを有しており、
    前記可動部が前記ロック部材として機能する
    ことを特徴とする請求項2記載の被収容物の収容構造体。
  4. 前記ロック部材の前記第2の部分と前記軸部材との間に摩擦力を増加させる部材が介在する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の被収容物の収容構造体。
  5. 前記ロック部材の前記第2の部分に第1の歯形が形成されており、当該第1の歯形に嵌合する第2の歯形が前記軸部材に形成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の被収容物の収容構造体。
  6. 前記ロック部材の前記第2の部分の外側の表面にスリットが形成されており、
    このスリットは前記軸部材の延在方向と同じ方向に延在しており、
    このスリットにより前記ロック部材の撓み移動の基点の位置が調節される
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の被収容物の収容構造体。
  7. 前記収容凹部は、硬くて変形しない合成樹脂か、あるいは、自然状態で特定の形状を維持する性質である形状維持特性を有する軟質の材料である
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の被収容物の収容構造体。
  8. 被収容物を収容する収容凹部を有しており、軸部材を中心として使用位置と非使用位置との間で回動するアームレストであって;前記使用位置は前記収容凹部が前記被収容物を収容する位置であり、前記非使用位置は前記収容凹部が前記被収容物を収容する位置ではない位置である、アームレストにおいて、
    第1の部分によって前記収容凹部の荷重を受け、第2の部分によって前記軸部材を包囲しているロック部材を有しており、
    前記ロック部材は弾性部材であるパッドで覆われており、
    前記ロック部材は、前記第1の部分が収容凹部の荷重を受けたときに撓み移動し、この撓み移動により前記第2の部分が前記軸部材を挟み付け、この挟み付けにより前記ロック部材が前記軸部材に固定される
    ことを特徴とするアームレスト。
  9. 搭乗者の臀部を受けるシートクッションと、
    搭乗者の背中部を受けるシートバックと、
    被収容物を収容する収容凹部を有しており、軸部材を中心として使用位置と非使用位置との間で回動するアームレストと、を有する車両用シートであって;
    前記使用位置は前記収容凹部が前記被収容物を収容する位置であり、
    前記非使用位置は前記収容凹部が前記被収容物を収容する位置ではない位置である
    車両用シートにおいて、
    前記アームレストは請求項8に記載したアームレストである
    ことを特徴とする車両用シート。
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