JP6640771B2 - ガス化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原料を熱処理してガスを発生させるガス化炉を備えるガス化装置に関する。
従来から、原料(典型的には、バイオマス)をガス化するガス化装置が知られている。このようなガス化装置は、例えば特許文献1に記載されている。
特許文献1には流動床式と呼ばれるガス化装置の構成が開示されているが、それとは異なる方式として、炉構造が簡単で、一般的にタールの発生が少ないと言われている固定床ダウンドラフト式ガス化装置が知られている。
固定床ダウンドラフト式ガス化装置において、ガス化炉に投入された原料としてのバイオマスは、熱分解、酸化、還元の順に反応し、その過程でガスが発生する。これらの反応の過程で生成される炭化物(チャー)はガス化炉の下部に堆積するが、ある程度の時間が経過すると、堆積しているチャーは排出装置によってガス化炉の外部に排出される。
上記のようなガス化装置において、近年、チャーがガス化炉の下部に滞留する時間が長過ぎると不要な物質が生成されてしまうおそれがあることが問題視されている。その反面、ガスの発生にチャーも寄与していることから、チャーがガス化炉の下部に滞留する時間が短過ぎると、ガス化効率が低下してしまうことが懸念される。従って、チャーがガス化炉の下部に滞留する時間は適正な長さに調整されることが望ましく、そのためには少なくともガス化炉におけるチャーの堆積量が過剰にならないようにすることが必要と考えられる。
ガス化炉内のチャーの堆積量が過剰にならないようにするため、例えば特許文献2に記載のように、ガス化炉の所望の高さの位置にレベルセンサを設け、レベルセンサの検出結果を監視しながら、バイオマスの投入量を調整したり、排出装置によるチャーの抜出し量を調整したりすることが考えられる。しかしながら、チャーの堆積量は、バイオマスの種類・状態、ガス化炉内の温度等の様々な因子の影響を受けて変動するため、制御が複雑となり、改善の余地があった。
特開2007−163132号公報 特開2016−121252号公報
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、ガス化炉内のチャーの堆積量が過剰にならないようにすることにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下の構成のガス化装置が提供される。即ち、このガス化装置は、ガス化炉と、容器状の筒部と、原料供給部と、第1排出口と、第2排出口と、を備える。前記ガス化炉は、原料を熱処理してガスを発生させ、その過程で生成される炭化物が堆積する。前記筒部は、前記ガス化炉の内部において、その底壁が当該ガス化炉の底壁の近傍に配置され、その側壁が当該ガス化炉の底壁側から上方に延び、その上面が開放した状態で設けられる。前記原料供給部は、前記筒部の内側に向かって原料を投入する。前記第1排出口は、前記筒部の内側から外側に向かって前記炭化物を排出可能とする。前記第2排出口は、前記ガス化炉の内部における前記筒部の外側から、前記ガス化炉の外部に向かって、前記炭化物を排出可能とする。
これにより、ガス化炉に原料としてバイオマスを投入して、熱分解、酸化、還元によってガスを発生させるとき、バイオマスは筒部の内側に向かって投入されるため、原則として、炭化物は筒部の内側に堆積し、第1排出口を経由してガス化炉の外部に排出される。しかしながら、筒部内での炭化物の堆積量がある程度大きくなると、炭化物は筒部の内側から溢れて筒部の外側に出て、第2排出口からガス化炉の外部に排出される。よって、バイオマスの投入量や排出口からの炭化物の排出量を精密に制御しなくても、炭化物の堆積量が過大になることを抑制することができる。この結果、炭化物の滞留時間が長くなり過ぎて不要な物質が生成されてしまうことを、簡単な構成で抑制することができる。
前記のガス化装置においては、前記筒部の内側の底部には、多角錘状の撹拌部材がその頂点を上方に向けて回転可能に備えられることが好ましい。
この構成で、多角錐状の撹拌部材が回転することで、筒部の内側において、底部付近では中心部から外側へ向かった後、筒部の内壁に沿って上昇し、上面付近で中心部へ向かった後に下降する炭化物の流れが生じる。この上下方向の循環により、炭化物が筒部の内側にある程度の時間滞留することが促進されるため、炭化物の滞留時間が短くなり過ぎることを抑制し、炭化物の十分なガス化を行うことが可能となる。
前記のガス化装置においては、前記第2排出口には、前記ガス化炉の内部の気密性を保つための気密部材が設けられることが好ましい。
これにより、第2排出口からガス化炉の内部に空気が侵入することを防止することができ、堆積した炭化物が直接的に空気に晒されて高温で燃焼されてしまうことを防止することができる。
本発明の一実施形態に係るガス化装置の全体的な構成を示す模式図。 ガス化装置に備えられるガス化炉及びそれに関連する構成を説明する側面模式図。 ガス化炉の内部、とりわけチャーが堆積する領域の周辺の構成を説明する平面断面模式図。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るガス化装置1の全体的な構成を示す模式図である。図2は、ガス化装置1に備えられるガス化炉2及びそれに関連する構成を説明する側面模式図である。
初めに、本実施形態に係るガス化装置1の全体的な構成について、図1を参照して説明する。
本実施形態のガス化装置1は、例えば、籾殻等の農業残渣や木質系廃材等の生物由来の有機性資源(厳密には、化石燃料を除いた有機性資源。以下、「バイオマス」と称する場合がある。)を燃料(原料、ガス化対象物)としてガスを発生させて、当該ガスを用いて発電する、いわゆるバイオマス発電プラントである。図1に示すように、本実施形態のガス化装置1は、ガス化炉2、原料供給装置(原料供給部)3、チャー排出装置4、バグフィルタ5、ガス冷却装置6、洗浄装置7、誘引ブロワ8、制御装置9、コージェネレーションシステム10、及び余剰ガス燃焼装置11等を備える。
図2に示すガス化炉2は、バイオマスのガス化の主要な反応が行われる炉である。本実施形態のガス化炉2は、いわゆる固定床式炉である。図2に示すように、ガス化炉2の上下方向中途部には、ガス化炉2の内部に酸化剤としての空気又は酸素を供給するための酸化剤供給口13が設けられる。
図2に模式的に示すように、ガス化炉2の内部には、バイオマスの熱分解及び酸化(部分燃焼)が行われる領域が形成されている。また、ガス化炉2の内部の、部分燃焼が行われる領域よりも下方には、熱分解及び部分燃焼の後に残ったチャー(炭化物)が堆積するチャー堆積領域が形成される。酸化剤供給口13は、ガス化炉2の炉高方向の上記部分燃焼が行われる領域に対応する位置に、当該ガス化炉2の内部と外部とを連通するように孔状に設けられる。
原料供給装置3は、ガス化炉2の上端部から内部にバイオマスを供給するものである。本実施形態の原料供給装置3は、図略のホッパ、スクリュー32、及びモータ33等を備えている。前記ホッパは、バイオマスを投入する容器である。スクリュー32は、このホッパの底部に回転可能に取り付けられる。モータ33は、スクリュー32を回転駆動する。本実施形態では、このモータ33の回転速度を例えばインバータ制御によって変化させることにより、バイオマスが所望の供給速度でガス化炉2に供給される。原料供給装置3からのバイオマスは、ガス化炉2内の、第1排出口19を有する筒部14の内側に向かって投入されるようになっている。筒部14の構成については、後で詳しく説明する。
チャー排出装置4は、ガス化炉2の底部から、ガス化炉2の外部に向かってチャーを排出する(抜き出す)ものである。厳密には、チャー排出装置4は、ガス化炉2の底部のうち筒部14の外側の部分から、ガス化炉2の外部に向かってチャーを排出する。具体的には、本実施形態のチャー排出装置4は、ガス化炉2の底壁から当該ガス化炉2の外部に向かってチャーを抜き出す。本実施形態のチャー排出装置4は、ガス化炉2の外部に向かってチャーを排出可能とする第2排出口43と、当該第2排出口43の下流側に設けられるロータリバルブ(気密部材)41と、スクリューコンベア42と、を備えて構成される。
第2排出口43は、ガス化炉2内の底部に設けられる孔である。厳密には、第2排出口43は、ガス化炉2の底部のうち筒部14の外側に配置される底壁に設けられている。第2排出口43は、ガス化炉2の内部と外部とを接続する。当該第2排出口43には、チャー堆積領域から抜き出したチャーをスクリューコンベア42に案内するための通路が接続される。
ロータリバルブ41は、ガス化炉2を気密状態に保持するための部材である。また、ロータリバルブ41は、ガス化炉2から抜き出したチャーが当該ガス化炉2内に逆流することを防止するための逆止弁としての機能を有している。ロータリバルブ41は、回転することにより、第2排出口43から抜き出されたチャーを下方のスクリューコンベア42へと供給する。スクリューコンベア42は、その回転速度が変更されることにより、抜き出されたチャーをガス化炉2の外部の所定の場所へと所望の速度で搬送する。
ガス化炉2内のチャー堆積領域よりも上方の領域では、原料供給装置3から供給されたバイオマス(原料、ガス化対象物)が乾燥される。乾燥されたバイオマスは、その後、200〜600℃程度の温度で無酸素状態において熱分解される。これにより、バイオマスの約50〜90%がガス(CO、H2、CH4、CO2、H2O)及びタール等のガス状物質に、残りの約10〜50%がチャーと呼ばれる固定炭素に転換される。なお、転換の割合は、炉内での加熱速度、バイオマスの種類・粒径等の影響を受けて変動する。熱分解で生成した熱分解生成物質は、酸化剤供給口13から供給された空気又は酸素によって、酸化(部分燃焼)される。この部分燃焼により発生する熱は、上記の熱分解での熱源として利用される。部分燃焼の後に残ったチャーは、部分燃焼が行われる領域よりも下方のチャー堆積領域に堆積される。
ガス化炉2内のチャー堆積領域では、部分燃焼のときよりも概ね低い温度(例えば、700〜1000℃)においてチャーによる還元反応(吸着反応)が行われ、これによりチャーが蒸し焼き状態とされてガス化が行われる。このチャー堆積領域でのチャーによるガス化(還元)では、主に以下の反応が行われ、COとH2が生成する。
C+CO2→2CO
C+H2O→H2+CO
ガス化炉2で生成されたガスは、図1に示すように、配管等により構成されるガス経路を通ってコージェネレーションシステム10及び余剰ガス燃焼装置11に供給される。このガス経路のガス化炉2とコージェネレーションシステム10(余剰ガス燃焼装置11)との間の中途部には、上流側から下流側に向かって、バグフィルタ5、ガス冷却装置6、洗浄装置7、及び誘引ブロワ8がこの順に配置されている。
バグフィルタ5は、ガス化炉2から流れてきたガスに含まれる煤等の炭素の微粒子や、塵等を除去するものである。バグフィルタ5は、例えば遠心分離等の手法を用いて、ガスをバグフィルタ5のフィルタに通し、煤や塵等をこのフィルタで捕捉する。
ガス冷却装置6は、バグフィルタ5を通過した後に流れてきたガスを冷却し、当該ガスの密度を高めるものである。ガス冷却装置6は、例えば熱交換等の手法を用いて、ガスを冷却する。具体的には、ガス冷却装置6は、例えば冷却水が供給される熱交換器と、当該熱交換器の間に配管されるガス経路と、を備えている。熱交換器には冷却水として貯水槽からの水が供給され、冷却水とガスとの間で熱交換が行われる。
洗浄装置7は、ガス冷却装置6で冷却された後に流れてきたガスを洗浄してタール等を除去するものである。洗浄装置7は、例えば、ガス状のタールを凝縮する工程と、ガス・液体混合物を分離する工程と、液滴濾過を行う工程と、を含む物理的プロセスを行うことにより、タールを除去する。
誘引ブロワ8は、負圧を発生させることにより、ガス化炉2からのガスをコージェネレーションシステム10側に誘引するものである。誘引ブロワ8は、例えば誘引通風式の送風機により構成される。誘引ブロワ8の作用により、誘引ブロワ8よりも上流側のガス経路及びガス化炉2内では、負圧が生じている。
コージェネレーションシステム10は、ガスエンジン及び発電機等により構成されるものである。ガス化炉2で生成されたガスが、煤やタール等が除去されて密度が高められた後にガスエンジンに供給されて、当該ガスの熱エネルギーがガスエンジンにより回転運動に変換される。この回転運動が発電機に伝達されて、電気が発生する。またガスの熱エネルギーのうちの一部は、給湯等に用いられる。
誘引ブロワ8を通過した後のガスのうち、コージェネレーションシステム10に供給されなかった余剰のガスは、余剰ガス燃焼装置11に供給される。余剰ガス燃焼装置11は、余剰のガスを焼却処理し、一酸化炭素を二酸化炭素に変換して無害化する。
制御装置9は、ガス化炉2、原料供給装置3、チャー排出装置4、バグフィルタ5、ガス冷却装置6、洗浄装置7、誘引ブロワ8、コージェネレーションシステム10、及び余剰ガス燃焼装置11等を制御するコンピュータである。制御装置9は、CPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータとして構成されており、CPUは各種プログラム等をROMから読み出して実行することができる。また、前記ROMには、ガス化装置1に適切にバイオマスのガス化を行わせるための適宜のプログラムが記憶されている。そして、上記したソフトウェアとハードウェアの協働により、ガス化装置1に適宜にバイオマスのガス化を行わせ、ガス中の煤やタールの除去、ガスの濃縮、コージェネレーションシステム10及び余剰ガス燃焼装置11へのガスの供給等を行わせることができる。
記憶部12は、制御装置9が行う様々な制御に用いられる数値や、パラメータ等を記憶するメモリである。
上記のような構成のガス化装置1では、バイオマスを燃料としてガス化炉2内でガスが生成されて、このガスに含まれる煤やタールがガス経路の途中で取り除かれて、濃縮された後に当該ガスがコージェネレーションシステム10に供給される。このガスの熱エネルギーにより電力を得ることができる。即ち、バイオマスを資源としたエネルギーが電力に変換されて取り出される。これにより、再生可能なエネルギー源としてのバイオマスを有効に利用することができる。
ところで、チャーがチャー堆積領域に滞留する時間が長過ぎると不要な物質が生成されてしまうことが、近年問題視されている。その反面、チャーがチャー堆積領域に滞留する時間が短過ぎると、チャーによる十分なガス化(還元)が行われず、ガス化効率が低下してしまうことも懸念される。従って、チャーがガス化炉2内のチャー堆積領域に適切な時間だけ滞留してから排出されることが望まれており、そのためには、少なくともガス化炉2内のチャー堆積領域のチャーの堆積量が過剰にならないようにすることが必要と考えられる。
そこで、本実施形態のガス化装置1では、チャー堆積領域のチャーの堆積量が過剰になることを防止するための構成として、図2に示すように、筒部14、第1排出口19、及び第2排出口43等を備えている。また、チャー堆積領域でのチャーの滞留時間を十分に確保するための構成の一部として、撹拌部材15等を備えている。
以下では、チャー堆積領域のチャーの堆積量、及びチャーの滞留時間を調整するために、本実施形態のガス化装置1が備える特徴的な構成について、詳細に説明する。
筒部14は、下端が閉塞し、上端が大きく開口することにより容器状に構成されている円筒状の部材である。即ち、筒部14は、有底円筒状をなす。筒部14の下端部の壁(底壁)は円板状とされており、ガス化炉2の底部の底壁の近傍に配置される。筒部14の側壁(円筒状の側壁)は、その底壁の周縁部(ガス化炉2の底面側)から上方に向かって延びている。筒部14の上端面は、その開口を原料供給装置3側に向けて配置される。筒部14は、その側壁の上縁の複数箇所がそれぞれ吊上げ部材21を介してガス化炉2の炉壁2aに固定されることにより、ガス化炉2の(底壁)底面に対して若干上方に浮いた状態で設けられる。
筒部14の底部には、筒部14の内側から外側に向かってチャーを排出可能とする第1排出口19が設けられる。本実施形態では、筒部14の側壁の下端部に第1排出口19が設けられている。第1排出口19は、筒部14の内側の空間と外側の空間とを連通するように孔状に形成される。ただし、第1排出口19の開口面積は、筒部14の上側の開放部分の開口面積と比較すると相当に小さくなっている。
撹拌部材15は筒部14の内側において、その下端面の近傍に配置される。図2及び図3に示すように、本実施形態の撹拌部材15は、多角錘状に形成されており、複数の稜線を有している。本実施形態では、撹拌部材15は4角錐状に形成されており、4つの稜線を有する。撹拌部材15は、実質的に多角錘状に形成されていればよい。撹拌部材15の形状は、例えば、上面の面積が底面の面積よりも相当に小さい多角錘台状であってもよい。図3は、ガス化炉2の内部、とりわけチャーが堆積する領域の周辺の構成を説明する平面断面模式図である。
本実施形態の撹拌部材15は、その頂点を上方に向けた状態で、筒部14の底部の中央部に配置される。図2に示すように、撹拌部材15は、軸部材16の上端部に固定される。
軸部材16は、筒部14の下端面の中央部、及びガス化炉2の底壁の中央部を貫通する長い軸状の部材である。軸部材16は、筒部14の底部及びガス化炉2の底壁に対して回転可能に設けられる。軸部材16は、図示せぬモータ等の駆動源により回転駆動される。
内側撹拌羽根17は、軸部材16の軸線に対して放射状に設けられる羽根である。内側撹拌羽根17は、筒部14の内側に配置される。図2に示すように、本実施形態の内側撹拌羽根17は、撹拌部材15を介して、軸部材16の上端部に固定される。内側撹拌羽根17が軸部材16の回転に伴って回転することにより、筒部14の内側に堆積したチャーが筒部14内で撹拌される。これにより、筒部14の内側に堆積したチャーが、偏りのない状態で第1排出口19に案内されて当該筒部14の外側に排出される。
外側撹拌羽根18は、軸部材16の軸線に対して放射状に設けられる羽根である。外側撹拌羽根18は、筒部14の外側に配置される。本実施形態の外側撹拌羽根18は、筒部14の下端面と、ガス化炉2の底壁と、の間のスペースに配置される。外側撹拌羽根18は、軸部材16の上下中途部に固定される。外側撹拌羽根18が軸部材16の回転に伴って回転することにより、筒部14の外側に出たチャーがガス化炉2の炉壁2aの内側で撹拌される。これにより、筒部14の外側に出たチャーが、偏りのない状態で第2排出口43に案内されて、ロータリバルブ41へと供給される。ロータリバルブ41に供給されたチャーは、当該ロータリバルブ41が回転することにより、スクリューコンベア42側に供給される。
このような構成により、ガス化装置1では、原料としてのバイオマスは、原料供給装置3から筒部14の内側に向かって供給される。これにより、投入されたバイオマス及び当該バイオマスが熱分解・部分燃焼されることにより生成するチャーは、原則として、筒部14の内側に堆積する。筒部14の内側に溜まったチャーの大部分は、多角錐状の撹拌部材15の回転により、筒部14の底壁付近では撹拌部材15の軸線から遠ざかった後、筒部14の内壁に沿って上昇し、チャー堆積領域の上面付近で前記軸線へ近づいた後に下降するように流動する(図2の細線矢印を参照)。この上下方向の循環の過程で、チャーの少なくとも一部は、第1排出口19を経由して筒部14の外側に出た後、第2排出口43を経由してガス化炉2の外部に排出される。
また、筒部14の内側に堆積するチャーの量が過剰となり、それ以上筒部14の内側に堆積できなくなった場合(具体的には、例えば安息角を超えるほどの角度でチャーが円錐状に積み上がった場合)には、余剰のチャーは、少なくともその一部が、筒部14の内側のチャー堆積領域において下方に沈み込み、その後上方に浮かび上がってくる挙動を示した後(図2の細線矢印を参照)、筒部14の側壁の上縁を超えて当該筒部14の外側に出る。言い換えれば、チャーの一部は、筒部14の内側を循環した後、当該筒部14の外側へとオーバーフローする。なお、ロータリバルブ41及びスクリューコンベア42は十分な速度で動作しているので、第1排出口19から出た場合であっても、筒部14からオーバーフローした場合であっても、チャーを速やかに第2排出口43からガス化炉2の外部へ排出することができる。
即ち、チャーの堆積量が過剰になった場合には、その過剰分のチャーの殆どが、筒部14の内側からオーバーフローして筒部14の外側に出て落下し、第2排出口43からガス化炉2の外部に短時間で排出される。よって、例えば原料供給装置3のスクリュー32の動作速度や、チャー排出装置4のロータリバルブ41及びスクリューコンベア42の動作速度等を、従来のように精密に制御しなくても、チャーのチャー堆積領域への堆積量が過剰になってしまうことを抑制することができる。
また、撹拌部材15の回転によってチャーが流動することにより、チャーが筒部14の内側にある程度の時間滞留することが促進される。言い換えれば、チャーがチャー堆積領域に十分な時間滞留せずに、ガス化炉2の外部へと排出されてしまうことを抑制することができる。この結果、チャーによるガス化(還元)を十分な時間にわたって行うことが可能である。
このように、本実施形態のガス化装置1では、バイオマスの供給量やチャーの抜出し量等の精密な制御を行うことなく、機械的な構造によって、チャーの滞留時間をある程度コントロールすることが可能である。よって、ガス化装置1の制御系の構成を簡素化することができる。
以上に説明したように、本実施形態のガス化装置1は、バイオマスを熱分解し、当該熱分解で生成した熱分解生成物質を部分燃焼し、前記熱分解及び前記部分燃焼の後に残ったチャーを還元する。このガス化装置1は、容器状の筒部14と、原料供給装置(原料供給部)3と、第1排出口19と、第2排出口43と、を備える。筒部14は、ガス化炉2の内部において、その底壁が当該ガス化炉2の底壁の近傍に配置され、その側壁が当該ガス化炉2の底壁側から上方に延び、その上面が開放した状態で設けられる。原料供給装置3は、筒部14の内側に向かってバイオマスを投入する。第1排出口19は、筒部14の内側から外側に向かってチャーを排出可能とする。第2排出口43は、ガス化炉2の内部における筒部14の外側から、ガス化炉2の外部に向かって、チャーを排出可能とする。
バイオマスは筒部14の内側に向かって投入されるため、原則として、チャーは筒部14の内側に堆積し、第1排出口19を経由してガス化炉2の外部に排出される。しかしながら、筒部14内でのチャーの堆積量がある程度大きくなると、筒部14内のチャーは筒部14の上縁から溢れて筒部14の外側に出て、第2排出口43からガス化炉2の外部に排出される。よって、バイオマスの投入量や排出口43からのチャーの排出量を精密に制御しなくても、チャーの堆積量が過剰になってしまうことを抑制することができる。この結果、チャーの滞留時間が長くなり過ぎて不要な物質が生成されてしまうことを、簡単な構成で抑制することができる。
また、本実施形態のガス化装置1においては、筒部14の内側の底部には、多角錘状の撹拌部材15がその頂点を上方に向けて回転可能に備えられる。
この構成で、多角錐状の撹拌部材15が回転することにより、筒部14の内側において、底部付近では中心部から外側へ向かった後、筒部14の内壁に沿って上昇し、上面付近で中心部へ向かった後に下降するチャーの流れが生じる。この上下方向の循環により、筒部14内に入ったチャーが第1排出口19から速やかに排出されてしまうことが防止され、チャーが筒部14の内側にある程度の時間滞留することが促進される。このため、チャーの滞留時間が短くなり過ぎることを抑制し、チャーによる十分なガス化(還元)を行うことが可能となる。よって、ガス化効率の向上を図ることができる。
また、本実施形態のガス化装置1においては、第2排出口43には、ガス化炉2の内部の気密性を保つためのロータリバルブ(気密部材)41が設けられる。
これにより、第2排出口43からガス化炉2の内部に空気が侵入することを防止することができ、堆積したチャーが直接的に空気に晒されて高温で燃焼されてしまうことを防止することができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
上記の実施形態では、撹拌部材15は4角錐状としたが、角錐の形状は4角錐に限るものではなく、例えば3角錐であってもよいし、5角錐以上であってもよい。
上記の実施形態では、気密部材はロータリバルブ41であるものとしたが、必ずしもこれに限るものではなく、例えばこれに代えて、ダブルダンパ等としてもよい。即ち、気密部材は、ガス化炉2内の気密性を保ちながら、当該ガス化炉2内のチャーを抜き出せるものであれば、他の構成であってもよい。
上記の実施形態では、第1排出口19は、筒部14の側壁の下端部に設けられるものとしたが、必ずしもこれに限るものではなく、例えばこれに代えて、第1排出口を筒部14の下端面に貫通状に形成するものとしてもよい。筒部14には、複数の第1排出口19を設けることもできる。
上記の実施形態では、第1排出口19は、筒部14の内側の空間と外側の空間とを接続する孔状に形成されるものとしたが、第1排出口19を開閉可能な構成としてもよい。その場合、例えばガス化装置1の始動直後等において所望の量のチャーが筒部14の内側に堆積するまでは第1排出口19を閉じた状態とし、チャー堆積量が所望の量に達した後に第1排出口19を開いた状態として、チャー堆積量を増減する通常のコントロールを開始するものとしてもよい。
上記の実施形態では、第2排出口43は、ガス化炉2の底壁に貫通状に設けられるものとしたが、これに限るものではなく、例えばこれに代えて、第2排出部をガス化炉2の炉壁2aの下端部を水平方向に貫通するように形成するものとしてもよい。即ち、第2排出口43は、ガス化炉2の底部に設けられているものであれば、底壁に形成されていてもよいし、炉壁2aの下端近傍に形成されていてもよい。ガス化炉2には、複数の第2排出口43を設けることもできる。
上記の実施形態では、筒部14は有底円筒状の部材であったが、筒部14の形状はこれに限定されるものではない。筒部14は、例えば、有底の多角筒状等であってもよい。
上記の実施形態では、ガス化炉2で発生されたガスはコージェネレーションシステム10に供給されるものとしたが、これに限るものではなく、例えばこれに代えて、ガスタービンに供給されるものとしてもよい。
上記の実施形態では、ガス化炉2内でバイオマスが乾燥されるものとしたが、必ずしもこれに限るものではなく、例えばこれに代えて、原料供給装置3に供給される前に予めバイオマスが乾燥されるものとしてもよい。
上記の実施形態では、筒部14及び撹拌部材15等を備えた機械的な構造により、チャーの堆積量をコントロールするものとした。しかしながら、これに限るものではなく、チャーの堆積量の制御は、上述した機械的な構造による制御に加えて、バイオマスの供給量を調整する電気的な制御や、チャーの抜出し量を調整する電気的な制御も併せて行われることにより、総合的に実現されてもよい。
本発明は、部分燃焼が行われる領域よりも下方にチャーが堆積されて、このチャーが堆積される領域で、部分燃焼のときよりも低い温度で当該チャーによる還元が行われるガス化炉2を備えるガス化装置1に広く適用可能である。即ち、ガス化炉2の形式は必ずしも固定床式に限るものではない。
1 ガス化装置
3 原料供給装置(原料供給部)
14 筒部
15 撹拌部材
19 第1排出口
41 ロータリバルブ(気密部材)
43 第2排出口

Claims (3)

  1. 原料を熱処理してガスを発生させ、その過程で生成される炭化物が堆積するガス化炉と、
    前記ガス化炉の内部において、その底壁が当該ガス化炉の底壁の近傍に配置され、その側壁が当該ガス化炉の底壁側から上方に延び、その上面が開放した状態で設けられる容器状の筒部と、
    前記筒部の内側に向かって原料を投入する原料供給部と、
    前記筒部の内側から外側に向かって前記炭化物を排出可能とする第1排出口と、
    前記ガス化炉の内部における前記筒部の外側から、前記ガス化炉の外部に向かって、前記炭化物を排出可能とする第2排出口と、
    を備えることを特徴とするガス化装置。
  2. 請求項1に記載のガス化装置であって、
    前記筒部の内側の底部には、多角錘状の撹拌部材がその頂点を上方に向けて回転可能に備えられることを特徴とするガス化装置。
  3. 請求項1又は2に記載のガス化装置であって、
    前記第2排出口には、前記ガス化炉の内部の気密性を保つための気密部材が設けられることを特徴とするガス化装置。
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