JP6641212B2 - 検体容器搬送装置および検体容器ホルダ - Google Patents

検体容器搬送装置および検体容器ホルダ Download PDF

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Description

本発明は,血液等を収容する検体容器の搬送に使用する検体容器ホルダ及び当該検体容器ホルダを搬送する検体容器搬送装置に関する。
医療機器の分野では,検体検査自動化システムが用いられている。検体検査自動化システムは,検体前処理装置や検体分析装置等の各装置を検体搬送ライン(以下,「搬送ライン」という。)で接続し,各装置間で検体を自動搬送するシステムであり,比較的規模の大きな施設に導入されることが多い。規模の大きな施設では,生化学検査,免疫検査,凝固検査,血液学検査など様々な検査を行うために,一人の患者から複数本の検体を採取することがある。検体を収容した検体容器の搬送機構には,ベルト式のコンベア機構が一般的であり,ベルト上での搬送に適したホルダに検体容器を搭載して搬送する。
特開2014−77772号公報
特許文献1には,カップ状の検体容器を立位状態で保持するホルダに搭載した状態で,各種処理ステーションの間を搬送する検体搬送装置が開示されている。この装置の場合,検体容器は,開口された状態で搬送経路上を搬送される。
搬送経路長が長く,搬送に時間を要する場合には,検体容器内に保持されている検体が蒸発する可能性が生じる。この検体の蒸発は,不揮発性物質の濃度を高め,検査結果に影響を与える可能性が生じる。現状では,この検体蒸発を回避するために,搬送路の構成・レイアウトに制約を受けてきた。
そこで,本発明は,検体容器が搬送経路長に係わらず,従来に比して検体の蒸発低減を可能とすることで,搬送路のレイアウト設計の自由度を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するため,本発明は,例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本明細書は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが,その一例を挙げるならば,
(1) 1つ又は複数の検体容器を収納する収納部を有するホルダ本体と,収容された前記検体容器を覆うように前記ホルダ本体に対して取り付けられる開閉可能なカバー部材とを有し,前記カバー部材は,前記ホルダ本体が搬送経路の高さから上方に持ち上げられることで開き,前記ホルダ本体が搬送経路の高さまで降下されることで閉じる,検体容器ホルダと,
(2) 前記検体容器ホルダを搬送経路に沿って搬送する搬送機構と,
(3) 所定の位置に設けられ,前記ホルダ本体の底面を支持して上下動する昇降部材と,
(4) 前記昇降部材を上下方向に駆動する駆動機構と,
(5) 前記駆動機構の動作を制御する制御部と,
を有する検体容器搬送装置である。
本発明によれば,検体容器内の検体が搬送経路上に長時間存在しても,従来に比して検体の蒸発が少なく済み,これにより検体搬送装置を導入する施設の規模,運用形態に応じた柔軟な搬送路の構成が可能となる。前述した以外の課題,構成及び効果は,以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
実施例1に係る検体検査自動化システムの構成例を示す図。 実施例1に係る試験管ホルダの分解構造を説明する図。 図2に示す試験管ホルダのI−I断面図。 リンク機構及びガイド溝の構成を説明する拡大図。 検体用カバーが開いた状態を説明する側面図。 試験管ホルダのスライド機構を説明する図。 試験管ホルダを押し上げる直前の状態を説明する図。 押し上げピンによる押し上げにより試験管ホルダが開いた状態を説明する図。 実施例2に係る試験管ホルダの分解構造を説明する図。 図9に示す試験管ホルダのII−II断面図。 試験管ホルダの底面付近の構造を説明する透過図。 試験管ホルダの上面(蓋)が開く仕組みを説明する図。 試験管ホルダを押し上げる直前の状態を説明する図。 押し上げピンによる押し上げにより試験管ホルダが開いた状態を説明する図。
以下,図面に基づいて,本発明の実施の形態を説明する。なお,本発明の実施の態様は,後述する形態例に限定されるものではなく,その技術思想の範囲において,種々の変形が可能である。
(1)実施例1
(1−1)検体検査自動化システム
図1に,検体検査自動化システム1の構成例を示す。図1は,検体検査自動化システム1を上面側から見た図であり,主に,複数のモジュールを接続する搬送ラインの観点から描いている。搬送ラインを通じて接続される装置には,投入モジュール,遠心分離モジュール,開栓モジュール,検体分注モジュール,閉栓モジュール,収納モジュールなどがある。検体検査自動化システム1は,任意のモジュールを任意の台数組合せることで構成される。規模の大きな施設では,10台以上のモジュールを接続した検体検査自動化システム1が用いられることもある。
検体検査自動化システム1に投入される検体入りの試験管(検体容器)には,それぞれ固有のID番号が付与されている。1つの試験管は,1つの試験管ホルダに搭載された状態で,搬送ライン(搬送経路)上を搬送される。図1では,搬送方向が矢印で示されている。搬送ラインの近傍位置には,随所に,試験管に付されたID番号を読み取るためのID識別手段(例えばバーコードリーダ,タグリーダ)が配置されている。
搬送ラインは,例えば一対のプーリーの間にエンドレスベルトを架け渡した搬送ベルトで構成される。もっとも,搬送ラインの構成はこれに限らない。搬送ラインには,主搬送ライン12,緊急追越しライン13,分岐ライン14,15,空ホルダ用搬送ライン16,17,戻りライン18といった,種々の搬送ラインがある。
主搬送ライン12は,システムに投入された検体を各モジュールに搬送するためのラインである。緊急追越しライン13は,緊急検体が先行する検体の追越しをするためのラインであり,この緊急追越しライン13を通過させることにより,処理する必要のない検体(例えば遠心分離する必要のない検体)がモジュールへの立ち寄りをスキップすることも可能である。
所定のモジュールで処理する必要のある検体(例えば検体分注の必要がある検体)は,分岐ライン14,15を通じて,対応するモジュール(例えば検体分注モジュール)に搬入され又は搬出される。戻りライン18は,検体を,システム内でループさせるための搬送ラインである。例えば検体分注モジュールで一度分注された検体について,再検査や追加検査のための再分注が必要となる場合に,戻りライン18は,該当する検体をシステム内でループさせ,再度の分注を実行するモジュールに検体を搬送する。
空ホルダ用搬送ライン16,17は,主搬送ライン12と平行に配置され,主搬送ライン12,緊急追越しライン13,分岐ライン14,15,戻りライン18が設けられた平面の下段に設けられる。もっとも,図1では,空ホルダ用搬送ライン16,17の理解のため,同一平面上に並べて描いている。なお,搬送ライン上の所定位置には,検体を方向転換するための部材10も配置されている。
検体検査自動化システム1では,おおよそ以下の手順により検体が処理される。まず,オペレータは,処理対象とする検体が入った試験管を,50〜100本架設可能なトレイ19を,検体検査自動化システム1の投入モジュール2Aに設置する。投入モジュール2Aでは,トレイ19内の試験管を不図示のチャック機構により検体移載部102に待機する試験管ホルダに順次移載する。検体移載部102には,後述するホルダ押し上げピン(昇降部材)が配置されており,当該ピンによって主搬送ライン12から持ち上げられた試験管ホルダとの間で試験管の受け渡しや分注が実行される。
空の試験管ホルダ(試験管が装着されていない試験管ホルダ)は,空ホルダ用搬送ライン16上に収納されている。投入モジュール2Aのトレイ設置場所には,検体の入った試験管を載せたトレイ19が設置されたことを識別する識別手段(例えばセンサ)が設けられている。新たなトレイ19が設置されると,投入モジュール2Aと通信するホストコンピュータ101からの搬送要求に従い,空の試験管ホルダが投入モジュール2Aへと順次搬送される。本実施例の場合,ホストコンピュータ101は,投入モジュール2A以外のモジュールや各種可動部の動作(例えば検体移載部102に設けられるホルダ押し上げピンの昇降動作)も制御する。
検体入りの試験管が試験管ホルダに移載されると,投入モジュール2Aは,試験管に貼り付けられているバーコードから情報を読み取る。読み取られたバーコードの情報は,投入モジュール2Aからホストコンピュータ101に転送され,ホストコンピュータ101に登録されている該当検体の種別情報がシステム(例えば投入モジュール2A内の制御部。以下同じ。)に返信される。
検体検査自動化システム1では,返信された種別情報に基づき,各検体がどのモジュールに立ち寄るべきか,あるいは,どのモジュールへの立ち寄りをスキップするべきかを決定する。すなわち,搬送経路を決定する。検体検査自動化システム1は,これらの情報に基づき,試験管ホルダに載せられている検体入り試験管を,搬送ラインを通じて該当するモジュールへと搬送する。依頼されたすべての処理が終わった検体入り試験管は,最終的に収納モジュール2Bへと搬送された後,不図示のチャック機構により試験管ホルダから抜き取られ,トレイ19内に収納される。検体入り試験管が抜き取られた後の空の試験管ホルダは,空ホルダ搬送ライン16へと戻される。空ホルダ用搬送ライン16では,検体の汚染(contamination)防止のため,後述する検体用カバー(カバー部材)の洗浄や乾燥が行われる。
(1−2)試験管ホルダ(検体容器ホルダ)
図2及び図3に,試験管22の搬送に使用される試験管ホルダ20の概略構成を示す。試験管ホルダ20は,ホルダ本体21と,ホルダ本体21に対して開閉自在に取り付けられた一対の検体用カバー(可動カバー)24,25とで構成される。ホルダ本体21は,円柱状の台座21Aと,上方に突出する4本の棒状部材で構成される収容部材21Bとで構成される。収容部材21Bは台座21Aの上面に設けられている。4本の棒状部材は,試験管22を収容する空間を取り囲むように等間隔に配置される。図2に示す構造は一例であり,ホルダ本体21の構成は任意である。
台座21Aの側面には,台座21Aの中心点に対して点対称の位置に,一対のガイドピン23が設けられている。ガイドピン23には,検体用カバー24,25が開閉自在に取り付けられる。また,台座21Aの上面(収容部材21Bとの境界付近)には,ガイドピン23と直交する方向へ伸縮する一対のリンク機構26が取り付けられている。リンク機構26は,図4に拡大して示すように,2つのリンクアーム26A,26Bで構成されている。リンクアーム26Aとリンクアーム26Bは互いに回動可能に連結されている。リンクアーム26Aの他端は台座21Aに回動可能に連結され,リンクアーム26Bの他端は検体用カバー24,25に回動可能に連結されている。リンク機構26は,検体用カバー24,25を開閉可能に支持している。
検体用カバー24,25は,外部から試験管22に貼り付けられたバーコードを読み取ることができるように透明な部材で構成される。もっとも,検体用カバー24,25は不透明な材料であっても良い。検体用カバー24,25は,図2及び図3に示すように,上面が閉じた円筒を2分した形状を有している。図2及び図3に示すように,検体用カバー24,25は全体として上面が閉じた円筒を形成すれば良く,必ずしも左右対称形状である必要はない。
検体用カバー24,25は,ホルダ本体21に試験管22を収容した状態のまま開閉可能な寸法を有していれば良い。なお,試験管22の長さは,通常,75mm〜100mmである。このため,本実施例では,検体用カバー24,25の長さを,例えば130mmに設定する。また,検体用カバー24,25が閉じた状態における内容積は約125cm3 とし,その内径はφ35mmであるものとする。
本実施例の場合,検体用カバー24と検体用カバー25との接合面にはゴムパッキン等は設けられていない。このため,検体用カバー24,25が閉じた状態における試験管ホルダ20の内側は完全な密閉空間にはならない。ただし,開口が開いたまま搬送される試験管22を事実上の閉空間に収容した状態を作り出すことができ,検体の蒸発を最小限に留めることができる。
検体用カバー24の下端付近には,台座21Aに設けられたガイドピン23を案内する一対のガイド溝24Aが設けられている。同様に,検体用カバー25の下端付近には一対のガイド溝25Aが設けられている。図4に示すように,ガイド溝24A,25Aは,検体用カバー24,25が閉状態のとき,鉛直方向(z軸)に対して傾斜するように形成されている。ガイド溝24Aの傾斜方向とガイド溝25Aの傾斜方向は逆である。このため,図5に示すようにホルダ本体21(ガイドピン23)が鉛直上方に持ち上げられることで検体用カバー24,25が開いたとき,ガイド溝24A,25Aは一直線上に揃う状態になる。
前述した検体用カバー24,25は,例えば試験管22を試験管ホルダ20に移載する際,試験管22の蓋を開栓する際,試験管22から検体を分注する際,試験管22をトレイ19に移載する際などに開かれ,それ以外(すなわち搬送中)は閉じたままである。
(1−3)試験管ホルダの開閉動作
図6〜図8を使用して,検体検査自動化システム1における試験管ホルダ20の開閉動作(すなわち,検体用カバー24,25の開閉動作)について説明する。本実施例で使用する試験管ホルダ20は,検体用カバー24,25が側方に開く構造のため,搬送ライン(搬送経路)上にあっては,他の試験管ホルダ20と干渉して開閉動作が阻害される可能性がある。そこで,検体検査自動化システム1は,図6に示すスライド機構30により,搬送経路からオフセットした開閉位置(昇降機構が設けられている位置)に試験管ホルダ20を一旦退避させる。
スライド機構30は,ホルダガイド31,ホルダガイド駆動用モータ32,エンドレスベルト33,軸34で構成される。ホルダガイド31は,試験管ホルダ20の外側面とほぼ同形状の窪み31Aを有する平板状の部材である。窪み31Aは,試験管ホルダ20の外側面の形状よりもやや大きく形成されており,搬送方向の下流側で試験管ホルダ20を受け止める。
ホルダガイド31の下面には,当該下面から鉛直下方に突き出る突起31Bが設けられている。当該突起31Bは,ホルダガイド駆動用モータ32の回転軸32Aと軸34との間に架け渡されたエンドレスベルト33の一側面に固定されている。試験管ホルダ20がホルダガイド31に保持されると,エンドレスベルト33がホルダガイド駆動用モータ32によって回転され,突起31Bと共にホルダガイド31が開閉位置へと移動される。このスライド移動の際,台座21Aの底面は不図示のガイド面(搬送ラインと同じ高さ)などにより支持されている。また,図6においては,エンドレスベルト33を用いる方式のスライド機構30を使用しているが,これに代え,リニアガイドを用いる方式のスライド機構30を使用しても良い。
検体用カバー24,25の開閉位置には,図7に示すように,昇降動作するホルダ押し上げピン35が設けられている。ホルダ押し上げピン35の上面は平坦であり,その上面は,台座21Aの底面の直径よりも小さい径を有している。開閉位置に移動された台座21Aの底面は,ホルダ押し上げピン35の上面によって支持される。台座21Aの底面がホルダ押し上げピン35の上面に載置されると,ホルダガイド31は,不図示の機構により,検体用カバー25から離れる方向に退避される。ホルダガイド31は,例えばスライド機構30を載置する台座又は基板ごと退避位置に移動される。
ホルダ押し上げピン35は,図8に示すように,ホルダ押し上げピン駆動用モータ36の回転軸36Aと軸38の間に架け渡されたエンドレスベルト37の移動に応じて上下方向に移動される。ホルダ押し上げピン35を上下方向に移動させるための機構も,エンドレスベルト37を用いる機構に代えて,リニアガイドを用いる機構を採用しても良い。なお,ホルダ押し上げピン35の底部に設けられた突起35Aは,エンドレスベルト37の一側面に固定されている。
ホルダ押し上げピン35が台座21A(すなわち,ホルダ本体21)を押し上げることで,ガイドピン23が上方に移動する。この際,ガイドピン23は,ガイド溝24A,25Aの内部を移動し,ガイドピン23を中心に検体用カバー24,25を開く方向に力を加える。この際,リンク機構26は外方に広がる。その結果,検体用カバー24,25が開き,試験管22のホルダ本体21への着脱や装着されている試験管22に収容されている検体の分注が可能になる。
必要な処理が完了すると,ホルダ押し上げピン35が下方に移動される。これに伴って,ホルダ本体21も下方に移動する。この際,ガイドピン23は,ガイド溝24A,25Aに沿って下方に移動し,検体用カバー24,25を閉じる方向に力を加える。このとき,リンク機構26は内方に縮まるように変形する。この結果,検体用カバー24,25は閉状態(すなわち,試験管22の全体を覆う円筒形状)に戻る。
この後,スライド機構30は,退避位置から,ホルダガイド31が試験管ホルダ20の側面を保持する位置に戻る。次に,スライド機構30は,ホルダガイド31を水平移動させ,試験管ホルダ20を元の搬送ライン上に戻す。このとき,搬送ラインが停止状態である。次に,スライド機構30を,試験管ホルダ20から離れる方向(下流方向)に移動させ,更に,ホルダガイド31を搬送ラインと直交する方向に水平移動させる。これにより,ホルダガイド31は,搬送ライン上から退避された状態になる。これにより,試験管ホルダ20は,搬送ライン上での搬送を再開できる状態になる。
(1−4)小括
以上説明したように,本実施例に係る試験管ホルダ20を用いれば,試験管22を試験管ホルダ20に移載する際,試験管22の蓋を開栓する際,試験管22から検体を分注する際,試験管22をトレイ19に移載する際など以外は,検体用カバー24,25を閉じた状態に保つことができる。このため,開口が開いた状態の試験管22が搬送経路上に長時間存在しても,搬送経路長が延長した場合でも,検体の蒸発量の低減が可能となる。また,本実施例に係る試験管ホルダ20を用いれば,搬送中に試験管22が転倒するおそれがなく,検体損失を防ぐこともできる。
(2)実施例2
(2−1)検体検査自動化システム
本実施例の場合も,検体検査自動化システム1の基本構成は,図1に示す構成と同じである。ただし,本実施例では,実施例1とは異なる構造の試験管ホルダを用いるため,押し上げピン等の配置位置に違いがある。
(2−2)試験管ホルダ(検体容器ホルダ)
図9〜図12に,試験管22の搬送に使用される試験管ホルダ40の概略構成を示す。試験管ホルダ40は,ホルダ本体21と,ホルダ本体21の外周を覆う円筒部材45と,円筒部材45に対して開閉自在に取り付けられた可動蓋43とで構成される。本実施例の場合も,少なくとも円筒部材45は透明な部材で構成されることが望ましい。もっとも,円筒部材45は,不透明な材料であっても良い。
本実施例におけるホルダ本体21も,その基本的な構成は実施例1と同じである。ただし,本実施例の収容部材21Bには,4本の棒状部材のうちの1本にのみ,更に上方に延びる蓋押し上げ棒41が取り付けられている。蓋押し上げ棒41の長さは,収容部材21Bに試験管22を装着した状態で,蓋押し上げ棒41の上端が試験管22の開口よりも上に位置するように定められる。
ホルダ本体21を構成する台座21Aの側面には,台座21Aの中心点に対して点対称の位置に,一対のガイドピン42が設けられている。一対のガイドピン42は,ホルダ本体21に円筒部材45を取り付けた状態において,円筒部材45の内壁面に形成されたガイド溝45Aに沿って案内される。すなわち,ホルダ本体21と円筒部材45の内周とは分離しており,ホルダ部材21は円筒部材45に対して相対的に移動可能である。本実施例の場合,移動方向は鉛直方向である。また,本実施例では,ガイド溝45Aを用いているが,円筒部材45の内壁面から外壁面に貫通するガイド孔であっても良い。
円筒部材45の上端開口には,閉位置にある可動蓋43の下面を支える突起47が2つ設けられている。もっとも,突起47の数は2つに限らず,1つでも3つ以上でも良い。突起47は,台座21Aの中心に対して,蓋押し上げ棒41とは反対側に設けるのが好ましい。また,図12に示すように,円筒部材45の上端開口のうち蓋押し上げ棒41の上端付近には,水平方向に突出する蓋押え46が設けられている。蓋押え46は,可動蓋43の上面側の外縁部に設けられた窪み43Bを上方から押さえるように配置される。この蓋押え46は,蓋押し上げ棒41による可動蓋43の押し上げ力を窪み43Bとの接点を支点とする回転運動に変換するように作用する。このため,窪み43Bは,蓋押し上げ棒41の取り付け位置よりも可動蓋43の外縁側に形成される。
可動蓋43の裏面側には,可動蓋43の下面と蓋押し上げ棒41の上端を連結するヒンジ部材44が取り付けられている。ヒンジ部材44は,可動蓋43の下面に固定される部材44Aと,蓋押し上げ棒41の上端に固定される部材44Bと,部材44A及び44Bに回転自在に支持される回転軸44Cとで構成される。
なお,円筒部材45は,ホルダ本体21に試験管22を収容した状態のまま可動蓋43を開閉可能な寸法を有していれば良い。前述したように,試験管22の長さは,通常,75mm〜100mmであるので,本実施例における円筒部材45の長さは例えば130mmとする。また,可動蓋43が閉じた状態における円筒部材45の内容積は約125cm3 とし,その内径はφ35mmであるものとする。
本実施例の場合も,円筒部材45と可動蓋43との接合面にはゴムパッキン等は設けられていない。このため,可動蓋43が閉じた状態における試験管ホルダ40の内側は完全な密閉空間にはならない。ただし,開口が開いたまま搬送される試験管22を事実上の閉空間に収容した状態を作り出すことができ,検体の蒸発を最小限に留めることができる。
前述した可動蓋43は,例えば試験管22を試験管ホルダ40に移載する際,試験管22の蓋を開栓する際,試験管22から検体を分注する際,試験管22をトレイ19に移載する際などに開かれ,それ以外(すなわち搬送中)は閉じたままである。
(2−3)試験管ホルダの開閉動作
図13及び図14を使用して,検体検査自動化システム1における試験管ホルダ40の開閉動作(すなわち,可動蓋43の開閉動作)について説明する。本実施例で使用する試験管ホルダ40は,実施例1とは異なり,可動蓋43が上方に開く構造である。このため,搬送ライン(搬送経路)上で可動蓋43を開閉することができる。
図13に示すように,停止対象とする試験管ホルダ40が搬送ライン上の開閉位置に達すると,扇型形状のホルダストッパ51が試験管ホルダ40の搬送を妨げる位置に回動駆動される。ホルダストッパ51は,搬送ラインに対して直交する面内で回動駆動されている。ホルダストッパ51の停止位置には,搬送を妨げる位置と搬送が可能な位置の2つがあり,停止対象とする試験管ホルダ40以外は通過させる。ホルダストッパ51は,連結ギア53を通じて伝達される,ホルダストッパ駆動用モータ52の回動力により回動駆動される。ホルダストッパ51は回転軸を中心に回動する。
開閉位置に停止された試験管ホルダ40は,後続する試験管ホルダ40とホルダストッパ51によって挟まれるように固定される。ホルダストッパ51が搬送を妨げる位置に回動駆動された後も,搬送ラインは動作しているため,停止された試験管ホルダ40の上流側側面には,後続する試験管ホルダ40から下流方向への力が作用する。なお,開閉位置に対応する位置では搬送ラインが前後に分断されており,その隙間を通じて,ホルダ押し上げピン35(図14)が上下に駆動できるようになっている。
本実施例の場合も,ホルダ押し上げピン35を上下方向に駆動させる機構は実施例1で説明した機構(図8)と同じである。従って,ホルダ押し上げピン35の上面は平坦であり,台座21Aの底面の直径よりも小さい径を有している。
図14に示すように,ホルダ押し上げピン35が台座21A(すなわち,ホルダ本体21)を押し上げることで,台座21Aの側面に設けられたガイドピン42が,円筒部材45のガイド溝45Aに沿うように上方へ移動される。この台座21Aの移動に伴い,蓋押し上げ棒41も上方に移動される。蓋押し上げ棒41が上昇すると,図12を用いて説明したように,可動蓋43は窪み43Bの部分を支点として上方に開くように動作する。可動蓋43が開くと,試験管22のホルダ本体21への着脱や装着されている試験管22に収容されている検体の分注が可能になる。
必要な処理が完了すると,ホルダ押し上げピン35が下方に移動する。これに伴い,ホルダ本体21も円筒部材45に沿うように下方に移動する。このとき,可動蓋43は,ヒンジ部材44を介して閉じられる。その後,ホルダストッパ51は,ホルダストッパ駆動用モータ52により回転駆動され,搬送を妨げる位置から退避される。これにより,処理が終了した試験管ホルダ40は,開閉位置から下流方向に搬出される。以下,停止対象とする試験管ホルダ40について同様の動作が実行される。
(2−4)小括
以上説明したように,本実施例に係る試験管ホルダ40を用いれば,試験管22を試験管ホルダ40に移載する際,試験管22の蓋を開栓する際,試験管22から検体を分注する際,試験管22をトレイ19に移載する際など以外は,可動蓋43を閉じた状態に保つことができる。このため,開口が開いた状態の試験管22が搬送経路上に長時間存在しても,搬送経路長が延長した場合でも,検体の蒸発量の低減が可能となる。また,本実施例に係る試験管ホルダ40では,搬送ライン上で可動蓋43を開閉できるため,実施例1に記載の検体検査自動化システム1に比して開閉機構のためのスペースが少なく済む。勿論,本実施例に係る試験管ホルダ40を用いれば,搬送中に試験管22が転倒するおそれがなく,検体損失を防ぐこともできる。
(他の実施例)
本発明は,上述した実施例に限定されるものでなく,様々な変形例を含んでいる。例えば,試験管ホルダ20及び40は,複数本の試験管22を搭載可能ないわゆるラックタイプであっても良い。
また,上述した実施例は,本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり,必ずしも説明した全ての構成を備える必要はない。また,ある実施例の一部を既知の構成に置き換えることができる。また,ある実施例の構成に既知の構成を加えることもできる。また,各実施例の構成に他の構成を追加し,又は,構成の一部を削除することもできる。
1…検体検査自動化システム,
2A…投入モジュール,
2B…収納モジュール,
10…部材,
12…主搬送ライン,
13…緊急追越しライン,
14,15…分岐ライン,
16,17…空ホルダ用搬送ライン,
18…戻りライン,
19…トレイ,
20…試験管ホルダ,
21…ホルダ本体,
21A…台座,
21B…収容部材,
22…試験管,
23…ガイドピン,
24,25…検体用カバー(可動カバー),
24A,25A…ガイド溝,
26…リンク機構,
26A,26B…リンクアーム,
30…スライド機構,
31…ホルダガイド,
31A…窪み,
31B…突起,
32…ホルダガイド駆動用モータ,
31A…回転軸,
33…エンドレスベルト,
34…軸,
35…ホルダ押し上げピン,
35A…突起,
36…ホルダ押し上げピン駆動用モータ,
36A…回転軸,
37…エンドレスベルト,
38…軸,
40…試験管ホルダ,
41…蓋押し上げ棒,
42…ガイドピン,
43…可動蓋,
44…ヒンジ部材,
44A.44B…部材,
44C…回転軸,
45…円筒部材,
45A…ガイド溝,
46…蓋押え,
47…突起,
51…ホルダストッパ,
52…ホルダストッパ駆動用モータ,
53…連結ギア,
101…ホストコンピュータ,
102…検体移載部。

Claims (10)

  1. 1つ又は複数の検体容器を収納する収納部を有するホルダ本体と,収容された前記検体容器を覆うように前記ホルダ本体に対して取り付けられる開閉可能なカバー部材とを有し,前記カバー部材は,前記ホルダ本体が搬送経路の高さから上方に持ち上げられることで開き,前記ホルダ本体が搬送経路の高さまで降下されることで閉じる,検体容器ホルダと,
    前記検体容器ホルダを搬送経路に沿って搬送する搬送機構と,
    所定の位置に設けられ,前記ホルダ本体の底面を支持して上下動する昇降部材と,
    前記昇降部材を上下方向に駆動する駆動機構と,
    前記駆動機構の動作を制御する制御部と
    を有する検体容器搬送装置。
  2. 請求項1に記載の検体容器搬送装置において,
    前記カバー部材は,少なくとも1つの可動部材を含む複数の部材で構成され,
    前記可動部材は,前記ホルダ本体が搬送経路の高さ位置から上方に持ち上げられる際に開き,前記ホルダ本体が搬送経路の高さ位置まで降下される際に閉じる
    ことを特徴とする検体容器搬送装置。
  3. 請求項1に記載の検体容器搬送装置において,
    前記カバー部材の少なくとも一部分は透明である
    ことを特徴とする検体容器搬送装置。
  4. 請求項1に記載の検体容器搬送装置において,
    前記検体容器ホルダを,搬送経路上から前記所定の位置に移動させるスライド機構を更に有する
    ことを特徴とする検体容器搬送装置。
  5. 請求項1に記載の検体容器搬送装置において,
    前記検体容器ホルダを,搬送経路上の前記所定の位置に停止させるホルダストッパを更に有する
    ことを特徴とする検体容器搬送装置。
  6. 請求項1に記載の検体容器搬送装置において,
    前記ホルダ本体は,その底面付近の側面から外方に突出する一対のガイドピンを有し,
    前記カバー部材は,閉状態において筒形状を形成する第1の可動カバーと第2の可動カバーを有し,
    前記第1の可動カバーと前記第2の可動カバーはそれぞれ,前記一対のガイドピンに嵌合する一対のガイド溝を有し,
    前記ガイド溝は,前記ホルダ本体の上昇時に前記第1の可動カバーと前記第2の可動カバーを開位置に移動させ,前記ホルダ本体の下降時に前記第1の可動カバーと前記第2の可動カバーを閉位置に移動させるように,前記ホルダ本体の移動方向に対して傾斜している
    ことを特徴とする検体容器搬送装置。
  7. 請求項1に記載の検体容器搬送装置において,
    前記カバー部材は,筒状部材と,前記筒状部材の上端側の開口を開閉する可動蓋を有し,
    前記ホルダ本体は,その底面付近の側面から外方に突出する一対のガイドピンと,上方に向かって延びる蓋押し上げ棒と,前記可動蓋と前記蓋押し上げ棒の上端を回動可能に連結する連結部材とを有し,
    前記筒状部材は,
    その下端側の側面に設けられる,前記一対のガイドピンに嵌合して前記ホルダ本体を上下方向に案内する一対のガイド溝と,
    その上端側の開口のうち前記蓋押し上げ棒の近傍位置に位置し,前記蓋押し上げ棒の上方への移動時に前記可動蓋の外縁部を上方から押さえることにより,前記可動蓋に回転運動を生じさせる蓋押さえ部と,
    その上端側の開口に設けられ,前記蓋押し上げ棒と共に,前記可動蓋を下方から支持する支持部と
    を有する
    ことを特徴とする検体容器搬送装置。
  8. 1つ又は複数の検体容器を収納する収納部を有するホルダ本体と,
    収容された前記検体容器を覆うように前記ホルダ本体に対して取り付けられる開閉可能なカバー部材と,
    を有し,
    前記カバー部材は,前記ホルダ本体が搬送経路の高さから上方に持ち上げられることで開き,前記ホルダ本体が搬送経路の高さまで降下されることで閉じる,検体容器ホルダ。
  9. 請求項8に記載の検体容器ホルダにおいて,
    前記ホルダ本体は,その底面付近の側面から外方に突出する一対のガイドピンを有し,
    前記カバー部材は,閉状態において筒形状を形成する第1の可動カバーと第2の可動カバーを有し,
    前記第1の可動カバーと前記第2の可動カバーはそれぞれ,前記一対のガイドピンに嵌合する一対のガイド溝を有し,
    前記ガイド溝は,前記ホルダ本体の上昇時に前記第1の可動カバーと前記第2の可動カバーを開位置に移動させ,前記ホルダ本体の下降時に前記第1の可動カバーと前記第2の可動カバーを閉位置に移動させるように,前記ホルダ本体の移動方向に対して傾斜している
    検体容器ホルダ。
  10. 請求項8に記載の検体容器ホルダにおいて,
    前記カバー部材は,筒状部材と,前記筒状部材の上端側の開口を開閉する可動蓋を有し,
    前記ホルダ本体は,その底面付近の側面から外方に突出する一対のガイドピンと,上方に向かって延びる蓋押し上げ棒と,前記可動蓋と前記蓋押し上げ棒の上端を回動可能に連結する連結部材とを有し,
    前記筒状部材は,
    その下端側の側面に設けられる,前記一対のガイドピンに嵌合して前記ホルダ本体を上下方向に案内する一対のガイド溝と,
    その上端側の開口のうち前記蓋押し上げ棒の近傍位置に位置し,前記蓋押し上げ棒の上方への移動時に前記可動蓋の外縁部を上方から押さえることにより,前記可動蓋に回転運動を生じさせる蓋押さえ部と,
    その上端側の開口に設けられ,前記蓋押し上げ棒と共に,前記可動蓋を下方から支持する支持部と
    を有する,検体容器ホルダ。
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