JP6645170B2 - 熱転写システム - Google Patents

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本発明は、支持層とインク層とを有するインクリボンを用いて被転写体にインクを転写する熱転写システムに関する。
インクリボンを用いて、カードなどの被転写体に文字などの像を印字する転写システムが、広く普及している。インクリボンは、帯状に延びるリボン(支持層)と、リボン上に形成され、染料等を含んだインク層と、を有している。インクリボンを用いた印字においては、印字されるべき所望の像に対応したパターンで、インクが被転写体に転写される。
この場合、インク転写済のインクリボンには、被転写体への転写によりインクが抜けた部分が、印字された像に対応したパターンで存在している。このため、インク転写済のインクリボンから、印字された像を特定することが可能である。従って、インクリボンを用いて、被転写体にID情報などの秘匿すべき情報を印字する場合、インク転写済のインクリボンの取り扱いに注意が必要となる。
このような問題に対応するため、例えば特許文献1において、巻取部に巻き取られた最外周のインクリボンを、最外周のインクリボンの内側に位置するインクリボンに接着させる熱転写システムが提案されている。特許文献1に記載の熱転写システムによれば、巻取部に巻き取られたインク転写済のインクリボンを一体化させることができ、これによって、インク転写済のインクリボンから、印字された像が特定されるのを防ぐことができる。
特開2008−49663号公報
特許文献1に記載の熱転写システムにおいては、巻取部が、当該巻取部に巻き取られたインク転写済のインクリボンと一体化されると考えられる。このため、巻取部に巻き取られたインク転写済のインクリボンを廃棄する際、巻取部もともに廃棄されることになる。
すなわち、巻取部を繰り返し利用することができず、このため、インク転写済のインクリボンを処理するためのコストが高くなってしまう。
また、特許文献1に記載の熱転写システムにおいては、巻取部に巻き取られたインク転写済のインクリボンが、内側に位置するインクリボンに接着されるため、いったん巻取部に巻き取られたインクリボンを逆向きに送り出すのは困難である。すなわち、巻取部においては、インクリボンを巻き取る方向における駆動のみが可能となっており、逆方向への駆動(いったん巻き取られたインクリボンを送り出す方向への駆動)が不可能となっていると考えられる。このため、巻取部に巻き取られる前のインクリボンが何らかの障害物にひっかかった場合に、巻取部の駆動方向を逆にすることによってインクリボンの搬送状態を改善することができないと考えられる。このように特許文献1に記載の熱転写システムにおいては、巻取部の駆動方向に関する自由度が低くなっていると考えられる。
他方、巻取部に巻き取られた最外周のインクリボンを、最外周のインクリボンの内側に位置するインクリボンに加熱体を用いて加熱し、使用済みのインクリボンにすでに形成されたパターンと異なる別のパターンを付与するとともに、使用済みインクリボンを更に巻き取ったり、巻き戻しを可能とする技術も考えられている。しかしながら、この場合、巻取部の動作開始時または動作停止時においては、インクリボンの移動が停止した状態でインクリボンを加熱することになる。このようにインクリボンの移動が停止した状態でインクリボンを加熱すると、インクリボンが過度に加熱されて、インクリボンが溶け出したり、あるいはインクリボンと加熱体が融着してしまう。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、インクリボンの停止時にインクリボンが過度に加熱されてインクリボンが溶融したり、インクリボンと加熱体が融着することがない熱転写システムを提供することを目的とする。
本発明は、支持層とインク層とを有するインクリボンを用いて被転写体にインクを転写する熱転写システムにおいて、前記インクリボンを送り出す送出部と、前記送出部の下流側に配置され、前記インクリボンの支持層側に設けられた第1加熱体を有し、前記インクリボンのインク層のインクを前記被転写体に対して第1パターンで転写する第1転写装置と、前記第1転写装置の下流側に配置され、インク転写済の前記インクリボンを巻き取る巻取部と、前記巻取部の近傍に設けられ、インク転写済の前記インクリボンを支持層側から加熱する第2加熱体を有する第2転写装置と、これら送出部、第1転写装置、巻取部および第2転写装置を制御する制御部とを備え、前記第2転写装置において、前記第2加熱体により加熱されるインクリボンのインク層のインクが、前記第1パターンと異なる第2パターンで、当該インクリボンの内側に位置するインクリボンの支持層に転写され、前記制御部は、前記巻取部に対して動作開始信号を出力し、第1所定時間経過後に、前記第2転写装置を動作させる動作信号を出力することを特徴とする熱転写システムである。
本発明は、前記制御部は、前記インクリボンが実際に移動した後、前記第2転写装置を動作させる動作信号を出力することを特徴とする熱転写システムである。
本発明は、前記巻取部には回転検出器が取付けられており、前記制御部は前記回転検出器からの信号に基づいて前記インクリボンが実際に移動したか否か判断することを特徴とする熱転写システムである。
本発明は、前記制御部は、前記第2転写装置を動作させる際、第2転写装置の動作エネルギを徐々に増加させることを特徴とする熱転写システムである。
本発明は、支持層とインク層とを有するインクリボンを用いて被転写体にインクを転写する熱転写システムにおいて、前記インクリボンを送り出す送出部と、前記送出部の下流側に配置され、前記インクリボンの支持層側に設けられた第1加熱体を有し、前記インクリボンのインク層のインクを前記被転写体に対して第1パターンで転写する第1転写装置と、前記第1転写装置の下流側に配置され、インク転写済の前記インクリボンを巻き取る巻取部と、前記巻取部の近傍に設けられ、インク転写済の前記インクリボンを支持層側から加熱する第2加熱体を有する第2転写装置と、これら送出部、第1転写装置、巻取部、および第2転写装置を制御する制御部とを備え、前記第2転写装置において、前記第2加熱体により加熱されるインクリボンのインク層のインクが、前記第1パターンと異なる第2パターンで、当該インクリボンの内側に位置するインクリボンの支持層に転写され、前記制御部は、前記巻取部に対して動作停止信号を出力する前に、前記第2転写装置を停止させる停止信号を出力することを特徴とする熱転写システムである。
本発明は、前記制御部、は前記巻取部に対して動作開始信号を出力し、第2所定時間経過後に、前記第2転写装置を停止させる停止信号を出力することを特徴とする熱転写システムである。
本発明は、前記制御部は、前記第2転写装置を動作させる際、第2転写装置の動作エネルギを徐々に低下させることを特徴とする熱転写システムである。
本発明によれば、インクリボンの停止時に、インクリボンが過度に加熱されてインクリボンが溶融したり、インクリボンと第2加熱体が融着することはない。
図1は、本発明の第1の実施の形態における熱転写システムを示す図。 図2(a)は、本発明の第1の実施の形態において、インク転写済のインクリボンを示す図、図2(b)は、本発明の第1の実施の形態において、インクリボンのインクが第1パターンで転写された被転写体を示す図。 図3は、図2(a)に示すインク転写済のインクリボンのIII−III線に沿った断面図。 図4は、図1の熱転写システムの巻取装置を拡大して示す図。 図5は、図4に示す巻取装置の第2転写装置の第2加熱体を矢印Vで示す方向から見た場合を示す図。 図6は、図5に示す第2加熱体およびインクリボンのVI−VI線に沿った断面図。 図7(a)(b)は、本発明の第1の実施の形態において、外側インクリボンのインク層のインクが、内側インクリボンの支持層に第2パターンで転写される様子を示す図。 図8(a)は、図7(a)(b)に示す転写が実施された後の外側インクリボンのインク層を示す図、図8(b)は、図7(a)(b)に示す転写が実施された後の内側インクリボンの支持層を示す図。 図9(a)(b)(c)は、本発明の熱転写システムの作用を示す図。 図10は、巻取装置の第2転写装置の第2加熱体の変形例を示す図。
<本発明の実施の形態>
以下、図1乃至図9を参照して、本発明の実施の形態について説明する。はじめに図1を参照して、熱転写システム10の全体構造について説明する。
<熱転写システム>
図1に示すように、支持層11とインク層12とを有するインクリボン13を用いて被転写体14に所望パターンでインク12aを転写する熱転写システム10は、矢印Rで示す方向にインクリボン13を送り出す送出部16と、送出部16の下流側に配置された第1転写装置17と、第1転写装置17の下流側に配置され、矢印Rで示す方向にインク転写済のインクリボン13を巻き取る巻取部21と、巻取部21の近傍に設けられ、インク転写済のインクリボン13を支持層11側から加熱する第2転写装置22と、を備えている。図1に示すように、インクリボン13は、複数のガイドロール15に沿って搬送される。ここで、図1に示す巻取部21と第2転写装置22とにより、巻取装置20が構成されている。
図1に示すように、第1転写装置17は、被転写体14を支持するプラテンロール19と、インクリボン13および被転写体14を挟んでプラテンロール19と対向するよう設けられた第1加熱体18、例えば印字ヘッド(サーマルヘッド)と、を有している。図1に示すように、第1加熱体18は、インクリボン13の支持層11側に設けられている。この第1加熱体18により、インクリボン13のインク層12のインク12aがID情報に対応する所定のパターン(第1パターン)で加熱され、これによって、インクリボン13のインク層12のインク12aが被転写体14に対して第1パターンで転写される。
図2(a)は、インク12aが被転写体14に第1パターンで転写された後のインクリボン13をインク層12側から見た場合を示す図であり、図2(b)は、インクリボン13のインク12aが第1パターンで転写された被転写体14を示す図である。図3は、図2(a)に示すインク転写済のインクリボン13のIII−III線に沿った断面図である。図2(a)および図3に示すように、インク転写済のインクリボン13において、インク層12は、被転写体14に転写されずに残留しているインク12aと、被転写体14に印字されたID情報に対応するインク抜け部分12bとからなる。この場合、図2(a)に示すように、インク転写済のインクリボン13におけるインク抜け部分12bのパターンは、上述の第1加熱体18における第1パターンに対応している。このため、インク抜け部分12bのパターンに基づいて、被転写体14に印字されたID情報を特定することが可能となっている。
<巻取装置>
次に図4を参照して、熱転写システム10の巻取装置20について詳細に説明する。上述のとおり、巻取装置20は、インク転写済のインクリボン13を巻き取るロール状の巻取部21と、巻取部21の近傍に設けられ、インク転写済のインクリボン13を支持層11側から加熱する第2転写装置(巻取装置用転写装置)22と、を有している。このうち第2転写装置22は、ロール形状の発熱体からなる第2加熱体23と、第2加熱体23を矢印Rで示す方向において回動可能に支持する支持機構(図示せず)と、を含んでいる。
(巻取部)
図4に示すように、本実施の形態の巻取部21においては、インクリボン13の支持層11がインク層12よりも外側に位置するようインクリボン13が巻き取られる。なお図4に示すように、本実施の形態において、巻取部21に巻き取られているインクリボン13のうち最外周に位置するインクリボン13が外側インクリボン13Aと称され、外側インクリボン13Aよりも内側で巻取部21に巻き取られ、外側インクリボン13Aに隣接しているインクリボン13が内側インクリボン13Bと称される。
(第2転写装置)
次に図5および図6を参照して、第2転写装置22の第2加熱体23について詳細に説明する。図5は、図4の第2加熱体23を矢印Vで示す方向から見た場合を示す図であり、図6は、図5に示す第2加熱体23およびインクリボン13のVI−VI線に沿った断面図である。なお、巻取部21にインクリボン13が巻き取られる際、巻き取られたインクリボン13は、実際には巻取部21のロール面に沿って湾曲するが、図6においては、便宜上、湾曲状態を無視してインクリボン13が描かれている。また図6においては、外側インクリボン13Aが第2加熱体23により押圧されて外側インクリボン13Aのインク層12の一部のインク12aが内側インクリボン13Bの支持層11に押し付けられる様子を説明するため、便宜上、外側インクリボン13Aと内側インクリボン13Bとの間に若干の隙間が描かれている。しかしながら、これに限られることはなく、外側インクリボン13Aと内側インクリボン13Bとが全面にわたって隙間無く接していてもよい。
図5および図6に示すように、第2加熱体23は、その外周に所定パターン(第2パターン)で配置された突起部23aを含むヒートローラを備えている。このため、図6に示すように、外側インクリボン13Aが第2加熱体23の突起部23aによって外側(支持層11側)から加熱および押圧されると、外側インクリボン13Aのインク層12に残留しているインク12aの一部が、第2パターンで、内側インクリボン13Bの支持層11上に転写される。なお、第2加熱体23の温度は、外側インクリボン13Aのインク層12のインク12aが全域にわたって溶融され、これによって外側インクリボン13Aと内側インクリボン13Bとが接着されるという現象が生じない程度に、低く設定されている。
ここで、第2加熱体23の突起部23aにおける第2パターンは、第1加熱体18における第1パターンとは異なるよう設定されている。このため、外側インクリボン13Aのインク層12に残留しているインク12aの一部を内側インクリボン13Bの支持層11上に転写することにより、外側インクリボン13Aのインク層12における、ID情報に対応する第1パターンからなるインク抜け部分12bのパターンを破壊することができる。このことにより、後に詳細に説明するように、インク抜け部分12bのパターンに基づいて被転写体14に印字されたID情報が特定されるのを防ぐことができる。
なお、巻取部21においては、巻き取りが進むにつれて、巻取部21により巻き取られているインクリボン13により構成されるロール体の外径が増加していく。このようなロール体の外径の増加に対応するため、第2加熱体23は、ロール体の半径方向(図4において矢印Dで示す方向)において移動可能となるよう支持機構(図示せず)により支持されている。また、このような支持機構によって第2加熱体23を支持することにより、巻取り駆動が停止されている場合や、第2加熱体23による加熱が不要な場合に、第2加熱体23を矢印D方向に移動させて、巻取部21に巻き取られているインクリボン13との接触を任意に中止することが可能となる。
なお、上述した送出部16、第1転写装置17、巻取部21、第2転写装置22はいずれも制御部30により駆動制御される。
また巻取部21近傍には、巻取部21の回転を検出するロータリエンコーダ(回転検出器)21aが設けられ、このロータリエンコーダ21aからの信号は制御部30へ送られる。このロータリエンコーダ21aは360°を例えば200分割して回転波形を生成するものである。
<本実施の形態の作用>
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。ここでは、熱転写システム10の第1転写装置17により被転写体14にID情報が印字され、その後、インク転写済の外側インクリボン13Aのインク層12のインク12aが、第2転写装置22により第2パターンで内側インクリボン13Bの支持層11上に転写される作用について説明する。
まず被転写体14を準備し、次に、制御部30は搬送機構31を駆動させて、転写体14を第1転写装置17に向けて搬送する。一方、図1に示すように、制御部30は巻取部21を駆動させてインクリボン13を、送出部16から第1転写装置17に向けて送り出す。このとき、インクリボン13に対して送出部16に内蔵されたブレーキ機構により張力が加わる。
被転写体14が第1転写装置17の第1加熱体18とプラテンロール19との間に到達すると、制御部30により第1転写装置17が駆動され、第1加熱体18がインクリボン13を、ID情報に対応する第1パターンで加熱しながら被転写体14に対して押し付ける。これによって、インクリボン13のインク層12のインク12aが第1パターンで被転写体14上に転写される(第1転写工程)。このことにより、被転写体14上にID情報が印字されるとともに、インクリボン13のインク層12に、ID情報に対応したインク抜け部分12bが形成される。
第1転写装置17を経た後のインク転写済のインクリボン13は、巻取装置20の巻取部21により巻き取られる。そして、巻取部21によってインク転写済のインクリボン13が巻き取られている状態において、制御部30により第2転写装置22が駆動され、第2転写装置22により、外側インクリボン13Aが第2パターンで加熱される(第2転写工程)。以下、図7(a)(b)および図8(a)(b)を参照して、外側インクリボン13Aが第2転写装置22により第2パターンで加熱される作用について詳細に説明する。
はじめに、図7(a)に示すように、第2転写装置22の第2加熱体23を巻取部21とともに回転させながら、外側(支持層11側)から第2加熱体23を外側インクリボン13Aに押し付ける。これによって、外側インクリボン13Aが第2加熱体23の突起部23aによって外側から加熱される。このため、外側インクリボン13Aのインク層12に残留しているインク12aの一部が、内側インクリボン13Bの支持層11上に対して、加熱されながら押し付けられる。これによって、図7(b)において符号12cにより示すように、外側インクリボン13Aのインク層12に残留しているインク12aの一部が、内側インクリボン13Bの支持層11上に転写される。
図8(a)は、第2転写装置22による転写が行われた後の外側インクリボン13Aをインク層12側から見た場合を示す図であり、図8(b)は、第2転写装置22による転写が行われた後の内側インクリボン13Bを支持層11側から見た場合を示す図である。
図8(a)に示すように、外側インクリボン13Aのインク層12には、第1転写装置17におけるID情報の印字パターンに基づく第1パターンを有するインク抜け部分12b(1)と、第2転写装置22における第2加熱体23の突起部23aの配列パターンに基づく第2パターン26を有するインク抜け部分12b(2)と、が形成されている。図8(a)に示すように、外側インクリボン13Aのインク層12には、第1パターンと第2パターン26とが混在しており、このため、ID情報に対応する第1パターンからなるインク抜け部分12b(1)のパターンが、認識不可能な程度に破壊されている。このことにより、インク抜け部分12bのパターンに基づいて被転写体14に印字されたID情報が特定されるのを防ぐことができる。
図8(b)に示すように、内側インクリボン13Bの支持層11上には、第2転写装置22によって、外側インクリボン13Aから第2パターン26でインク12cが転写されている。また図8(b)に示すように、このインク12cには、部分的に、外側インクリボン13Aのインク層12の第1パターンからなるインク抜け部分12bに基づくパターンを有するインク抜け部分12dが形成されている。しかしながら、当該インク抜け部分12dは、図8(b)に示すように、第2パターン26と重複する領域において視認されるのみであり、従って、インク抜け部分12dのパターンに基づいて、被転写体14に印字されたID情報が特定されることはない。
上述のようにして、巻取装置20の巻取部21により巻き取られたインク転写済のインクリボン13が、第2転写装置22により第2パターンで外側から加熱される。そして、一連のインク転写済のインクリボン13を巻取部21により巻き取るとともに、第2転写装置22により第2パターン26で外側から加熱した後、当該インクリボン13を巻取部21から取り外して廃棄する。この際、巻取部21に巻き取られているインクリボン13の間、例えば外側インクリボン13Aと内側インクリボン13Bとの間には接着処理が施されておらず、このため、インクリボン13を巻取部21から容易に取り外すことができる。従って、巻取部21を繰り返し利用することが可能である。このことにより、巻取部21がインク転写済のインクリボン13とともに廃棄される場合に比べて、インク転写済のインクリボン13を処理するためのコストを低くすることができる。
このように本実施の形態によれば、熱転写システム10は、インクリボン13を送り出す送出部16と、送出部16の下流側に配置され、インクリボン13の支持層11側に設けられた第1加熱体18を有し、インクリボン13のインク層12のインク12aを被転写体14に対して第1パターンで転写する第1転写装置17と、第1転写装置17の下流側に配置され、インク転写済のインクリボン13を巻き取る巻取部21と、巻取部21の近傍に設けられ、インク転写済のインクリボン13を支持層11側から加熱する第2加熱体23を有する第2転写装置22と、を備えている。このため、第2転写装置22により加熱される外側インクリボン13Aのインク層12のインク12aを、第1転写装置17における第1パターンと異なる第2パターン26で、外側インクリボン13Aの内側に位置する内側インクリボン13Bの支持層11に転写することができる。このことにより、インク転写済のインクリボン13から、第1転写装置17における第1パターン、すなわち被転写体14に印字されたID情報が特定されるのを防ぐことができる。
次にこの間、制御部30により行なわれる巻取部21および第2転写装置22の駆動制御について図9(a)(b)により詳述する。
まず図9(a)に示すように、時刻t1において、制御部30は巻取部21に対して動作開始信号を出力する。この場合、制御部30からの動作開始信号は巻取部21の駆動モータ(図示せず)に入力され、この駆動モータにより巻取部21が回転する。この際、巻取部21は内部のギア列等の伝達系の遊びにより時刻t1より少し遅れた時刻t2において回転し始める。この巻取部21の回転はエンコーダ21aにより検出され、エンコーダ21aからの検出信号は制御部30へ送られる。また、巻取部21の回転に伴なってヒートローラからなる第2加熱体23がインクリボンを介して連れ回りを始める。エンコーダ21aからの検出信号が入力された際、制御部30はインクリボン13が実際に巻取部21外周を移動しているものと判断する。
そして制御部30はインクリボン13が実際に移動していると判断した時刻t2の後、巻取部21に対して動作開始信号を出力する時刻t1から第1所定時間T1経過後の時刻t3において、ヒートローラからなる第2加熱体23に対して動作信号を出力し、第2加熱体23を駆動して、第2加熱体23からインクリボン13に対する加熱エネルギを徐々に増加させる(図9(b)参照)。
時刻t3から少し遅れた時刻t4に達すると、巻取部21の回転およびインクリボン13の移動が安定し、ヒートローラからなる第2加熱体23の加熱エネルギが安定する。この間、この第2加熱体23によりインク転写済の外側インクリボン13を支持層11側から加熱し、外側インクリボン13Aのインク層12に残留しているインク12aの一部を内側インクリボン13Bの支持層11上に転写することができる。
本実施の形態によれば、制御部30は巻取部21に動作開始信号を出力するとともに(時刻t1)、その後制御部30はエンコーダ21aからの検出信号が入力されてインクリボン13の移動を確認する(時刻t2)。次に、時刻t2の後、巻取部21に対して動作開始信号を出力する時刻t1から第1所定時間T1経過後の時刻t3において、ヒートローラからなる第2加熱体23を駆動させて加熱エネルギを徐々に増加させる。
このように、制御部30は巻取部21に動作開始信号を出力し、その後インクリボン13の移動を確認した後、巻取部21に対して動作開始信号を出力する時刻t1から第1所定時間T1経過後の時刻t3において、第2加熱体23を駆動することになる。このため、巻取部21に動作開始信号を出力して、同時に第2加熱体23を駆動する場合に比べて、インクリボン13を過度に加熱することを防ぐことができ、インクリボン13が溶け出したり、インクリボン13と第2加熱体23が融着して巻取部21によるインクリボン13の巻取作業に支障が生じることはない。
すなわち、巻取部21の動作開始信号を出力して同時に第2加熱体23を駆動する場合、巻取部21は内部のギア列等の伝達系の遊びにより回転開始が遅れ、このため停止したインクリボン13に対して第2加熱体23を駆動させてインクリボン13を過度に加熱することも考えられる。
これに対して本実施の形態によれば、制御部30はインクリボン13の移動を確認した後、巻取部21に対して動作開始信号を出力する時刻t1から第1所定時間T1経過後の時刻t3において、第2加熱体23を駆動するため、インクリボン13を過度に加熱することを防ぐことができる。
このようにして第2加熱体23によりインク転写済の外側インクリボン13を支持層13側から加熱し、外側インクリボン13のインク層12に残留しているインク12aの一部を内側インクリボン13Bの支持層11上に転写する。次に巻取部21に対して動作開始信号を出力する時刻t1から第2所定時間T2経過後の時刻t5において、制御部30は第2加熱体23を制御してその加熱エネルギを停止させる。この場合、制御部30は第2加熱体23の加熱エネルギを徐々に低下させた後、停止させる。
次に時刻t6になったところで、制御部30は巻取部21に対して動作停止信号を出力する。
上述のように巻取部21は内部のギア列等の伝達系の遊びにより、回転停止が遅れ、時刻t7において巻取部21の回転が停止する。このため時刻t5において第2加熱体23の駆動を制御して、その加熱エネルギを停止させることにより、移動中のインクリボン13に対して引き継いで第2加熱体23により加熱することになる。このため停止中のインクリボン13に対して第2加熱体23を加熱することはなく、インクリボン13を過度に加熱することを防ぐことができる。
その後、時刻t7において、巻取部21の回転が停止する。この時、第2加熱体23の加熱エネルギはすでにゼロとなっている。
<本発明の変形例>
次に図10により、本発明の変形例について述べる。また上記実施の形態において、第2加熱体23の外周に、所定パターンで配置された突起部23aが設けられ、これによって上述の第2パターン26が形成される例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、図10に示すように、第2加熱体23が印字ヘッド(サーマルヘッド)からなっていてもよい。
この場合、印字ヘッドの形態が特に限られることはなく、例えば、端面ヘッドを有し、イレースパターンを転写する印字ヘッドが用いられてもよい。
図10に示す変形例において、図1乃至図9に示す実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
次に本変形例において、制御部30により行なわれる巻取部21および第2転写装置22の駆動制御について図9(a)(c)により詳述する。
まず図9(a)に示すように、時刻t1において、制御部30は巻取部21に対して動作開始信号を出力する。この場合、制御部30からの動作開始信号は巻取部21の駆動モータ(図示せず)に入力され、この駆動モータにより巻取部21が回転するが、巻取部21は内部のギア列等の伝達系の遊びにより時刻t1より少し遅れた時刻t2において回転し始める。この巻取部21の回転はエンコーダ21aにより検出され、エンコーダ21aからの検出信号は制御部30へ送られる。エンコーダ21aからの検出信号が入力された際、制御部30はインクリボン13が実際に巻取部21外周を移動しているものと判断する。
そして制御部30はインクリボン13が実際に移動していると判断した時刻t2の後、巻取部21に対して動作開始信号を出力する時刻t1から第1所定時間T1経過後の時刻t3において、印字ヘッドからなる第2加熱体23に対して動作信号を出力し、第2加熱体23を駆動して、第2加熱体23からインクリボン13に対して加熱エネルギを付与する(図9(c)参照)。図9(c)において、第2加熱体23の加熱エネルギはパルス状にインクリボン13に対して印加される。
時刻t3から少し遅れた時刻t4に達すると、巻取部21の回転およびインクリボン13の移動が安定し、印字ヘッドからなる第2加熱体23の加熱エネルギが安定する。この間、この第2加熱体23によりインク転写済の外側インクリボン13を支持層11側から加熱し、外側インクリボン13Aのインク層12に残留しているインク12aの一部を内側インクリボン13Bの支持層11上に転写することができる。
本実施の形態によれば、制御部30は巻取部21に動作開始信号を出力するとともに(時刻t1)、その後制御部30はエンコーダ21aからの検出信号が入力されてインクリボン13の移動を確認する(時刻t2)。次に、時刻t2の後、巻取部21に対して動作開始信号を出力する時刻t1から第1所定時間T1経過後の時刻t3において、印字ヘッドからなる第2加熱体23を駆動させて加熱エネルギを付与する。
このように、制御部30は巻取部21に動作開始信号を出力し、その後インクリボン13の移動を確認した後、巻取部21に対して動作開始信号を出力する時刻t1から第1所定時間T1経過後の時刻t3において、第2加熱体23を駆動することになる。このため、巻取部21に動作開始信号を出力して、同時に第2加熱体23を駆動する場合に比べて、インクリボン13を過度に加熱することを防ぐことができ、インクリボン13が溶け出したり、インクリボン13と第2加熱体23が融着して巻取部21によりインクリボン13の巻取作業に支障が生じることはない。
すなわち、巻取部21の動作開始信号を出力して同時に第2加熱体23を駆動する場合、巻取部21は内部のギア列等の伝達系の遊びにより回転開始が遅れ、このため停止したインクリボン13に対して第2加熱体23を駆動させてインクリボン13を過度に加熱することも考えられる。
これに対して本実施の形態によれば、制御部30はインクリボン13の移動を確認した後、巻取部21に対して動作開始信号を出力する時刻t1から第1所定時間T1経過後の時刻t3において、第2加熱体23を駆動するため、インクリボン13を過度に加熱することを防ぐことができる。
このようにして第2加熱体23によりインク転写済の外側インクリボン13を支持層13側から加熱し、外側インクリボン13のインク層12に残留しているインク12aの一部を内側インクリボン13Bの支持層11上に転写する。次に巻取部21に対して動作開始信号を出力する時刻t1から第2所定時間T2経過後の時刻t5において、制御部30は第2加熱体23を制御してその加熱エネルギを停止させる。
次に時刻t6になったところで、制御部30は巻取部21に対して動作停止信号を出力する。
上述のように巻取部21は内部のギア列等の伝達系の遊びにより、回転の停止が遅れ、時刻t7において巻取部21の回転が停止する。このため時刻t5において第2加熱体23の駆動を制御して、その加熱エネルギを停止させることにより、移動中のインクリボン13に対して引き継いで第2加熱体23により加熱することになる。このため停止中のインクリボン13に対して第2加熱体23を加熱することはなく、インクリボン13を過度に加熱することを防ぐことができる。
その後、時刻t7において、巻取部21の回転が停止する。この時、第2加熱体23の加熱エネルギはすでにゼロとなっている。
10 熱転写システム
11 支持層
12 インク層
12a インク
12b インク抜け部分
12c 第2転写装置により支持層上に転写されたインク
13 インクリボン
13A 外側インクリボン
13B 内側インクリボン
14 被転写体
15 ガイドロール
16 送出部
17 第1転写装置
18 第1加熱体
19 プラテンロール
20 巻取装置
21 巻取部
21a ロータリエンコーダ
22 第2転写装置
23 第2加熱体
23a 突起部
26 第2パターン
30 制御部
31 搬送機構

Claims (3)

  1. 支持層とインク層とを有するインクリボンを用いて被転写体にインクを転写する熱転写システムにおいて、
    前記インクリボンを送り出す送出部と、
    前記送出部の下流側に配置され、前記インクリボンの支持層側に設けられた第1加熱体を有し、前記インクリボンのインク層のインクを前記被転写体に対して第1パターンで転写する第1転写装置と、
    前記第1転写装置の下流側に配置され、インク転写済の前記インクリボンを巻き取る巻取部と、
    前記巻取部の近傍に設けられ、インク転写済の前記インクリボンを支持層側から加熱する第2加熱体を有する第2転写装置と、
    これら送出部、第1転写装置、巻取部および第2転写装置を制御する制御部とを備え、 前記第2転写装置において、前記第2加熱体により加熱されるインクリボンのインク層のインクが、前記第1パターンと異なる第2パターンで、当該インクリボンの内側に位置するインクリボンの支持層に転写され、
    前記制御部は、前記巻取部に対して動作開始信号を出力し、第1所定時間経過後に、前記第2転写装置を動作させる動作信号を出力し、前記制御部は、前記インクリボンが実際に移動した後、前記第2転写装置を動作させる動作信号を出力し、前記巻取部には回転検出器が取付けられており、前記制御部は前記回転検出器からの信号に基づいて前記インクリボンが実際に移動したか否か判断することを特徴とする熱転写システム。
  2. 前記制御部は、前記第2転写装置を動作させる際、第2転写装置の動作エネルギを徐々に増加させることを特徴とする請求項1記載の熱転写システム。
  3. 支持層とインク層とを有するインクリボンを用いて被転写体にインクを転写する熱転写システムにおいて、
    前記インクリボンを送り出す送出部と、
    前記送出部の下流側に配置され、前記インクリボンの支持層側に設けられた第1加熱体を有し、前記インクリボンのインク層のインクを前記被転写体に対して第1パターンで転写する第1転写装置と、
    前記第1転写装置の下流側に配置され、インク転写済の前記インクリボンを巻き取る巻取部と、
    前記巻取部の近傍に設けられ、インク転写済の前記インクリボンを支持層側から加熱する第2加熱体を有する第2転写装置と、
    これら送出部、第1転写装置、巻取部および第2転写装置を制御する制御部とを備え、 前記第2転写装置において、前記第2加熱体により加熱されるインクリボンのインク層のインクが、前記第1パターンと異なる第2パターンで、当該インクリボンの内側に位置するインクリボンの支持層に転写され、
    前記制御部は、前記巻取部に対して動作停止信号を出力する前に、前記第2転写装置を停止させる停止信号を出力して、停止中のインクリボンに対して前記第2転写装置により加熱することを防ぎ、
    前記制御部は、前記第2転写装置を停止させる際、第2転写装置の動作エネルギを徐々に低下させることを特徴とする熱転写システム。
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