JP6640774B2 - 送電装置および電力伝送システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、送電装置および電力伝送システムに関する。
電気自動車、モバイル端末などに搭載された電池を充電するために、コイル間の相互誘導を用いて、非接触で充電または給電を行う非接触電力伝送の利用が増えている。非接触型の電力伝送では、高周波電流がコイルに流れることにより電磁界が発生するが、当該電磁界が、放送、無線通信などに電磁妨害を与える懸念がある。そのため、国際規格等により、電磁界強度に対し許容値が定められている。しかし、伝送しようとする電力の増加に応じて、電磁界強度も増加するため、伝送可能な電力を容易に増やすことができない。
そこで、伝送可能な電力を向上させるために、電力伝送系統を複数にするという対策が行われている。また、2つの系統の電流の向きまたは位相を逆にした逆相送電を行うことにより、磁界強度を抑える手法がある。しかし、要求される電力が増加しているため、このような対策を講じても磁界強度が規格等で定められた許容値を超えてしまうという問題がある。
国際公開2015/189976号
本発明の一実施形態は、複数の電力伝送系統を有する非接触型の電力伝送システムにおいて、逆相効果を得つつ、周波数拡散を行うことにより、磁界強度を抑える。
本発明の一態様としての送電装置は、第1磁界を発生させる第1送電部と、前記第1磁界と逆位相である第2磁界を発生させる第2送電部と、を備える。そして、同一のタイミングで、前記第1送電部が前記第1磁界の周波数を新たな値に変更し、前記第2送電部が前記第2磁界の周波数を前記新たな値に変更する。
本発明の一実施形態に係る電力伝送システムを説明する図。 高周波電流生成部の構成の一例を示す図。 高周波電流生成部の構成の他の一例を示す図。 本実施形態で行われる周波数拡散を説明する図。 両系統の周波数が一致する時点の電磁妨害に関わる磁界強度および周波数の関係を示す図。 逆相効果を得ることができない周波数拡散を説明する図。 両系統の周波数が一致しない時点の電磁妨害に関わる磁界強度および周波数の関係を示す図。 Duty比を変える場合のDC−DCコンバータの動作を説明する図。 整流部の構成の一例を示す図。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電力伝送システムを説明する図である。図1に示された電力伝送システムは、送電装置1と、受電装置2と、を備える。
送電装置1は、2つの送電部と、指定部13と、を備える。2つの送電部を、第1送電部11および第2送電部12と記載する。各送電部は、送電コイルと、高周波電流生成部と、を備える。第1送電部11の送電コイルを第1送電コイル111と、第2送電部12の送電コイルを第2送電コイル121と、記載する。第1送電部11の高周波電流生成部を第1高周波電流生成部112と、第2送電部12の高周波電流生成部を第2高周波電流生成部122と、記載する。
受電装置2は、2つの受電部を備える。2つの受電部を、第1受電部21および第2受電部22と記載する。各受電部は、受電コイルと、整流部と、を備える。第1受電部21の受電コイルを第1受電コイル211と、第2受電部22の受電コイルを第2受電コイル221と、記載する。第1受電部21の整流部を第1整流部212と、第2受電部22の整流部を第2整流部222と、記載する。
本電力伝送システムでは、送電装置1から受電装置2に対し、電磁誘導による磁界にて電力が伝送されることを想定する。つまり、本電力伝送システムは、非接触型の電力伝送システムである。また、本実施形態の電力伝送システムの磁界強度を許容値内に抑えつつも、なるべく大きな電力を送るために、少なくとも2つの電力伝送系統を有する。以降において、電力伝送系統は単に系統と記載する。
図1では、第1送電部11と、第1受電部21と、が第1系統を構成する。また、第2送電部12と、第2受電部22と、が第2系統を構成する。
また、本実施形態では、逆相化が行われる。逆相化は、干渉し合う2つの磁界の位相を逆にすることである。本実施形態では、各系統から発生した磁界の位相を逆にする。これにより、発生した磁界が互いに打ち消しあうため、磁界強度が低減するという逆相効果が得られる。逆相化は、磁界を生み出す電流の向きまたは位相を調整することにより行われる。
さらに、本実施形態では、周波数拡散が行われる。周波数拡散は、所定の範囲内において、発生した磁界の周波数を変えていくことである。例えば、磁界を生成する高周波電流(RF電流)を生成する際のスイッチング周波数を変化させることにより、発生する磁界の周波数を変化(拡散)させる。このようにすると、発生する磁界の周波数が一定の場合よりも、発生する磁界強度が減少することが知られている。
つまり、本実施形態の電力伝送システムは、逆相化と、周波数拡散と、の両方を行うことにより、磁界強度を抑える。但し、本実施形態では、逆相化と、周波数拡散を両立させるための制御も行う。当該制御の詳細は、後述する。
送電装置1は、磁界を発生させることにより、電力を受電装置2に供給する。その際、送電装置1は、逆相化および周波数拡散を行う。
2つの送電コイルは、電流が流れることにより磁界を発生させる。第1送電コイル111から発生した磁界が第1受電コイル211に到達すると、第1送電コイル111と第1受電コイル211との間で相互結合が生じる。これにより、第1受電コイル211は第1送電コイル111から電力を受け取る。同様に、第2送電コイル121から発生した磁界が第2受電コイル221に到達すると、第2送電コイル121と第2受電コイル221との間で相互結合が生じる。これにより、第2受電コイル221は第2送電コイル121から電力を受け取る。このようにして、非接触で電力が伝送される。ここで、第2送電コイル121から発生される磁界は第1送電コイルから発生される磁界とは逆位相である。
なお、コイルの種類は、巻線とフェライトコアの配置などから、ソレノイド型と、スパライラル型があるが、いずれの型でもよい。第1送電コイル111および第2送電コイル121の型が異なっていてもよい。
2つの高周波電流生成部は、高周波電流を生成して、対応する送電コイルに送る。ここでは、第1高周波電流生成部112は、第1高周波電流を生成して、第1送電コイル111に送るとする。第2高周波電流生成部122は、第2高周波電流を生成して、第2送電コイル121に送るとする。これにより、2つの送電コイルから2つの磁界が発生するが、さらに逆相効果を得るように、第1および第2の高周波電流の位相または向きが定められる。
電流の位相または向きをどのように調整するかは、事前に定められているとする。高周波電流の位相により逆相効果を得るとした場合は、2つの高周波電流の位相が逆になる。高周波電流の向きにより逆相効果を得るとした場合は、2つの送電コイルの巻線の巻き方向に応じて、電流の向きが異なる。2つの送電コイルの巻線の巻き方向が同じであるときは、2つの高周波電流の向きが逆になる。両送電コイルの巻線の巻き方向が異なるときは、2つの高周波電流の向きが同じになる。このように、2つの送電コイルから発生した磁界の位相が逆になるように、各高周波電流生成部が高周波電流を生成することにより、逆相効果を得ることができる。
また、2つの高周波電流生成部は、周波数拡散を行うために、指定部13により指定されたタイミングにおいて、高周波電流の周波数を新たな値に変更する。このとき、2つの高周波電流生成部は、周波数を同一の値に変更する。つまり、第1高周波電流の周波数と、第2高周波電流の周波数とは、どの時点においても同じである。当該理由については後述する。
高周波電流生成部は、高周波電流の周波数を、指定部13から指定された値に変えてもよい。或いは、予め定められた周波数に変えてもよい。例えば、周波数の複数の値が記録されたテーブルを高周波電流生成部が保持していて、当該テーブルから変更する値が選択されてもよい。その場合、周波数の値はランダムに選択されてもよい。或いは、規則的(周期的)に選択されてもよい。例えば、周波数の値の候補がf1、f2、f3、f4であった場合、常にf1、f2、f3、f4の順番で選択されてもよい。
但し、周波数拡散の効果を得るために、変更後の周波数の値(新たな値)は、変更直前の周波数の値とは異なるとする。例えば、現在の周波数がf1であり、1つ前の周波数がf1と異なるf2であればよく、2つ前の周波数がf1であってもよい。
周波数の値は、疑似乱数により算出されたものであってもよい。或いは、正弦波などの周期関数のグラフのプロット値でもよい。但し、伝送電力、高周波電流の電流値の安定のために、周波数の変化が正弦波状になることが好ましい。
高周波電流生成部は、回路にて実現してもよい。例えば、高周波電流生成部は、インバータ、整流器、力率改善回路(PFC)、電圧変換回路などを含んでいてもよい。
図2は、高周波電流生成部の構成の一例を示す図である。図2では、第1高周波電流生成部112が示されているが、第2高周波電流生成部122も同様である。第1高周波電流生成部112は、AC電源1121と、AC−DC変換部1122と、DC−DCコンバータ1123と、インバータ1124と、フィルタ1125と、補償回路1126と、を備える。なお、高周波電流生成部の構成要素は、図2の例に限られるわけではない。各構成要素が行う処理が不要であるならば、当該構成要素は省略されてもよい。
AC電源1121は、交流電流をAC−DC変換部1122に供給する。AC電源は、三相電源でも単相電源でもよい。AC−DC変換部1122は、交流電流を直流電流に変換する。AC電源には、力率改善回路、整流器などが接続されていてもよい。AC−DC変換部1122は、供給された交流電流を直流電流に変換する。
DC−DCコンバータ1123は、送られた直流電流を所望の電圧に変換(昇圧または降圧)する。なお、インバータが位相シフト制御を行うことにより、DC−DCコンバータ1123の代わりに、変圧してもよい。その場合は、DC−DCコンバータ1123は省略されてもよい。
インバータ1124は、直流電流を所望の周波数の交流電流に変換する。これにより、高周波電流の生成および周波数の変換が行われる。
フィルタ1125は、インバータ1124から出力された高周波電流の高調波成分を低減する。これにより、電磁妨害に対する磁界強度を許容値よりも低くする。なお、フィルタ1125は、キャパシタ、インダクタ、または、キャパシタとインダクタの組み合わせにより構成されてもよい。補償回路1126は、高周波電流が送電コイルに送られる前に、力率改善、電流と電圧との位相差の軽減などを目的に、高周波電流を補正する。補償回路1126は、例えば、キャパシタなどから構成され、キャパシタは送電コイルに直列に接続されてもよいし、並列に接続されてもよい。このようにして、生成および調整された高周波電流が送電コイルに送られる。
なお、第1高周波電流生成部と第2高周波電流生成部とは、共通の構成要素を有していてもよい。図3は、高周波電流生成部の構成の他の一例を示す図である。図3の例では、AC電源およびAC−DC変換部が第1高周波電流生成部112および第2高周波電流生成部122から外れて、第1高周波電流生成部112および第2高周波電流生成部122の両方に対し直流電流を供給する電流供給部14として構成されている。このように、高周波電流生成部の一部が高周波電流生成部または送電装置1の外部にあってもよい。
指定部13は、第1高周波電流生成部112および第2高周波電流生成部122に対し、周波数を変更するタイミングを指定する。なお、図1では、1つの指定部13が2つの高周波電流生成部にタイミングを指定しているが、送電装置1が2つの指定部を備え、各指定部が、対応する高周波電流生成部それぞれにタイミングを指定してもよい。その場合、各高周波電流生成部が各指定部を含んでもよい。当該タイミングは、第1高周波電流生成部112および第2高周波電流生成部122両方とも同じとする。2つの高周波電流の周波数が異なる期間があると、当該期間において、逆相化の効果が得られなくなるためである。
指定部13は、2つの高周波生成部に対し同一のタイミングを通知することができるならば、その構成は特に限られるものではない。例えば、クロック信号をそのまま2つの高周波生成部に送信してもよいし、クロック信号を分周してインバータを動作させる周期の信号を送信してもよい。
図4は、本実施形態で行われる周波数拡散を説明する図である。図4に示された各ブロック(矩形)は、高周波電流が同一周波数である期間を示す。つまり、点線で示された各ブロックの境界は、指定部13により指定された、周波数を変更するタイミングである。図4の上側に示された複数のブロックが、第1系統に係る各期間を示す。図4の下側に示された複数のブロックが第2系統に係る各期間を示す。各ブロック内の記号が当該期間の高周波電流の周波数を示す。なお、磁界の周波数と同じである。
図4の各ブロックの幅で示されるように、タイミングの間隔、つまり、前回の周波数の変更のタイミングから、次回の周波数の変更のタイミングまでの時間間隔は、一定でなくともよい。また、当該時間間隔を、当該時間間隔における高周波電流の周波数に応じて定めてもよい。なお、以降、当該時間間隔を周波数変更間隔と記載する。
図4に示すように、ある期間における周波数の値と、その次の期間における周波数の値とは、いずれも異なる。ゆえに、周波数拡散が行われている。さらに、図4では、両系統の周波数が変更されるタイミングが一致している。ゆえに、いずれの時点においても、両系統の周波数は一致する。
図5は、両系統の周波数が一致する時点での電磁妨害に関わる磁界強度および周波数の関係を示す図である。図5の2つの磁界の周波数はともにf5である。破線(線の隙間の間隔が広い方)が第1系統から発生する磁界の周波数を示す。点線(線の隙間の間隔が狭い方)が第2系統から発生する磁界の周波数を示す。実線が、両系統から発生する磁界による合成波の周波数を示す。
2つの系統から発生する磁界の周波数が同一であるため、逆相化を行うことにより、2つの系統から発生する磁界が打ち消し合い、合成波の磁界強度は元の磁界強度よりも小さくなる。つまり、本実施形態では、周波数拡散が行われても逆相効果を得ることができる。
図6は、逆相効果を得ることができない周波数拡散を説明する図である。図6の上側の図では、変更する周波数の値は同じであるが、周波数を切り替えるタイミングが両系統で異なる場合を示す。図6の下側の図では、周波数を切り替えるタイミングが両系統で同じであるが、変更する周波数の値が異なる場合を示す。これらの場合、ある時点において、第1系統にて用いられる周波数と第2系統にて用いられる周波数が異なる。
図7は、両系統の周波数が一致しない時点の電磁妨害に関わる磁界強度および周波数の関係を示す図である。破線で示された第1系統の周波数はf5、点線で示された第2系統の周波数はf6とする。図7で示すように、2つの系統のグラフは、ピークの位置が異なる。ゆえに、逆相化しても両系統から発生する磁界同士が打ち消し合わず、逆相効果が得られず、合成波は2つの周波数特性を持つようになる。
このように、逆相化と周波数拡散の両方を行ったとしても、周波数を変更するタイミングが異なる場合、または変更する周波数が異なる場合は、両方の効果が得られない。ゆえに、本実施形態では、同一のタイミングで、2つの高周波生成部が周波数を同一の値に変更する。これにより、周波数拡散を行っても逆相化の効果を得ることができる。
なお、第1高周波電流および第2高周波電流の周波数を同一にするには、第1高周波電流生成部のインバータ1124のスイッチング動作と、第2高周波電流生成部のインバータ1224のスイッチング動作と、を同期させればよい。
なお、周波数を変化させると、伝送電力が変動する。電子機器、バッテリなどは供給される電力が不安定であると、劣化、不具合などを起こしやすい。また、リチウムイオン電池の充電などで、定電流定電圧が求められる場合もある。そのため、受電装置2が受け取った電力が変動する場合、受電装置2側で電力の変動を抑える機能が必要となる。また、高周波電流の電流値、電磁妨害に関わる磁界強度にも影響を与えてしまう。
そこで、周波数拡散により伝送電力が増減される分を、高周波電流の電圧または電流を増減することにより補い、伝送電力を一定に保つようにしてもよい。例えば、高周波電流生成部内のDC−DCコンバータがDuty比を変えることにより、高周波電流の電圧の調整(変圧比の調整)を行ってもよい。あるいは、高周波電流生成部内のインバータが、位相制御を行うことにより、高周波電流の電圧または電流の調整を行ってもよい。
しかし、単純にDuty比を変えるだけでは、問題が生じる。図8は、Duty比を変える場合のDC−DCコンバータの動作を説明する図である。周波数がf1の第1期間と。周波数がf2の第2期間と、が示されている。
図8の上から1番目のグラフ(パルス波)は、インバータの状態(オンオフ)を示す。図8に示した周波数変更タイミングで、インバータのオンオフの周期(Dutyサイクル)が変化する。これにより、高周波電流の周波数が変更される。図8の上から2番目のグラフは、Duty比を変えない場合のDC−DCコンバータの状態を示す。この場合、周波数が変更されるが、変圧比が変更されないため、伝送電力が変動する。
図8の上から3番目のグラフは、周波数を変更するタイミングでDuty比を変える場合のDC−DCコンバータの動作を示す。Dutyサイクルに対するオンの割合が、第2期間のほうが第1期間よりも大きくなっていることが分かる。つまり、第2期間においてDuty比が増加している。これにより、伝送電力が補われる。しかし、周波数変更タイミング直前のオフの間隔が、それまでよりも短くなっている。これは、DC−DCコンバータがオフの状態の途中で、周波数変更タイミングが来たためである。ゆえに、第1期間の最後のDuty比は、第1期間のそれまでのDuty比と異なる。したがって、第1期間の最後において、伝送電力の変動が生じてしまう。
このような事態を防ぐために、本実施形態では、周波数の変更のタイミングと、DC−DCコンバータのDutyサイクルと、を調整してもよい。具体的には、DC−DCコンバータは、Dutyサイクルを高周波電流の周期の整数倍(高周波電流の周波数の分の1の整数倍)とする。そして、周波数変更間隔を、Dutyサイクルの整数倍とする。
図8の上から4番目のグラフは、Dutyサイクルを高周波電流の周波数の3分の1にし、周波数変更間隔をDutyサイクルの4倍にした場合を示す。このようにした場合、4番目のグラフに示すように、DC−DCコンバータのオフの状態が終わるタイミングと、周波数が変更されるタイミングが一致する。ゆえに、3番目のグラフとは異なり、第1期間において、Duty比は変動しない。そして、DC−DCコンバータは、3番目のグラフと同様、第2期間においてDuty比を大きくしている。これにより、伝送電力を一定に保つことができる。
以上のようにして、送電装置1から発生する磁界強度を一定に抑えることができる。また、伝送する電力も一定に保つことができる。
受電装置2は、相互誘導により2つの受電コイルに生じた電力を受け取る。受電コイルの種類は、送電コイル同様、いずれの型でもよい。第1受電コイル211および第2受電コイル221の型が異なっていてもよい。
2つの整流部は、受電コイルからの高周波電流を整流し、バッテリ、他の装置などに流すためのものである。図9は、整流部の構成の一例を示す図である。図9では、第1整流部212が示されているが、第2整流部222も同様である。第1整流部212は、補償回路2121と、フィルタ2122と、整流回路(リップ除去回路)2123と、DC−DCコンバータ21124と、を備える。なお、整流部の構成は、高周波電流を整流することができればよく、図9の例に限られるわけではない。各構成要素が行う処理が不要であるならば、当該構成要素は省略されてもよい。
第1受電コイル211からの高周波電流は、補償回路2121およびフィルタ2122を介して、整流器2113へ伝送される。補償回路2121もキャパシタなどにより構成されていてもよく、当該キャパシタは、第1受電コイル211に直列に接続されていても、並列に接続されていてもよい。フィルタ2122も、キャパシタ、インダクタ、またはこれらの組み合わせから構成されていてもよい。また、電磁妨害に対する磁界強度が許容値に対して十分に低い場合は、フィルタ2122はなくてもよい。
整流器2123は、例えば、フルブリッジのダイオードなどにより構成されていてもよい。整流後の電流は、リップル成分を多く含む。ゆえに、整流器は、リップルを除去するために、キャパシタ、インダクタ、またはこれらの組み合わせからなるリップル除去回路を含んでいてもよい。DC−DCコンバータ2124は、整流器2123の整流後に電圧変換を行う。こうして、整流、変圧等が行われた電流がバッテリ等に送られる。
以上のように、本実施形態の送電装置1は、周波数拡散および逆相化の両方の効果を得るために、第1系統および第2系統において、変更する周波数の値と、変更のタイミングを同じにする。これにより、周波数拡散が行われても、各系統から発生する磁界の周波数が同じとなるため、磁界同士がそれぞれ打ち消し合い、電磁妨害に関わる磁界強度の低減効果が得られる。
また、伝送電力を一定に保つために、DC−DCコンバータのDuty比が調整されてもよい。この際、周波数の変更のタイミングと、DC−DCコンバータのDutyサイクルと、が調整されることにより、周波数が変更されるタイミングの前において、Duty比が変動することを防ぐことができる。これにより、伝送電力の変動、高周波電流の増減などを防ぐことができる。
なお、本実施形態の各処理は専用の回路で実現されることを想定しているが、周波数を変更するタイミングの指定など、回路の制御に関する処理は、CPUがメモリに格納されたプログラムを実行することにより実現されてもよい。
上記に、本発明の一実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 送電装置
11 第1送電部
111 第1送電コイル
112 第1高周波電流生成部
1121 第1高周波電流生成部のAC電源
1122 第1高周波電流生成部のAC−DCコンバータ
1123 第1高周波電流生成部のDC−DCコンバータ
1124 第1高周波電流生成部のインバータ
1125 第1高周波電流生成部のフィルタ
1126 第1高周波電流生成部の補償回路
12 第2送電部
121 第2送電コイル
122 第2高周波電流生成部
1223 第2高周波電流生成部のDC−DCコンバータ
1224 第2高周波電流生成部のインバータ
1225 第2高周波電流生成部のフィルタ
1226 第2高周波電流生成部の補償回路
13 指定部
14 電流供給部
2 受電装置
21 第1受電部
211 第1受電コイル
212 第1整流部
22 第2受電部
221 第2受電コイル
2121 第1整流部の補償回路
2122 第1整流部のフィルタ
2123 第1整流部の整流器
2124 第1整流部のDC−DCコンバータ
222 第2整流部

Claims (8)

  1. 第1磁界を発生させる第1送電部と、
    前記第1磁界と逆位相である第2磁界を発生させる第2送電部と、
    を備え、
    同一のタイミングで、前記第1送電部が前記第1磁界の周波数を新たな値に変更し、前記第2送電部が前記第2磁界の周波数を前記新たな値に変更する
    送電装置。
  2. 前記第1送電部が、
    第1電流を生成する第1電流生成部と、
    前記第1電流が流れることにより、前記第1磁界を発生させる第1送電コイルと、
    を備え、
    前記第2送電部が、
    第2電流を生成する第2電流生成部と、
    前記第2電流が流れることにより、前記第2磁界を発生させる第2送電コイルと、
    を備え、
    同一のタイミングで、前記第1電流生成部が前記第1電流の周波数を前記新たな値に変更し、前記第2電流生成部が前記第2電流の周波数を前記新たな値に変更する
    請求項1に記載の送電装置。
  3. 前記第2電流生成部が、前記第1電流とは逆位相の前記第2電流を生成することにより、前記第2磁界が前記第1磁界と逆位相になる
    請求項2に記載の送電装置。
  4. 前記第1送電コイルおよび前記第2送電コイルの巻線の向きが同じ場合は、前記第2電流生成部が、前記第2電流を、前記第1電流と逆向きに生成することにより、
    前記第1送電コイルおよび前記第2送電コイルの巻線の向きが逆の場合は、前記第2電流生成部が、前記第2電流を、前記第1電流と同じ向きに生成することにより、
    前記第2磁界が前記第1磁界と逆位相になる
    請求項2に記載の送電装置。
  5. 前記第1電流生成部が第1DC−DCコンバータを備え、
    前記第2電流生成部が第2DC−DCコンバータを備え、
    前記第1電流および前記第2電流の周波数を変更するタイミングにおいて、前記第1DC−DCコンバータおよび前記第2DC−DCコンバータが、Dutyサイクルを前記新たな分の1の整数倍に変更し、
    周波数が変更されたタイミングから次に周波数を変更するタイミングまでの間隔が、変更されたDutyサイクルの整数倍である
    請求項2ないし4のいずれか一項に記載の送電装置。
  6. 前記第1送電部および前記第2送電部に、周波数を変更するタイミングを指定する指定部
    をさらに備える請求項1ないし5のいずれか一項に記載の送電装置。
  7. 前記第1磁界の周波数の変化が正弦波状である
    請求項1ないし6のいずれか一項に記載の送電装置。
  8. 送電装置と、受電装置と、を備え、非接触にて電力を伝送する電力伝送システムであって、
    前記送電装置は、
    第1磁界を発生させる第1送電部と、
    前記第1磁界と逆位相である第2磁界を発生させる第2送電部と、
    を備え、
    前記受電装置は、
    前記第1磁界により、電流を生成する第1受電部と、
    前記第2磁界により、電流を生成する第2受電部と、
    を備え、
    同一のタイミングで、前記第1送電部が前記第1磁界の周波数を新たな値に変更し、前記第2送電部が前記第2磁界の周波数を前記新たな値に変更する
    電力伝送システム。
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