JP6642225B2 - ロボットハンド及びロボットハンドの制御プログラム - Google Patents

ロボットハンド及びロボットハンドの制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ロボットハンド及びロボットハンドの制御プログラムに関する。
従来、ケーブル本体の先端部にケーブル側コネクタを備えるフラットケーブルを把持し、そのケーブル側コネクタを基板等に設けられた受入側コネクタに挿入するロボットが種々提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2014−231110号公報 特開2015−30086号公報
ところで、フラットケーブルのケーブル本体は、柔軟性を有する。このため、ケーブル本体が捻じれることがある。ケーブル本体の捻じれがロボットハンドによる把持位置よりも先端側で生じていると、把持位置よりも先端側に位置しているケーブル側コネクタが傾く。ケーブル側コネクタが傾いていると、ケーブル側コネクタを受入側コネクタに適切に挿入することが困難になる。特許文献1や特許文献2も、このようなフラットケーブルの捻じれに対する対策は、何ら講じられていない。捻じれを生じることがあるフラットケーブルが備えるケーブル側コネクタを受入側コネクタに正常に挿入するためには、フラットケーブルの捻じれの状態を把握することが必要となる。
1つの側面では、本明細書開示のロボットハンド及びロボットハンドの制御プログラムは、フラットケーブルの捻じれの状態を把握することを課題とする。
本明細書開示のロボットハンドは、フラットケーブルを把持し、当該フラットケーブルが備えるケーブル側コネクタを受入側コネクタに挿入する挿入動作を行うハンド部と、前記ハンド部によって把持される前記フラットケーブルの幅方向に対応する方向に沿って配置された複数の吸着孔を有する吸着部と、前記吸着孔毎に設けられた真空経路に配置されている圧力検出部と、前記挿入動作に伴って前記圧力検出部によって検出される前記真空経路毎の圧力状態に基づいて、前記ハンド部に把持されている前記フラットケーブルの捻じれを検出する制御部と、を備える。
本明細書開示のロボットハンドの制御プログラムは、ハンド部によってフラットケーブルを把持し、前記ハンド部によって、前記フラットケーブルが備えるケーブル側コネクタを受入側コネクタに挿入する挿入動作を行い、当該挿入動作実行時に、圧力検出部によって、前記フラットケーブルの幅方向に対応する方向に沿って吸着部に配置された複数の吸着孔毎に設けられた真空経路の圧力状態を検出し、前記挿入動作に伴って前記圧力検出部によって検出される前記真空経路毎の圧力状態に基づいて、前記ハンド部に把持されている前記フラットケーブルの捻じれを検出する、処理をコンピュータに実行させる。
本明細書開示のロボットハンド及びロボットハンドの制御プログラムによれば、フラットケーブルの捻じれの状態を把握することができる。
図1は第1実施形態のロボットハンドのシステム構成の概略を示す説明図である。 図2は第1実施形態のロボットハンドの主要部を示す斜視図である。 図3は第1実施形態のロボットハンドが備える吸着部を示す説明図である。 図4は第1実施形態のロボットハンドが備える吸着部を下面側から観た説明図である。 図5(A)はフラットケーブルを吸着する第1実施形態のロボットハンドの主要部を側方からみた様子を示す説明図であり、図5(B)はフラットケーブルを吸着する第1実施形態のロボットハンドの主要部を下面側から観た様子を示す説明図である。 図6は第1実施形態のロボットハンドが備える制御部のハードウェア構成の一例を示す説明図である。 図7は受入側コネクタにケーブル側コネクタを挿入する様子を示す説明図である。 図8(A)は捻じれていない状態のフラットケーブルを把持した第1実施形態のロボットハンドを正面側から観た様子を示す説明図であり、図8(B)は捻じれた状態のフラットケーブルを把持した第1実施形態のロボットハンドを正面側から観た様子を示す説明図である。 図9はケーブル側コネクタが受入側コネクタに衝突する様子も示す説明図である。 図10は第1実施形態のロボットハンドの制御の一例を示すフローチャートである。 図11はケーブル側コネクタが正常に受入側コネクタに挿入されたときの第1真空経路及び第2真空経路の負圧の変化を示すグラフである。 図12はケーブル側コネクタの左側が上側に位置するようにフラットケーブルが捻じれているときの第1真空経路の負圧の変化を示すグラフである。 図13はケーブル側コネクタの右側が上側に位置するようにフラットケーブルが捻じれているときの第2真空経路の負圧の変化を示すグラフである。 図14(A)はロボットハンドに把持されたフラットケーブルのケーブル側コネクタの右側が上側に位置するように捻じれている様子を正面側から観た説明であり、図14(B)はロボットハンドに把持されたフラットケーブルのケーブル側コネクタの右側が上側に位置するように捻じれている様子を左側方から観た説明である。 図15(A)は受入側コネクタに衝突するケーブル側コネクタを上方から観た様子を模式的に示す説明図であり、図15(B)は受入側コネクタに衝突するケーブル側コネクタを左側方からから観た様子を模式的に示す説明図である。 図16は第2実施形態の吸着部を下面側から観た様子を模式的に示す説明図である。 図17は第2実施形態においてハンド部の補正量を決定するためのマップの一例である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。ただし、図面中、各部の寸法、比率等は、実際のものと完全に一致するようには図示されていない場合がある。また、図面によっては、説明の都合上、実際には存在する構成要素が省略されていたり、寸法が実際よりも誇張されて描かれていたりする場合がある。なお、以下の説明では、図2や図7に示す方向に左右方向を設定して説明する。
(第1実施形態)
まず、図1乃至図7を参照しつつ、第1実施形態のロボットハンド1の概略構成について説明する。図1は第1実施形態のロボットハンドのシステム構成の概略を示す説明図である。図2は第1実施形態のロボットハンドの主要部を示す斜視図である。図3は第1実施形態のロボットハンドが備える吸着部を示す説明図である。図4は第1実施形態のロボットハンドが備える吸着部を下面側から観た説明図である。図5(A)はフラットケーブルを吸着する第1実施形態のロボットハンドの主要部を側方からみた様子を示す説明図であり、図5(B)はフラットケーブルを吸着する第1実施形態のロボットハンドの主要部を下面側から観た様子を示す説明図である。図6は第1実施形態のロボットハンドが備える制御部のハードウェア構成の一例を示す説明図である。図7は基板側コネクタにケーブル側コネクタを挿入する様子を示す説明図である。
ロボットハンド1は、図7に示すようなフラットケーブル30のケーブル本体30aを把持し、先端部に設けられたケーブル側コネクタ30bを基板40に設けられた受入側コネクタ40aに挿入する。ケーブル側コネクタ30bには、補強板30b1が設けられている。ロボットハンド1は、補強板30b1が及んでいないケーブル本体30aを把持する。
図1を参照すると、ロボットハンド1は、制御部2を備える。制御部2には、アクチュエータコントローラ3が電気的に接続されている。アクチュエータコントローラ3は、アクチュエータ4を制御することで把持爪5の開閉動作を制御する。ロボットハンド1は、圧縮エア供給部6を備える。圧縮エア供給部6には、圧縮された状態のエアが貯留されている。圧縮エア供給部6からは、第1真空経路7、第2真空経路8及び第3真空経路9が延びている。第1真空経路7には、第1真空エジェクタ7aが配置されている。第2真空経路8には、第2真空エジェクタ8aが配置されている。第3真空経路9には、第3真空エジェクタ9aが配置されている。第1真空エジェクタ7a、第2真空エジェクタ8a及び第3真空エジェクタ9aは、それぞれ、制御部2と電気的に接続されており、制御部2の指令によって作動することで、各真空経路内を真空状態とすることができる。
第1真空経路7の第1真空エジェクタ7aよりも下流側(圧縮エア供給部から離れる側)には、第1真空スイッチ7bが配置されている。第1真空スイッチ7bは、第1信号線10aを通じて制御部2と接続されている。第2真空経路8の第2真空エジェクタ8aよりも下流側(圧縮エア供給部から離れる側)には、第2真空スイッチ8bが配置されている。第2真空スイッチ8bは、第2信号線10bを通じて制御部2と接続されている。第1真空スイッチ7bは、第1真空経路7内の圧力が予め設定された閾値以上に上昇したとき信号を発信するように設定されている。第2真空スイッチ8bも同様に、第2真空経路8内の圧力が予め設定された閾値以上に上昇したときに信号を発信するように設定されている。ここで、それぞれの閾値は、真空破壊、すなわち、真空状態が破られたことを判断することができる値として設定されている。第1真空スイッチ7b及び第2真空スイッチ8bは、それぞれ、圧力検出部の一例である。第1真空経路7や第2真空経路8の圧力を検出することができるものであれば、第1真空スイッチ7bや、第2真空スイッチ8bに代えて採用することができる。例えば、圧力センサによって測定された値に基づいて、制御部2が真空破壊の有無を判断するようにしてもよい。
ロボットハンド1は、吸着部12を備える。吸着部12には、第1吸着孔12a1、第2吸着孔12a2及び第3吸着孔12a3が設けられている。第1真空経路7は、吸着部12に設けられた第1接続部12b1を介して吸着部12内に通じており、第1吸着孔12a1に接続されている。第2真空経路8は、吸着部12に設けられた第2接続部12b2を介して吸着部12内に通じており、第2吸着孔12a2に接続されている。第3真空経路9は、吸着部12に設けられた第3接続部12c1を介して吸着部12内に通じており、第3吸着孔12a3に接続されている。
図2を参照すると、アクチュエータ4は、支持板11に装着されている。アクチュエータ4には、一対の把持爪5が開閉可能に設けられている。それぞれの把持爪5の先端部には、鉤状部5aが設けられている。鉤状部5aは、吸着部12の下面との間でフラットケーブル30を挟持する。図3を参照すると、支持板11には、上下方向に延びるガイドレール11aが設けられている。ガイドレール11aには、このガイドレール11aに沿って摺動する摺動部11bが取り付けられている。
吸着部12は、第1ブロック12a、第2ブロック12b及び接続金具12cを備える。吸着部12は、把持爪5とともに、ハンド部15を形成する。ハンド部15は、図5(A)、図5(B)に示すようにフラットケーブル30を把持し、図7に示すようにフラットケーブル30が備えるケーブル側コネクタ30bを受入側コネクタ40aに挿入する挿入動作を行う。図4を参照すると、第1ブロック12aと第2ブロック12bとは取付ボルト13aによって接合状態とされている。第2ブロック12bと接続金具12cとは取付ボルト13bによって接続状態とされている。吸着部12は、取付ボルト13cにより、接続金具12cを介して摺動部11bに取り付けられている。この際、吸着部12は、図示しない弾性体(バネ部材)によって、下方に付勢された状態とされている。なお、本実施形態における吸着部12は、3ピース構造となっているが、全体を一体成形としたり、第1ブロック12aと第2ブロック12bとに相当する部分を一体成形としたりしてもよい。
図4や図5(B)を参照すると、吸着部12は、その下面に第1吸着孔12a1、第2吸着孔12a2及び第3吸着孔12a3を備える。第1吸着孔12a1及び第2吸着孔12a2は、ハンド部15によって把持されるフラットケーブル30の幅方向に対応する方向に沿って配置されている。フラットケーブル30の幅方向とは、フラットケーブル30の長手方向に沿う中心線AXに直交する方向である。後に詳述するように、吸着部12の下面からフラットケーブル30のケーブル本体30aが剥がれ、第1吸着孔12a1や第2吸着孔12a2が開放されると、第1真空経路7や第2真空経路8において真空破壊が生じる。本実施形態のロボットハンド1は、第1真空経路7や第2真空経路8の圧力状態を把握し、把握した圧力状態に基づいてフラットケーブル30の状態を検出する。具体的に、第1真空経路7や第2真空経路8の圧力状態を把握することで、フラットケーブル30が捻じれていることや、ケーブル側コネクタ30bが受入側コネクタ40aに正常に挿入されたことを検出することができる。
このように、第1吸着孔12a1及び第2吸着孔12a2は、フラットケーブル30の状態を検出するために用いられる。これに対し、第3吸着孔12a3は、フラットケーブル30を保持する吸着保持孔に相当し、吸着部12において、第1吸着孔12a1及び第2吸着孔12a2が設けられた位置よりも基端側に位置している。なお、第1吸着孔12a1及び第2吸着孔12a2は、フラットケーブル30を保持する機能も担っている。従って、フラットケーブル30は、把持爪5の鉤状部5aと吸着部12の下面との挟持と、第1吸着孔12a1、第2吸着孔12a2及び第3吸着孔12a3による吸着作用によって保持される。
制御部2は、真空経路毎の圧力状態に基づいて、ハンド部15に把持されているフラットケーブル30の捻じれを検出する。ハンド部15のケーブル側コネクタ30bを受入側コネクタ40aに挿入する挿入動作に伴って第1真空スイッチ7b及び第2真空スイッチ8bによって検出される真空経路毎の圧力状態は変化する。制御部2は、この圧力状態の変化に基づいて、フラットケーブル30の捻じれを検出する。
第1実施形態のロボットハンド1では、コンピュータ(PC)を制御部2として機能させている。図6を参照すると、制御部2のハードウェア構成が概略的に示されている。図6に示すように、制御部2は、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、記憶部(ここではHDD(Hard Disk Drive))24を備える。また、制御部2は、入出力インターフェイス25、及び可搬型記憶媒体用ドライブ26等を備えている。これら制御部2として機能するコンピュータの構成各部は、バス28に接続されている。制御部2では、ROM22あるいはHDD24に格納されているプログラム、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ26が可搬型記憶媒体27から読み取ったプログラムをCPU21が実行する。ここで、プログラムにはロボットハンド1の制御プログラムが含まれる。ロボットハンド1の制御プログラムは、後に詳説するように、ハンド部15によってフラットケーブル30が備えるケーブル側コネクタ30bを受入側コネクタ40aに挿入する挿入動作を行うプログラムである。ロボットハンド1の制御プログラムは、また、挿入動作を行う際に、ハンド部15に把持されたフラットケーブル30の捻じれを検出し、さらに、捻じれが検出されたときに、ハンド部15を回転させるためのプログラムである。制御部2は、これらのハードウェア構成を備えるものであれば、パーソナルコンピュータに限定されることなく、制御部2として、他の機器を用いることもできる。
つぎに、このようなロボットハンド1によって行われるフラットケーブル30の把持及び、ケーブル側コネクタ30bの受入側コネクタ40aへの挿入について説明する。ロボットハンド1は、図7に示すように、フラットケーブル30の先端部に設けられたケーブル側コネクタ30bが、基板40に設けられた受入側コネクタ40aに挿入する動作を行う。このとき、図8(A)に示すように、ハンド部15に把持されたフラットケーブル30が捻じれていなければ、ケーブル側コネクタ30bを受入側コネクタ40aに正対させて、ハンド部15を前進させることで、挿入動作が完了する。ところが、フラットケーブル30のケーブル本体30aが捻じれていると、例えば、図8(B)に示すように、ケーブル側コネクタ30bが傾く。この状態のまま、ケーブル側コネクタ30bを受入側コネクタ40aに向かって前進させると、傾くことによって上側に位置しているケーブル側コネクタ30bの角部が受入側コネクタ40aの上縁部40a1に衝突する。このような衝突が生じると、捻じれたフラットケーブル30において、下側に位置している側が吸着部12の下面から剥がれる。これにより、剥がれた側の吸着孔が開放され、真空破壊が生じる。
ロボットハンド1は、ケーブル側コネクタ30bの受入側コネクタ40aへの挿入動作を行うと共に、第1真空経路7や第2真空経路8の真空破壊を検出し、フラットケーブル30の捻じれを検出する。
図10を参照すると、まず、ステップS1では、ロボットハンド1は、ハンド部15によってフラットケーブル30を把持する。具体的に、テーブル上にストックされているフラットケーブル30上に吸着部12を移動し、吸着部12下面をフラットケーブル30のケーブル本体30aに押し付け、密着させる。そして、第1吸着孔12a1、第2吸着孔12a2及び第3吸着孔12a3を通じてフラットケーブル30を吸着保持する。その後、フラットケーブル30を僅かに持ち上げ、把持爪5をケーブル本体30aの下側に差し入れる。これにより、ハンド部15は、フラットケーブル30を保持する。なお、把持爪5は、第1吸着孔12a1と第2吸着孔12a2の下側に及んでいないため、フラットケーブル30は、第1吸着孔12a1と第2吸着孔12a2が設けられている位置において、吸着部12から剥がすことができる。
ステップS1に引き続いて行われるステップS2では、ハンド部15により、ケーブル側コネクタ30bが受入側コネクタ40aと対向する位置へのフラットケーブル30の移動を開始する。ステップS2に引き続いて行われるステップS3では、フラットケーブル30の移動が完了したか否かを判断する。ステップS3でNOと判断したときは、ステップS3においてYESと判断されるまで、ステップS3の処理を繰り返す。ステップS3でYESと判断したときは、ステップS4へ進む。
ステップS4では、計時のカウントを開始する。ここで、計時のカウントを行うのは、第1真空経路7や第2真空経路8における真空破壊が検出された時刻に基づいてフラットケーブル30の捻じれを検出するためである。ロボットハンド1によりフラットケーブル30を把持し、ケーブル側コネクタ30bを受入側コネクタ40aに挿入する場合、所定のカウント開始時刻から挿入動作が完了するまでの時間は、ほぼ一定となる。例えば、所定のカウント開始時刻から挿入動作完了までの時間をt1とする。この場合、挿入動作が正常に行われると、時刻t1のときにほぼ左右均等にフラットケーブル30が吸着部12から剥がれる。すなわち、第1真空経路7と第2真空経路8の圧力状態は、時刻t1において同時に真空破壊の状態となり、図11に示すように、時刻t1において圧力が低下する。第1真空スイッチ7bや第2真空スイッチ8bは、このような圧力の低下を検知すると、第1信号線10aや第2信号線10bを通じて制御部に信号を発信する。なお、図11では、説明の都合上、実線と破線をずらして描いているが、実際には、実線と破線とは、ほぼ重なった状態に描かれることになる。
一方、フラットケーブル30が捻じれていると、第1真空経路7と第2真空経路8のいずれか一方の真空破壊が時刻t1より早い、例えば、時刻t0で生じる。フラットケーブル30が捻じれおり、ケーブル側コネクタ30bの左側が上がり、右側が下がった状態に傾いているとすると、図12に示すように、第1真空経路7の圧力が時刻t1より早い時刻t0で低下する。これとは逆に、ケーブル側コネクタ30bの右側が上がり、左側が下がった状態に傾いているとすると、図13に示すように、第2真空経路8の圧力が時刻t1より早い時刻t0で低下する。
このように、真空破壊が検出された時刻に基づいてフラットケーブル30の捻じれを検出することができる。なお、計時のカウントを開始するタイミングは適宜決定することができる。本実施形態では、ステップS3において、移動完了が確認された後に計時のカウントを開始しているが、例えば、フラットケーブル30の把持が完了した時点等としてもよい。
ステップS4において、計時のカウントを開始した後は、ステップS5へ進む。ステップS5では、第1真空経路7や第2真空経路8において真空破壊が確認されたか否かを判断する。ステップS5でNOと判断したときは、ステップS5においてYESと判断されるまで、ステップS5の処理を繰り返す。ステップS5でYESと判断したときは、ステップS6へ進む。
ステップS6では、真空破壊が確認された時刻が時刻t1未満であったか否かを判断する。ステップS6でNOと判断したときは、ケーブル側コネクタ30bが正常に受入側コネクタ40aに挿入されたと判断し、処理を終了する。一方、ステップS6でYESと判断したときは、ステップS7へ進む。
ステップS7では、真空破壊が観察されたのが右側、すなわち、第1真空経路7であったか否かを判断する。ステップS7においてYESと判断したときは、ステップS8へ進む。ステップS8では、ハンド部15を退避させる。そして、引き続いて行われるステップS9において、ハンド部15を反時計回りに回転させる。ハンド部15を回転させることで、ケーブル側コネクタ30bの傾きを修整する。真空破壊が観察されたのが第1真空経路7である場合、ケーブル側コネクタ30bは、正面から観たときに左側が上側となった状態となっている。従って、これを補正するために、ハンド部15を反時計回りに回転させる。なお、回転角度は、予めフラットケーブル30の多くのサンプルに基づいて、フラットケーブル30に生じることがある捻じれの程度に基づいて決定しておく。また、時計回りと反時計回りの回転を繰り返して、徐々に適正な状態に補正するようにしてもよい。
一方、ステップS7において、NOと判断したときは、ステップS10へ進む。ステップS10では、ハンド部15を退避させる。そして、引き続いて行われるステップS11において、ハンド部15を時計回りに回転させる。ハンド部15を回転させることで、ケーブル側コネクタ30bの傾きを修整する。真空破壊が観察されたのが第2真空経路8である場合、ケーブル側コネクタ30bは、例えば、図14(A)、図14(B)に示すように正面から観たときに右側が上側となった状態となっている。このように右側が上側になるように傾いていると、図15(A)、図15(B)に示すように、ケーブル側コネクタ30bの右側が受入側コネクタ40aの上縁部40a1に衝突する。従って、これを補正するために、ハンド部15を時計回りに回転させる。この際の回転角度については、ハンド部15を反時計回りさせる場合と同様である。
ステップS9及びステップS11に引き続いて行われるステップS12では、第1真空経路7と第2真空経路8が真空状態に復帰したか否かを判断する。すなわち、フラットケーブル30が吸着部12の下面に適切に密着した状態に復帰しているか否かを判断する。ステップS12でYESと判断したときは、ステップS2からの処理を繰り返す。一方、ステップS12でNOと判断したときは、ステップS13へ進む。ステップS13では、吸着部12をフラットケーブル30に押し付け、吸着部12の下面とフラットケーブル30との密着状態を確保する。例えば、ハンド部15を、平滑面を有するテーブル上に移動させ、そのテーブル上で吸着部12をフラットケーブル30に押し付ける。これにより、再度の挿入動作を実行できる状態となる。
なお、2回目以降にステップS9やステップS11の処理を実行するときは、それよりも前に実行したステップS9やステップS11において、回転させたハンド部15の回転角度よりも小さい回転角度とするとよい。
本実施形態のロボットハンド1によれば、フラットケーブル30の捻じれの状態を把握することができる。また、フラットケーブル30の捻じれに応じた補正を行うことで、ケーブル側コネクタ30bを受入側コネクタ40aに適切に挿入することができる。
(第2実施形態)
つぎに、図16及び図17を参照しつつ、第2実施形態について説明する。図16は第2実施形態の吸着部を下面側から観た様子を模式的に示す説明図である。図17は第2実施形態においてハンド部の補正量を決定するためのマップの一例である。
第1実施形態では、フラットケーブル30の捻じれに伴うケーブル側コネクタ30bの傾きを修正するために、ハンド部15を予め定められた角度に回転したり、回転方向を変えて徐々に傾きを修整したりしていた。これに対し、本実施形態では、フラットケーブル30の傾きの程度を把握し、その傾きの程度に応じて回転角度を決定する。
図16を参照すると、第2実施形態の吸着部52は、フラットケーブル30の長手方向に沿う中心線AXから左右それぞれの方向に沿って配置された複数の吸着孔を有する。具体的に、中心線AXよりも左側において、外縁側から中心側に向かって順に、左側第1吸着孔52L1、左側第2吸着孔52L2及び左側第3吸着孔52L3が設けられている。また、中心線AXよりも右側において、外縁側から中心側に向かって順に、右側第1吸着孔52R1、右側第2吸着孔52R2及び右側第3吸着孔52R3が設けられている。これらの吸着孔は、それぞれ真空経路と接続されており、各真空経路には、真空スイッチが設けられている。吸着孔をこのように配置しておくことで、フラットケーブル30の捻じれの程度を把握することができる。例えば、フラットケーブル30が、左下がりで捻じれているとき、その捻じれの程度が小さければ、最も外側に設けられている左側第1吸着孔52L1に対応する真空経路において真空破壊が生じる。捻じれの程度が大きくなるにつれて、左側第2吸着孔52L2、左側第3吸着孔52L3に対応する真空経路において真空破壊が生じる。フラットケーブル30に右下がりの場合の捻じれが生じている場合も同様である。
制御部2は、ケーブル側コネクタ30bの受入側コネクタ40aへの挿入完了前に真空破壊が確認された真空経路に対応する吸着孔の配置位置に応じて、フラットケーブル30の捻じれの状態を検出する。そして、図17に示すようなマップを参照することで、補正量、すなわち、ハンド部15の回転角度を決定する。
図17を参照すると、制御部2は、左下がりの程度が大きくなるほど、ハンド部15の時計回りの回転角度を大きくしてケーブル側コネクタ30bの傾きを解消する。一方、ハンド部15は、右下がりの程度が大きくなるほど、ハンド部15の反時計回りの回転角度を大きくしてケーブル側コネクタ30bの傾きを解消する。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(ただし、搬送波は除く)に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
なお、以上の実施形態の説明に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
フラットケーブルを把持し、当該フラットケーブルが備えるケーブル側コネクタを受入側コネクタに挿入する挿入動作を行うハンド部と、
前記ハンド部によって把持される前記フラットケーブルの幅方向に対応する方向に沿って配置された複数の吸着孔を有する吸着部と、
前記吸着孔毎に設けられた真空経路に配置されている圧力検出部と、
前記挿入動作に伴って前記圧力検出部によって検出される前記真空経路毎の圧力状態に基づいて、前記ハンド部に把持されている前記フラットケーブルの捻じれを検出する制御部と、
を備えるロボットハンド。
(付記2)
前記制御部は、前記圧力検出部によって前記真空経路における真空破壊が検出された時刻に基づいて前記フラットケーブルの捻じれを検出する付記1に記載のロボットハンド。
(付記3)
前記吸着部は、複数の前記吸着孔が設けられた位置よりも基端側に、前記フラットケーブルを保持する吸着保持孔を有する付記1又は2に記載のロボットハンド。
(付記4)
前記制御部は、前記真空経路毎の圧力状態に基づいて検出された前記フラットケーブルの捻じれに応じて前記ハンド部を回転させる付記1乃至3のいずれか一項に記載のロボットハンド。
(付記5)
前記吸着部は、前記フラットケーブルの長手方向に沿う中心線から左右それぞれの方向に沿って配置された複数の前記吸着孔を有し、
前記制御部は、前記ケーブル側コネクタの前記受入側コネクタへの挿入完了前に真空破壊が確認された真空経路に対応する前記吸着孔の配置位置に応じて、前記フラットケーブルの捻じれの状態を検出する付記1乃至4のいずれか一項に記載のロボットハンド。
(付記6)
ハンド部によってフラットケーブルを把持し、
前記ハンド部によって、前記フラットケーブルが備えるケーブル側コネクタを受入側コネクタに挿入する挿入動作を行い、
当該挿入動作実行時に、圧力検出部によって、前記フラットケーブルの幅方向に対応する方向に沿って吸着部に配置された複数の吸着孔毎に設けられた真空経路の圧力状態を検出し、
前記挿入動作に伴って前記圧力検出部によって検出される前記真空経路毎の圧力状態に基づいて、前記ハンド部に把持されている前記フラットケーブルの捻じれを検出する、
処理をコンピュータに実行させるロボットハンドの制御プログラム。
(付記7)
前記圧力検出部によって前記真空経路における真空破壊が検出された時刻に基づいて前記フラットケーブルの捻じれを検出する、
処理をコンピュータに実行させる付記6に記載のロボットハンドの制御プログラム。
(付記8)
前記真空経路毎の圧力状態に基づいて検出された前記フラットケーブルの捻じれに応じて前記ハンド部を回転させる、
処理をコンピュータに実行させる付記6又は7に記載のロボットハンドの制御プログラム。
(付記9)
前記ケーブル側コネクタの前記受入側コネクタへの挿入完了前に真空破壊が確認された真空経路に対応する前記吸着孔の配置位置に応じて、前記フラットケーブルの捻じれの状態を検出する、
処理をコンピュータに実行させる付記6乃至8のいずれか一項に記載のロボットハンドの制御プログラム。
1 ロボットハンド
2 制御部
3 アクチュエータコントローラ
4 アクチュエータ
5 把持爪
7 第1真空経路
7b 第1真空スイッチ
8 第2真空経路
8b 第2真空スイッチ
9 第3真空経路
9a 第3真空エジェクタ
12、52 吸着部
12a1 第1吸着孔
12a2 第2吸着孔
12a3 第3吸着孔
15 ハンド部
30 フラットケーブル
30a ケーブル本体
30b ケーブル側コネクタ
30b1 補強板
40 基板
40a 受入側コネクタ
40a1 上縁部
52L1 左側第1吸着孔
52L2 左側第2吸着孔
52L3 左側第3吸着孔
52R1 右側第1吸着孔
52R2 右側第2吸着孔
52R3 右側第3吸着孔

Claims (6)

  1. フラットケーブルを把持し、当該フラットケーブルが備えるケーブル側コネクタを受入側コネクタに挿入する挿入動作を行うハンド部と、
    前記ハンド部によって把持される前記フラットケーブルの幅方向に対応する方向に沿って配置された複数の吸着孔を有する吸着部と、
    前記複数の吸着孔毎に設けられた真空経路に配置されている圧力検出部と、
    前記挿入動作に伴って前記圧力検出部によって検出される前記真空経路毎の圧力状態に基づいて、前記ハンド部に把持されている前記フラットケーブルの捻じれを検出する制御部と、
    を備えるロボットハンド。
  2. 前記制御部は、前記圧力検出部によって前記真空経路における真空破壊が検出された時刻に基づいて前記フラットケーブルの捻じれを検出する請求項1に記載のロボットハンド。
  3. 前記吸着部は、複数の前記吸着孔が設けられた位置よりも基端側に、前記フラットケーブルを保持する吸着保持孔を有する請求項1又は2に記載のロボットハンド。
  4. 前記制御部は、前記真空経路毎の圧力状態に基づいて検出された前記フラットケーブルの捻じれに応じて前記ハンド部を回転させる請求項1乃至3のいずれか一項に記載のロボットハンド。
  5. 前記吸着部は、前記フラットケーブルの長手方向に沿う中心線から左右それぞれの方向に沿って配置された複数の前記吸着孔を有し、
    前記制御部は、前記ケーブル側コネクタの前記受入側コネクタへの挿入完了前に真空破壊が確認された真空経路に対応する前記吸着孔の配置位置に応じて、前記フラットケーブルの捻じれの状態を検出する請求項1乃至4のいずれか一項に記載のロボットハンド。
  6. ハンド部によってフラットケーブルを把持し、
    前記ハンド部によって、前記フラットケーブルが備えるケーブル側コネクタを受入側コネクタに挿入する挿入動作を行い、
    当該挿入動作実行時に、圧力検出部によって、前記フラットケーブルの幅方向に対応する方向に沿って吸着部に配置された複数の吸着孔毎に設けられた真空経路の圧力状態を検出し、
    前記挿入動作に伴って前記圧力検出部によって検出される前記真空経路毎の圧力状態に基づいて、前記ハンド部に把持されている前記フラットケーブルの捻じれを検出する、
    処理をコンピュータに実行させるロボットハンドの制御プログラム。
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