JP2012066368A - ロボットハンド - Google Patents

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Abstract

【課題】把持部の把持面を把持対象物の形状に良好に倣わせることができるロボットハンドを提供する。
【解決手段】本発明の実施の形態に係るロボットハンド100は、基部110と、把持対象物を把持する把持部120(第1把持部121、第2把持部122)と、把持対象物を把持したとき、把持部121、122の把持面1212a、1222aが把持対象物の形状に倣うように、把持部121、122における基部110からの延在方向軸回りへの回転と、把持部121、122の開閉方向への回転と、を許容するなじみ部130と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロボットハンドに関し、特に把持対象物の形状に把持面を倣わせるロボットハンドに関する。
宇宙空間、工場、病院、家庭等で把持対象物を把持するためにロボットが用いられている。このとき、ロボットハンドは、把持対象物を良好に把持することができるように、把持面を把持対象物の形状に倣わせることができる構成であることが好ましい。
例えば、特許文献1には、全方向に傾斜可能にパッドをフィンガーに取り付け、当該パッドを把持対象物の外周形状に倣わせて把持する技術が開示されている。
特許文献2には、開閉によって把持対象物を把持する把持部を備え、把持部の周方向に異なる材質の表面材料を複数取り付け、当該把持部を周方向に回転させることで表面材料を選択し、選択した表面材料で把持対象物を把持する技術が開示されている。
特許文献3には、把持部ブロックに砲弾の軸方向と直交する方向(上下方向)にスライド可能で、且つ砲弾の軸回りに回転可能な把持部と、把持部の下端部に設けられた把持指と、を備え、把持指が砲弾を把持する技術が開示されている。
特許文献4には、指部の下端に試験管と当接する当接部を備え、逆テーパー形状の試験管と当接部とが当接する際に、当接部が当該試験管の外周形状に倣うように回転して把持する技術が開示されている。
特許文献5には、一方向に回転するラチェット機構を有する一対の指部を備え、把持対象物に指部が当接した際に、指部が90°回転して把持対象物を把持する技術が開示されている。
特開2006−346794号公報 特開2002−264066号公報 特開2007−139360号公報 特開2001−105374号公報 特開昭62−79923号公報
ロボットハンドで把持対象物を把持する際には、ロボットハンドを把持対象物に対して側方からアプローチさせてロボットハンドで把持対象物を把持する場合や、ロボットハンドを把持対象物に対して上方からアプローチさせてロボットハンドで把持対象物を把持する場合などがある。そのため、ロボットハンドの把持部の開閉方向への回転と、把持部の延在方向軸回りへの回転と、を許容する必要がある。
そこで、上述の特許文献1乃至5の技術を考察すると、特許文献1の技術は、パッドが全方向に傾斜可能な構成とされている。しかし、特許文献1の技術は、フィンガーを把持対象物の外周形状に倣わせることはできない。そのため、特許文献1の技術は、把持対象物の外周面との当接面積が小さく、把持対象物を安定して把持することが難しい。
特許文献2、3の技術は、把持部の開閉方向への回転だけを許容する構成であるので、把持対象物を側方から把持しようとすると、把持部の把持面を把持対象物の外周形状に倣わせることができない。
特許文献4、5の技術は、把持部の延在方向の軸回りへの回転だけを許容する構成であるので、把持対象物を上方から把持しようとすると、把持部の把持面を把持対象物の外周形状に倣わせることができない。
本発明の目的は、このような問題を解決するためになされたものであり、把持部の把持面を把持対象物の形状に良好に倣わせることができるロボットハンドを提供することである。
本発明に係るロボットハンドは、基部と、把持対象物を把持する把持部と、前記把持対象物を把持したとき、前記把持部の把持面が前記把持対象物の形状に倣うように、前記把持部における前記基部からの延在方向軸回りへの回転と、前記把持部の開閉方向への回転と、を許容するなじみ部と、を備える。
前記なじみ部は、弾性部材であって、前記基部と前記把持部とを連結していること、が好ましい。
前記弾性部材は、棒状に形成されており、前記把持部における前記基部からの延在方向軸回りへの回転を捻じれ変形によって許容し、前記把持部の開閉方向への回転を曲げ変形によって許容すること、が好ましい。
前記基部は第1のリンクを備え、前記弾性部材は、前記リンクと前記把持部とを連結するブッシュであること、が好ましい。
前記把持部における、前記基部からの延在方向の変位を拘束する第1の拘束部を備えること、が好ましい。
前記把持部における、前記開閉方向軸回りの回転を拘束する第2の拘束部を備えること、が好ましい。
前記第1又は前記第2の拘束部は、ボールジョイントを備えること、が好ましい。
前記把持部の駆動源である駆動部からの回転駆動力によって回転する回転体と、前記回転体から回転駆動力が伝達される被伝達体と、前記被伝達体から突出する第2のリンクと、を備え、前記なじみ部は、前記回転体と前記被伝達体とを連結する第1の弾性部材と、前記第2のリンクと前記把持部とを連結する第2の弾性部材と、を備えること、が好ましい。
前記回転体と前記被伝達体、又は前記第2のリンクと前記把持部との相対変位角を検出する検出部と、前記検出部が検出した相対変位角に基づいて、前記把持部の傾斜角を導き出す算出部と、を備えること、が好ましい。
以上、説明したように、本発明によると、把持部の把持面を把持対象物の形状に良好に倣わせることができる。
本発明に係る実施の形態のロボットハンドを概略的に示す図である。 (a)は、本発明に係る実施の形態1のロボットハンドにおける、図1のS部分を概略的に示す平面図である。(b)は、(a)の正面図である。 (a)は、本発明に係る実施の形態1のロボットハンドを用いて、把持対象物を上方から把持した状態を示す図である。(b)は、本発明に係る実施の形態1のロボットハンドを用いて、把持対象物を側方から把持した状態を示す図である。 ロボットハンドの制御系を概略的に示すブロック図である。 本発明に係る実施の形態1の異なるロボットハンドにおける、図1のS部分を概略的に示す平面図である。 (a)は、本発明に係る実施の形態2のロボットハンドにおける、図1のS部分を概略的に示す平面図である。(b)は、(a)の正面図である。 (a)は、本発明に係る実施の形態2のロボットハンドを用いて、把持対象物を上方から把持した状態を示す図である。(b)は、本発明に係る実施の形態2のロボットハンドを用いて、把持対象物を側方から把持した状態を示す図である。 (a)は、本発明に係る実施の形態3のロボットハンドにおける、図1のS部分を概略的に示す平面図である。(b)は、(a)の正面図である。 (a)は、本発明に係る実施の形態3のロボットハンドを用いて、把持対象物を上方から把持した状態を示す図である。(b)は、本発明に係る実施の形態3のロボットハンドを用いて、把持対象物を側方から把持した状態を示す図である。 (a)は、本発明に係る実施の形態4のロボットハンドにおける、図1のS部分を概略的に示す平面図である。(b)は、(a)の正面図である。 (a)は、本発明に係る実施の形態4のロボットハンドを用いて、把持対象物を上方から把持した状態を示す図である。(b)は、本発明に係る実施の形態4のロボットハンドを用いて、把持対象物を側方から把持した状態を示す図である。 ロボットハンドの異なる制御系を概略的に示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明する。但し、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
<実施の形態1>
本発明に係る実施の形態1のロボットハンドを説明する。本実施の形態に係るロボットハンド100は、一般的なロボットのロボットアームに連結して用いることができる。ロボットハンド100は、図1に示すように、基部110、把持部120、なじみ部130を備える。
基部110は、把持部120を支持するためのベース部材である。基部110の一側部は、図示を省略したロボットアームに例えばX・Y・Z軸回りに回転駆動可能に連結されている。基部110の他側部は、把持部120に連結されている。
把持部120は、第1把持部121、第2把持部122を備える。第1及び第2把持部121、122は、基部110の他側部に向かい合うように連結されている。具体的に云うと、第1把持部121は、案内片1211、把持片1212を備える。つまり、把持片1212における第2把持部122と向かい合う側の面が把持対象物の把持面1212aとされる。本実施の形態の案内片1211及び把持片1212は、平板部材から成る。
案内片1211の一端部は、X軸方向に移動可能で、且つY軸回り(把持部120の開閉方向)に回転可能に、関節部1213を介して基部110の他側部に連結されている。案内片1211の他端部は、関節部1214を介して把持片1212に連結されている。把持片1212の一端部は、案内片1211にY軸回りに回転可能に連結されている。さらに把持片1212の一端部は、なじみ部130を介して案内片1211に連結されている。ここで、本実施の形態では、図2(a)、(b)及び図3(a)、(b)に示すように、把持片1212の把持面1212aと逆側の面からX軸方向に突出する連結部1212bが設けられている。連結部1212bは、Z軸方向に貫通する貫通穴1212cを備える。この貫通穴1212cになじみ部130の端部が連結されている。
各関節部1213、1214等には、図4に示すように、一般的なロボットハンドと同様に駆動モータ200が設けられ、当該駆動モータ200を制御装置300の制御信号に基づいて制御することで、案内片1211のX軸方向への移動及びY軸回りの回転や把持片1212のY軸回りの回転が実現される。ちなみに、制御装置300は、記憶装置400に予め格納されているプログラム等に基づいて、制御信号を生成する。また、案内片1211のX軸方向への移動は、例えばリニアレールやボールネジナット等の水平移動機構を用いて実現される。
第2把持部122は、第1把持部121と間隔を開けて配置されている。第2把持部122は、案内片1221、把持片1222を備える。つまり、把持片1222における第1把持部121と向かい合う側の面が把持対象物の把持面1222aとされる。本実施の形態の把持片1221、1222は、平板部材から成る。
案内片1221の一端部は、X軸方向に移動可能で、且つY軸回りに回転可能に、関節部1223を介して基部110の他側部に連結されている。案内片1221の他端部は、関節部1224を介して把持片1222に連結されている。把持片1222の一端部は、案内片1221にY軸回りに回転可能に連結されている。さらに把持片1222の一端部は、なじみ部130を介して案内片1221に連結されている。ここで、本実施の形態では、図3(a)、(b)に示すように、把持片1222の把持面1222aと逆側の面からX軸方向に突出する連結部1222bが設けられている。連結部1222bは、Z軸方向に貫通する貫通穴1222cを備える。この貫通穴1222cになじみ部130の端部が連結されている。
各関節部1223、1224等には、図4に示すように、一般的なロボットハンドと同様に駆動モータ200が設けられ、当該駆動モータ200を制御装置300の制御信号に基づいて制御することで、案内片1221のX軸方向への水平移動及びY軸回りの回転や把持片1222のY軸回りの回転が実現される。ちなみに、制御装置300は、記憶装置400に予め格納されているプログラム等に基づいて、制御信号を生成する。また、案内片1221のX軸方向への水平移動は、例えばリニアレールやボールネジナット等の水平移動機構を用いて実現される。
なじみ部130は、ゴムやバネ、樹脂等の弾性部材から成る。本実施の形態のなじみ部130は、図2(a)、(b)に示すように、ゴム製の棒状部材である。なじみ部130の一端部は、関節部1214(1224)に連結されている。なじみ部130の他端部は、把持片1212(1222)における連結部1212b(1222b)の貫通穴1212c(1222c)に嵌め込まれて連結されている。なじみ部130は、後述するように把持片1212(1222)を把持対象物の外周形状に良好に倣わせることができ、且つ把持片1212、1222で把持対象物を把持した際に、把持対象物の先端位置が制御不能となる程度に把持片1212(1222)がZ軸方向に変位したり、把持対象物の内容物が溢してしまう程度に把持片1212(1222)がY軸回りに回転したりしないように、弾性係数が設定される。これにより、例えばコンセントプラグをコンセント穴に差し込む作業や、コンセントプラグをコンセント穴から抜く作業を行う際に、把持片1212、1222で把持するコンセントプラグの位置を正確に制御することができる。このとき、なじみ部130の弾性係数を設定することで、把持片1212(1222)の剛性を容易に変えることができる。
このようになじみ部130は、弾性部材で構成されているので、把持片1212(1222)における基部110からの延在方向軸回りへの回転(即ち、Z軸回りの回転)と、把持片1212(1222)の開閉方向への回転(即ち、Y軸回りの回転)と、を許容する。そのため、本実施の形態のロボットハンド100を用いて、把持対象物であるコップ140を上方から把持する場合、先ず把持片1212、1222の把持面1212a、1222aの基部側領域がコップ140の外周面に接触するように、制御装置300の制御信号に基づいて各駆動モータ200を制御する。そして、把持片1212、1222でさらにコップ140を挟み込むように、制御装置300の制御信号に基づいて各駆動モータ200を制御する。このとき、なじみ部130の連結部1212b(1222b)は、把持片1212(1222)がコップ140に最初に接触した部分より下方に位置するので、図3(a)に示すように、把持片1212(1222)がコップ140に最初に接触した部分を支点として当該把持片1212(1222)がY軸回りに回転しようとし、なじみ部130は、把持片1212(1222)がY軸回りに回転する動作を許容する。その結果、把持片1212、1222の把持面1212a、1222aは、コップ140の外周形状に倣うことになる。
一方、本実施の形態のロボットハンド100を用いて、把持対象物であるコップ140を側方から把持する場合、先ず把持片1212、1222の把持面1212a、1222aの上方領域がコップ140の外周面に接触するように、制御装置300の制御信号に基づいて各駆動モータ200を制御する。そして、把持片1212、1222でさらにコップ140を挟み込むように、制御装置300の制御信号に基づいて各駆動モータ200を制御する。このとき、なじみ部130の連結部1212b(1222b)は、把持片1212(1222)がコップ140に最初に接触した部分より下方に位置するので、図3(b)に示すように、把持片1212(1222)がコップ140に最初に接触した部分を支点として当該把持片1212(1222)がZ軸回りに回転しようとし、なじみ部130は、把持片1212(1222)がZ軸回りに回転する動作を許容する。その結果、把持片1212、1222の把持面1212a、1222aは、コップ140の外周形状に倣うことになる。上述の原理を考察すると、把持片となじみ部との連結部は、把持片の先端側領域であって、且つ下方領域に配置されていることが好ましいと言える。
一般的には、把持対象物への把持面のなじみを良くするために、把持面に柔軟部材を貼り付ける場合があるが、把持面にシート型の接触センサを搭載する際にセンサ感度が低下したり、柔軟部材が脆く耐久性が低下したりする等の問題がある。しかも、把持対象物が大きな傾斜面を有する場合、柔軟部材のみでは当該傾斜面に十分になじむことが困難である。また、ロボットハンドの指本数、自由度を増やして、把持面を把持対象物に倣わせることも行われているが、コスト増大、信頼性低下、指が細くなることで突き刺しなどの問題がある。
それに対して、本実施の形態のロボットハンドは、把持対象物を上方から把持する場合、及び把持対象物を側方から把持する場合の何れの場合にも、把持部を把持対象物の外周形状に良好に倣わせることができる。そのため、把持面に柔軟部材を貼り付ける必要がなく、把持面にシート型の接触センサを搭載しても、当該接触センサのセンサ感度を低下させることがない。しかも、柔軟部材を省略することができるので、把持面の耐久性に悪影響を与えない。また、把持対象物が大きな傾斜面を有していても、上述の原理によって良好に把持面を当該傾斜面に倣わせることができる。さらに、把持部を平板部材で構成することができるので、コスト低減、信頼性向上に寄与でき、しかも突き刺しなどの問題も生じない。
ちなみに、なじみ部として弾性部材を用いるので、把持対象物の把持が終了すると、把持片を元位置に復帰させることができる。
なお、本実施の形態のなじみ部130は、把持片1212(1222)との連結部1212b(1222b)を介して当該把持片1212(1222)に連結しているが、この限りでない。なじみ部130の他端部を、図5に示すように、把持片1212(1222)の基部側の側面に連結しても、同様に実施できる。
<実施の形態2>
本発明に係る実施の形態2のロボットハンドを説明する。但し、実施の形態1と重複する説明は省略する。
本実施の形態のロボットハンドは、図6(a)、(b)及び図7(a)、(b)に示すように、Z軸方向に延在するリンク1215(1225)が関節部1214(1224)に連結されている。そして、リンク1215(1225)における他方のリンクと向かい合う側の面と、把持片1212(1222)における把持面1212a(1222a)と逆側の面とがなじみ部130で連結されている。つまり、なじみ部130は、把持片1212(1222)とリンク1215(1225)とを連結するブッシュとなる。なお、本実施の形態のなじみ部130は、略円柱形状に形成された弾性部材であるが、形状等は特に限定しない。
本実施の形態のロボットハンドを用いて、把持対象物であるコップ140を上方から把持する場合も、先ず把持片1212、1222の把持面1212a、1222aの基部側領域がコップ140の外周面に接触するように、制御装置300の制御信号に基づいて各駆動モータ200を制御する。そして、把持片1212、1222でさらにコップ140を挟み込むように、制御装置300の制御信号に基づいて各駆動モータ200を制御する。このとき、なじみ部130の連結部1212b(1222b)は、把持片1212(1222)がコップ140に最初に接触した部分より下方に位置するので、図7(a)に示すように、把持片1212(1222)がコップ140に最初に接触した部分を支点として当該把持片1212(1222)がY軸回りに回転しようとし、なじみ部130は、把持片1212(1222)がY軸回りに回転する動作を許容する。その結果、把持片1212、1222の把持面1212a、1222aは、コップ140の外周形状に倣うことになる。
一方、本実施の形態のロボットハンド100を用いて、把持対象物であるコップ140を側方から把持する場合も、先ず把持片1212、1222の把持面1212a、1222aの上方領域がコップ140の外周面に接触するように、制御装置300の制御信号に基づいて各駆動モータ200を制御する。そして、把持片1212、1222でさらにコップ140を挟み込むように、制御装置300の制御信号に基づいて各駆動モータ200を制御する。このとき、なじみ部130の連結部1212b(1222b)は、把持片1212(1222)がコップ140に最初に接触した部分より下方に位置するので、図7(b)に示すように、把持片1212(1222)がコップ140に最初に接触した部分を支点として当該把持片1212(1222)がZ軸回りに回転しようとし、なじみ部130は、把持片1212(1222)がZ軸回りに回転する動作を許容する。その結果、把持片1212、1222の把持面1212a、1222aは、コップ140の外周形状に倣うことになる。
これにより、本実施の形態のロボットハンドも、実施の形態1のロボットハンドと同様の作用効果を奏することができる。
<実施の形態3>
本発明に係る実施の形態3のロボットハンドを説明する。但し、実施の形態1、2と重複する説明は省略する。
本実施の形態のロボットハンドは、実施の形態2のロボットハンドと略同様の構成とされているが、図8(a)、(b)及び図9(a)、(b)に示すように、把持片1212(1222)とリンク1215(1225)とがなじみ部130だけでなく、ボールジョイント150でも連結されている。
具体的に云うと、ボールジョイント150は、ボールジョイント本体部151、アーム部152を備える。ボールジョイント本体部151は、一般的なボールジョイント本体部と同様に、湾曲した凹みを有する受け皿151a、ボール部151bを備える。受け皿151aは、把持片1212(1222)における把持面1212a(1222a)と逆側の面に設けられている。この受け皿151aの凹みにボール部151bが嵌め込まれている。ボール部151bには、アーム部152の一端部が連結されている。アーム部152の他端部は、リンク1215(1225)における把持片1212(1222)側の面に連結されている。つまり、アーム部152は、リンク1215(1225)における把持片1212(1222)側の面から当該把持片1212(1222)に向かって略垂直に立設されている。このボールジョイント150の外周を囲むようになじみ部130が設けられている。
このような構成により、図9(a)に示すように、本実施の形態のロボットハンドを用いて、コップ140を上方から把持する場合、なじみ部130のZ軸方向への変位を拘束しつつ、把持片1212、1222をコップ140の外周形状に倣わせることができる。
一方、図9(b)に示すように、本実施の形態のロボットハンドを用いて、コップ140を側方から把持する場合、なじみ部130のY軸方向への変位を拘束しつつ、把持片1212、1222をコップ140の外周形状に倣わせることができる。
つまり、コップ140が比較的重い場合、なじみ部130だけでコップ140を支持すると、なじみ部130が下方にせん断変形するが、本実施の形態のロボットハンドは、ボールジョイント150でもコップ140を支持するので、なじみ部130が下方にせん断変形することを防ぐことができる。
なお、図8(b)の破線で示すように、把持片1212(1222)がリンク1215(1225)の下面と当接し、且つZ軸方向に適当な当接面積を有する突出部600を備えていると、把持片1212(1222)のX軸回り(開閉方向軸回り)の回転を拘束することができる。これにより、把持片1212、1222でコップ140を把持した際に、なじみ部130にX軸回りの回転モーメントが作用しても、把持片1212(1222)がX軸回りに回転することを防ぐことができる。
<実施の形態4>
本発明に係る実施の形態4のロボットハンドを説明する。但し、実施の形態1乃至3と重複する説明は省略する。
本実施の形態のロボットハンドは、図10(a)、(b)及び図11(a)、(b)に示すように、案内片1211と把持片1212との関節部1214が、回転体1214a、被伝達体1214b、リンク1214cを備える。他方の案内片1221と把持片1222との関節部1224も、回転体1224a、被伝達体1224b、リンク1224cを備える。回転体1214a(1224a)は、駆動モータ200の回転駆動力によって、Y軸回りに回転する。回転体1214a(1224a)は、弾性部材231を介して被伝達体1214b(1224b)に連結されている。
被伝達体1214b(1224b)は、回転体1214a(1224a)から弾性部材231を介して当該回転駆動力が伝達される。弾性部材231としては、例えばコイルバネを用いることができる。このコイルバネは、図11(a)に示すように、把持片1212、1222で上方からコップ140を把持する際における、把持片1212、1222のY軸回りの回転方向(矢印A方向)と逆側の回転方向(矢印B方向)を伸展方向として、回転体1214a(1224a)と被伝達体1214b(1224b)との間に配置されている。
弾性部材231の内部には、ピン160が配置されている。ピン160の一端部は、回転体1214a(1224a)に連結されている。ピン160の他端部は、被伝達体1214b(1224b)に軸受170を介して、回転可能に連結されている。そのため、弾性部材231はせん断変形することなく、良好に捻じれ変形する。
被伝達体1214b(1224b)の外周面には、把持対象物を把持しない状態において、Z軸方向に延在するリンク1214c(1224c)が連結されている。リンク1214c(1224c)は、弾性部材232を介して把持片1212(1222)に連結されている。
把持片1212(1222)は、リンク1214c(1224c)から弾性部材232を介して当該回転駆動力が伝達される。弾性部材232としては、例えばコイルバネを用いることができる。このコイルバネは、図11(b)に示すように、把持片1212、1222で側方からコップ140を把持する際における、把持片1212、1222のZ軸回りの回転方向(矢印C方向)と逆側の回転方向(矢印D方向)を伸展方向として、リンク1214c(1224c)と把持片1212(1224)との間に配置されている。
弾性部材232の内部には、ピン180が配置されている。ピン180の一端部は、リンク1214c(1224c)に連結されている。ピン180の他端部は、把持片1212(1222)に軸受190を介して、回転可能に連結されている。そのため、弾性部材232はせん断変形することなく、良好に捻じれ変形する。
このような構成により、図11(a)に示すように、本実施の形態のロボットハンドを用いて、コップ140を上方から把持する場合、先ず把持片1212、1222の把持面1212a、1222aがコップ140の外周面に接触するように、制御装置300の制御信号に基づいて駆動モータ200を制御し、回転体1214a(1224a)を矢印A方向に回転させる。このように把持片1212(1222)の把持面1212a(1222a)をコップ140の外周面に軽く接触させた状態では、弾性部材231は捻じれ変形を殆ど生じていない状態である。
そして、把持片1212、1222でさらにコップ140を挟み込むように、制御装置300の制御信号に基づいて各駆動モータ200を制御し、回転体1214a(1224a)を矢印A方向に回転させる。このように把持片1212(1222)の把持面1212a(1222a)がコップ140の外周面に軽く接触する状態から、さらに回転体1214a(1224a)を矢印A方向に回転させると、弾性部材231は矢印B方向に捻じれ変形を生じる。これにより、弾性部材231は、捻じれ変形を解消しようとして矢印A方向に復元力を発揮して把持片1212(1222)の把持面1212a(1222a)をコップ140の外周面に押し付ける。その結果、把持片1212、1222の把持面1212a、1222aをコップ140の外周形状に良好に倣わせることができる。つまり、弾性部材231は、なじみ部における把持片1212(1222)のY軸回りの回転を許容する機能を発揮する。
一方、図11(b)に示すように、本実施の形態のロボットハンドを用いて、コップ140を側方から把持する場合、先ず把持片1212、1222の把持面1212a、1222aの上方領域がコップ140の外周面に接触するように、制御装置300の制御信号に基づいて駆動モータ200を制御する。このように把持片1212(1222)の把持面1212a(1222a)の上方領域をコップ140の外周面に接触させた状態では、弾性部材232は捻じれ変形を殆ど生じていない状態である。
そして、把持片1212、1222でさらにコップ140を挟み込むように、制御装置300の制御信号に基づいて各駆動モータ200を制御する。このとき、把持片1212(1222)とリンク1214c(1224c)との連結部は、把持片1212(1222)がコップ140に最初に接触した部分より下方に位置するので、図11(b)に示すように、把持片1212(1222)は矢印C方向に回転する。このように把持片1212(1222)の把持面1212a(1222a)の上方領域がコップ140の外周面に接触する状態から、さらに把持片1212(1222)を矢印C方向に回転させると、弾性部材232は矢印D方向に捻じれ変形を生じる。これにより、弾性部材232は、捻じれ変形を解消しようとして矢印C方向に復元力を発揮して把持片1212(1222)の把持面1212a(1222a)をコップ140の外周面に押し付ける。その結果、把持片1212、1222の把持面1212a、1222aをコップ140の外周形状に良好に倣わせることができる。つまり、弾性部材232は、なじみ部における把持片1212(1222)のZ軸回りの回転を許容する機能を発揮する。
ここで、回転体1214a(1224a)と被伝達体1214b(1224b)とを連結するピン160はY軸方向に配置され、リンク1214c(1224c)と把持片1212(1222)とを連結するピン180はZ軸方向に配置されている。そのため、把持片1212(1222)のZ軸方向の変位を拘束することができる。また、把持片1212(1222)のY軸回りの回転を拘束することができる。
ちなみに、図12に示すように、エンコーダ等の回転角検出部500を備え、ピン160、180、ひいては把持片1212(1222)の回転角を検出することが好ましい。この場合、例えば図11(a)の状態において、回転角検出部500でピン160の回転角を検出して、検出値を制御装置300に出力する。つまり、回転体1214a(1224a)と被伝達体1214b(1224b)との相対変位角を検出する。制御装置300は、入力された検出値に基づいて、把持片1212(1222)の把持面1212a(1222a)の傾斜角θ1を導き出す。また、図11(b)の状態において、回転角検出部500でピン180の回転角を検出して、検出値を制御装置300に出力する。つまり、被伝達体1214b(1224b)と把持片1212(1222)との相対変位角を検出する。制御装置300は、入力された検出値に基づいて、把持片1212(1222)の把持面1212a(1222a)の傾斜角θ2を導き出す。これにより、把持面1212a(1222a)の姿勢を検知することができる。
さらに、記憶装置400には、予め弾性部材231(232)の伸展方向側の回転角と復元力との関係を示す情報が格納されていることが好ましい。この場合、制御装置300は、入力される検出値(ピン160(180)の回転角)から、弾性部材231(232)の伸展方向側の回転角を導き出す。そして、制御装置300は、記憶装置400から弾性部材231(232)の伸展方向側の回転角と復元力との関係を示す情報を読み出し、当該情報と導き出した弾性部材231(232)の伸展方向側の回転角とから、弾性部材231(232)が発現している復元力を導き出す。これにより、把持面1212a(1222a)に作用している力を検知することができる。
以上、本発明に係るロボットハンドの実施の形態を説明したが、上記の構成に限らず、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で、変更することが可能である。
上記実施の形態では、把持部121(122)を案内片1211(1221)と把持片1212(1222)とで構成したが、この限りでない。つまり、把持部121(122)は、把持片1212(1222)のみで構成し、当該把持片1212(1222)を基部110に連結しても良い。
上記実施の形態では、ロボットハンドを制御し易いように、把持対象物を上方又は側方から把持しているが、把持対象物へのアプローチは特に限定されない。
上記実施の形態では、把持片1212(1222)のZ軸方向の変位を拘束する機構をボールジョイント150で実現し、把持片1212(1222)のX軸回りの回転を拘束する機構を突出部600で実現しているが、この限りでない。
100 ロボットハンド
110 基部
120 把持部
121 第1把持部
122 第2把持部
130 なじみ部
140 コップ(把持対象物)
150 ボールジョイント
151 ボールジョイント本体部、151a 受け皿、151b ボール部
152 アーム部
600 突出部
160 ピン
170 軸受
180 ピン
190 軸受
200 駆動モータ
231、232 弾性部材
300 制御装置
400 記憶装置
500 回転角検出部
1211 案内片、1212 把持片、1212a 把持面、1212b 連結部、1212c 貫通穴
1213 関節部
1214 関節部、1214a 回転体、1214b 被伝達体、1214c リンク
1215 リンク
1221 案内片、1222 把持片、1222a 把持面、1222b 連結部、1222c 貫通穴
1223 関節部
1224 関節部、1224a 回転体、1224b 被伝達体、1224c リンク

Claims (9)

  1. 基部と、
    把持対象物を把持する把持部と、
    前記把持対象物を把持したとき、前記把持部の把持面が前記把持対象物の形状に倣うように、前記把持部における前記基部からの延在方向軸回りへの回転と、前記把持部の開閉方向への回転と、を許容するなじみ部と、
    を備えることを特徴とするロボットハンド。
  2. 前記なじみ部は、弾性部材であって、前記基部と前記把持部とを連結していることを特徴とする請求項1に記載のロボットハンド。
  3. 前記弾性部材は、棒状に形成されており、前記把持部における前記基部からの延在方向軸回りへの回転を捻じれ変形によって許容し、前記把持部の開閉方向への回転を曲げ変形によって許容することを特徴とする請求項2に記載のロボットハンド。
  4. 前記基部は第1のリンクを備え、
    前記弾性部材は、前記第1のリンクと前記把持部とを連結するブッシュであることを特徴とする請求項2に記載のロボットハンド。
  5. 前記把持部における、前記基部からの延在方向の変位を拘束する第1の拘束部を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のロボットハンド。
  6. 前記把持部における、前記開閉方向軸回りの回転を拘束する第2の拘束部を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のロボットハンド。
  7. 前記第1又は前記第2の拘束部は、ボールジョイントを備えることを特徴とする請求項5又は6に記載のロボットハンド。
  8. 前記把持部の駆動源である駆動部からの回転駆動力によって回転する回転体と、前記回転体から回転駆動力が伝達される被伝達体と、前記被伝達体から突出する第2のリンクと、を備え、
    前記なじみ部は、前記回転体と前記被伝達体とを連結する第1の弾性部材と、前記第2のリンクと前記把持部とを連結する第2の弾性部材と、を備えることを特徴する請求項1又は2に記載のロボットハンド。
  9. 前記回転体と前記被伝達体、又は前記第2のリンクと前記把持部との相対変位角を検出する検出部と、
    前記検出部が検出した相対変位角に基づいて、前記把持部の傾斜角を導き出す算出部と、
    を備えることを特徴とする請求項8に記載のロボットハンド。
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