JP6642102B2 - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及びプログラムに関する。
従来、4色印字する画像形成装置において、YMCK各色に加え、特色を印字するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のような従来技術は、4色対応の画像形成装置において、特色を印字する場合、YMCK各色の色データを転送するデータバスに特色データを埋め込み、画像データを転送している。
特開2010−278494号公報
しかし、特許文献1に記載のような従来技術は、5色対応の画像形成装置を想定するものではない。よって、色データと、特色データとを同時に転送することができない。また、色データと、特色データとを同時に転送するには、特色データ用のデータバスを別途設ける必要があり、データバスが増大する。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、特色データ用のデータバスを別途設けることなく、色データと、特色データとを同時に転送することができる画像形成装置及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、印刷データから画像データを生成するコントローラーと、前記コントローラーにより生成された前記画像データに対応する画像を用紙に生成するエンジンと、前記コントローラーと、前記エンジンとの間に設けられ、前記画像データを前記エンジンに転送するデータバスと、を備え、前記コントローラーは、前記画像データとして、ビット列から構成されると共に色の濃度値が高い上位ビット群及び色の濃度値が低い下位ビット群を有する第1の色データ、特色データ、並びにビット列から構成されると共に前記特色データの属性が設定される下位タグビット群を有する一方で前記上位ビット群及び前記下位ビット群のいずれか一方に前記特色データが割り当てられていることを示す上位タグビット群を有しない第1のタグデータ、を生成する画像処理部と、ビット列から構成されると共に前記上位ビット群及び前記下位ビット群のいずれか一方に前記特色データが割り当てられていずれか他方に前記特色データが割り当てられていない第2の色データ、並びにビット列から構成されると共に前記特色データの属性が設定される前記下位タグビット群を有すると共に前記上位ビット群及び前記下位ビット群のいずれか一方に前記特色データが割り当てられていることを示す前記上位タグビット群を有する第2のタグデータを転送させる前記データバスを判断する判断部と、を備える。
この画像形成装置によれば、色データ及びタグデータを転送するデータバスが判断される際、特色データが埋め込まれる色データが転送されるデータバスのビット構成が設定される上位タグビット群が拡張して形成されることにより、色データと特色データとを同一のデータバスにより転送することができるので、特色データ用のデータバスを別途設けることなく、色データと、特色データとを同時に転送することができる。
この画像形成装置によれば、特色データの埋込先として、上位ビット群を特定する情報及び下位ビット群を特定する情報の何れかが上位タグビット群に設定されることにより、特色データと、上位ビット群及び下位ビット群の何れかと、上位タグビット群とを関連付けることができるため、色データを構成するビット列に特色データを埋め込むことができる。
この画像形成装置によれば、上位ビット群に基づき特色データの埋込先となる色データが判断される際、色データには、Yデータ、Mデータ、Cデータ、及びKデータが含まれることにより、Yデータ、Mデータ、Cデータ、及びKデータの何れかが転送されるデータバスのビット構成に、特色データを埋め込むことができるため、色データを転送させると共に、特色データを転送させるデータバスの選択肢を広げることができる。
また、本発明に係る画像形成装置において、前記第1の色データは、Y色を再現するYデータ、M色を再現するMデータ、C色を再現するCデータ、及びK色を再現するKデータの何れかが設定されるものであり、前記判断部は、前記第1の色データの前記上位ビット群が未使用である場合、未使用である前記上位ビット群に前記特色データを割り当てて前記第2の色データとし、前記特色データが割り当てられた前記上位ビット群を特定する情報を前記上位タグビット群に設定して前記第2のタグデータとし前記第1の色データの前記上位ビット群が未使用でなく、前記第1の色データのうち、1画素分の影響が少ない前記第1の色データがある場合、1画素分の影響が少ない前記第1の色データに含まれる前記上位ビット群に前記特色データを割り当てて前記第2の色データとし、前記特色データが割り当てられた前記上位ビット群を特定する情報を前記上位タグビット群に設定して前記第2のタグデータとし前記第1の色データの前記上位ビット群が未使用でなく、前記第1の色データのうち、1画素分の影響が少ない前記第1の色データがない場合、前記Yデータ、前記Mデータ、及び前記Cデータのうち、最もデータ量が多い前記第1の色データに含まれる前記下位ビット群に前記特色データを割り当てて前記第2の色データとし、前記特色データが割り当てられた前記下位ビット群を特定する情報を前記上位タグビット群に設定して前記第2のタグデータとする、ことが好ましい。
この画像形成装置によれば、上位ビット群の使用状況と、1画素分の影響度合いとに基づき、特色データの埋込先を決定することにより、復元側の階調の影響を少なくしつつ、色データを構成するビット列を有効活用することができるため、全体の画質を維持しつつ、データバスのデータ占有率を向上させることができる。
また、本発明に係る画像形成装置において、前記エンジンは、前記第2のタグデータ及び前記第の色データに基づき、前記特色データを復元する復元部を備え、前記復元部は、前記第2のタグデータが有する前記上位タグビット群に前記上位ビット群を特定する情報が設定されている場合、前記上位タグビット群に設定されている前記第2の色データの前記上位ビット群から前記特色データを取り出し、前記第2のタグデータが有する前記上位タグビット群に前記下位ビット群を特定する情報が設定されている場合、前記第2の色データのうち最もデータ量が多い前記第2の色データに含まれる前記下位ビット群から前記特色データを取り出す、ことが好ましい。
この画像形成装置によれば、上位タグビット群に設定されている情報に基づき、データバスにより転送された色データから特色データを取り出すことができるため、色データと、特色データとを同時に印字することができる。
また、上記目的を達成するため、本発明に係るプログラムは、印刷データから画像データを生成するコントローラーと、前記コントローラーにより生成された前記画像データに対応する画像を用紙に生成するエンジンと、前記コントローラーと、前記エンジンとの間に設けられ、前記画像データを前記エンジンに転送するデータバスと、を備え、前記コントローラーを制御するコンピュータに、前記画像データとして、ビット列から構成されると共に色の濃度値が高い上位ビット群及び色の濃度値が低い下位ビット群を有する第1の色データ、特色データ、並びにビット列から構成されると共に前記特色データの属性が設定される下位タグビット群を有する一方で前記上位ビット群及び前記下位ビット群のいずれか一方に前記特色データが割り当てられていることを示す上位タグビット群を有しない第1のタグデータ、を生成する画像処理部と、ビット列から構成されると共に前記上位ビット群及び前記下位ビット群のいずれか一方に前記特色データが割り当てられていずれか他方に前記特色データが割り当てられていない第2の色データ、並びにビット列から構成されると共に前記特色データの属性が設定される前記下位タグビット群を有すると共に前記上位ビット群及び前記下位ビット群のいずれか一方に前記特色データが割り当てられていることを示す前記上位タグビット群を有する第2のタグデータを転送させる前記データバスを判断する判断部と、を実現させるためのプログラムである。
このプログラムによれば、画像形成装置の場合と同様に、色データ及びタグデータを転送するデータバスが判断される際、特色データが埋め込まれる色データが転送されるデータバスのビット構成が設定される上位タグビット群が拡張して形成されることにより、色データと特色データとを同一のデータバスにより転送することができるので、特色データ用のデータバスを別途設けることなく、色データと、特色データとを同時に転送することができる。
本発明によれば、特色データ用のデータバスを別途設けることなく、色データと、特色データとを同時に転送することができる。
本発明の実施形態1における画像形成装置1の全体構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態1における特色データを転送する構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態1における色データ及びタグデータのビット列の構成例を示す図である。 本発明の実施形態2における特色データを上位ビット群に埋め込む一例を示す図である。 本発明の実施形態2における特色データを下位ビット群に埋め込む一例を示す図である。 本発明の実施形態2における制御例を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態3における特色データを復元する構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態3における制御例を説明するフローチャートである。 従来の特色データを転送する構成の一例を示す図である。 従来の特色データ出力例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明するが、本発明は以下の実施形態に限られるものではない。
実施形態1.
図1は、本発明の実施形態1における画像形成装置1の全体構成の一例を示す図である。図1に示すように、画像形成装置1は、カラー複写機の一例であり、不図示の原稿Tに形成された色画像を読み取ることにより画像情報を取得し、取得した画像情報に基づいて色を重ね合わせ、色画像を形成する装置である。画像形成装置1は、カラー複写機の外に、カラー用のプリンタ又はファクシミリ装置、これらの複合機等に適用して好適なものである。
画像形成装置1は、画像形成装置本体11を備えている。画像形成装置本体11の上部には、画像読取部12が配設されている。画像読取部12の上部には不図示の自動原稿送り装置が配設されるのが好ましい。画像形成装置本体11は、詳細については後述するが、画像形成部60、給紙部20、及び搬送部30を含むものである。
画像読取部12について説明する。画像読取部12は、原稿Tに形成された色画像、すなわち、原稿Tに印刷された色画像を読み取る動作をする。画像読取部12は、一次元のイメージセンサー128が備えられている。また、画像読取部12は、イメージセンサー128の他に、第1のプラテンガラス121、第2のプラテンガラス122、光源123、ミラー124,125,126、結像光学部127、及び不図示の光学駆動部を備えている。
画像形成部60について説明する。画像形成部60は、電子写真プロセス技術を利用したものであり、中間転写方式のカラー画像を形成する。画像形成部60は、縦型タンデム方式が採用されている。
具体的には、画像形成部60は、色ごとの画像形成ユニット601CL,601Y,601M,601C,601Kと、中間転写部620と、トナー像を定着させる定着部630とを備えている。
画像形成ユニット601CLは、特色出力用のものである。特色は、光沢、反射、透かし等を生じさせる材料により形成されるものである。また、特色は、完全な無色だけでなく、若干の色味又は微小な光沢物質等を含む材料により形成されるものであってもよい。
画像形成ユニット601Yは、Y(イエロー)色の画像を形成する。画像形成ユニット601Yは、感光ドラム613Y、帯電部614Y、LED書き込みユニット611Y、現像部612Y、及びクリーニング部616Yを備えている。
感光ドラム613Yは、Y色のトナー像を形成する。帯電部614Yは、感光ドラム613Yの周囲に配置され、コロナ放電により感光ドラム613Yの表面を一様に負極性に帯電させる。LED書き込みユニット611Yは、感光ドラム613Yに対してY色成分の画像に対応する光を照射する。現像部612Yは、感光ドラム613Yの表面にY色成分のトナーを付着させることにより、静電潜像を可視化してトナー像を形成する。クリーニング部616Yは、一次転写後に感光ドラム613Yの表面に残存する転写残トナーを除去する。
なお、画像形成ユニット601CL,601M,601C,601Kのそれぞれは、画像形成ユニット601Yと比べ、形成する画像の色が異なる以外は同様の構成及び機能であるため、その説明については省略する。
なお、画像形成ユニット601CL,601Y,601M,601C,601Kを総称する場合、画像形成ユニット601と称する。また、LED書き込みユニット611CL,611Y,611M,611C,611Kを総称する場合、LED書き込みユニット611と称する。また、現像部612CL,612Y,612M,612C,612Kを総称する場合、現像部612と称する。また、感光ドラム613CL,613Y,613M,613C,613Kを総称する場合、感光ドラム613と称する。また、帯電部614CL,614Y,614M,614C,614Kを総称する場合、帯電部614と称する。また、クリーニング部616CL,616Y,616M,616C,616Kを総称する場合、クリーニング部616と称する。
中間転写部620は、中間転写ベルト621、一次転写ローラー622CL,622Y,622M,622C,622K、二次転写ローラー623、及びベルトクリーニング装置624等を備えている。
中間転写ベルト621は、無端状ベルトから構成され、複数の支持ローラーによりループ状に張架される。複数の支持ローラーのうち少なくとも1つのものは駆動ローラーで構成され、その他のものは従動ローラーで構成される。例えば、K成分用の一次転写ローラー622Kよりもベルト走行方向の下流側に配置される支持ローラーが駆動ローラーであることが好ましい。駆動ローラーが回転することにより、中間転写ベルト621は矢印Z方向に一定速度で走行する。
一次転写ローラー622CL,622Y,622M,622C,622Kは、各色成分の感光ドラム613に対向して、中間転写ベルト621の内周面側に配置される。中間転写ベルト621を挟んで、一次転写ローラー622CL,622Y,622M,622C,622Kが感光ドラム613CL,613Y,613M,613C,613Kに圧接される。これにより、感光ドラム613CL,613Y,613M,613C,613Kから中間転写ベルト621へトナー像を転写するための一次転写ニップが形成される。
なお、一次転写ローラー622CL,622Y,622M,622C,622Kを総称する場合、一次転写ローラー622と称する。
二次転写ローラー623は、複数の支持ローラーのうち1つのものに対向して、中間転写ベルト621の外周面側に配置される。中間転写ベルト621に対向して配置される支持ローラーは、バックアップローラーと呼ばれる。中間転写ベルト621を挟んで、二次転写ローラー623がバックアップローラーに圧接されることにより、中間転写ベルト621から用紙Pへトナー像を転写するための二次転写ニップが形成される。
一次転写ニップを中間転写ベルト621が通過する際、感光ドラム613上のトナー像は、中間転写ベルト621に順次重ねて一次転写される。具体的には、一次転写ローラー622に一次転写バイアスを印加し、中間転写ベルト621の裏面側、すなわち、一次転写ローラー622と当接する側にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は中間転写ベルト621に静電的に転写される。
用紙Pが二次転写ニップを通過する際、中間転写ベルト621上のトナー像が用紙Pに二次転写される。具体的には、二次転写ローラー623に二次転写バイアスを印加し、用紙Pの裏面側、すなわち、二次転写ローラー623と当接する側にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は用紙Pに静電的に転写される。トナー像が転写された用紙Pは定着部630に向けて搬送される。
ベルトクリーニング装置624は、中間転写ベルト621の表面に摺接するベルトクリーニングブレード等を有する。ベルトクリーニング装置624は、二次転写後に中間転写ベルト621の表面に残留する転写残トナーを除去する。
なお、中間転写部620において、二次転写ローラー623に代えて、二次転写ローラー623を含む複数の支持ローラーに、不図示の二次転写ベルトがループ状に張架された構成、いわゆる、ベルト式の二次転写ユニットが採用されてもよい。
定着部630は、加熱ローラー631、加圧ローラー632、加熱部633、及び温度検知部83を備え、画像形成部60で転写されたトナー像を用紙Pに定着させる。
具体的には、加熱部633は、加熱ローラー631の内部に設けられ、加熱ローラー631を間欠的に加熱する。加圧ローラー632は、加熱ローラー631と対向して配置され、加熱ローラー631を加圧する。温度検知部83は、加熱ローラー631の周囲に設けられ、加熱ローラー631の温度を検知する。温度検知部83のサンプリング周期は、例えば、100msである。
定着部630は、加熱ローラー631の温度を検知する温度検知部83の検知結果に応じて、加熱部633が加熱ローラー631を加熱する。定着部630は、加熱ローラー631と、加圧ローラー632とを互いに圧接させることにより、加熱ローラー631と加圧ローラー632との間に定着ニップを形成させる。
定着部630は、加圧ローラー632による加圧と、加熱ローラー631が有する熱との作用を通じて、転写されたトナー像を用紙Pに定着させる。定着部630により定着された用紙Pは、画像が印刷される。画像が印刷された用紙Pは、排紙ローラー304により機外へと排出され、例えば、不図示の画像読取装置に搬送される。なお、画像が印刷された用紙Pは、不図示の画像読取装置に搬送されずに、排紙トレイ305に積載されてもよい。
給紙部20は、給紙カセット200及び送り出しローラー201等を備えている。給紙カセット200は、用紙Pを収容する。送り出しローラー201は、給紙カセット200に収容された用紙Pを取り込み、搬送部30に送り出す。
搬送部30は、搬送経路300が構成され、搬送経路300に従い用紙Pを搬送する。搬送経路300は、給紙ローラー302A、搬送ローラー302B,302C,302D、及びレジストローラー303等を備えている。
搬送経路300は、給紙部20から給紙された用紙Pを画像形成部60に搬送する。なお、用紙Pの裏面にも画像形成が行われる場合、用紙Pの表面に対する画像形成が行われた後、用紙Pは、分岐部306により、循環通紙路307A、反転搬送路307B、及び再給紙搬送路307Cの順に搬送される。
図2は、本発明の実施形態1における特色データを転送する構成の一例を示す図である。図2に示すように、コントローラー41と、エンジン43との間にはデータバス45が設けられている。コントローラー41は、印刷データから画像データを生成する。画像データは、RIP画像データからなる画素のデータであって、データバス45を介してエンジン43に転送される。エンジン43は、コントローラー41により生成された画像データに対応する画像を用紙Pに生成する。
コントローラー41は、画像処理部411と、判断部413とを備える。画像処理部411は、画像データとして、色データ、タグデータ、及び特色データを生成する。判断部413は、データバス45のうち、画像処理部411により生成された色データ及びタグデータを転送するデータバス45を判断する。エンジン43は、復元部431を備える。復元部431は、タグデータと、色データとに基づき、特色データを復元する。
色データは、Y色を再現するYデータ、M色を再現するMデータ、C色を再現するCデータ、及びK色を再現するKデータの何れかが設定される。Yデータ、Mデータ、Cデータ、及びKデータにより1画素分、すなわち、1ドット分のラスターデータが生成される。
タグデータは、色データと、特色データとを関連付けるものである。特色データは、色データとは異なる色であって、予め設定された色を再現するデータが設定される。特色は、上記で説明したような光沢、反射、透かし等を生じさせる材料により形成されるものの他に、各種の色が想定される。例えば、国旗のような特殊な色が該当する。
図3は、本発明の実施形態1における色データ及びタグデータのビット列の構成例を示す図である。図3に示すように、色データは、ビット列から構成されるものであり、上位側のビット群である上位ビット群と、下位側のビット群である下位ビット群とを含む。具体的には、色データは、8ビットで構成される画像濃度データであり、Yデータ、Mデータ、Cデータ、及びKデータのそれぞれが8ビットのビット列から構成される。上位ビット群は、色データ8ビットのうち、7ビット目から4ビット目までが該当する。下位ビット群は、色データ8ビットのうち、3ビット目から0ビット目までが該当する。なお、各色の濃度値が8ビットの数値で特定されるため、最低濃度は0で特定でき、最高濃度は255で特定できる。
タグデータは、ビット列から構成されるものであり、下位タグビット群と、上位タグビット群とを含む。下位タグビット群は、特色データの属性が設定される。上位タグビット群は、判断部413によりデータバス45が判断される際に拡張されて形成される。上位タグビット群は、特色データが埋め込まれる色データが転送されるデータバス45のビット構成が設定される。上位タグビット群は、データバス45のビット構成のうち、データバス45に転送させる色データに対応し、特色データの埋込先として、上位ビット群を特定する情報及び下位ビット群を特定する情報の何れかが設定される。上位タグビット群は、さらに、有効な特色データがない場合、その旨を示す情報が設定される。
ここで、特色データを色データに埋め込む点について説明する。この場合の埋め込むという意味は、色データのビット列の一部を、特色データを特定するビット列として使用することである。よって、物理的に埋め込むことを意味するものではなく、色データのビット列の一部を、特色データに割り当てることを意味するものである。
また、色データのビット列の一部を、特色データに割り当てるということは、該当する色データを転送するデータバス45のバス幅の一部を、特色データ用に一時的に占有させることを意味することとなる。
例えば、色データの上位ビット群に特色データを割り当てる場合、色データを転送するデータバス45のバス幅のうち、上位4ビットは特色データが一時的に占有し、下位4ビットは色データそのものが一時的に占有することとなる。また、色データの下位ビット群に特色データを割り当てる場合、色データを転送するデータバス45のバス幅のうち、下位4ビットは特色データが一時的に占有し、上位4ビットは色データそのものが一時的に占有することとなる。したがって、同一のデータバス45により、色データと、特色データとを同時に転送することが可能となる。
また、タグデータは、特色データに関するデータが5ビットで構成される。上位タグビット群は、タグデータ5ビットのうち、4ビット目から2ビット目までが該当する。下位タグビット群は、タグデータ5ビットのうち、1ビット目から0ビット目までが該当する。
上位タグビット群は、色データの上位ビット群が特定されている場合、Yデータ上位4ビット、Mデータ上位4ビット、Cデータ上位4ビット、及びKデータ上位4ビットの何れかが特定可能な構成となっている。上位タグビット群は、色データの下位ビット群が特定されている場合、Yデータ下位4ビット、Mデータ下位4ビット、Cデータ下位4ビット、及びKデータ下位4ビットの何れかが特定されることとなる。
具体的には、図3に示すように、上位タグビット群は、Tag[4:2]において、4ビット目から2ビット目にわたり、0,0,0の場合、有効な特色データが存在しない旨を示す。また、上位タグビット群は、Tag[4:2]において、4ビット目から2ビット目にわたり、0,0,1の場合、Yデータ上位4ビットに特色データが埋め込まれていることを示す。上位タグビット群は、Tag[4:2]において、4ビット目から2ビット目にわたり、0,1,0の場合、Mデータ上位4ビットに特色データが埋め込まれていることを示す。上位タグビット群は、Tag[4:2]において、4ビット目から2ビット目にわたり、0,1,1の場合、Cデータ上位4ビットに特色データが埋め込まれていることを示す。上位タグビット群は、Tag[4:2]において、4ビット目から2ビット目にわたり、1,0,0の場合、Kデータ上位4ビットに特色データが埋め込まれていることを示す。上位タグビット群は、Tag[4:2]において、4ビット目から2ビット目にわたり、1,0,1の場合、Yデータ、Mデータ、Cデータ、及びKデータの何れかの下位4ビットに特色データが埋め込まれていることを示す。
また、上位タグビット群は、上記で説明したように、判断部413によりデータバス45が判断される際に拡張される。よって、画像処理部411と、判断部413との間の通信においては、上位タグビット群は存在せず、判断部413と、復元部431との間の通信において、上位タグビット群が存在する。上位タグビット群は、特色データの埋込先である色データが設定される。これにより、上位タグビット群は、特色データと、色データとを関連付けることができる。よって、判断部413は、上位ビット群に基づき、特色データの埋込先となる特色データを判断すれば、特色データと、色データと、データバス45とを関連付けることができる。
例えば、従来技術において特色出力を行う場合、それに対応したハードウェア構成を設ける必要がある。図9は、従来の特色データを転送する構成の一例を示す図である。図9に示すように、5色対応であれば、色データと、特色データとを、コントローラー141からエンジン143に転送する際、合計5色分のデータバス145が必要となる。よって、データバス145が増大する。図9においては、Yデータ、Mデータ、Cデータ、Kデータ、及び特色データのそれぞれを転送するために、8ビットのデータを転送可能なデータバス145がそれぞれ必要であり、さらに、タグデータを転送するために、2ビットのデータを転送可能なデータバス145が必要である。
図10は、従来の特色データ出力例を示す図である。図10に示すように、4色対応であれば、特色データを印字するには、色データと、特色データとを別途分けて転送する必要があるため、色データと、特色データとを同時に転送することができない。
このように、従来の構成において、特色データに対応するためには、さらに1色分のデータバス145を追加する必要がある。しかし、画像が高画質化されるにつれ、コントローラー141からエンジン143に転送されるデータ量は増加する。よって、大量のデータを高品質に高速転送するためには、少しでもデータバス145のバス幅が削減されるのが好ましい。
また、5色対応の画像形成装置1において、色データと、特色データとを同時に使用する場合、色データにより形成される画像と、クリアトナーデータのような特色データにより形成される画像とを重ねて印字することが想定される。しかし、色データと、特色データとの5色分のデータと、タグデータとをそのままエンジン43側に転送すると、コントローラー41と、エンジン43との間で転送されるデータ量は増大する。
そこで、コントローラー41と、エンジン43との間で転送されるデータ量の増大を抑制しつつ、色データとクリアトナーデータのような特色データとを同時に印字するために、上記で説明したように、色データの上位ビット群及び色データの下位ビット群の何れか一方をクリアトナーデータのような特色データに割り当てる。これにより、色データと特色データとが同時にエンジン43に転送される。
なお、通常の特色データは4ビット程度で階調表現が可能なものである。また、特色データのうち、クリアトナーデータは、2ビット程度で階調表現が可能なものである。クリアートナーデータは、トナー量と、光沢感とが表現可能な情報量が確保されればよい。よって、色データ8ビットのうち、上位4ビット及び下位4ビットの何れかに特色データを埋め込めればよい。
以上の説明から、色データ及びタグデータを転送するデータバス45が判断される際、タグデータは、上位タグビット群が拡張して形成される。上位タグビット群は、データバス45のビット構成が設定される。データバス45は、特色データが埋め込まれる色データが転送される。
よって、データバス45を介して、特色データを埋め込んだ色データを転送することができる。つまり、色データと特色データとを同一のデータバス45により転送することができる。したがって、特色データ転送用のデータバス45を別途設けることなく、色データと、特色データとを同時に転送することができる。
実施形態2.
実施形態2において、実施形態1と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態2においては、色データに含まれる上位ビット群又は下位ビット群の何れかに特色データを埋め込む構成例について説明する。
図4は、本発明の実施形態2における特色データを上位ビット群に埋め込む一例を示す図である。判断部413は、色データの上位ビット群が未使用である場合、未使用である上位ビット群に特色データを埋め込む。例えば、Yデータ、Mデータ、Cデータ、Kデータのうち、何れかの上位4ビットが未使用であって、0が設定されている場合、上位4ビットに特色データを埋め込む。
また、判断部413は、色データの上位ビット群が使用中であり、色データのうち、1画素分の影響が少ないものがある場合、1画素分の影響が少ないものの上位ビット群に特色データを埋め込む。例えば、色データのデータ量において、図4に示すように、Yデータ>Mデータ>Cデータの大小関係が成立する場合、Yデータ、Mデータ、及びCデータからKデータを作成すると、Cデータの上位4ビットに空きビットが生成される。よって、空きビットが生成されたCデータの上位4ビットに、特色データを埋め込む。
つまり、上記大小関係の場合、Cデータのように最もデータ量が少ないものであれば、Yデータ、Mデータ、及びCデータからKデータを生成した際、1画素分の色味の影響は少ないため、Cデータのように最もデータ量が少ない色データの上位4ビットに特色データを埋め込むのが好ましい。
図5は、本発明の実施形態2における特色データを下位ビット群に埋め込む一例を示す図である。判断部413は、上位ビット群が未使用でなく、色データのうち、1画素分の影響が少ないものがない場合、Yデータ、Mデータ、及びCデータのうち、最もデータ量が多い色データに含まれる下位ビット群に特色データを埋め込む。例えば、Yデータ、Mデータ、及びCデータのそれぞれにおいて、データ量に予め設定された閾値を超える差異がなく、ビット列8ビットのうち6ビット以上が使用されている場合、中間色の色データが多いと想定される。この場合、上位ビット群が未使用でなく、色データのうち、1画素分の影響が少ないものがない。
そこで、Yデータ、Mデータ、及びCデータのうち、最もデータ量が多い色データに含まれる下位ビット群に特色データを埋め込むことにより、データ量が最も多い色データを転送するデータバス45のビット構成に、特色データが設定される。このように、データ量が多い色データの下位ビット群が特色データに入れ替わるのであれば、階調の影響は比較的少なくなる。
なお、図5に示すように、Mデータの下位ビット群が特色データに入れ替わった場合、復元部431において、Yデータ、Cデータ、及びKデータからMデータを復元するのが好ましい。
図6は、本発明の実施形態2における制御例を説明するフローチャートである。ステップS11において、上位ビット群が未使用であるか否かが判定される。上位ビット群が未使用である場合、ステップS12に進み、上位ビット群に特色データが埋め込まれる。また、特色データが埋め込まれた上位ビット群を特定する情報が上位タグビット群に設定される。
一方、上位ビット群が未使用でない場合、ステップS13に進む。ステップS13において、色データのうち1画素分の影響が少ない色データがあるか否かが判定される。
ステップS13において、色データのうち1画素分の影響が少ない色データがある場合、ステップS14に進む。ステップS14において、1画素分の影響が少ない色データに含まれる上位ビット群に特色データが埋め込まれる。また、特色データが埋め込まれた上位ビット群を特定する情報が上位タグビット群に設定される。
ステップS13において、色データのうち1画素分の影響が少ない色データがない場合、ステップS15に進む。ステップS15において、Yデータ、Mデータ、Cデータのうち、最もデータ量が多い色データに含まれる下位ビット群に特色データが埋め込まれる。また、特色データが埋め込まれた下位ビット群を特定する情報が上位タグビット群に設定される。
このように、判断部413は、上位ビット群の使用状況と、1画素分の影響度合いとに基づき、特色データの埋込先を決定する。よって、復元側における階調の大幅な変動を避けることができる。また、色データを構成するビット列を有効活用することができるため、データバス45を有効活用することができる。したがって、全体の画質を維持しつつ、データバス45のデータ占有率を向上させることができる。
実施形態3.
実施形態3において、実施形態1、2と同一の構成については同一の符号を付記し、その説明については省略する。実施形態3においては、色データから特色データを取り出す構成例について説明する。
図7は、本発明の実施形態3における特色データを復元する構成の一例を示す図である。図7において、復元部431は、上位タグビット群に上位ビット群を特定する情報が設定されている場合、上位タグビット群に設定されている上位ビット群から特色データを取り出す。復元部431は、上位タグビット群に下位ビット群を特定する情報が設定されている場合、色データのうち最もデータ量が多いものに含まれる下位ビット群から特色データを取り出す。
具体的には、復元部431は、タグデータのうち、4ビット目から2ビット目までの上位タグビット群を参照する。例えば、YデータとしてY[7:0]=C0h、MデータとしてM[7:0]=80h、CデータとしてC[7:0]=4Fh、KデータとしてK[7:0]=40h、タグデータとしてTag[4:0]=0Ehが、復元部431に転送された場合を想定する。
上記想定の場合、タグデータにおいて、4ビット目が0であり、3ビット目が1であり、2ビット目が1であり、1ビット目が1であり、0ビット目が0である。よって、上位タグビット群は、Tag[4:2]=3hである。したがって、上位タグビット群は、上位ビットから下位ビットにわたり、0,1,1である。よって、上記の説明から、Cデータ上位4ビットに特色データが埋め込まれていると判断できる。
これにより、復元部431は、Cデータの場合の色データのビット列は、下位4ビットがCデータに対応し、上位4ビットが特色データに対応する。よって、C[7:0]=4Fhであるため、Cデータは、0Fhであり、特色データは4hである。また、Tag[1:0]=2hであるため、特色データを復元する際、タグデータは、2hが出力される。
図8は、本発明の実施形態3における制御例を説明するフローチャートである。ステップS31において、上位タグビット群に上位ビット群を特定する情報が設定されているか否かが判定される。上位タグビット群に上位ビット群を特定する情報が設定されている場合、ステップS32に進む。ステップS32において、上位タグビット群に設定されている上位ビット群から特色データが取り出される。
一方、上位タグビット群に上位ビット群を特定する情報が設定されていない場合、ステップS33に進む。ステップS33において、上位タグビット群に下位ビット群を特定する情報が設定されているか否かが判定される。上位タグビット群に下位ビット群を特定する情報が設定されている場合、ステップS34に進む。ステップS34において、色データのうち最もデータ量が多い色データに含まれる下位ビット群から特色データを取り出す。
一方、上位タグビット群に下位ビット群を特定する情報が設定されていない場合、処理は終了される。この場合、Tag[4:2]において、4ビット目、3ビット目、及び2ビット目の何れも0が設定されており、有効な特色データが存在しないことを意味する。
このように、上位タグビット群が参照されることにより、特色データが埋め込まれた色データが転送されたデータバス45を特定できるため、データバス45により転送された色データから特色データを取り出すことができる。よって、5色印字可能な画像形成装置1であれば、色データと、特色データとの同時印字を実施することができる。
以上、本発明に係る画像形成装置1を実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、上記で説明した上位ビット群及び下位ビット群のそれぞれは一例であり、特にこれらに限定されない。例えば、6ビット目から4ビット目までを上位ビット群とし、3ビット目から1ビット目までを下位ビット群としてもよい。
また、上記で説明した上位タグビット群及び下位タグビット群のそれぞれは一例であり、特にこれらに限定されない。例えば、4ビット目から1ビット目までを上位ビット群とし、0ビット目を下位ビット群としてもよい。
また、上記で説明した上位タグビット群と、色データと、特色データとを関連付けるビット構成は一例であり、特に限定されない。要するに、特色データが有効な場合には、特色データの埋込先が一意に特定できるビット構成であればよい。
1 画像形成装置
11 画像形成装置本体
12 画像読取部
121 第1のプラテンガラス
122 第2のプラテンガラス
123 光源
124〜126 ミラー
127 結像光学部
128 イメージセンサー
20 給紙部
200 給紙カセット
201 送り出しローラー
30 搬送部
300 搬送経路
302A 給紙ローラー
302B,302C,302D 搬送ローラー
303 レジストローラー
304 排紙ローラー
305 排紙トレイ
306 分岐部
307A 循環通紙路
307B 反転搬送路
307C 再給紙搬送路
41,141 コントローラー
411 画像処理部
413 判断部
43,143 エンジン
431 復元部
45,145 データバス
60 画像形成部
601,601Y,601M,601C,601K,601CL 画像形成ユニット
611,611Y,611M,611C,611K,611CL LED書き込みユニット
612,612Y,612M,612C,612K,612CL 現像部
613,613Y,613M,613C,613K,613CL 感光ドラム
614,614Y,614M,614C,614K,614CL 帯電部
616,616Y,616M,616C,616K,616CL クリーニング部
620 中間転写部
621 中間転写ベルト
622,622Y,622M,622C,622K,622CL 一次転写ローラー
623 二次転写ローラー
624 ベルトクリーニング装置
630 定着部
631 加熱ローラー
632 加圧ローラー
633 加熱部
83 温度検知部
P 用紙

Claims (4)

  1. 印刷データから画像データを生成するコントローラーと、
    前記コントローラーにより生成された前記画像データに対応する画像を用紙に生成するエンジンと、
    前記コントローラーと、前記エンジンとの間に設けられ、前記画像データを前記エンジンに転送するデータバスと、
    を備え、
    前記コントローラーは、
    前記画像データとして、ビット列から構成されると共に色の濃度値が高い上位ビット群及び色の濃度値が低い下位ビット群を有する第1の色データ、特色データ、並びにビット列から構成されると共に前記特色データの属性が設定される下位タグビット群を有する一方で前記上位ビット群及び前記下位ビット群のいずれか一方に前記特色データが割り当てられていることを示す上位タグビット群を有しない第1のタグデータ、を生成する画像処理部と、
    ビット列から構成されると共に前記上位ビット群及び前記下位ビット群のいずれか一方に前記特色データが割り当てられていずれか他方に前記特色データが割り当てられていない第2の色データ、並びにビット列から構成されると共に前記特色データの属性が設定される前記下位タグビット群を有すると共に前記上位ビット群及び前記下位ビット群のいずれか一方に前記特色データが割り当てられていることを示す前記上位タグビット群を有する第2のタグデータを転送させる前記データバスを判断する判断部と、
    を備える、
    画像形成装置。
  2. 前記第1の色データは、Y色を再現するYデータ、M色を再現するMデータ、C色を再現するCデータ、及びK色を再現するKデータの何れかが設定されるものであり、
    前記判断部は、
    前記第1の色データの前記上位ビット群が未使用である場合、未使用である前記上位ビット群に前記特色データを割り当てて前記第2の色データとし、前記特色データが割り当てられた前記上位ビット群を特定する情報を前記上位タグビット群に設定して前記第2のタグデータとし
    前記第1の色データの前記上位ビット群が未使用でなく、前記第1の色データのうち、1画素分の影響が少ない前記第1の色データがある場合、1画素分の影響が少ない前記第1の色データに含まれる前記上位ビット群に前記特色データを割り当てて前記第2の色データとし、前記特色データが割り当てられた前記上位ビット群を特定する情報を前記上位タグビット群に設定して前記第2のタグデータとし
    前記第1の色データの前記上位ビット群が未使用でなく、前記第1の色データのうち、1画素分の影響が少ない前記第1の色データがない場合、前記Yデータ、前記Mデータ、及び前記Cデータのうち、最もデータ量が多い前記第1の色データに含まれる前記下位ビット群に前記特色データを割り当てて前記第2の色データとし、前記特色データが割り当てられた前記下位ビット群を特定する情報を前記上位タグビット群に設定して前記第2のタグデータとする、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記エンジンは、
    前記第2のタグデータ及び前記第の色データに基づき、前記特色データを復元する復元部
    を備え、
    前記復元部は、
    前記第2のタグデータが有する前記上位タグビット群に前記上位ビット群を特定する情報が設定されている場合、前記上位タグビット群に設定されている前記第2の色データの前記上位ビット群から前記特色データを取り出し、
    前記第2のタグデータが有する前記上位タグビット群に前記下位ビット群を特定する情報が設定されている場合、前記第2の色データのうち最もデータ量が多い前記第2の色データに含まれる前記下位ビット群から前記特色データを取り出す、
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 印刷データから画像データを生成するコントローラーと、
    前記コントローラーにより生成された前記画像データに対応する画像を用紙に生成するエンジンと、
    前記コントローラーと、前記エンジンとの間に設けられ、前記画像データを前記エンジンに転送するデータバスと、
    を備え、
    前記コントローラーを制御するコンピュータに、
    前記画像データとして、ビット列から構成されると共に色の濃度値が高い上位ビット群及び色の濃度値が低い下位ビット群を有する第1の色データ、特色データ、並びにビット列から構成されると共に前記特色データの属性が設定される下位タグビット群を有する一方で前記上位ビット群及び前記下位ビット群のいずれか一方に前記特色データが割り当てられていることを示す上位タグビット群を有しない第1のタグデータ、を生成する画像処理部と、
    ビット列から構成されると共に前記上位ビット群及び前記下位ビット群のいずれか一方に前記特色データが割り当てられていずれか他方に前記特色データが割り当てられていない第2の色データ、並びにビット列から構成されると共に前記特色データの属性が設定される前記下位タグビット群を有すると共に前記上位ビット群及び前記下位ビット群のいずれか一方に前記特色データが割り当てられていることを示す前記上位タグビット群を有する第2のタグデータを転送させる前記データバスを判断する判断部と、
    を実現させるためのプログラム。
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