JP6644151B2 - 塗料量管理装置、塗料量管理方法およびプログラム - Google Patents

塗料量管理装置、塗料量管理方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、塗料量管理装置、塗料量管理方法およびプログラムに関する。
部品の塗装を行う場合、その部品の塗装に使用される塗料量を見積もって予め準備しておく必要がある。従来、熟練者が、まず、部品の設計図面を見て部品の塗装部分の形状および寸法から塗装部分の面積を見積もり、その塗装面積と塗装方法に依存する必要塗料量のマージンとからその部品の塗装部分の塗装に必要な塗料量を見積もっていた。従って、例えば部品の塗装に関する知識の無い作業者は、特に新規な製品の塗装部分に使用される塗料量を見積もる場合、その都度、塗料量の算出方法について直接熟練者から聞き出す必要があり、その分、部品の塗装作業に手間を要していた。
なお、製品を構成する各部品の塗装部分に塗布された塗料の寸法に関する寸法情報と、塗装部分の塗装に使用される塗料の単位面積(体積)当たりに含まれる含有物の含有量と、から、各部品に使用された塗料に含まれる含有物の総量を計算する処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、処理装置が、各部品の塗装部分に塗装された塗料の体積を算出し、算出した塗料の体積と単位体積当たりの含有物の含有量との積を算出する。特許文献1に記載された技術を応用すれば、熟練者からの助言を得なくとも各部品の塗装部分の面積から各部品に使用された塗料の量を算出することができる。
特開2008−146320号公報
しかしながら、部品の塗装部分に使用される塗料の量は、塗装部分の塗装方法によって大きく異なりうる。従って、単に部品の塗装部分の面積だけから見積もった塗料量は、実際に部品の塗装に使用された塗料量とは大きく乖離したものとなる虞がある。そうすると、塗料の追加発注の手間が生じてしまい、結局、塗装作業が非効率なものとなってしまう虞がある。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、部品の塗装作業の効率化が図られる塗料量管理装置、塗料量管理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る塗料量管理装置は、
複数の部品は、第1群と第2群とを含む部品群であり、
前記複数の部品の塗装部分の寸法を示す寸法情報と、前記塗装部分の形状を示す形状情報と、前記塗装部分の塗装方法を示す塗装方法情報と、を前記複数の部品の部品識別情報と対応付けて記憶する部品設計情報記憶部と、
前記塗装部分の面積計算式を示す面積計算式情報を、前記形状情報と対応付けて記憶する面積計算式記憶部と、
前記塗装部分の塗料量算出係数情報を、前記塗装方法情報に対応づけて記憶する塗料量算出係数記憶部と、
前記部品設計情報記憶部から、前記複数の部品の部品識別情報に対応する前記寸法情報と前記形状情報と前記塗装方法情報とを取得し、前記面積計算式記憶部から、前記形状情報に対応する面積計算式情報を取得し、前記寸法情報と前記面積計算式情報とに基づき前記複数の部品の塗装部分の面積を算出し、前記塗料量算出係数記憶部から、前記塗装方法情報に対応する前記塗料量算出係数情報を取得し、前記塗装部分の面積と前記塗料量算出係数情報が示す塗料量算出係数とに基づき塗料量を算出する塗料量算出部と、
前記複数の部品の中から塗装作業指示情報を生成する塗装指示対象部品を特定する塗装作業指示対象特定部と、を備え、
前記部品設計情報記憶部は、前記複数の部品の塗装部分の仕様を示す塗装仕様情報を、前記複数の部品それぞれの部品識別情報と対応付けて記憶し、
前記塗装作業指示対象特定部は、前記第1群と前記第2群とに属する部品の塗装仕様情報を比較し、塗装仕様情報が一致する場合、前記第1群に属する部品を塗装指示対象部品とする
本発明によれば、面積計算式記憶部が、塗装部分の面積計算式を示す面積計算式情報を記憶し、塗料量算出係数記憶部が、塗装部分の塗料量算出係数情報を記憶する。そして、塗料量算出部は、部品について、その寸法情報と面積計算式記憶部から取得した面積計算式情報とを用いて部品の塗装部分の面積を算出する。それから、塗料量算出部は、部品の塗装部分の面積と塗料量算出係数記憶部から取得した塗料量算出係数情報とを用いて塗装部分の塗装に必要な塗料量を算出する。これにより、熟練者は、塗装部分の寸法から面積を計算する際に経験的に用いてきた式を示す面積計算式情報を予め面積計算式記憶部に記憶させておくことができる。また、熟練者は、塗装方法に応じて塗装部分の面積から塗料量を算出する際に経験的に用いてきた係数を示す塗料量算出係数を予め塗料量算出係数記憶部に記憶させておくことができる。この場合、塗料量算出部は、部品の塗装部分の寸法情報および形状情報から熟練者の経験則に沿って塗装部分の塗装に必要な塗料量を算出する。従って、例えば部品の塗装に関する知識の無い作業者でも本発明に係る塗料量管理装置を使用すれば熟練者の経験則に沿って算出された塗料量を知ることができる。それ故、塗装に関する知識の無い作業者は、塗料量の算出方法について直接熟練者から聞き出す手間が省けるので、部品の塗装作業の効率化が図られる。
本発明の実施の形態1に係る塗料量管理装置と端末装置とを含むシステムの概略構成図 実施の形態1に係る塗料量管理装置のブロック図 実施の形態1に係る塗料量管理装置の機能構成を示すブロック図 実施の形態1に係る設計情報データベースの内容の一例を示す図 実施の形態1に係る部品の親子関係を示す木構造の一例を示す図 実施の形態1に係る塗装コードの一例を示す図 実施の形態1に係る面積計算式データベースの内容の一例を示す図 実施の形態1に係る塗料量算出係数データベースの内容の一例を示す図 実施の形態1に係る色情報データベースの一例を示す図 実施の形態1に係る工作情報データベースの内容の一例を示す図 実施の形態1に係る合計塗料手配量データベースの内容の一例を示す図 実施の形態1に係る塗料量管理処理の流れの一例を示すフローチャート 実施の形態1に係る部品の親子関係を示す木構造の一例を示す図 実施の形態1に係る部品の親子関係を示す木構造の一例を示す図 実施の形態1に係る部品の親子関係を示す木構造の一例を示す図 実施の形態1に係る部品の親子関係を示す木構造の一例を示す図 実施の形態1に係る塗料量管理処理の流れの一例を示すフローチャート 実施の形態1に係る塗料量管理処理の流れの一例を示すフローチャート 部品が図10Aの木構造で表される親子関係である場合の設計図面の一例を示す図 部品が図10Aのように塗装コードが付与されている場合の実施の形態1に係る塗装作業指示票の一例を示す図 部品が図10Bの木構造で表される親子関係である場合の設計図面の一例を示す図 部品が図10Bのように塗装コードが付与されている場合の実施の形態1に係る塗装作業指示票の一例を示す図 実施の形態1に係るアラーム通知処理の流れの一例を示すフローチャート 実施の形態2に係る塗料量管理装置の機能構成を示すブロック図 実施の形態2に係る購買情報データベースの内容の一例を示す図 実施の形態2に係るロットデータベースの内容の一例を示す図 実施の形態2に係る塗料量管理処理の流れの一例を示すフローチャート
(実施の形態1)
以下、本発明の一実施の形態に係る塗料量管理装置について図面を参照して詳細に説明する。塗料量管理装置は、製品を構成する塗装が必要な部品それぞれについての各種情報に基づいて、製造部門への塗装作業指示を表す塗装作業指示情報と、購買部門への塗料手配指示を表す塗料手配指示情報を出力する。
塗料量管理装置は、塗装が必要な部品それぞれの設計情報から、各部品の塗装に必要な塗料量を算出し、算出した塗料量を用いて各部品についての塗装作業指示の内容を示す塗装作業指示情報および全部品の塗装に必要な塗料の手配を指示する塗料手配指示情報を生成する。図1に示すように、塗料量管理装置1は、製品を管理する管理部門に設置され、製造部門に設置された端末装置2と、購買部門に設置された端末装置3と、ネットワークNTを介して接続されている。ネットワークNTは、例えばLAN(Local Area Network)から構成される。端末装置2は、塗料量管理装置1から塗装作業指示情報を受信すると、受信した塗装作業指示情報に応じて塗装作業指示票を出力する。そして、製造部門に属する塗装担当者は、端末装置2が出力した塗装作業指示票に従って、部品の塗装作業を実施する。また、端末装置3は、塗料量管理装置1から塗料手配指示情報を受信すると、受信した塗料手配指示情報に応じて塗料手配指示票を出力する。そして、購買部門に属する発注担当者は、端末装置3が出力した塗料手配指示票に従って、塗料メーカへ塗料の発注を行う。
塗料量管理装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)101と主記憶部102と補助記憶部103と入力部104と表示部105と通信部106とを備える。この塗料量管理装置1は、汎用のパーソナルコンピュータから構成される。主記憶部102は、揮発性メモリから構成され、CPU101の作業領域として用いられる。CPU101は、補助記憶部103に記憶されたプログラムを主記憶部102に読み出して実行することにより、後述の各種処理を実行する。補助記憶部103は、不揮発性メモリから構成され、CPU101が実行するプログラムおよび各種パラメータ等を記憶している。また、補助記憶部103は、後述する各種データベースを記憶する。
入力部104は、キーボードのような入力装置と入力インタフェースとを備える。入力部104は、ユーザが入力する各種操作情報を受け付けて、受け付けた操作情報をCPU101へ出力する。表示部105は、液晶ディスプレイのような表示装置と表示部インタフェースとを備える。表示部105は、CPU101から入力された各種情報を表示する。通信部106は、ネットワークNTに接続されている。
次に、本実施の形態に係る塗料量管理装置1の機能構成について説明する。CPU101が、補助記憶部103が記憶するプログラムを実行することにより、図3に示す各部として機能する。CPU101は、設計情報登録部111、塗料量算出係数登録部112、面積計算式登録部113、色情報登録部114、塗装作業指示対象特定部115、塗料量算出部116、指示情報出力部118および合計塗料手配量算出部(塗料手配量算出部)119として機能する。また、CPU101は、実績判定部1110および報知部1111としても機能する。また、補助記憶部103は、設計情報DB(データベース)(部品設計情報記憶部)131と、塗料量算出係数DB(塗料量算出係数記憶部)132と、面積計算式DB(面積計算式記憶部)133と、色情報DB134と、工作情報DB135と、合計塗料手配量DB136と、を有する。
設計情報DB131は、図4に示すように、複数の部品それぞれの塗装部分の寸法を示す寸法情報と、塗装部分の形状を示す形状情報と、塗装部分の塗装方法を示す塗装方法情報と、を複数の部品の設計図面の図番(部品識別情報)と対応付けて記憶する。また、設計情報DB131は、更に、複数の部品それぞれの属性を示す属性情報と、複数の部品の塗装部分の仕様を示す塗装コード(塗装仕様情報)とを、複数の部品それぞれの図番と対応付けて記憶する。更に、設計情報DB131は、各部品の設計図面を示すCADデータを記憶する。
塗装方法情報は、塗装作業方法を示す塗装作業方法情報と、使用する塗料の種類を示す塗料種類情報と、から構成される。塗装方法情報が示す塗装方法として、例えば「通常」、「二度塗り」、「裏面塗り」、「下地塗り」の4種類の方法が設定されうる。ここで、「通常方法」は部品の塗装部分の表面を一回だけ塗装する方法を示す。「二度塗り」は部品の塗装部分の表面を二回塗装する方法を示す。「裏面塗り」は部品の塗装部分の表面と裏面とを塗装する方法を示す。「下地塗り」は例えばサビ止め用の塗料を塗装する方法を示す。また、塗料種類情報が示す使用する塗料の種類として、例えば「粉体塗料」、「吹き付け用塗料」の2種類が設定されうる。ここで、「粉体塗料」は粉末状の塗料であることを示す。「吹き付け用塗料」は吹付け塗装機による塗装に適した塗料を示す。このような塗料としては、液体塗料が多い。
属性情報は、部品の部品レベルと、自身と親子関係にあり且つ自身から見て子に相当する部品の設計図面の図番(子図番)と、から構成される。例えば各部品の部品レベルと各部品の子図番とが図4に示すように設定されている場合、各部品の親子関係は、図5に示すような木構造で表される。ここで、D(*)は、図番「*」に対応する部品を表す。部品レベル「0」は、木構造における根ノードに相当し、部品レベル「N」(Nは正の整数)は、深さ「N」の位置にあるノードに相当する。
「塗装コード」とは、製品における部品が組み込まれる場所を識別する場所識別情報と、塗装作業指示情報を生成するための処理内容を示す処理識別情報と、から構成されるものである。塗装コードは、例えば図6に示すように、製品における複数の部品それぞれが組み込まれる場所を示す1桁の場所識別番号(場所識別情報)と、塗装作業指示情報を生成するための処理内容を示す1桁の処理識別番号(処理識別情報)と、から構成される2桁の番号である。処理識別番号は、例えば製造部門への塗装作業指示の要否や塗料量算出の要否を示す番号である。昇降機の製品に塗装を行う場合を例に挙げて説明する。昇降機の各部品が組み込まれる場所は、カゴ室の扉と、カゴ室の側壁と、カゴ室の天井と、カゴ室の内装と、三方枠と、乗場の扉と、に区分される。製造部門へ送信される塗装作業指示情報は、この部品が組み込まれる場所毎に生成される。例えば図6に示す例では、塗装コードの1桁目が、「カゴ室の扉」の場合「1」、「カゴ室の側壁」の場合「2」、「カゴ室の天井」の場合「3」、「カゴ室の内装」の場合「4」、「三方枠」の場合「5」、「乗場の扉」の場合「6」に設定される。また、塗装コードの2桁目は、製造部門への塗装作業指示が必要であり且つ部品の塗装に必要な塗料量の算出も必要な場合「1」または「2」、製造部門への塗装作業指示、塗料量算出のいずれも不要な場合「S」、に設定されている。例えば、図4に示すように、図番「YA××」の部品の塗装コードが「21」に設定されている場合、この部品の組み込まれる場所は「カゴ室の側壁」であり、製造部門への塗装作業指示が必要であり且つこの部品の塗装に必要な塗料量の算出も必要であることになる。また、製造部門への塗装作業指示は不要であるが塗料量算出して親に相当する部品の塗料量に加算する必要がある場合、塗装コードの2桁目は「9」に設定される。即ち、親子関係にある2つの部品の構成を考慮して、親に相当する部品の塗装作業指示において、子に相当する部品の塗装部分と親部品の塗装部分の塗装に必要な塗料量との合計に相当する塗料量を手配するよう指示したい場合、塗装コードの2桁目が「9」に設定される。なお、塗装コードの桁数および各桁の示す識別情報は、図6に示す例に限定されない。
図3に戻って、面積計算式DB133は、部品の塗装部分の寸法から塗装部分の面積を算出するための面積計算式を示す面積計算式情報を、形状情報と対応付けて記憶する。面積計算式DB133は、例えば図7Aに示すように設定されている。塗装部分の形状が「矩形」の場合、面積計算式が「(縦寸法)×(横寸法)」となり、塗装部分の形状が「三角形」の場合、面積計算式が「(縦寸法)×(横寸法)×0.5」となり、塗装部分の形状が「楕円形」の場合、面積計算式が「(縦寸法)×(横寸法)×π」となる。また、面積計算式DB133は、その他の形状に対応する面積計算式も記憶している。
塗料量算出係数DB132は、部品の塗装部分の面積からその塗装部分の塗装に必要な塗料量を算出するための塗料量算出係数を、塗装方法情報に対応づけて記憶する。塗料量算出係数は、部品の塗装部分の面積からその塗装部分の塗装に使用される塗料量を算出する際、その塗装部分の面積値に乗じる係数に相当する。塗料量算出係数の値は、図7Bに示すように、塗装作業方法と塗料の種類とに応じて各別に設定されている。例えば「裏面塗り」の場合、部品の塗装部分の裏面を塗装する分、「通常方法」に比べて塗料量算出係数が大きく設定されている。「下地塗り」の場合、サビ止め用途の塗装を行うため、「通常方法」と塗料量算出係数が異なっている。「二度塗り」の場合、部品の塗装部分を二回塗装するため、「通常方法」の場合に比べて塗料量算出係数が約2倍程度に設定されている。
色情報DB134は、部品の塗装部分に塗装する塗料の色仕様を示す色情報を記憶する。色仕様は、図7Cに示すように、部品の図番毎に設定されている。
工作情報DB135は、図8Aに示すように、塗装コードが付与された各部品について、図番と寸法情報と塗装コードと塗装方法情報と形状情報と色情報と出力フラグと塗料量算出係数を示す情報と塗装面積情報と塗料手配量情報とを対応づけて記憶する。ここで、塗料手配量情報は、各部品の塗装に必要な塗料の必要量を示す情報である。出力フラグは、対応する部品について塗装作業指示票を製造部門へ出力するか否かを示すフラグである。出力フラグが「ON」に設定されていると、塗装作業指示票が製造部門へ出力され、出力フラグが「OFF」に設定されていると、塗装作業指示票が製造部門へ出力されない。例えば図8Aに示すように、図番「YA××」、「YA△△−1」、「YA△△−2」に対応する出力フラグが「ON」に設定され、図番「YA◇◇−1」に対応する出力フラグが「OFF」に設定されているとする。この場合、図番「YA××」、「YA△△−1」、「YA△△−2」に対応する部品の塗装作業指示票は製造部門へ出力されるが、図番「YA◇◇−1」に対応する部品の塗装作業指示票は製造部門へ出力されない。
合計塗料手配量DB136は、図8Bに示すように、塗装方法および色情報が同一の部品について、合計塗料手配量を、塗装方法情報および色情報に対応づけて記憶している。
図3に戻って、設計情報登録部111は、各部品の設計図面の図番等の各種情報を入力するための入力画面を表示部105に表示させ、ユーザが表示部105を参照しながら入力部104を介して入力した各部品の設計図面の図番等の各種情報を設計情報DB131に記憶させる。ここで、ユーザが入力する塗装コード、塗装方法情報は、例えば各部品の設計図面の作成者の経験等に基づいて決定される。また、設計情報登録部111は、設計情報に含まれる部品の図番に対応するCADデータを設計情報DB131から取得し、当該部品の塗装部分の寸法を示す寸法情報と、形状を示す形状情報と、を抽出する。そして、設計情報登録部111は、抽出した寸法情報と形状情報とを部品の図番に対応づけて設計情報DB131に記憶させる。
面積計算式登録部113は、各部品の塗装部分についての面積計算式を入力するための入力画面を表示部105に表示させ、ユーザが入力部104を介して入力した面積計算式を示す情報を面積計算式DB133に記憶させる。ユーザが入力する面積計算式は、例えば各部品の設計図面の作成者の経験等に基づいて決定される。
塗料量算出係数登録部112は、まず、各塗装作業方法および各塗料の種類についての塗料量算出係数を入力するための入力画面を表示部105に表示させる。そして、塗料量算出係数登録部112は、ユーザが入力部104を介して入力した塗料量算出係数を示す情報を塗料量算出係数DB132に記憶させる。ユーザが入力する塗料量算出係数は、例えば各部品の設計図面の作成者の経験等に基づいて決定される。
色情報登録部114は、各部品についての色仕様を入力するための入力画面を表示部105に表示させ、ユーザが入力部104を介して入力した各部品の色仕様を示す色情報を色情報DB134に記憶させる。
塗装作業指示対象特定部115は、複数の部品の中から塗装作業の指示内容を示す塗装作業指示情報を生成する対象となる塗装指示対象部品を判定する。複数の部品は、親に相当する第1群と子に相当する第2群とを含む部品群である。塗装作業指示対象特定部115は、親子関係を有する2つの部品、即ち、親に相当する第1群の部品と子に相当する第2群の部品の塗装コードを比較し、塗装コードが一致する場合、親に相当する部品、即ち、第1群に属する部品を塗装指示対象部品とし、子に相当する部品を塗装指示対象部品から除外する。塗装作業指示対象特定部115は、設計情報DB131が記憶する各部品の属性情報に基づいて、木構造で表される親子関係を有する複数の部品について、根ノードに相当する部品から深さ優先で、親子関係にある2つの部品の塗装コード同士の比較を繰り返し実行する。そして、塗装作業指示対象特定部115は、親子関係にある2つの部品の塗装コードが一致する場合、工作情報DB135が記憶する2つの部品のうちの子に相当する部品の出力フラグを「OFF」に設定する。一方、塗装作業指示対象特定部115は、親子関係にある2つの部品の塗装コードが異なる場合、工作情報DB135が記憶する2つの部品のうちの子に相当する部品の出力フラグを「ON」に設定する。また、塗装作業指示対象特定部115は、子に相当する部品の塗装コードの2桁目が「9」に設定されている場合、工作情報DB135が記憶する当該子に相当する部品の出力フラグを「OFF」に設定する。
塗料量算出部116は、設計情報DB131から、複数の部品それぞれの図番に対応する寸法情報と形状情報と塗装方法情報とを取得し、面積計算式DB133から、形状情報に対応する面積計算式情報を取得する。そして、塗料量算出部116は、寸法情報と面積計算式情報とを用いて部品の塗装部分の面積を算出する。また、塗料量算出部116は、塗料量算出係数DB132から、塗装方法情報に対応する塗料量算出係数情報を取得し、部品の塗装部分の面積と塗料量算出係数情報が示す塗料量算出係数とを用いて塗装部分の塗装に必要な塗料量を算出する。具体的には、塗料量算出部116は、算出した部品の塗装部分の面積に、取得した塗料量算出係数を乗じることにより、その部品についての塗料手配量を算出する。
また、塗料量算出部116は、各部品の塗装コードを参照し、塗装コードの上2桁が「9」に設定されているか否かを判定する。ここで、塗料量算出部116が、塗料手配量の算出対象である部品の塗装コードの上2桁が「9」に設定されていると判定したとする。この場合、塗料量算出部116は、算出した塗料手配量を、塗料手配量の算出対象である部品の親に相当する部品の塗料手配量に加算する。そして、塗料量算出部116は、算出した、塗装面積および塗料手配量を示す情報を工作情報DB135に記憶させる。
合計塗料手配量算出部119は、複数の部品から塗装コードが一致する部品を特定し、特定した部品それぞれの塗装部分の塗装に必要な塗料量を積算することにより、購買部門へ通知する合計塗料手配量を算出する。合計塗料手配量算出部119は、塗装方法と色仕様とが同一の部品の塗料手配量の合計値を算出し、当該合計値を示す情報を合計塗料手配量DB136に記憶させる。
指示情報出力部118は、工作情報DB135から、各部品の図番、寸法情報、塗装コード、塗装方法、形状情報、色情報、塗料量算出係数、塗装面積を示す情報および塗料手配量を示す情報を取得し、塗装作業指示情報を生成する。そして、指示情報出力部118は、生成した塗装作業指示情報を通信部106へ出力する。通信部106は、指示情報出力部118から入力される塗装作業指示情報を製造部門に設置された端末装置2へ送信する。また、指示情報出力部118は、合計塗料手配量DB136から、塗装方法情報、色情報および合計塗料手配量情報を取得し、塗料手配指示情報を生成する。そして、指示情報出力部118は、生成した塗料手配指示情報を通信部106へ出力する。通信部106は、指示情報出力部118から入力される塗料手配指示情報を購買部門に設置された端末装置3へ送信する。
実績判定部1110は、製造部門に設置された端末装置2から各部品について実際に使用した塗料量の実績値を示す情報を受信すると、塗装作業指示情報に含まれる各部品の塗料手配量と、各部品の塗料量の実績値と、の差分値を算出する。そして、実績判定部1110は、算出した差分値が差分閾値よりも大きい場合、算出した差分値が差分閾値よりも大きい部品の図番情報を含むアラーム情報を報知部1111へ通知する。ここで、差分閾値は、例えば各部品についてその塗料手配量の10%に設定される。
報知部1111は、実績判定部1110からアラーム情報が通知されると、アラーム情報に含まれる図番情報に対応する部品について塗料手配量と実際に使用した塗料量の実績値との差が大きい旨を通知するアラームを表示部105に表示させる。
次に、本実施の形態に係る塗料量管理装置1が実行する塗料量管理処理について図9から図13を参照しながら説明する。塗料量管理装置1は、この塗料量管理処理を実行することにより、各部品の塗装に必要な塗料量を算出して塗装作業指示情報および塗料手配指示情報を生成する。この塗料量管理処理は、ユーザが入力部104に対して塗料量管理処理を開始するための操作を行ったことを契機として開始される。ここにおいて、設計情報DB131は、前述のように、塗装対象の各部品について、設計図面の図番と、部品の属性を示す属性情報と、部品の塗装部分の寸法を示す寸法情報と、塗装コードと、塗装方法を示す塗装方法情報と、塗装部分の形状を示す形状情報と、を既に記憶しているとする。また、面積計算式DB133は、前述のように各部品の計算式を示す情報を既に記憶し、塗料量算出係数DB132は、前述のように各部品の塗料量算出係数を既に記憶し、色情報DB134は、各部品の色情報を既に記憶しているとする。
まず、図9に示すように、塗装作業指示対象特定部115は、塗装コードを比較する親子関係にある2つの部品のうち親に対応する部品の部品レベルLvを「0」に設定する(ステップS101)。次に、塗装作業指示対象特定部115は、部品レベルLvが「0」である部品全ての出力フラグを「ON」に設定する(ステップS102)。
続いて、塗装作業指示対象特定部115は、部品レベルLvに設定された1つの部品を特定し(ステップS103)、特定した部品を子に相当する部品が有るか否かを判定する(ステップS104)。具体的には、塗装作業指示対象特定部115は、設計情報DB131を参照して、特定した部品の図番に対応する子図番が存在する場合、子に相当する部品が有ると判定し、特定した部品の図番に対応する子図番が存在しない場合、子に相当する部品が無いと判定する。塗装作業指示対象特定部115は、子に相当する部品が無いと判定すると(ステップS104:No)、後述のステップS112の処理を実行する。
一方、塗装作業指示対象特定部115は、子に相当する部品が有ると判定すると(ステップS104:Yes)、子に相当する部品の塗装コードの2桁目が「9」であるか否か判定する(ステップS105)。塗装作業指示対象特定部115は、子に相当する部品の塗装コードの2桁目が「9」であると判定すると(ステップS105:Yes)、後述のステップS107の処理を実行する。一方、塗装作業指示対象特定部115は、子に相当する部品の塗装コードの2桁目が「9」で無いと判定すると(ステップS105:No)、特定したレベルLvの部品の塗装コードと子に相当する部品の塗装コードとが一致するか否かを判定する(ステップS106)。塗装作業指示対象特定部115が、特定したレベルLvの部品の塗装コードと子に相当する部品の塗装コードとが一致すると判定したとする(ステップS106:Yes)。この場合、塗装作業指示対象特定部115は、工作情報DB135が記憶している子に相当する部品の出力フラグを「OFF」に設定してから(ステップS107)、後述のステップS109の処理を実行する。
一方、塗装作業指示対象特定部115が、特定したレベルLvの部品の塗装コードと子に相当する部品の塗装コードとが異なると判定したとする(ステップS106:No)。この場合、塗装作業指示対象特定部115は、工作情報DB135が記憶している子に相当する部品の出力フラグを「ON」に設定する(ステップS108)。
その後、塗装作業指示対象特定部115は、特定したレベルLvの部品の子に相当する部品の中に出力フラグが未設定である部品が他に有るか否かを判定する(ステップS109)。塗装作業指示対象特定部115は、出力フラグが未設定である部品が他に有ると判定すると(ステップS109:Yes)、出力フラグが未設定である部品について再びステップS105の処理を実行する。
一方、塗装作業指示対象特定部115は、他に出力フラグが未設定である部品が無いと判定すると(ステップS109:No)、部品レベルLvの部品の中に、未だ子に相当する部品との間で塗装コードを比較していない部品が有るか否かを判定する(ステップS110)。塗装作業指示対象特定部115は、部品レベルLvの部品の中に、未だ塗装コードを比較していない部品が有ると判定すると(ステップS110:Yes)、再びステップS103の処理を実行する。
一方、塗装作業指示対象特定部115は、部品レベルLvの部品全てについて塗装コードの比較が完了したと判定したとする(ステップS110:No)。この場合、塗装作業指示対象特定部115は、塗装コードを比較する親子関係にある2つの部品のうち親に相当する部品の部品レベルLvを「1」だけインクリメントする(ステップS111)。
次に、塗装作業指示対象特定部115は、部品レベルLvの部品が有るか否かを判定する(ステップS112)。具体的には、塗装作業指示対象特定部115は、設計情報DB131を参照して、部品レベルLvに対応する図番が存在する場合、部品レベルLvの部品が有ると判定し、部品レベルLvに対応する図番が存在しない場合、部品レベルLvの部品が無いと判定する。塗装作業指示対象特定部115は、部品レベルLvの部品が有ると判定すると(ステップS112:Yes)、再びステップS103の処理を実行する。
例えば6つの部品D1000からD1220が、図10Aに示すような木構造で表される親子関係を有するとする。この場合、親子関係にある部品レベル「0」の部品D1000と部品レベル「1」の部品D1100とで塗装コードが同一である。従って、親に相当する部品D1000の出力フラグは「ON」に設定され、子に相当する部品D1100の出力フラグは「OFF」に設定される。この場合、部品D1000については塗装作業指示情報が生成されるが、部品D1100については塗装作業指示情報が生成されない。
また、7つの部品D2000からD2220が、図10Bに示すような木構造で表される親子関係を有するとする。この場合、親子関係にある部品レベル「0」の部品D2000と部品レベル「1」の部品D2100とで塗装コードが異なるので、部品D2000、D2100の出力フラグは両方とも「ON」に設定される。また、親子関係にある部品レベル「1」の部品D2100と部品レベル「2」の部品D2110とで塗装コードが異なるので、部品D2100、D2110の出力フラグは両方とも「ON」に設定される。一方、親子関係にある部品レベル「1」の部品D2200と部品レベル「2」の部品D2220とで塗装コードが同一なので、親に相当する部品D2200の出力フラグは「ON」に設定され、子に相当する部品D2220の出力フラグは「OFF」に設定される。また、部品レベル「3」の部品D2111は、塗装コードの上2桁が「9」に設定されているので、出力フラグは「OFF」に設定される。
更に、7つの部品D3000からD3220が、図10Cに示すような木構造で表される親子関係を有し、部品D3000からD3220のいずれについても塗装コードが付与されていないとする。この場合、7つの部品D3000からD3220全てについて塗装作業指示情報が生成されない。
図9に戻って、一方、塗装作業指示対象特定部115が部品レベルLvの部品が無いと判定したとする(ステップS112:No)。この場合、図11に示すように、塗料量算出部116は、塗料手配量の算出対象の部品レベルLvを「0」に設定する(ステップS113)。続いて、塗料量算出部116は、1つの部品レベルLvの部品を特定する(ステップS114)。
その後、塗料量算出部116は、設計情報DB131から、1つの塗装コードが付与された部品の形状情報を取得し、面積計算式DB133から、取得した形状情報に対応する計算式を示す情報を取得する(ステップS115)。
次に、塗料量算出部116は、特定した部品について、設計情報DB131から取得した寸法情報と面積計算式DB133から、取得した計算式を示す情報とを用いて、塗装部分の塗装面積を算出する(ステップS116)。
続いて、塗料量算出部116は、設計情報DB131から、特定した部品の塗装方法情報を取得し、塗料量算出係数DB132から、取得した塗装方法情報に対応する塗料量算出係数を示す情報を取得する(ステップS117)。
その後、塗料量算出部116は、算出した塗装面積の値に、取得した情報が示す塗料量算出係数を乗じることにより、特定した部品についての塗料手配量を算出する(ステップS118)。
次に、塗料量算出部116は、特定した部品の塗装コードの上2桁が「9」に設定されているか否かを判定する(ステップS119)。塗料量算出部116は、特定した部品の塗装コードの上2桁が「9」以外の数値であると判定すると(ステップS119:No)、算出した塗料手配量を、特定した部品に対応付けて工作情報DB135に記憶させる(ステップS125)。
一方、塗料量算出部116は、特定した部品の塗装コードの2桁目が「9」に設定されていると判定すると(ステップS119:Yes)、特定した部品の親に相当する部品を特定する(ステップS120)。具体的には、塗料量算出部116は、設計情報DB131を参照して、対応付けられた子図番の中に、特定した部品の図番が含まれる図番に対応する部品を特定する。
続いて、塗料量算出部116は、親に相当する部品に塗装コードが付与されているか否かを判定する(ステップS121)。塗料量算出部116は、親に相当する部品に塗装コードが付与されていないと判定すると(ステップS121:No)、塗料手配量の算出が不可能である旨を通知するアラーム情報を生成して(ステップS122)、報知部1111へ通知する。報知部1111は、塗料量算出部116からアラーム情報が入力されると、当該アラーム情報が示すアラームの内容を表示部105に表示させる。
例えば7つの部品D4000からD4220が、図10Dに示すような木構造で表される親子関係を有するとする。この場合、親子関係にある部品レベル「0」の部品D4000には塗装コードが付与されていないが、部品レベル「1」の部品D4200には、2桁目が「9」である塗装コード「19」が付与されている。この場合、塗料量算出部116は、部品D4200について、親に相当する部品に塗装コードが付与されていないと判定し、アラーム情報を生成する。
図11に戻って、一方、塗料量算出部116は、親に相当する部品に塗装コードが付与されていると判定すると(ステップS121:Yes)、親に相当する部品の塗装コードの上2桁が「9」に設定されているか否かを判定する(ステップS123)。塗料量算出部116は、親に相当する部品の塗装コードの上2桁が「9」に設定されていると判定すると(ステップS123:Yes)、更にその親に相当する部品を特定し(ステップS120)、ステップS121以降の処理を実行する。
一方、塗料量算出部116は、親に相当する部品の塗装コードの上2桁が「9」以外の数値に設定されていると判定すると(ステップS123:No)、算出した塗料手配量を、工作情報DB135が記憶する、親に相当する部品の塗料手配量に加算する(ステップS124)。
その後、塗料量算出部116は、図12に示すように、未だ塗料手配量の算出が実行されていない部品レベルLvの部品が他に有るか否かを判定する(ステップS126)。塗料量算出部116は、部品レベルLvの部品が有ると判定すると(ステップS126:Yes)、再び図11のステップS114の処理を実行する。
一方、塗料量算出部116は、部品レベルLvの部品全てについて塗料手配量の算出が完了したと判定したとする(ステップS126:No)。この場合、塗料量算出部116は、塗料手配量の算出対象である部品の部品レベルLvを「1」だけインクリメントする(ステップS127)。
次に、塗料量算出部116は、部品レベルLvの部品が有るか否かを判定する(ステップS128)。塗料量算出部116は、部品レベルLvの部品が有ると判定すると(ステップS128:Yes)、再びステップS114の処理を実行する。
一方、塗料量算出部116が部品レベルLvの部品が無いと判定すると(ステップS128:No)、指示情報出力部118は、製造部門に設置された端末装置2から塗装作業指示情報出力要求が有ったか否かを判定する(ステップS129)。指示情報出力部118は、端末装置2から塗装作業指示情報出力要求が無いと判定すると(ステップS129:No)、後述のステップS135の処理を実行する。
一方、指示情報出力部118は、端末装置2から塗装作業指示情報出力要求が有ったと判定すると(ステップS129:Yes)、工作情報DB135を参照して、出力フラグが「ON」に設定されている部品を特定する(ステップS130)。続いて、指示情報出力部118は、特定した部品に対応する塗装作業指示情報を生成して端末装置2へ送信する(ステップS131)。ここで、端末装置2は、塗料量管理装置1から塗装作業指示情報を受信すると、受信した塗装作業指示情報から塗装作業指示票を生成して作業者に提示する。
複数の部品の親子関係が、例えば図10Aに示すような木構造を有し、部品D1000が、図13Aに示すように、部品D1000の子に相当する部品D1100が部品D1000の表面(塗装部分)の一部を構成しているとする。この場合、指示情報出力部118は、部品D1000の塗装作業指示情報を生成して端末装置2へ送信する。そして、端末装置2は、例えば図13Bに示すように、部品D1000の塗装作業指示票として、部品D1000と部品D1100とを同時に塗装するよう指示する塗装作業指示票を作業者に提示する。
また、複数の部品が、例えば図10Bに示すような木構造を有し、部品D2110が、図13Cに示すように、部品D2110の子に相当し且つ塗装が必要な部品D2111が、部品D2110の蓋Rの後面側に配置されているとする。この場合、指示情報出力部118は、部品D2110の塗装部分の塗装に必要な塗料量に部品D2111の塗装部分の塗装に必要な塗料量を加算した塗料量を塗料手配量とする塗装作業指示情報を生成して端末装置2へ送信する。そして、端末装置2は、例えば図13Dに示すように、部品D2110の塗装作業指示票として、部品D2110と部品D2111とを同時に塗装するよう指示する塗装作業指示票を作業者に提示する。ここで、塗料手配量の欄には、部品D2110の塗装部分の塗装に必要な塗料量と、部品D2111の塗装部分の塗装に必要な塗料量と、の合計に相当する塗料量が提示される。
図12に戻って、その後、合計塗料手配量算出部119は、購買部門に設置された端末装置3から塗料手配指示情報出力要求が有ったか否かを判定する(ステップS132)。指示情報出力部118は、端末装置3から塗料手配指示情報出力要求が無いと判定すると(ステップS132:No)、後述のステップS135の処理を実行する。
一方、合計塗料手配量算出部119が、端末装置3から塗料手配指示情報出力要求が有ったと判定したとする(ステップS132:Yes)。この場合、合計塗料手配量算出部119は、工作情報DB135を参照して、塗装方法情報と色情報との組み合わせが同じ部品について、合計塗料手配量を算出して合計塗料手配量DB136に記憶させる(ステップS133)。次に、指示情報出力部118は、合計塗料手配量DB136から合計塗料手配量を示す情報を取得して塗料手配料指示情報を生成して端末装置3へ送信する(ステップS134)。
続いて、指示情報出力部118は、塗料量管理処理を終了させるよう指令する終了指令が有ったか否かを判定する(ステップS135)。この終了指令は、ユーザが入力部104に対して塗料量管理処理を終了させるための操作を行うと発生する。指示情報出力部118は、終了指令が無いと判定すると(ステップS135:No)、再びステップS129の処理を実行する。一方、指示情報出力部118により終了指令が有ったと判定されると(ステップS135:Yes)、塗料量管理処理が終了する。
次に、本実施の形態に係る塗料量管理装置1が実行するアラーム通知処理について図14を参照しながら説明する。このアラーム通知処理は、ユーザが入力部104に対してアラーム通知処理を開始するための操作を行ったことを契機として開始される。ここにおいて、工作情報DB135は、前述のように、塗装コードが付与された各部品について、塗料手配量を記憶しているとする。また、補助記憶部103は、実績判定部1110が使用する差分閾値を予め記憶している。
まず、図14に示すように、実績判定部1110は、実際に使用された塗料量の実績値を示す塗料量実績情報を受信したか否かを判定する(ステップS201)。実績判定部1110は、塗料量実績情報を受信しない場合(ステップS201:No)、ステップS201の処理を繰り返し実行する。
一方、実績判定部1110は、塗料量実績情報を受信したと判定すると(ステップS201:Yes)、工作情報DB135から各部品の塗料手配量を示す情報を取得し、各部品について塗料手配量と実際に使用された塗料量実績値との差分を算出する(ステップS202)。
次に、実績判定部1110は、算出した差分値が差分閾値よりも大きいか否かを判定する(ステップS203)。実績判定部1110により算出した差分値が差分閾値以下であると判定されると(ステップS203:No)、後述のステップS205の処理が実行される。
一方、実績判定部1110は、算出した差分値が差分閾値よりも大きいと判定されると(ステップS203:Yes)、算出した差分値が差分閾値よりも大きい部品の図番情報を含むアラーム情報を報知部1111へ通知する(ステップS204)。報知部1111は、実績判定部1110からアラーム情報が通知されるとアラーム情報の内容を表示部105に表示させる。
続いて、実績判定部1110は、アラーム通知処理を終了させるよう指令する終了指令が有ったか否かを判定する(ステップS205)。この終了指令は、ユーザが入力部104に対して塗料量管理処理を終了させるための操作を行うと発生する。実績判定部1110は、終了指令が無いと判定すると(ステップS205:No)、再びステップS201の処理を実行する。一方、実績判定部1110におり終了指令が有ったと判定されると(ステップS205:Yes)、アラーム通知処理が終了する。
以上説明したように、本実施の形態に係る塗料量管理装置1によれば、面積計算式DB133が、部品の寸法から部品の塗装部分の面積を算出するための面積計算式を示す面積計算式情報を記憶する。また、塗料量算出係数DB132が、部品の塗装部分の面積から塗装部分の塗装に必要な塗料量を算出するための塗料量算出係数を記憶する。そして、塗料量算出部116は、部品について、その寸法情報と面積計算式DB133から取得した面積計算式情報とを用いて部品の塗装部分の面積を算出する。それから、塗料量算出部116は、部品の塗装部分の面積と塗料量算出係数DB132から取得した塗料量算出係数情報とを用いて塗装部分の塗装に必要な塗料量を算出する。これにより、熟練者は、塗装部分の寸法から面積を計算する際に経験的に用いてきた式を示す面積計算式情報を予め面積計算式DB133に記憶させておくことができる。また、熟練者は、塗装方法に応じて塗装部分の面積から塗料量を算出する際に経験的に用いてきた係数を示す塗料量算出係数を予め塗料量算出係数DB132に記憶させておくことができる。この場合、塗料量算出部116は、部品の塗装部分の寸法情報および形状情報から熟練者の経験則に沿って塗装部分の塗装に必要な塗料量を算出する。従って、例えば部品の塗装に関する知識の無い作業者でも塗料量管理装置1を使用すれば熟練者の経験則に沿って算出された塗料量を知ることができる。それ故、塗装に関する知識の無い作業者は、塗料量の算出方法について直接熟練者から聞き出す手間が省けるので、部品の塗装作業の効率化が図られる。
また、本実施の形態に係る塗料量管理装置1によれば、熟練者による設計図面の読図の時間が削減されるので、塗料の手配に要する時間および塗装作業指示を行うまでに要する時間が削減される。従って、部品の塗装作業の効率化が図られる。
更に、本実施の形態に係る塗料量管理装置1によれば、塗装部分の塗装に必要な塗料量の算出方法が統一されている。従って、設計図面を読図する作業者の違いによる必要な塗料量のばらつきを抑制することができる。
また、本実施の形態に係る塗料量管理装置1によれば、塗装作業指示対象特定部115が、複数の部品の中から塗装作業の指示内容を示す塗装作業指示情報を生成する対象となる塗装指示対象部品を判定する。ここで、複数の部品は、木構造で表される親子関係を有し、設計情報DB131は、複数の部品の塗装部分の仕様を示す塗装コードを、複数の部品それぞれの図番と対応付けて記憶している。そして、塗装作業指示対象特定部115は、親子関係を有する2つの部品の塗装コードを比較し、塗装コードが一致する場合、親に相当する部品を塗装指示対象部品とし、子に相当する部品を塗装指示対象部品から除外する。これにより、例えば図13Aに示す親子関係を有する2つの部品のように同時に塗装されるべき複数の部品について、指示情報出力部118は、親に相当する部品についてのみ塗装作業指示情報を生成する。従って、指示情報出力部118が子に相当する部品について重複して塗装作業指示情報を生成することによる塗装管理装置1の処理負担の増大を抑制することができる。また、例えば塗装に関する知識の無い作業者であっても、この塗装管理装置1を使用すれば、親子関係を有する複数の部品のうち子に相当する部品が塗装指示対象部品であるか否かについて直接熟練者から聞き出す手間が省けるので、塗装指示対象部品の選定作業の省人化を図ることができる。
更に、本実施の形態に係る塗料量管理装置1によれば、合計塗料手配量算出部119が、複数の部品から塗装コードの一致する部品を特定し、特定した部品それぞれの塗装部分の塗装に必要な塗料量を積算することにより、塗料手配量を算出する。これにより、複数の部品全体に使用する塗料を発注する購買担当者は、この塗料量管理装置1を使用すれば、複数の部品全体に使用する複数種類の塗料それぞれについて手配すべき塗料量を容易に把握することができるので、塗料の発注作業の円滑化が図られる。また、購買担当者による塗料の過剰発注や不足発注が抑制されるという利点もある。
また、本実施の形態に係る塗装コードは、図6に示すように、製品における複数の部品それぞれが組み込まれる場所を示す場所識別番号と、塗装作業指示情報を生成するための処理内容を示す処理識別番号と、を含む。これにより、組み込まれる場所と塗装作業指示情報を生成するための処理内容とが共通する複数の部品についての塗装作業指示を1つの塗装作業指示票に纏めることができるので、塗装作業指示情報の無駄な生成を抑制できる。
(実施の形態2)
本実施の形態に係る塗料量管理装置2001は、購買部門における各種塗料の在庫量に基づいて、新たに発注すべき塗料の種類およびロット数を示す情報を含む購入指示情報を生成して購買部門の端末装置3へ送信する。
ここで、本実施の形態に係る塗料量管理装置1の機能構成について説明する。CPU101が、補助記憶部103が記憶するプログラムを実行することにより、図15に示す各部として機能する。なお、図15において、実施の形態1に係る塗料量管理装置1と同様の構成については図3と同一の符号を付している。CPU101は、実施の形態1で説明した機能の他に、指示情報出力部2118、合計塗料手配量算出部(塗料手配量算出部)119、購入予定ロット数算出部120、購入費用算出部121および購買情報取得部122として機能する。また、補助記憶部103は、実施の形態1で説明したデータベースの他に、購買情報DB137と、ロットDB138と、を有する。
購買情報DB137は、図16Aに示すように、購買部門で管理している各種塗料について、塗料の種類を表す塗料名称と、色仕様を示す色情報と、在庫量と新たに購入する予定の購入予定ロット数と、を対応づけて記憶する。ここで、購入予定ロット数は、合計塗料手配量DB136が記憶する各色仕様の合計塗料手配量を調達するために購買部門が追加で購入すべき塗料のロット数を示している。例えば塗料名称「○○○×−G」の塗料について、色仕様は「緑」であり、在庫量は「1000」であり、購入予定ロット数は「11」ロットである。また、購買部門は、色仕様が「青」の塗料として、塗料名称「□□□□−B」、「○○□□−B」の2種類の塗料を保有していることを示している。そして、塗料名称「□□□□−B」の塗料を追加購入して合計塗料手配量を調達する場合の購入予定ロット数は「5」ロットであり、塗料名称「○○□□−B」の塗料を追加購入して合計塗料手配量を調達する場合の購入予定ロット数は「50」である。
ロットDB138は、図16Bに示すように、各塗料について、塗料名称と1ロット当たりの塗料量と1ロット当たりの単価とを対応づけて記憶する。ここで、1ロット当たりの単価は、一括購入するロット数に応じて変動する。例えば塗料名称「○○○×−G」が付与された塗料の1ロット当たりの単価は、一括購入するロット数が10ロット以下の場合、「10000」円、10ロット超50ロット以下の場合、「9000」円に設定されている。このように、各塗料の1ロット当たりの単価は、一括購入するロット数が大きくなるについて低くなるように設定されている。
購入予定ロット数算出部120は、合計塗料手配量DB136から各色仕様についての合計塗料手配量を示す情報を取得し、購買情報DB137から購買部門における各塗料の在庫量を示す情報を取得する。そして、購入予定ロット数算出部120は、色仕様毎に、合計塗料手配量と在庫量とを比較し、合計塗料手配量が在庫量を上回る場合、色仕様に基づいて、購入する候補となる購入候補塗料を特定する。購入予定ロット数算出部120は、ロットDB138から、特定した購入候補塗料それぞれの1ロット当たりの塗料量を取得する。購入予定ロット数算出部120は、特定した購入候補塗料それぞれについて合計塗料手配量だけ調達するために追加で購入する購入予定ロット数を算出する。ここで、色仕様が同じである複数種類の購入候補塗料が存在する場合、購入予定ロット数算出部120は、複数種類の購入候補塗料それぞれについて合計塗料手配量を調達するために追加で購入する購入予定ロット数を算出する。
購入費用算出部121は、購買情報DB137から、購入候補塗料の購入予定ロット数を示す情報を取得し、ロットDB138から1ロット当たりの塗料の単価を取得する。そして、購入費用算出部121は、購入予定ロット数と1ロット当たりの単価との積を計算することにより、購入候補塗料それぞれの購入費用を算出する。購入費用算出部121は、算出した各購入候補塗料の購入費用を示す情報を表示部105に表示させる。また、購入費用算出部121は、算出した各購入候補塗料の購入費用を示す情報を塗料選出部123へ出力する。
購買情報取得部122は、購買部門の端末装置3から各塗料の在庫量を示す情報を取得して、購買情報DB137に記憶させる。
塗料選出部123は、購入費用算出部121から入力される購入候補塗料の購入費用を示す情報に基づいて、最も購入費用が低い購入候補塗料を選出する。塗料選出部123は、選出した購入候補塗料の塗料名称を示す情報とその購入費用を示す情報とを指示情報出力部2118へ出力する。
指示情報出力部2118は、実施の形態1に係る指示情報出力部118と同様の機能を有するとともに、塗料選出部123から入力される塗料名称を示す情報と購入費用を示す情報とに基づいて、購入指示情報を生成する。この購入指示情報は、管理部門のユーザにより入力部104を介してCPU101へ入力される。そして、指示情報出力部2118は、生成した購入指示情報を購買部門の端末装置3へ送信する。ここで、購買部門のユーザは、端末装置3が塗料量管理装置2001から受信した購入指示情報に従って各塗料の発注を行う。
次に、本実施の形態に係る塗料量管理装置2001が実行する塗料量管理処理について図17を参照しながら説明する。なお、図17において、実施の形態1に係る塗料量管理処理と同様の処理については、図9、図11および図12と同様の符号を付している。塗料量管理装置2001は、この塗料量管理処理を実行することにより、前述の塗装作業指示情報および塗料手配指示情報を生成するとともに、購買部門に対する塗料の購入指示を示す購入指示情報を生成する。この塗料量管理処理は、ユーザが入力部104に対して塗料量管理処理を開始するための操作を行ったことを契機として開始される。
ステップS101からステップS133の処理が実行された後、購入予定ロット数算出部120は、色仕様毎に、合計塗料手配量が在庫量以下であるか否かを判定する(ステップS301)。購入予定ロット数算出部120により合計塗料手配量が在庫量以下であると判定されると(ステップS301:Yes)、そのままステップS134以下の処理が実行される。
一方、購入予定ロット数算出部120は、合計塗料手配量が在庫量を上回ると判定すると(ステップS301:No)、合計塗料手配量に対する不足塗料量を算出する(ステップS302)。次に、購入予定ロット数算出部120は、色情報が示す色仕様に基づいて、購入する候補となる購入候補塗料を特定する(ステップS303)。例えば、購買情報DB137が図16Aのように設定されている場合、色仕様が「青」の購入候補塗料は、塗料名称「□□□□−B」、「○○□□−B」の2種類の塗料が特定される。
図17に戻って、続いて、購入予定ロット数算出部120は、特定した各購入候補塗料について、不足塗料量を補って合計塗料手配量を調達するために新たに購入する購入予定ロット数を算出する(ステップS304)。購入予定ロット数算出部120は、算出した購入予定ロット数を示す情報を、購買情報DB137に記憶させる。
その後、購入費用算出部121は、購買情報DB137から各塗料の購入予定ロット数を示す情報を取得し、ロットDB138から1ロット当たりの塗料の単価を取得する。そして、購入費用算出部121は、購入予定ロット数と1ロット当たりの単価との積を計算することにより、新たに購入予定の塗料の購入費用を算出する(ステップS305)。例えば、購買情報DB137が図16Aのように設定され、ロットDB138が図16Bのように設定されているとする。この場合、塗料名称「□□□□−B」の塗料の購入予定ロット数が「5」であり、10以下であるため、1ロット当たりの単価が「9000」円となる。従って、購入費用は、45000円になる。一方、塗料名称「○○□□−B」の塗料の購入予定ロット数が「50」であり、10超50以下であるため、1ロット当たりの単価が「9000」円となる。従って、購入費用は、450000円になる。
図17に戻って、次に、購入費用算出部121は、算出した各塗料の購入費用を示す購入費用情報を表示部105に表示させる(ステップS306)。このとき、購入費用算出部121は、算出した各塗料の購入費用を示す情報を指示情報出力部2118へ出力する。
続いて、塗料選出部123は、購入費用算出部121から入力される塗料の購入費用を示す情報に基づいて、最も購入費用が低い購入候補塗料を選出する(ステップS307)。ここで、塗料選出部123は、色仕様が同じ複数の塗料の購入費用を示す情報に基づいて、色仕様が同じ複数の塗料の中から最も購入費用が低い塗料を1つだけ選出する。また、塗料選出部123は、ある色仕様の塗料が1つだけ存在する場合、その1つの塗料を選出する。例えば、購買情報DB137が図16Aのように設定され、ロットDB138が図16Bのように設定されている場合、塗料名称「□□□□−B」の塗料の購入費用が、45000円であり、塗料名称「○○□□−B」の塗料の購入費用が、450000円になる。従って、塗料選出部123は、塗料名称「□□□□−B」の塗料を選出する。塗料選出部123は、選出した塗料の塗料名称を示す情報とその購入費用を示す情報とを指示情報出力部2118へ出力する。
図17に戻って、その後、指示情報出力部2118は、塗料選出部123から入力される塗料名称を示す情報とその購入費用を示す情報とに基づいて、購入指示情報を生成して購買部門の端末装置3へ送信する(ステップS308)。その後、ステップS134の処理が実行される。
以上説明したように本実施の形態に係る塗料量管理装置2001によれば、購入予定ロット数算出部120が、合計塗料手配量と在庫量とを比較し、合計塗料手配量が在庫量を上回る場合、合計塗料手配量の塗料を調達するために必要となる購入予定ロット数を算出する。また、購入費用算出部121が、購入予定ロット数と1ロット当たりの塗料の単価との積を計算することにより、購入予定ロット数の塗料の購入費用を算出する。そして、塗料選出部123が、購入費用算出部121により算出された複数種類の塗料それぞれの購入費用に基づいて、最も購入費用が低い塗料を選出する。これにより、購買部門における各塗料の在庫量と購入予定ロット数とに基づいて、最も購入費用が低くなる塗料を選出することができるので、新たに購入する塗料の選定を的確且つ効率的に行うことが可能となる。そして、色仕様が類似する塗料の検索、購買部門が管理する塗料の在庫量の調査、各種塗料の購入費用の算出、各種塗料の購入費用の比較作業等の効率化が図られる。
(変形例)
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明は前述の実施の形態によって限定されるものではない。例えば、塗装作業指示対象特定部が、親子関係を有する複数の部品全てを塗装指示対象部品とするものであってもよい。
実施の形態では、設計情報DB131が、寸法情報と形状情報と塗装方法情報と塗装コードとを、部品の設計図面の図番と対応付けて記憶する例について説明した。但し、設計情報DB131は、これらの各種情報を図番に対応づけて記憶するものに限定されない。例えば設計情報DB131が、これらの各種情報を、複数の部品それぞれに固有の製造番号や固体識別番号等に対応づけて記憶するものであってもよい。
実施の形態では、塗装コードが、製品における複数の部品それぞれが組み込まれる場所を示す場所識別番号と、塗装作業指示情報を生成するための処理内容を示す処理識別番号と、から構成される例について説明した。但し、塗装コードは、これに限定されるものではなく、例えば場所識別番号のみから構成されていてもよいし、処理識別番号のみから構成されていてもよい。或いは、場所識別番号および処理識別番号の他に、複数の部品それぞれの機能を示す機能識別情報や複数の部品それぞれの用途を示す用途識別情報等から構成されていてもよい。
実施の形態では、塗料量算出係数が、部品の塗装部分の面積からその塗装部分の塗装に使用される塗料量をする際、その塗装部分の面積値に乗じる係数に相当する例について説明した。但し、塗料量算出係数は、これに限定されるものではなく、例えば部品の塗装部分の面積を引数とする関数として与えられるものであってもよい。
また、本発明に係る塗料量管理装置1の各種機能は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、ネットワークに接続されているコンピュータに、上記動作を実行するためのプログラムを、コンピュータシステムが読み取り可能な非一時的な記録媒体(CD−ROM等)に格納して配布し、当該プログラムをコンピュータシステムにインストールすることにより、上述の処理を実行する塗料量管理装置1を構成してもよい。
また、コンピュータにプログラムを提供する方法は任意である。例えば、プログラムは、通信回線の掲示版(BBS)にアップロードされ、通信回線を介してコンピュータに配信されてもよい。そして、コンピュータは、このプログラムを起動して、OSの制御の下、他のアプリケーションと同様に実行する。これにより、コンピュータは、上述の処理を実行する塗料量管理装置1として機能する。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、この発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではなく、各実施の形態を、組み合わせることも可能である。すなわち、本発明の範囲は、実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
本出願は、2016年8月19日に出願された、日本国特許出願特願2016−161316号に基づく。本明細書中に日本国特許出願特願2016−161316号の明細書、特許請求の範囲、図面全体を参照として取り込むものとする。
本発明は、部品の塗装作業を実施する際に必要な塗装作業指示や部品の塗装に必要な塗料の手配を指示する塗料手配指示を行う工程に好適に利用することができる。
1,2001 塗料量管理装置、2,3 端末装置、101 CPU、102 主記憶部、103 補助記憶部、104 入力部、105 表示部、106 通信部、111 設計情報登録部、112 塗料量算出係数登録部、113 面積計算式登録部、114 色情報登録部、115 塗装作業指示対象特定部、116 塗料量算出部、118,2118 指示情報出力部、119 合計塗料手配量算出部、120 購入予定ロット数算出部、121 購入費用算出部、122 購買情報取得部、123 塗料選出部、131 設計情報DB、132 塗料量算出係数DB、133 面積計算式DB、134 色情報DB、135 工作情報DB、136 合計塗料手配量DB、137 購買情報DB、138 ロットDB、1110 実績判定部、1111 報知部、NT:ネットワーク。

Claims (6)

  1. 複数の部品は、第1群と第2群とを含む部品群であり、
    前記複数の部品の塗装部分の寸法を示す寸法情報と、前記塗装部分の形状を示す形状情報と、前記塗装部分の塗装方法を示す塗装方法情報と、を前記複数の部品の部品識別情報と対応付けて記憶する部品設計情報記憶部と、
    前記塗装部分の面積計算式を示す面積計算式情報を、前記形状情報と対応付けて記憶する面積計算式記憶部と、
    前記塗装部分の塗料量算出係数情報を、前記塗装方法情報に対応づけて記憶する塗料量算出係数記憶部と、
    前記部品設計情報記憶部から、前記複数の部品の部品識別情報に対応する前記寸法情報と前記形状情報と前記塗装方法情報とを取得し、前記面積計算式記憶部から、前記形状情報に対応する面積計算式情報を取得し、前記寸法情報と前記面積計算式情報とに基づき前記複数の部品の塗装部分の面積を算出し、前記塗料量算出係数記憶部から、前記塗装方法情報に対応する前記塗料量算出係数情報を取得し、前記塗装部分の面積と前記塗料量算出係数情報が示す塗料量算出係数とに基づき塗料量を算出する塗料量算出部と、
    前記複数の部品の中から塗装作業指示情報を生成する塗装指示対象部品を特定する塗装作業指示対象特定部と、を備え、
    前記部品設計情報記憶部は、前記複数の部品の塗装部分の仕様を示す塗装仕様情報を、前記複数の部品それぞれの部品識別情報と対応付けて記憶し、
    前記塗装作業指示対象特定部は、前記第1群と前記第2群とに属する部品の塗装仕様情報を比較し、塗装仕様情報が一致する場合、前記第1群に属する部品を塗装指示対象部品とする、
    塗料量管理装置。
  2. 前記複数の部品から前記塗装仕様情報が一致する部品を特定し、特定した部品の塗装部分の塗装に必要な塗料量を積算することにより、塗料手配量を算出する塗料手配量算出部を更に備える、
    請求項1に記載の塗料量管理装置。
  3. 前記塗料手配量と対応する塗料の在庫量とを比較し、前記塗料手配量が前記在庫量を上回る場合、前記塗料手配量の塗料を調達するために購入する候補となる購入候補塗料を特定し、前記購入候補塗料それぞれについて前記塗料手配量だけ調達するために追加で購入する購入予定ロット数を算出する購入予定ロット数算出部と、
    前記購入予定ロット数と1ロット当たりの塗料の単価との積を計算することにより、前記購入候補塗料を前記購入予定ロット数だけ購入するための購入費用を算出する購入費用算出部と、
    前記購入費用算出部により算出された前記購入候補塗料それぞれの購入費用に基づいて、最も購入費用が低い購入候補塗料を選出する塗料選出部と、を更に備える、
    請求項2に記載の塗料量管理装置。
  4. 前記複数の部品は、1つの製品を構成し、
    前記塗装仕様情報は、
    前記製品における部品が組み込まれる場所を示す場所識別情報と、前記塗装作業指示情報の処理内容を示す処理識別情報と、を含む、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の塗料量管理装置。
  5. 複数の部品は、第1群と第2群とを含む部品群であり、
    部品設計情報記憶部から、前記複数の部品の部品識別情報に対応する寸法情報と形状情報と塗装方法情報とを取得し、面積計算式記憶部から、前記形状情報に対応する面積計算式情報を取得するステップと、
    前記寸法情報と前記面積計算式情報とに基づき複数の部品の塗装部分の面積を算出するステップと、
    塗料量算出係数記憶部から、前記塗装方法情報に対応する塗料量算出係数情報を取得し、前記塗装部分の面積と前記塗料量算出係数情報が示す塗料量算出係数とに基づき塗料量を算出するステップと、
    前記第1群と前記第2群とに属する部品の塗装仕様情報を比較するステップと、
    塗装仕様情報が一致する場合、前記第1群に属する部品を、塗装作業指示情報を生成する塗装指示対象部品として特定するステップと、を含む、
    塗料量管理装置が実行する塗料量管理方法。
  6. コンピュータを、
    複数の部品の塗装部分の寸法を示す寸法情報と前記塗装部分の面積計算式を示す面積計算式情報とを用いて、前記複数の部品の塗装部分の面積を算出し、前記塗装部分の面積と、前記塗装部分の塗料量算出係数情報が示す塗料量算出係数に基づき塗料量を算出する塗料量算出部、
    前記複数の部品の中から塗装作業指示情報を生成する塗装指示対象部品を特定する塗装作業指示対象特定部、
    として機能させるプログラムであって、
    前記複数の部品は、第1群と第2群とを含む部品群であり、
    前記塗装作業指示対象特定部は、前記第1群と前記第2群とに属する部品の塗装仕様情報を比較し、塗装仕様情報が一致する場合、前記第1群に属する部品を塗装指示対象部品とする、
    プログラム。
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