JP6638527B2 - 車両用装置、車両用プログラム - Google Patents
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Description
図1に示すように、車両用システム1は、車両用装置としてのECU2(Electronic Control Unit)、撮像部としてのカメラ3、ミリ波レーダ4、センサ類5、視線検出部6、投影装置7、スピーカ8、マイク9等により構成されている。
道路情報取得部10cは、カメラ3で撮像した画像に基づいて、走行中の道路に関する情報であって、少なくとも路幅を含む道路情報を取得する。本実施形態では、白線23(図2参照)の内側、つまりは、道路の両端に描かれている白線23間の距離を、路幅として取得する。
車幅取得部10gは、カメラ3で撮像した画像に基づいて、車両DB11aを参照してすれ違い車両21の車種を特定し、特定した車種に対応付けられている車幅を、すれ違い車両21の車幅として取得する。
カメラ3は、CCDカメラやCMOSカメラで構成されており、自車両20の進行方向の風景を撮像する。ミリ波レーダ4は、電波を放射し、物体で反射した反射波に基づいて、物体までの距離を検出する。センサ類5は、例えば赤外線センサや近接センサ等により構成されており、周辺の物体を検出する。
前述のように、車幅感覚や3次元的な認識能力あるいは操作技術が相対的に低い初級者の運転者の場合、提示されたアドバイスにしたがって運転することが難しく、また、すれ違いが可能であるかどうかを他車両に近づいてからしか把握できないことがある。その結果、他車両に接近し過ぎて回避行動が取れなくなったり、必要以上に退避してしまって壁等に接触するリスクが高まったりするおそれがある。そして、他車両とすれ違うこと自体が運転者の心理的負担になった結果、焦ってしまい操作ミスや判断ミスが生じることが要因の1つであると考えられる。
すれ違いの可否を判定すると、ECU2は、すれ違い位置まで区間に存在する物体を検出し(S18)、物体が自車両20の車幅内に位置しているか否かを判定する(S19)。より具体的には、ECU2は、現在位置からすれ違い位置までの区間において進路を変更することなく走行した場合に、その物体が自車両20の車幅内に位置することになるか否かを判定する。
一方、ECU2は、物体が自車両20の車幅内に位置していると判定した場合には(S19:YES)、障害物と接触する可能性が「有」または高いとする(S21)。つまり、ECU2は、そのまま走行すると、障害物と接触する可能性がある、または高いと判定する。
このように、ECU2は、カメラ3で撮像した画像に基づいて、すれ違い車両21との接触の可能性を運転者に提示する。
ECU2は、カメラ3で撮像した画像に基づいて、当該進行方向において自車両20とすれ違う可能性があるすれ違い車両21が存在するか否かを判定し、すれ違い車両21が存在している位置をすれ違い位置として特定し、少なくとも路幅を含む道路情報を取得し、自車両20がすれ違い位置に到達したと仮定した場合における自車両20の位置を推定位置として特定し、推定位置における自車両20を仮想的に示す画像である推定画像(G1)を生成し、投影装置7を用いて推定画像(G1)を運転者の視野に重ならせて表示させることによって、すれ違い位置における自車両20とすれ違い車両21との位置関係、つまりは、接触の可能性を運転者に提示する。
ECU2は、カメラ3で撮像した画像に基づいて、すれ違い車両21の車幅を取得する。これにより、勾配のある道路等においても、正確に車幅を特定することができ、接触の有無の判断をより正確に行うことができる。
ECU2は、自車両20が進路を変更することなくすれ違い位置まで走行すると仮定した場合において、すれ違い車両21以外で自車両20と接触する可能性のある障害物が存在するか否かを判定し、障害物を示す画像である障害物画像を運転者の視野に重なるように表示させる。これにより、すれ違い車両21との接触だけでなく、障害物との接触についても運転者に提示することができる。
本発明は、上記した実施形態にて例示したものに限定されることなく、その要旨をを逸脱しない範囲で任意に変形あるいは拡張することができる。
Claims (8)
- 自車両(20)の進行方向を撮像する撮像部(3)で撮像した画像に基づいて、当該進行方向において自車両(20)とすれ違う可能性があるすれ違い車両(21)が存在するか否かを判定するすれ違い車両判定部(11a)と、
前記すれ違い車両(21)が存在している位置をすれ違い位置として特定するすれ違い位置特定部(10b)と、
前記撮像部(3)で撮像した画像に基づいて、走行中の道路に関する情報であって、少なくとも路幅を含む道路情報を取得する道路情報取得部(10c)と、
自車両(20)が前記すれ違い位置に到達したと仮定した場合における自車両(20)の位置を、推定位置として特定する推定位置特定部(10d)と、
前記推定位置における自車両(20)を仮想的に示す画像である推定画像を生成する画像生成部(10e)と、
投影面に画像を投影する投影装置(7)を用いて前記推定画像を運転者の視野に重ならせて表示させることによって、前記すれ違い位置において自車両(20)と前記すれ違い車両(21)とが接触する可能性を運転者に提示する提示部(10f、8)と、
前記撮像部(3)で撮像した画像に基づいて、車種、当該車種の外観、および当該車種の車幅が少なくとも予め登録されている車両データベースを参照して前記すれ違い車両(21)の車種を特定し、特定した車種に対応付けられている車幅を、前記すれ違い車両(21)の車幅として取得する車幅取得部(10g)と、を備え、
前記推定位置特定部(10d)は、前記路幅の中心位置に沿って走行して前記すれ違い位置に到達したと仮定した場合における自車両(20)の位置を、前記推定位置として特定し、
前記推定位置特定部(10d)は、前記中心位置に対する自車両(20)と前記すれ違い車両(21)との位置関係に基づいて、前記推定位置を特定する車両用装置。 - 自車両(20)の進行方向を撮像する撮像部(3)で撮像した画像に基づいて、当該進行方向において自車両(20)とすれ違う可能性があるすれ違い車両(21)が存在するか否かを判定するすれ違い車両判定部(11a)と、
前記すれ違い車両(21)が存在している位置をすれ違い位置として特定するすれ違い位置特定部(10b)と、
前記撮像部(3)で撮像した画像に基づいて、走行中の道路に関する情報であって、少なくとも路幅を含む道路情報を取得する道路情報取得部(10c)と、
自車両(20)が前記すれ違い位置に到達したと仮定した場合における自車両(20)の位置を、推定位置として特定する推定位置特定部(10d)と、
前記推定位置における自車両(20)を仮想的に示す画像である推定画像を生成する画像生成部(10e)と、
投影面に画像を投影する投影装置(7)を用いて前記推定画像を運転者の視野に重ならせて表示させることによって、前記すれ違い位置において自車両(20)と前記すれ違い車両(21)とが接触する可能性を運転者に提示する提示部(10f、8)と、
自車両(20)が進路を変更することなく前記すれ違い位置まで走行すると仮定した場合において、前記すれ違い車両(21)を除いた自車両(20)と接触する可能性のある障害物が存在するか否かを判定する障害物判定部(10h)と、を備え、
前記提示部(10f、8)は、前記障害物を示す画像である障害物画像を運転者の視野に重なるように表示させることによって、当該障害物の存在を運転者に提示する車両用装置。 - 前記推定位置特定部(10d)は、前記路幅の中心位置に沿って走行して前記すれ違い位置に到達したと仮定した場合における自車両(20)の位置を、前記推定位置として特定する請求項2記載の車両用装置。
- 前記すれ違い位置特定部(10b)は、前記すれ違い車両(21)の実際の車幅と撮像された画像における前記すれ違い車両(21)の大きさとに基づいて前記すれ違い車両(21)までの距離を求め、自車両(20)から当該求めた距離だけ離間した位置を、前記すれ違い位置として特定し、
前記画像生成部(10e)は、前記すれ違い位置までの距離に基づいて現在位置からみた場合の前記すれ違い位置における自車両(20)の見た目の大きさを求め、求めた自車両(20)の見た目の大きさに基づいて前記推定画像を生成する請求項1記載の車両用装置。 - 前記提示部(10f、8)は、前記すれ違い位置まで走行したと仮定した場合において自車両(20)が前記すれ違い車両(21)に接触する可能性に基づいた提示を行う請求項1から4のいずれか一項記載の車両用装置。
- 前記画像生成部(10e)は、前記推定画像を、前記すれ違い位置まで走行した場合に自車両(20)が前記すれ違い車両(21)と接触する可能性があるか否かを視覚的に識別可能に生成する請求項1から5のいずれか一項記載の車両用装置。
- 車両用装置(2)の制御部(10)に、
自車両(20)の進行方向を撮像する撮像部(3)で撮像した画像に基づいて、当該進行方向において自車両(20)とすれ違う可能性があるすれ違い車両(21)が存在するか否かを判定する処理と、
前記すれ違い車両(21)が存在している位置をすれ違い位置として特定する処理と、
前記撮像部(3)で撮像した画像に基づいて、走行中の道路に関する情報であって、少なくとも路幅を含む道路情報を取得する処理と、
自車両(20)が前記すれ違い位置に到達したと仮定した場合における自車両(20)の位置を、推定位置として特定する処理と、
前記推定位置における自車両(20)を仮想的に示す画像である推定画像を生成する処理と、
投影面に画像を投影する投影装置を用いて前記推定画像を運転者の視野に重ならせて表示させることによって、前記すれ違い位置において自車両(20)と前記すれ違い車両(21)とが接触する可能性を運転者に提示する処理と、
前記撮像部(3)で撮像した画像に基づいて、車種、当該車種の外観、および当該車種の車幅が少なくとも予め登録されている車両データベースを参照して前記すれ違い車両(21)の車種を特定し、特定した車種に対応付けられている車幅を、前記すれ違い車両(21)の車幅として取得する処理と、
前記路幅の中心位置に沿って走行して前記すれ違い位置に到達したと仮定した場合における自車両(20)の位置を、前記推定位置として特定する処理と、
前記中心位置に対する自車両(20)と前記すれ違い車両(21)との位置関係に基づいて、前記推定位置を特定する処理と、
を実行させる車両用プログラム。 - 車両用装置(2)の制御部(10)に、
自車両(20)の進行方向を撮像する撮像部(3)で撮像した画像に基づいて、当該進行方向において自車両(20)とすれ違う可能性があるすれ違い車両(21)が存在するか否かを判定する処理と、
前記すれ違い車両(21)が存在している位置をすれ違い位置として特定する処理と、
前記撮像部(3)で撮像した画像に基づいて、走行中の道路に関する情報であって、少なくとも路幅を含む道路情報を取得する処理と、
自車両(20)が前記すれ違い位置に到達したと仮定した場合における自車両(20)の位置を、推定位置として特定する処理と、
前記推定位置における自車両(20)を仮想的に示す画像である推定画像を生成する処理と、
投影面に画像を投影する投影装置を用いて前記推定画像を運転者の視野に重ならせて表示させることによって、前記すれ違い位置において自車両(20)と前記すれ違い車両(21)とが接触する可能性を運転者に提示する処理と、
自車両(20)が進路を変更することなく前記すれ違い位置まで走行すると仮定した場合において、前記すれ違い車両(21)を除いた自車両(20)と接触する可能性のある障害物が存在するか否かを判定する処理と、
前記障害物を示す画像である障害物画像を運転者の視野に重なるように表示させることによって、当該障害物の存在を運転者に提示する処理と、
を実行させる車両用プログラム。
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