JP6640848B2 - 流体をスプレー本体の下方へ且つ入口ポートへ向けて誘導するように方向付けられた流体出口を採用する研磨パッド洗浄システム、及びそれに関連する方法 - Google Patents

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    • H01L21/30625With simultaneous mechanical treatment, e.g. mechanico-chemical polishing

Description

本開示の実施形態は、広くは、基板及び基板上に形成された層の平坦な表面を生成することに関し、特に、化学機械研磨(CMP)に関する。
集積回路及び他の電子デバイスの製造では、導電性、半導電性、及び誘電材料の複数の層が、半導体基板又はガラス基板などのウエハ基板の表面上に堆積され又はその表面から除去される。材料の層は、順番に基板上に堆積され且つ基板から除去され、基板の最も上側の表面は、非平面になる場合があり、更なるリソグラフィーパターニングがその上で行われ得る前に平坦化を必要とする。基板を平坦化することすなわち表面を「研磨」することは、基板表面から材料が除去されて、概して均一で平坦な基板表面を形成するプロセスである。平坦化は、粗い表面、造粒物、結晶格子の損傷、スクラッチ、及び汚染された層若しくは材料などの、望ましくない表面トポグラフィー及び表面欠陥を除去することにおいて有用である。平坦化は、特徴を埋めるために堆積された余剰な材料を除去することによって基板上に特徴を形成することにおいて、且つ、次のリソグラフィーに基づくパターニングステップのための均一な表面を提供するためにも有用である。
化学機械平坦化すなわち化学機械研磨(CMP)は、基板を平坦化するための一般的な技法である。CMPは、基板の表面からの材料の選択的な除去のために、通常は、研磨剤と混合されてスラリを生成する化学組成物を利用する。従来のCMP技法では、基板キャリア又は研磨ヘッドが、キャリアアセンブリに取り付けられて、CMP装置内の研磨パッドと接触するように、基板をその中に固定するように位置決めする。キャリアアセンブリは、基板に対して制御可能な圧力を提供し、基板を研磨パッドに対して促す。研磨パッドは、外部の駆動力によって基板に対して動かされる。したがって、CMP装置は、化学的な反応及び機械的な動作の両方の効果をもたらすために、研磨組成物すなわちスラリを分散させる一方で、基板の表面と研磨パッドとの間の研磨動作すなわち擦り動作を行う。研磨パッドは、スラリを分散させ且つ基板と接触するための精密な形状を有する。研磨パッドは、さもなければ研磨パッドの上に集まり、それによって処理される基板に損傷をもたらし、且つ、研磨パッドの寿命を低減させる、デブリ(debris)を除去するために洗浄され得る。ある場合には、洗浄の従来の方法は、研磨パッドに対して、脱イオン水(DIW)の噴霧(spray)を誘導することを含み得る。噴霧は、しばしば、スラリ及びデブリが、パッド上に堆積され、それによって、望ましくない場所に集まる原因となり、後で研磨される基板の基板汚染又はスクラッチングをもたらす。更に、ある場合には、噴霧が、デブリを含むミストを生成し、デブリは、製造設備内に蓄積され、全体の清浄性を低減させ且つ後で研磨される基板をスクラッチする可能性がある。デブリを優れて制御するために噴霧の速度を低減させることは、研磨パッドからのデブリ除去の効果を低減させるという欠点を有する。後で研磨される基板の汚染又はスクラッチの可能性を最小化する一方で、効果的にデブリを除去することによって研磨パッドを洗浄するための、より優れたアプローチが必要である。
本明細書で開示される実施形態は、流体をスプレー本体の下方へ且つ入口ポートへ向けて誘導するように方向付けられた流体出口を採用する研磨パッド洗浄システム、及びそれに関連する方法を含む。スラリと組み合わされた研磨パッドは、基板と接触し、その表面の材料を平坦化し、結果としてデブリを生成する。スプレーシステムは、研磨パッドからデブリを除去し、後で研磨される基板に対する損傷を妨げ、パッド効率を改良する。流体をスプレー本体の下方の研磨パッドへ且つ入口ポートへ向けて誘導することによって、デブリは、流体内に取り込まれ、スプレー本体の内側プレナムの中へ誘導され又は引き込まれ得る。流体に取り込まれたデブリは、次に、スプレー本体の出口ポートを通って内側プレナムから除去される。このやり方において、デブリの除去は、基板の欠陥を低減させ、設備の清浄性を改良し、且つ、パッドの寿命を延ばすことができる。
一実施形態では、研磨パッドのためのスプレーシステムが開示される。スプレーシステムは、底側及び上側を有するスプレー本体を含む。スプレー本体は、底側に対して開かれた入口ポート、内側プレナム、及び出口ポートも含む。スプレーシステムは、流体出口の第1の群を出て行く流体を、スプレー本体の底側の下方へ且つ入口ポートへ向ける配向を有する、流体出口の第1の群も含む。このやり方において、デブリは、流体によって取り込まれ、研磨パッドから効果的に除去され得る。
別の一実施形態では、化学機械研磨(CMP)システムが開示される。CMPシステムは、研磨中に研磨パッドを支持するためのプラテン及び基板を保持するための研磨ヘッドを有する。CMPシステムの改良は、プラテンに面する底側及び上側を有するスプレー本体を含む。スプレー本体は、底側に対して開かれた入口ポート、内側プレナム、及び出口ポートを含む。改良は、更に、流体出口の第1の群を出て行く流体を、スプレー本体の底側の下方へ且つ入口ポートへ向ける配向を有する、流体出口の第1の群を含む。このやり方において、高い運動エネルギーを有する流体は、デブリを取り込み、取り込まれたデブリをパッドの表面にわたり分配することなしに、研磨パッドから除去するために使用され得る。
更に別の一実施形態では、基板を研磨する方法が開示される。該方法は、研磨パッド上の基板を研磨する。該方法は、スプレー本体に連結された流体出口の第1の群から、研磨パッドに対してスプレー本体の底側の下方へ、且つ、スプレー本体内に形成された入口ポートへ向けて、流体を誘導することも含む。該方法は、更に、流体出口の第1の群から研磨パッドへ誘導された流体を、入口ポートを通してスプレー本体の中へ除去することを含む。このやり方において、研磨パッドに集まるデブリに関連する基板の品質の問題は、より確実に避けることができる。
一実施形態では、研磨パッドのためのスプレーシステムが開示される。スプレーシステムは、少なくとも1つの入口ポート、内側プレナム、及び出口ポートを含むスプレー本体を含み、少なくとも1つの入口ポートの各々は、研磨パッドの作業面に対して垂直に又は実質的に垂直に配置されるように構成された入口ポート中心軸を含む。スプレーシステムは、スプレー本体によって支持され且つそれぞれの流体出口中心軸に沿って流体を誘導するように配置された、流体出口の少なくとも1つの群も含み、流体出口の少なくとも1つの群のうちの任意の1つの群のそれぞれの流体出口中心軸は、互いに対して角度を付けられ、入口ポート中心軸のうちの関連付けられた1つに沿って又は隣接して配置された収束ポイントにおいて交差するように向けられている。このやり方において、高い運動エネルギーを有する流体は、デブリを取り込み、受容されたデブリをパッドの表面にわたり分配することなしに、研磨パッドからデブリを除去するために使用され得る。
別の一実施形態では、方法が開示される。該方法は、それぞれの流体出口中心軸に沿って流体出口の少なくとも1つの群から流体を誘導することを含む。流体出口の少なくとも1つの群のうちの任意の1つの群のそれぞれの流体出口中心軸は、互いに対して角度を付けられ、スプレー本体の少なくとも1つの入口ポートの少なくとも1つの入口ポート中心軸に沿って又は隣接して配置された収束ポイントにおいて交差するように向けられている。該方法は、研磨パッドの作業面において流体出口の少なくとも1つの群から誘導された流体を受けることも含む。該方法は、スプレー本体の少なくとも1つの入口ポートを用いて、研磨パッドの作業面において受けられた流体を、スプレー本体の内側プレナムへ誘導することも含み、少なくとも1つの入口ポートの各々は、研磨パッドの作業面に対して垂直に又は実質的に垂直に配置された入口ポート中心軸を含む。該方法は、流体を、出口ポートを通して、スプレー本体の内側プレナムから外へ流すことも含む。このやり方において、デブリは、製造領域を汚染することなしに、研磨パッドから効率的に除去され得る。
別の一実施形態では、化学機械研磨(CMP)システムが開示される。CMPシステムは、回転可能なプラテンに固定された研磨パッドを含む。CMPシステムは、研磨パッドに対して基板の表面を位置決めするように配置された研磨ヘッドも含む。CMPシステムは、少なくとも1つの入口ポート、内側プレナム、及び出口ポートを含むスプレー本体も含み、少なくとも1つの入口ポートの各々は、研磨パッドの作業面に対して垂直に又は実質的に垂直に配置されるように構成された入口ポート中心軸を含む。CMPシステムは、スプレー本体によって支持され、それぞれの流体出口中心軸に沿って流体を誘導するように配置された、流体出口の少なくとも1つの群も含む。流体出口の少なくとも1つの群のうちの任意の1つの群のそれぞれの流体出口中心軸は、互いに対して角度を付けられ、入口ポート中心軸の関連付けられた1つに沿って又は隣接して配置された収束ポイントにおいて交差するように向けられている。このやり方において、研磨パッドに集まるデブリに関連する基板の品質の問題は、より確実に避けることができる。
更なる特徴及び利点が、以下の詳細な説明で説明される。それらは部分的に、特許請求の範囲及び添付された図面をサポートする詳細な説明を含む、それらの説明から当業者に明らかであり、又は本明細書で説明されたように実施形態を実施することによって理解され得る。
前述の本実施形態の一般的な説明及び以下の詳細な説明の両方は、本開示の特性及び特徴を理解するための概略又は大枠を提供することを意図していることが理解されるべきである。添付の図面は、更なる理解を提供するために含まれており、本明細書に組み込まれ、本明細書の一部分を構成する。図面は、本開示の概念の原理及び動作を説明するために役立つ説明と併せて、様々な実施形態を示している。
本開示の上述の特徴を詳細に理解し得るように、上記で簡単に要約された本開示のより具体的な説明が、実施形態を参照することによって得られる。一部の実施形態は付随する図面に示されている。しかし、付随する図面は本開示の典型的な実施形態しか例示しておらず、したがって、本開示の範囲を限定すると見なすべきではなく、他の等しい有効な実施形態を含み得ることに留意されたい。
化学機械研磨(CMP)システムの研磨パッドからデブリを除去するための例示的なスプレーシステムを採用する例示的なCMPシステムの上面斜視図である。 化学機械研磨(CMP)システムの研磨パッドからデブリを除去するための例示的なスプレーシステムを採用する例示的なCMPシステムの概略的な上面図である。 デブリが洗浄されるべき研磨パッドの近傍の図1のスプレーシステムの前面断面図である。該スプレーシステムは、スプレー本体、及びスプレー本体によって支持され且つそれぞれの流体出口中心軸に沿って流体を誘導するように配置された流体出口の一群を含むように描かれている。流体出口中心軸は、互いに対して角度を付けられ、スプレー本体の関連付けられた入口ポートの入口ポート中心軸において又は隣接して、交差するように向けられている。 スプレー本体の少なくとも1つの入口ポートの少なくとも1つの仕切りを描いている、図3Aのスプレーシステムの前面断面図である。 図3Aのスプレー本体の入口ポートの流体出口の群のうちの第1の流体出口及び導管を描いている、図3Aのスプレー本体の一部分の右側面図である。 流体出口の群の例示的な相対位置を描いている、図3Cのスプレーシステムの一部分の底面図である。 統合されたリンスサブシステムを含むスプレーシステムの別の一実施形態の前面断面図である。 統合されたリンスサブシステムを含むスプレーシステムの別の一実施形態の右側面図である。 流体ベアリング及び螺旋形状入口ポートを含むスプレーシステムの更に別の一実施形態の前面右上面斜視図である。 流体ベアリング及び螺旋形状入口ポートを含むスプレーシステムの更に別の一実施形態の前面左上面斜視図である。 流体ベアリング及び螺旋形状入口ポートを含むスプレーシステムの更に別の一実施形態の前面断面図である。 流体ベアリング及び螺旋形状入口ポートを含むスプレーシステムの更に別の一実施形態の底面図である。 スタンドオフ及び螺旋形状入口ポートを含むスプレーシステムの更に別の一実施形態の前面断面図である。 図6B‐1は、スタンドオフ及び螺旋形状入口ポートを含むスプレーシステムの更に別の一実施形態の部分底面断面図である。図6B‐2及び図6B‐3は、それぞれ、スタンドオフの代替的な実施例を有するスプレーシステムの更なる実施形態の部分底面断面図である。 研磨パッドからデブリを除去するための例示的な一方法のフローチャートである。 基板を研磨するための例示的な一方法のフローチャートである。
理解を容易にするため、可能な限り、図面に共通する同一の要素を示すのに同一の参照番号を使用した。一実施形態の要素および特徴は、特記しなくとも、他の実施形態にも有益に組み込むことができることが予測される。
次に、幾つかの実施形態が詳細に参照される。それらの実施例は、全てではないが幾つかが、添付の図面に示されている。実際、本概念は、多くの異なる形態で具現化され得る。したがって、それらの実施形態は、本明細書を限定するものと解釈されるべきではない。可能なときは何時でも、類似の構成要素又は部分を参照するために、類似の参照番号が使用されている。
本明細書で開示される実施形態は、流体をスプレー本体の下方へ且つ入口ポートへ向けて誘導するように方向付けられた流体出口を有するスプレー本体を採用する研磨パッド洗浄システム、及びそれに関連する方法を含む。スラリと組み合わされた研磨パッドは、基板と接触し、その表面の材料を平坦化し、結果としてデブリを生成する。スプレーシステムは、研磨パッドからデブリを除去し、後で研磨される基板に対する損傷を妨げ、且つ、パッド効率を改良する。流体をスプレー本体の下方の研磨パッドへ且つスプレー本体の入口ポートへ向けて誘導することによって、デブリは、流体内に取り込まれ、スプレー本体の内側プレナムの中へ誘導され又は引き込まれ得る。流体に取り込まれたデブリは、次に、スプレー本体の出口ポートを通って内側プレナムから除去される。このやり方において、デブリの除去は、基板の欠陥を低減させ、設備の清浄性を改良し、且つ、パッドの寿命を延ばすことができる。
図1及び図2は、研磨パッド14、調整ヘッド106、スラリディスペンサ112、及びスプレーシステム10を含む、例示的な化学機械研磨(CMP)システム100の上面斜視図及び概略上面図である。CMPシステム100は、基板115の処理表面117を平坦化するために使用される。それによって、望ましくないトポグラフィー及び表面欠陥がそこから除去される。このプロセスの一部において、デブリ30が、生成され、研磨パッド14上に集まる。図3Aとの関連で後に説明されるように、スプレーシステム10は、スプレー本体18及び流体出口の一群22Aを採用し、流体23をスプレー本体の下方の研磨パッド14へ且つスプレー本体の入口ポートへ向けて誘導する。ある実施形態では、流体出口の第2の群22Bも使用され得る。このやり方では、デブリ30が、流体23内に取り込まれて、CMPシステム100からの除去のために、スプレー本体の内側プレナムの中へ誘導され又は引き込まれ得る。スプレーシステム10の詳細を説明する前に、次に、CMPシステム100の動作及び他の構成要素が紹介されて文脈を提供し、研磨パッド14、調整ヘッド106、及びスラリディスペンサ112が、CMPシステム100の部分としてのそれらの動作に関して説明される。
これに関して、CMPシステム100の研磨パッド14及び研磨ヘッド110は、研磨パッド14に対する基板115の処理表面117の物理的な接触によって且つ相対的な動作によって、基板115の処理表面117を平坦化するために使用され得る。平坦化は、材料の層が、順番に、基板115の処理表面117上に堆積され、基板115の処理表面117から除去される、次の処理のための準備において、望ましくない表面トポグラフィー及び表面欠陥を取り除く。例えば、基板115は、半導体ウエハであり得る。平坦化の間に、基板115は、研磨ヘッド110内に取り付けられ、基板115の処理表面117は、CMPシステム100の研磨パッド14と接触するように、CMPシステム100のキャリアアセンブリ118によって位置決めされ得る。キャリアアセンブリ118は、研磨ヘッド110内に取り付けられた基板115に対して制御された力Fを提供し、研磨パッド14の作業面12に対して基板115の処理表面117を促す。このやり方において、基板115と研磨パッド14との間に接触がもたらされる。
図1及び図2を継続的に参照すると、望ましくないトポグラフィー及び表面欠陥の除去は、それらの間にスラリが存在する研磨パッド14と基板115との間の相対的な回転動作によっても達成される。CMPシステム100のプラテン102は、研磨パッド14を支持し、回転の軸A1の周りで研磨パッド14に回転動作R1を提供する。プラテン102は、CMPシステム100の(図示せぬ)基部内のモータによって回転され得る。キャリアアセンブリ118も、回転の軸A2の周りで研磨ヘッド110内に取り付けられた基板115に回転動作R2を提供し得る。この相対的な動作の環境内にスラリが存在する。研磨パッド14の作業面12は、概して、平坦であるが、スラリを分配することによって研磨パッド14の性能を改良し得る、溝16を含んでもよい。スラリは、基板115の処理表面117からの材料の選択的な除去のために、通常、研磨剤と混合された化学組成物を含み得る。CMPシステム110は、相対的な動作の前、間、又は後に、研磨パッド14の1以上の範囲(radii)においてスラリを配置する、少なくとも1つのスラリディスペンサ112を含み得る。図1及び図2は、スプレーシステム10によって支持されたスラリディスペンサ112を描いているが、(図示せぬ)他の実施形態では、スラリディスペンサ112が、別の構成要素の部品として組み込まれてもよい。スラリ、研磨パッド14の特性、力F、及び回転動作R1、R2は、基板115の処理表面117において摩擦力及び研磨力を生成する。基板115の処理表面117から望ましくない表面トポグラフィー及び表面欠陥が除去される際に、摩擦力及び研磨力は、デブリ30を生成する。このやり方において、デブリ30は、研磨パッド14の作業面12上に集まり得る。
CMPシステム100は、一貫した研磨を保証するための他の構成要素を含む。図1及び図2を継続的に参照すると、平坦化の間に、摩擦力及び研磨力は、研磨パッド14の摩耗ももたらし得る。それは、研磨パッド14の効果を維持し且つ一貫した研磨速度を保証するために、周期的な粗面化(調整)を必要とし得る。これに関して、CMPシステム100は、ピボットアーム104の一端に取り付けられた調整ヘッド106及びパッド調整器108を有する、ピボットアーム104を更に備える。パッド調整器108は、調整ヘッド106の下側に取り付けられた、ダイヤモンドの結晶が埋め込まれたパッドであり得る。ピボットアーム104は、プラテン102と動作可能に連結され、ピボットアーム104が研磨パッド14を調整するために円弧動作において研磨パッド14の範囲にわたり前後にスイープする際に、研磨パッド14に対してパッド調整器108を維持する。このやり方において、研磨パッド14は、一貫した研磨速度を提供するように調整され得る。
調整に加えて、研磨パッド14は、スプレーシステム10を使用する洗浄によっても、CMPシステム100内に維持される。研磨パッド14の洗浄は、研磨パッド14からのデブリ30(研磨残留物及び圧密されたスラリ)を洗浄するために、頻繁に実行されなければならない。一実施形態では、洗浄が、研磨パッド14との接触から研磨ヘッド110内に取り付けられた基板115を除去し、且つ、スラリディスペンサ112からのスラリの供給を止めることを含み得る。それによって、(図3Aを参照して後に説明される)スプレーシステム10によって誘導される流体23が、研磨パッド14からデブリ30を除去し得る。このやり方において、研磨パッド14は、デブリ30の洗浄が行われ得る。
今や、CMPシステム100の動作が紹介されたので、次に、スプレーシステム10の一実施形態が詳細に説明される。これに関して、図3A及び図3Bは、図1のスプレーシステム10の前面断面図であり、図3Cは、右側面図である。図3Dは、スプレーシステム10の一部分の底面図である。スプレーシステム10は、スプレー本体18、プラグ壁44、相互連結プレート47、流体導管25A、25B、流体出口の第1の群22A(1)〜22A(N)、流体出口の第2の群22B(1)〜22B(N)、及び仕切り36(1)〜36(P)を含む。スプレー本体18は、上側19A、底側19B、及び入口ポート34を含む。スプレー本体18は、動作の間に流体23が集まることを避けるために、凸状外側上面を含み得る。流体出口の第1の群22A(1)〜22A(N)及び流体出口の第2の群22B(1)〜22B(N)は、流体23をスプレー本体18の底側19Bの下方へ且つ入口ポート34へ向けて誘導するように方向付けられている。更に、この実施形態では、流体出口22A(1)〜22A(N)、22B(1)〜22B(N)が、それぞれの流体出口中心軸AA、ABに沿って、流体23を誘導するように配置されている。流体出口中心軸AA、ABは、互いに対して角度を付けられ、スプレー本体18の入口ポート34(1)〜34(N)の入口ポート中心軸Aiにおいて又は隣接して交差するように向けられている。流体出口の群22A(1)〜22A(N)、22B(1)〜22B(N)の各流体出口は、動作が同様であり、共に研磨パッド14からデブリ30を除去し得る。
短い紹介として、スプレー本体18は、第1の側42から第2の側40へ、長さL(図2参照)だけ延在し得る。ある場合には、長さLが、少なくとも研磨パッド14の半径の八十(80)パーセントの長さであり、他の実施例では、研磨パッド14のサイズと同じであり得る。これに関して、流体23を流体出口22A(1)〜22A(N)、22B(1)〜22B(N)へ供給する流体導管25A、25Bは、少なくともスプレー本体18の第1の側42から第2の側40へ、長手方向軸A0(図2参照)に沿って延在し得る。スプレー本体18の第1の側42から第2の側40への長手方向軸A0の軌跡は、直線であり、曲がっており、湾曲を有し、又は別の望ましい形状であり得る。流体導管25A、25Bの長さは、流体出口22A(1)〜22A(N)、22B(1)〜22B(N)が、スプレー本体18に沿って配置されることを可能にし、且つ、研磨パッド14の半径に沿った分散された配置のために、研磨パッド14に流体23を供給し、研磨パッド14からデブリ30を取り除くための(後で説明される)高エネルギー区域28(1)〜28(N)を生成することを可能にする。スプレーシステム10は、仕切り36(1)〜36(P)であって、入口ポート34内に配置され、入口ポート34を、それぞれ、流体出口の第1の群22A(1)〜22A(N)に関連付けられ、それぞれ、流体出口の第2の群22B(1)〜22B(N)に関連付けられた、入口ポート34(1)〜34(N)へ分離して、スプレー本体18の入口ポート34(1)〜34(N)の中へ流体23が入ることを促進する、仕切り36(1)〜36(P)も含み得る。スプレー本体18が、動作を可能にするために、研磨パッド14の上方に配置されたときに、仕切り36(1)〜36(P)は、スプレー本体18の底側19Bの下方へ研磨パッド14に向けて延在し得る。このやり方において、仕切り36(1)〜36(P)は、入口ポート34(1)〜34(N)において、取り込まれたデブリ30を伴う流体23を、より効率的に受け入れるように配置され得る。
入口ポート34(1)〜34(N)の説明を継続すると、入口ポート34(1)〜34(N)の各々は、スプレー本体18の内側プレナム26内に配置された内側リップ52へ延在し得る。高エネルギー区域28(1)〜28(N)からの流体23は、入口ポート34(1)〜34(N)を通って内側プレナム26へ移動し得る。スプレー本体18の出口ポート46は、入口リップ52と協働して動作し、流体23の逆流(図3A参照)及び流体23内に取り込まれたデブリ30が、研磨パッド14へ戻ることを妨げ得る。このやり方において、研磨パッド14(図3A参照)は、デブリ30がない状態に保たれ、研磨パッド14の寿命を延ばし得る。
図3Aから図3Dを継続的に参照すると、次に、スプレー本体18、プラグ壁44、相互連結プレート47、流体導管25A、25B、流体出口の群22A(1)〜22A(N)、22B(1)〜22B(N)、及び仕切り36(1)〜36(P)を含む、スプレーシステム10の構成要素の具体的な詳細が説明される。プラグ壁44、相互連結プレート47、及び仕切り36(1)〜36(P)は、スプレー本体18と一体的に形成され得るが、本明細書で説明され描かれているように、代替的に、分離して形成され得ることに留意されたい。次に、これらの構成要素が、順番に詳細に説明される。
これに関して、スプレー本体18は、スプレーシステム10のための構造的な基礎として働き得る。スプレー本体18は、第1の側42から第2の側40へ長さL(図2参照)だけ延在し、強い弾力的な材料、例えば、金属、アルミニウム、及び/又はプラスチックを含み得る。例えば、長さLは、百(100)ミリメートルから五百(500)ミリメートルまでの範囲内に含まれ得る。スプレー本体18の内面51は、内側プレナム26の少なくとも部分を形成し得る。内側プレナム26の中への流体23の通路を提供する入口ポート34(1)〜34(N)は、スプレー本体18と一体的に形成され得る。このやり方において、スプレー本体18は、それぞれ、流体出口22A、22Bの群20(1)〜20(N)の群の流体出口中心軸AA、ABが、入口ポートの中心軸Aiに対して精密に位置決めされ得ることを可能にし、それによって、流体23内に取り込まれたデブリ30は、内側プレナム26へ流れ得る。
プラグ壁44と相互連結プレート47は、両方、内側プレナム26から外へ、取り込まれたデブリ30を伴う流体23を誘導するために使用される。プラグ壁44と相互連結プレート47は、強い弾力的な材料、例えば、金属、アルミニウム、及び/又はプラスチックを含み得る。プラグ壁44と相互連結プレート47は、熱ボンド、粘着ボンド、接着ボンドを用いて、又は機械的な取り付けによって、それぞれ、スプレー本体18の第2の側40と第1の側42に固定され得る。図示せぬある実施形態では、プラグ壁44と相互連結プレート47が、例えば、プラスチック射出成形を用いて、スプレー本体18と一体的に形成され得る。プラグ壁44は、スプレー本体18の第2の側40において流体23の動きを遮断し、それによって、スプレー本体18の第1の側42へ、流体23を誘導する助けとなり得る。第1の側42では、出口ポート46が、流体23が内側プレナム26を出て行くための相互連結プレート47を通る通路を形成する。このやり方において、デブリ30は、内側プレナム26から除去され得る。
プラグ壁44と相互連結プレート47に関して、第1の接触部材60と第2の接触部材62が使用されて、洗浄の間の研磨パッド14の作業面12(図3A参照)に対する当接を形成し得ることに留意されたい。ある実施形態では、第1の接触部材60が、プラグ壁44に取り付けられ、第2の接触部材62が、相互連結プレート47に取り付けられ得る。他の場合には、第1及び第2の接触部材60、62が、スプレー本体18に沿った他の位置に取り付けられ得る。第1の接触部材60と第2の接触部材62は、摩耗性材料、例えば、プラスチックを含み、当接の間の研磨パッド14への損傷を妨げ得る。第1の接触部材60と第2の接触部材62は、洗浄の間に研磨パッド14に対する所定の相対位置にスプレー本体18を配置するような高さ寸法を有し得る。このやり方において、入口ポート34(1)〜34(N)の入口中心軸Aiは、研磨パッド14に対して垂直に又は実質的に垂直に位置決めされ、流体23が入口ポート34(1)〜34(N)の中へ効率的に流れることを促進し得る。
図3Aから図3Dを継続的に参照すると、流体導管25A、25Bは、流体出口22A、22Bの群20(1)〜20(N)へ流体23を供給し、スプレー本体18に対する流体出口22A、22Bの一定の位置を維持し得る。流体導管25A、25Bは、流体23の流れのための滑らかな内側通路を提供するために円筒形状を有し、流体導管24A、25Bの内面は、流体23の漏れに対して抵抗性を有する強い弾力的な材料、例えば、金属、アルミニウム、又はプラスチックを含み得る。流体導管25A、25Bは、流体導管25A、25Bに対する圧力下で、流体23を提供するための1以上の流体ポンプ82(図1参照)と流体連通し得ることに留意されたい。このやり方において、流体23は、スプレーシステム10に供給され得る。
流体出口の群22A(1)〜22A(N)、22B(1)〜22B(N)は、それぞれ、流体23を、流体出口軸AA、ABに沿って、それぞれの関連付けられた入口軸Ai上の又は入口軸Aiに隣接する収束ポイントへ向ける。例えば、流体出口の群22A(1)〜22A(N)、22B(1)〜22B(N)は、流体23を誘導するための円形状又は矩形状である開口部31A、31B(図3D参照)を有し得る。ある実施形態では、流体出口の群22A(1)〜22A(N)、22B(1)〜22B(N)は、スプレー本体18の部分を通るように形作られた開孔を備え得る。このやり方において、流体23は、入口ポート中心軸Ai(図3A参照)に対してシータ_A、シータ_B(θ、θ)の角度位置において研磨パッド14に向けられ、流体23が入口ポート34(1)〜34(N)のうちの関連付けられたものへ流れることを保証し得る。他の実施形態では、流体出口22A、22Bが、スリット、孔、交換可能なノズルフィッティング、及びデフレクタのうちの少なくとも1つを備え得る。デフレクタは、ファンのような形状のスプレーを生成する表面であり(且つ、流体出口の部品であり又は流体出口から分離され)得る。
図3Aから図3Dを継続的に参照すると、スプレーシステム10は、研磨パッド14(図3A参照)の作業面12と平行な流体23の動きを遮断することによって、入口ポート34(1)〜24(N)への流体23の動きを促進する、仕切り36(1)〜36(P)を含み得る。仕切り36(1)〜36(P)は、1以上の熱ボンド、粘着ボンド、接着ボンドを用いて、又は機械的な取り付けによって、入口ポート34(1)〜34(N)と隣接するように(又はそれらの間において)スプレー本体18に固定され得る。ある実施形態では、仕切り36(1)〜36(P)が、スプレー本体18と一体的に形成され得る。このやり方において、仕切り36(1)〜36(P)が使用されて、研磨パッド14の作業面12と平行な流体23の動きを抑制し、流体23をスプレー本体18の入口ポート34(1)〜34(N)へ誘導し得る。スプレー本体18の入口ポート34(1)〜34(N)を通って、流体23内に取り込まれたデブリ30が、研磨パッド14から除去され得る。
図3Aに戻って参照しながら、次に、スプレーシステム10を通る流体23の流れ、流体出口の群22A(1)〜22A(N)、22B(1)〜22B(N)の間の寸法的な関係、研磨パッド14、及び入口ポート34の特徴が説明される。前述されたように、図3Aは、研磨パッド14の作業面12の近傍のスプレーシステム10の前面断面図である。作業面12は、動作の間にデブリが生成されている一方で、平坦性を改良し、基板115(図1参照)から選択された材料を除去するために利用され得る。デブリ30は、作業面12上に集まり、デブリ30が除去されなければ、研磨パッド14の性能が損なわれ、及び/又は続けて後で研磨される基板がそれによって損傷され又は汚染され得る。作業面12は、概して平坦であるが、デブリが集まり且つデブリの除去を難しくするという犠牲を払って、スラリを分配することによって研磨パッド14の性能を改良し得る溝16も含み得る。スプレーシステム10は、デブリ30を除去し、それによって、研磨パッド14の性能を回復及び/又は維持するために使用され得る。
図3Aを継続的に参照すると、スプレーシステム10は、スプレー本体18と、スプレー本体18によって支持され、又はスプレー本体18と統合され、且つ、流体導管25A、25Bによって流体23が供給される、流体出口の群22A(1)〜22A(N)、22B(1)〜22B(N)とを含む。流体出口の群22A(1)〜22A(N)、22B(1)〜22B(N)は、流体23をスプレー本体18の下方の研磨パッド14へ且つ入口ポート34(1)〜34(N)へ向けて誘導する。流体23が入口ポート34(1)〜34(N)へ移動する際に、流体23は、研磨パッド14からデブリ30を取り込む。入口ポート34(1)〜34(N)は、スプレー本体18の内側プレナム26への通路を画定する。スプレー本体18は、流体23及び流体23内に取り込まれたデブリ30を、出口ポート46へ向けて且つ研磨パッド14から離れるように誘導し得る。このやり方において、研磨パッド14の作業面12は、効率的にデブリ30の洗浄が行われ得る。
スプレーシステム10は、効率的な動作を可能にする他の特徴を含む。特に、流体出口22A、22Bは、それぞれ、流体出口中心軸AA、ABに沿って、流体23を誘導するように配置されている。流体出口中心軸AA、ABは、互いに対して角度を付けられ、収束ポイント27において交差する。その方向が矢印24A、24Bで示される流体23は、収束ポイント27への方向において流体出口22A、22Bを出て行き、作業面12において相互作用し、乱流の高エネルギー区域28を形成する。流体23のモーメンタム(momentum)は、高エネルギー区域28へ力を提供する。高エネルギー区域28では、流体23が、作業面12において以前に集められたデブリ30と相互作用する。流体23は、高エネルギー区域28において作業面12からデブリ30を除去し、デブリ30は、矢印24Cで示されているように、流体23が高エネルギー区域28内で移動し且つ作業面12から離れる際に、流体23内に取り込まれる。例えば、流体23は、デブリ30と化学的に相互作用して作業面12からのデブリ30の除去を促進し得る、脱イオン水及び/又は他の物質を含み得る。このやり方において、デブリ30は、作業面12から除去され得る。
スプレーシステム10は、研磨パッド14及び高エネルギー区域28からのデブリ30の搬送も促進する。高エネルギー区域28に入る流体23の逆の流れの衝撃モーメンタムは、既に高エネルギー区域28内にある流体23が、作業面12と平行な方向において高エネルギー区域28を離れることを妨げるように働く。高エネルギー区域28の中へ連続的に流体23が流れることから生じる圧力は、高エネルギー区域28及び流体23内に蓄積され、その圧力(及び作業面12から反射された流体23のモーメンタム)は、流体23が作業面12から離れるように押し、高エネルギー区域28をスプレー本体18の少なくとも1つの入口ポート34へ拡張する。入口ポート34は、研磨パッド14の作業面12と垂直に又は実質的に垂直に配置された、入口ポート中心軸Aiを有し得る。本明細書で使用される際に、「実質的に垂直」という用語は、垂直から十(10)度の範囲内にあることを意味する。研磨パッド14に対する入口ポート中心軸Aiの角度位置は、流体23を高エネルギー区域28の中へ向ける流体出口22A、22Bのうちのいずれか単一の1つからの、高エネルギー区域28へのモーメンタムの貢献に偏ることなく、スプレー本体18の中への流体23の流入を促進する。これに関して、流体出口中心軸AA、ABは、それぞれ、入口ポート中心軸Aiに対する角度位置シータ_A、シータ_B(θA、θB)を有し、これらの角度位置シータ_A、シータ_Bは、同じ角度値であり得る。
図3Aを継続的に参照すると、収束ポイント27は、入口中心軸Aiに沿って又は隣接して配置され、スプレー本体18の入口ポート34のエントランスにおいて高エネルギー区域28を位置決めし、高エネルギー区域28を入口ポート34の中へ拡張することを優れて可能にする。表現を変えると、収束ポイント27を入口ポート中心軸Ai上に配置することによって、流体23のモーメンタムは、流体出口22A、22Bから入口ポート中心軸Aiに集中される。このやり方において、高エネルギー区域28は、入口ポート中心軸Aiに沿った流体のモーメンタムエネルギー(momentum energy)を使用して、入口ポート34の中へ拡大し得る。
スプレーシステム10の入口ポート34は、入口ポート34を通る流体23の動きを更に促進する、追加の特徴を含み得る。図3Bは、スプレー本体18の少なくとも1つの入口ポート34の少なくとも1つの仕切り36(1)を描いている、図3Aのスプレーシステム10の前面断面図である。仕切り36(1)は、研磨パッド14の作業面12と平行な流体23の動きを遮断することによって、入口ポート34への流体23の動きを促進する。この点だけではなく、図3C及び図3Dは、スプレー本体18の流体出口22A、22Bの群20のうちの流体出口22B及び入口ポート34の仕切り36(1)、36(2)を描いている、スプレー本体18の右側面図及び底面図である。この場合に、流体23は、複数の方向において、作業面12と平行に高エネルギー区域28を離れることを妨げられている。このやり方において、高エネルギー区域28内の流体23は、その中に取り込まれたデブリ30を伴って、入口ポート34を通るように誘導され又は引き込まれるより高い可能性を有する。一旦、流体23が入口ポート34(1)を通って移動すると、流体23は、内側プレナム26の中へ入る。内側プレナム26は、スプレー本体18の第1の側42から、第1の側42と反対の第2の側40へ延在し得る。図3Cで示される一実施形態では、スプレー本体18が、第2の側40においてプラグ壁44を含み、第1の側42において相互連結プレート47を通る出口ポート46を含み得る。流体23とその中に取り込まれたデブリ30は、相互連結プレート47の出口ポート46を通って、内側プレナム26から離れ得る。このやり方において、デブリ30は、研磨パッド14から離れるように搬送され、研磨パッド14の性能を回復させる。
図3Aに戻って参照すると、他の特徴も、高エネルギー区域28から入口ポート34を通る、流体23とその中に取り込まれたデブリ30の動きを更に促進し得る。入口ポート34は、高エネルギー区域28内の流体23の蓄積された圧力を、流体23を拡大通路50の中へ誘導する又は引っ張る速度へと変換するスロート48を含み得る。集合的に、スロート48、内側プレナム26、及び拡大通路50は、スプレー本体18の部分として一体的に形成され得る。拡大通路50は、内側プレナム26内に配置された内側リップ52まで延在する。拡大通路50は、スプレー本体18の部分として形成され得る。スプレー本体18のその部分は、流体23が内側リップ52へ到達する際に、流体23の速度を低減させるための拡大形状として形作られ得る。拡大通路50は、幅X1及びX2を伴って図3Aで描かれている。ここで、下流の幅X2は上流の幅X1よりも大きく、拡大形状を提供している。低減された速度は、ミストの生成を最小化し得る。ミストの生成は、流体23内に取り込まれたデブリ30を製造設備全体に運び、後で研磨される基板をスクラッチし、且つ、他の品質問題をもたらし得る。拡大通路50は、スロート48からの流体23の速度の、流体23を内側リップ52にわたり持ち上げる重力位置エネルギーへの変換を促進する。結果としてのより遅い速度は、取り込まれたデブリ30を含むミストが、生成される可能性を低減させ得る。そのミストは、製造設備の全体的な清浄性に影響を与え、後で研磨される基板をスクラッチし得る。これに関して、幅X1、X2は、重力位置エネルギーへの漸進的な変換を提供するように選択され得る。仕切り36(1)、36(2)が、スロート48から延在し、内側リップ52の部分を形成することにも留意されたい。
更に、一旦、流体23が、重力位置エネルギーの閾値量を取得すると、流体23は、内側リップ52を越えて移動し、内側プレナム26の中へ入る。内側リップ52は、スプレー本体18の出口ポート46と併せて働き、流体23が、内側リップ52を越えて逆流すること及び入口ポート34を通って研磨パッド14の作業面12へ戻ることを妨げる。逆流を妨げることと一貫して、スプレー本体18の出口ポート46は、流体23とその中に含まれたデブリ30を、内側プレナム26から除去し、内側プレナム26内の流体の水位を、内側リップ52のものよりも低い高さに維持する。このやり方において、流体23とその中に取り込まれたデブリ30は、逆流として作業面12に戻ることを妨げられ得る。さもなければ、研磨パッド14の性能が低減され得る。
図3Dは、流体出口22A、22Bの例示的な相対位置を描いている、図3Cのスプレーシステム10の一部分の底面図である。流体出口22A、22Bの開口部31A、31Bは、スプレー本体18と研磨パッド14との間の距離、流体出口22A、22Bを離れる流体23の速度、及び入口ポート中心軸Aiに対する角度位置シータ_A、シータ_B(θ、θ)を含む、幾つかの要因に応じる、分離距離Dsを有し得る。このやり方において、流体23は、研磨パッド14の作業面12からデブリ30を除去し得る。
研磨パッド14に対するスプレーシステム10のスプレー本体18の相対位置は、流体23内に取り込まれたデブリ30が、入口ポート34(1)〜34(N)を通って流れることを可能にする。特に、スプレーシステム10の場合には、入口ポート34(1)〜34(N)の入口中心軸Aiが、研磨パッド14の作業面12に対して垂直に又は実質的に垂直になり得るように、スプレー本体18が位置決めされ得る。研磨パッド14に対してスプレー本体18を精密に位置決めするために、スプレーシステム10は、研磨パッド14との当接を生み出し、それによって、研磨パッド14上でスプレー本体18を支持するように構成されたベアリング面を画定することによって、研磨パッド14に対してスプレー本体18を位置決めするための、スペーサ又は接触部材60、62(図3C参照)を含み得る。
図1に戻って参照すると、流体導管25A、25Bは、少なくとも1つの流体ポンプ82と流体連通し、出口ポート46は、流体廃棄システム84と流体連通し得る。このやり方において、スプレーシステム10は、流体23がスプレーシステム10に供給され、流体23内に取り込まれたデブリ30が研磨パッド14から除去され得るように、位置決めされ得る。
図4A及び図4Bは、それぞれ、統合されたリンスサブシステム70を含むスプレーシステム10Aの別の一実施形態の前面断面図及び右側面図である。リンスサブシステム70は、研磨パッド14が乾燥しないことを保証するために、研磨パッド14に対して更なる又は第2の流体23Cを提供するように使用され得る。スプレーシステム10Aは、スプレーシステム10と同様であり、したがって、簡略化及び明快さのために差異のみが説明され得る。スプレー本体18Aは、リンスサブシステム70の連結を除いて、スプレー本体18と同様であり得る。リンスサブシステム70は、例えば、研磨パッド14の回転方向に対してスプレー本体18Aの上流又は下流側の何れかにおいて、スプレー本体18Aの単一の側に連結され得る。代替的に、2つのリンスサブシステム70が、スプレー本体18Aの両側に連結され得る。
リンスサブシステム70は、流体導管25C及び開口部72(1)〜72(N2)を含み得る。流体導管25Cは、流体導管25Cが、第2の流体23Cを研磨パッドに向けて入口ポート34から離れるように誘導する開口部72(1)〜72(N2)を含み得るということを除いて、1以上の流体ポンプ(図1参照)との流体連通に関して、流体導管25A、25Cと同様であり得る。このやり方において、第2の流体23Cは、研磨パッド14が乾燥することを妨げるために、研磨パッド14に向けられ得る。
スプレーシステム10の他の実施形態が存在する。これに関して、図5Aから図5Dは、それぞれ、スプレーシステム10Bの更に別の一実施形態の前面右上面斜視図、前面左上面斜視図、前面断面図、及び底面図である。それは、スプレー本体18B、流体出口の群22C(1)〜22C(N)、少なくとも1つの流体凹部74(1)〜74(N3)、及び入口ポート34Bを含む。スプレーシステム10と同様に、スプレー本体18Bは、底側19B及び上側19A、内側プレナム26、並びに入口ポート34Bを含む。流体出口の群22C(1)〜22C(N)は、流体出口の群22C(1)〜22C(N)を出て行く流体23を、矢印76Aによって示されているように、スプレー本体18Bの底側19Bの下方へ且つ入口ポート34Bへ向けて誘導する、角度位置シータ_D(θ)における配向を含む。研磨パッド14に向けられた流体23は、作業面12において高エネルギー区域28Bを生成する。流体23のモーメンタムは、高エネルギー区域28Bへ力を提供する。高エネルギー区域28Bでは、流体23が、作業面12において以前に集められたデブリ30と相互作用する。流体23は、高エネルギー区域28Bにおいて作業面12からデブリ30を除去し、デブリ30は、矢印76Bで示されているように、流体23が高エネルギー区域28B内で移動し且つ作業面12から離れる際に、流体23内に取り込まれる。流体23は、入口ポート34Bに入るためのモーメンタムを伴って、流体出口の群22C(1)〜22C(N)によって誘導される。入口ポート34Bは、研磨パッド14に対して、百五(105)度から百七十五(175)度までの範囲内に含まれる角度シータ_C(θ)を伴って配置され得る。角度シータ_D(θ)は、研磨パッド14の垂直線に対して、十五(15)度から八十五(85)度までの範囲内に含まれ得る。このやり方において、デブリ30は、研磨パッド14から除去され離れるように誘導され得る。
流体23とその中に取り込まれたデブリ30は、入口ポート34Bの部分としての通路86を通ってリップ52Bまで移動する。通路86は、流体23がリップ52Bへ到達する際に、流体23の速度を低減させるための拡大形状を有し得る。拡大通路86は、幅X1及びX2を伴って図5Cで描かれている。ここで、下流の幅X2は上流の幅X1よりも大きく、拡大形状を提供している。低減された速度は、ミストの生成を最小化し得る。ミストの生成は、取り込まれたデブリ30を製造設備全体に運び、後で研磨される基板をスクラッチし、且つ、他の品質問題をもたらし得る。流体23が流体出口の群22C(1)〜22C(N)によって提供される十分なモーメンタムを有している限りにおいて、流体23は、矢印76C(図5C参照)によって描かれているように、リップ52Bを越えて内側プレナム26へ入り得る。図5Cのスプレーシステムのリップ52Bと内側プレナム26は、図3Aのスプレーシステム10の類似の構成要素と同様に動作する。リップ52B、内側プレナム26、及び出口ポート46は、研磨パッド14への流体23の逆流を妨げる。これに関して、内側プレナム26内の流体23は、出口ポート46(図5B参照)を通って移動し、内側プレナム26を離れる。このやり方において、流体23内に取り込まれたデブリ30は、研磨パッド14及びスプレー本体18Bから除去され得る。
その中に取り込まれたデブリを伴う流体23が入口ポート34Bの中へ移動し、その後、内側プレナム26へ移動する効率を改良するために、仕切り36(1)〜36(P)とダム78が、スプレーシステム10Bの部分として設けられ得る。仕切り36(1)〜36(P)は、入口ポート34B内に配置され、入口ポート34を、それぞれ、流体出口の群22C(1)〜22C(N)に関連付けられた、入口ポート34B(1)〜34(N)へ分離して、モーメンタムを用いてスプレー本体18Bの入口ポート34B(1)〜34B(N)の中へ流体23が入ることを促進し得る。更に、ダム78は、スプレー本体18Bの底側19Bから延在し、また、スプレー本体18Bの内面51Bを外面56Bに連結させる。ダム78は、スプレーシステム10Bが動作するときに、研磨パッド14に対して近接又は当接するように形成されている。ダム78は、さもなければスプレー本体18Bの内面51Bからスプレー本体18Bの外面56Bへ、スプレー本体18Bの底側をわたって移動することによって、入口ポート34Bの中へ入ることを免れ得る、流体23の部分を妨げ又は実質的に低減させる。入口ポート34Bからのこの逃避を妨げることによって、流体23は、流体出口の群22C(1)〜22C(N)によって提供されたモーメンタムを用いて、より効率的に入口ポート34Bへ入り得る。仕切り36(1)〜36(P)とダム78を使用することによって、流体23とその中に取り込まれたデブリ30は、後で出口ポート46を通って除去されるために、内側プレナム26へと効率的に誘導され得る。
図5Aから図5Dを継続的に参照すると、ダム78は、流体23が入口ポート34Bから逃避することを妨げる特徴を含み得る。1つの場合では、スプレー本体18Bが、流体導管25E、供給チャネル80(1)〜80(N3)、及び流体凹部74(1)〜74(N3)を含み得る。流体導管25Eは、流体導管25Eが、流体23Eを流体導管25Eから流体凹部74(1)〜74(N3)へ提供する供給チャネル80(1)〜80(N3)と流体連通しているということを除いて、動作において流体導管25A、25Bと同様であり得る。流体凹部74(1)〜74(N3)は、スプレー本体18Bの流体凹部74(1)〜74(N3)の各々と研磨パッド14との間で流体ベアリングを生成する流体導管25Eによって提供される圧力下にある流体23Eを含む。スプレー本体18Bのダム78と研磨パッド14との間の流体23Eは、好適には、取り込まれたデブリ30を伴う流体23が、スプレー本体18Bのダム78を通って移動することを妨げもする。このやり方において、ダム78は、取り込まれたデブリ30を伴う流体23を、入口ポート34Bの中へ、究極的には除去されるために内側プレナムの中へより効果的に誘導する。
図6A及び図6B‐1は、それぞれ、スプレー本体18C、スタンドオフ88(1)〜88(N1)、及び入口ポート34Cを含む、スプレーシステム10Cの更に別の一実施形態の、前面断面図及び部分底面断面図である。スプレーシステム10Cは、図5Cのスプレーシステム10Bと同様であり、したがって、明瞭さ及び簡潔さのために主として差異が説明される。これに関して、スプレーシステム10Cは、取り込まれたデブリ30を伴う流体23が、入口ポート34Cに入り、入口ポート34Cから除去されるために内側プレナム26へ移動することを促進する、ダム78Cの別の一実施形態を有し得る。ダム78Cは、スプレー本体18Cから距離Dだけ延在する、スタンドオフ88(1)〜88(N1)を備え得る。距離Dは、例えば、1ミリメートルの5分の1から一(1)ミリメートルまでの範囲内に含まれ得る。スタンドオフ88(1)〜88(N1)は、スプレー本体18Cのダム78Cと研磨パッド14との間を通って移動するデブリ30を伴った流体23の動きに対する抵抗を提供し、それによって、流体23をプレナム26の中へ誘導するために、研磨パッド14に対して当接もする。
スタンドオフ88(1)〜88(N1)は、一部の流体23が内面51Cから外面56Cへ通過することを可能にし、それによって、研磨パッド14を湿った状態に維持するように構成されている。スタンドオフ88(1)〜88(N1)は、流体23がダム78Cの下から出て行く際に、スタンドオフ88(1)〜88(N1)の後ろの部分が乾燥することを妨げるように形作られ及び/又は配向され得る。例えば、スタンドオフ88(1)〜88(N1)は、図6B‐1で示されているように、スプレー本体18Cの長さLに対して角度を付けられた厚いラインの形態を採る、突出のパターンであり得る。図6B‐2及び図6B‐3は、それぞれ、スタンドオフ88(1)〜88(N1)の代替的な実施例を伴う、スプレーシステム10Cの更なる実施形態の部分底面断面図である。それらは、スプレー本体18Cの底側19Bから研磨パッド14へ向けて延在する涙型及び直線の形態を採る、突出のパターンである。
図7は、研磨パッド14からデブリ30を除去するための例示的な一方法200のフローチャートである。次に、方法200が、図7で表されている動作202a〜202dに関連して上述された用語を使用して説明される。これに関して、方法200は、研磨パッド14の作業面12に対して、スプレーシステム10の少なくとも1つの接触部材60、62を当接させて、スプレーシステム10の入口中心軸Aiを、研磨パッド14と垂直に又は実質的に垂直に配置することを含み得る(図7の動作202a)。このやり方において、スプレー本体18は、研磨パッド14を洗浄するための準備がなされる。
方法200は、少なくとも1つの流体ポンプ82を用いて、流体出口22A、22Bの少なくとも1つの群20(1)〜20(N)へ、流体23を提供すること、及び流体出口22A、22Bから流体23を誘導することも含み得る(図7の動作202b)。流体23は、液体、例えば、脱イオン水であり得る。流体23は、流体出口22A、22Bの少なくとも1つの群20(1)〜20(N)から、それぞれの流体出口中心軸AA、ABに沿って誘導される。流体出口22A、22Bの群20(1)〜20(N)は、スプレー本体18によって収容及び支持され、流体出口22A、22Bの少なくとも1つの群20(1)〜20(N)のうちの任意の1つのそれぞれの流体出口中心軸AA、ABは、互いに対して角度を付けられ、スプレー本体18の少なくとも1つの入口ポート34(1)〜34(N)の入口ポート中心軸Aiの少なくとも1つに沿って又は隣接して配置された収束ポイント27において交差するように向けられる。一実施形態では、流体出口中心軸AA、ABの各々が、それぞれの入口ポート中心軸Aiに対して角度(θ、θ)において配置され、例えば、(θ、θ)は、五(5)度から八十五(85)度までの範囲内に含まれる。流体出口22A、22Bのうちの任意の2つの開口部31A、31Bは、分離距離Dsによって分離され得る。このやり方において、流体23は、研磨パッド14に向けられ得る。
方法200は、流体出口22A、22Bの少なくとも1つの群20(1)〜20(N)から向けられた流体23を、研磨パッド14の作業面12で受けること、及びスプレー本体18の少なくとも1つの入口ポート34(1)〜34(N)を用いて、流体23をスプレー本体18の内側プレナム26へ誘導することも含む(図7の動作202c)。少なくとも1つの入口ポート34(1)〜34(N)の各々は、研磨パッド14の作業面12と垂直に又は実質的に垂直に配置されたそれぞれの入口ポート中心軸Aiを含む。少なくとも1つの入口ポート34(1)〜34(N)は、スプレー本体18と一体的に形成された少なくとも1つのディフューザ通路50(1)〜50(N)を含み得る。流体23は、少なくとも1つのディフューザ通路50(1)〜50(N)を通って、誘導され又は引っ張られ得る。流体23は、少なくとも1つのディフューザ通路50(1)〜50(N)のそれぞれのスロート48から、スプレー本体18の少なくとも1つの内面51のそれぞれの内側リップ52へ誘導され得る。それぞれの内側リップ52は、内側プレナム26内に配置され得る。このやり方において、流体23内に取り込まれたデブリ30は、研磨パッド14から除去され、内側プレナム26へ移送され得る。内側リップ52は、デブリ30の研磨パッド14への逆流を妨げる。
方法200は、スプレー本体18からデブリ30を除去することを含む。特に、該方法は、その中に取り込まれたデブリ30を伴う流体23を、スプレー本体18の内側プレナム26から外へ、出口ポート46を通して流す(図7の動作202d)。この流体23は、廃棄のために流体廃棄システム84(図1参照)へ流れ得る。このやり方において、デブリ30は、製造領域から除去され、汚染を妨げ得る。
更に、図8は、基板115を研磨する例示的な一方法300のフローチャートである。次に、方法300が、図8で表されている動作302a〜302dに関連して上述された用語を使用して説明される。これに関して、方法300は、研磨パッド14上の基板115を研磨することを含み得る(図8の動作302a)。方法300は、スプレー本体18に連結された流体出口の第1の群22A(1)〜22A(N)から、研磨パッド14に対してスプレー本体18の底側19Bの下方へ、且つ、スプレー本体18内に形成された入口ポート34に向けて、流体23を誘導することも含む(図8の動作302b)。方法300は、流体出口の第1の群22A(1)〜22A(N)から、研磨パッドに対して向けられた流体23を、入口ポート34を通して除去することも含む(図8の動作302c)。方法300は、スプレー本体18に連結された流体出口の第2の群22B(1)〜22B(N)から、研磨パッドに対してスプレー本体18の底側19Bの下方へ、且つ、スプレー本体18内に形成された入口ポート34へ向けて、流体23を誘導することも含む(図8の動作302d)。流体出口の第1の群と流体出口の第2の群は、入口ポート34によって分離され得る。このやり方において、研磨パッド14は、デブリ30の洗浄が効率的に行われ得る。
本明細書で説明されなかった多くの修正及び他の実施形態が、当業者には明らかであり、それらの実施形態は、前述の説明及び関連する図面内で提示された教示の利益を享受している。したがって、詳細な説明及び特許請求の範囲は、本開示の特定の実施形態に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲には、変形例及び他の実施形態が含まれると企図されていることが、理解されるべきである。実施形態は、提示された実施形態の修正例及び変形例を含み、それらは、添付の特許請求の範囲及びそれらの等価物の範囲内にあることが意図されている。本明細書では特定の用語が採用されているが、それらは、一般的な意味を有し且つ説明のためにのみ使用されており、限定を目的とするものではない。
以上の説明は本開示の実施形態を対象としているが、本開示の基本的な範囲を逸脱することなく本開示の他の及び更なる実施形態を考案することができ、本開示の範囲は、添付の特許請求の範囲によって定められる。

Claims (11)

  1. 化学機械研磨システム内に配置された研磨パッドのためのスプレーシステムであって、
    底側及び上側を有し、前記底側に対して開かれている入口ポート、内側プレナム、及び出口ポートを含む、スプレー本体、
    流体出口の第1の群であって、該流体出口の第1の群を出て行く流体を、前記スプレー本体の前記底側の下方へ且つ前記入口ポートへ向けて誘導する配向を有する、流体出口の第1の群、並びに
    前記入口ポート内に配置され、前記入口ポートを第1の入口ポートと第2の入口ポートへ分離する仕切りであって、通路が前記入口ポートから前記内側プレナムの中へ延在し、前記仕切りの両側で前記通路を通過する流体の混合を妨げる、仕切り
    を備える、スプレーシステム。
  2. 流体出口の第2の群であって、該流体出口の第2の群を出て行く流体を、前記スプレー本体の前記底側の下方へ且つ前記入口ポートへ向けて誘導する配向を有する、流体出口の第2の群を更に備え、前記入口ポートが、前記流体出口の第1の群と前記流体出口の第2の群を分離する、請求項1に記載のスプレーシステム。
  3. 化学機械研磨システム内に配置されたスプレーシステムであって、前記化学機械研磨システムが、研磨中に研磨パッドを支持するためのプラテン及び基板を保持するための研磨ヘッドを有し、前記スプレーシステムが、
    前記プラテンに面する底側及び上側を有し、前記底側に対して開かれている入口ポート、内側プレナム、及び出口ポートを含む、スプレー本体
    流体出口の第1の群であって、該流体出口の第1の群を出て行く流体を、前記スプレー本体の前記底側の下方へ且つ前記入口ポートへ向けて誘導する配向を有する、流体出口の第1の群、並びに
    流体出口の第2の群であって、該流体出口の第2の群を出て行く流体を、前記スプレー本体の前記底側の下方へ且つ前記入口ポートへ向けて誘導する配向を有する、流体出口の第2の群、
    を備え
    前記入口ポートが、前記流体出口の第1の群と前記流体出口の第2の群を分離する、
    スプレーシステム。
  4. 流体出口の第3の群であって、前記スプレー本体に連結され、該流体出口の第3の群を出て行く流体を、前記入口ポートから離れるように誘導する配向を有する、流体出口の第3の群を更に備える、請求項3に記載のスプレーシステム。
  5. 化学機械研磨システム内に配置されたスプレーシステムであって、前記化学機械研磨システムが、研磨中に研磨パッドを支持するためのプラテン及び基板を保持するための研磨ヘッドを有し、前記スプレーシステムが、
    前記プラテンに面する底側及び上側を有し、前記底側に対して開かれている入口ポート、内側プレナム、前記入口ポートから前記内側プレナムの中へ延在する拡大通路、及び出口ポートを含む、スプレー本体、並びに
    流体出口の第1の群であって、該流体出口の第1の群を出て行く流体を、前記スプレー本体の前記底側の下方へ且つ前記入口ポートへ向けて誘導する配向を有する、流体出口の第1の群
    を備える、スプレーシステム。
  6. 化学機械研磨システム内に配置されたスプレーシステムであって、前記化学機械研磨システムが、研磨中に研磨パッドを支持するためのプラテン及び基板を保持するための研磨ヘッドを有し、前記スプレーシステムが、
    前記プラテンに面する底側及び上側を有し、前記底側に対して開かれている入口ポート、内側プレナム、前記入口ポートから前記内側プレナムの中へ延在する通路、及び出口ポートを含む、スプレー本体
    流体出口の第1の群であって、該流体出口の第1の群を出て行く流体を、前記スプレー本体の前記底側の下方へ且つ前記入口ポートへ向けて誘導する配向を有する、流体出口の第1の群、並びに
    前記入口ポート内に配置され、前記入口ポートを第1の入口ポートと第2の入口ポートへ分離する、仕切り、
    を備え
    前記仕切りが、前記仕切りの両側で前記通路を通過する流体の混合を妨げる、
    スプレーシステム。
  7. 化学機械研磨システム内に配置されたスプレーシステムであって、前記化学機械研磨システムが、研磨中に研磨パッドを支持するためのプラテン及び基板を保持するための研磨ヘッドを有し、前記スプレーシステムが、
    前記プラテンに面する底側及び上側を有し、前記底側に対して開かれている入口ポート、内側プレナム出口ポート、及び前記底側内に形成された1以上の流体凹部を含む、スプレー本体、並びに
    流体出口の第1の群であって、該流体出口の第1の群を出て行く流体を、前記スプレー本体の前記底側の下方へ且つ前記入口ポートへ向けて誘導する配向を有する、流体出口の第1の群
    を備え
    前記流体凹部が、前記入口ポートによって前記流体出口の第1の群から分離されている、
    スプレーシステム。
  8. 前記スプレー本体の第1の端部に連結されたダムであって、前記底側から離れるように延在する、ダムを更に備える、請求項5から7のいずれか一項に記載のスプレーシステム。
  9. 前記スプレー本体の第1の端部に連結されたダムであって、前記底側から離れるように延在する、ダム、及び
    前記スプレー本体の向かい合った端部に連結された少なくとも1つのスペーサであって、前記底側から離れるように延在し、前記研磨パッド上で前記スプレー本体を支持するように構成されたベアリング面を画定する、スペーサを更に備える、請求項5から7のいずれか一項に記載のスプレーシステム。
  10. 前記スプレー本体の前記上側が、凸状外側上面を更に備える、請求項3から9のいずれか一項に記載のスプレーシステム。
  11. 基板を研磨する方法であって、
    研磨パッド上の基板を研磨すること、
    スプレー本体に連結された流体出口の第1の群から、前記研磨パッドに対して前記スプレー本体の底側の下方へ、且つ、前記スプレー本体内に形成された入口ポートへ向けて、流体を誘導すること、
    前記スプレー本体に連結された流体出口の第2の群から、前記研磨パッドに対して前記スプレー本体の底側の下方へ、且つ、前記スプレー本体内に形成された前記入口ポートへ向けて、流体を誘導すること、及び
    前記流体出口の第1の群並びに前記流体出口の第2の群から前記研磨パッドに対して向けられた前記流体を、前記研磨パッドから前記入口ポートを通して前記スプレー本体の中へ除去すること
    を含み、
    前記流体出口の第1の群と前記流体出口の第2の群が、前記入口ポートによって分離されている、
    方法。
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