JP6639639B2 - 太陽電池モジュール梱包体及び太陽電池モジュールの梱包方法 - Google Patents

太陽電池モジュール梱包体及び太陽電池モジュールの梱包方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の太陽電池モジュールを輸送のために梱包した太陽電池モジュール梱包体及び太陽電池モジュールの梱包方法に関する。
太陽電池モジュールは、薄くて面積が広い構造であるため、積み重ねた状態で輸送される。
輸送時の振動によって太陽電池モジュールが傷ついたり破損したりすることを防ぐため、太陽電池モジュールを個別に段ボールで梱包して保護した上で、積み重ねて輸送する方法が知られている。
特許文献1には、太陽電池モジュールを積層する際に、太陽電池モジュール間に挟むことにより、太陽電池モジュールのずれを防止する支持部材が開示されている。
特開2012−229040号公報
特許文献1に開示される支持部材は、開梱作業時に、太陽電池モジュールの四隅に配置した部材を個別に取り外さなければならず、開梱作業に時間がかかってしまう。さらに、支持部材は、積層する太陽電池モジュール間に隙間が形成されるように嵩張る形状をしているため、使用後に廃棄又は返却するための費用が高くなるという課題があった。したがって、特許文献1に開示される支持部材を用いた太陽電池モジュール梱包体は、梱包の材料費並びに使用後の廃棄費用及び返却費用が高価であり、開梱作業にも時間を要していた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、太陽電池モジュールのずれを防止し、梱包使用後の廃棄費用及び返却費用を安価とでき、開梱作業の時間短縮が可能な太陽電池モジュール梱包体を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、包装紙で太陽電池モジュールを包んだ包装体と、包装体を複数積み重ねて載せるパレットと、パレット上に積み重ねられた複数の包装体を包んでパレットに固定するラッピング材とを備える。本発明は、パレット上に積み重ねられた複数の包装体の側面に設置されるずれ防止板と、複数の包装体の最上段の角稜部に設置される上部角保護部材と、パレット、複数の包装体、上部角保護部材及びずれ防止板に、複数の包装体を積み重ねた方向に巻き付けられる固定バンドとを備える。
本発明に係る太陽電池モジュール梱包体は、太陽電池モジュールのずれを防止し、梱包使用後の廃棄費用及び返却費用を安価とでき、開梱作業の時間短縮が可能という効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る太陽電池モジュール梱包体の外観図 実施の形態1に係る太陽電池モジュール梱包体の断面図 本発明の実施の形態2に係る太陽電池モジュール梱包体の構成を示す斜視図 実施の形態2に係る太陽電池モジュール梱包体のずれ防止板を挟んだ状態の断面図
以下に、本発明の実施の形態に係る太陽電池モジュール梱包体及び太陽電池モジュールの梱包方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る太陽電池モジュール梱包体の外観図である。図2は、実施の形態1に係る太陽電池モジュール梱包体の断面図であり、図1におけるII−II線に沿った断面を示す。なお、図2では、図面を見やすくするためにパレット3及び包装体1のハッチングは省略している。
実施の形態1に係る太陽電池モジュール梱包体は、太陽電池モジュール5を包装紙で包んだ包装体1と、包装体1を複数積み重ねて載せるパレット3と、複数の包装体1とパレット3を纏めて包んで固定するラッピング材4と、ラッピング材4で巻かれた複数の包装体1とパレット3とを固定する固定バンド8と、ラッピング材4で巻かれた包装体1の側面と固定バンド8との隙間に入れるずれ防止板2とを備える。なお、図2においてはラッピング材4を一点鎖線で表している。
包装体1は、太陽電池モジュール5の外形よりも大きいパレット3の上に、複数台平積みされている。
パレット3は、通常輸送に用いられるものと同様に木製であり、側面に移載用フォークリフトの爪を挿入するための穴3aが設けられている。パレット3の大きさは、自動ロボットにて段積みする際の精度を考慮し、多少ずれてもパレット3から包装体1がはみ出さないように、包装体1の外形よりも一回り大きくなっている。
パレット3の上に平積みされた複数台の包装体1の最上段の包装体1の上には、包装体1と概ね等しい面積を有し、最上段の包装体1の太陽電池モジュール5のガラス面を保護する保護紙7が載せられている。
複数の包装体1とパレット3との周囲には、ラッピング材4が巻かれており、複数の包装体1とパレット3とは纏めて包んで固定されている。
ラッピング材4は、伸縮性及び接着性を有している。ラッピング材4には、透明なポリエチレンフィルムを適用できる。ラッピング材4を、パレット3の上側角部と、複数の包装体1の側面と、最上段の包装体1の上側角部とを覆うように巻き付けることにより、複数の包装1とパレット3とを固定できる。
また、ラッピング材4は透明な材料で構成されているため、巻き付ける作業を容易に実施できるとともに、固定した後もラッピング材4の中にある包装体1を容易に視認できる。
ラッピング材4で巻かれた複数の包装体1の側面と固定バンド8との隙間には、ずれ防止板2が配置されている。ずれ防止板2は、ラッピング材4で巻かれた最上段の包装体1と固定バンド8との間まで達している。ラッピング材4で巻かれた複数の包装体1とずれ防止板2とは、固定バンド8で共締めされている。
ずれ防止板2は、厚紙を積層して形成されている。ずれ防止板2の高さは、複数の包装体1を積み重ねた高さと概ね等しい。
図1においては、ずれ防止板2の高さが複数の包装体1を積み重ねた高さと概ね同じであるため、ずれ防止板2が上部角保護部材を兼ねており、ラッピング材4で巻かれた最上段の包装体1と固定バンド8との隙間に上部角保護部材を別途配置していない。
ずれ防止板2の厚さは、パレット3の端からパレット3の上に平積みされる包装体1の側面までの距離以上あれば良い。ずれ防止板2が厚すぎる場合は、材料費が増し、作業性が悪くなるので、パレット3の端からパレット3の上に平積みされる包装体1の側面までの距離と同じ厚さにすることが好ましい。
ずれ防止板2の幅は、固定バンド8の幅以上あれば良い。ずれ防止板2の幅が広すぎる場合は、材料費が増すため、固定バンド8の幅の2倍から10倍の間とすることが好ましく、3倍程度とすることがより好ましい。
固定バンド8は、パレット3の穴3aを通り、最上段の包装体1の上側角部をラッピング材4の上から配置されたずれ防止板2を押さえるようにループ状に形成され、全体を締め付けて包装体1間のずれを防止する。ずれ防止板2の高さが複数の包装体1を積み重ねた高さと概ね同じであるため、固定バンド8と擦れることによって太陽電池モジュール5を含んだ包装体1に傷が付くことは防止される。
実施の形態1に係る太陽電池モジュール梱包体は、ラッピング材4が伸縮しても包装体1間のずれなく固定できるため、輸送中に振動があっても太陽電池モジュール5を含む複数の包装体1の側面に配置され、固定バンド8と共締めされたずれ防止板2が複数の包装体1を支えることにより、包装体1間で発生するずれを防止できる。実施の形態1に係る太陽電池モジュール梱包体は、包装体1同士の間に緩衝材を設置する作業が不要であるため、包使用後の廃棄費用及び返却費用を安価とでき、開梱作業の時間短縮が可能である。
実施の形態2.
本発明に係る太陽電池モジュール梱包体の実施の形態2について説明する。図3は、本発明の実施の形態2に係る太陽電池モジュール梱包体の構成を示す斜視図である。実施の形態2に係る太陽電池モジュール梱包体は、実施の形態1に係る太陽電池モジュール梱包体に対して、ずれ防止板2の高さを限定した構成である。すなわち、実施の形態2に係る太陽電池モジュール梱包体は、太陽電池モジュール5を包装紙で包んだ包装体1と、包装体1を複数積み重ねて載せるパレット3と、複数の包装体1とパレット3を纏めて包んで固定するラッピング材4と、ラッピング材4で巻かれた複数の包装体1と、パレット3とを固定する固定バンド8と、ラッピング材4で巻かれた最上段の包装体1と固定バンド8との隙間に入るバンド保護部材6と、ラッピング材4で巻かれた包装体1の側面と固定バンド8との隙間に入るずれ防止板2とを備える。包装体1、ずれ防止板2、パレット3、ラッピング材4、保護紙7、固定バンド8は、実施の形態1と同様である。
実施の形態2では、ずれ防止板2の高さが複数の包装体1を積み重ねた高さよりも低くなっている。このため、ラッピング材4で巻かれた最上段の包装体1と固定バンド8との隙間に上部角保護部材となるバンド保護部材6を別途配置している。バンド保護部材6は、厚紙を積層して形成される。バンド保護部材6は、ラッピング材4で巻かれた最上段の包装体1と固定バンド8との隙間に配置され、固定バンド8によりずれ防止板2とともにラッピング材4で巻かれた複数の包装体1に共締めされる。
実施の形態2に係る太陽電池モジュール梱包体は、ラッピング材4で巻かれた最上段の包装体1と固定バンド8との隙間にバンド保護部材6を配置するため、固定バンド8と擦れることによって太陽電池モジュール5を含んだ包装体1に傷が付くことは防止される。
積み重ねられた複数の包装体1に加速度が加わった場合、包装体1同士の界面には、界面よりも上に積まれた包装体1の重量に加速度を乗じた力から、包装体1同士の摩擦力を減じた力が作用する。具体例を挙げて説明すると、積み重ねた20枚の包装体1に加速度Xが加わった場合、下から2番目の包装体1と下から3番目の包装体1との界面にかかる力は、界面よりも上に積まれる18枚分の包装体1の重量に加速度Xを乗じた値から、18枚分の包装体1の重量に重力加速度及び摩擦係数を乗じた値を減じることによって算出される。したがって、界面よりも上に積まれる包装体1の重量が大きいほど、換言すると、下側に積まれるほど、包装体1同士の間の界面に作用する力が大きくなる。よって、下側に積まれた包装体1ほど、ずれが生じやすい。なお、一般的には、包装体1とパレット3との間の摩擦係数は、包装体1同士の摩擦係数よりも大きいため、包装体1とパレット3との界面でのずれが生じることは実際には起こらず、最下段の包装体1と下から2番目の包装体1との界面が最もずれが生じやすい。
最下段の包装体1と下から2段目の包装体1との界面が最もずれが生じやすいことを踏まえ、ずれ防止板2の必要な高さは、積み重ねられた複数の包装体1に加速度が加わった時に包装体1同士の界面に作用する力が、積み重ねられた複数の包装体1同士の間の摩擦力より小さくなる高さにより決定される。
積み重ねられた複数の包装体1に加速度が加わった時に包装体1に作用する力が、積み重ねられた複数の包装体1同士の間の摩擦力より小さくなる包装体1の枚数は、最下段から数えると、下記式(1)で決定される。
B>J−E÷(A×(D−C×G)) ・・・(1)
上記式(1)において、Aは、包装体1の重量(kg)である。Bは、積み重ねられた複数の包装体1の最下段から数えた枚数である。Cは、積み重ねられた複数の包装体1の間の摩擦係数である。Dは、積み重ねられた複数の包装体1に作用する加速度(m/s)である。Eは、積み重ねられた複数の包装体1に作用するラッピング材4の張力(N)である。Gは、重力加速度(m/s)である。Jは、積み重ねる包装体1の枚数である。
ずれ防止板2の必要な高さF(m)は、上記式(1)と、包装体1の高さH(m)とに基づいて、下記式(2)で決定される。
F>(J−E÷(A×(D−C×G)))×H ・・・(2)
A=20(kg)、C=0.375、D=5(m/s)、E=800(N)、G=9.8(m/s)、H=0.046(m)、J=40の例では、B>40−800÷(20×(5−0.375)×9.8))=9.81≒10となり、ずれ防止板2の必要な高さFは、F>10×0.046=0.46(m)となる。
積み重ねる包装体1の枚数Jは、同時に移動する積み重ねた包装体1の総数である。例えば、図1に示すような太陽電池モジュール梱包体が2台積み重ねられた場合は、積み重ねる包装体1の枚数Jは、太陽電池モジュール梱包体2台分の総数となる。したがって、太陽電池モジュール梱包体を2台重ねるうちの下段にする太陽電池モジュール梱包体のずれ防止板2の必要高さを計算する際には、上記式(1)における積み重ねる包装体1の枚数Jは、上段にする太陽電池モジュール梱包体の包装体1の枚数と下段にする太陽電池モジュール梱包体の包装体1の枚数の合計となる。
ずれ防止板2の必要な高さは、上記式(2)により計算される。ただし実際には、安全率及び作業性を考慮し、ずれ防止板2の高さは、積み重ねる包装体1の総高さの1/5から1/2とする。
ずれ防止板2の厚さは、太陽電池モジュール梱包体と2枚のずれ防止板2とを合わせた幅がパレット3の幅以上になることが必要となる。よって、固定バンド8の巻き方向におけるパレット3の幅をP、同じく包装体1の幅をM、ずれ防止板2の厚さをTとすると、(P−M)/2 ≦ T ≦ (P−M)となる。図4は、実施の形態2に係る太陽電池モジュール梱包体のずれ防止板2を挟んだ状態の断面図であり、図3におけるIV−IV線に沿った断面である。なお、図4では、図面を見やすくするためにパレット3及び包装体1のハッチングは省略している。
上記のような構成にすることにより、ラッピング材4に巻かれた複数の包装体1の側面に配置されたずれ防止板2が固定バンド8の張力により、包装体1を支えるため、ずれ防止板2が複数の包装体1間で発生するずれを防止できる。よって、実施の形態2に係る太陽電池モジュール梱包体は、包装体1同士の間に緩衝材を設置する作業が不要であるため、包使用後の廃棄費用及び返却費用を安価とでき、開梱作業の時間短縮が可能である。また、ずれ防止板2の高さを短縮することにより、更に使用済み梱包資材の廃棄費用及び返却費用を低減できる。また、ずれ防止板2の高さを短縮することにより、包装資材の原材料の減量化を実現し、輸送の効率化を図ってエネルギー消費量を削減できる。また、開梱作業後に各部材の分別を容易に行うことができ、廃棄時の回収も容易である。
以上のように、本発明に係る太陽電池モジュール梱包体及び太陽電池モジュールの梱包方法は、開梱作業が容易で、使用済み梱包資材の廃棄費用及び返却費用を低減できる点で有用であり、包装体間のずれを防止できる。特に、メガソーラのような大量の太陽電池モジュールを設置する場所へ輸送する太陽電池モジュールを梱包するのに適している。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 包装体、2 ずれ防止板、3 パレット、3a 穴、4 ラッピング材、5 太陽電池モジュール、6 バンド保護部材、7 保護紙、8 固定バンド。

Claims (6)

  1. 太陽電池モジュールを複数積み重ねて載せるパレットと、
    前記パレットの上に積み重ねられた複数の前記太陽電池モジュールを包んで前記パレットに固定するラッピング材と、
    前記パレットの上に積み重ねられた複数の前記太陽電池モジュールの側面に設置されるずれ防止板と、
    複数の前記太陽電池モジュールの最上段の角稜部に設置される上部角保護部材と、
    前記パレット、複数の前記太陽電池モジュール、前記上部角保護部材及び前記ずれ防止板に、複数の前記太陽電池モジュールを積み重ねた方向に巻き付けられる固定バンドとを備え、
    前記ずれ防止板の高さは、積み重ねる前記太陽電池モジュールの総高さの1/4から1/2であり、
    前記ずれ防止板の高さをFとし、前記太陽電池モジュールの重量をAとし、積み重ねられた複数の前記太陽電池モジュールの間の摩擦係数をCとし、積み重ねられた複数の前記太陽電池モジュールに作用する加速度をDとし、積み重ねられた複数の前記太陽電池モジュールに作用するラッピング材の張力をEとし、重力加速度をGとし、積み重ねる前記太陽電池モジュールの枚数をJとし、前記太陽電池モジュールの高さをHとしたとき、
    F>(J−E÷(A×(D−C×G)))×H かつ F>H/5
    であることを特徴とする太陽電池モジュール梱包体。
  2. 太陽電池モジュールを複数積み重ねて載せるパレットと、
    前記パレットの上に積み重ねられた複数の前記太陽電池モジュールを包んで前記パレットに固定するラッピング材と、
    前記パレットの上に積み重ねられた複数の前記太陽電池モジュールの側面に設置されるずれ防止板と、
    複数の前記太陽電池モジュールの最上段の角稜部に設置される上部角保護部材と、
    前記パレット、複数の前記太陽電池モジュール、前記上部角保護部材及び前記ずれ防止板に、複数の前記太陽電池モジュールを積み重ねた方向に巻き付けられる固定バンドとを備え、
    前記ずれ防止板の高さは、積み重ねる前記太陽電池モジュールの総高さの1/4から1/2であり、
    前記ずれ防止板の厚さTと、バンド巻き方向における前記パレットの幅Pと、前記太陽電池モジュールの幅Mとが、(P−M)/2 ≦ T ≦ (P−M)の関係を満たすことを特徴とする太陽電池モジュール梱包体。
  3. 前記太陽電池モジュールは、包装紙で包まれた包装体であることを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽電池モジュール梱包体。
  4. 前記ずれ防止板の幅は、前記固定バンドの幅の2倍から10倍の範囲であることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の太陽電池モジュール梱包体。
  5. 包装紙で太陽電池モジュールを包んだ包装体を複数積み重ねてパレットに積載する工程と、
    前記パレットの上に積み重ねられた複数の前記包装体をラッピング材で包んで前記パレットに固定する工程と、
    前記パレットの上に積み重ねられラッピングされた複数の前記包装体の側面に、積み重ねる前記包装体の総高さの1/4から1/2の高さのずれ防止板を設置する工程と、
    前記パレットの上に積み重ねられラッピングされた複数の前記包装体の角稜部に、上部角保護部材を設置する工程と、
    前記パレット、複数の前記包装体、前記上部角保護部材及び前記ずれ防止板に、前記包装体の積み重ね方向に固定バンドを巻き付ける工程とを備え
    前記ずれ防止板の高さをFとし、前記太陽電池モジュールの重量をAとし、積み重ねられた複数の前記太陽電池モジュールの間の摩擦係数をCとし、積み重ねられた複数の前記太陽電池モジュールに作用する加速度をDとし、積み重ねられた複数の前記太陽電池モジュールに作用するラッピング材の張力をEとし、重力加速度をGとし、積み重ねる前記太陽電池モジュールの枚数をJとし、前記太陽電池モジュールの高さをHとしたとき、
    F>(J−E÷(A×(D−C×G)))×H かつ F>H/5
    であることを特徴とする太陽電池モジュールの梱包方法。
  6. 包装紙で太陽電池モジュールを包んだ包装体を複数積み重ねてパレットに積載する工程と、
    前記パレットの上に積み重ねられた複数の前記包装体をラッピング材で包んで前記パレットに固定する工程と、
    前記パレットの上に積み重ねられラッピングされた複数の前記包装体の側面に、積み重ねる前記包装体の総高さの1/4から1/2の高さのずれ防止板を設置する工程と、
    前記パレットの上に積み重ねられラッピングされた複数の前記包装体の角稜部に、上部角保護部材を設置する工程と、
    前記パレット、複数の前記包装体、前記上部角保護部材及び前記ずれ防止板に、前記包装体の積み重ね方向に固定バンドを巻き付ける工程とを備え、
    前記ずれ防止板の厚さTと、バンド巻き方向における前記パレットの幅Pと、前記太陽電池モジュールの幅Mとが、(P−M)/2 ≦ T ≦ (P−M)の関係を満たすことを特徴とする太陽電池モジュールの梱包方法。
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