JP6638760B2 - 通話支援システム、通話支援方法、加入者情報管理サーバ、電話端末 - Google Patents
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Description
例えば、2010/8/8 日本経済新聞 電子版 記事 「つながり失う高齢者、「会話なし」男性4割 くらし&ハウス NIKKEI STYLE「https://style.nikkei.com/article/DGXBZO12269130V00C10A8I00000?channel=DF130120166126&style=1」(非特許文献1)によれば、「数日間ほとんど会話することがない独居高齢者は、今や男性で4割に達するとの調査もある。孤立する高齢者をどう見守っていくか、超高齢者を迎え自治、地域社会に重い課題が突きつけられている」という記載がある。
彼ら高齢者は、来訪者が少なく、また、会話しようと電話をかけようとしても、相手が不在であったり、話題が合わなかったり、誰にかけてよいかわからなかったり、相手が迷惑がるのではとの思いでなどで、億劫になっているのが、実情である。
前記加入者情報管理サーバは、
加入者各々の加入者名と電話番号を含む連絡先情報と、電話応答可能な日時を含む待機日時と、前記サービスを利用した利用回数のカウントおよび利用日時を含むサービス利用状況と、を対応付けて記憶する加入者情報記憶手段と、
前記電話端末のいずれかから待機日時に関わる情報またはサービス利用状況に係わる情報を受け付けたとき、当該情報を送信した電話端末の電話番号から前記加入者情報記憶手段に記憶された待機日時およびサービス利用状況を更新する待機日時・利用状況更新手段と、
前記電話端末のいずれかから発信先指定要求を受け付けたとき、所定のルールに従って前記加入者情報記憶手段に記憶された内容から連絡可能な加入者名および加入者の電話番号を抽出し、抽出した前記加入者名および当該加入者の電話番号を発信先情報として前記発信先指定要求を送信した前記電話端末に通知する発信先情報決定通知手段と、を有し、
前記電話端末は、
自電話端末のユーザから連絡可能な日時に係わる操作信号を受け付けたとき、当該連絡可能な日時を含む待機日時を前記加入者情報管理サーバに通知する待機日時通知手段と、
自電話端末のユーザから発信先指定要求操作信号を受け付けたとき、前記加入者情報管理サーバに発信先指定要求を送信する発信先指定要求送信手段と、
前記加入者情報管理サーバから発信先指定要求の応答として発信先情報を受信したとき、受信した発信先情報を自電話端末の表示部に表示させる発信先情報表示手段と、
前記発信先情報を表示後に、自電話端末のユーザから発信開始操作信号を受け付けたとき、前記電話回線を介して前記発信先情報で指定された電話番号への発信処理を実行する発信処理手段と、
前記発信処理を実行させた後、通話が確立されたことを検知したとき、前記加入者情報管理サーバに発信済情報を通知する発信側サービス利用状況通知手段と、
前記電話回線からの着信に対して自電話端末のユーザから応答操作信号を受け付け、通話が確立されたことを検知したとき、前記加入者情報管理サーバに着信応答済情報を通知する着信側サービス利用状況通知手段と、
を有する。
また前記加入者情報管理サーバには、定期または不定期に前記加入者情報記憶手段に記憶されたサービスの利用実績を検査するサービス利用実績検査手段を更に有して、前記利用実績検査手段が、発信済またはおよび着信応答済に係わる情報が所定の期間更新されていない加入者を特定したならば、発信済または着信応答済の時刻が直近の、または発信済または/および着信応答済の回数が所定の閾値よりも多い加入者を発信先として通知する。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
通話支援システムは、各加入者拠点に設置される電話端末1a〜1d、電話端末1a〜1dと通話支援サービス(以下、本サービスと称する)を利用する加入者の情報や本サービスの利用状況を管理する管理サーバ2を備えている。
尚、本図は、本システムのサービスを受けるメンバー同士で電話を掛け合う加入者であって、会話を希望する待機者の待機情報(電話を受けてもよい日時、曜日、時間帯、などの時期)を登録した電話端末1bを発信先として電話端末1aに発信先情報を提示して通話接続する動作を説明したもので、データ通信網4の説明は省略している。
先ず、電話を受けてもよい待機側の電話端末1bのユーザ(待機者)が、自電話端末1bの操作部12にある待機ボタンを押下する(S201)。
すると、電話端末1aは、電話機能通信部14に対して発信先情報における電話番号への発信を指示し、電話機能通信部14は、電話網3へ発信を行う(S210)。
図12については後述する。
尚、本図は、電話端末1aが会話要求をしたが、電話を受けられる状態にある待機者が存在しなかった場合における会話予約を行う動作を説明したもので、データ通信網4の説明は省略している。
先ず、電話端末1aのユーザが操作部12で会話要求ボタンを押下する(S301)。
すると、電話端末1aは、発信先指定要求を管理サーバ2に送信する(S302)。
すると、電話端末1aは、所定の期間経過後に再度会話要求、つまり発信先指定要求を再送するよう会話予約をする(S307)。
尚、会話予約はタイマの起動や予定時刻の設定によって行われる。
すると、電話端末1cは、管理サーバ2に対して待機情報を通知する(S309)。
すると、電話端末1aは、自電話機能通信部14に対して受信した発信先情報で指定された電話番号への発信を指示し、電話機能通信部14は、電話網3へ発信を行なう(S317)。
すると、電話端末1cの電話機能通信部14は、電話網3に対して応答を通知し(S321)、また、応答したことを検知した端末制御部16は、管理サーバ2に対して着信応答済を送信する(S322)。
尚、本図は、電話端末1aが会話要求をしたが、電話を受けられる状態にある待機者が存在しなかった場合における情報通知予約を行う場合の動作を説明したもので、データ通信網4の説明は省略している。
電話端末1aのユーザが操作部12で会話要求ボタンを押下する(S1301)。
すると、電話端末1aは、発信先指定要求を管理サーバ2に送信する(S1302)。
すると、電話端末1aは、管理サーバ2に対して所定の時刻または所定の時間経過後に再度発信先情報を通知するよう予約する(S1307)。
尚、通知予約はタイマの起動や予定時刻の設定によって行われる。
すると、電話端末1aは、電話機能通信部14に対して受信した発信先情報で指定された電話番号への発信を指示し、電話機能通信部14は、電話網3へ発信を行う(S1317)。
すると、電話端末1cの電話機能通信部14は、電話網3に対して応答を通知し(S1321)、また、応答したことを検知した端末制御部16は、管理サーバ2に対して着信応答済を送信する(S1322)。
また、予め登録した範囲の加入者や話題ジャンル一致する加入者を接続先として決定することで、ユーザは安心して活発な通話を行うことができ、各加入者が電話を掛けやすい環境を提供することができる。
また、お互いに電話を掛け合い、かつ通話を行うことによって、声のトーンやかすれや震えなどから心身状態を把握したり、会話から生活の状況や困りごとなどを把握し、相談し合えたりする機会を効果的に提供することができる。
また管理サーバ2は、発信先指定要求をした電話端末1aに発信を指示することで、発信の意思のある加入者側に通話料金が課金されるようになり、各加入者の通話料金負担の公平性が保たれる。
尚、本図は、電話機19から端末アダプタ1e経由で管理サーバ2に対して待機情報の登録と会話要求を行う動作を説明したもので、データ通信網4の説明は省略している。
電話機19から管理サーバ2に待機情報を登録する場合、先ず、電話機19のユーザがフックスイッチをオフフックする(S501)。
すると、端末アダプタ1eは、電話機19に対して発信音(DT)を送出する(S503)。
尚、本図では、ダイヤル「1・4」が14時から待機を開始し、ダイヤル「1・6」が16時で待機を終了し、またダイヤル「2」が、所定の話題ジャンル(ジャンル2)を指定する場合の例を示している。
また、待機情報を受信した管理サーバ2は、加入者情報記憶部23の当該待機情報を通知してきた加入者に対応する記憶エリアに受信した待機情報を記憶する(S507)。
すると、端末アダプタ1eは、電話機19に対して発信音(DT)を送出する(S513)。
また、発信開始ガイダンス送出中に所定のダイヤルを入力することで発信を開始してもよい。
電話機19から会話要求をする場合、先ず、電話機19のユーザがフックスイッチ191をオフフックする(S601、S602)。
すると、端末アダプタ1eは、電話機19に対して発信音(DT)を送出する(S603)。
ここで、電話機19のユーザがダイヤルキー192から予め指定された会話予約を示すダイヤルを入力する(S610、S611)。
尚、会話予約はタイマの起動や予定時刻の設定によって行われる。
その結果、管理サーバ2は、電話端末1aが待機中であると判断し、電話端末1bを発信先とした発信先情報を端末アダプタ1eに送信する(S618)。
この表示を確認したユーザがフックスイッチ191をオフフックすると、電話機19は、端末アダプタ1eからの呼び出し(着信)に応答する(S625、S626)。
管理サーバ2は、後述の図9のステップ904、ステップ909、ステップ910の処理および後述の図10の処理によって、本サービスの利用頻度が少ない加入者を特定して、会話の促進を行う。
本フローは、電話端末1a〜1dまたは端末アダプタ1e〜1fに電源が投入され、端末制御部16を中心とする各機能部が起動された時点で開始される(S800)。
S818で、相手応答を受信した場合(Yes)、電話端末1aまたは端末アダプタ1eは、通話状態となり、これに伴い、サーバ通信部11を介して管理サーバ2に発信済であることを送信し、通知する(S819)、S801に戻る。
S820で、発信中止操作を検知した場合(Yes)、発信を中止して(S821)、S801に戻る。
S832で、発信者情報の通知予約操作を検知した場合(Yes)、管理サーバ2に対して発信者情報通知予約を行い(S833)、S801に戻る。
S841で、着信応答操作を検知した場合(Yes)、電話機または端末アダプタは、サーバ通信部11を介して管理サーバ2に着信応答済情報を送信し、つまり、着信応答済であることを管理サーバ2に通知(着信側サービス利用状況通知)し(S842)、S801に戻る。
本フローチャートは、管理サーバ2に電源が投入され、サービス制御部22を中心とする各機能部が起動された時点で開始される(S900)。
尚、図示しないが前記当日通話回数は、所定の期間(例として24時間)経過で自動的にクリアされる。
S904で、要会話促進者検索の実行周期に達した場合(Yes)、要会話促進者検索の処理を起動する(S909)。
尚、この時、通話を受けられる加入者(待機者)を特定できなかった場合には、発信先情報を送信せず、予約時間を延長するよう構成してもよい。
図10のフローチャートに基づく動作は以下のとおりである。
本フローチャートは、図9のステップ906で起動される(S1000)。
本フローチャートは、図9のS909で起動される(S1100)。
管理サーバ2は、先ず、加入者情報記憶部23の記憶内容の各々を参照し(S1101)、最終通話日時(図12のV1210)の情報より最終通話から所定期間(例として48時間)サービスの利用が無かった加入者を、通話を促すことによる要会話促進者として特定し(S1103,Yes)、ステップ1104以降で通話接続できる可能性が高い待機中加入者の検索を行う。
加入者情報記憶部23には1加入者毎に、加入者名称V1201、電話番号V1202、待機時間V1203〜V1205、受け入れする話題ジャンルV1206〜V1208、当日通話回数V1209、最終通話日時V1210、通知予約時間V1211が記憶されている(V1221〜V1224)。
また、最終通話日時(V1210)は、電話端末または端末アダプタからの発信済または着信応答済の通知を受信した時点で更新する。
また、電話網は内線、外線(加入者線)、専用線、IP電話回線、携帯電話回線、国際回線など固有の回線に限定されない。
また、管理サーバ2に対する待機スケジュール(待機日時に関する情報)や話題ジャンルの登録や発信者情報の通知予約は、本発明の電話端末や端末アダプタ以外から行ってもよい。
(1)遠慮がちな人にも会話の機会を与えることができる。
(2)予め電話を受けてもよい時期を登録した相手を選択するので、繋がりやすい。
(3)サーバが発信を希望する人に発信先を通知し、発信者側端末が電話回線を介して通知された電話番号に発信するので、通話料金を負担する側が明確になる。
(4)サーバが検索する通話の相手先は、予め登録したメンバーの範囲であり、見知らぬ人同士が接続されることがなく、安心して利用できる。
(5)予め登録した話題や興味をもつメンバーの選択を指定することもでき、会話がしやすい。
(6)サーバまたはアダプタにおいて、所定の期間、発信も着信もしないメンバーを抽出し、発信を促すので、控えめなメンバーの利用を促進できる。
1d;端末アダプタ
11;サーバ通信部
12;操作部
13;表示部
14;電話機能通信部
15;送受話器
16;端末制御部
18;電話回線端末通信部
19;電話機
191;フックスイッチ
192;ダイヤルキー
193;表示器
194;送受話器
195;回線通信部
2;管理サーバ
21;端末通信部
22;サービス制御部
23;加入者情報記憶部
24;メール通信部
3;電話網
4;データ通信網
Claims (11)
- サービスの加入者情報とサービスの利用状況を管理する加入者情報管理サーバと、電話回線と接続し発着信通話を行い、またデータ通信回線を介して前記加入者情報管理サーバと接続する電話端末と、から構成され、加入者相互で電話を掛け合うことによって会話の機会を生成する通話支援システムであって、
前記加入者情報管理サーバは、
加入者各々の加入者名と電話番号を含む連絡先情報と、電話応答可能な日時を含む待機日時と、前記サービスを利用した利用回数のカウントおよび利用日時を含むサービス利用状況と、を対応付けて記憶する加入者情報記憶手段と、
前記電話端末のいずれかから待機日時に関わる情報またはサービス利用状況に係わる情報を受け付けたとき、当該情報を送信した電話端末の電話番号から前記加入者情報記憶手段に記憶された待機日時およびサービス利用状況を更新する待機日時・利用状況更新手段と、
前記電話端末のいずれかから発信先指定要求を受け付けたとき、所定のルールに従って前記加入者情報記憶手段に記憶された内容から連絡可能な加入者名および加入者の電話番号を抽出し、抽出した前記加入者名および当該加入者の電話番号を発信先情報として前記発信先指定要求を送信した前記電話端末に通知する発信先情報決定通知手段と、を有し、
前記電話端末は、
自電話端末のユーザから連絡可能な日時に係わる操作信号を受け付けたとき、当該連絡可能な日時を含む待機日時を前記加入者情報管理サーバに通知する待機日時通知手段と、
自電話端末のユーザから発信先指定要求操作信号を受け付けたとき、前記加入者情報管理サーバに発信先指定要求を送信する発信先指定要求送信手段と、
前記加入者情報管理サーバから発信先指定要求の応答として発信先情報を受信したとき、受信した発信先情報を自電話端末の表示部に表示させる発信先情報表示手段と、
前記発信先情報を表示後に、自電話端末のユーザから発信開始操作信号を受け付けたとき、前記電話回線を介して前記発信先情報で指定された電話番号への発信処理を実行する発信処理手段と、
前記発信処理を実行させた後、通話が確立されたことを検知したとき、前記加入者情報管理サーバに発信済情報を通知する発信側サービス利用状況通知手段と、
前記電話回線からの着信に対して自電話端末のユーザから応答操作信号を受け付け、通話が確立されたことを検知したとき、前記加入者情報管理サーバに着信応答済情報を通知する着信側サービス利用状況通知手段と、
を有することを特徴とする通話機会生成機能を有する通話支援システム。 - サービスの加入者情報とサービスの利用状況を管理する加入者情報管理サーバと、電話端末を収容すると共に電話回線と接続し発着信通話を行い、またデータ通信回線を介して前記加入者情報管理サーバと接続する端末アダプタと、から構成され加入者相互で電話を掛け合うことによって会話の機会を生成する通話支援システムであって、
前記加入者情報管理サーバは、
加入者各々の加入者名と電話番号を含む連絡先情報と、電話応答可能な日時を含む待機日時と、前記サービスを利用した利用回数のカウントおよび利用日時を含むサービス利用状況と、を対応付けて記憶する加入者情報記憶手段と、
前記端末アダプタのいずれかから待機日時に関わる情報またはサービス利用状況に係わる情報を受け付けたとき、当該情報を送信した端末アダプタに収容された電話端末の電話番号から前記加入者情報記憶手段に記憶された待機日時およびサービス利用状況を更新する待機日時・利用状況更新手段と、
前記端末アダプタのいずれかから発信先指定要求を受け付けたとき、所定のルールに従って前記加入者情報記憶手段に記憶された内容から連絡可能な加入者名および加入者の電話番号を抽出し、抽出した前記加入者名および当該加入者の電話番号を発信先情報として前記発信先指定要求を送信した前記端末アダプタに通知する発信先情報決定通知手段と、を有し、
前記端末アダプタは、
自アダプタが収容する電話端末から連絡可能な日時に係わる操作信号を受け付けたとき、当該連絡可能な日時を含む待機日時を前記加入者情報管理サーバに通知する待機日時通知手段と、
前記収容する電話端末から発信先指定要求操作信号を受け付けたとき、前記加入者情報管理サーバに発信先指定要求を送信する発信先指定要求送信手段と、
前記加入者情報管理サーバから発信先指定要求の応答として発信先情報を受信したとき、受信した発信先情報を前記収容する電話端末の表示部に表示させる発信先情報表示手段と、
発信先情報を表示後に、前記収容する電話端末から発信開始操作信号を受け付けたとき、前記電話回線を介して前記発信先情報で指定された電話番号への発信処理を実行する発信処理手段と、
前記発信処理を実行させた後、通話が確立されたことを検知すると、前記加入者情報管理サーバに発信済情報を通知する発信側サービス利用状況通知手段と、
前記電話回線からの着信に対して自アダプタが収容する電話端末から応答操作信号を受け付け、前記収容する電話端末との通話が確立されたことを検知したとき、前記加入者情報管理サーバに着信応答済情報を通知する着信側サービス利用状況通知手段と、
を有することを特徴とする通話機会生成機能を有する通話支援システム。 - 請求項1または請求項2に記載の通話支援システムにおいて、
前記加入者情報管理サーバの加入者情報記憶手段は、
会話を希望する話題ジャンルに関する情報を記憶し、
また、前記電話端末または前記加入者情報管理サーバと接続する端末アダプタの発信先指定要求送信手段は、
ユーザが希望する話題ジャンルに関する指定情報を受け付け、前記加入者情報管理サーバに通知する機能を更に具備し、
前記加入者情報管理サーバの発信先情報決定通知手段は、
前記加入者情報記憶手段に記憶された話題ジャンルと前記発信先指定要求送信手段が通知した話題ジャンルの一致性を判断して発信先を決定、通知する
ことを特徴とする通話機会生成機能を有する通話支援システム。 - 請求項1または請求項2に記載の通話支援システムにおいて、
前記電話端末または前記加入者情報管理サーバと接続する端末アダプタは、
前記加入者情報管理サーバから有効な発信先情報を取得できなかった場合に、発信を予約する発信予約手段を更に有し、
ユーザが前記発信予約手段を起動したとき、所定の期間経過後に前記発信先指定要求送信手段を自動的に起動する
ことを特徴とする通話機会生成機能を有する通話支援システム。 - 請求項1または請求項2または請求項4に記載の通話支援システムにおいて、
前記電話端末または前記加入者情報管理サーバと接続する端末アダプタは、
前記加入者情報管理サーバから有効な発信先情報を取得できなかった場合、前記加入者情報管理サーバに対して発信先情報の通知を予約する発信情報通知予約手段を有し、
前記加入者情報管理サーバは、
前記電話端末または前記端末アダプタの発信情報通知予約手段からの通知を前記加入者情報記憶手段に記憶し、前記通知で指定された日時または前記通知を受けた時点から所定の期間経過したとき、前記発信先情報決定通知手段を起動して前記予約をした前記電話端末または前記端末アダプタに発信先情報を通知する
ことを特徴とする通話機会生成機能を有する通話支援システム。 - 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4に記載の通話支援システムにおいて、
前記加入者情報管理サーバは、
定期または不定期に前記加入者情報記憶手段に記憶されたサービスの利用実績を検査するサービス利用実績検査手段を更に有し、
前記サービス利用実績検査手段が、発信済またはおよび着信応答済を受けて記録した最終利用日時に係わる情報が所定の期間更新されていない加入者を特定したとき、当該加入者の電話端末または端末アダプタに対して前記発信先情報決定通知手段を起動して発信先情報を通知する
ことを特徴とする通話機会生成機能を有する通話支援システム。 - 請求項6に記載の通話支援システムにおいて、
前記サービス利用実績検査手段が、前記発信済及び/又は前記着信応答済を受けて記録した最終利用日時に係わる情報が所定の期間更新されていない加入者を特定した場合に起動する発信先情報決定通知手段は、
前記発信済または前記着信応答済の時刻が直近及び/又は前記発信済または前記着信応答済の回数が所定の閾値よりも多い加入者を抽出し決定する
ことを特徴とする通話機会生成機能を有する通話支援システム。 - サービスの加入者情報とサービスの利用状況を管理する加入者情報管理サーバと、電話回線と接続し発着信通話を行い、またデータ通信回線を介して前記加入者情報管理サーバと接続する電話端末と、を備え、加入者相互で電話を掛け合うことによって通話の機会を生成する通話支援システムにおける通話支援方法であって、
前記加入者情報管理サーバは、
加入者各々の加入者名と電話番号を含む連絡先情報と、電話応答可能な日時を含む待機日時と、前記サービスを利用した利用回数のカウントおよび利用日時を含むサービス利用状況と、を対応付けて記憶する加入者情報記憶ステップと、
前記電話端末のいずれかから待機日時に関わる情報またはサービス利用状況に係わる情報を受け付けたとき、当該情報を送信した電話端末の電話番号から前記加入者情報記憶ステップにおいて記憶された待機日時およびサービス利用状況を更新する待機日時・利用状況更新ステップと、
前記電話端末のいずれかから発信先指定要求を受け付けたとき、所定のルールに従って前記加入者情報記憶ステップにおいて記憶された内容から連絡可能な加入者名および加入者の電話番号を抽出し、抽出した前記加入者名および当該加入者の電話番号を発信先情報として前記発信先指定要求を送信した前記電話端末に通知する発信先情報決定通知ステップと、を有し、
前記電話端末は、
自電話端末のユーザから連絡可能な日時に係わる操作信号を受け付けると、当該連絡可能な日時を含む待機日時を前記加入者情報管理サーバに通知する待機日時通知ステップと、
自電話端末のユーザから発信先指定要求操作信号を受け付けたとき、前記加入者情報管理サーバに発信先指定要求を送信する発信先指定要求送信ステップと、
前記加入者情報管理サーバから発信先指定要求の応答として発信先情報を受信したとき、受信した発信先情報を自電話端末の表示部に表示させる発信先情報表示ステップと、
前記発信先情報を表示後に、自電話端末のユーザから発信開始操作信号を受け付けたとき、前記電話回線を介して前記発信先情報で指定された電話番号への発信処理を実行する発信処理ステップと、
前記発信処理を実行させた後、通話が確立されたことを検知したとき、前記加入者情報管理サーバに発信済情報を通知する発信側サービス利用状況通知ステップと、
前記電話回線からの着信に対して自電話端末のユーザから応答操作信号を受け付け、通話が確立されたことを検知したとき、前記加入者情報管理サーバに着信応答済情報を通知する着信側サービス利用状況通知ステップと、
を有することを特徴とする通話支援方法。 - サービスの加入者情報とサービスの利用状況を管理する加入者情報管理サーバと、電話機を収容すると共に電話回線と接続し発着信通話を行い、またデータ通信回線を介して前記加入者情報管理サーバと接続する端末アダプタと、を備え、加入者相互で電話を掛け合うことによって通話の機会を生成する通話支援システムにおける通話支援方法であって、
前記加入者情報管理サーバは、
加入者各々の加入者名と電話番号を含む連絡先情報と、電話応答可能な日時を含む待機日時と、前記サービスを利用した利用回数のカウントおよび利用日時を含むサービス利用状況と、を対応付けて加入者情報記憶手段に記憶する加入者情報記憶ステップと、
前記端末アダプタのいずれかから待機日時に関わる情報またはサービス利用状況に係わる情報を受け付けたとき、当該情報を送信した端末アダプタに収容された電話機の電話番号から前記加入者情報記憶手段に記憶された待機日時およびサービス利用状況を更新する待機日時・利用状況更新ステップと、
前記端末アダプタのいずれかから発信先指定要求を受け付けたとき、所定のルールに従って前記加入者情報記憶手段に記憶された内容から連絡可能な加入者名および加入者の電話番号を抽出し、抽出した前記加入者名および当該加入者の電話番号を発信先情報として前記発信先指定要求を送信した前記端末アダプタに通知する発信先情報決定通知ステップと、を有し、
前記端末アダプタは、
自端末アダプタが収容する電話機から連絡可能な日時に係わる操作信号を受け付けたとき、当該連絡可能な日時を含む待機日時を前記加入者情報管理サーバに通知する待機日時通知ステップと、
前記収容する電話機から発信先指定要求操作信号を受け付けたとき、前記加入者情報管理サーバに発信先指定要求を送信する発信先指定要求送信ステップと、
前記加入者情報管理サーバから発信先指定要求の応答として発信先情報を受信したとき、受信した発信先情報を前記収容する電話機の表示部に表示させる発信先情報表示ステップと、
発信先情報を表示後に、前記収容する電話機から発信開始操作信号を受け付けたとき、前記電話回線を介して前記発信先情報で指定された電話番号への発信処理を実行する
発信処理ステップと、
前記発信処理を実行させた後、通話が確立されたことを検知したとき、前記加入者情報管理サーバに発信済情報を通知する発信側サービス利用状況通知ステップと、
前記電話回線からの着信に対して自アダプタが収容する電話機から応答操作信号を受け付け、前記収容する電話機との通話が確立されたことを検知したとき、前記加入者情報管理サーバに着信応答済情報を通知する着信側サービス利用状況通知ステップと、
を有し、通話の機会を生成することを特徴とする通話支援方法。 - 電話回線を介して加入者相互の通話を可能とする複数の電話端末にデータ通信回線を介して接続され、前記複数の電話端末の発信側電話端末と着信側電話端末との間での通話を支援する加入者情報管理サーバであって、
前記電話端末の加入者情報および加入者サービス利用実績情報を記憶する記憶手段と、
前記加入者情報は、加入者名、電話番号、電話応答可能な日時を含む待機情報を含み、前記加入者サービス利用実績情報は、通話支援サービスを利用した通話回数および利用日時を含むサービス利用状況に係る情報を含み、
前記電話端末の何れかから前記待機情報または前記サービス利用状況に係る情報を受付けたとき、前記記憶手段の加入者情報を更新する待機日時・利用状況更新手段と、
前記電話端末の発信側電話端末から発信先指定要求を受け付けたとき、前記記憶手段に記憶された加入者情報から連絡可能な加入者名、加入者名の電話番号を抽出し、当該抽出した加入者名および電話番号を発信先情報として、前記発信先指定要求を行った前記発信側電話端末に通知する発信先情報決定通知手段と、
前記発信側電話端末と前記着信側電話端末の間で通話が確立したとき、前記発信側電話端末から通話の確立を示す発信済情報および前記着信側電話端末から通話の確立を示す着信応答済情報を受信し、実績情報として前記記憶手段に記録する手段と、
を有し、
前記複数の電話端末間の通話機会を生成し、加入者同士の通話を支援することを特徴とする加入者情報管理サーバ。 - 複数の電話端末の発信側電話端末と着信側電話端末との間での通話を支援し、発信先情報を決定、通知する機能を有する発信先情報決定通知手段を含む加入者情報管理サーバにデータ通信回線を介して接続され、電話回線を介して前記複数の電話端末での加入者相互の通話を可能とする電話端末であって、
前記発信側電話端末のユーザから会話要求を受けたとき、発信先指定要求を前記加入者情報管理サーバに送信する手段と、
前記発信先指定要求に応じて前記加入者情報管理サーバから発信される前記着信側電話端末の電話番号を含む発信先情報を受信する手段と、
前記加入者情報管理サーバから前記発信先情報を受信したとき、前記発信先情報の電話番号を持つ前記着信側電話端末への発信開始を電話機能部に指示する手段、
を有し、前記複数の電話端末の加入者相互での電話の掛け合いを可能とする電話端末であって、
前記加入者情報管理サーバの発信先情報決定通知手段から有効な発信先情報を取得できなかった場合、前記加入者情報管理サーバに対して、日時を含む発信先情報の通知を予約する発信情報通知予約手段を有し、
前記発信先情報の日時または前記通知した時点から所定の期間経過したとき、前記加入者情報管理サーバの発信先情報決定通知手段から前記予約した発信先情報を受信し、通話ボタンを操作したとき、当該発信先情報で指定された電話番号へ発信する
ことを特徴とする電話端末。
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